関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

ゆりの木 (2020年02月)【東京国立博物館のお店】

先週の土曜日に東京国立博物館に行った際、展示を観る前に東洋館に隣接する「ホテルオークラレストラン ゆりの木」でお茶してきました。このカフェは以前にも記事にしましたが7年前なので再度ご紹介しようと思います。

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【店名】
 ホテルオークラレストラン ゆりの木

【ジャンル】
 レストラン/カフェ

【公式サイト】
 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=124#yurinoki
 食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13129190/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 上野駅

【近くの美術館】
 東京国立博物館(館内)
 東京都美術館
 国立科学博物館
 国立西洋美術館
 東京藝術大学大学美術館
 黒田記念館
 上野の森美術館
 東京文化会館
 上野動物園
  など

【この日にかかった1人の費用】
 1000円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_③_4_5_快適

【混み具合・混雑状況(土曜日17時頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
ここはいつもは混んでいますが、この日は空いていました。近年は外国人観光客が多い東京国立博物館ですが、この時期は新型コロナウィルスが中国で蔓延し 日本にも一部に入ってきたこともあり、外国人観光客はほとんどいない状態で日本人も少なめでした。

さて、このお店は東博の本館と東洋館の間にあるお店で、カフェというよりはレストランとなっています。カレーもあれば天丼やらワンタンやらもあって和食・洋食・中華が揃っているようです。何度か利用していますが この日は久々でした。(いつもは混んでいるので他に行ってましたw)
 参考記事:ゆりの木 【上野界隈のお店】

中はこんな感じ。
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美術館の中のお店の割にはファミレスみたいな感じですが、接客が素早くて頼んだ品もすぐ出てきました。

この日はカウンター席につきました
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ここだと庭園を観ながらお茶することができます。

この日はチーズケーキセット(1000円)を頼みました。
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まずはチーズケーキ。甘さはかなり控えめでほんのり香る程度です。ベリーのソースは香り濃いめで酸味がありました。普通に美味しい

飲み物はコーヒーにしました。
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こちらは軽い酸味と少々の苦味で、バランスが良くて無難に美味しかったです。
どちらも飛び抜けてる訳ではないけど、十分に美味しく落ち着くことができました。まあ内容の割には値段はちょっと高いかなw


ということで、展覧会前に一息入れて 入館のピークタイムをやり過ごすことができました。ただ意外と閉まるのが早くて金曜日・土曜日の夜間開館の日でも18時までとなっているので注意が必要です。東博で疲れたらここで休むのもよろしいかと思います。


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奇蹟の芸術都市バルセロナ (感想後編)【東京ステーションギャラリー】

今日は前回に引き続き東京ステーションギャラリーの「奇蹟の芸術都市バルセロナ」についてです。前編では1~3章についてご紹介しましたが、後編では残りの4~6章についてご紹介していこうと思います。まずは概要のおさらいです

 → 前編はこちら

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【展覧名】
 奇蹟の芸術都市バルセロナ

【公式サイト】
 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202002_barcelona.html

【会場】東京ステーションギャラリー
【最寄】東京駅

【会期】2020年2月8日(土)~4月5日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
上階に比べると下階のほうがやや空いていて概ね自分のペースで観ることができました。引き続き各章ごとに気に入った作品と共にご紹介して参ります。


<4章 「四匹の猫」>-
4章は「四匹の猫」というサロン的なカフェについてのコーナーです。3章でも観てきたラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョル、ミケル・ウトリリョ、ペラ・ルメウの4人はパリのカフェ「黒猫」(シャ・ノワール)からヒントを得てバルセロナに「四匹の猫」を開きました。 ここにはバルセロナ内外から芸術家たちが集まり、芸術談義をしたり展覧会、音楽会、人形劇、朗読会などの催しが行われ雑誌・パンフレットなども発刊したようです。そうした発刊物には若い芸術家に手掛けさせていたようで、グループ展でも後進の画家を参加させて活動の機会を与えていたようです。そんな「四匹の猫」にはピカソも18歳の頃から通い、初の展覧会を開いたり芸術家同士の交流を持っていたようです。ここにはそうした活動を伝える品々が並んでいました。

まずは人形劇や影絵のパンフレットやポスターがありました。ラモン・カザスの「影絵芝居のポスター」はロートレックを思わせるデザインで、パリのカフェ文化からの影響がうかがえます。また、人形劇の人形もあり当時の「四匹の猫」で大人気だったそうです。大人だけでなく子供向けの公演もあったらしいので幅広く支持されていたのかも知れません。

