関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵 (感想前編)【上野の森美術館】

先週の日曜日に上野にある上野の森美術館で「生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵」を観てきました。非常に点数が多い展示となっていましたので、前編・後編に分けてご紹介していこうと思います。

20180610 165954

【展覧名】
 生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵 

【公式サイト】
 http://www.escher.jp/

【会場】上野の森美術館
【最寄】上野駅

【会期】2018年6月6日(水)~7月29日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 3時間45分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_①_2_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
非常に混んでいて、チケット待ちで10分・入場待ちで10分くらい並びました。しかしそれ以上に大変だったのが会場内で、どこも2重3重に列ができている感じです。作品が細かい版画なので後ろから観ることも難しく、延々と並んでいたら4時間近くかかりました。普段に比べて鑑賞マナーを知らない人も多いので満員電車に4時間いるのと大差ないくらい疲れました。今回の展示では特に時系列になっている訳ではないので、先に2階から観て特に混み合う1~3章あたりは閉館時間が近づいた頃に行くほうが効率的かもしれません。しかしそれでも時間がかかって観きれない可能性もあるのでなるべく鑑賞時間に余裕を持ったほうが良さそうです。

さて、この展示は騙し絵的な奇想の版画作品で知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャーの大規模な個展となっています。エッシャー展は過去に何回か観ていますが、今回は世界最大のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品が150点程度(大半は版画)並んでいました。エッシャーは生涯で450点程度の作品を残しているらしいので今回の展示で1/3も観られてしまうことになります。エッシャーの来歴等については以前の記事にも書いていますのでそちらを参考にして頂ければと思いますが、簡単に説明すると、父はお雇い外国人として日本にも来た水力工学の土木技師で、エッシャー自身も建築や装飾美術を学んでいました。その後、サミュエル・イエッスルン・ド・メスキータに才能を見出され版画の基本を学び、様々な題材の版画を制作していくことになります。今回の展示では主題ごとに章分けされていましたので、詳しくは各章ごとに気に入った作品と共にご紹介していこうと思います。なお、先に言っておくと騙し絵的な作品の割合はそれほど多くはありません。今回はエッシャーの作品全体を観ながら、どうして奇想の作品を作ることができたかを紐解くような感じの内容となっています。
 参考記事:迷宮への招待 エッシャー展 (そごう美術館)


<1章 科学>
まずは科学的な志向の作品のコーナーです。エッシャーは2次元平面はどのようにタイル状にすることができるかや、三次元の格子構造に興味を持っていたようで、幾何学的なモチーフがよく使われる作風となっています。ここにもそうした表現の作品が並んでいました。

1 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「貝殻」
こちらは巻き貝の貝殻を描いた作品で、緻密で市松模様のように白黒が交互になって渦巻く様子となっています。これは1919年にハールレムの建築装飾美術学校に入学した頃の作品で、レンブラントのエッチングに着想を得て描いているようです。割と写実的な感じがしますが早くも市松模様が使われている所に驚きます。 ちなみにこの学校で建築を学び始めたエッシャーですが、そこで版画家サミュエル・イエッスルン・ド・メスキータと出会い版画の道に本格的に転じていくことになります。

5 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「蝶」
こちらは蝶が無数に描かれた作品で、上の方はかなり単純化されていますが 下の方に行くほど大きくて緻密な描写となっています。お互いが組み合って模様となるような表現や徐々にリアルになるのはエッシャーが得意としたもので、この作品でもそれを観ることができました。割と蝶への博物的な関心も伺えるように思います。

3 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「バルコニー」
こちらはバルコニーの一部がレンズで観たような球体状に膨らんでいるような感じの作品です。これも騙し絵と言うよりかはレンズの歪みをよく研究しているように思えるかな。それを絵に活かそうとする発想も面白いです。

14 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「同心円状の球面片」
こちらは線で出来た球体の中にさらに球があるような構造を描いた作品です。反復・変容・反射のイメージに強い関心があったエッシャーですが、それだけではなく結晶体にも関心を持っていたようで、この作品ではそれが活かされているように思われます。こうした結晶体への関心はライデン大学で講師をしながら結晶学を研究していた異母兄からの影響のようです。エッシャーの不思議な世界を形作るパーツを観られたような感じの作品でした。

