Archive | 2009年09月
今日も引き続き、番外編で京都旅行ネタです。(美術館情報目当ての方にはすみません。美術館ネタは来週くらいから復帰すると思います。折角なので美の宝庫である京都の記事も楽しんでいただければ嬉しいです)
この日は実際には、昨日ご紹介した嵐山から京福電気鉄道(嵐電)に乗って広隆寺に行って、その後に清明神社という感じだったのですが、広隆寺から清明神社だと、我ながらかなり変則的なルートなので、広隆寺はまた後日に金閣寺エリアの記事に含めようかと思います。 今日は先に堀川今出川エリアをご紹介。(ここらへんは金閣寺エリアや御所エリアと近いですがw)
↓この辺をご紹介します。
この日はあまり予習しなかったので、簡易地図で観たら清明神社は地下鉄の丸太町から近いのかと思ってしまいました。しかし、それは完全に勘違いで結構遠かった(><) 今出川のほうが近かったです。むしろ、堀川今出川付近を通るバスで行けば良かった… ルートの予習は重要ですねw
仕方なく堀川ぞいに歩いて行ったのですが、こんな感じの散歩道になっていました。

ようやく清明神社についたら、お祭りをやっていました。ここは平安時代の有名な陰陽師である安倍晴明を祭った神社で、五芒星☆のマークが特徴です。ドーマンセーマンっていうんだっけかな。
公式サイト:http://www.seimeijinja.jp/

入口。安倍清明だけでなく千利休にもゆかりのある神社のようです。この辺に親戚の家があるのですが、映画「陰陽師」(とその原作)が流行る前はこの神社の存在すら知りませんでした。一気に盛り上がったのかな?

お御輿。ここにも☆のマークです。

本殿。魔よけ・厄除けのご利益があるそうです。陰陽師だけに効き目がありそう。

勿論、絵馬も☆マーク。西洋だと悪魔のマークとも言われるのに面白いですね。

ここの境内はそんなに広くないのですが、所狭しと様々な見所があります。
(左):安倍清明像
(右):厄除桃 この桃を撫でて厄をこすり付けます。桃は桃太郎の由来でもあるように、魔よけの効果があるそうです。

安倍清明に関するエピソードがこんな感じで10枚くらい紹介されていました。

晴明井。病気平癒のご利益がある霊水のようです。飲めるので飲んできました。
また、ここは千利休が住んでいた場所で、この辺で自害したのだとか。

こんな感じで、15分もあれば周れるくらいの広さながらも、人気の神社のようでお祭りもあってか結構混んでいました。
清明神社を後にして、あとはもう帰るだけと考えていたのですが、今出川の地下鉄駅に向かう途中に白峯神宮があったのでついでに寄ってきました。
白峯神宮の入口。鞠の神様ということで、今は広義でスポーツの神様とも崇められているようです。
公式サイト:http://www10.ocn.ne.jp/~siramine/
よく観ると菊の御紋が入っています。崇徳天皇と淳仁天皇という2人の悲運の天皇を祭った神社らしいです。

蹴鞠の庭。4月には蹴鞠の行事もあるみたいです。

奉納品にはボールが沢山ありました。京都パープルサンガとかもありました。

舞殿かな。暗くなって提灯が灯って雰囲気が出ていました。

という感じで、このエリアはちょっとマイナーなイメージがありますが、個性が強い神社があって面白かったです。
次回は金閣寺エリアをご紹介しようと思います。金ぴかです!
この日は実際には、昨日ご紹介した嵐山から京福電気鉄道(嵐電)に乗って広隆寺に行って、その後に清明神社という感じだったのですが、広隆寺から清明神社だと、我ながらかなり変則的なルートなので、広隆寺はまた後日に金閣寺エリアの記事に含めようかと思います。 今日は先に堀川今出川エリアをご紹介。(ここらへんは金閣寺エリアや御所エリアと近いですがw)
↓この辺をご紹介します。
この日はあまり予習しなかったので、簡易地図で観たら清明神社は地下鉄の丸太町から近いのかと思ってしまいました。しかし、それは完全に勘違いで結構遠かった(><) 今出川のほうが近かったです。むしろ、堀川今出川付近を通るバスで行けば良かった… ルートの予習は重要ですねw
仕方なく堀川ぞいに歩いて行ったのですが、こんな感じの散歩道になっていました。

ようやく清明神社についたら、お祭りをやっていました。ここは平安時代の有名な陰陽師である安倍晴明を祭った神社で、五芒星☆のマークが特徴です。ドーマンセーマンっていうんだっけかな。
公式サイト:http://www.seimeijinja.jp/


入口。安倍清明だけでなく千利休にもゆかりのある神社のようです。この辺に親戚の家があるのですが、映画「陰陽師」(とその原作)が流行る前はこの神社の存在すら知りませんでした。一気に盛り上がったのかな?


お御輿。ここにも☆のマークです。

本殿。魔よけ・厄除けのご利益があるそうです。陰陽師だけに効き目がありそう。

勿論、絵馬も☆マーク。西洋だと悪魔のマークとも言われるのに面白いですね。

ここの境内はそんなに広くないのですが、所狭しと様々な見所があります。
(左):安倍清明像
(右):厄除桃 この桃を撫でて厄をこすり付けます。桃は桃太郎の由来でもあるように、魔よけの効果があるそうです。


安倍清明に関するエピソードがこんな感じで10枚くらい紹介されていました。

晴明井。病気平癒のご利益がある霊水のようです。飲めるので飲んできました。
また、ここは千利休が住んでいた場所で、この辺で自害したのだとか。

こんな感じで、15分もあれば周れるくらいの広さながらも、人気の神社のようでお祭りもあってか結構混んでいました。
清明神社を後にして、あとはもう帰るだけと考えていたのですが、今出川の地下鉄駅に向かう途中に白峯神宮があったのでついでに寄ってきました。
白峯神宮の入口。鞠の神様ということで、今は広義でスポーツの神様とも崇められているようです。
公式サイト:http://www10.ocn.ne.jp/~siramine/
よく観ると菊の御紋が入っています。崇徳天皇と淳仁天皇という2人の悲運の天皇を祭った神社らしいです。


蹴鞠の庭。4月には蹴鞠の行事もあるみたいです。

奉納品にはボールが沢山ありました。京都パープルサンガとかもありました。

舞殿かな。暗くなって提灯が灯って雰囲気が出ていました。

という感じで、このエリアはちょっとマイナーなイメージがありますが、個性が強い神社があって面白かったです。
次回は金閣寺エリアをご紹介しようと思います。金ぴかです!
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引き続き番外編で、シルバーウィークに行った京都の写真です。(美術館のネタを仕入れるまで関東ですらなくてすみません^^;)
今日は嵐山周辺をご紹介。この辺です。行きは阪急嵐山線の嵐山から観光を始めました。
まずは有名な渡月橋。桂川(大堰川)にかかる長い橋です。

大勢の人が観光にきていました。

逆側。ちょっと曇り空で空は微妙な感じですw

橋からの眺め。川の上流ではボート遊びをしている人たちがいました。

渡月橋を渡って、しばらく北上して竹林に行ってきました。CMとかで観たことある方も多いと思います。
何やら無粋な電線なども見えますがw

JR東海の京都へ行こう!的な雰囲気が漂っていました。

竹林の近くの野宮神社(ののみやじんじゃ) 源氏物語などにもゆかりのある神社で、子宝や縁結びのご利益があります。そのため若い女性を中心にごったがえしていました。
公式サイト:http://www.nonomiya.com/

野宮神社の裏手にある庭。深い緑が印象的で、山のミニチュアのようでした。

続いて、天龍寺にも足を運びました。夢窓疎石が足利尊氏に進言し開かれたお寺で、臨済宗の禅寺です。
公式ページ:http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/

来福門というのかな。禅宗らしい雰囲気が漂います。

ちょっと紅葉しかかっていました。他は全然ですが、何故かここだけ赤っぽかったです。

法堂。わりと最近っぽいデザインだと思ったら、消失したので明治頃に再建された建物のようです。鬼瓦に迫力があります。

枯山水の庭。

さらに進むと、素晴らしい庭が待っていました。

室内にも素晴らしいふすま絵などが数々ありました。龍を描いた作品もあったのですが、光が反射して見づらかったかな…。

先ほどの写真からさらに進んだあたり。本当に美しい庭です。

さらに奥へ進む廊下

この部屋に仏像がありました。どちらかと言うと襖絵が気になったので撮ってきました。

鮮やかでちょっとコミカルな感じもします。

建物を出て、実際に庭を歩くこともできます。先ほどの枯山水の庭の前まで戻って庭へと入場。

近くで観られて嬉しい限りです。裏山みたいなところもあって、そこは軽いハイキングみたいな感じでした。

こんな感じで、予想以上に天龍寺は楽しめるところでした。出口付近の池には蓮が沢山生えていました。

この後、嵐電に乗って、京都の中心方面に向かいました。嵯峨野に行くのもありだったかな…。ちょっと惜しいですが、また別の機会にでも行こうと思います。
次回は最近盛り上がりを見せている清明神社などをご紹介の予定です。
今日は嵐山周辺をご紹介。この辺です。行きは阪急嵐山線の嵐山から観光を始めました。
まずは有名な渡月橋。桂川(大堰川)にかかる長い橋です。

大勢の人が観光にきていました。

逆側。ちょっと曇り空で空は微妙な感じですw

橋からの眺め。川の上流ではボート遊びをしている人たちがいました。

渡月橋を渡って、しばらく北上して竹林に行ってきました。CMとかで観たことある方も多いと思います。
何やら無粋な電線なども見えますがw


JR東海の京都へ行こう!的な雰囲気が漂っていました。


竹林の近くの野宮神社(ののみやじんじゃ) 源氏物語などにもゆかりのある神社で、子宝や縁結びのご利益があります。そのため若い女性を中心にごったがえしていました。
公式サイト:http://www.nonomiya.com/

野宮神社の裏手にある庭。深い緑が印象的で、山のミニチュアのようでした。


続いて、天龍寺にも足を運びました。夢窓疎石が足利尊氏に進言し開かれたお寺で、臨済宗の禅寺です。
公式ページ:http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/

