サボり過ぎてちょっと間が開きました。今年も1月から色々観て回っていたので、まとめてダイジェストでご紹介しておこうと思います。
・世界のこどもたちの絵画展 (S-Gallery 粛粲寶美術館)
・桃源郷通行許可証 (埼玉県立近代美術館)
・おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり (SOMPO美術館)
・マン・レイと女性たち (神奈川県立近代美術館 葉山館)
・山口蓬春の画室から見る日本画家のまなざし (山口蓬春記念館)
・江戸絵画の華〈第1部〉若冲と江戸絵画 (出光美術館)
・特別企画「大安寺の仏像」 (東京国立博物館 本館)
・博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年 (東京国立博物館 平成館)
・150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物 (東京国立博物館 表慶館)
・レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 (東京都美術館)

【展覧名】
世界のこどもたちの絵画展
【公式サイト】
https://www.sakaimachi.jp/shukusampo-museum.html
【会場】S-Gallery 粛粲寶(しゅくさんぽう)美術館
【最寄】無し
【会期】2023年1月5日~2月26日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
こちらは初めて訪れる美術館で、どちらかというと境町の隈研吾 氏の建物めぐりで訪れました。小さな美術館なので30分程度で観て回れるかな。この日は子供の絵画展の過去の受賞作などが並んでいました。点数はそれほどないのですが、子供ならではの純真な雰囲気の作品や大人も驚くような発想の作品などがあり、予想以上に楽しめました。一部、遠藤彰子 氏の作品もあってそれも良かったです。
ついでに茨城県境町の隈研吾 氏の建物めぐりをご紹介。(美術館を含めて現在6つ。7つ目も計画があるそうです)

これは美術館の隣りにあるS-Lab。この建物は干芋の研究所なので入ることはできません
これも美術館に隣接しているHOSHIIMONO100Café(ほしいもの百貨)

ここは干芋のカフェで、美術館とセットで訪れるのも良さそうです。この日はあいにく正月休みでしたw
こちらは美術館などから歩いて10分ほどにある道の駅さかい にあるSHED さかい河岸レストラン 茶蔵

ここでお弁当を買ったのですが常陸牛のローストビーフ弁当がコスパ良くて非常に美味しかったです。
こちらは同じく道の駅にある さかいサンド。

13時くらいに行ったら商品全部売り切れでしたw 大人気でオシャレな外観です。
そして1つだけ離れているモンテネグロ会館

ここは東京駅直結の高速バス乗り場からは近く、それに乗って帰りました。
他にも自動運転バスが走っていたり、面白い街でした。直結バスで東京から1時間ちょっとくらいで行ける穴場の建築巡りスポットです。

【展覧名】
桃源郷通行許可証
【公式サイト】
https://pref.spec.ed.jp/momas/2022tougenkyo
【会場】埼玉県立近代美術館
【最寄】北浦和駅
【会期】2022年10月22日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
こちらは古今東西のアーティストによる埼玉県立近代美術館のコレクションが並ぶ内容で、一部は撮影可能となっていました。普段とは違う見せ方で、それほど脈絡は無いように思えましたが、どこか響き合うような組み合わせとなっていたのが面白く感じられました。普段よく観る作品もちょっと違って見えたかも
じゃあその分、常設はどうなってるんだろ?と思ったら、常設室が一変するような大胆な構成となっていました。

こちらには何度も足を運んでいますが過去一番の気合の入りっぷりだったように思えますw 常設と合わせて記憶に残りそうです。

【展覧名】
おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
【公式サイト】
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2021/botanical-art/
【会場】SOMPO美術館(旧館名:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
【最寄】新宿駅
【会期】2022年11月05日(土)~2023年1月15日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらはタイトルの通り植物画をテーマにした内容となっていました。基本的には写実的で博物的な感じの作品が多いのですが、その背景となる時代の様子や園芸家の話、当時の食生活なんかも盛り込まれていて、それも合わせて楽しめました。
撮影可能なところもあったのでいくつかご紹介。

タイトルの通り美味しそうで香りまで漂って来そうですw
こちらも瑞々しく表現されています。

実物よりやや濃い目の色彩に思えるけど、これが一番美味しそうに見えたかなw
こちらはテーブルセット。

アーツ・アンド・クラフツ運動などにも言及していました。
単に綺麗なだけでなく、こうした付随した話が多かったので今後の鑑賞の参考にもなりそうな展示でした。

【展覧名】
マン・レイと女性たち
【公式サイト】
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2022-man-ray
【会場】神奈川県立近代美術館 葉山館
【最寄】逗子駅
【会期】2022年10月22日(土)~ 2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは最終日1日前に行ったので結構多くの人で賑わっていました。マン・レイの作品の中でも特に女性をテーマにしたもので、立体作品や写真など幅広く紹介されていました。どれもウィットに富んだ面白い作品ばかりで、かなり満足度の高い内容なので図録も購入しました。マン・レイの女性関係などもキャプションに書かれていたので、そういった背景を知りながら観ると知ってる作品でも深みを感じたかな。これは昨年に見ていたら2022年のベスト展示に食い込んでいたかも??
ついでに周辺も見て回ったのですが、やはりここのカフェ/レストランが好きです。

海が見えて、デザートはテラス席もあります。トンビが来るのでお食事はテラスではできないようですがw
そしてこの美術館から徒歩5分くらいのところには加地邸があります。設計はフランク・ロイド・ライトの弟子の遠藤新。

年末にNHKで実写版の『岸辺露伴は動かない』をやってましたが、ここは主人公の岸辺露伴のお家としてロケ地になっています。ジョジョファンも注目の建物です。

【展覧名】
山口蓬春記念館 令和4年度 初冬企画展
山口蓬春の画室から見る日本画家のまなざし
【公式サイト】
https://www.hoshun.jp/2022/11/4-3.html
【会場】山口蓬春記念館
【最寄】逗子駅
【会期】2022年12月3日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
葉山館に訪れたらここもセットで訪れたいところです。日本画家の山口蓬春が住んでいた場所で、今は記念館となっています。点数はそれほどないものの、自身の作品のみならず蒐集した作品(尾形光琳もある)などが観られました。
館内はほとんど撮影不可ですが、ここは撮ってもOK

大開口の窓からは庭園が望めます。裏手側には枯山水のような庭もあり、侘びた雰囲気でした。
ここは閉館時間が早めなので、それだけご注意。

【展覧名】
江戸絵画の華〈第1部〉若冲と江戸絵画
【公式サイト】
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/
【会場】出光美術館
【最寄】有楽町駅
【会期】2023年1月7日(土)~2月12日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらはタイトルの通り伊藤若冲をはじめ、江戸絵画の個性派のコレクションが並ぶ展示となっていました。特に若冲はタイル画のような「鳥獣花木図屏風」が展示され、さらに1部屋くらい水墨画が並んでいて見応えがありました。現在は2部になっているのでもう若冲はありませんが、2部の琳派もここのコレクションは素晴らしいのでそちらも観に行こうと思っています。

【展覧名】
特別企画「大安寺の仏像」
【公式サイト】
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2555
【会場】東京国立博物館 本館 11室
【最寄】上野駅
【会期】2023年1月2日(月・休) ~ 2023年3月19日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間20分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは特別企画ということで常設の一角(仏像のコーナー)で展示されていました。奈良市の大安寺は日本最初の国立寺院で、その歴史は古く貴重な仏像なのですが 珍しい仏様が多かったのが印象的でしたw
撮影可能だったので、こちらは不空羂索観音菩薩立像。

他にも楊柳観音や聖観音などもありました。
この日の国宝室は伊藤若冲の「玄圃瑤華」でした

国宝ではないですが、これだけの名品をじっくり観られるのは嬉しい。モノクロで洗練されたデザインが素晴らしいですね。

【展覧名】
博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年
【公式サイト】
https://mim
【会場】東京国立博物館 平成館 企画展示室
【最寄】上野駅
【会期】2023年1月2日(月・休) ~ 2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは毎年恒例の干支をテーマにした展示。今年は平成館で開催されました。タイトルの通り兎をモチーフにした作品が勢ぞろいしたものですが、兎はモチーフにされることが少ないせいか12年前に観た時と割りと被ってる品が多かったように思えますw 兎モチーフだけでなく、兎亳盞(とごうさん)のような兎を関した器などもあり、思った以上にバラエティは豊かでした。
ちなみに皇后様はうさぎ年生まれらしく、この展示を私的に観覧されたのだとか。
この兎が特に可愛かった

走っている感じがよく表現されています。
しかし、「博物館に初もうで」は以前に比べると特別な品があまり出品されなくなって残念。物凄い混雑になるのでやめたのかな。。。

【展覧名】
150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物
【公式サイト】
https://150ourtreasure.jp/
【会場】東京国立博物館 表慶館
【最寄】上野駅
【会期】2022年11月2日(水) ~ 2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは予想以上の激混みで、若者で賑わっていました。中身は150年後に国宝になっていそうなものを並べたものなのですが、これが中々にカオスw ゴジラやプリキュアのようなサブカルのキャラクターもいればお菓子や量子暗号など各方面様々で、日本発祥の品が所狭しと並んでいました。若干、選者の趣味を並べただけではないか?と勘ぐってしまいますがw
私の世代はやはりこれを推したいw

色が黄色くなってるのに時代を感じますね

【展覧名】
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
【公式サイト】
https://www.egonschiele2023.jp/
【会場】東京都美術館
【最寄】上野駅
【会期】2023年1月26日(木)~4月9日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは非常に混んでいました。この規模のシーレ展は30年ぶりということですが、シーレが半分でもう半分はウィーン分離派の作品等といった感じでしょうか。シーレに影響を与えた様子などを交えながらクリムトなどもあるのでそれはそれで見応えがあります。シーレは何処となく不穏で生きる痛みのようなものを感じる画風や、赤裸々な感じの作品があり強烈な印象を残します。これは掛け値なしで必見の展示だと思うので、洋画好きの方にはオススメです。かなり満足したので図録も購入しました。
1部屋だけ撮影可能となっていました。

色使いやムラが独特の風合いに思えます。風景画も面白い。
ということで、1月は終わりそうな展示を中心に回っていましたw まだ開催中のシーレ展などオススメの展示もあるので参考にしていただければと思います。
1月は美術館以外に建物めぐりをしていました。こちらは代々木上原の東京ジャーミイ。見学自由ですが土日などにはガイドツアーもありそれを利用しました。

この時はまだトルコの地震は発生していませんでしたが、今はこちらで寄付することもできます。見学時に親切にしていただいたこともあり私はYahoo!を使って少しですが寄付させていただきました。
最近はインスタにシフトしつつありますw 東京ジャーミイの写真なども載せてありますので、アカウントをお持ちの方はインスタも宜しくお願い致します。
インスタ:https://www.instagram.com/artanuki/
・世界のこどもたちの絵画展 (S-Gallery 粛粲寶美術館)
・桃源郷通行許可証 (埼玉県立近代美術館)
・おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり (SOMPO美術館)
・マン・レイと女性たち (神奈川県立近代美術館 葉山館)
・山口蓬春の画室から見る日本画家のまなざし (山口蓬春記念館)
・江戸絵画の華〈第1部〉若冲と江戸絵画 (出光美術館)
・特別企画「大安寺の仏像」 (東京国立博物館 本館)
・博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年 (東京国立博物館 平成館)
・150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物 (東京国立博物館 表慶館)
・レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 (東京都美術館)