4-21 リカル・カナルス 「カフェ・コンセール」
こちらは観客席から舞台で踊る踊り子たちを眺めている構図の絵画です。手前には演奏している楽団や着飾った女性たちの姿もあります。割と筆致が粗めで印象派のような感じで、題材的にもドガなどを思い起こしました。当時の賑やかな様子が生き生きと伝わってきます。この画家はセザンヌなどポスト印象派も含めて研究していたそうで、フランス風な絵に見えました。

この隣にあった同じ画家の「化粧」という作品もマネを彷彿とする主題でした。

4-9 10 ラモン・カザス 「貞奴の肖像」「川上音二郎の肖像」
こちらは日本人の夫妻をモデルにした素描の肖像画です。2人の一座は欧米各地で日本舞踊や歌舞伎を披露して人気を博したのですが、この絵は1902年に3日間のバルセロナ公演を行った際、カザスが自宅のアトリエに招いて描いたようです。やや不安げな様子で座る洋装の貞奴と、寛いだ感じで足を組む川上音二郎が対照的に思えます。素早い筆致でやや簡素ではありますが表情が読み取れるほどに特徴を捉えていました。
 参考記事:文化のみち二葉館の写真 (名古屋編)

4-19 エルマン・アングラダ・カマラザ 「夜の女」
こちらは花柄の黄色いドレスを着た女性の肖像で、胸に手を当てて微笑んでいます。足をやや捻って優美なポーズとなっていて、背景も薄緑色の花柄で華やいだ印象を受けます。等身大くらいあるので見栄えが良く、筆致は粗めですが妖しい色気が漂っていました。

続いては四匹の猫でのピカソについてのコーナーです。ピカソは14歳頃からバルセロナに住んでいて、四匹の猫に通い画家たちとの交流の中でエル・グレコを意識した作品やデッサンを数多く残したようです。主催者のラモン・カザスにも対抗意識を持っていたようで、既にこの頃から評価は高かったそうです。

4-27 パブロ・ピカソ 「エル・グレコ風の肖像」
こちらは顎髭を生やした黒髪の男性が描かれ、背景も黒で溶け込むように見えます。縦に引き伸ばされた感じの筆跡で、顔も細長くなっているので確かにエル・グレコに影響されていることが伺えます。ピカソの貴重な初期作品を観られて驚きでした。

この近くにはピカソが手掛けた雑誌の挿絵もありました。また、友人のカルラス・カザジェマスの「酒場のジェルメーヌ」という絵がありました。カルラス・カザジェマスは失恋して自殺するわけですが、恐らくその女性を描いているようです。彼の自殺はピカソにも大きなショックを与え、「青の時代」に移るきっかけになりました。

4-13 イジドラ・ヌネイ 「ジプシー女の横顔」
こちらは赤い服を着た黒髪に褐色の肌のジプシー女が描かれた作品です。俯いて疲れた感じの後ろ姿となっていて、全体的にくすんだ色彩で 背景は緑がかっていて、服の赤が強めに見えても派手さは無く貧しく沈んだ印象を受けます。解説によると、この画家はかつては風景を中心に描いていたようですが、病に苦しむ人々を目にしてから都市に生きる貧しい人や病人・社会の底辺に追いやられた人などを描くようになったそうです。そしてその主題はピカソにも大きな影響を与えたそうで、確かにピカソの青の時代の寂しげな雰囲気と共通するものを感じました。


<5章 ノウサンティズマ - 地中海へのまなざし>
続いては「ノウサンティズマ」という芸術家派についてのコーナーです。1898年の米西戦争敗北を機にスペイン中央政府との対立が激しくなったカタルーニャでは民族性を重視する保守的思想が強くなったそうで、3章でご紹介した芸術運動(ムダルニズマ)のようなアール・ヌーヴォー的な表現様式は形骸化したものとみなされ批判の対象となっていったようです。そして代わりに地中海文明への回帰を特徴とした「ノウサンティズマ」というローカルな表現様式が生まれたようです。ここにはそうした作品が並んでいました。

5-7 ジュアキム・スニェー 「森の中の三人の女たち」
こちらは畑の見える樹の下で3人の裸婦が描かれた作品です。ポーズを取ったり、座ったり、様子を伺う仕草をしたりと三者三様となっていますが、色彩・構図・描法などはセザンヌそのものと言った感じです。背景に現実風景があるのはマネみたいな…。まあエクス・アン・プロヴァンスもバルセロナからそれほど遠くないとは思うけど、やっぱりフランス風なのでは…w 「ノウサンティズマ」って何だろう?と逆に分からなくなりましたw

