関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

終わりのむこうへ : 廃墟の美術史 【松濤美術館】

先週の日曜日に渋谷の松濤美術館で「終わりのむこうへ : 廃墟の美術史」を観てきました。

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【展覧名】
 終わりのむこうへ : 廃墟の美術史

【公式サイト】
 http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/181haikyo/

【会場】松濤美術館
【最寄】渋谷駅・神泉駅

【会期】2018年12月8日(土)~2019年1月31日(木)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
結構お客さんは多かったですが、概ね自分のペースで観ることができました。

さて、この展示は「廃墟」をテーマにした絵画展で、古今東西の画家の作品が並ぶ内容となっています。廃墟の絵画は西洋美術の中で繰り返し描かれていたのですが、18世紀から19世紀にかけて廃墟趣味が流行し、廃墟が主役の地位となっていったようです。この廃墟を描く美学は近代の日本にも伝わり、現代まで息づく流れとなっています。展示は大きく2階と地下に分かれていて、時代を追っていく感じになっていました。詳しくは各章ごとに気に入った作品と共にご紹介していこうと思います。


<I章 絵になる廃墟:西洋美術における古典的な廃墟モティーフ>
まずは2階の展示で、ここは17~18世紀の廃墟を主題にした作品から始まります。18~20世紀にも廃墟のテーマは引き継がれていったようで、ざっくりとその伝統を観ることができました。

2 ユベール・ロベール 「ローマのパンテオンのある建築的奇想画」
これはポスターを撮ったものです。
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こちらは今回のポスターの1つとなっている作品で、コリント式の柱や回廊のある神殿の廃墟の中の人々を描いています。人のおかげで廃墟の大きさがわかるのですが、かなりの広さです。遠近感が強いのも一層そう感じさせるかな。人々の服装も古代風で、神話のような理想的な美しさがありました。ユベール・ロベールといえば廃墟なので、このチョイスは王道ですね。
 参考記事:
  ユベール・ロベール-時間の庭 感想前編(国立西洋美術館)
  ユベール・ロベール-時間の庭 感想後編(国立西洋美術館)
  
5 アンリ・ルソー 「廃墟のある風景」
こちらは打って変わって近代絵画のルソー。崩れかかった壁のある廃墟と、教会の屋根が見えていて手前には籠を持った女性が歩いている姿もあります。解説によると、ルソーの中で他に類のない主題なので、版画作品などをもとに描いていると考えられるそうです。全体的に滑らかな筆致で、現実を描いているのにややシュールな雰囲気もありました。これは以前観た時の記憶が蘇りました。
 参考記事:レオナール・フジタ ― ポーラ美術館コレクションを中心に 感想前編(Bunkamuraザ・ミュージアム)


<II章 奇想の遺跡、廃墟>
続いては18~19世紀頃のコーナー。この頃あえて廃墟や遺跡を好んで描く廃墟趣味が隆盛したそうで、その背景には18世紀にポンペイ遺跡などが相次いで見つかって世間の関心を得たのと、上流階級が「グランド・ツアー」というイタリアへの留学で歴史遺跡を訪ねるのが流行したことがあるようです。ここには地誌的・歴史的な正確さに基づいて描かれた作品が並んでいました。

6-11 ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ 「『ローマの景観』より」
これはポスターを撮ったものです。
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こちらはローマ遺跡を描いたエッチングの版画集で、かなり精密で濃淡を活かして質感や遠近感を出しています。所々に人を配して廃墟の大きさや偉大さを示しつつ、時間の経過も感じさせます。 流石に人が小さすぎるのでは?と思うような絵もありましたが、丹念な描写に圧倒されました。
 参考記事:ピラネージ『牢獄』展 (国立西洋美術館)


この辺は確かにかなり緻密で写実的な版画が並んでいました


<III章 廃墟に出会った日本の画家たち: 近世と近代の日本の美術と廃墟主題>
続いては日本人による廃墟の絵画です。近代までは日本に廃墟を描いた作品はなかったようですが、廃墟趣味の輸入版画を元に浮世絵にした作品なんかも存在するようです。明治以降は洋画教育の中で伝播していったようで、ここにはそうした作品が並んでいました。