【展覧名】
世界のこどもたちの絵画展
【公式サイト】
https://www.sakaimachi.jp/shukusampo-museum.html
【会場】S-Gallery 粛粲寶(しゅくさんぽう)美術館
【最寄】無し
【会期】2023年1月5日~2月26日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
こちらは初めて訪れる美術館で、どちらかというと境町の隈研吾 氏の建物めぐりで訪れました。小さな美術館なので30分程度で観て回れるかな。この日は子供の絵画展の過去の受賞作などが並んでいました。点数はそれほどないのですが、子供ならではの純真な雰囲気の作品や大人も驚くような発想の作品などがあり、予想以上に楽しめました。一部、遠藤彰子 氏の作品もあってそれも良かったです。
ついでに茨城県境町の隈研吾 氏の建物めぐりをご紹介。(美術館を含めて現在6つ。7つ目も計画があるそうです)

これは美術館の隣りにあるS-Lab。この建物は干芋の研究所なので入ることはできません
これも美術館に隣接しているHOSHIIMONO100Café(ほしいもの百貨)

ここは干芋のカフェで、美術館とセットで訪れるのも良さそうです。この日はあいにく正月休みでしたw
こちらは美術館などから歩いて10分ほどにある道の駅さかい にあるSHED さかい河岸レストラン 茶蔵

ここでお弁当を買ったのですが常陸牛のローストビーフ弁当がコスパ良くて非常に美味しかったです。
こちらは同じく道の駅にある さかいサンド。

13時くらいに行ったら商品全部売り切れでしたw 大人気でオシャレな外観です。
そして1つだけ離れているモンテネグロ会館

ここは東京駅直結の高速バス乗り場からは近く、それに乗って帰りました。
他にも自動運転バスが走っていたり、面白い街でした。直結バスで東京から1時間ちょっとくらいで行ける穴場の建築巡りスポットです。

【展覧名】
桃源郷通行許可証
【公式サイト】
https://pref.spec.ed.jp/momas/2022tougenkyo
【会場】埼玉県立近代美術館
【最寄】北浦和駅
【会期】2022年10月22日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
こちらは古今東西のアーティストによる埼玉県立近代美術館のコレクションが並ぶ内容で、一部は撮影可能となっていました。普段とは違う見せ方で、それほど脈絡は無いように思えましたが、どこか響き合うような組み合わせとなっていたのが面白く感じられました。普段よく観る作品もちょっと違って見えたかも
じゃあその分、常設はどうなってるんだろ?と思ったら、常設室が一変するような大胆な構成となっていました。

こちらには何度も足を運んでいますが過去一番の気合の入りっぷりだったように思えますw 常設と合わせて記憶に残りそうです。

【展覧名】
おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
【公式サイト】
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2021/botanical-art/
【会場】SOMPO美術館(旧館名:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
【最寄】新宿駅
【会期】2022年11月05日(土)~2023年1月15日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらはタイトルの通り植物画をテーマにした内容となっていました。基本的には写実的で博物的な感じの作品が多いのですが、その背景となる時代の様子や園芸家の話、当時の食生活なんかも盛り込まれていて、それも合わせて楽しめました。
撮影可能なところもあったのでいくつかご紹介。

タイトルの通り美味しそうで香りまで漂って来そうですw
こちらも瑞々しく表現されています。

実物よりやや濃い目の色彩に思えるけど、これが一番美味しそうに見えたかなw
こちらはテーブルセット。

アーツ・アンド・クラフツ運動などにも言及していました。
単に綺麗なだけでなく、こうした付随した話が多かったので今後の鑑賞の参考にもなりそうな展示でした。

【展覧名】
マン・レイと女性たち
【公式サイト】
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2022-man-ray
【会場】神奈川県立近代美術館 葉山館
【最寄】逗子駅
【会期】2022年10月22日(土)~ 2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは最終日1日前に行ったので結構多くの人で賑わっていました。マン・レイの作品の中でも特に女性をテーマにしたもので、立体作品や写真など幅広く紹介されていました。どれもウィットに富んだ面白い作品ばかりで、かなり満足度の高い内容なので図録も購入しました。マン・レイの女性関係などもキャプションに書かれていたので、そういった背景を知りながら観ると知ってる作品でも深みを感じたかな。これは昨年に見ていたら2022年のベスト展示に食い込んでいたかも??
ついでに周辺も見て回ったのですが、やはりここのカフェ/レストランが好きです。

海が見えて、デザートはテラス席もあります。トンビが来るのでお食事はテラスではできないようですがw
そしてこの美術館から徒歩5分くらいのところには加地邸があります。設計はフランク・ロイド・ライトの弟子の遠藤新。

年末にNHKで実写版の『岸辺露伴は動かない』をやってましたが、ここは主人公の岸辺露伴のお家としてロケ地になっています。ジョジョファンも注目の建物です。

【展覧名】
山口蓬春記念館 令和4年度 初冬企画展
山口蓬春の画室から見る日本画家のまなざし
【公式サイト】
https://www.hoshun.jp/2022/11/4-3.html
【会場】山口蓬春記念館
【最寄】逗子駅
【会期】2022年12月3日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
葉山館に訪れたらここもセットで訪れたいところです。日本画家の山口蓬春が住んでいた場所で、今は記念館となっています。点数はそれほどないものの、自身の作品のみならず蒐集した作品(尾形光琳もある)などが観られました。
館内はほとんど撮影不可ですが、ここは撮ってもOK

大開口の窓からは庭園が望めます。裏手側には枯山水のような庭もあり、侘びた雰囲気でした。
ここは閉館時間が早めなので、それだけご注意。

【展覧名】
江戸絵画の華〈第1部〉若冲と江戸絵画
【公式サイト】
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/
【会場】出光美術館
【最寄】有楽町駅
【会期】2023年1月7日(土)~2月12日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらはタイトルの通り伊藤若冲をはじめ、江戸絵画の個性派のコレクションが並ぶ展示となっていました。特に若冲はタイル画のような「鳥獣花木図屏風」が展示され、さらに1部屋くらい水墨画が並んでいて見応えがありました。現在は2部になっているのでもう若冲はありませんが、2部の琳派もここのコレクションは素晴らしいのでそちらも観に行こうと思っています。

【展覧名】
特別企画「大安寺の仏像」
【公式サイト】
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2555
【会場】東京国立博物館 本館 11室
【最寄】上野駅
【会期】2023年1月2日(月・休) ~ 2023年3月19日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間20分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは特別企画ということで常設の一角(仏像のコーナー)で展示されていました。奈良市の大安寺は日本最初の国立寺院で、その歴史は古く貴重な仏像なのですが 珍しい仏様が多かったのが印象的でしたw
撮影可能だったので、こちらは不空羂索観音菩薩立像。

他にも楊柳観音や聖観音などもありました。
この日の国宝室は伊藤若冲の「玄圃瑤華」でした

国宝ではないですが、これだけの名品をじっくり観られるのは嬉しい。モノクロで洗練されたデザインが素晴らしいですね。

【展覧名】
博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年
【公式サイト】
https://mim
【会場】東京国立博物館 平成館 企画展示室
【最寄】上野駅
【会期】2023年1月2日(月・休) ~ 2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは毎年恒例の干支をテーマにした展示。今年は平成館で開催されました。タイトルの通り兎をモチーフにした作品が勢ぞろいしたものですが、兎はモチーフにされることが少ないせいか12年前に観た時と割りと被ってる品が多かったように思えますw 兎モチーフだけでなく、兎亳盞(とごうさん)のような兎を関した器などもあり、思った以上にバラエティは豊かでした。
ちなみに皇后様はうさぎ年生まれらしく、この展示を私的に観覧されたのだとか。
この兎が特に可愛かった

走っている感じがよく表現されています。
しかし、「博物館に初もうで」は以前に比べると特別な品があまり出品されなくなって残念。物凄い混雑になるのでやめたのかな。。。

【展覧名】
150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物
【公式サイト】
https://150ourtreasure.jp/
【会場】東京国立博物館 表慶館
【最寄】上野駅
【会期】2022年11月2日(水) ~ 2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは予想以上の激混みで、若者で賑わっていました。中身は150年後に国宝になっていそうなものを並べたものなのですが、これが中々にカオスw ゴジラやプリキュアのようなサブカルのキャラクターもいればお菓子や量子暗号など各方面様々で、日本発祥の品が所狭しと並んでいました。若干、選者の趣味を並べただけではないか?と勘ぐってしまいますがw
私の世代はやはりこれを推したいw

色が黄色くなってるのに時代を感じますね

【展覧名】
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
【公式サイト】
https://www.egonschiele2023.jp/
【会場】東京都美術館
【最寄】上野駅
【会期】2023年1月26日(木)~4月9日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは非常に混んでいました。この規模のシーレ展は30年ぶりということですが、シーレが半分でもう半分はウィーン分離派の作品等といった感じでしょうか。シーレに影響を与えた様子などを交えながらクリムトなどもあるのでそれはそれで見応えがあります。シーレは何処となく不穏で生きる痛みのようなものを感じる画風や、赤裸々な感じの作品があり強烈な印象を残します。これは掛け値なしで必見の展示だと思うので、洋画好きの方にはオススメです。かなり満足したので図録も購入しました。
1部屋だけ撮影可能となっていました。

色使いやムラが独特の風合いに思えます。風景画も面白い。
ということで、1月は終わりそうな展示を中心に回っていましたw まだ開催中のシーレ展などオススメの展示もあるので参考にしていただければと思います。
1月は美術館以外に建物めぐりをしていました。こちらは代々木上原の東京ジャーミイ。見学自由ですが土日などにはガイドツアーもありそれを利用しました。

この時はまだトルコの地震は発生していませんでしたが、今はこちらで寄付することもできます。見学時に親切にしていただいたこともあり私はYahoo!を使って少しですが寄付させていただきました。
最近はインスタにシフトしつつありますw 東京ジャーミイの写真なども載せてありますので、アカウントをお持ちの方はインスタも宜しくお願い致します。
インスタ:https://www.instagram.com/artanuki/
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あけましておめでとうございます。今年も年初は展覧会のスケジュールから始めようと思います。今回は新しい情報が多く更新されています。