来福門というのかな。禅宗らしい雰囲気が漂います。

ちょっと紅葉しかかっていました。他は全然ですが、何故かここだけ赤っぽかったです。

法堂。わりと最近っぽいデザインだと思ったら、消失したので明治頃に再建された建物のようです。鬼瓦に迫力があります。


枯山水の庭。

さらに進むと、素晴らしい庭が待っていました。

室内にも素晴らしいふすま絵などが数々ありました。龍を描いた作品もあったのですが、光が反射して見づらかったかな…。

先ほどの写真からさらに進んだあたり。本当に美しい庭です。

さらに奥へ進む廊下

この部屋に仏像がありました。どちらかと言うと襖絵が気になったので撮ってきました。

鮮やかでちょっとコミカルな感じもします。

建物を出て、実際に庭を歩くこともできます。先ほどの枯山水の庭の前まで戻って庭へと入場。

近くで観られて嬉しい限りです。裏山みたいなところもあって、そこは軽いハイキングみたいな感じでした。

こんな感じで、予想以上に天龍寺は楽しめるところでした。出口付近の池には蓮が沢山生えていました。

この後、嵐電に乗って、京都の中心方面に向かいました。嵯峨野に行くのもありだったかな…。ちょっと惜しいですが、また別の機会にでも行こうと思います。
次回は最近盛り上がりを見せている清明神社などをご紹介の予定です。
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シルバーウィークは旅行に行っていたため、美術館ネタが切れているので旅行先の写真を今日も大放出。
今この辺をご紹介しています。
前回ご紹介した清水寺から三十三間堂まで歩いていく途中に豊国神社(とよくにじんじゃ)がありました。 案内サイトはこちら
ここは豊臣秀吉を祭った神社で、江戸時代は廃祀されていたものを明治時代に復興したものです。この唐門は国宝で、元は伏見城の遺構だったと伝わっているそうです。

(左):瓢箪型の絵馬? 豊臣っぽいですね。
(中):唐門の装飾。重厚かつ繊細です。
(右):かつての大名が寄進した石灯籠です。

豊国神社を後にしてしばらく歩くと、京都国立博物館があります。ちょうど三十三間堂の目の前です。
公式サイト:http://www.kyohaku.go.jp/

この日はちょうど入れ替えの準備期間で、10月9日まで閉館していました。残念…。 もうすこしすると日蓮上人関連の展示が始まるようです。

しかし、カフェとミュージアムショップだけは開いていたので、ここでランチをとりました。周りにお店もないせいか満席でした。

オムライスを注文。卵がトロっととろけてマジで美味い!(><) 880円とお手ごろだしお勧めです。京都は物価が少し安いかも

相方はナポリタン。これも美味しいですがオムライスのほうが美味しいですw

食事の後は早速、三十三間堂にいきました。正式名称は蓮華王院といい平清盛が作ったもので、お堂の柱間が33あるから三十三間堂と呼ばれます。
公式サイト:http://sanjusangendo.jp/

中は撮影禁止なので写真はありませんが、ここには1001体もの千手観音と、千手観音坐像、風神・雷神、二十八部衆が収められています。
ここは何度観ても素晴らしい仏像ばかりなので、仏像好きは必見ですね。仏像は公式サイトで一部が観られます。★こちら と ★こちら

裏手。「和様入母屋本瓦葺」という様式で南北に118mもあります。観るのに1時間以上かかったかな。美術館では観られない長大な美がありました。
それにしても、ここは通し矢でも有名ですがお堂のどっち側でやるんだろ…。

三十三間堂を観たので、祇園あたりまで戻ることに。 帰り道も全て徒歩で行きましたw
勿論帰りも観光三昧です。まずは六波羅蜜寺。真言宗智山派の寺院で、空也(口から仏を出してる上人です)が掘った十一面観音がご本尊です。・・・というよりは源平ゆかりの六波羅探題が置かれた場所と言ったほうがわかりますね。さらに、慶派の菩提寺ということで慶派関連の品もあるらしいです。軽く手を合わせてきました。宝物館もありましたが時間が無いのでスルーw
公式サイト:http://www.rokuhara.or.jp/cal/

六波羅蜜寺のすぐ近くに幽霊の子育て飴の店がありました。本当にお店があるんですね。
ちょっとマイナーな昔話なので知らない方はwikiを参照してください。 幽霊の子育て飴のwiki

続いては建仁寺に行きました。源頼家が栄西禅師に寺域を寄進したのが始まりで、臨済宗の禅寺です。
公式サイト:http://www.kenninji.jp/

瓦に、建仁 建仁 建仁と描かれてるのが面白いです。

法堂。ここには双龍図という迫力ある龍画がありました。それは後ほど。

本坊に入るとすぐに俵屋宗達の風神雷神図屏風! ・・・の複製ですw 去年、琳派展で本物を見ましたが、ここの所蔵だったのですね。

法堂の中、真ん中に仏様がいるのですが、その頭上にフレスコ画のように天井にでかでかと双龍図が描かれていました。

アップ。玉を握る爪が5本あるのは格が高い龍らしいです。

法堂から本坊の隣の方丈に戻ってきました。これは大雄苑(だいおうえん)という枯山水の庭

別の角度。

アップ

この方丈には面白い襖絵がいくつもありました。確か、撮影禁止の海北友松の絵もありました。
(左):衣鉢の間 橋本関雪「伯楽」
(右):失念しました… すみません。

この方丈の裏手には潮音庭(ちょうおんてい)という見事なお庭もあります。さらに奥の部屋に風神雷神図が置かれていたようです。

苔のアップ。この緑が美しいです。 それにしても、本当に見所が多いお寺で、閉園ぎりぎりまで観ていました。

建仁寺からさらに歩いて、最後に八坂神社に行きました。
公式サイト:http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/

本殿。ここはスサノヲノミコト(素戔嗚尊)、クシイナダヒメノミコト(櫛稲田姫命)、ヤハシラノミコガミ(八柱 御子神)を祀っていて、平安遷都より150年も前からあるらしいです。

舞殿。ここで様々な祭りをするんでしょうね。

本殿を右側からも撮りました。正面は結構混んでいました。厄除けや商売繁盛のご利益があるそうです。

神社の裏手。八坂神社から円山公園を挟んだ隣に知恩院がありますが、流石に体力と時間がなかったので断念。静かなこの道を通って帰りました。

という感じで、祇園・清水寺エリアは超盛り沢山でした。こんな濃い地域は滅多にないのではw 心底満足できました。
おまけ。帰る頃にはちょうど夕空で綺麗な眺めだったので写真を撮ってました。
(左):四条大橋に戻ってきました。川べりで休憩しながら南座方面を撮ってみました。鳥が列を組んで飛んでました。
(右):四条通。自分で気に入った1枚が撮れましたw

今この辺をご紹介しています。
前回ご紹介した清水寺から三十三間堂まで歩いていく途中に豊国神社(とよくにじんじゃ)がありました。 案内サイトはこちら
ここは豊臣秀吉を祭った神社で、江戸時代は廃祀されていたものを明治時代に復興したものです。この唐門は国宝で、元は伏見城の遺構だったと伝わっているそうです。


(左):瓢箪型の絵馬? 豊臣っぽいですね。
(中):唐門の装飾。重厚かつ繊細です。
(右):かつての大名が寄進した石灯籠です。



豊国神社を後にしてしばらく歩くと、京都国立博物館があります。ちょうど三十三間堂の目の前です。
公式サイト:http://www.kyohaku.go.jp/

この日はちょうど入れ替えの準備期間で、10月9日まで閉館していました。残念…。 もうすこしすると日蓮上人関連の展示が始まるようです。

しかし、カフェとミュージアムショップだけは開いていたので、ここでランチをとりました。周りにお店もないせいか満席でした。

オムライスを注文。卵がトロっととろけてマジで美味い!(><) 880円とお手ごろだしお勧めです。京都は物価が少し安いかも

相方はナポリタン。これも美味しいですがオムライスのほうが美味しいですw

食事の後は早速、三十三間堂にいきました。正式名称は蓮華王院といい平清盛が作ったもので、お堂の柱間が33あるから三十三間堂と呼ばれます。
公式サイト:http://sanjusangendo.jp/

中は撮影禁止なので写真はありませんが、ここには1001体もの千手観音と、千手観音坐像、風神・雷神、二十八部衆が収められています。
ここは何度観ても素晴らしい仏像ばかりなので、仏像好きは必見ですね。仏像は公式サイトで一部が観られます。★こちら と ★こちら

裏手。「和様入母屋本瓦葺」という様式で南北に118mもあります。観るのに1時間以上かかったかな。美術館では観られない長大な美がありました。
それにしても、ここは通し矢でも有名ですがお堂のどっち側でやるんだろ…。

三十三間堂を観たので、祇園あたりまで戻ることに。 帰り道も全て徒歩で行きましたw
勿論帰りも観光三昧です。まずは六波羅蜜寺。真言宗智山派の寺院で、空也(口から仏を出してる上人です)が掘った十一面観音がご本尊です。・・・というよりは源平ゆかりの六波羅探題が置かれた場所と言ったほうがわかりますね。さらに、慶派の菩提寺ということで慶派関連の品もあるらしいです。軽く手を合わせてきました。宝物館もありましたが時間が無いのでスルーw
公式サイト:http://www.rokuhara.or.jp/cal/


六波羅蜜寺のすぐ近くに幽霊の子育て飴の店がありました。本当にお店があるんですね。
ちょっとマイナーな昔話なので知らない方はwikiを参照してください。 幽霊の子育て飴のwiki