28 亜欧堂田善 「独逸国廓門図」
こちらは江戸時代にドイツを描いたもので、オベリスクやドーム状の宮殿が立ち並ぶ光景となっていて、観た感じは西洋画そのものです。廃墟ではないな…w  解説によると、ドイツではなく実際には古代ローマの繁栄の図などを元に描いているそうで、先程のピラネージの版画の中にも似た作品があるようです。亜欧堂田善は日本の西洋画の先駆け的な存在ですが、この作品は特に西洋から学んでいる様子がよく分かりました。

この近くには浮世絵になった奇妙な西洋風景などもありました。また、日本の近代絵画に大きな影響を与えたフォンタネージによる廃墟のデッサンなどもあります。

34 不染鉄 「廃船」
こちらは昨年話題になった不染鉄による作品で、巨大な貨物船らしき廃船が壁のように大きく描かれています。手前には家々が立ち並んでいるのですが、その大きさの違いで圧倒的な迫力を感じます。重く暗い色合いで水が滝のように落ちている様子など、船というよりは遺跡と言った感じに見えました。重厚感・威圧感がある一方、戦時中に帰ってこなかった船を想う気持ちもあるようでした。

45 岡鹿之助 「廃墟」
こちらは積み重なるような廃墟の建物を描いた作品で、フランスのロワール地方に現存する中世の廃墟だそうです。まるでテトリスのように積み上がっていて、細かい引っかき傷のようなマチエールが風化した質感を出していました。素朴で静かで超現実的な雰囲気のある作品です。

2階はこんな感じで、続いて地下の展示です。


<IV章 シュルレアリスムのなかの廃墟>
地下の最初はシュルレアリスムのコーナーです。ここは姫路のデルヴォーが多めで、マグリットやデ・キリコなど横浜美術館の所蔵品なども並んでいました。

47 ポール・デルヴォー 「水のニンフ(セイレン)」
こちらは海で水浴びしている裸婦(ニンフまたはセイレーン)を描いたもので、背景には古代神殿のようなものが立ち並び、浜辺で1人のステッキを持った紳士がニンフ達を眺めています。ニンフたちは目が死んでいて怖いのですが、神殿との取り合わせも奇妙で 夢の中の世界のような不思議さがありました。

この隣には名作の「海は近い」(★こちらで観られます)もありました。デルヴォーはリトグラフも含めて6点もあって、これだけでもデルヴォー好きとしては嬉しい驚きです。
 参考記事:
  ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅 (府中市美術館)
  ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅 (埼玉県立近代美術館)

53 ジョルジオ・デ・キリコ(工房) 「吟遊詩人」
こちらは普段は横浜美術館の常設にある作品で、単純化された建物の間に立つマネキンが描かれています。左端には人の影が伸びていて、ちょっと不穏な雰囲気があるかな。ぺったりとした画風で、寂しさと共に言い知れぬ魅力も感じる作品です。これぞデ・キリコといったモチーフと画風となっています。

この近くには同じく横浜美術館のマグリットの作品もありました。


<V章 幻想のなかの廃墟:昭和期の日本における廃墟的世界>
続いては昭和期の日本のシュルレアリスムに描かれた廃墟のコーナーです。

56 北脇昇 「章表」
こちらは丘の上の城塞の壁のようなものが並ぶ光景で、かなり単純化されていて不思議な親しみを感じます。解説によると、北脇は1930年台に中国に旅行したことがあるそうで、その時見た風景なのかもしれないとのことです。実在すると言っても絵は心象風景のような雰囲気で、どこか柔らかいような感じを受けました。

57 浜田浜雄 「ユパス」
こちらは女性の横顔のような岩や、人体を思わせる岩などが並ぶ水辺と、そこを歩く4人の少女が描かれた作品です。滑らかな色合いで、抽象化している部分もあって廃墟という感じはそれほどしないかな。ダリに強い影響を受けているのが見て取れて、夢の中を描いているような感じでした。


<VI章 遠い未来を夢見て: いつかの日を描き出す現代画家たち>
最後は現代日本のアーティストたちによる廃墟のコーナーです。ここは今回の見どころの1つだと思います。

