Category | 美術館巡りルート
今日は前編に引き続き名古屋の今日は名古屋のアートスポット巡りについてのご紹介です。
ご紹介するのはこちらの地図の
でポイントした2箇所となります。また、
と
で示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。
名古屋には何本もの地下鉄や私鉄が走っていて、アートスポットもその駅周辺に多く存在しています。矢場町駅の近くのデパートの中には<松坂屋美術館>があり、そこから少し西の白川公園には名古屋市美術館と名古屋市科学館があります。また、名城線に乗って北に行くと市役所駅の近くに名古屋城、名古屋市役所、愛知県庁などがあります。一方、名城線を南下すると熱田神宮もあり、定番の観光地はこの路線が便利です。他にもJR名古屋駅の近くにはノリタケの森ギャラリー、名鉄の栄生駅の近くにはトヨタ産業技術記念館といった企業系のミュージアムも存在します。そして名古屋駅からはかなり南下しますが、海辺に<リニア・鉄道館>があり、こちらも大きな博物館となっています。
<松坂屋美術館>
まずは前編でご紹介したエリアのすぐ近くの松坂屋美術館についてです
【公式サイト】
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/
【鑑賞時間目安】
1時間30分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展のみ
【併設のカフェ】
なし(同じ建物内にカフェあり)
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
展示による
【特徴】
こちらは百貨店の中にある美術館で、特別展のみを行っています。東京の百貨店の中の美術館と似たような感じで、大小様々な展示を行っていて巡回展も結構多いようです。中も普通でこれと言って特徴はないのですが、夜まで開いていたり繁華街の中心地にあるので遅くまで観光したい時に便利なところです。
この美術館にはカフェはないのですが、1つ上の階に名古屋名物「ひつまぶし」の発祥のお店「あつた蓬莱軒」の支店があります。

私はこの美術館は何回か行ってますが むしろ目的はあつた蓬莱軒で、時間調整してピークタイムを避けるという用途だったりしますw めちゃくちゃ混むのでお持ち帰りのほうがオススメです。
と、百貨店の美術館ならではの使い方もあるかと思います。遅くまで開いているので美術館巡りをするなら最後に周ると良さそうです。
続いて、
と
で示した周辺で見どころになりそうな場所について先にご紹介。
松坂屋美術館から少し西の白川公園には名古屋市美術館と名古屋市科学館があります。名古屋市美術館は特別展、常設企画展、常設があり、地元ゆかりのアーティストやエコール・ド・パリ、メキシコ・ルネサンス、現代美術と言ったコレクションを収集しています。特にメキシコにコレクションは貴重なので、ユニークなコレクションと言えそうです。企画展は巡回展やコレクションに関連する展示が多めのようです。ここも余裕があれば寄っておきたいところですね。名古屋市科学館は東京の科博や科学みらい館のような存在で、巡回展もそうした傾向となっています。名古屋市美術館と同じ公園内にあるので、セットで訪れるのも良さそうです。
また、松坂屋美術館のある矢場町駅から名城線に乗って北に行くと市役所駅の近くに名古屋城、名古屋市役所、愛知県庁などがあります。
名古屋の象徴とも言える名古屋城!

天守閣は1945年に戦災で焼失しましたが再建されました。2020年現在は老朽化で閉館しています
一方、最近(2018年)公開されたのがこちらの本丸御殿

豪華な内装を再現していて、名古屋の派手好きが反映されてますw こちらも再現ではありますが見応え十分です。
名古屋城の最寄りの駅には名古屋市役所(手前)と愛知県庁(奥)もあります。

いずれも帝冠様式となっていて、和洋折衷となっています。前編でご紹介した「文化のみち」もこの辺りから続いているので、こうした建物も名古屋の魅力だと思います。
逆に矢場町駅から名城線に乗って南に行くと熱田神宮があります。

創建は646年頃とのことで、由緒正しい神社です。名古屋で一番有名な所なので、寺社仏閣巡りには欠かせないスポットかな。
熱田神宮には文化殿・宝物殿もあります。

国宝・重要文化財・愛知県文化財に指定された品が176点もあるそうで、全6000点の所蔵品の中から展示されるようです。刀剣の揃えが特に良いようなので、ここも見どころになりそうです
他にも名古屋には大小様々なアートスポットがありますが、名古屋駅から近いところにノリタケの森ギャラリーやトヨタ産業技術記念館といった企業系のミュージアムも存在します。名古屋は鉄道網が便利なので、上手く乗り継ぐことで美術館巡りも捗ります。
最後に一気に南下して埠頭にあるリニア・鉄道館についてです。
<リニア・鉄道館>

【公式サイト】
https://museum.jr-central.co.jp/
【鑑賞時間目安】
3時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば概ね可能
【特徴】
こちらは名古屋版の鉄博とも言える国鉄・JR専門の博物館で、過去の車両だけでなくリニアモーターカーの体験など未来についても取り上げている点に特徴があります。
象徴的な3両がお出迎えしてくれます。

機関車、新幹線の試験車、リニアとなっています。普通では観られない車両があるのが魅力です。
他にも沢山の車両がありますが、東海地区で活躍した車両が多いのも特徴です。

中に入れる車両と、入れない車両があります。写真もOKです。
外にも車両がいて、こちらは中でお弁当を食べることができます。

こうした仕組みも鉄博によく似てます。
お弁当は2階などで売っています。

ここで食べると駅弁みたいで旅情があります。
車両以外に、リニアモーターカーの体験シミュレーターなんかもあります。

一足早くリニアを体験した気分になれます。これ以外にもリニアの開発の歴史のコーナーなどもあり、来たるべき開業への期待も膨らみます。
こちらは鉄道模型のコーナー

鉄博に比べるとやや小さめですが、やはりこの地方ならではの車両が多いのが面白い
と、こんな感じで鉄道好きには非常に楽しい所です。名古屋の中心地からちょっと離れているのが難点ですが、近くにはレゴランドもあるので、子供連れの方はそうした施設と合わせて訪れてみるのも良いかと思います。
こちらがレゴランド

駅の反対側にあります。子供が喜びそうなエリアですね。
以上、2回に分けて名古屋をご紹介してきましたが、私は名古屋がかなり好きですw どういう訳か名古屋は観光に力を入れてる感じがしませんが、独自の文化圏で食べ物もユニークなので一度は旅行してみると楽しいと思います。
ご紹介するのはこちらの地図の



名古屋には何本もの地下鉄や私鉄が走っていて、アートスポットもその駅周辺に多く存在しています。矢場町駅の近くのデパートの中には<松坂屋美術館>があり、そこから少し西の白川公園には名古屋市美術館と名古屋市科学館があります。また、名城線に乗って北に行くと市役所駅の近くに名古屋城、名古屋市役所、愛知県庁などがあります。一方、名城線を南下すると熱田神宮もあり、定番の観光地はこの路線が便利です。他にもJR名古屋駅の近くにはノリタケの森ギャラリー、名鉄の栄生駅の近くにはトヨタ産業技術記念館といった企業系のミュージアムも存在します。そして名古屋駅からはかなり南下しますが、海辺に<リニア・鉄道館>があり、こちらも大きな博物館となっています。
<松坂屋美術館>
まずは前編でご紹介したエリアのすぐ近くの松坂屋美術館についてです
【公式サイト】
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/
【鑑賞時間目安】
1時間30分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展のみ
【併設のカフェ】
なし(同じ建物内にカフェあり)
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
展示による
【特徴】
こちらは百貨店の中にある美術館で、特別展のみを行っています。東京の百貨店の中の美術館と似たような感じで、大小様々な展示を行っていて巡回展も結構多いようです。中も普通でこれと言って特徴はないのですが、夜まで開いていたり繁華街の中心地にあるので遅くまで観光したい時に便利なところです。
この美術館にはカフェはないのですが、1つ上の階に名古屋名物「ひつまぶし」の発祥のお店「あつた蓬莱軒」の支店があります。