18 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「立方体とマジックリボン」
こちらは格子の中に入っている球状のリボンを描いた作品です。穴があって立体感がつけられているのですが、見ようによってはその部分が凸型のようにも凹型にも見えるのが不思議です。絵の上の方を観ていると凸型のはずですが、メビウスの輪のようになって何時の間にか凹型になっている…という何とも面白い趣向となっていました。

エッシャーはメビウスの輪もよく描いているようで、他にも∞状の裏と表が何時の間にか逆転するモチーフの作品がありました。


<2章 聖書>
続いては聖書からの主題のコーナーです。エッシャーは敬虔なカトリック教徒だったそうで、創世記や聖人の生涯をアール・ヌーボー様式のような作風で残しています。しかし1935年にヒエロニムス・ボスの「地上の楽園」の地獄の場面を模写して以降は伝説や宗教主題への関心が弱まっていったそうで、その頃の背景にはイタリアのファシズムに対する抗議があったようです。(その後イタリアを離れて二度と戻ることはなかった) ここには聖書を題材とする作品が並んでいました。

21 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「小鳥に説教する聖フランチェスコ」
こちらはアッシジの聖フランチェスコを描いた作品で、この聖人は自然や動物を愛し、動物に説教したことでも知られています。ここでは身振りをしながら様々な鳥に説教をしていて、聖フランチェスコとモア?には後光が差しているような感じで描かれています。騙し絵的な要素は全くなく、様式化された花などは確かにアール・ヌーボー的な雰囲気もあるかな。エッシャーのちょっと意外な側面が観られる作品だと思います。

23-27 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「天地創造」
こちらは旧約聖書の天地創造を主題にしたもので、4日目を除く1~6日目の場面が展示されていました。1日目は太陽のようなものの上を飛ぶ鳥、2日目は大雨と海の潮、3日目は沢山の植物、5日目は魚や鳥たち、6日目は椰子の木の下で肩を組む裸の男女(アダムとエバ)が描かれています。こちらも装飾的な感じで、制作年も1920年代なので学校の装飾美術からの影響なのかも?と思ったのですが、解説では特に触れていなかったので詳細は不明です。

この近くには失楽園やバベルの塔を主題にした作品なんかもありました。

30 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「地獄(ヒエロニムス・ボスの絵画に基づく)」
こちらはボスの作品の模写で、巨大な樹木人間の周りを沢山の人や悪魔が群がる様子が描かれています。一見するとボスの作品そのもののように観えますが、中にはエッシャーが作ったモチーフなどもあるそうです。奇想の画家で有名なボスにエッシャーも心惹かれたのかな。こちらもルーツの一端が垣間見える作品でした。
 参考記事:ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで (Bunkamura ザ・ミュージアム)


<3章 風景>
続いては風景画のコーナーです。エッシャーは1920年代にイタリア旅行に行き、そこでスケッチを描いて、ローマの夜景などを劇的な明暗で描いた版画を作ったようです。後にイタリアを離れてからは自然描写の関心を失ったようですが、初期には後のモザイクパターンや錯視を招く画風に繋がるモチーフも観られるようで、ここにはそうした作品も並んでいます。

31 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「サンジミニャーノ」
こちらはイタリアの町並みを仰ぎ見るような感じで描いた作品で、中央にオリーブの木があります。真っ暗な空に白い建物が映え、単純化された丘が波打つような表現となっていました。かなり明暗が強くてちょっとシュールな雰囲気の作品です。

この辺の作品は版画として面白い表現の作品が多かったです。

34 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「ローマ、ボルゲーゼの聖獣」
こちらは手前に大きな龍のような像(聖獣らしい)を描き、背景にイタリアの背景が描かれた作品です。水平・垂直の直線を多用したストライプの建物が建ち並んでいて、建築を学んだだけに単純化されても特徴的な感じがします。リズミカルな画面で、パターン化されたような感じも出ていて後の作風を予感させました。

やはり建築に興味があったようで、この辺は建物を描いた作品が多かったです。(イタリアの切り立った崖にも興味があったのか、崖の絵も多い)

55 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「ポジターノの古い家」
こちらはイタリアの家を描いたもので、1軒だけ切り出したような感じで描かれています。画風は特に変わった所はないのですが、段差の多い家で階段がいくつもあるのが特徴的です。これはエッシャーの騙し絵に出てくる家の雰囲気に似ているような…。 こうした風景や建物が下地となっていったのが伺える作品でした。