65 大岩オスカール 「動物園」 ★こちらで観られます
こちらはかなり大型の作品で、北千住の廃墟が描かれています。柱が立ち並ぶ工場のような堅牢な建物の内部で、瓦礫が転がり何かの機材も見えています。一方、柱の外には町並みが描かれ、遠くにはビルが並んでいるなど明るい雰囲気です。明暗が強く、光の当たる柱を境に違う世界が同居しているようにも見えるかな。柱は神殿のような荘厳な雰囲気も出していました。

68 元田久治 「Indication : Diet Building, Tokyo 3」
こちらは廃墟になった国会議事堂を描いた作品で、木々が生い茂って一体化しつつあり、国会議事堂がラピュタになったみたいな感じですw 俯瞰する構図でくすんだ色合いとなっているのも面白く、失われた文明を目の当たりにしているようなSF感がありました。
 参考記事:現代の写実―映像を超えて (東京都美術館)

67 元田久治 「Foresight: Shibuya Center Town」 ★こちらで観られます
こちらはポスターを撮ったものです。
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こちらは渋谷の駅あたりが廃墟になった様子。リアルさがあって、滅んだら本当にこういう風になりそうな…。元田氏の作品は身近な場所ほど面白く感じられます。

他にも渋谷駅の銀座線の線路辺りを俯瞰する構図の作品などもありました。

71 野又穫 「交差点で待つ間に」 ★こちらで観られます
こちらはポスターを撮ったものです。
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一見すると大都会の交差点を描いたように見えて、左下の犬の像なんかは渋谷っぽく思えます。しかしよく観ると建物は古代風なパーツがあったりして、独特の建築様式となっていて異世界感があります。解説によると、これはピラネージのオマージュから渋谷の交差点と古代ローマを混ぜた感じになっているそうで、白っぽく淡い色調も白化した世界のような静かな雰囲気となっていました。
 参考記事:幻想の回廊 (東京オペラシティアートギャラリー)


と言うことで、廃墟と言っても遺跡から架空の廃墟まで様々な作品がありました。遺跡や廃墟はそれ自体も心惹かれる存在ですが、特に地下の展示は想像力豊かで面白い内容だったと思います。廃墟の絵画の歴史も分かるし、廃墟好き必見の展示です。


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CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展 【スパイラルガーデン】

今日は写真多めです。前回ご紹介した展示を観る前に表参道駅の駅前にあるスパイラルガーデンで「CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展」を観てきました。この展示は撮影可能となっていましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。

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【展覧名】
 CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展

【公式サイト】
 https://citizen.jp/100th/event/spiral/index.html

【会場】スパイラルガーデン
【最寄】表参道駅

【会期】2018年12月7日(金)~12月16日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
初日の夜に行ったのですが、田根剛 氏の講演会があった為か結構混んでいて場所によっては人だかりができていました。

さて、この展示は1918年に創業したシチズンの100周年を祝うイベントで、注目を集めている若手建築家の田根剛のインスタレーションが話題となっています。半分くらいはそのインスタレーションで、残り半分はシチズンや「時」をテーマにした内容となっていて、8つの章に分かれていました。詳しくは写真を使ってご紹介していこうと思います。


<01. LIGHT is TIME - We Celebrate Time ver.>
まずは田根剛 氏の「LIGHT is TIME」です。(実際には2章の方が入口に近いですが章の順にご紹介) この作品は元々2014年の「ミラノサローネ」というミラノで行われた世界最大級の家具見本市で作られたインスタレーションで、今回は日本での凱旋展示と言った所でしょうか。田根剛 氏はこの冬に相次いで個展を開催していて、この展示を含めて3つ同時開催という盛況ぶりです。その建築作品は土地の歴史を深掘りすることでインスピレーションを得るという特徴があり、この作品でも時計の部品を使って作られています。
 参考記事:
  田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ─ Digging & Building (東京オペラシティアートギャラリー)
  田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research (TOTOギャラリー・間)

会場に入るとこんな感じ。
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規則的にびっしりと金色の粒粒が並んでいる空間となっています。

そのうちの1つをアップで撮るとこんな感じ。
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これは「地板」という時計を支える基盤の部品だそうで、今回は全部で12万個もの地板を使っているようです。

写真で観ると放射状のように見えますが、整然と並んでいます。
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光と時をテーマにしていて「光は時間であり、時間は光である」という考えで作られているのだとか。理屈抜きでも星空のように輝いて美しい光景です。

部屋の真ん中には60個のムーブメントに囲まれたメッセージが置かれていました。
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「時計は生命を宿した製品です」とのことで、シチズンの信念かな?