本記事はPC版での閲覧がおすすめです。
この一覧は2023年1月1日時点での情報を元に作成しておりますが、今後の情勢で臨時休館やスケジュールにも影響が出る可能性があります。お出かけする前には公式サイトで詳細をご確認ください。なお、一部の美術館では事前予約制を導入しているところがあります。こちらも合わせて公式サイトでご確認ください。
※結構苦労して作ってるので、そのままコピーして転載とかは勘弁してください。
※展覧名、スケジュール、内容などは変更になる可能性があるようです。詳しくは当該時期に近づいたら公式HPで確認してください。
※誤記入している可能性も有ります。間違っていたらすみません。公式サイトが常に正しいです。
※PCで観ている方は左サイドバーの「展展会年間スケジュール (1都3県)」というリンクから最新のスケジュールをリンクしておりますので、必要に応じてご覧ください。
<東京都現代美術館>
2022/11/03 ~ 2023/02/19 MOTコレクション
2022/11/12 ~ 2023/02/19 ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ
2022/12/21 ~ 2023/05/28 クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ
2023/03/18 ~ 2023/06/18 さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展
2023/07/15 ~ 2023/11/05 デイヴィッド・ホックニー展
<すみだ北斎美術館>
2022/12/15 ~ 2023/02/26 北斎かける百人一首
2023/03/14 ~ 2023/05/21 北斎バードパーク
<江戸東京博物館>
2022/04/01 ~ 2025年度中(予定) 改修による全館休館
<東京国立博物館>
2023/01/02 ~ 2023/01/29 博物館に初もうで
2023/03/07 ~ 2023/05/07 特別展「東福寺」
<国立西洋美術館>
2022/10/08 ~ 2023/01/22 ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
2022/10/08 ~ 2023/01/22 版画で「観る」演劇 フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ
2023/03/18 ~ 2023/06/11 憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷
2023/07/04 ~ 2023/09/03 スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた
<東京都美術館>
2022/11/19 ~ 2023/01/06 源氏物語と江戸文化
2023/01/26 ~ 2023/04/09 レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
2023/04/27 ~ 2023/08/20 マティス展
<国立科学博物館>
2022/11/01 ~ 2023/02/19 特別展「毒」
2022/11/15 ~ 2023/02/26 ワイルド・ファイヤー:火の自然史
2022/12/13 ~ 2023/02/05 静岡大学・国立科学博物館共同企画展「テレビジョン技術のはじまりと発展」
<東京藝術大学大学美術館>
2023/01/05 ~ 2023/01/18 工藤晴也 退任記念展[OPUS MUSIVUM]
2023/01/05 ~ 2023/01/18 壁画教員22人展
2023/01/28 ~ 2023/02/02 第71回 東京藝術大学卒業・修了作品展
2023/03/31 ~ 2023/05/07 藝大コレクション展2023 買上展
<上野の森美術館>
2022/11/22 ~ 2023/02/05 日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~
<アーティゾン美術館>
2022/10/25 ~ 2023/02/05 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 アート・イン・ボックス –マルセル・デュシャンの《トランクの箱》とその後
2022/11/05 ~ 2023/02/05 パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂
2023/02/25 ~ 2023/05/14 第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap
2023/02/25 ~ 2023/05/14 アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ
2023/02/25 ~ 2023/05/14 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 画家の手紙
2023/06/03 ~ 2023/08/20 ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
2023/09/09 ~ 2023/11/19 ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン
2023/09/09 ~ 2023/11/19 創造の現場 ー映画と写真による芸術家の記録
2023/09/09 ~ 2023/11/19 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 読書する女性たち
2023/12/09 ~ 2024/03/03 マリー・ローランサン ―時代を写す眼
2023/12/09 ~ 2024/03/03 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 野見山暁治
<三井記念美術館>
2022/12/01 ~ 2023/01/28 国宝 雪松図と吉祥づくし
2023/02/11 ~ 2023/04/02 三井家のおひなさま
2023/04/15 ~ 2023/06/11 NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」
2023/06/28 ~ 2023/08/31 越後屋開業350年記念特別展 三井高利と越後屋―三井家創業期の事業と文化―
2023/09/12 ~ 2023/11/26 特別展 超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA
2023/12/08 ~ 2024/01/27 国宝 雪松図と能面×能の意匠 特集展示 新寄贈能面
2024/02/10 ~ 2024/04/07 三井家のおひなさま 特別展示 丸平文庫所蔵 京みやこのひなかざり
<出光美術館(東京本館)>
2023/01/07 ~ 2023/02/12 江戸絵画の華 〈第1部〉 若冲と江戸絵画
2023/02/21 ~ 2023/03/26 江戸絵画の華 〈第2部〉 京都画壇と江戸琳派
<東京国立近代美術館>
2022/11/01 ~ 2023/02/05 大竹伸朗展
2023/03/17 ~ 2023/05/14 東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
2023/06/13 ~ 2023/09/10 ガウディとサグラダ・ファミリア展
2023/10/06 ~ 2023/12/03 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
<東京ステーションギャラリー>
2022/10/14 ~ 2023/01/09 鉄道と美術の150年
2023/01/21 ~ 2023/04/02 佐伯祐三 自画像としての風景
2023/04/15 ~ 2023/06/11 大阪の日本画
2023/07/01 ~ 2023/08/27 甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性
2023/09/16 ~ 2023/11/12 春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
2023/12/02 ~ 2024/02/12 みちのく いとしい仏たち
<三菱一号館美術館>
2022/10/29 ~ 2023/01/29 ヴァロットン―黒と白
2023/02/25 ~ 2023/04/09 芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル
<静嘉堂文庫美術館>
2023/01/02 ~ 2023/02/04 初春を祝う―七福うさぎがやってくる!
2023/02/18 ~ 2023/03/26 お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ
<国立新美術館>
2022/11/19 ~ 2023/01/29 DOMANI・明日 2022-23
2023/03/01 ~ 2023/06/12 ルーヴル美術館展 愛を描く
2023/07/12 ~ 2023/10/02 テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
2023/09/20 ~ 2023/12/11 イヴ・サンローラン展
2024/02/14 ~ 2024/05/27 マティス 自由なフォルム
<サントリー美術館>
2022/11/30 ~ 2023/01/22 智積院の名宝
2023/02/08 ~ 2023/03/26 没後190年 木米
2023/04/22 ~ 2023/06/25 吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
2023/07/22 ~ 2023/09/18 虫めづる日本の人々(仮称)
2023/10/11 ~ 2023/12/03 激動の時代―幕末明治の絵師たち(仮称)
2023/12/20 ~ 2024/01/14 サントリー美術館コレクション名品展(仮称)
<21_21 DESIGN SIGHT>
2022/06/13 ~ 2023/02/12 テーマ:クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"
2023/03/03 ~ 2023/06/25 企画展「The Original」
<森アーツセンターギャラリー>
2022/10/28 ~ 2023/01/09 冨樫義博展 -PUZZLE-
2023/02/03 ~ 2023/04/10 ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END
<六本木ヒルズ展望台東京シティビュー>
2022/12/08 ~ 2023/02/26 YUMING MUSEUM
<森美術館>
2022/12/01 ~ 2023/03/26 六本木クロッシング2022展:往来オーライ!
2023/03/20 ~ 2023/06/04 ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築
2023/04/19 ~ 2023/09/24 森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
2023/10/18 ~ 2024/03/31 森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー
<大倉集古館>
中止:2023/01/17 ~ 2023/03/26 "沁みる"日本美術
2023年度の予定は、確定ししだい掲載
<泉屋博古館 分館>
2023/01/17 ~ 2023/03/26 泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅳ 不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選
2023/03/18 ~ 2023/05/21 特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101
2023/06/03 ~ 2023/07/23 特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中―
2023/09/02 ~ 2023/10/15 企画展 楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス
2023/11/02 ~ 2023/12/17 特別展 日本画の棲み家
<東京都庭園美術館>
2022/12/17 ~ 2023/03/05 交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
<目黒区美術館>
2023/01/18 ~ 2023/02/02 めぐろの子どもたち展
2023/02/18 ~ 2023/03/26 コレクション解体新書Ⅱ 1970年代以降の作品を中心に
<根津美術館>
2022/12/17 ~ 2023/02/05 企画展 遊びの美
2023/02/18 ~ 2023/03/31 企画展 仏具の世界
2023/04/15 ~ 2023/05/14 特別展 国宝・燕子花図屏風 -光琳の生きた時代 1658~1716-
2023/05/27 ~ 2023/07/02 企画展 救いのみほとけ -お地蔵さまの美術-
2023/07/15 ~ 2023/08/20 企画展 物語る絵画
2023/09/02 ~ 2023/10/15 企画展 甲冑・刀・刀装具 -光村コレクション・ダイジェスト-
2023/11/03 ~ 2023/12/03 特別展 北宋書画精華
2023/12/16 ~ 2024/01/28 企画展 繡と織 -華麗なる日本染織の世界-
2024/02/10 ~ 2024/03/26 企画展 展示室1 魅惑の朝鮮陶磁 特別企画 展示室2 謎解き奥高麗茶碗
<太田記念美術館>
2023/01/05 ~ 2023/01/29 浮世絵と中国
2023/02/03 ~ 2023/03/26 広重おじさん図譜
<パナソニック 汐留ミュージアム>
改修工事のため2023年4月上旬まで休館
<日本科学未来館>
2022/10/08 ~ 2023/04/02 動画クリエイター展 YouTuberたちの舞台裏に迫る展覧会、動画撮影・編集の体験も
<SOMPO美術館(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館)>
2022/11/05 ~ 2023/01/15 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
2023/02/18 ~ 2023/03/12 FACE展2023
2023/03/25 ~ 2023/06/11 画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉 ブルターニュの光と風
2023/06/24 ~ 2023/09/10 百年目の大回想 生誕100年 山下清展
2023/10/17 ~ 2024/01/21 伝統から革新へ ゴッホと静物画
2024/02/17 ~ 2024/03/10 FACE展2024
<東京オペラシティアートギャラリー>
2023/01/18 ~ 2023/03/26 Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎
<Bunkamuraザ・ミュージアム>
2022/11/26 ~ 2023/01/29 マリー・クワント展
2023/02/14 ~ 2023/04/09 マリー・ローランサンとモード
2023/07/08 ~ 2023/08/23 ソール・ライターの原点 ニューヨークの色(仮称)
<松濤美術館>
2022/11/15 ~ 2023/01/15 ビーズ ―つなぐ かざる みせる
2023/03/22 ~ 2023/03/28 2023 松濤美術館公募展
2023/03/22 ~ 2023/03/28 サロン展 写真のノスタルジア / 特別陳列 関東大震災のイメージ
<山種美術館>
2022/12/10 ~ 2023/02/26 【特別展】日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで―
2023/03/11 ~ 2023/05/14 【特別展】世界遺産登録10周年記念 富士と桜―北斎の富士から土牛の桜まで―
2023/05/20 ~ 2023/07/17 【特別展】小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 (仮称)
2023/07/29 ~ 2023/09/24 【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち ―横山大観、菱田春草、川端龍子から松尾敏男まで― (仮称)
2023/09/30 ~ 2023/11/26 【特別展】日本画聖地巡礼 (仮称)
2023/12/02 ~ 2024/02/04 【特別展】癒しの日本画 ―ほのぼの若冲 なごみの土牛― (仮称)
2024/02/17 ~ 2024/03/03 [公募展]Seed 山種美術館 日本画アワード 2024 ―未来をになう日本画新世代―
2024/03/09 ~ 2024/05/06 【特別展】花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら― (仮称)
<板橋区立美術館>
2022/11/19 ~ 2023/01/09 三浦太郎展 絵本とタブロー
2023/03/18 ~ 2023/04/16 椿椿山展
<練馬区立美術館>
2022/11/18 ~ 2023/02/12 平子雄一×練馬区立美術館コレクション inheritance, metamorp...
2023/02/26 ~ 2023/04/16 本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション
<世田谷美術館>
2022/11/26 ~ 2023/01/29 祈りの軌跡 藤原新也展
2023/02/18 ~ 2023/04/09 世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち
<府中市美術館>
2022/12/17 ~ 2023/02/26 諏訪敦 『眼窩裏の火事』
2023/03/11 ~ 2023/05/07 春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室
<横浜美術館>
2021/03/01 ~ 2023年度中 大規模改修工事のため休館
<そごう美術館>
2023/01/01 ~ 2023/01/29 面構 片岡球子展 たちむかう絵画
2023/02/04 ~ 2023/03/19 現代の切り絵 7人のミューズ展
<横須賀美術館>
2023/02/11 ~ 2023/04/09 キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界 ブーフーウーと仲間たち
<神奈川県立近代美術館 葉山館>
2022/10/22 ~ 2023/01/22 マン・レイと女性たち
2023/02/04 ~ 2023/04/09 横尾龍彦 瞑想の彼方
<神奈川県立近代美術館 鎌倉別館>
2022/09/17 ~ 2023/01/09 沖 潤子 さらけでるもの
<埼玉県立近代美術館>
2022/10/22 ~ 2023/01/29 桃源郷通行許可証
2023/02/25 ~ 2023/05/14 戸谷成雄 彫刻
<うらわ美術館>
2022/11/15 ~ 2023/01/15 雰囲気のかたち
<DIC川村記念美術館>
2022/10/08 ~ 2023/01/15 マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち
2022/03/11 ~ 2023/06/18 芸術家たちの南仏
<千葉市美術館>
2023/01/13 ~ 2023/02/26 没後200年 亜欧堂田善展
2023/01/13 ~ 2023/02/26 新収蔵作品展−江戸絵画を中心に
2023/03/04 ~ 2023/03/24 房総ゆかりの作家たち 特集展示:無縁寺心澄
2023/03/04 ~ 2023/03/24 第54回 千葉市民美術展覧会
ということで、直近だとエゴン・シーレ展、新しく入った情報だとbunkamuraのソール・ライター展や川村の南仏展などが楽しみなところです。今年もなるべく多くの展示を観たいと思います。
バックナンバー:
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2017年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2017年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2015年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2010年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2010年7月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2010年4月号】
2010年の展覧会スケジュール (1都3県)