56 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「アマルフィ海岸」
海岸とそこに建つ城のような建物が描かれた作品で、複雑な階段と橋が組み合っている様子が写実的に表されています。ここでは細かい線や点を使った表現で明暗もくっきりだしていて、面白い手法となっています。また、複雑な構造からは後のパラドックスのある建物を生む下地になるようなものを感じました。


<4章 人物>
続いては人物のコーナーです。エッシャーは当初は主に家族をモデルにリアルな人物像を描いていたのですが、世界大戦後は人間社会に対する見方が暗くなり 無個性で時にグロテスクな人物像を描くようになったようです。ここにはいずれの時期の作品もあって、その変遷の様子も観ることができました。

61 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「子供の頭部」
こちらは18歳の頃の初期作品で、あどけない子供の頭部を描いています。版画家の道に進む前のものらしく、やや素朴な仕上がりにも思えますが目が生き生きしているように思いました。中々貴重なコレクションです。

この辺には19~21歳頃のリノカット(ゴム版みたいな凸版の版画)の作品も何点かありました。陰影が強くてちょっと不穏な感じも受けます。

70 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「父G.A.エッシャーの肖像」
こちらは虫眼鏡で新聞のようなものを観ている帽子の老人を描いた作品です。かなり細かくて写真のようなリアルさがあり、毛の1本1本まで表現されていて版画とは思えないほどです。エッシャーの騙し絵的な作品ではこうしたリアルで個性まで伝わるような人物はあまり観ないので、戦前の頃の作風がよく分かる作品だと思います。

この近くには自画像や奥さんを描いた作品なんかもありました。作品ごとに割と表現が違うので、色々試していたのかな。自画像は12点ほど残しているそうです。

72 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「婚姻の絆」
りんごの皮のようになった2人の顔が隣り合っていて、お互いが帯状に繋がっている様子が描かれています。これは左が妻のイエッタ、右はエッシャー自身でお互いが結びついていることを表しているようです。結構不気味な感じはしますが、2人の絆の意味もあるようで奥さんとの関係性も伺えました。

この近くには何度か観たことがある「出会い」もありました。戦時中の作品で、人間を原人のように描いているのは皮肉でしょうか。


<5章 広告>
続いては実用的な版画のコーナーで、エッシャーによる挨拶状や年賀状、広告、ロゴなどの仕事が並んでいました。

75 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「レストラン インシュリンデ(ハーグ)のためのエンブレム」
こちらは円形を3つに分けたベンツのマークみたいな枠の中に、椰子の木などの南国の風景が描かれたエンブレムです。エンブレムの周りには漢字も使われていて、南洋酒櫻と書かれています。そのせいか勝手に中華料理の店かと思いましたが、そこは解説がないので定かではなかったですw こうした広告の仕事も手がけていた様子がよく分かります。

この隣にも漢字用便箋のデザインなんかもありました。父親は日本で働いていたし、中国や東洋に関心があったのかな?

78 マウリッツ・コルネリス・エッシャー 「アッセルベルフのための年賀状(グリーティングカード)」
こちらは白黒のパターンを組み合わせて魚と鳥が組み合うようになった作品です。鳥は上の方に行くと帆船に変わっていき、海に浮かんでいる様子となっていきます。年賀状の為に描いたようですが、この手法はエッシャーそのものといった感じの作品でした。


ということでこの辺までが1階の展示内容となっていました。割と騙し絵ではない作品が多いのですが、エッシャーの奇想な作品はいきなり作られた訳ではなく、科学や建物などへの関心から生まれているのがよく分かるのではないかと思います。後半には代名詞的な騙し絵のような作品もありましたので、次回は2階の内容をご紹介しようと思います。



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東京ロビー KITTE 丸の内 【丸の内界隈のお店】

前回ご紹介したインターメディアテクに行く前に同じKITTEにある東京ロビー KITTE 丸の内でお茶してきました。

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【店名】
 東京ロビー KITTE 丸の内

【ジャンル】
 カフェ/バー

【公式サイト】
 http://jptower-kitte.jp/shop/110.html
 食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13153258/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 東京駅

【近くの美術館】
 インターメディアテク
 東京ステーションギャラリー
 三菱一号館美術館

【この日にかかった1人の費用】
 1200円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_3_④_5_快適

【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
結構混んでいて、入店待ちが15分くらいありました。

このお店はkitteの1階にありますが一旦kitteの外に出た所にあります。昼はカフェですが夜はバーになるようで、私は昼のカフェタイムで利用しました。

こちらが店内。
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すっきりして開放感があります。お客さんが多くても割と落ち着いた雰囲気。