私はこの美術館は何回か行ってますが むしろ目的はあつた蓬莱軒で、時間調整してピークタイムを避けるという用途だったりしますw めちゃくちゃ混むのでお持ち帰りのほうがオススメです。
と、百貨店の美術館ならではの使い方もあるかと思います。遅くまで開いているので美術館巡りをするなら最後に周ると良さそうです。
続いて、


松坂屋美術館から少し西の白川公園には名古屋市美術館と名古屋市科学館があります。名古屋市美術館は特別展、常設企画展、常設があり、地元ゆかりのアーティストやエコール・ド・パリ、メキシコ・ルネサンス、現代美術と言ったコレクションを収集しています。特にメキシコにコレクションは貴重なので、ユニークなコレクションと言えそうです。企画展は巡回展やコレクションに関連する展示が多めのようです。ここも余裕があれば寄っておきたいところですね。名古屋市科学館は東京の科博や科学みらい館のような存在で、巡回展もそうした傾向となっています。名古屋市美術館と同じ公園内にあるので、セットで訪れるのも良さそうです。
また、松坂屋美術館のある矢場町駅から名城線に乗って北に行くと市役所駅の近くに名古屋城、名古屋市役所、愛知県庁などがあります。
名古屋の象徴とも言える名古屋城!

天守閣は1945年に戦災で焼失しましたが再建されました。2020年現在は老朽化で閉館しています
一方、最近(2018年)公開されたのがこちらの本丸御殿

豪華な内装を再現していて、名古屋の派手好きが反映されてますw こちらも再現ではありますが見応え十分です。
名古屋城の最寄りの駅には名古屋市役所(手前)と愛知県庁(奥)もあります。

いずれも帝冠様式となっていて、和洋折衷となっています。前編でご紹介した「文化のみち」もこの辺りから続いているので、こうした建物も名古屋の魅力だと思います。
逆に矢場町駅から名城線に乗って南に行くと熱田神宮があります。

創建は646年頃とのことで、由緒正しい神社です。名古屋で一番有名な所なので、寺社仏閣巡りには欠かせないスポットかな。
熱田神宮には文化殿・宝物殿もあります。

国宝・重要文化財・愛知県文化財に指定された品が176点もあるそうで、全6000点の所蔵品の中から展示されるようです。刀剣の揃えが特に良いようなので、ここも見どころになりそうです
他にも名古屋には大小様々なアートスポットがありますが、名古屋駅から近いところにノリタケの森ギャラリーやトヨタ産業技術記念館といった企業系のミュージアムも存在します。名古屋は鉄道網が便利なので、上手く乗り継ぐことで美術館巡りも捗ります。
最後に一気に南下して埠頭にあるリニア・鉄道館についてです。
<リニア・鉄道館>

【公式サイト】
https://museum.jr-central.co.jp/
【鑑賞時間目安】
3時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば概ね可能
【特徴】
こちらは名古屋版の鉄博とも言える国鉄・JR専門の博物館で、過去の車両だけでなくリニアモーターカーの体験など未来についても取り上げている点に特徴があります。
象徴的な3両がお出迎えしてくれます。

機関車、新幹線の試験車、リニアとなっています。普通では観られない車両があるのが魅力です。
他にも沢山の車両がありますが、東海地区で活躍した車両が多いのも特徴です。

中に入れる車両と、入れない車両があります。写真もOKです。
外にも車両がいて、こちらは中でお弁当を食べることができます。

こうした仕組みも鉄博によく似てます。
お弁当は2階などで売っています。

ここで食べると駅弁みたいで旅情があります。
車両以外に、リニアモーターカーの体験シミュレーターなんかもあります。

一足早くリニアを体験した気分になれます。これ以外にもリニアの開発の歴史のコーナーなどもあり、来たるべき開業への期待も膨らみます。
こちらは鉄道模型のコーナー

鉄博に比べるとやや小さめですが、やはりこの地方ならではの車両が多いのが面白い
と、こんな感じで鉄道好きには非常に楽しい所です。名古屋の中心地からちょっと離れているのが難点ですが、近くにはレゴランドもあるので、子供連れの方はそうした施設と合わせて訪れてみるのも良いかと思います。
こちらがレゴランド

駅の反対側にあります。子供が喜びそうなエリアですね。
以上、2回に分けて名古屋をご紹介してきましたが、私は名古屋がかなり好きですw どういう訳か名古屋は観光に力を入れてる感じがしませんが、独自の文化圏で食べ物もユニークなので一度は旅行してみると楽しいと思います。
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今日は名古屋の今日は名古屋のアートスポット巡りについてのご紹介です。名古屋のスポットは数多いので、前編・後編に分けてご紹介していこうと思います。
ご紹介するのはこちらの地図の
でポイントした2箇所となります。また、
と
で示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。
名古屋は古くからの歴史がある街ですが、その象徴とも言えるのが<徳川美術館>だと思います。この美術館から南西方向には「文化のみち」と呼ばれる近代建築が立ち並ぶエリアがあり、文化のみち二葉館、文化のみち橦木館、名古屋 文化のみち 堀美術館といった施設が点在します。さらにそこから南方向に向かうと、横山美術館、<ヤマザキマザック美術館>があり、栄の辺りには愛知県美術館があります。
今日は徳川美術館から南西方面に向かう順でご紹介して参ります。
まずは徳川家の遺産を継いだ徳川美術館についてです。
<徳川美術館>

【公式サイト】
https://www.tokugawa-art-museum.jp/
【鑑賞時間目安】
3時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
不可。庭園部分はルールを守れば可能
【特徴】
こちらは尾張徳川家に伝わった品々が並ぶ美術館で、国宝9件・重要文化財59件を含む1万件余りの所蔵品を誇ります。徳川家ゆかりの品だけあって武具、茶の湯、能などにまつわる由緒正しいコレクションがあり、常設と特別展を合わせると2時間半くらいのボリュームだと思います。展示スペースも豪華で、茶室や書院、能舞台まで作られていて徳川の威光を今でも感じさせるような感じです。企画展も主に江戸時代の工芸や書画をテーマごとに紹介する内容で、こちらも国立の美術館に負けないような立派な品が出てくるようです。
さらにこの美術館には隣接した徳川園という庭園があります。

こちらは尾張藩の二代藩主が隠居所としたのを起源とした庭園で、池を中心とした池泉回遊式となっています。
庭園は美術館とのセット券もあるので、もし訪れるのであれば是非合わせて訪れることをオススメします。30分くらいで周れて、小さいながらも渓谷や滝のような光景もあります。季節によっては菖蒲や冬牡丹なども楽しめます。
ということで、名古屋らしく豪勢な作りで貴重なコレクションを観ることができます。東京で江戸時代をテーマにした展覧会が開かれると、この美術館のコレクションがちょくちょく出品されるほどなので、日本美術が好きな方には特に注目のスポットだと思います。
続いての美術館のご紹介の前に、
と
で示した文化のみちについて取り上げます。
この「文化のみち」というのは主に名古屋城から徳川園にかけて存在する歴史的建造物の集まるエリアのことで、20ヶ所以上の建物がその対象となっています。検索すると効率的に周れるルート紹介などもあるので一部のみのご紹介としますが、それぞれ個性ある瀟洒な雰囲気の建物となっています。
参考記事:
文化のみち二葉館の写真 (名古屋編)
文化のみち橦木館と周辺の写真 (名古屋編)
こちらは「文化のみち二葉館」