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この一覧は2023年1月1日時点での情報を元に作成しておりますが、今後の情勢で臨時休館やスケジュールにも影響が出る可能性があります。お出かけする前には公式サイトで詳細をご確認ください。なお、一部の美術館では事前予約制を導入しているところがあります。こちらも合わせて公式サイトでご確認ください。
※結構苦労して作ってるので、そのままコピーして転載とかは勘弁してください。
※展覧名、スケジュール、内容などは変更になる可能性があるようです。詳しくは当該時期に近づいたら公式HPで確認してください。
※誤記入している可能性も有ります。間違っていたらすみません。公式サイトが常に正しいです。
※PCで観ている方は左サイドバーの「展展会年間スケジュール (1都3県)」というリンクから最新のスケジュールをリンクしておりますので、必要に応じてご覧ください。
<東京都現代美術館>
2022/11/03 ~ 2023/02/19 MOTコレクション
2022/11/12 ~ 2023/02/19 ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ
2022/12/21 ~ 2023/05/28 クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ
2023/03/18 ~ 2023/06/18 さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展
2023/07/15 ~ 2023/11/05 デイヴィッド・ホックニー展
<すみだ北斎美術館>
2022/12/15 ~ 2023/02/26 北斎かける百人一首
2023/03/14 ~ 2023/05/21 北斎バードパーク
<江戸東京博物館>
2022/04/01 ~ 2025年度中(予定) 改修による全館休館
<東京国立博物館>
2023/01/02 ~ 2023/01/29 博物館に初もうで
2023/03/07 ~ 2023/05/07 特別展「東福寺」
<国立西洋美術館>
2022/10/08 ~ 2023/01/22 ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
2022/10/08 ~ 2023/01/22 版画で「観る」演劇 フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ
2023/03/18 ~ 2023/06/11 憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷
2023/07/04 ~ 2023/09/03 スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた
<東京都美術館>
2022/11/19 ~ 2023/01/06 源氏物語と江戸文化
2023/01/26 ~ 2023/04/09 レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
2023/04/27 ~ 2023/08/20 マティス展
<国立科学博物館>
2022/11/01 ~ 2023/02/19 特別展「毒」
2022/11/15 ~ 2023/02/26 ワイルド・ファイヤー:火の自然史
2022/12/13 ~ 2023/02/05 静岡大学・国立科学博物館共同企画展「テレビジョン技術のはじまりと発展」
<東京藝術大学大学美術館>
2023/01/05 ~ 2023/01/18 工藤晴也 退任記念展[OPUS MUSIVUM]
2023/01/05 ~ 2023/01/18 壁画教員22人展
2023/01/28 ~ 2023/02/02 第71回 東京藝術大学卒業・修了作品展
2023/03/31 ~ 2023/05/07 藝大コレクション展2023 買上展
<上野の森美術館>
2022/11/22 ~ 2023/02/05 日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~
<アーティゾン美術館>
2022/10/25 ~ 2023/02/05 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 アート・イン・ボックス –マルセル・デュシャンの《トランクの箱》とその後
2022/11/05 ~ 2023/02/05 パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂
2023/02/25 ~ 2023/05/14 第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap
2023/02/25 ~ 2023/05/14 アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ
2023/02/25 ~ 2023/05/14 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 画家の手紙
2023/06/03 ~ 2023/08/20 ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
2023/09/09 ~ 2023/11/19 ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン
2023/09/09 ~ 2023/11/19 創造の現場 ー映画と写真による芸術家の記録
2023/09/09 ~ 2023/11/19 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 読書する女性たち
2023/12/09 ~ 2024/03/03 マリー・ローランサン ―時代を写す眼
2023/12/09 ~ 2024/03/03 石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 野見山暁治
<三井記念美術館>
2022/12/01 ~ 2023/01/28 国宝 雪松図と吉祥づくし
2023/02/11 ~ 2023/04/02 三井家のおひなさま
2023/04/15 ~ 2023/06/11 NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」
2023/06/28 ~ 2023/08/31 越後屋開業350年記念特別展 三井高利と越後屋―三井家創業期の事業と文化―
2023/09/12 ~ 2023/11/26 特別展 超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA
2023/12/08 ~ 2024/01/27 国宝 雪松図と能面×能の意匠 特集展示 新寄贈能面
2024/02/10 ~ 2024/04/07 三井家のおひなさま 特別展示 丸平文庫所蔵 京みやこのひなかざり
<出光美術館(東京本館)>
2023/01/07 ~ 2023/02/12 江戸絵画の華 〈第1部〉 若冲と江戸絵画
2023/02/21 ~ 2023/03/26 江戸絵画の華 〈第2部〉 京都画壇と江戸琳派
<東京国立近代美術館>
2022/11/01 ~ 2023/02/05 大竹伸朗展
2023/03/17 ~ 2023/05/14 東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密
2023/06/13 ~ 2023/09/10 ガウディとサグラダ・ファミリア展
2023/10/06 ~ 2023/12/03 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
<東京ステーションギャラリー>
2022/10/14 ~ 2023/01/09 鉄道と美術の150年
2023/01/21 ~ 2023/04/02 佐伯祐三 自画像としての風景
2023/04/15 ~ 2023/06/11 大阪の日本画
2023/07/01 ~ 2023/08/27 甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性
2023/09/16 ~ 2023/11/12 春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
2023/12/02 ~ 2024/02/12 みちのく いとしい仏たち
<三菱一号館美術館>
2022/10/29 ~ 2023/01/29 ヴァロットン―黒と白
2023/02/25 ~ 2023/04/09 芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル
<静嘉堂文庫美術館>
2023/01/02 ~ 2023/02/04 初春を祝う―七福うさぎがやってくる!
2023/02/18 ~ 2023/03/26 お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ
<国立新美術館>
2022/11/19 ~ 2023/01/29 DOMANI・明日 2022-23
2023/03/01 ~ 2023/06/12 ルーヴル美術館展 愛を描く
2023/07/12 ~ 2023/10/02 テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
2023/09/20 ~ 2023/12/11 イヴ・サンローラン展
2024/02/14 ~ 2024/05/27 マティス 自由なフォルム
<サントリー美術館>
2022/11/30 ~ 2023/01/22 智積院の名宝
2023/02/08 ~ 2023/03/26 没後190年 木米
2023/04/22 ~ 2023/06/25 吹きガラス 妙なるかたち、技の妙
2023/07/22 ~ 2023/09/18 虫めづる日本の人々(仮称)
2023/10/11 ~ 2023/12/03 激動の時代―幕末明治の絵師たち(仮称)
2023/12/20 ~ 2024/01/14 サントリー美術館コレクション名品展(仮称)
<21_21 DESIGN SIGHT>
2022/06/13 ~ 2023/02/12 テーマ:クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"
2023/03/03 ~ 2023/06/25 企画展「The Original」
<森アーツセンターギャラリー>
2022/10/28 ~ 2023/01/09 冨樫義博展 -PUZZLE-
2023/02/03 ~ 2023/04/10 ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END
<六本木ヒルズ展望台東京シティビュー>
2022/12/08 ~ 2023/02/26 YUMING MUSEUM
<森美術館>
2022/12/01 ~ 2023/03/26 六本木クロッシング2022展:往来オーライ!
2023/03/20 ~ 2023/06/04 ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築
2023/04/19 ~ 2023/09/24 森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
2023/10/18 ~ 2024/03/31 森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー
<大倉集古館>
中止:2023/01/17 ~ 2023/03/26 "沁みる"日本美術
2023年度の予定は、確定ししだい掲載
<泉屋博古館 分館>
2023/01/17 ~ 2023/03/26 泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅳ 不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選
2023/03/18 ~ 2023/05/21 特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101
2023/06/03 ~ 2023/07/23 特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中―
2023/09/02 ~ 2023/10/15 企画展 楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス
2023/11/02 ~ 2023/12/17 特別展 日本画の棲み家
<東京都庭園美術館>
2022/12/17 ~ 2023/03/05 交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
<目黒区美術館>
2023/01/18 ~ 2023/02/02 めぐろの子どもたち展
2023/02/18 ~ 2023/03/26 コレクション解体新書Ⅱ 1970年代以降の作品を中心に
<根津美術館>
2022/12/17 ~ 2023/02/05 企画展 遊びの美
2023/02/18 ~ 2023/03/31 企画展 仏具の世界
2023/04/15 ~ 2023/05/14 特別展 国宝・燕子花図屏風 -光琳の生きた時代 1658~1716-
2023/05/27 ~ 2023/07/02 企画展 救いのみほとけ -お地蔵さまの美術-
2023/07/15 ~ 2023/08/20 企画展 物語る絵画
2023/09/02 ~ 2023/10/15 企画展 甲冑・刀・刀装具 -光村コレクション・ダイジェスト-
2023/11/03 ~ 2023/12/03 特別展 北宋書画精華
2023/12/16 ~ 2024/01/28 企画展 繡と織 -華麗なる日本染織の世界-
2024/02/10 ~ 2024/03/26 企画展 展示室1 魅惑の朝鮮陶磁 特別企画 展示室2 謎解き奥高麗茶碗
<太田記念美術館>
2023/01/05 ~ 2023/01/29 浮世絵と中国
2023/02/03 ~ 2023/03/26 広重おじさん図譜
<パナソニック 汐留ミュージアム>
改修工事のため2023年4月上旬まで休館
<日本科学未来館>
2022/10/08 ~ 2023/04/02 動画クリエイター展 YouTuberたちの舞台裏に迫る展覧会、動画撮影・編集の体験も
<SOMPO美術館(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館)>
2022/11/05 ~ 2023/01/15 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
2023/02/18 ~ 2023/03/12 FACE展2023
2023/03/25 ~ 2023/06/11 画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉 ブルターニュの光と風
2023/06/24 ~ 2023/09/10 百年目の大回想 生誕100年 山下清展
2023/10/17 ~ 2024/01/21 伝統から革新へ ゴッホと静物画
2024/02/17 ~ 2024/03/10 FACE展2024
<東京オペラシティアートギャラリー>
2023/01/18 ~ 2023/03/26 Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎
<Bunkamuraザ・ミュージアム>
2022/11/26 ~ 2023/01/29 マリー・クワント展
2023/02/14 ~ 2023/04/09 マリー・ローランサンとモード
2023/07/08 ~ 2023/08/23 ソール・ライターの原点 ニューヨークの色(仮称)
<松濤美術館>
2022/11/15 ~ 2023/01/15 ビーズ ―つなぐ かざる みせる
2023/03/22 ~ 2023/03/28 2023 松濤美術館公募展
2023/03/22 ~ 2023/03/28 サロン展 写真のノスタルジア / 特別陳列 関東大震災のイメージ
<山種美術館>
2022/12/10 ~ 2023/02/26 【特別展】日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで―
2023/03/11 ~ 2023/05/14 【特別展】世界遺産登録10周年記念 富士と桜―北斎の富士から土牛の桜まで―
2023/05/20 ~ 2023/07/17 【特別展】小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 (仮称)
2023/07/29 ~ 2023/09/24 【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち ―横山大観、菱田春草、川端龍子から松尾敏男まで― (仮称)
2023/09/30 ~ 2023/11/26 【特別展】日本画聖地巡礼 (仮称)
2023/12/02 ~ 2024/02/04 【特別展】癒しの日本画 ―ほのぼの若冲 なごみの土牛― (仮称)
2024/02/17 ~ 2024/03/03 [公募展]Seed 山種美術館 日本画アワード 2024 ―未来をになう日本画新世代―
2024/03/09 ~ 2024/05/06 【特別展】花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら― (仮称)
<板橋区立美術館>
2022/11/19 ~ 2023/01/09 三浦太郎展 絵本とタブロー
2023/03/18 ~ 2023/04/16 椿椿山展
<練馬区立美術館>
2022/11/18 ~ 2023/02/12 平子雄一×練馬区立美術館コレクション inheritance, metamorp...
2023/02/26 ~ 2023/04/16 本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション
<世田谷美術館>
2022/11/26 ~ 2023/01/29 祈りの軌跡 藤原新也展
2023/02/18 ~ 2023/04/09 世田谷美術館コレクション選 わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち
<府中市美術館>
2022/12/17 ~ 2023/02/26 諏訪敦 『眼窩裏の火事』
2023/03/11 ~ 2023/05/07 春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室
<横浜美術館>
2021/03/01 ~ 2023年度中 大規模改修工事のため休館
<そごう美術館>
2023/01/01 ~ 2023/01/29 面構 片岡球子展 たちむかう絵画
2023/02/04 ~ 2023/03/19 現代の切り絵 7人のミューズ展
<横須賀美術館>
2023/02/11 ~ 2023/04/09 キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界 ブーフーウーと仲間たち
<神奈川県立近代美術館 葉山館>
2022/10/22 ~ 2023/01/22 マン・レイと女性たち
2023/02/04 ~ 2023/04/09 横尾龍彦 瞑想の彼方
<神奈川県立近代美術館 鎌倉別館>
2022/09/17 ~ 2023/01/09 沖 潤子 さらけでるもの
<埼玉県立近代美術館>
2022/10/22 ~ 2023/01/29 桃源郷通行許可証
2023/02/25 ~ 2023/05/14 戸谷成雄 彫刻
<うらわ美術館>
2022/11/15 ~ 2023/01/15 雰囲気のかたち
<DIC川村記念美術館>
2022/10/08 ~ 2023/01/15 マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち
2022/03/11 ~ 2023/06/18 芸術家たちの南仏
<千葉市美術館>
2023/01/13 ~ 2023/02/26 没後200年 亜欧堂田善展
2023/01/13 ~ 2023/02/26 新収蔵作品展−江戸絵画を中心に
2023/03/04 ~ 2023/03/24 房総ゆかりの作家たち 特集展示:無縁寺心澄
2023/03/04 ~ 2023/03/24 第54回 千葉市民美術展覧会
ということで、直近だとエゴン・シーレ展、新しく入った情報だとbunkamuraのソール・ライター展や川村の南仏展などが楽しみなところです。今年もなるべく多くの展示を観たいと思います。
バックナンバー:
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2021年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2020年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2019年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2018年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2017年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2017年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2015年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2014年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2013年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2012年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年07月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年04月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2011年01月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2010年10月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2010年7月号】
展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2010年4月号】
2010年の展覧会スケジュール (1都3県)
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今年も残す所あと数時間となりましたので、毎年恒例の年間の展覧会の振り返りで終わりにしようと思います。今年はコロナに感染するなど難もありましたが、去年よりも多くの展示を観て回れました。とは言え予約制のところが多くてまだまだ観た数も以前ほどではないので、今年も規模を縮小してベスト5にしようと思います。