5-4 ホアキン・トーレス=ガルシア 「村の女たち」
こちらは様々な果実を籠に淹れて運ぶ3人の女性と、座っている1人の女性を描いた作品です。平面的な描法で、解説によると地中海的な古典美やアルカイックな造形が特徴となっているようです。何処と無くドニの神話を描いた作品などに似ているように思えましたが、牧歌的で理想郷のような光景となっていました。

5-9 パブロ・ガルガーリョ 「ピカソの頭部」
こちらは前髪を分けたピカソの頭部の彫刻で、遠くから観てもピカソと分かるw キュビスム的な要素もありつつ単純化の具合が面白く、風貌や特徴をよく捉えていました。

この近くにはカダファルクによる「1917年開催予定のバルセロナ国際博覧会俯瞰図」という計画図もありました。この博覧会は第一次大戦の影響により1929年に延期され、この案の完全な実現には至らなかったそうです。当時の写真やポスターもあり、ポスターはアール・デコ風でした。


<6章 前衛美術の勃興、そして内戦へ>
最後はミロやダリをはじめとする前衛美術の勃興と スペイン内戦の頃に関するコーナーです。1906年にバルセロナにダルマウ画廊がオープンし、この店のオーナーのジュゼップ・ダルマウは かつて四匹の猫で個展も開いた元画家で、アートディーラーになった人物のようです。この画廊では国内外の新しい芸術を紹介し、若い前衛芸術家に刺激を与えると共に 彼らを国際市場へと送り出していきました。ジョアン・ミロやサルバトール・ダリもそうした画家で、この画廊から世界へと進出したようです。また、モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエに影響を受けたバルセロナの建築家たちも新時代の建築を示し 建築界でも前衛運動が起きたようです。しかし1930年にダルマウ画廊は経済的な理由で閉廊し、1934年になると10月革命によってスペイン情勢に暗雲が立ち込め 前衛芸術の流れが絶たれてしまいます。さらに1936年7月18日についに内戦が勃発し、以後長い独裁が続きます(民主化するのはなんと1977~78年頃です) ここにはそうした内戦時代直前までの品が並んでいました。

6-1 メラ・ムッテルミルヒ 「画商ジュゼップ・ダルマウの肖像」
こちらはソファに腰掛けてポケットに手を入れている画商ジュゼップ・ダルマウを描いた肖像です。こちらをじっと観ているような視線を感じます。かなり大胆な筆致で、ざらついたマチエールとなっていて 塗り残しのような白い部分も多くあります。個性的な画風で驚きました。

6-4 ジュアン・ミロ 「花と蝶」 ★こちらで観られます
こちらは横浜美術館でよく見かける作品で、晩年のミロの画風とは異なった画風です。花瓶に入った木と蝶が描かれ、みんな正面を向いて描かれています。それが何とも平面的でシュールな雰囲気で、控えめな色彩と共に素朴さすら感じられました。明るい色彩で有名なミロの作品とは思えないほどですw なお、ミロは1918年にダルマウ画廊で初個展を開催したそうです。この画廊で大いに刺激を受けて前衛芸術に大きな関心を寄せてセザンヌ、ゴッホ、フォーヴ、キュビスムなどを吸収していったのだとか。

この隣にあったミロの「赤い扇」はフォーヴ的な作品でした。

6-11 サルバドール・ダリ 「ヴィーナスと水兵(サルバット=パパサイットへのオマージュ)」
こちらは1925年にダルマウ画廊で開いた初個展に出品された作品です。水兵がヴィーナスを後ろから抱くような感じで、恐らく建物から海を見ているような光景です。キュビスム的な面もありつつ新古典主義の時代のピカソの作風に近いものを感じます。(というか、遠目で観てピカソかと思ったw) 水兵とヴィーナスという突拍子もない組み合わせがシュールで、既にシュルレアリスムへの傾倒の萌芽がみられました。

この近くにはピカソの作品などもありました。

6-30 ル・コルビュジエ 「無題(バルセロナ陥落)」
こちらは絵画のリトグラフで、2人の人物が描かれた作品となっています。狭い所に押し込められているように身をかがめていて、タイトルから察するにスペイン内戦でのバルセロナの抑圧ぶりを表現しているのではないかと思います。キュビスムを発展させたピュリスムでの表現となっていて、ル・コルビュジエの画家としての一面がよく分かる作品でした。
 参考記事:ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代 感想前編(国立西洋美術館)