ここは日本初の女優と謳われた川上貞奴と、電力奥の福沢桃介が暮らした邸宅を移築・復元したものとなります。
外観の通り洋風の部屋が多いですが、意外にも和室もあります。

この部屋は創建当初のままで国の文化財だったりします。凛とした佇まいで美しい空間です。
2階の旧浴室・旧洗面所・旧化粧室は名古屋ゆかりの文学者や文学作品を紹介する展示室になっています。

他にも作家の城山三郎の書斎の再現などもあり、名古屋の文学界についても知ることができます。
貞奴は海外でも絵画化されているほど有名な女優だったので、当時のポスターを何度か展覧会で見たことがあります。その度にこの家を思い出すので、美術鑑賞の参考にもなりそうです。
文化のみち二葉館から徒歩5分の所に、「文化のみち橦木館」という建物もあります。

この2つの館はセット券になっているのでハシゴしやすい施設です。輸出陶磁器商の井元為三郎によって建てられた和洋折衷様式となっています。
入口や部屋の中にステンドグラスが取り付けられていたりします。

部屋の中には陶器の展示もあり、最盛期には日本の輸出陶磁器の8割近くが名古屋経由だったことなどが紹介されています。
他にも多くの部屋があるのですが、1階の入口脇の洋室はカフェになっています。

庭を眺めながらゆっくりお茶をすると非常に優雅な気分になれますw
と言った感じで、この辺は中に入れる施設が集まっています。近くには「名古屋 文化のみち 堀美術館」などもあるので、文化のみち巡りだけでもかなり楽しめると思います。
続いては文化のみち から南下した所にあるヤマザキマザック美術館についてです。
<ヤマザキマザック美術館>

【公式サイト】
http://www.mazak-art.com/index.shtml
【鑑賞時間目安】
2時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
常設はルールを守れば可能
【特徴】
こちらは工作機械メーカーのヤマザキマザック株式会社が所有するコレクションを展示する美術館で、18世紀のロココ様式と19世紀末のアール・ヌーヴォー様式に特に力を入れたコレクションとなっています。美術館の方針であえて額装からガラス板・アクリル板を外したりキャプションを最低限にするなど、当時の雰囲気を重視するような展示方法となっているのも特徴です。特別展の傾向としてはロココとアール・ヌーヴォーに関する展示が多めで、春と秋にはコレクション展が例年開催されているようです。
常設は2フロアあって、下階はアール・ヌーヴォーの調度品コレクションとなっています。

重厚かつ華麗な雰囲気の調度品に囲まれて、これだけでも十分に見応えがあります。
上階は絵画作品が70点くらい並んでいます。壁まで気品ある感じ

ロココだけでなく新古典主義、ロマン派、象徴主義、写実主義、印象派、ナビ派、フォーヴィスム、エコール・ド・パリなど、王道的なフランスの巨匠たちの作品がずらりと並ぶ光景は圧巻です。
こんな感じでかなり本格的に西洋美術を楽しむことができます。名古屋にも多くの美術館がありますが、ここは特にオススメしたい美術館です。
ヤマザキマザック美術館の近くには輸出陶磁器を中心とした横山美術館や大規模展示を行う愛知県美術館もあります。(愛知県美術館は私が行った時はリニューアル工事中でしたw) 愛知県美術館は繁華街の栄のすぐ近くで名古屋テレビ塔にも近いので、帰りにこの辺を観光するのも良いかもしれません。
ということで、名古屋には徳川ゆかりの美術館もあれば近代建築や近代絵画などモダンなものまで様々なものがあります。名古屋は観光地としても非常に面白いのに、何故かあまり話題にならないのが不思議なくらいですw 他にもまだ見どころはあるので、次回も後編として名古屋についてご紹介の予定です。
ご紹介するのはこちらの地図の



名古屋は古くからの歴史がある街ですが、その象徴とも言えるのが<徳川美術館>だと思います。この美術館から南西方向には「文化のみち」と呼ばれる近代建築が立ち並ぶエリアがあり、文化のみち二葉館、文化のみち橦木館、名古屋 文化のみち 堀美術館といった施設が点在します。さらにそこから南方向に向かうと、横山美術館、<ヤマザキマザック美術館>があり、栄の辺りには愛知県美術館があります。
今日は徳川美術館から南西方面に向かう順でご紹介して参ります。
まずは徳川家の遺産を継いだ徳川美術館についてです。
<徳川美術館>

【公式サイト】
https://www.tokugawa-art-museum.jp/
【鑑賞時間目安】
3時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
不可。庭園部分はルールを守れば可能
【特徴】
こちらは尾張徳川家に伝わった品々が並ぶ美術館で、国宝9件・重要文化財59件を含む1万件余りの所蔵品を誇ります。徳川家ゆかりの品だけあって武具、茶の湯、能などにまつわる由緒正しいコレクションがあり、常設と特別展を合わせると2時間半くらいのボリュームだと思います。展示スペースも豪華で、茶室や書院、能舞台まで作られていて徳川の威光を今でも感じさせるような感じです。企画展も主に江戸時代の工芸や書画をテーマごとに紹介する内容で、こちらも国立の美術館に負けないような立派な品が出てくるようです。
さらにこの美術館には隣接した徳川園という庭園があります。

こちらは尾張藩の二代藩主が隠居所としたのを起源とした庭園で、池を中心とした池泉回遊式となっています。
庭園は美術館とのセット券もあるので、もし訪れるのであれば是非合わせて訪れることをオススメします。30分くらいで周れて、小さいながらも渓谷や滝のような光景もあります。季節によっては菖蒲や冬牡丹なども楽しめます。
ということで、名古屋らしく豪勢な作りで貴重なコレクションを観ることができます。東京で江戸時代をテーマにした展覧会が開かれると、この美術館のコレクションがちょくちょく出品されるほどなので、日本美術が好きな方には特に注目のスポットだと思います。
続いての美術館のご紹介の前に、


この「文化のみち」というのは主に名古屋城から徳川園にかけて存在する歴史的建造物の集まるエリアのことで、20ヶ所以上の建物がその対象となっています。検索すると効率的に周れるルート紹介などもあるので一部のみのご紹介としますが、それぞれ個性ある瀟洒な雰囲気の建物となっています。
参考記事:
文化のみち二葉館の写真 (名古屋編)
文化のみち橦木館と周辺の写真 (名古屋編)
こちらは「文化のみち二葉館」

ここは日本初の女優と謳われた川上貞奴と、電力奥の福沢桃介が暮らした邸宅を移築・復元したものとなります。
外観の通り洋風の部屋が多いですが、意外にも和室もあります。

この部屋は創建当初のままで国の文化財だったりします。凛とした佇まいで美しい空間です。
2階の旧浴室・旧洗面所・旧化粧室は名古屋ゆかりの文学者や文学作品を紹介する展示室になっています。

他にも作家の城山三郎の書斎の再現などもあり、名古屋の文学界についても知ることができます。
貞奴は海外でも絵画化されているほど有名な女優だったので、当時のポスターを何度か展覧会で見たことがあります。その度にこの家を思い出すので、美術鑑賞の参考にもなりそうです。
文化のみち二葉館から徒歩5分の所に、「文化のみち橦木館」という建物もあります。

この2つの館はセット券になっているのでハシゴしやすい施設です。輸出陶磁器商の井元為三郎によって建てられた和洋折衷様式となっています。
入口や部屋の中にステンドグラスが取り付けられていたりします。