このお店はパンケーキが名物らしいので、飲み物とのセットを頼んでみました。連れはクレールというクレープとワッフルの間の子みたいなものを頼みました。

こちらが名物の鉄鍋パンケーキ。これを頼むとパンケーキを作るのに20分かかるけど大丈夫かと聞かれました。
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あまりパンケーキを食べることがないので良し悪しが計りかねますが、こちらはしっとりしていて生地自体は甘さ控えめで美味しかったです。パンケーキは割とシロップ次第な気がします。

こちらがクレール。
DSC07957.jpg
見た目も味もクレープのようなワッフルのようなw ベリー系の赤実とチーズが入っていて全体的には結構しっかりした甘さがありました。

何とセットメニューに水出しコーヒーがあったので、頼んでみました。水出しは非常に時間がかかるのにセットで選べるとは驚きです。
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滑らかで苦味はそれほどなく深いコクのあるコーヒーです。これは中々レベルが高いかも。

このお店はコーヒーにもこだわっているようで、ホットコーヒーは
 ・円錐ドリップ:豆の持つフルーティーな甘さと酸味が特徴
 ・ケメックス:フルーティーな酸味とコクが調和した味わい
 ・プレス:コーヒーを食べているような美味しさ
の3つの抽出方法が選べるようでした。いずれ違いを比較してみたいw


ということで、ちょっと変わった名物と美味しいコーヒーを楽しむことができました。東京駅の駅前で商業施設の1階ということもあっていつもお客さんの多いお店ですが、非常に便利な場所にあるので重宝しそうです。インターメディアテクや東京ステーションギャラリーに行った後、ゆっくり休むのも良さそうです。コーヒーにこだわりが感じられるのも面白いお店です。



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【インターメディアテク】の案内

前回ご紹介した東京ステーションギャラリーの展示を観た後、東京駅前のKITTEの中にある「JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク」にも行ってきました。

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【公式サイト】
 http://www.intermediatheque.jp/

【会場】JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク
【最寄】東京駅

空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、このインターメディアテクは2013年にオープンした日本郵便が運営する商業施設KITTE(キッテ。東京駅の赤レンガの駅舎のすぐ近く)の2~3階の一角にある無料の博物館で、日本郵便と東京大学総合研究所博物館が共同で運営しています。(JPタワーというのは建物の名前です) この日は「特別展示『アヴェス・ヤポニカエ(4)――ディテールへの執念』」という展示もやっていましたが、特にメモは取りませんでしたので、今回はごく簡単に施設全体についてご紹介しようと思います。

まずこの博物館には東京大学の様々な学術文化財を集めた常設展示『Made in UMUT――東京大学コレクション』というコーナーがあります。ここには鉱物や金塊・宝石、化石、骨格標本、蝶など標本、剥製、アフリカやペルーの民俗に関する品(面とか)、土器などが並び、レプリカもあるようですが貴重な品を観ることができます。科学もあれば民俗もありといった感じで、割と脈絡ない感じが逆にワクワクする内容です。しかもこの建物自体が昭和初期のモダニズム建築なので、雰囲気としては研究室やクンストカンマー的な部屋のように思えます。私のお勧めは3階の動物の剥製で、点数はそれほど多くないですが美しい姿の動物たちを観ることができます。残念ながら作品や内部の写真は撮ることはできませんが、1部屋だけ撮影可能となっています。

こちらが撮影可能な部屋
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アカデミックな威厳溢れる雰囲気です。

壁にかかっているのは誰の肖像か分かりませんが、恐らく東京大学の教授かな
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普段はあまり近くに寄れないので遠くから観る感じ

蓄音機らしきものも見えます。
DSC07965.jpg
このインターメディアテクはジャズのイベントも定期的にあるようで、この部屋で蓄音機で再生するのだとか。

さらに常設以外にも特別展を定期的に開催していて、この日も東京大学医学部附属病院の歴代教授の肖像画とかマニアックな品もありましたw 特別展はちょくちょく内容が変わりますが、やはり研究に関するものが多いかな。期間が長かったり短かったりまちまちなので、気になるのを見逃したこともありますw