内戦前にル・コルビュジエはバルセロナを訪れていたようで、その時の写真などもありました。当時のバルセロナの建築家に関する資料などもあります。

スペイン内戦は反乱軍が勝利し、フランコ将軍の軍事独裁時代となりました。フランコ政権下では公的な場でのカタルーニャ語の使用が禁止されるなど、カタルーニャは再び抑圧の時代を迎えます。(またかという感じですね…)

6-27 パブロ・ピカソ 「フランコの夢と嘘Ⅱ」
こちらは共和国陣営への支援金を得る為の版画作品です。漫画のようにいくつかのコマ割りがあり、そこに戯画的な感じで人々が描かれているのですが、手を挙げて苦しむ人や殺される母子などショッキングな場面となっています。「フランコの夢と嘘」を描いた年には有名な「ゲルニカ」も描いているので、フランコとそれを支援したナチスへの怒りが込められているように思えました。

6-25 ジュアン・ミロ 「スペインを救え」
こちらもスペイン内戦中の1937年に開催されたパリ万博のスペイン共和国パビリオンで共和国陣営への支援金を募るために販売されたポスターです。力こぶを見せる農民らしき人が描かれ、画面下には「私はファシスト陣営に対して時代遅れの暴力しか認めない。その反対の陣営に対しては計り知れない創造性を持った人々を認める。その創造性は世界を圧倒する力をスペインに与えるだろう。」と書いてあるそうです。ミロの力強く屈しない姿勢がそのまま現れているような作品でした。


ということで、後半はピカソ、ミロ、ダリといった巨匠を輩出した背景を知ることが出来ました。合わせてカタルーニャやスペインの歴史も知ることができるので、バルセロナに旅行に行ったことがある方や行ってみたい方にオススメの展示です。



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奇蹟の芸術都市バルセロナ (感想前編)【東京ステーションギャラリー】

2週間ほど前に東京駅の東京ステーションギャラリーで「奇蹟の芸術都市バルセロナ」を観てきました。メモを多めに取ってきましたので、前編・後編に分けてご紹介していこうと思います。

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【展覧名】
 奇蹟の芸術都市バルセロナ

【公式サイト】
 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202002_barcelona.html

【会場】東京ステーションギャラリー
【最寄】東京駅

【会期】2020年2月8日(土)~4月5日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
予想以上に混んでいて、場所によっては人だかりが出来るくらいでした。

さて、この展示はスペインのカタルーニャ自治州の州都であるバルセロナをテーマとしていて、バルセロナの近代化を促進させた都市計画の誕生(1859年)からバルセロナ万博(1888年)を経てスペイン内戦(1936~39年)までの80年間の歴史と芸術を紹介する内容となっています。バルセロナというとスペインの東端にあるスペイン第二の大都市というイメージがありますが、実際には他のスペインの州とは異なる文化圏で、言葉もカタルーニャ語を用いていたり、近年ではカタルーニャの独立運動がしばしばニュースになったりします。この展示ではバルセロナの芸術が花開くまでの流れを観ると共に、その苦難の歴史を知ることもできるので、その辺りの事情も見えてくるように思えました。構成は6つの章に分かれていましたので、詳しくは各章ごとに気に入った作品と共にご紹介していこうと思います。


<プロローグ>
まずは近代化前についてのコーナーです。現在のカタルーニャ州はフランス国境に近い逆三角形の自治区で、カタルーニャ語を話し独自の文化を持っています。キリスト教・イスラム教・地中海の古代文明が交錯した場所(かつてローマやイスラムなどに支配されたことがあります)で、バルセロナは中世盛期には海洋貿易で黄金期を迎えたようです。しかし15世紀末のスペインの統一後はマドリードが政治・経済・文化の中心地となりバルセロナは輝き失って行き、新大陸発見によって低迷に追い打ちをかけられたようです。さらに1701年~1714年のスペイン継承戦争では王位継承者を指名されたブルボン家ではなくハプスブルク家に与して戦い、敗北してバルセロナは陥落し カタルーニャの地方特権は剥奪されて公的な場でのカタルーニャ語を禁止されるなど決定的な痛手を受けたようです。そしてバルセロナには監視要塞が作られるなど抑圧された時期が続きましたが、18世紀から20世紀前半に独自の文化が花開いて行くことになります。