参考記事:
2021年の振り返り
2020年の振り返り
2019年の振り返り
2018年の振り返り
2017年の振り返り
2016年はブログ休止中
2015年はブログ休止中
2014年の振り返り
2013年の振り返り
2012年の振り返り
2011年の振り返り
2010年の振り返り
2009年の振り返り
今年もカウントダウン形式で行きます。傾向としては
・個展が好きで、テーマ展は相対的に順位が下がる
・過去に似た展示を観たことがあるものも順位は下がる
・観てしばらく経ってからもすぐに思い出せるものは順位を上げて評価を変えている
と言った感じです。
5位:つながる琳派スピリット神坂雪佳 (パナソニック汐留美術館)

私は琳派が大好きなのでこの展示は楽しみにしていました。確かに琳派を継承したようなデザイン/絵画の数々で、それでいてモダンさも感じられて満足度が高かったです。そもそも紹介される機会も少ない画家なので、これを機にもっと取り上げられる機会が増えてほしいものです。
4位:展覧会 岡本太郎 (東京都美術館)

岡本太郎の展示は10年くらい前に東近美でやったし、岡本太郎記念館や川崎市岡本太郎美術館によく行くので目新しいものはそれほど無かったのですが、その規模と作品が持つ圧倒的なエネルギーに大満足の展示でした。「太陽の塔」や「明日の神話」など大きすぎて実物を展示できないものも模型や下絵を展示していて、当時の状況や考えなども紹介されていたのも良かったです。
3位:ミロ展-日本を夢みて (Bunkamura ザ・ミュージアム)

以前はジョアン・ミロと表記してましたが最近はジュアン・ミロと表記されるようになりました。ミロの展示というだけでも久々な上に、日本との関係を軸にするという切り口も今までに無く非常に参考になりました。墨蹟や仙厓の絵などに何となく似てると思ったら、やはり影響を受けていたと分かったし、ミロが一層に身近な存在に感じられるようになったかも。作品自体もシュルレアリスムを取り込みつつ自由闊達な感じも流石で、心に残りました。
2位:ヴァロットン―黒と白 (三菱一号館美術館)

こちらの展示は版画が中心で、ヴァロットンの白黒の世界が洗練されていて感動しました。時事ネタや批判なども込めつつ、卓越したセンスが感じられる構図が多く、普通の絵画ではなく白黒ならではの表現方法を突き詰めているのが印象的でした。作品数も多くかなり網羅していたのでヴァロットンの版画に関しては決定版とも言えるのでは? これも長く心に残りそうです。
1位:最後の印象派、二大巨匠 シダネルとマルタン展 (SOMPO美術館)

今年の1位はこちらでした。マルタンも良かったんですが、何と言っても大好きなシダネルの展示というだけでも長いこと楽しみにしていました。私は自分が描く絵や撮る写真でシダネルをオマージュすることが多く、人のいないテーブルや寒々しい街なかに灯る1点の照明など、しんみりとした美意識が非常に好みです。この展示でも寒暖差のある静かでどこか懐かしいような光景をいくつも観ることができて最高でした。シダネルはもっと人気出てじゃんじゃん個展をやってほしいw
ということで、今年は個性派の展示が特に印象に残りました。リヒター、ボテロ、仙厓あたりも悩んだ。。。ブログはサボリ気味でまだ感染が収まらずモヤモヤしてはいますが、来年も面白そうな展示が多いので楽しみにしたいと思います。皆様、良いお年を。

参考記事:
2021年の振り返り
2020年の振り返り
2019年の振り返り
2018年の振り返り
2017年の振り返り
2016年はブログ休止中
2015年はブログ休止中
2014年の振り返り
2013年の振り返り
2012年の振り返り
2011年の振り返り
2010年の振り返り
2009年の振り返り
今年もカウントダウン形式で行きます。傾向としては
・個展が好きで、テーマ展は相対的に順位が下がる
・過去に似た展示を観たことがあるものも順位は下がる
・観てしばらく経ってからもすぐに思い出せるものは順位を上げて評価を変えている
と言った感じです。
5位:つながる琳派スピリット神坂雪佳 (パナソニック汐留美術館)

私は琳派が大好きなのでこの展示は楽しみにしていました。確かに琳派を継承したようなデザイン/絵画の数々で、それでいてモダンさも感じられて満足度が高かったです。そもそも紹介される機会も少ない画家なので、これを機にもっと取り上げられる機会が増えてほしいものです。
4位:展覧会 岡本太郎 (東京都美術館)

岡本太郎の展示は10年くらい前に東近美でやったし、岡本太郎記念館や川崎市岡本太郎美術館によく行くので目新しいものはそれほど無かったのですが、その規模と作品が持つ圧倒的なエネルギーに大満足の展示でした。「太陽の塔」や「明日の神話」など大きすぎて実物を展示できないものも模型や下絵を展示していて、当時の状況や考えなども紹介されていたのも良かったです。
3位:ミロ展-日本を夢みて (Bunkamura ザ・ミュージアム)

以前はジョアン・ミロと表記してましたが最近はジュアン・ミロと表記されるようになりました。ミロの展示というだけでも久々な上に、日本との関係を軸にするという切り口も今までに無く非常に参考になりました。墨蹟や仙厓の絵などに何となく似てると思ったら、やはり影響を受けていたと分かったし、ミロが一層に身近な存在に感じられるようになったかも。作品自体もシュルレアリスムを取り込みつつ自由闊達な感じも流石で、心に残りました。
2位:ヴァロットン―黒と白 (三菱一号館美術館)

こちらの展示は版画が中心で、ヴァロットンの白黒の世界が洗練されていて感動しました。時事ネタや批判なども込めつつ、卓越したセンスが感じられる構図が多く、普通の絵画ではなく白黒ならではの表現方法を突き詰めているのが印象的でした。作品数も多くかなり網羅していたのでヴァロットンの版画に関しては決定版とも言えるのでは? これも長く心に残りそうです。
1位:最後の印象派、二大巨匠 シダネルとマルタン展 (SOMPO美術館)