部屋の中には陶器の展示もあり、最盛期には日本の輸出陶磁器の8割近くが名古屋経由だったことなどが紹介されています。
他にも多くの部屋があるのですが、1階の入口脇の洋室はカフェになっています。

庭を眺めながらゆっくりお茶をすると非常に優雅な気分になれますw
と言った感じで、この辺は中に入れる施設が集まっています。近くには「名古屋 文化のみち 堀美術館」などもあるので、文化のみち巡りだけでもかなり楽しめると思います。
続いては文化のみち から南下した所にあるヤマザキマザック美術館についてです。
<ヤマザキマザック美術館>

【公式サイト】
http://www.mazak-art.com/index.shtml
【鑑賞時間目安】
2時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
常設はルールを守れば可能
【特徴】
こちらは工作機械メーカーのヤマザキマザック株式会社が所有するコレクションを展示する美術館で、18世紀のロココ様式と19世紀末のアール・ヌーヴォー様式に特に力を入れたコレクションとなっています。美術館の方針であえて額装からガラス板・アクリル板を外したりキャプションを最低限にするなど、当時の雰囲気を重視するような展示方法となっているのも特徴です。特別展の傾向としてはロココとアール・ヌーヴォーに関する展示が多めで、春と秋にはコレクション展が例年開催されているようです。
常設は2フロアあって、下階はアール・ヌーヴォーの調度品コレクションとなっています。

重厚かつ華麗な雰囲気の調度品に囲まれて、これだけでも十分に見応えがあります。
上階は絵画作品が70点くらい並んでいます。壁まで気品ある感じ

ロココだけでなく新古典主義、ロマン派、象徴主義、写実主義、印象派、ナビ派、フォーヴィスム、エコール・ド・パリなど、王道的なフランスの巨匠たちの作品がずらりと並ぶ光景は圧巻です。
こんな感じでかなり本格的に西洋美術を楽しむことができます。名古屋にも多くの美術館がありますが、ここは特にオススメしたい美術館です。
ヤマザキマザック美術館の近くには輸出陶磁器を中心とした横山美術館や大規模展示を行う愛知県美術館もあります。(愛知県美術館は私が行った時はリニューアル工事中でしたw) 愛知県美術館は繁華街の栄のすぐ近くで名古屋テレビ塔にも近いので、帰りにこの辺を観光するのも良いかもしれません。
ということで、名古屋には徳川ゆかりの美術館もあれば近代建築や近代絵画などモダンなものまで様々なものがあります。名古屋は観光地としても非常に面白いのに、何故かあまり話題にならないのが不思議なくらいですw 他にもまだ見どころはあるので、次回も後編として名古屋についてご紹介の予定です。
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更新通知用twitter
今日は愛知県の犬山のアートスポット巡りについてのご紹介です。
ご紹介するのはこちらの地図の
でポイントした2箇所となります。また、
で示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。
犬山は名古屋から電車で30分くらいの街ですが、国宝の犬山城をはじめかつての城下町が広がり、同じく国宝の茶室がある有楽苑など貴重な建物や、犬山市文化史料館、からくり展示館といった様々な資料館が数多く存在します。そして犬山駅からは<博物館明治村>と<野外民族博物館 リトルワールド>という2つの建物のテーマパークにアクセスすることができます。いずれも無数の建物が園内に立ち並び、実際に中に入ることもできるようになっていて、建物好きには嬉しい施設となっています。
まずは私の大好きな博物館明治村についてです。
<博物館明治村>

【公式サイト】
https://www.meijimura.com/
【鑑賞時間目安】
4時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
建物展示のみ
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば可能
【特徴】
こちらは明治~大正の頃に建てられた古い建物を移築し収集した建物の博物館となります約100万㎡におよぶ広大な敷地に重要文化財11件を含む67件もの建物が並び、1つの街のようになっています。東京にも 江戸東京たてもの園がありますが あちらは約7万㎡なので、まさに桁違いの広さです。あまりに広いので園内にはバス、SL、市電などが走っていて、それもレトロな雰囲気となっています。
そんな中でも特に貴重なのがこちらの帝国ホテルの中央玄関(大正12年)です。

設計は近代建築の三大巨匠であるフランク・ロイド・ライトで、玄関部分のみがここで現存しています。大谷石や常滑焼といった日本の素材を上手く使い、関東大震災でも無傷だったという堅牢さを誇ります。勿論、中に入ることも可能で、カフェもあります。ここでお茶すると非常に贅沢な気分になれますw
建物に関する展示を観ると何かとフランク・ロイド・ライトの帝国ホテルにまつわるエピソードに出会うので、一度は観ておきたい建物ではないかと思います。
他にも貴重な建物は数多くあります。要人の家、一般住宅、病院、刑務所、役所、教会などなどバリエーションも豊富です

あまりに広くて数も多いので、ゆっくりしてると1日いても回りきれないかもw 私は無念の時間切れを経験したことがあるので、観て回るペースにご注意です。
こちらは実際に運転されているSL

こうした乗り物も見どころなので、時刻表を見ながら園内のルートを組むと良さそうです。オススメは一番奥の帝国ホテルから正面に戻っていくルートです。
と、私はここが好きなのでその為に名古屋や犬山に旅行しています。冬の時期にはイルミネーションを開催したりするので、そうした時期を狙ってみるのも良いかもしれません。だだっ広くてアップダウンもあるので、その点は留意してください(ハイヒールとかは止めておいたほうがいいw)
続いて、犬山周辺にあるもう1つの建物のテーマパーク 野外民族博物館 リトルワールドについてです。
<野外民族博物館 リトルワールド>

【公式サイト】
https://www.littleworld.jp/
【鑑賞時間目安】
4時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
建物展示・本館での常設
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば可能
【特徴】
こちらは世界の民俗的な建物を集めた施設で、先程の明治村よりも広い123万㎡もの広大な敷地に町並みのように建物が並んでいます。ぐるっと1周2.5kmのルートとなっていて、建物と共に飲食施設も点在しています。あまりに広くて県境を跨いだり、相対的に人が少ないのをネタにされたりしますが かなり立派な施設です。
こんな感じで巨大な建物がいくつもあります。

こちらはペルーの大農園領主の家で、もちろん内部も公開されています、豪華な家具なども含めて当時の様子なども伺えて、異国情緒漂います。
こちらはイタリアのアルベロベッロ

何とも可愛らしい家です。中には食料の保存方法などの展示もあり、建物だけでなく生活の知恵を感じさせます。また、イタリア料理のお店なんかもあって、本格的な雰囲気ですw
と、こちらも明治村とは違った魅力のある建物園です。風土の違いでこれだけ建物は変わるのかという驚きがあると思います。ここも半日~1日がかりになるので、明治村とは別日に行った方が良いかなw 建物好きの方にオススメの施設です。
他に
で示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。
まず犬山で重要なのは犬山城です。

こんな感じで川に面した山の上にあります。織田信長のオチである織田信康によって作られ、天守は現存する日本最古の様式となっています。
天守閣に入ることもでき、絶景を望むことができます。

素人目にもここは難攻不落の城に思えるかな。中の作りも面白いので、よく見ておきたいスポットです。
また、犬山城の近くには有楽苑という庭園もあります。

こちらは織田信長の弟で茶人だった織田有楽斎の茶室が移築されています。
庭園内にある如庵という茶室。こちらも国宝です。

他にも有楽斎の隠居所などもありますが、ここは15分くらいで見てまわれるので、犬山城と合わせて訪れておきたいスポットです。
さらに犬山城の近くは城下町の風情が残っています。