ということで、割とカオスな感じが楽しめる博物館で、東京駅のすぐ近くで無料で観られるとは思えないくらいです。kitteはショッピングや食事で訪れるにも便利なので、非常に利便性の高い場所にあると言えます。東京ステーションギャラリーや三菱一号館美術館なども近くにあるので、美術館巡りのルートにも入れやすいと思います。ふらっと寄るのに向いているので、東京駅(赤レンガの丸ノ内南口辺り)に行く機会があったら立ち寄ってみると楽しめると思います。

ちなみに、2018年時点でこの博物館で秋篠宮家の眞子様が働いているそうです。私は見かけたことはないですが、もし見かけても驚いて失礼の無いよう心の準備はしていますw


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夢二繚乱 【東京ステーションギャラリー】

10日ほど前の土曜日に東京ステーションギャラリーで千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」を観てきました。

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【展覧名】
 千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」

【公式サイト】
 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201805_yumeji.html

【会場】東京ステーションギャラリー
【最寄】東京駅

【会期】2018年5月19日(土)~ 7月1日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
予想以上に多くの人で賑わっていて、場所によっては人だかりができるような感じでした。たまに列を作るくらいの混み具合です。

さて、今回は大正期に活躍し、現在でも人気の高い竹久夢二の大規模な回顧展となっています。この展覧会には夢二が関わった様々な媒体の作品が500点以上も展示されていて、初公開の初期の作品や『出帆』という自伝小説に関する作品なども並んでいました。私は夢二は好みでないので満足度は低めにしていますが、ファンには嬉しい内容ではないかと思います。展覧会は4章構成となっていましたので、各章ごとにご紹介していこうと思います(今回はあまりメモを取っていませんのでごく簡単に)


<第1章 夢二のはじまり>
まずは竹久夢二の若い頃のコーナーです。夢路は若い頃に新聞や雑誌に絵や詩を投稿して生活していたそうで、1905年6月に投稿した「筒井筒」という作品が入賞したことと「夢二画集 春の巻」の刊行が転機となり人気作家へとなっていったようです。ここには夢二が19歳の時に撮影した写真や、画文集『揺籃』という肉筆の中で最も若い頃の作品もあります。これは着物の女性が子供を抱いている姿が描かれていましたが、外国文学を翻訳したもののようです。若い頃からこういう仕事に携わっていた様子が伺えます。

その先には鉛筆や水彩などで描かれた作品があって、いわゆる夢二式美人と言われるスタイルで儚い雰囲気の女性像が早くも登場します。ちょっと拙い感じが好きになれない所ですがw 他には雑誌『中学世界』(筒井筒を投稿した雑誌)の編集者 西村渚山との書簡があり、この人が夢二の才能を見出したことが解説されていました。また、「夢二画集 春の巻」を始めとした画集がいくつかあり、これが出世作となったようです。

その先の小部屋には「夢二画手本」という絵の手本や子供向けの仕事のコーナーがありました。これらはシンプルな絵や童話的な雰囲気の作品で、子供向けの仕事も広く支持されたことが伺えました。…後で出てきますが、夢二が私生活がむちゃくちゃなので子供向けの仕事をしても良いのだろうか?などと思いながら観ていましたw


<第2章 可愛いもの、美しいもの>
続いては女性や子供に手の届く美術に関するコーナーです。夢二は正式に結婚した唯一の女性である岸たまきが経営する港屋に自らのデザインを提供したようで、日本橋呉服町にできた「港屋絵草紙店」は夢二の千代紙や便箋、封筒などを取り扱う一種のブランドショップだったようです。(離婚した時に自活出来るようにとこの店を出したそうです。) アール・ヌーボーや江戸趣味などを取り入れて若い女性に人気だったようで、若い画家たちも集まる一種のサロン的な面もあったようです。
また、この時期には たまきをモデルとして瞳の大きな女性像を描いていて、これが夢二式美人と呼ばれるスタイルの確立に繋がります。どこか儚げで陰りのある美人で、夢二の代名詞的なモチーフです。この先にもこのスタイルの美人画が多く出てきます。

まず肉筆画の掛け軸があり夢二式の美人が3点程度並んでいます。とろっとした表情の美人たちで色っぽい独特の雰囲気があり、細部は大胆に描いてあったりします。さらにこの時期は絵葉書、雑誌、挿絵、装幀など様々な活動を行っていたようで、少し先には絵葉書やテキスタイルが並んでいました。素朴な感じもありつつアール・ヌーボー調のテキスタイルもあったかな。絵葉書に関しては苦学生時代の頃にも早稲田の絵葉書屋に野球の早慶戦を描いた肉筆絵葉書を売り込んで生活費を稼いでいたのだとか。展示品の中には何故か鎧兜を着たり大工の格好で野球する様子が描かれた絵葉書なんかもありますw  しかしやはり女性像の絵葉書が人気だったようで、芸者や海の女を描いたものがありました。ちょっと変わった所では戦時下の人々の生活を描いたものがあり興味を引きました。