「LIGHT is TIME」は部屋の周りの螺旋状の通路を登って上の方からも観ることができます。
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結構沢山の人が角度を変えて楽しんでいました。

私はこれが目当てだったので、これで概ね満足w 一応、他の展示も見て回ってきました。


<02. Synchronized Time>
こちらは1秒に起こることの映像と共にいくつかのムーブメントが展示されていました。

こんな感じでずらっと並んでいます。
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特に解説なども無いのでよく分かりませんが1つ1つ違った動きをしてたように思います。

そのうちの1つのアップ
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小刻みに動いていて、「1秒間に起こる出来事の共時性と針に有機的な動きを与え視覚化した」とのことです。

映像では1秒間で起きるできごとをどんどん流していました。
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24時間×60分×60秒として考えれば、それほど多くない気ももしますw 1秒という時間を考えさせる内容ではあったかな。


<03. Making Time>
こちらは時計の設計図や映像などが流れていたコーナー。

こんな感じで設計図がありました。
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ただ、ここは講演会待ちの人の列が出来ていてほとんど観られませんでしたw まあ時計マニアではないので、特に気にしませんでしたがw


<04. Thinking Time>
こちらはかつて革新的だったシチズンの時計などが並ぶコーナー。

こちらはクオーツ(水晶)を想起したデザインの作品。これは時計じゃないとは思うんですが…w
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クオーツ時計は時計愛好家にはあまり好まれていないようですが、確実に時計に革命を巻き起こした技術ですね。

こちらは1978年のデジアナという時計。
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デジタル時計とアナログ時計が合体していますが、お互いの時間が違ってるのはどういうこっちゃ?w

こちらは1984年のサウンドウィッチ
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腕時計にラジオが付いているという斬新なデザインです。腕に巻いたらめっちゃイヤホンが邪魔になりそうw 携帯ラジオに時計をつければ良いのでは?という疑問も湧きますが、こういう攻めたガジェットは好きですw

こちらは1924年の16型懐中時計。
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シチズンと名付けられた尚工舎時計研究所の第一号。シチズンの時計作りの歴史はこの時計から始まったんですねえ。


<05. Discovering Time>
続いては時計や時間についての歴史のコーナー。

ここはパネルのみで、暦の始まりなんかを紹介していました。
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5000年前の古代エジプトの時代には1年が12ヶ月365日となっていたそうで、暦の歴史は相当古いようです。


<06. Tuning Time>
こちらは時計作りの道具やチューニングの写真などのコーナー。

工具を観ても何に使うかすら検討もつかないw
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細かい作業が多そうなので、不器用な私にはとても無理な仕事です…。


<07. Encountering Time>
続いては1967年から1970年までシチズン広報誌に連載された、寺山修司の掌編15編を収めた書籍『時をめぐる幻想』の挿絵が並ぶコーナーです。ここは予想以上に面白いコーナーでした。

こちらは「魔女時計」
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妖しくて まどマギに出てきそうな…w 大抵の時計は丸か四角ですが、これは人形の形をした時計とのことでした。

こちらは「花時計」
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花車のようなものが女性の頭の上に乗っていて可憐な印象を受けました。

こちらは「火時計」
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不動明王の光背のような火炎を背負う女性が妖しい色気でこれも面白い絵でした。

他にも猫時計という作品なんかもありました。


<08. CITIZEN Shop>
これは2階にあったショップのコーナーだと思います。ここでは撮影しませんでしたが、様々な時計にまつわる品などが売られていました。


ということで、田根剛 氏のインスタレーションを目当てに行ったのですが思った以上に色々と展示してありました。この展示を含めると田根剛 氏の展示は現在3箇所で同時開催という異例の盛り上がりぶりですので、3点制覇して一気に詳しくなれるチャンスかもしれません。この展示は残り期間が短いので気になる方はお早めにどうぞ。