犬山市文化史料館、からくり展示館といった様々な資料館もあり、古民家を利用した飲食店もあるので、街ブラするのも楽しい所です。
ということで、犬山は建物好きには一種の聖地のような街です。関東ではあまり認知度が高くないように思いますが、名古屋などに行く際に足を伸ばしてみるのもよろしいかと思います。
ご紹介するのはこちらの地図の


犬山は名古屋から電車で30分くらいの街ですが、国宝の犬山城をはじめかつての城下町が広がり、同じく国宝の茶室がある有楽苑など貴重な建物や、犬山市文化史料館、からくり展示館といった様々な資料館が数多く存在します。そして犬山駅からは<博物館明治村>と<野外民族博物館 リトルワールド>という2つの建物のテーマパークにアクセスすることができます。いずれも無数の建物が園内に立ち並び、実際に中に入ることもできるようになっていて、建物好きには嬉しい施設となっています。
まずは私の大好きな博物館明治村についてです。
<博物館明治村>

【公式サイト】
https://www.meijimura.com/
【鑑賞時間目安】
4時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
建物展示のみ
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば可能
【特徴】
こちらは明治~大正の頃に建てられた古い建物を移築し収集した建物の博物館となります約100万㎡におよぶ広大な敷地に重要文化財11件を含む67件もの建物が並び、1つの街のようになっています。東京にも 江戸東京たてもの園がありますが あちらは約7万㎡なので、まさに桁違いの広さです。あまりに広いので園内にはバス、SL、市電などが走っていて、それもレトロな雰囲気となっています。
そんな中でも特に貴重なのがこちらの帝国ホテルの中央玄関(大正12年)です。

設計は近代建築の三大巨匠であるフランク・ロイド・ライトで、玄関部分のみがここで現存しています。大谷石や常滑焼といった日本の素材を上手く使い、関東大震災でも無傷だったという堅牢さを誇ります。勿論、中に入ることも可能で、カフェもあります。ここでお茶すると非常に贅沢な気分になれますw
建物に関する展示を観ると何かとフランク・ロイド・ライトの帝国ホテルにまつわるエピソードに出会うので、一度は観ておきたい建物ではないかと思います。
他にも貴重な建物は数多くあります。要人の家、一般住宅、病院、刑務所、役所、教会などなどバリエーションも豊富です

あまりに広くて数も多いので、ゆっくりしてると1日いても回りきれないかもw 私は無念の時間切れを経験したことがあるので、観て回るペースにご注意です。
こちらは実際に運転されているSL

こうした乗り物も見どころなので、時刻表を見ながら園内のルートを組むと良さそうです。オススメは一番奥の帝国ホテルから正面に戻っていくルートです。
と、私はここが好きなのでその為に名古屋や犬山に旅行しています。冬の時期にはイルミネーションを開催したりするので、そうした時期を狙ってみるのも良いかもしれません。だだっ広くてアップダウンもあるので、その点は留意してください(ハイヒールとかは止めておいたほうがいいw)
続いて、犬山周辺にあるもう1つの建物のテーマパーク 野外民族博物館 リトルワールドについてです。
<野外民族博物館 リトルワールド>

【公式サイト】
https://www.littleworld.jp/
【鑑賞時間目安】
4時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
建物展示・本館での常設
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば可能
【特徴】
こちらは世界の民俗的な建物を集めた施設で、先程の明治村よりも広い123万㎡もの広大な敷地に町並みのように建物が並んでいます。ぐるっと1周2.5kmのルートとなっていて、建物と共に飲食施設も点在しています。あまりに広くて県境を跨いだり、相対的に人が少ないのをネタにされたりしますが かなり立派な施設です。
こんな感じで巨大な建物がいくつもあります。

こちらはペルーの大農園領主の家で、もちろん内部も公開されています、豪華な家具なども含めて当時の様子なども伺えて、異国情緒漂います。
こちらはイタリアのアルベロベッロ

何とも可愛らしい家です。中には食料の保存方法などの展示もあり、建物だけでなく生活の知恵を感じさせます。また、イタリア料理のお店なんかもあって、本格的な雰囲気ですw
と、こちらも明治村とは違った魅力のある建物園です。風土の違いでこれだけ建物は変わるのかという驚きがあると思います。ここも半日~1日がかりになるので、明治村とは別日に行った方が良いかなw 建物好きの方にオススメの施設です。
他に

まず犬山で重要なのは犬山城です。

こんな感じで川に面した山の上にあります。織田信長のオチである織田信康によって作られ、天守は現存する日本最古の様式となっています。
天守閣に入ることもでき、絶景を望むことができます。

素人目にもここは難攻不落の城に思えるかな。中の作りも面白いので、よく見ておきたいスポットです。
また、犬山城の近くには有楽苑という庭園もあります。

こちらは織田信長の弟で茶人だった織田有楽斎の茶室が移築されています。
庭園内にある如庵という茶室。こちらも国宝です。

他にも有楽斎の隠居所などもありますが、ここは15分くらいで見てまわれるので、犬山城と合わせて訪れておきたいスポットです。
さらに犬山城の近くは城下町の風情が残っています。

犬山市文化史料館、からくり展示館といった様々な資料館もあり、古民家を利用した飲食店もあるので、街ブラするのも楽しい所です。
ということで、犬山は建物好きには一種の聖地のような街です。関東ではあまり認知度が高くないように思いますが、名古屋などに行く際に足を伸ばしてみるのもよろしいかと思います。
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今日は静岡県の熱海のアートスポット巡りについてのご紹介です。
ご紹介するのはこちらの地図の
でポイントした2箇所となります。また、
と
で示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。
熱海の美術館と言えば<MOA美術館>が有名で、必ず寄るべきスポットとなっています。他に熱海駅の近くにはブルーノ・タウトが地下室を手掛けた旧日向別邸があり(修理中で2022年から公開予定)、それに隣接する隈研吾 氏が設計したATAMI 海峯楼という高級リゾートホテルなどもあります。来宮駅周辺には來宮神社、凌寒荘、熱海梅園、熱海市立澤田政廣記念美術館、中山晋平記念館、双柿舎などが比較的近いエリアに集まっています。また、熱海の市街地の外れにある<起雲閣>も見どころとなっています。勿論、熱海は普通の観光地もたくさんあるので、それらと組み合わせて訪れると良さそうです。
まずはメインとなるMOA美術館についてです。
<MOA美術館>

【公式サイト】
http://www.moaart.or.jp/
【鑑賞時間目安】
2時間30分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
場所による
【特徴】
こちらは箱根美術館と同じく世界救世教が運営している大型の美術館で、国宝3件、重要文化財60件以上を含む約3500件もの美術品を所有しています。館名のMOAって何じゃ?って話ですが、これは「Mokichi Okada Association」の略で、岡田茂吉は世界救世教の教祖です。とは言え、宗教色はあまり感じず普通に観光地となっています。傾向としては日本の古美術・工芸を中心としたコレクションで、企画展も同様となります。2017年には新素材研究所がリニューアルを手掛け、それらも一種の見どころとなったようです、私はリニューアル後はまだ訪れていないので最新の情報ではありませんが、いくつか施設をご紹介
美術館に入ると、長い長いエスカレーターがあります。

この美術館は熱海駅の裏の急斜面にあり、館内でも高低差があります。立地的には熱海駅のすぐ近くですが、曲がりくねった道となっているのも同様の理由です。駅から歩くのは止めたほうが良いw
館内はガラス張りになっていて、熱海の海を見下ろすことができます。