今年の1位はこちらでした。マルタンも良かったんですが、何と言っても大好きなシダネルの展示というだけでも長いこと楽しみにしていました。私は自分が描く絵や撮る写真でシダネルをオマージュすることが多く、人のいないテーブルや寒々しい街なかに灯る1点の照明など、しんみりとした美意識が非常に好みです。この展示でも寒暖差のある静かでどこか懐かしいような光景をいくつも観ることができて最高でした。シダネルはもっと人気出てじゃんじゃん個展をやってほしいw
ということで、今年は個性派の展示が特に印象に残りました。リヒター、ボテロ、仙厓あたりも悩んだ。。。ブログはサボリ気味でまだ感染が収まらずモヤモヤしてはいますが、来年も面白そうな展示が多いので楽しみにしたいと思います。皆様、良いお年を。
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年末なので溜まってた年内のネタを一気に消化しております。12月は美術館にはそれほど行きませんでしたが、以下などを観ました。
・常設展示(軽井沢安東美術館)
・「フィリップ・コルバート展」‐ようこそロブスタープラネットへ (軽井沢ニューアートミュージアム)
・WATERFALL ON COLORS ~ウォーターフォール・オン・カラーズ(軽井沢千住博美術館)
・気になることは?世界の若者の声 (軽井沢千住博美術館)
・弓指寛治 “饗 宴”(岡本太郎記念館)
・パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂 (アーティゾン美術館)

【展覧名】
なし(常設展示)
【公式サイト】
https://www.musee-ando.com/
【会場】軽井沢安東美術館
【最寄】軽井沢駅
【会期】なし
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは軽井沢駅付近に2022年10月にオープンしたばかりの美術館で、特別展はなく常設のみのとなっていますが 収蔵品は全て藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品となっています。個人が集めたコレクションとは思えないほどで、初期から晩年まで様々な作品を観ることができます。藤田嗣治が手掛けたランスの礼拝堂を思わせる展示室があったり、中々凝った作りになっているのも見どころです。
この部屋だけは3点以上の作品が写る感じで撮影ができます。

猫の作品だけを集めたコーナーなど面白い趣向となっています。この部屋は大きめだけど4~5部屋くらいありました。
入場料とは別料金でこちらのサロンに入ることができます。

お茶やコーヒー、ココアなどをセルフで頂ける空間で、それが予想以上に美味しかったw 併設カフェも別にあるんだけどここでも十分に寛げました。
ここは軽井沢駅からも近く、次にご紹介する軽井沢ニューアートミュージアムにも歩いて行ける距離なのでハシゴするのも良いかと思います。新しい軽井沢の名所になりそうですね。

【展覧名】
「フィリップ・コルバート展」‐ようこそロブスタープラネットへ
【公式サイト】
https://knam.jp/exhibitions/2022/%e3%80%8c%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%88%e5%b1%95%e3%80%8d%e2%80%90%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%9d%e3%83%ad%e3%83%96%e3%82%b9/
【会場】軽井沢ニューアートミュージアム
【最寄】軽井沢駅
【会期】2022年11月19日~2023年05月28日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは現代アーティストのフィリップ・コルバートの個展で、私が行った日にたまたま本人による解説をやっていました。そのため多くの人が集まっていましたが会場も広いので快適に鑑賞できました。
展覧会の入口ではロブスターのキャラが出迎えてくれました。

フィリップ・コルバート氏の作品にはこのロブスターのキャラクターがよく出てきます。インパクトがある為か最近よく目にするように感じます。
こちらがフィリップ・コルバート御本人の解説。

ロブスターの他、過去の名画やネット上の画像、ロゴ、映画やアニメのキャラクターなどをごちゃまぜにしたような絵画や彫刻が特徴となっています。愉快な雰囲気と共に皮肉や批判などが込められているようでした。
点数も多く、独特の世界観に満足できる内容でした。これを機にまだまだ人気が出そうですね。
この軽井沢ニューアートミュージアムにはもう1つ目的があり、裏手の「風通る白樺と苔の森」を観てきました。

これは隈研吾 氏が設計したガラス張りのチャペルで、1日2回のガイドツアーに参加で見学可能です。夏は暑くないか?と思ったらレールに沿って開閉も可能らしく、ハイシーズンにはここで結婚式を挙げる人も多いのだとか。

【展覧名】
WATERFALL ON COLORS ~ウォーターフォール・オン・カラーズ
【公式サイト】
https://www.senju-museum.jp/
【会場】軽井沢千住博美術館
【最寄】中軽井沢駅
【会期】2022年3月2日 ~ 12月25日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_4_⑤_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは日本画家の千住博 氏の作品のみを展示する美術館で、展示空間と作品の一体感に非常に驚かされました。千住博 氏と言えば滝などを描いた雄大な作品が有名ですが、建物自体がその世界観を十二分に引き出すような造りになっています。設計はSANAAの西沢立衛 氏で、傾斜のある館内にはチューブ状に森が点在し、まるで森の中を散策するように作品を見て回ることができます。また、奥の部屋は暗い部屋に大画面の滝の絵があり、照明の変化などで印象の違いなども楽しめました。ここは噂には聞いていたけど本当に素晴らしかったので、軽井沢に行く機会があったら是非立ち寄ってみることをオススメします。
おまけでこちらはミュージアムショップとカフェの建物。

すごく先進的で、本館の有機的な丸みと対になっているように思えました。

【展覧名】
気になることは?世界の若者の声
【公式サイト】
https://www.senju-museum.jp/news/3182/
【会場】軽井沢千住博美術館
【最寄】中軽井沢駅
【会期】2022年11月30日~2022年12月25日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
こちらは本館から少し離れたところにあるギャラリーでの展示で、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの生徒の作品が並んでいました。割りと素朴でストレートな表現ではありますが、環境問題やジェンダーの問題など大人と変わらない問題意識を感じる作品が多く、単なるキャンバスではなく木の形をしているなどの工夫も観られました。ここから次世代のアーティストが生まれるのかも?

【展覧名】
弓指寛治 “饗 宴”
【公式サイト】
https://taro-okamoto.or.jp/exhibition/%E5%BC%93%E6%8C%87%E5%AF%9B%E6%B2%BB-%E9%A5%97-%E5%AE%B4/
【会場】岡本太郎記念館
【最寄】表参道駅
【会期】2022年11月23日(水・祝)~2023年3月21日(火・祝)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
思ったより多くのお客さんで賑わっていました。東京都美術館で岡本太郎展が盛り上がっている影響かも? この展示では 2017年度岡本敏子賞を受賞した弓指寛治 氏の絵で岡本太郎 氏や岡本敏子 氏の足跡を紹介するものとなっています。
こんな感じで岡本太郎 氏の生前の様子などを伝えています。

点数は少ないけど、自宅というロケーションもあって岡本太郎を身近に感じられるかも。
奥の方はこんな感じの展示風景となっていました。

特に「明日の神話」の修復の話などを紹介しているので、岡本太郎展とリンクしていると思います。
ここはカフェも美味しく根津美術館のすぐ近くなので、岡本太郎展でご興味を持った方がその辺と合わせて訪れてみるのも良いかと。

【展覧名】
パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂 (アーティゾン美術館)
【公式サイト】
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/545
【会場】アーティゾン美術館
【最寄】京橋駅/東京駅など
【会期】2022年11月5日(土)~2023年2月5日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
時間指定の予約ではありますが、場所によっては混雑していました。この展示はパリのオペラ座を紹介するもので、その成り立ちから文化など様々な面を取り上げています。前半部分は資料的なものが多いのでじっくり読むのが多かったかな。フランスにオペラが根付く以前から話がスタートするのでかなり根本的なところから知ることが出来ました。
一部は撮影可能ですが大半はNGでしたw これはギュスターヴ・ドレの「ねずみたち(オペラ座の)」

ねずみというのはオペラ座の生徒の呼び名で、戯画的で皮肉が感じられますね。観劇する人を描いたり、オペラは音楽や演劇のみならず絵画などにも影響を与えています。
この展示で白眉だったのはこちらのマネの「オペラ座の仮面舞踏会」

黒の鮮やかさが流石です。これだけ黒が多いのに画面が明るく感じれます。
もちろん常設も観てきて、ジョセフ・コーネルのミニコーナーなどが目を引きました。やはりこの美術館のコレクションは素晴らしい。
ということで12月は軽井沢への小旅行と、少しだけ展示を観た感じでした。他には半ばころに横浜山手の異人館巡りをしたり、中山競馬場(12/25に有馬記念、12/28にホープフルステークス)に足を運んでいました。その様子などはインスタで投稿しております。
インスタ:https://www.instagram.com/artanuki/
・常設展示(軽井沢安東美術館)
・「フィリップ・コルバート展」‐ようこそロブスタープラネットへ (軽井沢ニューアートミュージアム)
・WATERFALL ON COLORS ~ウォーターフォール・オン・カラーズ(軽井沢千住博美術館)
・気になることは?世界の若者の声 (軽井沢千住博美術館)
・弓指寛治 “饗 宴”(岡本太郎記念館)
・パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂 (アーティゾン美術館)

【展覧名】
なし(常設展示)
【公式サイト】
https://www.musee-ando.com/
【会場】軽井沢安東美術館
【最寄】軽井沢駅
【会期】なし
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは軽井沢駅付近に2022年10月にオープンしたばかりの美術館で、特別展はなく常設のみのとなっていますが 収蔵品は全て藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品となっています。個人が集めたコレクションとは思えないほどで、初期から晩年まで様々な作品を観ることができます。藤田嗣治が手掛けたランスの礼拝堂を思わせる展示室があったり、中々凝った作りになっているのも見どころです。
この部屋だけは3点以上の作品が写る感じで撮影ができます。


猫の作品だけを集めたコーナーなど面白い趣向となっています。この部屋は大きめだけど4~5部屋くらいありました。
入場料とは別料金でこちらのサロンに入ることができます。

お茶やコーヒー、ココアなどをセルフで頂ける空間で、それが予想以上に美味しかったw 併設カフェも別にあるんだけどここでも十分に寛げました。
ここは軽井沢駅からも近く、次にご紹介する軽井沢ニューアートミュージアムにも歩いて行ける距離なのでハシゴするのも良いかと思います。新しい軽井沢の名所になりそうですね。

【展覧名】
「フィリップ・コルバート展」‐ようこそロブスタープラネットへ
【公式サイト】
https://knam.jp/exhibitions/2022/%e3%80%8c%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%88%e5%b1%95%e3%80%8d%e2%80%90%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%9d%e3%83%ad%e3%83%96%e3%82%b9/
【会場】軽井沢ニューアートミュージアム
【最寄】軽井沢駅
【会期】2022年11月19日~2023年05月28日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは現代アーティストのフィリップ・コルバートの個展で、私が行った日にたまたま本人による解説をやっていました。そのため多くの人が集まっていましたが会場も広いので快適に鑑賞できました。
展覧会の入口ではロブスターのキャラが出迎えてくれました。

フィリップ・コルバート氏の作品にはこのロブスターのキャラクターがよく出てきます。インパクトがある為か最近よく目にするように感じます。
こちらがフィリップ・コルバート御本人の解説。

ロブスターの他、過去の名画やネット上の画像、ロゴ、映画やアニメのキャラクターなどをごちゃまぜにしたような絵画や彫刻が特徴となっています。愉快な雰囲気と共に皮肉や批判などが込められているようでした。
点数も多く、独特の世界観に満足できる内容でした。これを機にまだまだ人気が出そうですね。
この軽井沢ニューアートミュージアムにはもう1つ目的があり、裏手の「風通る白樺と苔の森」を観てきました。

これは隈研吾 氏が設計したガラス張りのチャペルで、1日2回のガイドツアーに参加で見学可能です。夏は暑くないか?と思ったらレールに沿って開閉も可能らしく、ハイシーズンにはここで結婚式を挙げる人も多いのだとか。

【展覧名】
WATERFALL ON COLORS ~ウォーターフォール・オン・カラーズ
【公式サイト】
https://www.senju-museum.jp/
【会場】軽井沢千住博美術館
【最寄】中軽井沢駅
【会期】2022年3月2日 ~ 12月25日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_4_⑤_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは日本画家の千住博 氏の作品のみを展示する美術館で、展示空間と作品の一体感に非常に驚かされました。千住博 氏と言えば滝などを描いた雄大な作品が有名ですが、建物自体がその世界観を十二分に引き出すような造りになっています。設計はSANAAの西沢立衛 氏で、傾斜のある館内にはチューブ状に森が点在し、まるで森の中を散策するように作品を見て回ることができます。また、奥の部屋は暗い部屋に大画面の滝の絵があり、照明の変化などで印象の違いなども楽しめました。ここは噂には聞いていたけど本当に素晴らしかったので、軽井沢に行く機会があったら是非立ち寄ってみることをオススメします。
おまけでこちらはミュージアムショップとカフェの建物。

すごく先進的で、本館の有機的な丸みと対になっているように思えました。

【展覧名】
気になることは?世界の若者の声
【公式サイト】
https://www.senju-museum.jp/news/3182/
【会場】軽井沢千住博美術館
【最寄】中軽井沢駅
【会期】2022年11月30日~2022年12月25日
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
こちらは本館から少し離れたところにあるギャラリーでの展示で、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの生徒の作品が並んでいました。割りと素朴でストレートな表現ではありますが、環境問題やジェンダーの問題など大人と変わらない問題意識を感じる作品が多く、単なるキャンバスではなく木の形をしているなどの工夫も観られました。ここから次世代のアーティストが生まれるのかも?