続いては建仁寺に行きました。源頼家が栄西禅師に寺域を寄進したのが始まりで、臨済宗の禅寺です。
公式サイト:http://www.kenninji.jp/

瓦に、建仁 建仁 建仁と描かれてるのが面白いです。

法堂。ここには双龍図という迫力ある龍画がありました。それは後ほど。

本坊に入るとすぐに俵屋宗達の風神雷神図屏風! ・・・の複製ですw 去年、琳派展で本物を見ましたが、ここの所蔵だったのですね。

法堂の中、真ん中に仏様がいるのですが、その頭上にフレスコ画のように天井にでかでかと双龍図が描かれていました。


アップ。玉を握る爪が5本あるのは格が高い龍らしいです。

法堂から本坊の隣の方丈に戻ってきました。これは大雄苑(だいおうえん)という枯山水の庭

別の角度。

アップ

この方丈には面白い襖絵がいくつもありました。確か、撮影禁止の海北友松の絵もありました。
(左):衣鉢の間 橋本関雪「伯楽」
(右):失念しました… すみません。


この方丈の裏手には潮音庭(ちょうおんてい)という見事なお庭もあります。さらに奥の部屋に風神雷神図が置かれていたようです。


苔のアップ。この緑が美しいです。 それにしても、本当に見所が多いお寺で、閉園ぎりぎりまで観ていました。

建仁寺からさらに歩いて、最後に八坂神社に行きました。
公式サイト:http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/

本殿。ここはスサノヲノミコト(素戔嗚尊)、クシイナダヒメノミコト(櫛稲田姫命)、ヤハシラノミコガミ(八柱 御子神)を祀っていて、平安遷都より150年も前からあるらしいです。

舞殿。ここで様々な祭りをするんでしょうね。

本殿を右側からも撮りました。正面は結構混んでいました。厄除けや商売繁盛のご利益があるそうです。

神社の裏手。八坂神社から円山公園を挟んだ隣に知恩院がありますが、流石に体力と時間がなかったので断念。静かなこの道を通って帰りました。

という感じで、祇園・清水寺エリアは超盛り沢山でした。こんな濃い地域は滅多にないのではw 心底満足できました。
おまけ。帰る頃にはちょうど夕空で綺麗な眺めだったので写真を撮ってました。
(左):四条大橋に戻ってきました。川べりで休憩しながら南座方面を撮ってみました。鳥が列を組んで飛んでました。
(右):四条通。自分で気に入った1枚が撮れましたw


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関東の美術展は19日あたりから一気に始まったのですが、19日からのシルバーウィークは旅行に出ておりました。そのため、関東の美術館巡りのネタが切れているので、代わりに番外編として旅行先の京都で撮った写真を載せていこうかと思います。
6月にも京都に行ってきたのですが、東寺と東西の本願寺位しか行けなかったので、今回の旅行ではガッツリ行ってきました。かなり巡ってきたので、いつもどおり1箇所1記事にすると、1ヶ月はかかりそうなので、周ったエリアごとにざっくり紹介していこうかと思います。(美術展ではないし、もはや関東ですらないですがw 次のネタを仕入れるまで繋ぎとしてお楽しみください。)
まずは一番好きな清水寺に行こうと思い、祇園あたりから色々と見ながら歩いていきました。(結構な距離を歩いていますw)
(左):加茂川。良いお天気だったので川原で釣りをしている人もいました。
(右):祇園の入口。朝早くから旅行客でにぎわっていました。 この日は競馬の開催日で場外発売に行く人もいて混んでいました。

祇園の風景。こういう風景が京都に来た!って感じがします。

祇園を抜けて夢見坂を上がったところにある法観寺(ほうかんじ)の八坂の塔。 聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げで建立したお寺らしいです。敷地の中には入れませんでしたが、迫力があります。
公式サイト http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/view_sight.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000273

(左):法観寺の前にある京都の庚申堂(こうしんどう)の三猿
(右):お堂からぶら下がっている庚申堂のくくり猿。これは欲望をコントロールする効果があるのだとか。
公式サイト http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/

夢見坂からさらに二年坂を抜けて、やってきました音羽山清水寺! めっちゃ混んでました。左は仁王門、右が三重塔です。
ちなみに清水寺の宗派は、北法相宗(きたほっそうしゅう)という宗派です。聞いたこともないです(><)
公式サイト http://www.kiyomizudera.or.jp/

(左):仁王門をくぐったあたり。仁王門も素晴らしいのですが紹介し切れませんw
(右):三重塔。

振り返れば京都市内が一望できます。

(左):これは轟門の近くだったかな。ちょっとうろおぼえですw 手を清めて参ります。
(右):本堂へ向かう途中。鉄の下駄とか大黒様の像などがありました。

本堂にきてすぐの辺りで振り返った風景。

本堂舞台。結構な混み具合でした。「清水の舞台から飛び降りる気持ち」って言葉がありますが、本当にやったら普通は死ぬと思いますw

(左):本堂の中。ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です。真言はオン バザラ タラマ キリク
(右):これも本堂の中。神秘的な雰囲気が漂います。

下に音羽の滝が見えます。これはまた後で。

本堂の隣にある地主神社(じしゅじんじゃ) ここの縁結びはよく効くそうです。

この日は飛行機雲がよく出てて、面白い写真が撮れました。

(左):地主神社。願いをかなえた人のお礼が多いです。 ここで人形祓い(ひとがたばらい)という紙人形で悪縁を絶つというのもやってきましたw
(右):恋占いの石。離れたところ(15mくらいかな?)にもう1つ同じような石があって目を閉じてそこまで行けると縁が結ばれるらしいです。逆に手間取ると縁遠くw ってか人多すぎで無理かと…。

(左):おかげ明神。どんな願いも必ず1つだけかなえるという、強力なご利益がありますが…。
(右):おかげ明神の後ろにある「いのり杉」 別名は「呪い杉」 所々あるのは牛の刻参りで藁人形に五寸釘を打った跡です(><) こわすぎるww

(左):地主神社の神様は大国主命(おおくにぬしのみこと) 因幡の白兎に親切にした心優しい神様です。
(右):兎も応援してます。

清水寺に復帰して、舞台造りを堪能。 景色も観られて絶景です。

(左):前の写真の場所の裏手にある、ぬれて観音様にかける霊水を汲むところ
(右):ぬれて観音様。水汲み場から5mくらい離れています。頭から霊水をかけます。

(左):本堂の下。木の組み方が芸術的です。
(右):このお寺はここら辺の雰囲気が一番好きです。

(左):音羽の滝。水を汲む人が長い行列を組んでいました。炎天下の中、水のしぶきが涼を感じさせます。
(右):アップ。

清水寺から三十三間堂まで歩くことにしたので、茶碗坂を下っていきました。

ずーっと坂を下ったところにある円通橋。下の池は皓月池(こうげついけ)です。

ということで、早くも写真使いまくりですが、こんな感じでしばらくあちこちご紹介しようかと思います。
清水寺は本当に良かった…。 この後、三十三間堂や建仁寺などにも行きましたので、それは次回にご紹介します。
6月にも京都に行ってきたのですが、東寺と東西の本願寺位しか行けなかったので、今回の旅行ではガッツリ行ってきました。かなり巡ってきたので、いつもどおり1箇所1記事にすると、1ヶ月はかかりそうなので、周ったエリアごとにざっくり紹介していこうかと思います。(美術展ではないし、もはや関東ですらないですがw 次のネタを仕入れるまで繋ぎとしてお楽しみください。)
まずは一番好きな清水寺に行こうと思い、祇園あたりから色々と見ながら歩いていきました。(結構な距離を歩いていますw)
(左):加茂川。良いお天気だったので川原で釣りをしている人もいました。
(右):祇園の入口。朝早くから旅行客でにぎわっていました。 この日は競馬の開催日で場外発売に行く人もいて混んでいました。


祇園の風景。こういう風景が京都に来た!って感じがします。

祇園を抜けて夢見坂を上がったところにある法観寺(ほうかんじ)の八坂の塔。 聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げで建立したお寺らしいです。敷地の中には入れませんでしたが、迫力があります。
公式サイト http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/view_sight.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000273


(左):法観寺の前にある京都の庚申堂(こうしんどう)の三猿
(右):お堂からぶら下がっている庚申堂のくくり猿。これは欲望をコントロールする効果があるのだとか。
公式サイト http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/


夢見坂からさらに二年坂を抜けて、やってきました音羽山清水寺! めっちゃ混んでました。左は仁王門、右が三重塔です。
ちなみに清水寺の宗派は、北法相宗(きたほっそうしゅう)という宗派です。聞いたこともないです(><)
公式サイト http://www.kiyomizudera.or.jp/

(左):仁王門をくぐったあたり。仁王門も素晴らしいのですが紹介し切れませんw
(右):三重塔。


振り返れば京都市内が一望できます。

(左):これは轟門の近くだったかな。ちょっとうろおぼえですw 手を清めて参ります。
(右):本堂へ向かう途中。鉄の下駄とか大黒様の像などがありました。


本堂にきてすぐの辺りで振り返った風景。

本堂舞台。結構な混み具合でした。「清水の舞台から飛び降りる気持ち」って言葉がありますが、本当にやったら普通は死ぬと思いますw

(左):本堂の中。ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です。真言はオン バザラ タラマ キリク
(右):これも本堂の中。神秘的な雰囲気が漂います。


下に音羽の滝が見えます。これはまた後で。

本堂の隣にある地主神社(じしゅじんじゃ) ここの縁結びはよく効くそうです。

この日は飛行機雲がよく出てて、面白い写真が撮れました。

(左):地主神社。願いをかなえた人のお礼が多いです。 ここで人形祓い(ひとがたばらい)という紙人形で悪縁を絶つというのもやってきましたw
(右):恋占いの石。離れたところ(15mくらいかな?)にもう1つ同じような石があって目を閉じてそこまで行けると縁が結ばれるらしいです。逆に手間取ると縁遠くw ってか人多すぎで無理かと…。


(左):おかげ明神。どんな願いも必ず1つだけかなえるという、強力なご利益がありますが…。
(右):おかげ明神の後ろにある「いのり杉」 別名は「呪い杉」 所々あるのは牛の刻参りで藁人形に五寸釘を打った跡です(><) こわすぎるww