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JESUS RAFAEL SOTO - Pénétrable BBL Bleu 【エスパス ルイ・ヴィトン東京】

先週の金曜日の会社帰りに表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で「JESUS RAFAEL SOTO - Pénétrable BBL Bleu」という展示を観てきました。この展示は撮影可能となっていましたので写真を使ってご紹介していこうと思います。

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【展覧名】
 JESUS RAFAEL SOTO - Pénétrable BBL Bleu

【公式サイト】
 http://www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/

【会場】エスパス ルイ・ヴィトン東京
【最寄】原宿駅、明治神宮前駅、表参道駅

【会期】2018年12月7日^2019年5月12日
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_②_3_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
初日の閉館間際に行ったこともあってか結構お客さんはいたように思いますが、快適に鑑賞することができました。

さて、この展示はオプアートやキネティック彫刻などで知られるヘスス・ラファエル・ソトによるインスタレーション「Pénétrable BBL Bleu」1点だけという内容となっています。(充実度2なのはその為です) 簡単にヘスス・ラファエル・ソト自身についての解説を要約すると、1923年ベネゼエラ出身で、20代後半でフランスに渡りアバンギャルドモダニズムに傾倒し、抽象芸術界の一員として活動したそうです。その後、1960年代後半にはキネティック・アートを牽引する存在となり、今回展示されている「Pénétrable(浸透可能なるもの)」シリーズは1967年からキャリア終盤まで続きたそうで、その名の通り没入型のインスタレーションとして制作されました。冒頭に書いたように撮影可能となっていましたので、写真と共に振り返ってみようと思います。

この人がヘスス・ラファエル・ソト。
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2000年にキャリアを終え2005年に亡くなってしまいましたが、日本でも埼玉県立近代美術館に所蔵品があるので意外とソトの作品を目にしたことがある方も多いかもしれません。
 参考記事:MOMASコレクションⅢ 2012 (埼玉県立近代美術館)

こちらが「Pénétrable BBL Bleu」 正直、読めないですw 意訳の「浸透可能なるもの」で覚えておこうと思います。
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青いチューブのようなものが無数にぶら下がったインスタレーションで、この作品は1999年にブリュッセル・ランベール銀行(BBL)で開催された回顧展の為に制作したものだそうです。青々とした簾みたいだな…というのが第一印象でした。

観ていたらギャラリーの方に、この作品は中に入ることが出来ますと言われて驚き。入るって何?みたいなw とりあえず何でも体験するのがモットーなので入ってみることにしました。

1本1本は柔らかめのチューブみたいなもので出来ています。
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これなら顔に当たっても痛くないので、突っ込んでみることにしました。

こちらが中に入った様子。青い麦畑の中に入ったような光景です
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進む時はやはり簾をくぐるような感覚でした。没入するような作品との関わりを体験するのが趣旨のようです。

やや上を見上げた様子。青々として抽象絵画を想起します。ちょっと目がチカチカするのはオプアートの画家でもある為でしょうかw
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インタビュー映像などを観ると、ヘスス・ラファエル・ソトは印象派に大きな影響を受けていたようで、この作品もモネの睡蓮と同じアイディアから作られているのだとか。
 参考記事:【番外編 フランス旅行】 ジヴェルニー モネの家

モーセのようにこの青いチューブの海を割ってずんずん歩いてみました。

ペチペチという音を立てながら柔らかいチューブが当たるのも体験型ならではです。子供は絶対楽しいやつだこれ と思いながら体験してきました。

部屋の奥から観た会場全体はこんな感じ。
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割と縦長になっているようでした。

夜に行ったら外の夜景も綺麗で、それも含めて楽しめます。
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青い海を抜けたら夜景が広がっている…という幻想的な会場構成ですね。

近くの教会だっけかな? 
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表参道は冬はイルミネーションもやっているので、夜に行くと一石二鳥でした。


ということで、意図を理解できたかは怪しいところですが 単純に何だこれ!?という驚きと 没入型の仕掛けが面白い展示となっていました。ここは無料で観られる上、10分くらいあれば存分に楽しめると思いますので、表参道に行く機会があったらフラっと訪ねてみるのもよろしいかと思います。