その先には装幀の仕事が並んでいます。夢二は他著の装幀300冊、自著の装幀57冊に携わったそうで、これも多彩な作品となっています。原画の横に書き込みで「中央キル」とか指定もあって実際の使われ方の指示なんかも分かりました。

その後は「子供之友」や「コドモノクニ」といった子供向けの雑誌と挿絵が並んでいます。楽しげな子供を描いているのですが、中にはマティスの「ダンス」を模したような作品(手をつなご)なんかもあって、意外な印象を受けました。


<第3章 目で見る音楽>
続いては楽譜の表紙などのコーナーです。夢二はセノオ楽譜などの表紙を手がけていて、世界各国の様々なイメージを取り入れて描いています。ここには壁一面に楽譜の表紙が並んでいるのが圧巻で、これは今回の展示の見どころと言えそうです。題材は各楽曲の国や時代を考慮したものとなっていて、絵柄自体もそれに寄せているような感じでした。他にも「新小唄」や「中山晋平作曲全集」、童謡といった楽譜集なんかも並んでいます。

この先には画家としての夢二の側面を紹介するコーナーがあり、当時の個展に出品した作品もありました。「コーヒーと女」という作品では手を組んで肘をついた姿勢でコーヒーを飲む女性が簡素な輪郭と少ない色数で描かれ、大正時代の洒落た雰囲気がよく出ていました。また、「海辺風景」という作品では寂しげな風景が漂っていて、ちょっと夢二の作品にしては珍しい気がしました。他にも着物の女性が振り返る様子が描かれた作品では色白で儚い女性が色っぽく、これが一番良い作品に思えました(タイトルは「早春第一枝」だったかな。うろ覚え)

さらにその先には『婦人グラフ』の表紙が並んでいました。この雑誌はグラビア詩で彩色木版を使った高級誌だったそうで、夢二も人気挿絵画家の1人でした。


<第4章 出帆>
最後は昭和2(1927)年に都新聞で連載された『出帆(しゅっぱん)』という自伝小説についてのコーナーです。これは登場人物の名前は変えてありますが、夢二が愛した女性たちや事件などが綴られたもので、素朴なデッサンと共に思い出が語られます。 …と書くと何だか美しい思い出のようですが全く違いますw 出てくる人物がみんな畜生だらけで、特に夢二はとんでもなく酷いw どれも濃すぎて波乱しかないのですが、少し例を挙げると唯一の妻となった たまき が病気になった時、医者を迎えに行く!と貯金通帳を持って出ていき、そのまま東北に雪見に旅行しに行って年末に帰って来たとか、刃傷沙汰になって別れたとか… 後半はお花(お葉)という元モデルの女性の話が多いのですが、この人も中々パンチの効いた人物で、後に心労で倒れてたりもします。 そんな話を新聞に載せるのだから竹久夢二は凄いw 勿論、この連載は当時大きな話題になったそうで、夢二は連載後に海外へ旅立ったそうです。
この章には134点の原画と共にそうした女性関係の年表があるので、それを読むだけでも夢二の人物像が想像できると思いますw


ということで、非常にボリュームのある内容だったと思います。とは言え、私はやはり夢二の作風は好きにはなれないかな。 「出帆」の畜生エピソードは面白かったですがw ファンの方には新しい発見もあると思いますので、夢二好き向けの展示だと思います。



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創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃- 【森アーツセンターギャラリー】

1ヶ月以上前のゴールデンウィーク中に、六本木の森アーツセンターギャラリーで「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-」を観てきました。

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【展覧名】
創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-

【公式サイト】
 https://shonenjump-ten.com/

【会場】森アーツセンターギャラリー
【最寄】六本木駅

【会期】2018年3月19日(月)~6月17日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
割と空いていて快適に鑑賞することができました。以前のVol.1の時はやけに厳しい鑑賞ルールが煩わしかったですが、今回はそれが解消されてたように思います。
 参考記事:週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり (森アーツセンターギャラリー)