(左):地主神社の神様は大国主命(おおくにぬしのみこと) 因幡の白兎に親切にした心優しい神様です。
(右):兎も応援してます。


清水寺に復帰して、舞台造りを堪能。 景色も観られて絶景です。

(左):前の写真の場所の裏手にある、ぬれて観音様にかける霊水を汲むところ
(右):ぬれて観音様。水汲み場から5mくらい離れています。頭から霊水をかけます。


(左):本堂の下。木の組み方が芸術的です。
(右):このお寺はここら辺の雰囲気が一番好きです。


(左):音羽の滝。水を汲む人が長い行列を組んでいました。炎天下の中、水のしぶきが涼を感じさせます。
(右):アップ。


清水寺から三十三間堂まで歩くことにしたので、茶碗坂を下っていきました。

ずーっと坂を下ったところにある円通橋。下の池は皓月池(こうげついけ)です。

ということで、早くも写真使いまくりですが、こんな感じでしばらくあちこちご紹介しようかと思います。
清水寺は本当に良かった…。 この後、三十三間堂や建仁寺などにも行きましたので、それは次回にご紹介します。
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甲府への小旅行シリーズも今回で最終回。 今、旅先におりますので写真中心の記事が続いておりますw
目的だった山梨県立美術館での鑑賞は満足に終わり、早速帰ろうとしたところ、意外にも帰りの電車が指定席をすぐに取れなかったので、1本待つことにして甲府駅のすぐそばにある舞鶴城(甲府城)に寄って時間を潰しました。
舞鶴城公園の入口。甲府駅から徒歩2分くらいかな。ひとけが少ないです…。

公園はこんな感じです。舞鶴って名前が甲府っぽくないw

石垣。この石垣がちょっとテキトーな感じでした。

石垣のアップ。これは酷いw 近くに剥がれ落ちたんじゃないか?って石っころも転がっていました。

天守閣跡からの眺め。甲府を一望できるのは観れてよかったかも。

公園内部も見えます。城といっても普通の公園です。

謎のオベリスクのようなものが…。何かはわかりませんでした。

(左):ここには明治天皇も行幸されたそうです。
(右):天守閣の跡。特にこれと言って歴史的なものは残っていません。

という感じです。まあ、観光マップとかで特に取り上げていない理由もわかるような気がします。甲府市を一望できるのが取り柄かな…。 この記事読めば十分な気がしないでもないですが、甲府駅からすぐのところにあし、30分くらいで観られますので、特急の時間待ちなどには良いスポットかもしれません。
目的だった山梨県立美術館での鑑賞は満足に終わり、早速帰ろうとしたところ、意外にも帰りの電車が指定席をすぐに取れなかったので、1本待つことにして甲府駅のすぐそばにある舞鶴城(甲府城)に寄って時間を潰しました。
舞鶴城公園の入口。甲府駅から徒歩2分くらいかな。ひとけが少ないです…。

公園はこんな感じです。舞鶴って名前が甲府っぽくないw

石垣。この石垣がちょっとテキトーな感じでした。

石垣のアップ。これは酷いw 近くに剥がれ落ちたんじゃないか?って石っころも転がっていました。

天守閣跡からの眺め。甲府を一望できるのは観れてよかったかも。

公園内部も見えます。城といっても普通の公園です。

謎のオベリスクのようなものが…。何かはわかりませんでした。


(左):ここには明治天皇も行幸されたそうです。
(右):天守閣の跡。特にこれと言って歴史的なものは残っていません。


という感じです。まあ、観光マップとかで特に取り上げていない理由もわかるような気がします。甲府市を一望できるのが取り柄かな…。 この記事読めば十分な気がしないでもないですが、甲府駅からすぐのところにあし、30分くらいで観られますので、特急の時間待ちなどには良いスポットかもしれません。
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山梨県立美術館で常設展を観た後、
(1)館内にあるレストランで食事をとってから、
(2)美術館周辺に配置されている彫刻を見て周り、
(3)山梨県立文学館にも行ってみました。(美術館のすぐお隣にあります)
今回の記事は上記の(1)~(3)の順でまとめてご紹介します。
まずは、美術館内のレストラン。美味しくて雰囲気の良いレストランでした。

【店名】
Art archives(アート・アーカイブス)
【ジャンル】
洋食
【公式サイト】
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/contents/index.php?option=com_content&task=view&id=264&Itemid=143
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
甲府駅
【近くの美術館】
山梨県立美術館の中です
山梨県立文学館
【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
1000円程度だったと思います
【味】
不味_1_2_3_④_5_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_3_④_5_快適
【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
時間が遅かったせいか空いていて、ゆっくり食べることが出来ました。
私はオムライスを注文しました。卵がとろっととろけてかなり美味しかったです。お勧めです。

連れはカレーライスでした。そんなに辛くないですがコクのある味で美味しかったです。

スープやサラダのセットの場合はセルフでとるのですが、そこに本棚がありました。
この本棚には様々な美術書があったので、食後にエッシャーの本などを読んできました^^

「美術館のレストランにハズレなし」というのが私の考える法則なのですが、ここもイケてるレストランでした。山梨県立美術館に行ったらここでお昼をとると良いかと思います(周りにお店もあんまないし。)
おなかが一杯になったところで、美術館周辺にある彫刻を観ながらブラっと散歩してみました。
まずは美術館の裏手にある岡本太郎の「樹人」 箱根の彫刻の森にあるのと同じかも。
参考記事:箱根 彫刻の森美術館 その1

三角形の木々の隙間に裸婦像が見えました。霧が立ち込めて神秘的な背景でした。後ろに見える建物が山梨県立文学館です。

これは美術館の目の前にあるムーアの作品。観る角度で形の見え方が全然違います。

鳥の彫刻。かわいいです(><)

(左):私の好きなオシップ・ザツキンの作。これはゴッホの像らしいです。
(右):少女の像。まるで隣に人がいて話しかけているようでした。

謎の林檎。ぼこぼこ穴が開いててちょっとキモいw

カモシカと少年。広場の中にはこうした彫刻が点在していて、ちょっと箱根彫刻の森美術館を思い出しました。

広場から離れたところにはバラ園があって、その中にこの踊り子がいました。花園の女王って感じでしょうか。

また入口方面に戻ってきました。これから文学館に向かう道です。

(左):ロダンによるクロード・ロランの像。さっきゴッホもそうですが、芸術家が芸術家を作るって面白いです。
(右):さっき遠くから見えていた裸婦。

プールデルの「叙事詩」 躍動感と迫力のある作品でした。カッコいい! これは文学館の入口前にあります。

そして、文学館もさらっとみてきました。特に特別展は無かったですが、一応評価テンプレートを使ってご紹介。
山梨県立文学館の入口

【公式サイト】
http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/
【会場】山梨県立文学館
【最寄】甲府駅
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間40分程度 ※かなり速いペースで流し観です
【混み具合・混雑状況(日曜日15時半頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
ここは山梨に関係のある文豪達にまつわる品々や原稿などがありました。
館内。かなり綺麗で快適でした。

樋口一葉や芥川龍之介、太宰治など有名な作家について、山梨とどういう関係かも含めて説明されていました。芥川龍之介が描いた河童の絵なんかもあったかな。文豪達の絵がやたら上手くて驚いたりしてました。 文学好きの人が観たら面白いんじゃないかな。山梨県立美術館に行ったらセットで行ってみるのも手だとおもいます。
ということで、山梨県立美術館・文学館を堪能してきました。今回の旅はこれが目的だっただけにかなり満足できました。
(1)館内にあるレストランで食事をとってから、
(2)美術館周辺に配置されている彫刻を見て周り、
(3)山梨県立文学館にも行ってみました。(美術館のすぐお隣にあります)
今回の記事は上記の(1)~(3)の順でまとめてご紹介します。
まずは、美術館内のレストラン。美味しくて雰囲気の良いレストランでした。

【店名】
Art archives(アート・アーカイブス)
【ジャンル】
洋食
【公式サイト】
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/contents/index.php?option=com_content&task=view&id=264&Itemid=143
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
甲府駅
【近くの美術館】
山梨県立美術館の中です
山梨県立文学館
【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
1000円程度だったと思います
【味】
不味_1_2_3_④_5_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_3_④_5_快適
【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
時間が遅かったせいか空いていて、ゆっくり食べることが出来ました。
私はオムライスを注文しました。卵がとろっととろけてかなり美味しかったです。お勧めです。

連れはカレーライスでした。そんなに辛くないですがコクのある味で美味しかったです。

スープやサラダのセットの場合はセルフでとるのですが、そこに本棚がありました。
この本棚には様々な美術書があったので、食後にエッシャーの本などを読んできました^^

「美術館のレストランにハズレなし」というのが私の考える法則なのですが、ここもイケてるレストランでした。山梨県立美術館に行ったらここでお昼をとると良いかと思います(周りにお店もあんまないし。)
おなかが一杯になったところで、美術館周辺にある彫刻を観ながらブラっと散歩してみました。
まずは美術館の裏手にある岡本太郎の「樹人」 箱根の彫刻の森にあるのと同じかも。
参考記事:箱根 彫刻の森美術館 その1

三角形の木々の隙間に裸婦像が見えました。霧が立ち込めて神秘的な背景でした。後ろに見える建物が山梨県立文学館です。

これは美術館の目の前にあるムーアの作品。観る角度で形の見え方が全然違います。

鳥の彫刻。かわいいです(><)

(左):私の好きなオシップ・ザツキンの作。これはゴッホの像らしいです。
(右):少女の像。まるで隣に人がいて話しかけているようでした。


謎の林檎。ぼこぼこ穴が開いててちょっとキモいw

カモシカと少年。広場の中にはこうした彫刻が点在していて、ちょっと箱根彫刻の森美術館を思い出しました。

広場から離れたところにはバラ園があって、その中にこの踊り子がいました。花園の女王って感じでしょうか。

また入口方面に戻ってきました。これから文学館に向かう道です。

(左):ロダンによるクロード・ロランの像。さっきゴッホもそうですが、芸術家が芸術家を作るって面白いです。
(右):さっき遠くから見えていた裸婦。


プールデルの「叙事詩」 躍動感と迫力のある作品でした。カッコいい! これは文学館の入口前にあります。

そして、文学館もさらっとみてきました。特に特別展は無かったですが、一応評価テンプレートを使ってご紹介。
山梨県立文学館の入口

【公式サイト】
http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/
【会場】山梨県立文学館
【最寄】甲府駅
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間40分程度 ※かなり速いペースで流し観です
【混み具合・混雑状況(日曜日15時半頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
ここは山梨に関係のある文豪達にまつわる品々や原稿などがありました。
館内。かなり綺麗で快適でした。