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遠藤新 「自由学園明日館 講堂」(2018年12月)

今日も写真多めです。前々回、前回とご紹介した自由学園明日館に行った際、遠藤新による設計の講堂も見学してきました。講堂も撮影可能となっていましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。
 参考記事:
  フランク・ロイド・ライト 「自由学園明日館」(2018年12月)
  自由学園明日館のカフェ 【自由学園明日館 館内のお店】

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 公式サイト:https://jiyu.jp/tour/

さて、この建物はフランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新による設計で、中央館が手狭になった為 1927年にテニスコートを利用する形で建てられました。本館は1921年なので約6年後に作られたこともあってこちらはフランク・ロイド・ライトは関わっていません。1989年から大規模な改修をして1997年には重要文化財に指定され、2001年からは動態保存の先駆けとして結婚式やコンサート、講演会に使われるようになりました。しかし、2011年の東日本大震災を無事乗り切ったものの翌年の耐震診断で対策の必要性が判明したそうで、2015年2月~2017年7月まで耐震工事を行ったそうです。詳しくは写真と共にご紹介していこうと思います。

こちらが外観。シンプルでスッキリした形ですが幾何学的な美しさはフランク・ロイド・ライトに通じます。
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フランク・ロイド・ライトは帝国ホテルの建設途中で費用がかかりすぎるということでクビになって帰国するのですが、その後釜として帝国ホテルを完成させたのは遠藤新らライトの弟子たちでした。それもあってか、作風が似ているのも当然かもしれません。
 参考記事:
  【番外編】博物館明治村の写真 後編(2013年12月)
  アントニン・レーモンド 「旧イタリア大使館別荘」 【日光編】

こちらは角度違い。
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この講堂を建てる際に全校の父母に呼びかけて募ったお金で建てたというのだから中々驚きです。結構立派な建物だから相当にお金もかかったんじゃないかなあ。

エントランス部分はこんな感じ。
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結構簡素で、大谷石を使っている点なんかはライトと同様だったりします。

エントランスを中から撮った様子。
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水平・垂直、そして斜めの直線のリズムが非常に美しいデザインです。高価な素材でなくても美しく感じる所が素晴らしい。

先程の場所から講堂の後方辺りを撮った写真。
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奥に暖炉が見えます。本館でも多くの暖炉がありますが、ここもライトと同様の設計と言えそうです。ここも使った跡があってイベントで炊くのかも。それにしても柱が頑丈そうですが、これだけでは耐震性は満足じゃなかったのかな?

そしてこちらが講堂のメインフロアです。
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ちょっと定員が分かりませんが、200人くらいは入りそうに思えます。この日、無料コンサートがあってこの講堂で楽しむことが出来ました。

流石にコンサート中に撮影はしませんでしたが、月に1回 休日見学日の日に無料の「ホリデーコンサート」が開催されます。豊島区内の東京音楽大学生(それ以外の若手の方も含むようです)による演奏で、選曲も出演者自身が決めるようです。日程は公式サイトで発表されています。
 参考リンク:見学カレンダー

私が観た時は第91回でコマズカルテットというサックス四重奏のグループでした。サックスと一口に言ってもソプラノ・アルト・テノール・バリトンに分かれていてかなり幅広く伸びやかで流石の演奏ぶりでした。40分の予定のところ1時間ほど堪能できたのですが、参考までに2018年12月はこんな感じのセットリスト
 ルパン三世のテーマ、A列車で行こう、デイヴィッド・マスランカ「マウンテンロード」の中から1楽章、彼方の光、クリスマスメドレー(諸人こぞりてジングルベル、I wish you a merry christmas、きよしこの夜 など)、ラテンメドレー、情熱大陸

結構、外に音漏れがする講堂なのであまり大きな音を出すのはNGみたいな話をしていましたが、今回は実験もかねてのサックス四重奏だったようです。他にも声楽だったり、他の楽器だったりとどんなチョイスかはその時次第なのかも。

こちらは講堂の舞台側から観客席側を観た様子。
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2階にも席があるのが見えています。こちらは後ほどご紹介。

先程の写真で一番奥に写っていた1階の窓。
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こちらもシンメトリーで美しい模様の格子となっています。窓の右側に見えているのが階段で、2階に上がることができます。