さて、今回のこの展示は週刊少年ジャンプの歴史を辿るもので3期に分かれて展示が行われています。今期はvol.2と位置づけられていて、最高の売上を記録した黄金期の90年代に連載された40程度のタイトルの原画などが展示されていました。簡単なメモだけ取ってきたので、会場の様子をさらっとご紹介していこうと思います。

まず最初に壁一面にジャンプの紙面が貼られた部屋があり、ここでしばらく待たされます。vol.1の時もそうでしたが、この先に映像があって入る人の人数を調整する感じです。 …とは言え、この日はガラ空きでしたw そして映像の部屋は2部構成となっていて、1部は90年代の漫画のコマを使ってスピード感のある紙芝居みたいな映像が流れます。(これもvol.1と同じ) 続いて2部はドラゴンボールのフリーザ戦で悟空が超サイヤ人になる辺りを同様の映像で流していました。この辺の映像は既存のものを切り貼りしただけなので、別に何とも思わないかな。それよりも当時の制作風景とかインタビューとか、もっと他に良い映像が無かったのかと疑問です。

その後は各漫画の原画が並んでいます。基本的には1作品につき3~5枚程度で、人気作は10~20枚くらいです。人気作は展示スペースも作品に合わせた壁紙になってたりします。 原画は割と見開きとかカラーの時の原画が多いかな。当時読んでいた人には見覚えのあるシーンばかりなので、往年のジャンプファンには嬉しい原画と言えます。一方でそれほど有名でない作品は原画の数が少な過ぎるのがちょっと残念ですが…。ここから先は有名作のコーナー別にいくつかご紹介します。

「DRAGON BALL」鳥山 明
ここはサイヤ人が襲来した頃からブウまでの原画が並んでいました。たまにカラーの原画もあって、この辺は当時みんな毎週楽しみにしていたのを思い出しました。まあ、最近でもアニメの再放送とかやってるんで身近な感じではありますがw 他には関連のグッズがあって、消しゴム(キン消しみたいな)や、スカウターの玩具、ゲームなども展示されていました。ドラゴンボールの格ゲーは友達が集まって徹夜で延々やったのを思い出して何とも懐かしいw 他にもカードダスなんかもありました。この辺のグッズは80年代のほうが盛り上がっていたような気がします。(全体的にグッズの揃えはvol.1の方が充実してたように思います)

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」秋本 治
今回のこち亀は派出所を壁紙で再現したようなブースとなっていました。アニメの歌なんかも流れて雰囲気を出そうとしていますが、割とチープな作りですw ここには100巻頃までの原画が並んでいて、何度も繰り返し読んでいた私には感慨深いものがあります。また、ここにも関連グッズがあって、超合金のフィギュア等もありました。これが造形がイマイチというか… こち亀好きとしては原画以外の部分はもっとどうにかなったろ!と言いたくなるような中途半端なブースでした。

「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦
今回のジョジョは3部終盤から5部の内容となっていて、カラー原画8点とキャラクターの切り抜きの壁画みたいなものがありました。原画が少ないのが非常に残念ですが、この夏に国立新美術館でジョジョ展をやるのでそちらに期待といったところでしょうか。

割と好きな作品の扱いが酷くてこの辺では逆に怒りが湧いてきました。
その先には「マジカルたるルートくん」や「ダイの大冒険」なんかのコーナーもありました。ダイの大冒険は見開きの原画やメンバーの必殺技の原画があったので、ここは結構楽しめたかな。他には4~5枚ずつ「ジャングルの王者ターちゃん」「花の慶次」「山田太一」「変態仮面」など懐かしい面々もありました。

「幽☆遊☆白書」冨樫義博
幽遊白書はレベルEと一緒に20枚くらいの原画があり、カラーも少しありました。暗黒武術会のシーンが多めかな。仙水編とか魔界編は1枚程度だったように思います。レベルEはカラーが2枚だけなのでおまけ程度です。 幽遊白書は暗黒武術会の辺りが最高に盛り上がった気がするのでこのチョイスは妥当かも。今観てもカッコいい作風で、これだけのクオリティでも昔は今ほど休載しなかったのになあなんて思いながら観ていました。(仙水辺りから怪しかったけどw) 他には2等身位の人形とか、ゲームなんかもありました。