このプロローグは地図と歴史の紹介のみとなっていました。前述の監視要塞の存在が後々重要となってきます。


<1章 都市の拡張とバルセロナ万博>
続いて1章はバルセロナ万博までのコーナーです。18世紀初頭になるとカタルーニャは植民地との貿易や産業革命に伴い徐々に活気を取り戻していきました。しかしその一方でバルセロナは人口増加と衛生環境が悪化し、コレラなどが蔓延したようです。その為、旧壁を取り壊しと都市の拡張が急務となり、1859年にイルダフォンス・サルダーによる都市拡張プランが採用されました。このプランは旧壁を取り払い 街を碁盤の目のように整備するもので、これによってバルセロナの近代化が進み、1888年には監視要塞の跡地で万国博覧会も開催されました。この時期にはカタルーニャ独自の言語と文化の復興運動「ラナシェンサ」も興り、文化的アイデンティティも確立していったようです。ここにはそうした時代の作品が並んでいました。

1-1 アウゼビ・アルナウ 「バルセロナ」
こちらは冠を被って目を閉じている女性像で、バルセロナを擬人化したブロンズ像です。冠には鎖状の飾りがあり、カタルーニャ州やバルセロナなどの紋章などが表されているようです。台座部分が石灰石となっていて、それもバルセロナ旧市街地で取れたものを使うなど徹底した郷土愛が感じられます。重厚で厳粛な雰囲気があり、気高い美人となっていました。

1-6 モデスト・ウルジェイ 「共同墓地のある風景」
こちらは横長の画面に広い荒れ地の中にある共同墓地の門と壁が描かれています。夕日で空が赤くなり、人が全くいない光景が寂しげです。荒涼としていてバルセロナの歴史の悲哀が感じられました。

この近くには『ラベンス』というカタルーニャの文芸復興運動「ラナシェンサ」を担った雑誌も展示されていました。言葉は文化そのものなので、こうした流れはバルセロナの文化にとって重要なものでしょうね。

1-10 G. L. ルイス 「1888年バルセロナ万博のポスター」
こちらはバルセロナ万博の会場を正面から描いたポスターです。抑圧の象徴だった要塞の跡地が会場で、鉄塔やレンガで作られた左右対称の巨大な建物がそびえています。手前にはスペイン・イスラーム建築の意匠をオマージュした凱旋門などもあって非常に洗練された雰囲気です。近くには当時の写真のコピーもあり、凱旋門はかなり大きく30~40mくらいはありそうに見えました。屈辱的だった場所がハレの舞台となるとは劇的な万博ですね。

この近くには万博内にあったジャポニスム風のレストランの壁画の写真と、その壁画の参考となった瀧澤清「潜龍堂画譜 魚類之部」などもありました。

1-9 ジュアン・プラネッリャ 「織工の娘」
こちらは織工の機械に向かう10歳くらいの少女を描いた作品です。周りは暗く、少女と機械に光が当たったような明暗の強い場面となっています。淡々と作業をしているようで、奥の方にそれをじっと観る男性らしき影があるのがちょっと怖い。当時の貧富の差や過酷な労働の悲哀を感じさせる作品でした。

1-8 フランセスク・マスリエラ 「1882年の冬」
こちらはフードを被って ふわふわの毛皮で口元を隠している若い女性を描いた作品です。やや上目がちに何処かを見つめているような表情かな。毛のふわふわした質感や寒さに震えている様子など細部まで丹念な描写となっています。解説によると、この作品のタイトルになっている1882年に パリの株式市場の大暴落が起きてバルセロナの経済は一気に衰退したそうで、寒そうな様子は不安げな表情はそれを予見するようでもあるとのことでした。


<2章 コスモポリスの光と影>
続いてはバルセロナの建築や庶民の暮らしに関するコーナーです。1875年に建築家資格を授与できる公的な機関となったバルセロナ建築学校ではリュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーの指導のもとアントニ・ガウディやジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクなどが巣立っていきました。中でも拡張地域のグラシア通りにある「不和の街区」はカタルーニャ建築の精華を伝える一画となっているようで、そこには
カダファルクの「カザ・アマッリェー」
ドゥメナクの「カザ・リェオー・ムレラ」
ガウディの「カザ・バッリョー」
があります。この「不和の街区」は神話のパリスの審判に由来するそうで、3柱の女神が誰が一番美しいか競った話なので、3つの建物をそれになぞらえているものと思われます。依頼主は経済発展を支えた上流階級やブルジョワだったようです。
一方、労働者階級には生活格差への不満があり、しばしば爆弾テロも行われ「爆弾の都市」とも呼ばれていたようです。ここにはそうしたバルセロナの光と影の部分が紹介されていました。

