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【密蔵院】の安行寒桜の写真

先週の連休中に、埼玉県川口市の安行にある真言宗智山派の海寿山・満福寺・密蔵院で一足早いお花見をしてきました。

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 公式サイト:http://www.mituzoin.jp/

ここは2008年にブログを開始した当初にご紹介したことがあるのですが、安行桜というソメイヨシノよりも1週間くらい前に満開になる桜で有名な場所です。非常に綺麗なのでまた見たいと思っていたもののアクセスが難しいところなので14年ぶりとなってしまいましたw
 参考記事:一足早い桜満開

敷地の内外で桜が満開になっていて、お寺に近づくとすぐにわかります。
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公式サイトで桜の様子を更新していて、それを見てタイミングを図りました。安行桜は見頃も少し長めなので、3/25の時点でもまだ見頃と出ていました。

安行桜はソメイヨシノに比べて若干ピンクがかっているのが特徴です。
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境内に数十本あるようで、壮観な光景となります。確か以前行ったときはギャラリーみたいなのがあったけど今回はスルーしてしまったw

まずはご挨拶。埼玉県南部でも特に大きな真言宗のお寺で、その歴史は500年以上だそうです。
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本尊は平安時代の慈覚大師の作で、平将門の念持仏だったと伝承される延命地蔵菩薩となります。他にも大黒天を祀った大黒堂などもあり、川口七福神めぐりの地にもなっているようです。あちこちに十六羅漢などもあったりして寺社仏閣めぐりにも良い場所です。

安行桜だけでなく、台湾緋桜らしき桜も咲いていました。
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このお寺のある安行の一帯は植木が盛んだったそうで、安行桜以外にもこうして観ることができます。

こちらはテラス状になっている場所から観る景色。
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目の前で桜を観られました。天気もよく、近くでは屋台も出ていてのんびりしたムードです。

こちらは桜のアップ。テラス状のところは本当にすぐ近くで観られます。
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こんなに見事な桜なので、さぞ昔からあるのだろうと思ったら、実は昭和20年代初頭ころに沖田雄司 氏という方が植物見本園から貰った早咲きの桜を貰ってきたのを接ぎ木したりして広めたようです。河津桜にも似てるけど、発祥の詳しいことは分からないのだとか。

この近くはアップダウンのキツい坂道になってるのがちょっと大変w
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お寺の近くの坂も両側に安行桜が咲いてトンネルみたいになっていました。

先述の通りここは交通の便が悪いので公共交通機関で行くのは大変ですが、無料駐車場がたくさんあります。
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ひっきりなしに車が出入りするので、すんなり入れました。外環から近いので車で直接行くには割とスムーズでした。


ということで、久々に一足先のお花見を楽しんできました。そろそろソメイヨシノも咲き始めていますが、早めに咲く品種なので来年以降もいち早く春を感じられる場所だと思います。


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鎌倉の写真 (2021年11月)

2ヶ月ほど前の2021年11月に鎌倉に展示を観に行ったのですが、会期を間違っていて観られなかったので鎌倉観光に切り替えて1日ぶらぶらと散歩してきました。写真も撮ってきたのでそれを使ってご紹介しようと思います。

向かったのは神奈川県立近代美術館の鎌倉別館で、鶴岡八幡宮の裏手にあるので ついでに鶴岡八幡宮を通って行きました。
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階段を登るのが大変なので今回は参拝せずw ちょっと前まではインバウンドで盛り上がっていましたがコロナのせいで今回は外国人には全く会いませんでした(アジアの方たちはいるかも) 2022年の大河ドラマは源頼朝が主人公なので、ここと頼朝の墓は一層に注目されそうです。

鎌倉全体が大河ドラマの影響で国内の観光客で混み合うのでは??と思い 早めに出かけたのですが、早く行き過ぎて仇に。この展示を観に行ったら開始3日前でしたw
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一応、この記事を書いている時点でも開催中ではあるのですが、オミクロン株が急増しているので行くのを断念…。以前この人の作品を観て非常に気になっていました。写真作品なので図録を買って済まそうと思います。
 参考記事:
  「覚醒する写真たち」 今 道子 + 佐藤時啓 Part1 今 道子「蘇生するものたち」 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)

気を取り直して、鎌倉観光をすることにしました。ブログ休止中も含め、鎌倉は何回か行ってるので今回はあまり焦ることなく 適当にブラブラしながら江ノ島方面を目指します。
 参考記事:
  鎌倉の写真 (2013年4月)
  江ノ島の夕日 【江ノ島】
  高徳院(鎌倉大仏) と 長谷寺 【長谷】
  鶴岡八幡宮 と 頼朝の墓 【鎌倉】