樋口一葉や芥川龍之介、太宰治など有名な作家について、山梨とどういう関係かも含めて説明されていました。芥川龍之介が描いた河童の絵なんかもあったかな。文豪達の絵がやたら上手くて驚いたりしてました。 文学好きの人が観たら面白いんじゃないかな。山梨県立美術館に行ったらセットで行ってみるのも手だとおもいます。
ということで、山梨県立美術館・文学館を堪能してきました。今回の旅はこれが目的だっただけにかなり満足できました。
記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。


更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
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山梨旅行の2日目は、また甲府に向かい、今回の旅行の本命である山梨県立美術館に行ってきました。甲府駅から結構離れていて、行きはタクシーで行きました。1200円くらいだったかな。
私の行った時期は特別展が無かったのですが、この美術館には「ミレー館」というバルビゾン派が中心のコレクションがあるので、それを目当てにやってきました。(時期によって内容が多少変わるようですので、お目当ての作品があるかたは公式ページで確認されると良いかと思います。)
常設ですが一応、評価テンプレートを使ってご紹介します。


【展覧名】(私が見た2009/08/30の情報です)
ミレー館「秋」(常設展Ⅰ)2009.8.25-11.29
常設展示室「夏」(常設Ⅱ) ※今は「秋」で2009.9.1-12.13です。
萩原英雄記念室2009.8.25-11.29
【公式サイト】
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/contents/
【会場】山梨県立美術館
【最寄】甲府駅
【会期】上記参照
※営業時間・休館日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日12時頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
いつものように作品ごとにご紹介するのですが、ここの作品は、公式サイトで説明つきで観ることができる作品が多いものの、直接リンクは貼れません…。そこで、「★美術館の検索で観られます」と書いてある作品は作品名か作者名で↓の検索窓で検索すると観られますので、興味を持ったら検索してみてください。
公式サイトの検索フォーム:http://image.art-museum.pref.yamanashi.jp/artSearch/
ここの常設は大きく3つに分かれていて、まずはお目当てのミレー館です。日曜だったせいか意外と混んでいました、団体できているお客さんなどもいて、ちょっと騒がしい人もいました…。
【ミレー館(常設展Ⅰ)】
<ミレー>
ジャン=フランソワ・ミレー 「ポーリーヌ・V・オノの肖像」
★こちらで観られます ★美術館の検索で観られます
これは今年の春くらいに上野の都美でやっていた「日本の美術館名品展」に出品されていた作品です。
参考記事:日本の美術館名品展
何度観ても良い絵です。髪が黒いせいか日本人みたい…。静かな佇まいでこちらを観る眼に少し憂いを感じます。
ジャン=フランソワ・ミレー 「眠れるお針子」 ★こちらで観られます
椅子の上で安らかに眠り込んでいる女性の絵です。タイトル通り繕い物をやっているようで、左手には白い糸っぽいものも見えます。寝息が聞こえそうなほど静けさと安心感を感じる作品でした。針仕事は女性の美徳だったんでしょうね。
ジャン=フランソワ・ミレー 「ダフニスとクロエ」 ★美術館の検索で観られます
ダフニスとクロエは色々な画家が題材にしていますが、写実が多いイメージがあるミレーも描いています。ダフニスは笛を吹いていて、クロエは釣りをしています。2人でくっつきあって微笑ましいです。幻想的な雰囲気の中、平和な感じがしました。
ジャン=フランソワ・ミレー 「落ち穂拾い、夏」 ★美術館の検索で観られます
ミレーと言えば、「落ち穂拾い」を真っ先に思い浮かべる人も多いのでは? これは「夏」の連作の1枚らしいです。落穂を拾う3人の女性と、背景には積み藁を積んでいる人たちが描かれています。農村の収穫のワンシーンを撮ったかのような場面で、当時の農村が伝わってきました。こういう働く姿の素朴な美しさはミレーのお得意のジャンルですね。他の展覧会で読んだうろ覚えですが、落穂拾いは農民の当然の権利として行われていたようですが、これを描こうとするのは結構な革新だったようです。
ジャン=フランソワ・ミレー 「無原罪の聖母」 ★美術館の検索で観られます
これはローマ法王が乗る列車の礼拝室のために作られた作品です。しかし、ローマ法王の御意には沿わなかったと説明されていました。というのも、この作品のマリアはどことなく田舎の少女を思わせる風貌で、人間っぽさを感じます。(法王が求めたのは崇高で美しいマリア像だったようです) 凄く良い作品なのに勿体無いw
ジャン=フランソワ・ミレー 「冬(凍えるキューピッド)」 ★美術館の検索で観られます
裸のキューピッドを女性と老人が家に招き入れるシーンを描いています。キューピッドは肌が青くなって凍傷してるんじゃないかってくらい凍えています。外も雪が積もって寒そう・・・。そこまで寒いなら服着ろよ!wと突っ込み入れたくなりますが、家の温かみを感じる作品でした。
ジャン=フランソワ・ミレー 「鶏に餌をやる女」 ★美術館の検索で観られます
エプロンから餌をとりだし鶏にやる女が描かれています。何匹かいる鶏のうち、手前にいる連中は一心不乱に食べていますが、向こうにいる鶏はボケーっと気づかなかったり、こっちに向かってダッシュしている鶏なんかもいて面白かったです。農村の何気ない日常の中に美を見出すミレーのセンスは素晴らしいです。
ジャン=フランソワ・ミレー 「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」 ★美術館の検索で観られます
タイトルどおりのシーンを描いた作品です。この羊飼いがまるで賢者のように見えてくるほど崇高な感じがしました。夕暮れの神秘さ溢れる中で羊を引き連れて杖を持っているからかな?w 甲府駅の壁画にこの絵の模写がありました。

ジャン=フランソワ・ミレー 「種をまく人」
★こちらで観られます ★美術館の検索で観られます
これも超有名作かな。手で畑に種をばら撒く作業を描いた作品で、非常に躍動感と力強さを感じます。ミレーの魅力ここに極まりって感じです(><) この「種をまく人」は、サロンに出す前に1枚、サロンの為に1枚という感じで合計2枚描かれたようですが、これはそのどちらか分からないとようです。また、我々が見ても分からない所ですが、この農民は当時の農民の姿で描かれたものではないため、非難され政治的意味合いを疑われたという説明がありました。(本人にはその自覚は無かったようです)
<風景画の系譜 (クロード・ロラン バルビゾン派)>
ミレー館の隣にはバルビゾン派のコーナーがあります。冒頭にバルビゾン村の地図があって、ミレーの隣にドービニー、逆の隣にはテオドール・ルソーの家、お向かいにはディアズの家というように皆近所に住んでいるのがわかります。すぐ近くにはコローも描いたフォンテーヌ・ブローの森もありました。ここにはそういった画家たちの作品が並んでいました。
ジュール・デュプレ「森の中 夏の朝」
夏の強い日差しを感じる風景画です。明暗がくっきりしていて縦に長い針葉樹と木陰で休む牛がのどかでした。
コンスタン・トロワイヨン 「近づく嵐」 ★美術館の検索で観られます
左上に真っ黒な雲、画面中央には2頭の牛と老女と幼子が描かれている田舎の道の絵です。牛には右から日が当たって、鮮やかな茶色い毛並みを見せています。そしてその影の表現も見事で、リアルで力強い印象がありました。毛のもふもふした感じまで出てたのも良かったです。
ピエール=エティエンヌ・テオドール・ルソー 「フォンテーヌブローの森のはずれ」
画中の中央に森に囲まれた原っぱがあり、そこに強い光があたり、右下に釣りをしている人が描かれています。これも明暗がくっきりしていて神々しいくらいの美しい風景画でした。
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 「大農園」 ★美術館の検索で観られます
この絵は去年、上野の西洋美術館で行われたコロー展で観た覚えがあります。(多分間違いないと思います^^;) 湖の見える穏やかな風景で、中央に牛がいてのどかです。少し薄い色彩で透明感がありました。やっぱりコローは大好きです。
シャルル=フランソワ・ドービニー 「オワーズ河の夏の朝」 ★美術館の検索で観られます
夕陽かと思いましたが朝日でした。朝日で赤オレンジに染まる雲の所々の濃淡が、描かれていない太陽が登ってくるのを感じさせて美しかったです。右下で洗濯している2人の女性や川の向こう岸の農村、川に浮かぶ蒸気船など生活感も伝わってきました。当時は蒸気船は珍しかったかもしれませんね。
アドルフ・モンティセリ 「婦人の肖像」
豪華なドレスを着た女性。キリっとしていて立派な感じです。ちょっと迫力を感じるくらい威厳のようなものがありました。貴族の女性かな??
ジュリアン・デュプレ 「牧草の取り入れ」 ★美術館の検索で観られます
馬車と山盛りの乾草が描かれています。まだ緑がかった乾草が非常に鮮やかなのですが、その一方で柔らかさを感じる色彩でした。毛並みのように描かれた乾草に流れのようなものも感じました。
ジュール・ブルトン 「朝」
ちょっとコローっぽい感じを受けました。野の中に立つ女性像で、貧しい身なりでスコップや瓶?を持っています。しかし、遠くを見つめる眼や明るい背景が英雄のような輝きを与えていました。これから朝の作業なのかな? 尊さが表現されているように思えました。
<日本の美術 (常設Ⅱ)>
山梨県立美術館はバルビゾン派のコレクションだけでなく、県立美術館らしく郷土の画家を中心とした日本画のコレクションも充実していました。
近藤乾年 「簗(やな)」
簗漁を描いた作品です。(川の流れにすのこのような仕掛けをつくって、そこに流れてくる魚を待つ漁法です) 白くしぶきをあげて簗に飛び込んでくる魚が描かれています。無をくねらせて飛び跳ねる様子に力強い動きを感じます。しぶきが涼しげな感じでした。
三枝雲岱 「松竹梅図屏風」
緻密に描かれているのに力強さを感じる屏風です。松の幹がダイナミックな感じでした。
伊東深水 「蛍狩(現代美人集第一輯の内)」
伊東深水の美人画は大好きなんです(><) 青い着物の女性が蛍を見上げている構図で、瑞々しくて爽やかな雰囲気が漂っていました。夏に観たので丁度季節に似つかわしい題材でした。
山本日子士良(やまもとひこしろう) 「青年像」
ちょっとセザンヌ風の作品かも。膝で本を広げパイプを持った青年がこちらを見ています。お洒落な感じの青年で、ちょっとカッコいいかもw
石井精一 「畳の記憶(B)」 ★美術館の検索で観られます
騙し絵的な絵です。右半分は畳の上に、巨大な原稿用紙(小学校の感想文とかで使ったやつ)が描かれているのですが、中央にはそこから飛び出てきたような着物な幼女が描かれています。幼女の足は原稿用紙のます目が描かれ、この原稿用紙から幼女が生まれた感じでです。また、飛行機ごっこのように手を広げて片足を上げているところからピョンと飛び出す瞬間のようでした。とにかく面白い絵で、この美術館でも人気の作品みたいです。
河内成幸 「78ハイウェー2」
真っ暗な背景で、どこかに向かう道が描かれ、その道には赤と黄色の歩道橋がかけられています。そして、木の椅子が道の真ん中を疾走しているようです。 この説明でわかるかもしれませんが、非常にシュールな感じで暗い背景から不安を感じます。ちょっと怖いけれども印象に残る作品でした。
<萩原英雄・深沢幸雄コレクション (萩原英雄記念室)>
萩原英雄は甲府生まれ、深沢幸雄も山梨県内の生まれの画家で、ちょっと個展のようなコーナーになっていました。
深沢幸雄 (宮沢賢治 "春と修羅"より)
この作品はエッチングやメゾチント(版画の一種)の連作で、宮沢賢治の"春と修羅"の挿絵らしいです。"春と修羅"という話も知りませんので、よく分からなかったw
深沢幸雄 (ポール・ゴーギャン「ノアノア」より)
これはこの前、東近美で行われていたゴーギャン展にもあった「ノアノア」をコラージュのようにしたエッチングやメゾチントでした。最近見たばかりなので、「あ、これは!?」と思うのもありましたが何を表現したかったのかはわかりませんでした(><)
萩原英雄 「石の花」
木版の連作です。すみません、何が何だかよくわかりませんw この美術館には萩原英雄の特設コーナーがあるのですが、そちらは色々な画風の作品がありました。(あんまり好みではなかったので、てきとーな感想ですみません…。)
ということで、バルビゾン派好きの私としては常設だけで十分に満足できる内容でした、これだけ良い常設があればいつ行っても楽しめるかもしれないです。絵画好きが甲府に行く機会があったら、是非お勧めしたい観光スポットです。
私の行った時期は特別展が無かったのですが、この美術館には「ミレー館」というバルビゾン派が中心のコレクションがあるので、それを目当てにやってきました。(時期によって内容が多少変わるようですので、お目当ての作品があるかたは公式ページで確認されると良いかと思います。)
常設ですが一応、評価テンプレートを使ってご紹介します。