こちらは昭和初期のトイレ。2015~2017年の改修の際に再発見されたそうで、それまではベニア板で塞がれた備品倉庫として使ってたようです。
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個室は頭の上に木製のタンクがあったり、トイレットペーパーの備え付けが後ろだったりと今とは異なる雰囲気です。昔は今とは逆向きに座っていたという説もあるのだとかw

続いて2階を見て回りました。2階を観ていたら自由学園明日館についての建物ガイドのスライドを流していました。休日見学すると色々とお得なことだらけですw

2階の入口側の窓。
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先程の外から観た様子とはまた違った印象を受けるかな。本館のホールと趣味が似ています。

こちらは屋根裏が見える部分。
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耐震工事が終わった時に、よく来る人に「何も変わってないのに2年も何してたんだ?!」って訊かれたそうですが、何も変わっていないように見えるというのが技術の高さの証明ですねw 屋根裏を観るとしっかり補強されている様子なんかも伺えました。

こちらはベランダのようになった部分。
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ここは何のための部屋か分かりませんでしたが、タイルまで幾何学文が入っていて簡素ながらも洒落た雰囲気です。

最後に2階から観た講堂。
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ちょっと遠いですが、舞台を見渡せるので結構良い席かも。


ということで、シンプルで美しい講堂と共に若手音楽家の無料コンサートや建物のガイドを楽しむことができました。これだけ色々てんこ盛りの内容で この日かかった費用は600円!w 至れり尽くせりで大満足の建物探訪でした。池袋駅メトロポリタン口から徒歩5分という便利な場所でもあるので、建物好きの方はスケジュールを確認の上 カメラを持っておでかけしてみるのもよろしいかと思います。



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自由学園明日館のカフェ 【自由学園明日館 館内のお店】

前回のご紹介した自由学園明日館の本館を観ている途中で、館内の食堂にあるカフェでお茶をしてきました。食堂内でも撮影可能となっていましたので、食堂のインテリアと共にご紹介していこうと思います。

 → 食堂以外の写真はこちら

DSC_0061_enc.jpg

【店名】
 自由学園明日館 

【ジャンル】
 カフェ 

【公式サイト】
 https://jiyu.jp/tour/ 
 食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13061399/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 池袋駅 

【近くの美術館】
 自由学園明日館(館内のカフェです)

【この日にかかった1人の費用】
 200円程度(+入館料400円)

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_3_4_⑤_快適

【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
結構多くのお客さんがいましたが席は割と好きに選べる程度でした。

さて、このお店は自由学園明日館(みょうにちかん)の中にある食堂をカフェにしたもので、お店の名前は特にないようです。特徴としては館内で会計するのではなく、建物の入口で入館料を払う際にカフェ付きかどうか聞かれるので、入館料400円に200円追加するとカフェメニューを選べます。(カフェメニューについては後述) 2017年にはNIKKEI STYLEが選ぶ「NIKKEI 文化財カフェ」で東日本1位になったそうで、その魅力は何と言っても世界的な建築家であるフランク・ロイド・ライトによる設計の建物の中でお茶できる点だと思います。勿論、写真を撮ってきたので まずは店内の様子をご紹介していこうと思います。
 参考リンク:NIKKEI STYLE

こちらが食堂。左右対称に出来た幾何学的な部屋となっていますが元々の設計とは異なっているようです。
DSC_0128_enc_20181210230739795.jpg DSC_0064_enc.jpg
ライトが設計した時点ではメインフロアのみで、左側に写っている北の小部屋と、奥の東の小部屋、そしてこの背後の西の小部屋は手狭になったので弟子の遠藤新が増築したものだそうです。元々は窓の外はテラスだったらしく、当時の写真も飾られていました。

ちなみに加工して隠していますが、立って話している人たちは恐らくウェディングの相談をしているようでした。ここは結婚式場としても利用できるので、こちらも使われるんでしょうね。
 参考リンク:ウェディング


続いてこちらは北の小部屋。カフェメニューはここでオーダーします。
DSC_0076_enc_2018121023100157e.jpg
昔はこのフロアの下の階に台所があったそうで、当番の生徒が作ってダムウェーター(昇降機)で上にあげてたそうですが、実際には面倒でバケツリレーしてたというエピソードもあるのだとかw 