2-12 13 アントニ・ガウディ(デザイン)、カザス・イ・バルデス工房 「カザ・バッリョーの組椅子」「カザ・バッリョーの扉」 ★こちらで観られます
こちらは「カザ・バッリョー」の為の椅子と扉で、椅子は木製の椅子が2つくっついているようなデザイン、扉は有機的な丸みのある装飾で凹凸がついています。いずれもカザ・バッリョーの全体の雰囲気によく合っていて、家具も含めて1つの作品であるように思えました。

この辺には「カザ・バッリョー」の映像が流れていました。骨や貝殻を思わせる優美なデザインで、ガラス片が散りばめられた壁面となっています。ガウディの魅力が詰まった建物です。

その先はドゥメナクの「カザ・リェオー・ムレラ」のコーナーで、ムレラというのは桑の実のことだそうです。映像を観るとステンドグラスやたくさんの彫刻がある装飾的な建物で、花柄が多くてアール・ヌーヴォーに通じるものを感じるかな。寄せ木を使っているのもそう感じさせました。机や椅子も展示されています。

2-10 ガスパー・オマー、ジュゼップ・ペイ(デザイン)、ジュアン・カレラス・ファレー(彫刻)、ジュアン・サガラ・イ・フィス(寄木象嵌) 「庭の婦人」
こちらは寄せ木でできた女性の後姿を表した作品です。ドレスを着た線の細い感じの美人で、平面的な感じなのでナビ派のような印象を受けるかな。寄せ木とは思えないほど繊細な色調で表現されていました。

その先はカダファルクの「カザ・アマッリェー」のコーナーで、中世ゴシックを思わせる折衷様式となっています。三角屋根が階段状になっているのが面白く、北欧の破風にも似ているようです。ここには図面や花柄の装飾タイルなどもあり、タイルは赤・オレンジ・緑などでツヤがあり色鮮やかでした。

2-31 ルマー・リベラ 「休息」
こちらはピンクのドレスの女性が赤いソファで横になって休んでいる様子が描かれた作品です。疲れて倒れ込んだような感じで、その後ろには食卓と給仕らしき姿が見えます。豪華な生活ぶりの貴族の日常といった所でしょうか。解説によると、この頃 上流階級が理想とした豪奢で壮麗な生活を表象する作品が好まれたそうで、こちらはまさにその代表のような作品でした。

この近くにはアール・ヌーヴォー的なポスターがありました。また、バルセロナでも東洋趣味が流行したようで、七宝などを使った作品もありました。

2-30 ルマー・リベラ 「夜会のあとで」 ★こちらで観られます
こちらは豪華な調度品に囲まれ ソファに座って靴を脱いでいる白いドレスの女性を描いた作品です。背景には日本の屏風のような衝立があったり団扇らしきものも見受けられます。女性は穏やかで寛いでいる雰囲気があり、緊張から開放された姿のように思えました。

2-40 リカル・ウピス 「アナーキストの集会」
こちらはストライキの様子を描いた作品で、大きく口を開けて何かを叫ぶ人や拳を振り上げる人など多くの労働者が描かれています。臨場感と熱気が伝わってくるようで、当時の人々の怒りの様子が伺えます。
この隣には爆弾テロが起きた祭を描いた作品もありました。一見するとにぎやかな祭の絵ですが、当時の人々はそれを観て悲劇を想起したようです。この時代は労働者にとっては決して楽なものじゃなかったようですね。

上階はこの辺までとなり次の章から下階となります。


<3章 パリへの憧憬とムダルニズマ>
3章はラモン・カザスとサンティアゴ・ルシニョルという2人の巨匠画家についてのコーナーです。2人はパリと母国の往来を繰り返し、新しい様式や手法を吸収し故郷の芸術に新しい可能性を見出そうとしました。確かな技量と表現力を持つラモン・カザスはパリの人々を描いた作品や、社会的な主題の大作、肖像、企業ポスターなどを手掛けています。そして後に「四匹の猫」というグループでも中心的な役割を担っていました(それについては4章の内容となります) もう1人のサンティアゴ・ルシニョルは画家でありながら文学者・美術コレクター・総合芸術オーガナイザーの資質も持っていたようです。シッジャスという小さい村を拠点とし分野の垣根を超えた総合芸術の祭典「ムダルニズマ祭」を主催しました。ルシニョルはエル・グレコの再評価運動を行った功績も大きく、後にピカソもエル・グレコから影響を受けています。
また、こうした新しい芸術の一方でキリスト教の道徳観に基づく芸術を目指す「サン・リュック美術協会」という団体も生まれたようで、ここにはそうした芸術家たちの作品も並んでいました。