【展覧名】(私が見た2009/08/30の情報です)
ミレー館「秋」(常設展Ⅰ)2009.8.25-11.29
常設展示室「夏」(常設Ⅱ) ※今は「秋」で2009.9.1-12.13です。
萩原英雄記念室2009.8.25-11.29
【公式サイト】
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/contents/
【会場】山梨県立美術館
【最寄】甲府駅
【会期】上記参照
※営業時間・休館日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日12時頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
いつものように作品ごとにご紹介するのですが、ここの作品は、公式サイトで説明つきで観ることができる作品が多いものの、直接リンクは貼れません…。そこで、「★美術館の検索で観られます」と書いてある作品は作品名か作者名で↓の検索窓で検索すると観られますので、興味を持ったら検索してみてください。
公式サイトの検索フォーム:http://image.art-museum.pref.yamanashi.jp/artSearch/
ここの常設は大きく3つに分かれていて、まずはお目当てのミレー館です。日曜だったせいか意外と混んでいました、団体できているお客さんなどもいて、ちょっと騒がしい人もいました…。
【ミレー館(常設展Ⅰ)】
<ミレー>
ジャン=フランソワ・ミレー 「ポーリーヌ・V・オノの肖像」
★こちらで観られます ★美術館の検索で観られます
これは今年の春くらいに上野の都美でやっていた「日本の美術館名品展」に出品されていた作品です。
参考記事:日本の美術館名品展
何度観ても良い絵です。髪が黒いせいか日本人みたい…。静かな佇まいでこちらを観る眼に少し憂いを感じます。
ジャン=フランソワ・ミレー 「眠れるお針子」 ★こちらで観られます
椅子の上で安らかに眠り込んでいる女性の絵です。タイトル通り繕い物をやっているようで、左手には白い糸っぽいものも見えます。寝息が聞こえそうなほど静けさと安心感を感じる作品でした。針仕事は女性の美徳だったんでしょうね。
ジャン=フランソワ・ミレー 「ダフニスとクロエ」 ★美術館の検索で観られます
ダフニスとクロエは色々な画家が題材にしていますが、写実が多いイメージがあるミレーも描いています。ダフニスは笛を吹いていて、クロエは釣りをしています。2人でくっつきあって微笑ましいです。幻想的な雰囲気の中、平和な感じがしました。
ジャン=フランソワ・ミレー 「落ち穂拾い、夏」 ★美術館の検索で観られます
ミレーと言えば、「落ち穂拾い」を真っ先に思い浮かべる人も多いのでは? これは「夏」の連作の1枚らしいです。落穂を拾う3人の女性と、背景には積み藁を積んでいる人たちが描かれています。農村の収穫のワンシーンを撮ったかのような場面で、当時の農村が伝わってきました。こういう働く姿の素朴な美しさはミレーのお得意のジャンルですね。他の展覧会で読んだうろ覚えですが、落穂拾いは農民の当然の権利として行われていたようですが、これを描こうとするのは結構な革新だったようです。
ジャン=フランソワ・ミレー 「無原罪の聖母」 ★美術館の検索で観られます
これはローマ法王が乗る列車の礼拝室のために作られた作品です。しかし、ローマ法王の御意には沿わなかったと説明されていました。というのも、この作品のマリアはどことなく田舎の少女を思わせる風貌で、人間っぽさを感じます。(法王が求めたのは崇高で美しいマリア像だったようです) 凄く良い作品なのに勿体無いw
ジャン=フランソワ・ミレー 「冬(凍えるキューピッド)」 ★美術館の検索で観られます
裸のキューピッドを女性と老人が家に招き入れるシーンを描いています。キューピッドは肌が青くなって凍傷してるんじゃないかってくらい凍えています。外も雪が積もって寒そう・・・。そこまで寒いなら服着ろよ!wと突っ込み入れたくなりますが、家の温かみを感じる作品でした。
ジャン=フランソワ・ミレー 「鶏に餌をやる女」 ★美術館の検索で観られます
エプロンから餌をとりだし鶏にやる女が描かれています。何匹かいる鶏のうち、手前にいる連中は一心不乱に食べていますが、向こうにいる鶏はボケーっと気づかなかったり、こっちに向かってダッシュしている鶏なんかもいて面白かったです。農村の何気ない日常の中に美を見出すミレーのセンスは素晴らしいです。
ジャン=フランソワ・ミレー 「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」 ★美術館の検索で観られます
タイトルどおりのシーンを描いた作品です。この羊飼いがまるで賢者のように見えてくるほど崇高な感じがしました。夕暮れの神秘さ溢れる中で羊を引き連れて杖を持っているからかな?w 甲府駅の壁画にこの絵の模写がありました。