こちらは先程写っていなかった西の小部屋。
DSC_0247_enc.jpg
この日はここに座ることにしました。遠藤新の設計ですが、テイストは完全にフランク・ロイド・ライト風です。

西の小部屋の窓。
DSC_0088_enc_201812102310074a8.jpg
この建物はお金をかけずに美しさを演出しているのが特徴で、この幾何学的な模様が何とも優美です。

こちらはテーブルと椅子。
DSC_0085_enc_20181210231010ac0.jpg
この背もたれが六角形の椅子は遠藤新による設計です。前回ご紹介したホールの椅子とも違ってるようです。

椅子のアップ。
DSC_0070_enc.jpg
座り心地は普通の木の椅子ですが、所々のオレンジ色の線がアクセントになって落ち着きの中に華やいだ雰囲気があります。

この食堂でもう1つの見どころがこの天井と照明です。
DSC_0080_enc.jpg DSC_0079_enc_201812102310032ef.jpg
元々は食堂の四隅に照明を取り付ける予定だったのですが、ライトが建設途中に現場を訪れて、少女たちが座って食事する様子を思い浮かべた際、天井までに間が抜けた空間ができてしまうと感じたそうです。そしてその晩に吊り具を設計し、翌日にも現場にきて遠藤新に吊り具を付けさせたというエピソードもあるのだとか。こんな大胆な吊り具を一晩で考えて作ってしまうとは天才過ぎますねw

こちらは暖炉。薪が置かれていました。
DSC_0072_enc.jpg
焦げ跡もあるし、ここもイベント時には暖炉を使うのかな? この建築は暖炉があちこちあるのも特徴なので、探してみるのも面白いです。

大体撮影して気が済んだので、お茶にしましたw

ここでカフェメニューを頼みます。メニューはコーヒーと紅茶のいずれかと焼き菓子です。見学者と施設利用者では値段が違います。
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焼き菓子は2種類だったので、奥さんと1つずつ頼んでみました。これ、200円ってむちゃくちゃお得感があります。

私はコーヒー、奥さんは紅茶にしました。焼き菓子も半分ずつ食べてみました。
DSC_0066_enc.jpg
200円ではそれほど期待できないのでは?と思ったら、コクも香りもしっかりしていて驚きました。お菓子も甘さ控えめでちょうど良い感じです。流石は東日本1位だけあって、ちゃんとしてますw (上野の某遺産の中のカフェも何とかならないものでしょうか…w)

せっかくなので、ミュージアムショップでクッキーも買って一緒に食べてみました。(カフェでは売ってません)
DSC_0091_enc_20181210231253da1.jpg
こちらもゴマや紅茶などの香りが効いていて上品な味でした。お土産に買うのも良さそうです。

ちなみに、この食堂は「明日館レストラン」として年4回ほどレストランメニューとなる日があるようです。
HPを確認すると、
 ・春・4月下旬─5月上旬、夏:8月、秋:2018年10月28日、冬:2019年2月3日
 ・日時限定、年4回、メニュー1回3種
 ・詳細は開催日の3週間くらい前に載せる
と書いてありました。そのタイミングを狙ってみるのも良いかもしれません。
 参考リンク:イベント


ということで、フランク・ロイド・ライトと遠藤新の美しい建物・インテリアに囲まれてお茶できるという非常に贅沢な空間となっていました。入館料と合わせて600円(カフェ分は200円)という破格のサービスにも驚きです。今はそれほど混んでいませんが、池袋のラーメン屋に押し寄せている外国人観光客の波がここに気づくのも時間の問題かも…w 建物好きの方は是非足を運んでみてはと思います。

次回は自由学園明日館の最終回で、講堂と無料コンサートについてご紹介しようと思います。
  参考記事:遠藤新 「自由学園明日館 講堂」(2018年12月)

おまけ:ミュージアムショップで売ってた食堂の椅子のミニチュア
20181202 151839
3500円くらいだったかな。クオリティが高くて かなり迷った末に買いませんでしたが、未だに後ろ髪を引かれる思いですw



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