まずは雪ノ下の鎌倉市鏑木清方記念美術館に寄りました
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特にメモなどは取らず気楽に観てきました。ここはその名の通り日本画家の巨匠 鏑木清方の作品を常設展示していて、粒ぞろいの美品が並んでいました。清廉な雰囲気の美人画が多い画家なので、この町によく似合います。

こちらは休憩室から見える中庭
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軽く紅葉が始まっていて一層に美しい庭となっていました。

こちらは鏑木清方のアトリエ
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凛とした雰囲気となっていて、人柄が伺えます。この美術館は人気の小町通りからも近いので、美術ファンには是非立ち寄って欲しいスポットです。

鏑木清方記念美術館から大仏まで歩こうということになり、JRの踏切を越えていきました
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ここから観る鎌倉駅はとても雰囲気が良いのですが、踏切なので立ち止まる訳にも行かずちょっと変な構図になってしまったw

こちらは鎌倉駅の北側にある古我邸。
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ここはカフェでもあるのですが、この日は結婚式で貸し切りでした。本当に間の悪いタイミングで来てしまったw また次回のお楽しみにしようと思います。
 参考リンク:古我邸

その後、鎌倉市役所や御成トンネルを通って長谷の大仏までやってきました。

この時はコロナが落ち着いていたこともあり大仏様も賑わっていました。
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最近はベタな観光地は混みすぎて近づこうとしなかったので、久々に拝んだ感じw

せっかくなので角度違いも
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普段は胎内も拝観できるのですが、コロナの影響でそれは中止となっていました。致し方なし。

こちらは大仏の裏の木々
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ちょうど紅葉も進んでいて、快晴の空に映えました。

続いては長谷寺を訪れました。
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ここも超定番のスポットだけど、この日は特に混むこともなく割と快適でした。こんなに快適に鎌倉を巡れるとは予想外

ここには大きな十一面観音像が安置されています。2021年に1300年を迎えたというのだから驚きです。
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世の中の平安を祈っておきました。いい加減終わって欲しいもんです。

展望台からの景色。鎌倉の海が一望できます。
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せっかくなのでここの食堂「海光庵」でお茶でもしようと思ったら、終わっていましたw 15時ラストオーダーって早すぎるよ…。ついてない日はとことんついてない。

段々と日が暮れてきたので、長谷から江ノ電に乗って七里ヶ浜に行くことにしました。
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この電車も一時期は満員電車みたいなことになってたけど、それほど混雑してませんでした。

七里ヶ浜に着いてしばらくしたら夕暮れになりました。
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江ノ島の南に日が落ちていきます。

実際には写真よりも赤々としていて感動的な光景です。これを観られただけで、この日の残念なことは吹き飛びましたw
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この後、江ノ島辺りのカフェバーで食事をしてからモノレールで大船に出て帰りました。


ということで、無計画だったこともあり噛み合わないところもあったけど、それほど混雑することもなく快晴の中で鎌倉散歩ができました。コロナ禍で外出も少なかったので紅葉を観ながらの散策は非常に心に残るものとなりました。またしばらく我慢の時期が来そうな予感ですが、いずれ落ち着くと思うのでその際は参考にして頂ければと思います。



おまけ:
インスタで先行で載せた写真をいくつかご紹介

こちらは2009年に撮った鶴岡八幡宮の写真の再掲


こちらは鏑木清方のアトリエ

ちょっと明暗を強くしてるので先程の写真よりも実際の光景に近いかも

こちらは古我邸のアップ

鎌倉三大洋館の1つとなっています。残り2つは以前行ったのに写真が見当たらず…

こちらは鎌倉市役所の近くの御成トンネル

千と千尋みたいな異世界感があって好きです。


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【山崎美術館】の案内 (2021年11月)

前回ご紹介した旧山崎家別邸を観た後、本邸にあたる山崎美術館を観てきました。今回はあまりメモを取ってきませんでしたが簡単にご紹介しておこうと思います。

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【公式サイト】
 https://www.koedo-kameya.com/sp.html

【会場】山崎美術館
【最寄】本川越駅、川越市駅、川越駅

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

休日でも空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、この美術館はこの地の豪商だった亀屋の山崎家の家が母体となっていて、川越の観光地の中心である蔵通りに近い場所にあります。前回ご紹介した別邸からも近いので、ハシゴしやすく川越観光のルートに組み込みやすい美術館と言えます。

美術館を入ると古民家風になっていて、簡単なお茶席があります。
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撮影不可でしたが、この写真の裏手が蔵となっていて、そこも小規模な展示室となっていました。

こちらは先程の写真の右手方向の母屋の入口
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ここがメインの展示室となり、靴を脱いで鑑賞することになります。

展示品は近代日本画の世界に大きな足跡を残した橋本雅邦の掛け軸などが部屋を囲むように展示されています。橋本雅邦は川越藩のお抱え絵師の息子だったこともあり、この地にゆかりがあります。昇龍図や蓬莱山など伝統的な画題の作品が並び、橋本雅邦のダイナミックさや奥深い幽玄さを感じることができます。部屋の中央には焼き物のコーナーなどもあり、点数は少なめですがクオリティの高い品々を鑑賞することができました。