ジャン=フランソワ・ミレー 「種をまく人」
★こちらで観られます ★美術館の検索で観られます
これも超有名作かな。手で畑に種をばら撒く作業を描いた作品で、非常に躍動感と力強さを感じます。ミレーの魅力ここに極まりって感じです(><) この「種をまく人」は、サロンに出す前に1枚、サロンの為に1枚という感じで合計2枚描かれたようですが、これはそのどちらか分からないとようです。また、我々が見ても分からない所ですが、この農民は当時の農民の姿で描かれたものではないため、非難され政治的意味合いを疑われたという説明がありました。(本人にはその自覚は無かったようです)
<風景画の系譜 (クロード・ロラン バルビゾン派)>
ミレー館の隣にはバルビゾン派のコーナーがあります。冒頭にバルビゾン村の地図があって、ミレーの隣にドービニー、逆の隣にはテオドール・ルソーの家、お向かいにはディアズの家というように皆近所に住んでいるのがわかります。すぐ近くにはコローも描いたフォンテーヌ・ブローの森もありました。ここにはそういった画家たちの作品が並んでいました。
ジュール・デュプレ「森の中 夏の朝」
夏の強い日差しを感じる風景画です。明暗がくっきりしていて縦に長い針葉樹と木陰で休む牛がのどかでした。
コンスタン・トロワイヨン 「近づく嵐」 ★美術館の検索で観られます
左上に真っ黒な雲、画面中央には2頭の牛と老女と幼子が描かれている田舎の道の絵です。牛には右から日が当たって、鮮やかな茶色い毛並みを見せています。そしてその影の表現も見事で、リアルで力強い印象がありました。毛のもふもふした感じまで出てたのも良かったです。
ピエール=エティエンヌ・テオドール・ルソー 「フォンテーヌブローの森のはずれ」
画中の中央に森に囲まれた原っぱがあり、そこに強い光があたり、右下に釣りをしている人が描かれています。これも明暗がくっきりしていて神々しいくらいの美しい風景画でした。
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 「大農園」 ★美術館の検索で観られます
この絵は去年、上野の西洋美術館で行われたコロー展で観た覚えがあります。(多分間違いないと思います^^;) 湖の見える穏やかな風景で、中央に牛がいてのどかです。少し薄い色彩で透明感がありました。やっぱりコローは大好きです。
シャルル=フランソワ・ドービニー 「オワーズ河の夏の朝」 ★美術館の検索で観られます
夕陽かと思いましたが朝日でした。朝日で赤オレンジに染まる雲の所々の濃淡が、描かれていない太陽が登ってくるのを感じさせて美しかったです。右下で洗濯している2人の女性や川の向こう岸の農村、川に浮かぶ蒸気船など生活感も伝わってきました。当時は蒸気船は珍しかったかもしれませんね。
アドルフ・モンティセリ 「婦人の肖像」
豪華なドレスを着た女性。キリっとしていて立派な感じです。ちょっと迫力を感じるくらい威厳のようなものがありました。貴族の女性かな??
ジュリアン・デュプレ 「牧草の取り入れ」 ★美術館の検索で観られます
馬車と山盛りの乾草が描かれています。まだ緑がかった乾草が非常に鮮やかなのですが、その一方で柔らかさを感じる色彩でした。毛並みのように描かれた乾草に流れのようなものも感じました。
ジュール・ブルトン 「朝」
ちょっとコローっぽい感じを受けました。野の中に立つ女性像で、貧しい身なりでスコップや瓶?を持っています。しかし、遠くを見つめる眼や明るい背景が英雄のような輝きを与えていました。これから朝の作業なのかな? 尊さが表現されているように思えました。
<日本の美術 (常設Ⅱ)>
山梨県立美術館はバルビゾン派のコレクションだけでなく、県立美術館らしく郷土の画家を中心とした日本画のコレクションも充実していました。
近藤乾年 「簗(やな)」
簗漁を描いた作品です。(川の流れにすのこのような仕掛けをつくって、そこに流れてくる魚を待つ漁法です) 白くしぶきをあげて簗に飛び込んでくる魚が描かれています。無をくねらせて飛び跳ねる様子に力強い動きを感じます。しぶきが涼しげな感じでした。
三枝雲岱 「松竹梅図屏風」
緻密に描かれているのに力強さを感じる屏風です。松の幹がダイナミックな感じでした。
伊東深水 「蛍狩(現代美人集第一輯の内)」
伊東深水の美人画は大好きなんです(><) 青い着物の女性が蛍を見上げている構図で、瑞々しくて爽やかな雰囲気が漂っていました。夏に観たので丁度季節に似つかわしい題材でした。
山本日子士良(やまもとひこしろう) 「青年像」
ちょっとセザンヌ風の作品かも。膝で本を広げパイプを持った青年がこちらを見ています。お洒落な感じの青年で、ちょっとカッコいいかもw
石井精一 「畳の記憶(B)」 ★美術館の検索で観られます
騙し絵的な絵です。右半分は畳の上に、巨大な原稿用紙(小学校の感想文とかで使ったやつ)が描かれているのですが、中央にはそこから飛び出てきたような着物な幼女が描かれています。幼女の足は原稿用紙のます目が描かれ、この原稿用紙から幼女が生まれた感じでです。また、飛行機ごっこのように手を広げて片足を上げているところからピョンと飛び出す瞬間のようでした。とにかく面白い絵で、この美術館でも人気の作品みたいです。
河内成幸 「78ハイウェー2」
真っ暗な背景で、どこかに向かう道が描かれ、その道には赤と黄色の歩道橋がかけられています。そして、木の椅子が道の真ん中を疾走しているようです。 この説明でわかるかもしれませんが、非常にシュールな感じで暗い背景から不安を感じます。ちょっと怖いけれども印象に残る作品でした。
<萩原英雄・深沢幸雄コレクション (萩原英雄記念室)>
萩原英雄は甲府生まれ、深沢幸雄も山梨県内の生まれの画家で、ちょっと個展のようなコーナーになっていました。
深沢幸雄 (宮沢賢治 "春と修羅"より)
この作品はエッチングやメゾチント(版画の一種)の連作で、宮沢賢治の"春と修羅"の挿絵らしいです。"春と修羅"という話も知りませんので、よく分からなかったw
深沢幸雄 (ポール・ゴーギャン「ノアノア」より)
これはこの前、東近美で行われていたゴーギャン展にもあった「ノアノア」をコラージュのようにしたエッチングやメゾチントでした。最近見たばかりなので、「あ、これは!?」と思うのもありましたが何を表現したかったのかはわかりませんでした(><)
萩原英雄 「石の花」
木版の連作です。すみません、何が何だかよくわかりませんw この美術館には萩原英雄の特設コーナーがあるのですが、そちらは色々な画風の作品がありました。(あんまり好みではなかったので、てきとーな感想ですみません…。)
ということで、バルビゾン派好きの私としては常設だけで十分に満足できる内容でした、これだけ良い常設があればいつ行っても楽しめるかもしれないです。絵画好きが甲府に行く機会があったら、是非お勧めしたい観光スポットです。
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昨日に引き続き、先月行った山梨旅行(甲府・石和温泉)の記事です。シルバーウィークの近場旅行の参考にでもしていただければと…。
初日に昇仙峡でロープウェーに乗って展望台に行ったり、覚円峰に行った後、甲府駅から駅2つ離れた石和温泉の<銘石の宿 かげつ>で宿を撮りました。
紹介ページ;
<銘石の宿 かげつ>
石和温泉の駅前。サティとかあって、めっちゃ普通の町ですw 中々良いお湯なのに盛り上がらないのは風情が無いからでは…。
宿の人がワゴンでわざわざ迎えに着てくれました。

宿に行く途中で<ケーキハウス ミサワ>というお店に寄りました。このケーキ屋さんはテレビチャンピオンの「全国ケーキ職人選手権」で優勝した人のお店ということで、有名なお店なのです。1個400円くらいのケーキを3つ買いました。
公式ページ;<ケーキハウス ミサワ>

かげつの外観を撮り忘れましたが部屋の中。中々豪華です(><)

夕飯の前に温泉に行ってみたら独占状態! 結構良いランクのホテルな上、夏休みの最終日曜日だったせいかな。
露天風呂や打たせ湯などもあり、効能はよく読みませんでしたが肌がつるつるになりました。1泊で3回入りました。
夕食

どれも美味しかったですが、やっぱお肉が美味しかったw

夕飯の後にホテルの中庭から花火を見ました。この時期は毎日10分ほど花火をやっているようで、すぐに終わってしまいましたが綺麗でした。
このホテルは庭やホテル内がとても素晴らしかったのですが、夜はちょっと暗いのでチェックアウトの時に写真を撮りました。
花火から戻って、お夜食に先ほど買ってきたケーキを食べました、流石チャンピオンの腕です。 真ん中のが好み。

何故か部屋にお麩が?? と思ったら部屋のすぐ下を鯉が泳いでいました。この麩をホテルのあちこちにいる鯉にあげて良いらしいので、じゃんじゃん投げてましたw

美しい日本庭園。こういう景色があちこちにありました。ここの鯉は1万匹くらいいて、100歳を超える鯉もいるそうです。

↑と同じ場所をちょっと離れて撮影。

あらゆるところで鯉が泳いでいます。さっきの麩をあちこちであげて楽しんでました。

ロビー付近。色々な置物があったので、つい写真を撮ってしまったw

どうもこういう雰囲気に弱いw

ロビー付近。あちこちに輝石のようなものがおいてありました。これが「銘石の宿」たる由縁なのかな?

この辺は温泉宿街で、川沿いにホテルがいくつも並んでいました。まあ、見た目はえらく普通の川ですがw

ということで、分不相応にも豪華ホテルに泊まって大満足の石和温泉でした。街はやたら普通に見えますが、良いお湯でした。
もう一回紹介ページ;
<銘石の宿 かげつ>
ホテルをチェックアウトした後、再び甲府に向かい、この旅の最大の目的地、山梨県立美術館へ向かいました。 次回はミレー館など山梨美術館の魅力をご紹介しようかと思います(ようやく美術ブログっぽい内容に復帰ですw)
→ こちらに山梨県立美術館の記事を書きました。
初日に昇仙峡でロープウェーに乗って展望台に行ったり、覚円峰に行った後、甲府駅から駅2つ離れた石和温泉の<銘石の宿 かげつ>で宿を撮りました。
紹介ページ;
石和温泉の駅前。サティとかあって、めっちゃ普通の町ですw 中々良いお湯なのに盛り上がらないのは風情が無いからでは…。
宿の人がワゴンでわざわざ迎えに着てくれました。

宿に行く途中で<ケーキハウス ミサワ>というお店に寄りました。このケーキ屋さんはテレビチャンピオンの「全国ケーキ職人選手権」で優勝した人のお店ということで、有名なお店なのです。1個400円くらいのケーキを3つ買いました。
公式ページ;<ケーキハウス ミサワ>

かげつの外観を撮り忘れましたが部屋の中。中々豪華です(><)

夕飯の前に温泉に行ってみたら独占状態! 結構良いランクのホテルな上、夏休みの最終日曜日だったせいかな。
露天風呂や打たせ湯などもあり、効能はよく読みませんでしたが肌がつるつるになりました。1泊で3回入りました。
夕食

どれも美味しかったですが、やっぱお肉が美味しかったw

夕飯の後にホテルの中庭から花火を見ました。この時期は毎日10分ほど花火をやっているようで、すぐに終わってしまいましたが綺麗でした。
このホテルは庭やホテル内がとても素晴らしかったのですが、夜はちょっと暗いのでチェックアウトの時に写真を撮りました。
花火から戻って、お夜食に先ほど買ってきたケーキを食べました、流石チャンピオンの腕です。 真ん中のが好み。

何故か部屋にお麩が?? と思ったら部屋のすぐ下を鯉が泳いでいました。この麩をホテルのあちこちにいる鯉にあげて良いらしいので、じゃんじゃん投げてましたw


美しい日本庭園。こういう景色があちこちにありました。ここの鯉は1万匹くらいいて、100歳を超える鯉もいるそうです。

↑と同じ場所をちょっと離れて撮影。

あらゆるところで鯉が泳いでいます。さっきの麩をあちこちであげて楽しんでました。


ロビー付近。色々な置物があったので、つい写真を撮ってしまったw

どうもこういう雰囲気に弱いw

ロビー付近。あちこちに輝石のようなものがおいてありました。これが「銘石の宿」たる由縁なのかな?