急斜面にあるので眺めが非常に良いのはメリットですね。
こちらは模造品ですが、この美術館の目玉コレクションと言える尾形光琳の「紅白梅図屏風」です

本物は大体2月くらいに企画展で出品されることが多いように思います。なので私が熱海に行くのは冬ばかりw
ちなみに展示室はかなり広く、それ以外にも庭園や野外彫刻などもあるのでじっくり見れば2時間半~3時間くらいはかかると思います。
こちらは秀吉の作った黄金の茶室の再現

当時の文献などを元に再現したようです。秀吉のイメージそのものかなw
他にも能楽堂が丸ごとあったりして、豪快な美術館です。
外にも庭園があり、こちらは尾形光琳の屋敷の再現。

1階は中に入ることもできます。他にも茶室や門など古い建造物を移築したものもあり、建物好きにも楽しい所です。
ということで、美術品だけでなく付属施設も見どころの多い美術館となっています。眺めも良くカフェ・レストラン・茶室などの飲食施設も充実しているので多くの人が楽しめるんじゃないかな。美術初心者の方にもオススメの美術館です。
熱海駅の周辺でもう1つ注目なのが旧日向別邸です。こちら保存修理中で再オープンは2022年3月頃を予定していますが、世界的に有名な建築家のブルーノ・タウトがナチスから逃れ日本に亡命してきた頃に手掛けたもので、日本で唯一現存する建築となっています。地下に日本建築を取り入れた3室を作っていて、今では一般公開されています(修理が終わればですが) また、そのすぐ隣には隈研吾 氏が手掛けたATAMI 海峯楼という高級リゾートホテルがあります。たった4室しかなく めちゃくちゃ高級で予約も全然取れないようですが、水鏡と海が一体化したような眺めやガラス張りの食堂などが話題となったので、お金に余裕のある建築好きの方は是非チェックしてみてください。
来宮駅の北側には樹齢2000年の御神木がある來宮神社があり、その近くには凌寒荘(国文学者の佐佐木信綱)があります。凌寒荘は建物の中には入れませんが、趣のある邸宅となっています。また、来宮駅の西側には熱海梅園があり、それに隣接して熱海市立澤田政廣記念美術館や、中山晋平記念館があります。熱海市立澤田政廣記念美術館は彫刻家の澤田政廣が並び、梅まつりの頃は入場無料になるようなので梅園と共に訪れると良さそうです。中山晋平記念館は昭和20年代の家屋で、作曲家である中山晋平にまつわるピアノなども置かれています。こちらも梅園とセットで巡るのがベストだと思います。他にも来宮駅の南側には双柿舎という明治の文豪の坪内逍遙が住んだ家があり、無料で見学することができます。この辺は割と徒歩でも周れるので一気に訪れたいエリアです。
もう1つ、私のオススメは起雲閣です。
<起雲閣>

【公式サイト】
https://www.city.atami.lg.jp/kiunkaku/index.html
【鑑賞時間目安】
0時間40分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
建物・庭園のみ
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
なし
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば可能
【特徴】
こちらは大正時代に実業家の別荘として建てられたもので、1925年からは根津美術館の創始者でもある根津嘉一郎の手に渡り庭園が整備されました。1947年からは旅館として数多くの文豪にも愛されていましたが1999年に廃業し、熱海市が買い上げて2000年から一般公開されるようになりました。
魅力は何と言っても建物で、和風と洋風を組み合わせた作りとなっています。
こちらは麒麟という部屋

加賀の青漆喰が使われ、気品ある佇まいとなっています。
打って変わってこちらはアール・デコ様式のサンルーム

タイル張りとなっていて、あちこちに細かいデザインもあって瀟洒な雰囲気です。ここからの庭園の景色も素晴らしい(そして冬でも温かいw)
旅館だったのでお風呂もあります。

ローマ風呂という名前で、確かにそうした風情があるかな。レトロなデザインがたまりません。
建物だけでなく庭もかなり立派です。

2階から見下ろすこともでき、高い美意識が感じられる空間です。
併設のカフェもあり、旅館だった頃のバーを利用しています。

やはりアール・デコ/アール・ヌーヴォー風の内装となっていて、洒落た雰囲気です。それほどメニューが充実している訳ではないですが、ここに行ったら是非寄っておきたいカフェです。
ということで、建物好きには面白い所となっています。山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳といった文豪たちも泊まっていたようなので文学好きの人にも一種の聖地になるのかも? 熱海に行ったらここも観光することをお勧めします。
ということで、熱海の大きな美術館はMOA美術館くらいですが、様々な建築物があります。普通の観光地もたくさんあるので、そうしたスポットと組み合わせると充実した旅になると思います。東京から青春18切符で日帰りするのにも良いエリアです。
ご紹介するのはこちらの地図の



熱海の美術館と言えば<MOA美術館>が有名で、必ず寄るべきスポットとなっています。他に熱海駅の近くにはブルーノ・タウトが地下室を手掛けた旧日向別邸があり(修理中で2022年から公開予定)、それに隣接する隈研吾 氏が設計したATAMI 海峯楼という高級リゾートホテルなどもあります。来宮駅周辺には來宮神社、凌寒荘、熱海梅園、熱海市立澤田政廣記念美術館、中山晋平記念館、双柿舎などが比較的近いエリアに集まっています。また、熱海の市街地の外れにある<起雲閣>も見どころとなっています。勿論、熱海は普通の観光地もたくさんあるので、それらと組み合わせて訪れると良さそうです。
まずはメインとなるMOA美術館についてです。
<MOA美術館>

【公式サイト】
http://www.moaart.or.jp/
【鑑賞時間目安】
2時間30分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
場所による
【特徴】
こちらは箱根美術館と同じく世界救世教が運営している大型の美術館で、国宝3件、重要文化財60件以上を含む約3500件もの美術品を所有しています。館名のMOAって何じゃ?って話ですが、これは「Mokichi Okada Association」の略で、岡田茂吉は世界救世教の教祖です。とは言え、宗教色はあまり感じず普通に観光地となっています。傾向としては日本の古美術・工芸を中心としたコレクションで、企画展も同様となります。2017年には新素材研究所がリニューアルを手掛け、それらも一種の見どころとなったようです、私はリニューアル後はまだ訪れていないので最新の情報ではありませんが、いくつか施設をご紹介
美術館に入ると、長い長いエスカレーターがあります。

この美術館は熱海駅の裏の急斜面にあり、館内でも高低差があります。立地的には熱海駅のすぐ近くですが、曲がりくねった道となっているのも同様の理由です。駅から歩くのは止めたほうが良いw
館内はガラス張りになっていて、熱海の海を見下ろすことができます。

急斜面にあるので眺めが非常に良いのはメリットですね。
こちらは模造品ですが、この美術館の目玉コレクションと言える尾形光琳の「紅白梅図屏風」です

本物は大体2月くらいに企画展で出品されることが多いように思います。なので私が熱海に行くのは冬ばかりw
ちなみに展示室はかなり広く、それ以外にも庭園や野外彫刻などもあるのでじっくり見れば2時間半~3時間くらいはかかると思います。
こちらは秀吉の作った黄金の茶室の再現

当時の文献などを元に再現したようです。秀吉のイメージそのものかなw
他にも能楽堂が丸ごとあったりして、豪快な美術館です。
外にも庭園があり、こちらは尾形光琳の屋敷の再現。