3-7 ミケル・ウトリリョ 「シュザンヌ・ヴァラドン」
こちらはユトリロの母であるシュザンヌ・ヴァラドンを描いた肖像画です。ミケル・ウトリリョはバルセロナの画家で美術評論家でもあったそうで、一応はユトリロの父(認知した父)ということになっています。ヴァラドンは斜め横向きでやや不機嫌そうな感じに見えます。写実的で輪郭が強めの画風となっていました。

3-3 ラモン・カザス 「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの室内」
こちらはパリのモンマルトルの有名な店の店内で、丸いテーブルに3人の男女が座っています。手前の女性は横を向いて周りの様子を観ていて、奥の2人は抱き合うように寄り添っています。背景には2階に座っている人の姿もあり、あちこちに人の気配が感じられるかな。筆致は粗めで題材やロケーションも印象派やロートレックなどを思い起こします。解説によるとカザスはこの店の敷地内のアパルトマンに滞在していたこともあったのだとか。完全にパリの絵といった雰囲気でした。

3-2 サンティアゴ・ルシニョル 「ムーラン・ド・ラ・ギャレットでのミケル・ウトリリョ」
こちらは大型作品で、店の門の前に立つミケル・ウトリリョが描かれています。帽子に黒い服でポケットに手を入れてステッキをついた姿となっていてダンディな出立ちです。ややぼんやりした筆致ですが、落ち着いた色調でカザスよりも写実的な感じに思えました。

この近くにはカザスが挿絵を描いた『風車小屋便り』という随筆もありました。モンマルトルの生活の様子を伝えたものだそうです。

3-15 ジュゼップ・リモーナ 「初聖体拝領」
こちらは聖体(パン)を受け取ろうと口を開ける少女と胸に手を当てて目を閉じて不安げに待つ少女を表した彫像です。唇は赤く塗られていて、表情や動きにかなりリアリティがあります。ロダンやルネサンスの巨匠から影響を受けたそうで、劇的な印象を受けました。解説によるとこの作者はカトリックの芸術団体「サン・リュック美術協会」の設立の中心的な役割を担ったそうで、それも納得の実力の高さとなっていました。

この近くには同じくサン・リュック美術協会でジュゼップ・リモーナの兄弟であるジュアン・リモーナの「読書」という絵もありました。シスターの読書姿を描いていて、静けさ漂う作品です。

3-10 サンティアゴ・ルシニョル 「夢想」
こちらはベッドで白い玉のようなものを静かに観ている黒髪の女性が描かれた作品です。全体的に青みがかっている静かな雰囲気で、エル・グレコからの影響が考えられるようです。また、この女性は物思いに耽っているように見えて 実はモルヒネ中毒者の姿とのことで、作者自身も腎臓の痛みを抑えるためにモルヒネ中毒となっていたようです。そう聞くと死を連想させるようにも思えました。

3-8 サンティアゴ・ルシニョル 「青い中庭」
こちらは青い壁に囲まれた中庭の様子を描いた作品です。井戸や洗濯物干しがあり、女性が洗濯カゴを抱えています。全体的に明るく軽やかな色彩で、特に青が爽やかな光景となっていました。


ということで長くなってきたので今日はここまでにしておこうと思います。バルセロナというとガウディが特に有名ですが、それだけでなく様々な芸術家を知ることができて満足度高めです。後半もバルセロナの芸術の系譜を観ることができましたので、次回はそれについてご紹介の予定です。
 → 後編はこちら



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映画 「1917 命をかけた伝令」 (ややネタバレあり)

この前の日曜日に映画 「1917 命をかけた伝令」を観てきました。この記事にはネタバレが含まれますので、ネタバレなしで観たい方はご注意ください。

DSC05592_20200219012703c82.jpg

【作品名】
 1917 命をかけた伝令

【公式サイト】
 https://1917-movie.jp/

【時間】
 2時間00分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_③_4_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
かなり混んでいて注目度の高さが伺えました。