この辺は温泉宿街で、川沿いにホテルがいくつも並んでいました。まあ、見た目はえらく普通の川ですがw

ということで、分不相応にも豪華ホテルに泊まって大満足の石和温泉でした。街はやたら普通に見えますが、良いお湯でした。
もう一回紹介ページ;
ホテルをチェックアウトした後、再び甲府に向かい、この旅の最大の目的地、山梨県立美術館へ向かいました。 次回はミレー館など山梨美術館の魅力をご紹介しようかと思います(ようやく美術ブログっぽい内容に復帰ですw)
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昨日の昇仙峡の続きです。昇仙峡のロープウェーと展望台の後、昇仙峡の一番の見所である覚円峰を観に行ってきました。
昇仙峡はいくつか見所があるのですが、ロープウェーから仙娥滝(せんがたき)に向かう途中に影絵の森美術館というのがありました。
影絵の森美術館公式サイト http://www.kageenomori.jp/
非常に心惹かれましたが残念ながら時間がないのでスルー…。 さらにしばらく行くと鳥居がありました。ここをくぐると滝や岩場が現れます。

仙娥滝。非常に美しい滝です。周りの岩が独特です。 この辺は右の写真のように岩の元に通路がありました。ここら辺で夕立の雨が降ってきました。

左の写真を拡大すると分かるのですが、半端じゃない雨の強さで、あっという間に傘が雨漏りしてきたほどでした。
右の写真が覚円峰。山水図に描かれているような見事な岩山です。

川の流れも早くなってきた。豪雨の時はダムの水を放流しますとか書かれた看板もあって、なんかヤバイことになってきましたw

本当に綺麗な渓流です。

雨で霞む覚円峰。仙人が出てきそうな風景です。

雨もまた一興。貴重な経験です。

アップ。

何度も覚円峰を撮ってますw これで見納めです。

帰りのバスの風景。昇仙峡を出たとたんに晴れてきましたw

これもバスからの眺め。美しい田園風景です。

ということで、思った以上に昇仙峡は楽しかったです。東京から日帰りで行けると思いますので、シルバーウィークで日帰りを考えている方も候補にしてみてはいかがでしょうか。
昇仙峡の公式サイト
この日は観光はこのくらいにして、甲府駅から2駅隣の石和温泉で宿をとりました。
昇仙峡はいくつか見所があるのですが、ロープウェーから仙娥滝(せんがたき)に向かう途中に影絵の森美術館というのがありました。
影絵の森美術館公式サイト http://www.kageenomori.jp/
非常に心惹かれましたが残念ながら時間がないのでスルー…。 さらにしばらく行くと鳥居がありました。ここをくぐると滝や岩場が現れます。


仙娥滝。非常に美しい滝です。周りの岩が独特です。 この辺は右の写真のように岩の元に通路がありました。ここら辺で夕立の雨が降ってきました。


左の写真を拡大すると分かるのですが、半端じゃない雨の強さで、あっという間に傘が雨漏りしてきたほどでした。
右の写真が覚円峰。山水図に描かれているような見事な岩山です。


川の流れも早くなってきた。豪雨の時はダムの水を放流しますとか書かれた看板もあって、なんかヤバイことになってきましたw

本当に綺麗な渓流です。


雨で霞む覚円峰。仙人が出てきそうな風景です。


雨もまた一興。貴重な経験です。


アップ。

何度も覚円峰を撮ってますw これで見納めです。


帰りのバスの風景。昇仙峡を出たとたんに晴れてきましたw

これもバスからの眺め。美しい田園風景です。

ということで、思った以上に昇仙峡は楽しかったです。東京から日帰りで行けると思いますので、シルバーウィークで日帰りを考えている方も候補にしてみてはいかがでしょうか。
昇仙峡の公式サイト
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結構前になりましたが、先月の末に山梨の甲府と石和温泉に一泊二日の小旅行に行ってきました。(目的は山梨県立美術館ですw)
丁度シルバーウィークに突入したので、東京から近場の観光地ということで、何回かに分けて山梨をご紹介しようと思います。
まずは初日に行った昇仙峡のうち、ロープウェーと山上の展望台をご紹介します。
昇仙峡の公式サイト
甲府・昇仙峡周辺の宿泊施設一覧
甲府駅からバスに乗って、ロープウェー入り口まで行きました。公式サイトでは昇仙峡まで大体40分くらいと書いてありますが、私の乗ったバスは60分くらいかかるコースでした。帰りは40分くらいで通ったルートも違ったので、経由次第で乗っている時間が違いそうです。
ロープウェーの入口。20分に1回運転されるようです。

ロープウェー中の風景。遠くにダムが見えます。

ダムのアップ。この中に村が沈んでいるらしいです。

乗ってきたロープウェー。右は降りた後の登り階段。結構きついっすw

ロープウェーの駅を出ると景色の図解がありました。

天気のよい日は富士山が見えるようです。この日は薄曇で見えませんでした。

明日改めてご紹介しようと思いますが、この辺は仙人が出てきそうな変わった岩が沢山あります。

展望台への登山道。この辺はまだ舗装されてるんですが… あとでえらいことになりますw

展望台に向かう途中の景色。雲ってあまり遠くは見えなかったです(><)

登り坂。結構きついし、砂っぽくて滑る斜面でした。

「ここからいよいよスリルに満ちた登山道です」と看板がありましたが、確かにここからが本当の戦いでしたw 一気に傾斜がきつくなってきましたがこれも序の口

写真で観るとたいしたことなさそうに見えますがキツイ勾配です。

↓この写真を撮ったところが超危険な場所でした。うっかり周りの写真を撮り忘れましたが、柵も無い断崖絶壁で鎖だけを頼りに登っていきます。写真の手前の茶色い部分を越えると崖に落ちます。
よく事故が起きないもんだと逆に感心するくらい怖い場所です。サンダルで行った私は無謀そのものでした。(サンダルは本当にやばいです)
確かに展望台の見晴らしはよかったです。一番奥?には小さなお宮みたいなのがありました。危なくて写真は撮れず。。。

駅方面に戻って逆方面に行きました。こちらも見晴らしが良かったです。

ロープウェー駅の近くにある八雲神社

これもロープウェー駅駅近くの和合権現。夫婦・恋人円満がご利益らしいです。一応お参りしときました。
「太鼓判」の由来の説明なども書かれていて、判子がありました。

疲れたのでロープウェー駅で巨峰アイスを食べました。爽やかな味で美味しかったです。

ロープウェーで山の下に下りました。ふもとの駅の近くには安産祈願の神社がありました。ここも一応お参りw

ということで、晴れていれば結構景色が良さそうです。それと、スリル満点というか手に汗握る展望台は思い出深かったです…。
のんびりしてたのでここで2時間くらいかかりました。
この後、昇仙峡で一番の見所の覚円峰に行きました。山水画のような写真も撮れましたので次回はそれをご紹介しようと思います。
丁度シルバーウィークに突入したので、東京から近場の観光地ということで、何回かに分けて山梨をご紹介しようと思います。
まずは初日に行った昇仙峡のうち、ロープウェーと山上の展望台をご紹介します。
昇仙峡の公式サイト
甲府駅からバスに乗って、ロープウェー入り口まで行きました。公式サイトでは昇仙峡まで大体40分くらいと書いてありますが、私の乗ったバスは60分くらいかかるコースでした。帰りは40分くらいで通ったルートも違ったので、経由次第で乗っている時間が違いそうです。
ロープウェーの入口。20分に1回運転されるようです。

ロープウェー中の風景。遠くにダムが見えます。

ダムのアップ。この中に村が沈んでいるらしいです。

乗ってきたロープウェー。右は降りた後の登り階段。結構きついっすw


ロープウェーの駅を出ると景色の図解がありました。

天気のよい日は富士山が見えるようです。この日は薄曇で見えませんでした。

明日改めてご紹介しようと思いますが、この辺は仙人が出てきそうな変わった岩が沢山あります。

展望台への登山道。この辺はまだ舗装されてるんですが… あとでえらいことになりますw

展望台に向かう途中の景色。雲ってあまり遠くは見えなかったです(><)

登り坂。結構きついし、砂っぽくて滑る斜面でした。

「ここからいよいよスリルに満ちた登山道です」と看板がありましたが、確かにここからが本当の戦いでしたw 一気に傾斜がきつくなってきましたがこれも序の口


写真で観るとたいしたことなさそうに見えますがキツイ勾配です。

↓この写真を撮ったところが超危険な場所でした。うっかり周りの写真を撮り忘れましたが、柵も無い断崖絶壁で鎖だけを頼りに登っていきます。写真の手前の茶色い部分を越えると崖に落ちます。
よく事故が起きないもんだと逆に感心するくらい怖い場所です。サンダルで行った私は無謀そのものでした。(サンダルは本当にやばいです)
確かに展望台の見晴らしはよかったです。一番奥?には小さなお宮みたいなのがありました。危なくて写真は撮れず。。。

駅方面に戻って逆方面に行きました。こちらも見晴らしが良かったです。

ロープウェー駅の近くにある八雲神社

これもロープウェー駅駅近くの和合権現。夫婦・恋人円満がご利益らしいです。一応お参りしときました。
「太鼓判」の由来の説明なども書かれていて、判子がありました。


疲れたのでロープウェー駅で巨峰アイスを食べました。爽やかな味で美味しかったです。

ロープウェーで山の下に下りました。ふもとの駅の近くには安産祈願の神社がありました。ここも一応お参りw

ということで、晴れていれば結構景色が良さそうです。それと、スリル満点というか手に汗握る展望台は思い出深かったです…。
のんびりしてたのでここで2時間くらいかかりました。
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Author:21世紀のxxx者
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。
画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。
↓ブログランキングです。ぽちっと押して頂けると嬉しいです。
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