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写真で旅する世界遺産

FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)で「写真で旅する世界遺産」 第一部:「自然遺産編」~地球が創造した大地~も観てきた。
http://fujifilmsquare.jp/detail/09022701.html

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自然が主題なんだけど、火山や絶壁から紅葉まで色んな世界遺産の写真があった。こんな写真とるの大変なんだろうなーなんて観てた。(あんま大自然には興味がないんでw) 文化遺産編もやるらしいのでそっちのほうが楽しみ。


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ミレーとバルビゾン派の画家たち

今月末で閉館してしまう青山ユニマット美術館へ最後のお別れをしてきた。
http://www.unimat-museum.co.jp/tenrankai.html

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ここはいつも空いてて静かに鑑賞できるので好きだったんだけど、これも時代の流れだろうか・・・。今月で最後ということで、結構な人の入り具合だった。
4Fはいつもどおりシャガールなんだけど、減ってる作品があるぞ??と思ったら3Fに移動していた。3Fも半分がシャガールになってて、観たことない作品もあった(ちょっと最高のものとは言いがたいけど。。)

自分としては3Fのコレクションが好きなんで、ここを中心に観たかったけどこの日は見られなかった作品が多かった。ちなみにここの作品の今後の処遇は未定だとか。。。

そして3F。ミレー、テオドール・ルソー、コローなどの作品が一通りある。ここの常設の作品もあるのはいつものことかな。のんびりとした風景で夕暮れ時の絵が多く郷愁を誘う。印象派に影響を与えたのがよくわかる作品が多いのも面白い。

帰りに絵葉書を買って、ここの喫茶店でお茶した。しかしもったいない。。。 頑張れ民間美術館(><)


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ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画

今日、上野の国立西洋美術館で「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」展を観てきた。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/current.html
http://www.ntv.co.jp/louvre/
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タイトルからしてメチャ混みするだろうと思い、滅多にやらないチケットの前売りを購入。 ・・・案の定凄い混んでた。チケット売り場で15分くらいの列だったみたい。 入り口も右手からの入場だった。

で、中身はというと、これはむしろオランダ絵画とフランドルの絵画展なのでは?というくらい、その辺の作品が充実していた。フェルメール、レンブラント、ルーベンスなどなど当世の巨匠作品が並んでいた。特にフェルメールは今回の目玉だった。
とは言え、フランスやイタリアの作品もあり、いかにも伝統的な作品が多かった。
「黄金の世紀とその陰」、「大航海と科学革命」、「聖人の世紀における古代文明の遺産」という3つの主題で分けているらしい。結構違う画風が並んでいてカオスな感じがするw これはあえて斬新な切り口で展示しているのだとか。そうでもしないと、この時代の絵画ってある程度型が決まってるから、どうしても似通った流れになるのかも。今回もこれ何か前に観たのと似てるぞ??ってのが頻繁に出てきたかな。ただ、この時代の絵画にはもうちょっとその型を解説をしないと理解できないんじゃないかと。やたら混んでいるので、ゆっくり観るというわけにはいかないけど、以前ここでやったパルマ展の時のような解説があったらよかった。


コーナーごとに感想
【黄金の世紀とその陰】
ここでまず気に入ったのは「ド・ブロワ嬢の肖像」 自分はロリコンじゃないです(><) 犬も可愛かった。

「レースを編む女(フェルメール)」 今まで観たフェルメール作品の要素を多く含んでいた。これも止まった時間の中で1点の動きに視線が集中するような題材で、周りの静けさまで感じられる。左側のクッションからほつれた糸の赤がアクセントのように感じた。薄い光も独特だった。

「襲撃」 フランドルっぽいフランドル作品で、ピーテル・ブリューゲル(子)の絵のように、襲撃されている右側と、のほほんとしている左側のギャップが面白かった。

「家族の陽気な食事(ヤン・ステーン)」 以前、ウィーン静物画展でヤン・ステーンの作品を観たけど様々な寓意や皮肉が込められていて、これも絶対に単に陽気なだけではなく何か裏があるはず!観てましたが、解読できませんでした。なんか天井の方で作業しているのが怪しいと思ったんだけどw


【大航海と科学革命】 ここのコーナーが一番好きです。
「果実と野菜のある静物(サミュエル・ホフマン)」 やっぱこういう静物が好きです(><)

「ブリュッセルのブルゴーニュ公旧城 (ヤン・ファン・デル・ヘイデン)」 この画家も最近馴染んできたかな。

「ユノに欺かれるイクシオン(ルーベンス)」 これぞルーベンスって感じの色彩と優雅さが漂ってて素晴らしかった。

「王女マルガリータの肖像(ベラスケス)」 なんか観たことあるぞ??と思ったら、これまたウィーン静物画展で同じベラスケスが描いたマルガリータ像を観たのを思い出した。見比べるとわかるかも。
今回の http://www.ntv.co.jp/louvre/description/pict8.html
ウィーン展の http://www.artm.pref.hyogo.jp/diary/wien/index.html
構図は同じだけど、ちょっと髪が伸びてるぶん、こっちのほうが後の作品なのかも。