1階は中に入ることもできます。他にも茶室や門など古い建造物を移築したものもあり、建物好きにも楽しい所です。
ということで、美術品だけでなく付属施設も見どころの多い美術館となっています。眺めも良くカフェ・レストラン・茶室などの飲食施設も充実しているので多くの人が楽しめるんじゃないかな。美術初心者の方にもオススメの美術館です。
熱海駅の周辺でもう1つ注目なのが旧日向別邸です。こちら保存修理中で再オープンは2022年3月頃を予定していますが、世界的に有名な建築家のブルーノ・タウトがナチスから逃れ日本に亡命してきた頃に手掛けたもので、日本で唯一現存する建築となっています。地下に日本建築を取り入れた3室を作っていて、今では一般公開されています(修理が終わればですが) また、そのすぐ隣には隈研吾 氏が手掛けたATAMI 海峯楼という高級リゾートホテルがあります。たった4室しかなく めちゃくちゃ高級で予約も全然取れないようですが、水鏡と海が一体化したような眺めやガラス張りの食堂などが話題となったので、お金に余裕のある建築好きの方は是非チェックしてみてください。
来宮駅の北側には樹齢2000年の御神木がある來宮神社があり、その近くには凌寒荘(国文学者の佐佐木信綱)があります。凌寒荘は建物の中には入れませんが、趣のある邸宅となっています。また、来宮駅の西側には熱海梅園があり、それに隣接して熱海市立澤田政廣記念美術館や、中山晋平記念館があります。熱海市立澤田政廣記念美術館は彫刻家の澤田政廣が並び、梅まつりの頃は入場無料になるようなので梅園と共に訪れると良さそうです。中山晋平記念館は昭和20年代の家屋で、作曲家である中山晋平にまつわるピアノなども置かれています。こちらも梅園とセットで巡るのがベストだと思います。他にも来宮駅の南側には双柿舎という明治の文豪の坪内逍遙が住んだ家があり、無料で見学することができます。この辺は割と徒歩でも周れるので一気に訪れたいエリアです。
もう1つ、私のオススメは起雲閣です。
<起雲閣>

【公式サイト】
https://www.city.atami.lg.jp/kiunkaku/index.html
【鑑賞時間目安】
0時間40分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
建物・庭園のみ
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
なし
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
ルールを守れば可能
【特徴】
こちらは大正時代に実業家の別荘として建てられたもので、1925年からは根津美術館の創始者でもある根津嘉一郎の手に渡り庭園が整備されました。1947年からは旅館として数多くの文豪にも愛されていましたが1999年に廃業し、熱海市が買い上げて2000年から一般公開されるようになりました。
魅力は何と言っても建物で、和風と洋風を組み合わせた作りとなっています。
こちらは麒麟という部屋

加賀の青漆喰が使われ、気品ある佇まいとなっています。
打って変わってこちらはアール・デコ様式のサンルーム

タイル張りとなっていて、あちこちに細かいデザインもあって瀟洒な雰囲気です。ここからの庭園の景色も素晴らしい(そして冬でも温かいw)
旅館だったのでお風呂もあります。

ローマ風呂という名前で、確かにそうした風情があるかな。レトロなデザインがたまりません。
建物だけでなく庭もかなり立派です。

2階から見下ろすこともでき、高い美意識が感じられる空間です。
併設のカフェもあり、旅館だった頃のバーを利用しています。

やはりアール・デコ/アール・ヌーヴォー風の内装となっていて、洒落た雰囲気です。それほどメニューが充実している訳ではないですが、ここに行ったら是非寄っておきたいカフェです。
ということで、建物好きには面白い所となっています。山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳といった文豪たちも泊まっていたようなので文学好きの人にも一種の聖地になるのかも? 熱海に行ったらここも観光することをお勧めします。
ということで、熱海の大きな美術館はMOA美術館くらいですが、様々な建築物があります。普通の観光地もたくさんあるので、そうしたスポットと組み合わせると充実した旅になると思います。東京から青春18切符で日帰りするのにも良いエリアです。
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今日は山梨県の北杜市のアートスポット巡りについてのご紹介です。
ご紹介するのはこちらの地図の
でポイントした2箇所となります。また、
で示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。
山梨県の北西部にある北杜市はどういう訳か多くの美術館が集まっている地域で、甲斐小泉駅の近くの<平山郁夫シルクロード美術館>、八ヶ岳泰雲書道美術館、小淵沢駅周辺の中村キース・ヘリング美術館、小淵沢絵本美術館、長坂駅周辺の<清春白樺美術館>、一般財団法人アフリカンアートミュージアム、北杜市囲碁美術館など多くのアートスポットが点在しています。(それ以外にもたくさんあります)いずれも公共交通機関の便はあまり良くないので、自家用車で回った方が良さそうなルートになります。
まずは小海線の甲斐小泉駅の駅前にある平山郁夫シルクロード美術館についてです。
<平山郁夫シルクロード美術館>

【公式サイト】
http://www.silkroad-museum.jp/
【鑑賞時間目安】
2時間30分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
展示による。常設は可能
【特徴】
こちらは日本画家の平山郁夫の作品と共に、絵の題材にもなり こよなく愛したシルクロードの文化・文明にまつわる品を展示している美術館です。常設と企画展があり、企画展は主に平山郁夫の作品やシルクロードの遺跡で見つかった品などをテーマに行っています。平山郁夫は文化財赤十字という保護活動も行っていて、その際に取材したスケッチなども展示される機会もあって、この画家についてかなり深く紹介しています。展示は1階・2階とあり結構広いのでじっくり観てると2時間以上かかるかも。ミニ企画展を2~3やっていることもあり、割とボリュームがあります。
最初に仏像が並んでいます。これはガンダーラの2~3世紀頃の品。

日本の仏像とは雰囲気が違うのがよく分かると思います。こうした貴重な品が並んでいて見ごたえがあります。
肝心の平山郁夫の作品もこんな感じで大画面に囲まれて鑑賞できます。

臨場感があり壮観な光景です。これだけでも十分に行く価値があります。
画室の再現なんかもあります。

近くには実際に使われていたテーブルセットもあり、座ることもできます。
2階にはカフェもあって、開放的な空間となっています。

ついでにここでミニ展示が開かれることもあります(写真の左側辺り)
ということで、恐らく平山郁夫に関することならこの美術館が一番充実しているのではないかと思います。平山郁夫がお好きな方は一度チェックしてみてください。
この美術館と線路を挟んだ向かい側に八ヶ岳泰雲書道美術館というのがあります。確か近くに踏切が無いので大回りする必要があった気がしますが、この辺は電車の本数も少ないので ゆっくりとこちらも合わせて訪れて観ると良いかもしれません。
また、この辺で大きな駅となる小淵沢駅の周りにも中村キース・ヘリング美術館や小淵沢絵本美術館といった美術館があります。(どちらも駅からタクシーで5~10分くらいです) 特に中村キース・ヘリング美術館は建物自体も斬新な形でポップな雰囲気なので、現代アートが好きな方はこちらも寄ってみると楽しいと思います。
続いては長坂駅周辺の 白樺派にゆかりのある清春芸術村についてです。
<清春芸術村>

【公式サイト】
https://www.kiyoharu-art.com/
【鑑賞時間目安】
2時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
館内不可。庭園部分はルールを守れば可能
【特徴】
こちらは元々は小学校があった所に吉井画廊の社長が私財を投じて芸術村を作った所で、敷地内に様々な施設が建っています。
敷地内の地図はこんな感じ。

基本設計は東宮御所や帝国劇場の設計者でもある谷口吉郎が手掛けたそうです。2000年からは岸田劉生のお孫さんが館長を務めるそうです。
シンボル的な建物はこちらのラ・リューシュ(蜂の巣) オリジナルはパリのモンパルナスにあります。