【展覧名】
弓指寛治 “饗 宴”
【公式サイト】
https://taro-okamoto.or.jp/exhibition/%E5%BC%93%E6%8C%87%E5%AF%9B%E6%B2%BB-%E9%A5%97-%E5%AE%B4/
【会場】岡本太郎記念館
【最寄】表参道駅
【会期】2022年11月23日(水・祝)~2023年3月21日(火・祝)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
思ったより多くのお客さんで賑わっていました。東京都美術館で岡本太郎展が盛り上がっている影響かも? この展示では 2017年度岡本敏子賞を受賞した弓指寛治 氏の絵で岡本太郎 氏や岡本敏子 氏の足跡を紹介するものとなっています。
こんな感じで岡本太郎 氏の生前の様子などを伝えています。

点数は少ないけど、自宅というロケーションもあって岡本太郎を身近に感じられるかも。
奥の方はこんな感じの展示風景となっていました。

特に「明日の神話」の修復の話などを紹介しているので、岡本太郎展とリンクしていると思います。
ここはカフェも美味しく根津美術館のすぐ近くなので、岡本太郎展でご興味を持った方がその辺と合わせて訪れてみるのも良いかと。

【展覧名】
パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂 (アーティゾン美術館)
【公式サイト】
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/545
【会場】アーティゾン美術館
【最寄】京橋駅/東京駅など
【会期】2022年11月5日(土)~2023年2月5日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
時間指定の予約ではありますが、場所によっては混雑していました。この展示はパリのオペラ座を紹介するもので、その成り立ちから文化など様々な面を取り上げています。前半部分は資料的なものが多いのでじっくり読むのが多かったかな。フランスにオペラが根付く以前から話がスタートするのでかなり根本的なところから知ることが出来ました。
一部は撮影可能ですが大半はNGでしたw これはギュスターヴ・ドレの「ねずみたち(オペラ座の)」

ねずみというのはオペラ座の生徒の呼び名で、戯画的で皮肉が感じられますね。観劇する人を描いたり、オペラは音楽や演劇のみならず絵画などにも影響を与えています。
この展示で白眉だったのはこちらのマネの「オペラ座の仮面舞踏会」

黒の鮮やかさが流石です。これだけ黒が多いのに画面が明るく感じれます。
もちろん常設も観てきて、ジョセフ・コーネルのミニコーナーなどが目を引きました。やはりこの美術館のコレクションは素晴らしい。
ということで12月は軽井沢への小旅行と、少しだけ展示を観た感じでした。他には半ばころに横浜山手の異人館巡りをしたり、中山競馬場(12/25に有馬記念、12/28にホープフルステークス)に足を運んでいました。その様子などはインスタで投稿しております。
インスタ:https://www.instagram.com/artanuki/
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サボって少し間が空きました。今更ですが11月に観た展示を振り返っておこうと思います。11月に観たのは以下となります。
・小茂田青樹展 (川越市美術館)
・イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき (Bunkamura ザ・ミュージアム)
・ヴァロットン―黒と白 (三菱一号館美術館)
・つながる琳派スピリット神坂雪佳 (パナソニック汐留美術館)
・ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 (国立西洋美術館)
・版画で「観る」演劇 (国立西洋美術館)
・旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる (東京都庭園美術館)

【展覧名】
市制施行100周年・開館20周年記念特別展 小茂田青樹展
【公式サイト】
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-kako/2022-2.html
【会場】川越市美術館
【最寄】川越駅、川越市駅
【会期】2022年10月22日(土)~12月4日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。こちらは日本画家で川越にゆかりのある小茂田青樹の回顧展で、今までありそうで中々なかった(19年ぶりらしい)のでこれだけ一気に作品を観られる機会は貴重だったように思います。初期から再興日本美術院展での活躍まで時系列的に並び、画風の変遷や挫折、今村紫紅や速水御舟とのエピソードなど様々な面が紹介されていました。川越との関係なんかもテーマにしていてご当地感もあって満足できました。
こちらの作品だけ撮影可能でした。

写実性と叙情性の両面が感じられて、情感ある空気感ですね。

【展覧名】
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
【公式サイト】
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/
【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅
【会期】2022年9月17日(土)~11月10日(木)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは最後の休日に行ったため非常に混んでいました。フィンランドガラスの有名ブランドでもあるイッタラの歴史を紹介するもので、450点にも及ぶガラス器が並んでいました。シンプルで普遍性がありつつ自然をモチーフにしたデザインが特徴で、展示では素材や製法なども掘り下げていて、イッタラの精神が脈々と受け継がれていたことが伺えました。日本との関係も取り上げていて、隈研吾 氏や皆川明 氏との取り組みなども紹介されていました。日本の精神性と近いのもイッタラに親近感を持つ理由なのかも。
冒頭と最後の部屋だけ撮影可能となっていました。

同じデザインでも型の材質によって仕上がりも変わってくるなど、比較して観ることができたのが面白かった。
オイバ・トイッカの鳥シリーズ。

吹きガラスで飴細工のように有機的なフォルムを作っている映像などもありました。ガラスとは思えないくらい柔らかみがあって可愛いですね。

【展覧名】
ヴァロットン―黒と白
【公式サイト】
https://mimt.jp/vallotton2/
【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅/有楽町駅など
【会期】2022年10月29日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは日時予約制だったものの中は思ったより混んでいました。ここは狭めなので仕方ないかな。 展示はナビ派の画家フェリックス・ヴァロットンの作品、特に版画に注目した内容となっていて、数多くの版画作品が並んでいます。(油彩もあるけどちょっとだけです) 木版を始めた頃の作品からナビ派に入り版画集『レスタンプ・オリジナル』にも参加した頃や、再び版画に力を入れた頃など時代も幅広く、その魅力がよく伝わってきます。特に大胆な白黒の対比が面白く、誇張された画風と共にデザイン的なセンスが光っていました。
大部屋だけ撮影可能となっていました。

風刺的なニュアンスもあるかな
事件や事故をテーマにした作品も結構あります。

やや戯画的な雰囲気もありつつ、当時の空気感が伝わってきます。
馬車に轢かれた女性。とぼけた顔してるけど衝撃的です。

これは何度も観たことがありましたが、今回の展示では観たことが無い作品も多かったです。
この展示はかなり満足したのでオススメです。ヴァロットンは油彩も良いし、本当に素晴らしい画家です。

【展覧名】
つながる琳派スピリット神坂雪佳
【公式サイト】
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/22/221029/
【会場】パナソニック汐留美術館
【最寄】新橋駅
【会期】2022年10月29日(土)~12月18日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらも会期末頃に行ったので結構混んでました。この展示はタイトルの通り琳派からの影響を強く感じさせる神坂雪佳の回顧展となっていました。当時から「光琳の再来」と評されたようで、そのデザインセンスは卓越していて優美でどこか懐かしいような雰囲気すらあります。時代的には明治から昭和にかけてということで、海外のデザインが持て囃されていた頃ですがアール・ヌーヴォーなどには興味を示さなかったようで、琳派の他に四条派っぽさもあるように思えました。
こちらは最後の記念撮影スポット

たらしこみの表現と色合いが琳派っぽく感じるのかも。季節感もありますね。
図案なども出していて、その仕事ぶりも光琳っぽいかも

単に模倣するだけでなく近代的な雰囲気があるのも良かったです。
少数ですが本阿弥光悦や尾形光琳らの名品も展示されていて、こちらも大満足の展示で図録も買いました。

【展覧名】
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは時間指定でありながらかなり混んでいて鑑賞に時間がかかりました。多くの作品が撮影可能となっていたのが嬉しい。タイトルの通りベルリン国立ベルクグリューン美術館のコレクションを通じ、主にピカソの画業をたどるもので各時代の変遷を観ることができます。青の時代からキュビスム、新古典主義など時代ごとの典型的な作品があるので、そのコレクションだけで時系列的に分かるのがすごい。いくつか写真でご紹介
パブロ・ピカソ 「ポスターのある静物」

分析的キュビスムの作例ですが、明るい色合いで次の総合的キュビスムに繋がっていく様子が伺えます。
パブロ・ピカソ 「トランプのカード、煙草、瓶、グラスのある静物」

1914年の総合的キュビスムの時代の作品。コラージュ的な表現となっていてキュビスムの進化が分かります。
パブロ・ピカソ 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」

こちらは今回のポスターにもなっている1936年の作品。女性芸術家でもあり、この時代のピカソのミューズですね。
パウル・クレー 「青の風景」

今回の展示は「とその時代」ということでピカソ以外もあるんですが、特にクレーとマティスが良かったです。
アンリ・マティス 「雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案」

ジャズシリーズなど切り絵っぽい作品を作っていた時期の作品。この造形と色彩感覚が流石です。
ということで、非常にクオリティの高いコレクションを観ることができました。この冬、一番貴重なのはこの展示かも。

【展覧名】
版画で「観る」演劇
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは西洋美術館の常設展示の特集で、ピカソ展のついでに観ました。版画で取り上げられた劇をテーマにしていて、撮影可能となっています。
こちらはドラクロワによるゲーテの『ファウスト』でファウストの前にメフィストが現れるシーン、

悪魔の登場に驚いてる感じが出てます。やや奇抜な格好も演劇っぽいです。
こちらもドラクロワによるシェイクスピアの『ハムレット』でオフィーリアが死ぬシーン。

ミレイの絵で有名なシーンですが、このオフィーリアの目つきもやるせない気持ちが出てますね。
と、小展ながらもドラクロワやシャセリオーなど名だたる画家の劇的な版画が観られて満足できました。解説でストーリーをネタバレされるのでご注意w