「アンドロメダを救うペルセウス(ヨアヒム・ウテワール)」 アンドロメダが美しいです。構図が大胆で目新しかった。

「クリュセイスを~(クロード・ロラン)」タイトル長いんで省略w 中央からこぼれる光が神々しかった。船といい左の石段といい理想世界の風景かな。
看板にもなってるこれ↓
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【聖人の世紀における古代文明の遺産】 
「受胎告知 天使/受胎告知 聖母(カルロ・ドルチ)」 聖母のほうを遠目に観てここの常設と同じ絵では??と思ったけどよく観ると若干違ってた。(帰りに常設で違いを確かめようとしたら、現在は展示されていなかった。)

「大工ヨセフ」これをポスターで観て、早く観にいきたいと思った。暗闇に照らされたキリストと養父ヨセフの不安げな表情が印象的です。
これです↓
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「エスランの聖母(シモン・ヴーエ)」神々しさを強調する宗教画の中で、えらく人間っぽく見えた。

「マルスとウェヌス~」絵自体は凄く良かったけど、なんでこのコーナーで「天国の栄光」の隣にあったりするのかよくわかんないですw


こんな感じです。素晴らしい絵が多いけど人多すぎ。。。ルーブルって名前がつくだけでこんなに違うのかと。でもこの辺の絵画は奥深いのでキリスト教や向こうの歴史に精通していないと本当に理解するのは難しいかも。

 ⇒4月末に2回目行って来ました。この記事より詳しく書いています。こちらです。


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ルオー収蔵作品展 色の秘密

パナソニック電工 汐留ミュージアムで「ルオー収蔵作品展 色の秘密」を観てきた。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/

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ここもパナソニックに名前変わったんだなあ。丁度去年来た頃はまだ松下の名前だったけど。

ここはルオーのコレクションに力を入れてるだけあって、しょっちゅうルオー関連の展覧をやっているけど、今回はキュレーター達の観点から作品を解説するという趣旨があった。小さな展示スペースだけど、実にルオー作品が凝縮されていた。

展示はまず、最初期の作品から始まり、ミセレーレの一連の版画が最初のコーナー。色の秘密というので、カラフルなのが来るかと思いきや、白黒の版画から始まって、ちょっと疑問に思ったけど、ルオーいわく、黒は色彩の王らしい。確かに黒は劣化しないし、版画や水墨画みたいに濃淡だけで表現できる色は他にはないかな。ミセレーレは以前にも何度か観ているので、じっくりと再考できた。
このブースの前に「法廷」という作品も最初期の絵の隣に並んでいるんだけど、これは今回の展示の中でもかなり良い作品だった。

次のコーナーは「ユビュおやじの再生」という連作。これは初めて観た。なんとも奇妙な感じの作品群で、物語がわからないので勝手にアフリカの風景かと思った。ちょっと怖い感じもするかな。
ここら辺から、ルオーの手法や修復の様子を解説しているボードがあるんだけど、結構専門的で素人の自分には正直よくわからなかったw
ただルオーは完成品でも何度か修正したりしていたというのはわかったかな。

その次はおなじみのサーカス。結構以前観たことがある作品があった。ここのコーナーの絵はまだ晩年の作品ほど絵の具が厚くなかった。
ルオーといえば聖書とサーカスを思い出すので、ここの揃えはかなり貴重だと思う。楽しいというよりは憂いを感じる作品が多いかも。
そして、ここのコーナーの最後にも裁判官の絵があるんだけど、裁判官のシリーズは自分の好みだった。

その次のコーナーが一番面白かったコーナー。晩年の作品が中心で、これぞルオー!って感じの分厚い絵が揃ってた。なんとルオー作品はキャンバスではなく、薄紙に描いているというのは意外だった。あんな分厚い絵の具なのに大丈夫なのかと思ったら、その手法も載ってた(自分ではよくわかりませんが)
このコーナーにある、「夕べの星」「古きヴェルサーユ」「飾りの花(2点とも)」「マドレーヌ」などは、この展覧の中でも特に素晴らしい作品だった。晩年の作品の方が色が鮮やかなのかも。「マドレーヌ」なんかは幸福感がにじみ出るような黄色とオレンジが混ざったような色で、それまで観てきた憂いの多い作品とはだいぶ違う印象だった。「古きヴェルサーユ」は絵というよりもはや彫刻なのでは??って感じで、真ん中のへこみと絵の分厚さを表裏から観ることができた。

最後のコーナーは子供向けのコーナーと銘打ってるけど、作品は紛れもなくルオー。 このコーナーはここまでの流れをおさらいするような内容で面白かった。子供の目線の高さに飾られているので腰を屈めて観た。 家族との絆がテーマらしいけど、子供から観たら怖いんじゃないかなって作品もちらほらあったかな。

ビデオは35分もあったので途中で抜けた。ルオーの絵が舞台に使われている劇だった。超人的な演技に驚いたけど途中から観たらわかりません(><)

ということで、ルオーの作品のエッセンスがたっぷり詰まっている感じだった。この手の絵は好みが分かれそうだけど、面白かったです。


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