さてこの映画はアカデミー賞で撮影賞・録音賞・視覚効果賞の3部門を受賞した戦争もので、1917年の第一次世界大戦の西部戦線をテーマにした内容となっています。特に話題となっているのは全編ワンカットとなる長回しで、まるでその場の一員になっているような視点で戦場への伝令を一部始終観ていくことになります。ここからはネタバレとなりますが、実際にはワンカットではなく いくつかの映像を繋げているようで、普通に観ている分にも2回ほど途切れる箇所があります。それでも延々と続く映像は驚異的で、どうやって撮っているのか分からないようなシーンも多々あります。全編に渡って緊張感があり 予測がつかない展開と相まって戦場の臨場感がありました。
話はごくシンプルで台詞もそれほど無いものの、長回しでこれだけ完璧な演技が続くのもやはり画期的です。セットもリアルで、どこまでも戦場が続いているような感覚になります。第一次世界大戦で悪名高い塹壕もあちこちにあり、戦火で破壊された街もある等 当時の様子も追体験するような作りでした。まあ、ストーリーはそうした描写の為みたいな展開かなw 割と偶然過ぎるだろ…と思うシーンもいくつかあるし、今までの戦争映画と違うメッセージ性があるかと言うと その点は特筆する所はなかったと思います。

と、言うことで映像と緊迫感が凄いのは間違い無い作品でした。映像で1つだけ不満があるとしたらIMAXでの上映劇場が少なすぎる点です。これこそIMAXで観たいのに…。可能な限り映像と音響の良い映画館で観ておきたい作品だと思います。 それにしてもこれだけの映像をどうやって作ったのかも興味が湧くところで、メイキング映像などが出たら観てみたいと思いました。観終わってからも興味が増すのは名作の証ですね。



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MICHELLE(ミシェル) 【浦和界隈のお店】

前回までご紹介した埼玉県立近代美術館に行った後、隣の浦和に移動して うらわ美術館の裏手にあるMICHELLE(ミシェル)というお店でコーヒーを買いました。

DSC05584_20200217012240ab5.jpg

【店名】
 MICHELLE(ミシェル)

【ジャンル】
 カフェ

【公式サイト】
 https://www.instagram.com/michelle_urawa/
 食べログ:https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11050863/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 浦和駅

【近くの美術館】
 うらわ美術館

【この日にかかった1人の費用】
 1000円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_③_4_5_快適

【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
満席状態となっていましたので、お店で頂くのではなくテイクアウトにしました。席はテーブル4席とカウンター3席しかないのですぐに満席になってしまいそうです。

さて、こちらは うらわ美術館の入っているビルの裏手辺りに最近できたカフェで、雑誌『BRUTUS』のコーヒーの号にも載ったハンドドリップのこだわりのお店です。先に会計をして店内ではセルフサービスになっているなど、スタイルとしてはブルーボトル等に似ているように思います。

店内はこんな感じ。個人のお店なのでそれほど広くはありません。
DSC05579_20200217012234a28.jpg
シンプルですっきりとした印象です。ガラス張りで入りやすいのも良い感じ。

コーヒーは5~6種類あり、ストレートとブレンドがあります。
DSC05581.jpg
それぞれに説明があってフレーバーやロースト具合もわかりやすくなっています。
この日、私はグァテマラ。奥さんはブレンドにしました。グァテマラはカカオ・チョコレート、グレープフルーツ、クリーミーな質感、甘い余韻と説明されています。この日のブレントはブラジル6、ニカラグア3、エチオピア1の割合で、丸みのある口当たり、甘く長い余韻とのことでした。

待っている間ハンドドリップしている様子も観られます。
DSC05582.jpg
その場で豆をひくところからやるので、1杯あたり5分くらいはかかると思います。時間はかかるけどこれが美味しさに繋がるのでゆっくり待ちました。

こちらはご主人がじっくりと抽出している様子。
DSC05580.jpg
少しづつ注いで丁寧に淹れてくれます。この時点でいい香りが店内に広がります。

この日はチョコケーキも買ってテイクアウト。とりあえず写真w
DSC05586.jpg
グァテマラはコクと軽い苦味があって香りにも深みがあります。非常に美味しくて説明通りクリーミーな味わいです。ブレンドも少し貰って飲んだところ、軽い酸味と苦味がありグァテマラとは全然違うフレーバーです。こちらはバランスが良くて一層に飲みやすかったと思います。チョコケーキはナッツの香りがして、食べると濃厚なチョコの風味がします。小さいものの満足度高めです。


ということで、かなり本格的なコーヒーを楽しむことができました。ここは うらわ美術館のすぐ近くなので、合わせて訪れてみるのも良いかと思います。特にストレートコーヒーが好きな方にオススメのお店です。

おまけ:
この後 うらわ美術館へ…と行きたかったところですが、メンテナンスで休館中でしたw 



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