【展覧名】
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる
【公式サイト】
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220923-1127_JourneyAndImagination.html
【会場】東京都庭園美術館
【最寄】目黒駅/白金台駅
【会期】2022年9月23日(金・祝)~11月27日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会期末でもそれほど混むことなく快適に鑑賞することができました。こちらは旅をテーマにしていて、本館は100年前の朝香宮のフランスへの旅や、当時の鉄道ポスターなどが展示され、新館では現代のアーティストによる作品が展示されていました。
本館は一部屋だけ撮影可能となっていました。これはお土産に買われたロイヤルコペンハーゲンの三羽揃いペリカン(ペンギン)

現代人はどう観てもペンギンだろというツッコミをしたくなりますねw よく出来たデザインで可愛い。
新館は撮影可能でした。こちらは宮永愛子 氏の「旅の終わりは始まり」

ナフタリンで出来たトランクで、常温で気化していきます。この展示の間にもどんどん気化してたのかも。化学的な素材なのに儚くて神秘的な雰囲気がありますね。
と、展示も楽しかったのですが、この日の目当ては久々に改修工事が終わって公開された日本庭園の茶室が目当てでした。
茶室からの光景。

ここに入ったのはかなり久々でした。目の前には日本庭園が広がります。
この日は紅葉が綺麗でした。

夜にはライトアップされて幻想的な光景となりました。詳しくはインスタで
インスタ:https://www.instagram.com/p/ClvUS1Ov30L/
ということで、11月は大きめの展示を観て回って、特にヴァロットンと神坂雪佳の展示が心にのこりました。ちなみに東博の国宝展はチケットが取れずに見逃しましたw まあ東博の国宝は普段からよく観るし、入れ替えを考えるとこの機でなくても良いかなと諦めました。
・小茂田青樹展 (川越市美術館)
・イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき (Bunkamura ザ・ミュージアム)
・ヴァロットン―黒と白 (三菱一号館美術館)
・つながる琳派スピリット神坂雪佳 (パナソニック汐留美術館)
・ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 (国立西洋美術館)
・版画で「観る」演劇 (国立西洋美術館)
・旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる (東京都庭園美術館)


【展覧名】
市制施行100周年・開館20周年記念特別展 小茂田青樹展
【公式サイト】
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-kako/2022-2.html
【会場】川越市美術館
【最寄】川越駅、川越市駅
【会期】2022年10月22日(土)~12月4日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。こちらは日本画家で川越にゆかりのある小茂田青樹の回顧展で、今までありそうで中々なかった(19年ぶりらしい)のでこれだけ一気に作品を観られる機会は貴重だったように思います。初期から再興日本美術院展での活躍まで時系列的に並び、画風の変遷や挫折、今村紫紅や速水御舟とのエピソードなど様々な面が紹介されていました。川越との関係なんかもテーマにしていてご当地感もあって満足できました。
こちらの作品だけ撮影可能でした。

写実性と叙情性の両面が感じられて、情感ある空気感ですね。

【展覧名】
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
【公式サイト】
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/
【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅
【会期】2022年9月17日(土)~11月10日(木)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは最後の休日に行ったため非常に混んでいました。フィンランドガラスの有名ブランドでもあるイッタラの歴史を紹介するもので、450点にも及ぶガラス器が並んでいました。シンプルで普遍性がありつつ自然をモチーフにしたデザインが特徴で、展示では素材や製法なども掘り下げていて、イッタラの精神が脈々と受け継がれていたことが伺えました。日本との関係も取り上げていて、隈研吾 氏や皆川明 氏との取り組みなども紹介されていました。日本の精神性と近いのもイッタラに親近感を持つ理由なのかも。
冒頭と最後の部屋だけ撮影可能となっていました。

同じデザインでも型の材質によって仕上がりも変わってくるなど、比較して観ることができたのが面白かった。
オイバ・トイッカの鳥シリーズ。


吹きガラスで飴細工のように有機的なフォルムを作っている映像などもありました。ガラスとは思えないくらい柔らかみがあって可愛いですね。

【展覧名】
ヴァロットン―黒と白
【公式サイト】
https://mimt.jp/vallotton2/
【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅/有楽町駅など
【会期】2022年10月29日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは日時予約制だったものの中は思ったより混んでいました。ここは狭めなので仕方ないかな。 展示はナビ派の画家フェリックス・ヴァロットンの作品、特に版画に注目した内容となっていて、数多くの版画作品が並んでいます。(油彩もあるけどちょっとだけです) 木版を始めた頃の作品からナビ派に入り版画集『レスタンプ・オリジナル』にも参加した頃や、再び版画に力を入れた頃など時代も幅広く、その魅力がよく伝わってきます。特に大胆な白黒の対比が面白く、誇張された画風と共にデザイン的なセンスが光っていました。
大部屋だけ撮影可能となっていました。

風刺的なニュアンスもあるかな
事件や事故をテーマにした作品も結構あります。

やや戯画的な雰囲気もありつつ、当時の空気感が伝わってきます。
馬車に轢かれた女性。とぼけた顔してるけど衝撃的です。

これは何度も観たことがありましたが、今回の展示では観たことが無い作品も多かったです。
この展示はかなり満足したのでオススメです。ヴァロットンは油彩も良いし、本当に素晴らしい画家です。

【展覧名】
つながる琳派スピリット神坂雪佳
【公式サイト】
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/22/221029/
【会場】パナソニック汐留美術館
【最寄】新橋駅
【会期】2022年10月29日(土)~12月18日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらも会期末頃に行ったので結構混んでました。この展示はタイトルの通り琳派からの影響を強く感じさせる神坂雪佳の回顧展となっていました。当時から「光琳の再来」と評されたようで、そのデザインセンスは卓越していて優美でどこか懐かしいような雰囲気すらあります。時代的には明治から昭和にかけてということで、海外のデザインが持て囃されていた頃ですがアール・ヌーヴォーなどには興味を示さなかったようで、琳派の他に四条派っぽさもあるように思えました。
こちらは最後の記念撮影スポット

たらしこみの表現と色合いが琳派っぽく感じるのかも。季節感もありますね。
図案なども出していて、その仕事ぶりも光琳っぽいかも

単に模倣するだけでなく近代的な雰囲気があるのも良かったです。
少数ですが本阿弥光悦や尾形光琳らの名品も展示されていて、こちらも大満足の展示で図録も買いました。

【展覧名】
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは時間指定でありながらかなり混んでいて鑑賞に時間がかかりました。多くの作品が撮影可能となっていたのが嬉しい。タイトルの通りベルリン国立ベルクグリューン美術館のコレクションを通じ、主にピカソの画業をたどるもので各時代の変遷を観ることができます。青の時代からキュビスム、新古典主義など時代ごとの典型的な作品があるので、そのコレクションだけで時系列的に分かるのがすごい。いくつか写真でご紹介
パブロ・ピカソ 「ポスターのある静物」

分析的キュビスムの作例ですが、明るい色合いで次の総合的キュビスムに繋がっていく様子が伺えます。
パブロ・ピカソ 「トランプのカード、煙草、瓶、グラスのある静物」

1914年の総合的キュビスムの時代の作品。コラージュ的な表現となっていてキュビスムの進化が分かります。
パブロ・ピカソ 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」

こちらは今回のポスターにもなっている1936年の作品。女性芸術家でもあり、この時代のピカソのミューズですね。
パウル・クレー 「青の風景」

今回の展示は「とその時代」ということでピカソ以外もあるんですが、特にクレーとマティスが良かったです。
アンリ・マティス 「雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案」

ジャズシリーズなど切り絵っぽい作品を作っていた時期の作品。この造形と色彩感覚が流石です。
ということで、非常にクオリティの高いコレクションを観ることができました。この冬、一番貴重なのはこの展示かも。

【展覧名】
版画で「観る」演劇
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは西洋美術館の常設展示の特集で、ピカソ展のついでに観ました。版画で取り上げられた劇をテーマにしていて、撮影可能となっています。
こちらはドラクロワによるゲーテの『ファウスト』でファウストの前にメフィストが現れるシーン、

悪魔の登場に驚いてる感じが出てます。やや奇抜な格好も演劇っぽいです。
こちらもドラクロワによるシェイクスピアの『ハムレット』でオフィーリアが死ぬシーン。

ミレイの絵で有名なシーンですが、このオフィーリアの目つきもやるせない気持ちが出てますね。
と、小展ながらもドラクロワやシャセリオーなど名だたる画家の劇的な版画が観られて満足できました。解説でストーリーをネタバレされるのでご注意w

【展覧名】
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる
【公式サイト】
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220923-1127_JourneyAndImagination.html
【会場】東京都庭園美術館
【最寄】目黒駅/白金台駅
【会期】2022年9月23日(金・祝)~11月27日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会期末でもそれほど混むことなく快適に鑑賞することができました。こちらは旅をテーマにしていて、本館は100年前の朝香宮のフランスへの旅や、当時の鉄道ポスターなどが展示され、新館では現代のアーティストによる作品が展示されていました。
本館は一部屋だけ撮影可能となっていました。これはお土産に買われたロイヤルコペンハーゲンの三羽揃いペリカン(ペンギン)

現代人はどう観てもペンギンだろというツッコミをしたくなりますねw よく出来たデザインで可愛い。
新館は撮影可能でした。こちらは宮永愛子 氏の「旅の終わりは始まり」

ナフタリンで出来たトランクで、常温で気化していきます。この展示の間にもどんどん気化してたのかも。化学的な素材なのに儚くて神秘的な雰囲気がありますね。
と、展示も楽しかったのですが、この日の目当ては久々に改修工事が終わって公開された日本庭園の茶室が目当てでした。
茶室からの光景。

ここに入ったのはかなり久々でした。目の前には日本庭園が広がります。
この日は紅葉が綺麗でした。

夜にはライトアップされて幻想的な光景となりました。詳しくはインスタで
インスタ:https://www.instagram.com/p/ClvUS1Ov30L/
ということで、11月は大きめの展示を観て回って、特にヴァロットンと神坂雪佳の展示が心にのこりました。ちなみに東博の国宝展はチケットが取れずに見逃しましたw まあ東博の国宝は普段からよく観るし、入れ替えを考えるとこの機でなくても良いかなと諦めました。
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映画「劇場版 呪術廻戦 0」(ややネタバレあり) (01/07)
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TERUHISA KITAHARA 鉄道コレクション展 【京橋エドグランタウンミュージアム】 (01/05)
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展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年01月号】 (01/01)
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2021年の振り返り (12/31)
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ヘラルボニー/ゼロからはじまる 【BAG-Brillia Art Gallery】 (12/29)
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映画「キングスマン:ファースト・エージェント」(ややネタバレあり) (12/27)
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横溝美由紀「Landscape やわらかな地平のその先に」 【ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX】 (12/26)
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第15回 shiseido art egg 【資生堂ギャラリー】 (12/23)
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映画「マトリックス レザレクションズ」(ややネタバレあり) (12/21)
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ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ 【パナソニック汐留美術館】 (12/19)
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鈴木其一・夏秋渓流図屏風 【根津美術館】 (12/16)
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【根津美術館】の紅葉 2021年11月 (12/14)
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カフェラヴォワ 【新宿界隈のお店】 (12/12)
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川瀬巴水 旅と郷愁の風景 【SOMPO美術館】 (12/10)
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【SOMPO美術館】の案内 (12/06)
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小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌 【東京ステーションギャラリー】 (11/30)
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白井晟一 入門 第1部/白井晟一クロニクル 【渋谷区立松濤美術館】 (11/26)
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- 21世紀のxxx者:奇蹟の芸術都市バルセロナ (感想前編)【東京ステーションギャラリー】 (01/03)
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