その先には森田まさのり の「ろくでなしBLUES」12点と「ルーキーズ」5点のコーナーもありました。これは毎回飛ばしてた漫画なので思い入れはありませんw

「SLAM DUNK」井上雄彦
多分、今回最も原画が充実してたのはこのコーナーじゃないかな。20点ほどの原画が並び、名シーンとされる三井が安西先生に「バスケがしたいです」と言うシーンなんかもありました。見開きのダイナミックな原画もあって、湘北メンバーはそれぞれ4枚くらいずつあったと思います。カラーは3枚、大型ポスター5枚、山王戦の映像なんかもあります。この映像は残り試合時間47.5秒のシーンをコマで映すもので、結果を知っていてもこれは見入ってしまいました。今も色褪せない名シーンですね。

この先には「アウターゾーン」や「珍遊記」、「ボンボン坂高校演劇部」「忍空」といった人気作も3~4点ずつ並んでいました。アウターゾーンはもう一度読み返したいなあ。

そして、ここに1990年代のジャンプの歴史を世相と共に紹介していました。1994年に達成した653万部は積み重ねると富士山52体分、縦に並べると六本木ヒルズから沖縄の那覇市までの距離に匹敵するのだとか。もうこの先はこの記録を抜けそうもないので、当時の勢いの凄さが一層よく分かります。

ここは撮影可能でした。こちらが653万部の号。
DSC05044.jpg
知らないのが3つくらいあるけど、流石といったメンツです。

「るろうに剣心」和月伸宏
最近作者がやらかして飛天御剣流書類送検とか言われていましたが、ちゃんと展示されてて良かったw(続編の再開だそうで何とか立ち直ったw) ここには部屋の中央の硝子板に「天翔龍閃」や「火産霊神」「牙突」「回天剣舞・六連」といった各キャラクターの必殺技の絵が並び、壁際に20点程度の原画が並んでいました。やはり志々雄編が一番多くて、人誅編は2~3点くらいかな。原画が多くて、動きを感じる絵を楽しめました。 他にカードダスとかもあったと思います。

この近くには梅澤春人の「BOY」「HARELUYA」のコーナーや、「地獄先生ぬ~べ~」6点程度もありました。

「すごいよマサルさん」うすた京介
ここは15点でした。ここではPENICILLINのロマンスが流れてて、この曲とこのアニメの絶妙な組み合わせが思い出されましたw メソのぬいぐるみとかボケステの雲とか、当時のギャグが蘇ってきた感じの品が置かれています。

この先にはキャプテン翼(ワールドユース編)、マキバオー、モンモンモン、封神演義、ラッキーマンなんかも4~8点程度ありました。

「遊☆戯☆王」高橋和希
ここも原画20点くらいだったかな。しかしここは原画だけでなく遊戯王のカードゲームのカードも並んでいて、むしろカードのほうが充実しているような気がします。 ちょっと何版とかまでは分かりませんが有名なカードが並んでいました。遊戯王もMTGみたいなカードゲーム中心になってからこんなに長生きするゲームになるとは当時は予想もしなかったw

その先は「王様はロバ」「真島クンすっとばす」「I's」「電影少女」「ワイルドハーフ」「テンテン」「ホイッスル」「ライジングインパクト」「明稜帝梧桐勢十郎」「MIND ASSASSIN」などが少しずつありました。この辺は読んでなかったので原画を観てもピンと来なかったw

こちらは出口付近の撮影コーナー。
DSC05046.jpg DSC05060.jpg
今回の展覧会に寄せた各漫画家のコメントなんかもありました。

そして最後に次回のVOL.3に先駆けて「世紀末リーダー伝 たけし!」「COOL RENTAL BODYGUARD」「ZOMBIEPOWDER.」「カラクリ」「ROMANCE DAWN」が紹介されていました。ROMANCE DAWNは尾田栄一郎の作品で、見た目はワンピースそのものです。同様にカラクリは岸本斉史の作品で「NARUTO」のプロトタイプ的な感じが出ていました。

ショップは相変わらずレジは1回のみというルールでした。


ということで、鑑賞ルールが改善されて快適になった一方で、原画以外の展示品や会場の装飾は前回よりもショボくなっていた感じがします。この内容でルーヴル展などの本格的な展示よりも高い2000円というのは如何なものかと思います。(記事化を後回しにしていたのもあまりお勧めできるものじゃない為です。) ジャンプ好きには往年の思い出が蘇って来るとは思いますが、あまり満足という程でもありませんでした。次回のvol.3は撮影可能な所も増えるようですが、思い入れが無いので行かないのは確実です。

おまけ:
今回も会場のすぐ近くでジャンプカフェをやっていました。
DSC05039.jpg



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