オリジナルはギュスターヴ・エッフェルが設計した集合アトリエで、シャガールやキスリング、モディリアーニなども住んでいました。こちらはそれを再現していて、現役のアトリエとしても使われています。
続いてこちらは清春白樺美術館。

白樺派のメンバーが夢見た美術館を実現した施設で、中には白樺派が愛したルオーなどの作品が展示されています。結構色々あるのでここだけで1時間くらいは観てまわれるかな。
さらにもう1つ、光の美術館というのもあります。

設計は安藤忠雄 氏によるもので、人工照明が全くなく自然光を生かす設計となっています。中は抽象画などがあり10分くらいで観られる内容です。
こちらは日本画家の梅原龍三郎のアトリエを移築してきたもの。

吉田五十八による設計で、サポーター会員になれば中に入れるようです(会員以外は窓から覗く感じになりますw)
こちらはルオー礼拝堂。谷口吉生による設計です。

中にはルオーによるステンドグラスや版画が展示されています。白樺派の美術館に相応しい施設ですね。
他にもエッフェル塔の階段や木の上にある茶室など様々な建造物があり、美術だけでなく建物も面白い施設となっています。あまり知られていないように思いますが、オススメの施設です。
清春芸術村のすぐ近くには北杜市長坂郷土資料館というのもあります。

ここは地元に関する資料展示をやっているようです。
さらに長坂駅方面に300mくらい行くと一般財団法人アフリカンアートミュージアムという施設もあります。

アフリカの彫刻作品などがあるようで、非常に興味を惹かれるのですが入ったことはありません。この辺の移動はキロ単位なので時間との戦いだったりします。
ということで、北杜は個性的な美術館が多く集まっています。東京からは結構遠いですが、青春18切符などで訪れると日帰りで丁度いい距離だったりします。 景色も美しく都心よりも涼しいので夏に出かけるのがオススメです。
ご紹介するのはこちらの地図の


山梨県の北西部にある北杜市はどういう訳か多くの美術館が集まっている地域で、甲斐小泉駅の近くの<平山郁夫シルクロード美術館>、八ヶ岳泰雲書道美術館、小淵沢駅周辺の中村キース・ヘリング美術館、小淵沢絵本美術館、長坂駅周辺の<清春白樺美術館>、一般財団法人アフリカンアートミュージアム、北杜市囲碁美術館など多くのアートスポットが点在しています。(それ以外にもたくさんあります)いずれも公共交通機関の便はあまり良くないので、自家用車で回った方が良さそうなルートになります。
まずは小海線の甲斐小泉駅の駅前にある平山郁夫シルクロード美術館についてです。
<平山郁夫シルクロード美術館>

【公式サイト】
http://www.silkroad-museum.jp/
【鑑賞時間目安】
2時間30分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
展示による。常設は可能
【特徴】
こちらは日本画家の平山郁夫の作品と共に、絵の題材にもなり こよなく愛したシルクロードの文化・文明にまつわる品を展示している美術館です。常設と企画展があり、企画展は主に平山郁夫の作品やシルクロードの遺跡で見つかった品などをテーマに行っています。平山郁夫は文化財赤十字という保護活動も行っていて、その際に取材したスケッチなども展示される機会もあって、この画家についてかなり深く紹介しています。展示は1階・2階とあり結構広いのでじっくり観てると2時間以上かかるかも。ミニ企画展を2~3やっていることもあり、割とボリュームがあります。
最初に仏像が並んでいます。これはガンダーラの2~3世紀頃の品。

日本の仏像とは雰囲気が違うのがよく分かると思います。こうした貴重な品が並んでいて見ごたえがあります。
肝心の平山郁夫の作品もこんな感じで大画面に囲まれて鑑賞できます。

臨場感があり壮観な光景です。これだけでも十分に行く価値があります。
画室の再現なんかもあります。

近くには実際に使われていたテーブルセットもあり、座ることもできます。
2階にはカフェもあって、開放的な空間となっています。

ついでにここでミニ展示が開かれることもあります(写真の左側辺り)
ということで、恐らく平山郁夫に関することならこの美術館が一番充実しているのではないかと思います。平山郁夫がお好きな方は一度チェックしてみてください。
この美術館と線路を挟んだ向かい側に八ヶ岳泰雲書道美術館というのがあります。確か近くに踏切が無いので大回りする必要があった気がしますが、この辺は電車の本数も少ないので ゆっくりとこちらも合わせて訪れて観ると良いかもしれません。
また、この辺で大きな駅となる小淵沢駅の周りにも中村キース・ヘリング美術館や小淵沢絵本美術館といった美術館があります。(どちらも駅からタクシーで5~10分くらいです) 特に中村キース・ヘリング美術館は建物自体も斬新な形でポップな雰囲気なので、現代アートが好きな方はこちらも寄ってみると楽しいと思います。
続いては長坂駅周辺の 白樺派にゆかりのある清春芸術村についてです。
<清春芸術村>

【公式サイト】
https://www.kiyoharu-art.com/
【鑑賞時間目安】
2時間00分程度
【過去の展示】
記事一覧はこちら
【企画展・常設】
企画展・常設ともにあり
【併設のカフェ】
あり
【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
記事一覧はこちら
【ミュージアムショップ】
あり
【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
不参加
【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
館内不可。庭園部分はルールを守れば可能
【特徴】
こちらは元々は小学校があった所に吉井画廊の社長が私財を投じて芸術村を作った所で、敷地内に様々な施設が建っています。
敷地内の地図はこんな感じ。

基本設計は東宮御所や帝国劇場の設計者でもある谷口吉郎が手掛けたそうです。2000年からは岸田劉生のお孫さんが館長を務めるそうです。
シンボル的な建物はこちらのラ・リューシュ(蜂の巣) オリジナルはパリのモンパルナスにあります。

オリジナルはギュスターヴ・エッフェルが設計した集合アトリエで、シャガールやキスリング、モディリアーニなども住んでいました。こちらはそれを再現していて、現役のアトリエとしても使われています。
続いてこちらは清春白樺美術館。

白樺派のメンバーが夢見た美術館を実現した施設で、中には白樺派が愛したルオーなどの作品が展示されています。結構色々あるのでここだけで1時間くらいは観てまわれるかな。
さらにもう1つ、光の美術館というのもあります。

設計は安藤忠雄 氏によるもので、人工照明が全くなく自然光を生かす設計となっています。中は抽象画などがあり10分くらいで観られる内容です。
こちらは日本画家の梅原龍三郎のアトリエを移築してきたもの。

吉田五十八による設計で、サポーター会員になれば中に入れるようです(会員以外は窓から覗く感じになりますw)
こちらはルオー礼拝堂。谷口吉生による設計です。

中にはルオーによるステンドグラスや版画が展示されています。白樺派の美術館に相応しい施設ですね。
他にもエッフェル塔の階段や木の上にある茶室など様々な建造物があり、美術だけでなく建物も面白い施設となっています。あまり知られていないように思いますが、オススメの施設です。
清春芸術村のすぐ近くには北杜市長坂郷土資料館というのもあります。

ここは地元に関する資料展示をやっているようです。
さらに長坂駅方面に300mくらい行くと一般財団法人アフリカンアートミュージアムという施設もあります。

アフリカの彫刻作品などがあるようで、非常に興味を惹かれるのですが入ったことはありません。この辺の移動はキロ単位なので時間との戦いだったりします。
ということで、北杜は個性的な美術館が多く集まっています。東京からは結構遠いですが、青春18切符などで訪れると日帰りで丁度いい距離だったりします。 景色も美しく都心よりも涼しいので夏に出かけるのがオススメです。
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