観終わって出ようとしたら、先程のお茶席でお茶とモナカを頂くことができました。
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消毒もできコロナ禍でもきっちり対策しています。モナカは甘すぎずスッキリした後味でした。亀屋は長年続く和菓子屋さんなので、その美味しさは世代を超える恒久性がありますね。

最後にこの通路を通って出ていきます。
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どことなく昭和の香りの懐かしい感じw 昼でも薄暗くてムードがありました。


ということで、小さめの美術館で短時間で鑑賞できました。少数精鋭と言った感じで橋本雅邦の作品のクオリティは流石です。観光地のど真ん中という利便性もあるので、川越観光に行く際はこちらの美術館と別邸も訪れてみることをオススメします。



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保岡勝也 「旧山崎家別邸」

今日は写真多めです。2ヶ月ほど前の11月に、川越で美術館巡りをしてきました。その際に、旧山崎家別邸を見学してきたのですが、撮影可能となっていましたので写真を使ってご紹介していこうと思います。

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【公式サイト】
 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/welcome/kankospot/kurazukurizone/kyuyamazakike.html

【施設】旧山崎家別邸
【最寄】本川越駅、川越市駅、川越駅

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度
 
空いていて快適に鑑賞することができました。閑静な住宅地の中にあり、表通りの賑やかな雰囲気とは違った川越の魅力を感じられる場所となっています。入口施設にはロッカーなどもあるので、旅行客も見学しやすくなっています。

こちらが旧山崎家別邸の見取り図。近くにある山崎美術館が川越の老舗菓子屋「亀屋」の山崎家の本宅で、こちらは五代目である山崎嘉七氏の隠居所として建てられました。
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和洋折衷建築となっていて、設計者は保岡勝也という辰野金吾に師事した建築家です。

保岡勝也の代表作は川越を歩いていると一際目を引く↓の第八十五銀行本店(現在の埼玉りそな銀行川越支店)
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どちらかと言うと、師の師であるジョサイア・コンドルっぽさを感じるかな。旧山崎家別邸にもこうした洋風の要素があるので比較してみると面白いです。

再び旧山崎家別邸に戻って、こちらは玄関を入ってすぐの光景
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立派な和室の客間で、幾何学的な美しさがあります。ここは一旦後回しの順路になっていますので後ほど。

こちらは廊下
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スイッチの装飾などが可愛らしくて、そうしたところにも細やかな気配りを感じます。

こちらは浴室
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幾何学文様が洒落た雰囲気。建てられたのは1925年なので、アール・デコっぽさを感じます。

この時、施設内でグループ展が開催されていてあちこちに作品が展示されていました。
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こちらの期間は分からないので終わっているかもしれませんが、毎週土曜日・日曜日には盆栽・水石の展示なども行われるようです。

こちらは階段附近。ステンドグラスが見どころとなっています。
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残念なことに2階は非公開となっています。踊り場にもステンドグラスが見えているけど、光が強すぎて上手く撮れませんでした。

階段の脇には金庫室がありました。川越経済の中心人物の家だけに立派な金庫。
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中からアート作品が飛び出してましたw 会場と一体化するような面白い趣向です。

こちらも展示作品。山崎雅可 氏の「生命(いのち)」
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この家の関係者か?と思ったけど、神奈川出身の方のようです。凛とした佇まいがこの家によく合います。

こちらは洋間の客室。ここにもステンドグラスがあって洒落た雰囲気。
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ここで保岡勝也に関する解説があり、住宅作家のパイオニアであったことなどが紹介されています。時代が洋風に向かっていく中で、保岡勝也は和風へと傾倒していったようですが、暖房や照明など使いやすさを重視していた人だったらしく、この部屋も非常に居心地が良いように思えました。

こちらは食堂。隣には3畳ほどの準備室もあります。
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豪邸の割に食堂はそれほど広くないように思えましたが、使い勝手は良さそうです。

ここにはこの家の模型がありました。
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先程の洋間は左下の部分の辺りです。右半分は和室で、最初に観た部屋辺りになります。

裏から観るとこんな感じ。
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冒頭の写真はこの方向から撮ったものです。2階は模型で観るしかないけどちょっと面白い食い込み方してるw

こちらは食堂附近にあったステンドグラス
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ステンドグラスが多いのが特徴かも。下のほうに写っているのはグループ展のアート作品です。

再び最初の和室に戻ってきました。
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数寄屋造りで、主な柱は全て磨き丸太が使用されています。これだけ立派な建物なので、陸軍大演習などで川越付近に訪れた皇族がよく宿泊していたようです。

こちらは和客間から観た庭園。
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この庭に大韓帝国の最後の皇太子となった李王垠が植えた松なんかも残っています。

こちらは8畳の居間
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日常で最も使われていたようで、茶室としても使われていたのではないかと考えられているようです。この写真には写ってないけど、畳に炉が区切られてるのが確認できました。

こちらは板の間のサンルーム。
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設計図ではベランダと描かれているようで、窓を開け放って半屋外的な使い方が想定されていました。ガラス面が広いので部屋の広さ以上に開放感があります。

こちらは児童室。孫が遊びに来た時の部屋です。
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ここから花壇や芝生に直接できたようで、大正期の生活改善運動で提唱された実用の庭を実現しているのだとか。

こちらは児童室から玄関に向かう途中で振り返って撮ったもの。
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ここにも山崎雅可 氏の作品が展示されていました。

内観はこんな感じで、続いて外観と庭です。

こちらは先程の洋間の客室の辺りを外から撮ったもの。
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ここから観ると和室がある感じには見えませんねw 中で半々に区切られてるのが独特な和洋折衷建築となっています。

こちらにも玄関らしきものがありますが、ここは利用不可でした。
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窓の装飾がアール・デコっぽくて好み。この家は何かと趣味が良いんですよね。

こちらは庭にある茶室。これも保岡勝也による設計です。
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著名な茶室を模倣したそうで、晩年には茶室の研究家として講義を行うほどに傾倒していたのだとか。

こちらは茶室附近から観た家の外観。
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日当たりが良すぎて飛んでしまったw この庭は立ち入り禁止で、国登録記念物(名勝地)に登録されています。


ということで、非常に魅力的な住宅となっていました。2019年に重要文化財に指定されたようで、川越の新しい名勝地(と言っても古いですがw)になりそうです。ここは有名な川越の蔵造り通りからも近いので、川越観光に行かれる際は是非チェックしてみるとよろしいかと思います。

おまけ:

こちらは先行でインスタに上げた和客間

和の美しさを凝縮したような空間となっています。

こちらは和客間から居間に向かう縁側

縁側好きとしては、実際に住んだらここが一番好きな場所になりそうw

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【根津美術館】の紅葉 2021年11月

先月の11月27日に根津美術館に行って展示を観てきた際に、先に紅葉していた庭園を散策してきました。

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この美術館は秋の紅葉が非常に綺麗で、今までも何度もご紹介してきましたが昨年はコロナ禍だったので観に行けず久々の訪問となりました。

 参考記事:
  根津美術館の紅葉 2018年11月
  根津美術館の紅葉 2012年11月
  根津美術館の紅葉 2010年12月
  根津美術館の紅葉 (2009年)

この日は日時指定の予約制で14時からの入場でした。
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めちゃくちゃ良い天気で眩しいくらいw ガラスに反射しているのが綺麗でした。

現在はもう紅葉の季節も終わってしまいましたが、この時はまさに見頃となっていました。
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毎年、11月下旬から12月上旬が見頃かな。HPでチェックすることができます。

赤や黄色など配色も様々で、庭園づくりの巧みさに何度訪れても驚きます。
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都会の真ん中で深山幽谷の赴き。

足元にも晩秋の風情が漂っていました。
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文様のようにきれいな形の楓で思わず撮りましたw

こちらは庭園の中でも特に人気のビュースポット
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傾いだ木と船と水面という絵になる光景です。実際の空は明るすぎて飛んじゃってますが、水面に青空が残ってて良かったw

こちらも先程の場所から近い池。
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鬱蒼とした木々と灯籠が静かな雰囲気でした。

侍童像と茶室
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この庭園にあちこち置いてある石像もいい味出していますので、探しながら歩くのも楽しみの1つです。

まだ夕暮れ前でしたが思ったより早く日が落ちてきました。地形のせいでしょうかね。
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日が暮れてくると一層に趣きが増します。

竹垣の辺り
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日が暮れて発色が微妙ですが、この辺りは和風で特に好きな光景です。

この後は暗くなってきてちょっと微妙な写真しか撮れませんでしたw 実際の日暮れより早く暗くなってしまうので、来年以降に訪れる際には14時より前に観ると良いと思います。


ということで、コロナの影響で2020年には観に行くことができなかったので、一層に美しく思えました。また来年以降もこうして観られますように…。
この後、鈴木其一の展示を観てきましたので、次回ご紹介予定です。

おまけ:
最近始めたインスタに先行で2枚ほど写真をあげていました。

こちらは鳥居の辺り


ブログでは真正面の写真が多いのでちょっとひねくれたアートっぽい感じを目指していますw



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プロフィール

21世紀のxxx者

Author:21世紀のxxx者
 
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。

画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。

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■2011/11/21
海の見える杜美術館の公式紹介サイトに掲載されました
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■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
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■2009/10/28
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  → 関東 > 絵画

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