関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

駒井哲郎作品展 福原コレクション 【資生堂ギャラリー】

この前の日曜日に、新橋から京橋に向かっていくつか美術巡りをしてきました。まずは資生堂ギャラリーで「駒井哲郎作品展 福原コレクション」を観てきました。

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【展覧名】
 駒井哲郎作品展 福原コレクション 生誕90周年-闇と光のあわいに
 会場1 資生堂ギャラリー 色への憧憬

【公式サイト】
 http://www.shiseido.co.jp/gallery/exhibition/

【会場】資生堂ギャラリー
【最寄】銀座駅 新橋駅など


【会期】2010年10月26日(火)~12月19日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間20分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日14時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
あまり混むこともなくゆっくり観ることができました。
この展示は戦後、銅版画で国内外で高い評価を得た駒井哲郎の生誕90年を記念した展示で、掛川の資生堂アートハウスと合同開催しているようです。
 参考リンク;資生堂アートハウス公式サイト

この銀座の展示では、駒井作品の2割に満たないと言われる色彩版画が100点ほど揃った貴重な機会となっているとのことでした。確かに、100点は見応えがありギャラリー内に所狭しと作品が並んでいたのは壮観だったかな。 今回は1つ1つの作品のメモは取りませんでしたので、ざっくりとどんな雰囲気だったかだけご紹介しようと思います。

まず最初は、結構小さめで抽象的な作品が並んでいました。これは黒地に黄色や赤の三角・丸などが描かれた「小影像集」というもののようで、月や太陽を表しているようでした。詳しいことはわかりませんでしたが神秘的な雰囲気でした。

続いて、家の窓や建物を描いた作品が並んでいました。ちょっとマットな質感の版画で、色彩が鮮やかです。これもどこか超現実的なものを感じるシリーズだったかな。

その後には花瓶を描いた静物が何点かありました。色面の上に細かい点が集まって、飛び散るような感じが生き生きとしていて、これも色鮮やかな美しさがありました。今回特に気に入ったのはこの辺です。

さらに進むと、植物や太陽を思わせる抽象画のような作品や、地図の上に絵を描いた作品が何点かありました。背景の地図とまざりあって面白い効果が生まれています。
他にも様々な色の円のような果実の静物?や、キュビスム的なものを感じる作品がありましたが、いずれも私にはちょっと難しいw

大部屋の最後の辺りには色違いで似たような風景や家を描いた作品がありました。色が違うと雰囲気もだいぶ違って面白いです。暖色系は暖かみがあるのに、寒色系になると静けさを感じるなど、色のイメージを実感しました。

最後の方(小部屋)は銅版画の製作道具や、「よごれてゐない一日」という詩画集などが並んでいました。


ということで、色彩の美しさに魅了された展示でした。描かれているものは理解が難しいのですが、直感としては神秘性や幻想的なものを感じる一方で、形態や幾何学的な要素があるように思いました。 もうちょっと解説があると見方も分かって面白いのですが、ど素人の私にはこれくらいが限界ですw とりあえず、無料とは思えないくらいの充実振りですので、銀座に行く機会があったら覗いてみるのも面白いかと思います。


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椿屋珈琲店 上野茶廊 【上野界隈のお店】

前回までご紹介していた東京国立博物館に行った後、少し離れた上野駅の広小路口の近くにある「椿屋珈琲店 上野茶廊」でお茶してきました。

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【店名】
 椿屋珈琲店 上野茶廊

【ジャンル】
 カフェ

【公式サイト】
 http://www.tsubakiya-coffee.com/shop.html
 食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13108723/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 上野駅、京成上野駅など


【近くの美術館】
 国立西洋美術館
 上野の森美術館
 国立科学博物館
 東京文化会館
  など

【この日にかかった1人の費用】
 1250円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_3_④_5_快適

【混み具合・混雑状況(日曜日17時半頃です)】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
今まで上野のカフェはいくつかご紹介していますが、上野公園には満足できるカフェが無いので、業を煮やしてここまで歩いてきましたw この辺にならあるだろうと見渡したら椿屋があったので早速行ってきました。六本木や渋谷の店舗はかなり気に入っているので、こちらも期待して入りました。

参考記事:
 椿屋珈琲店 六本木茶寮 (六本木界隈のお店)
 珈琲茶房 椿屋 渋谷店 (渋谷界隈のお店)

結構お客さんが入っているようでしたが、特に待つことなく席に着くことができました。お店の造りや雰囲気は六本木や渋谷と同じような感じかな。気のせいか価格がちょっと高いようにも思いますが…。

この日私はチョッコラータと飲み物のセット(1230円)を頼みました。飲み物はいつもどおりコーヒーにしました。
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チョッコラータは意外と甘くなく、チョコレートの香りの方が感じられるくらいでした。 コーヒーは流石で、ちょっと高いですがやはりそれだけの美味しさはあります。ようやく上野でも落ち着くカフェが見つかったw

連れはレアチーズケーキと飲み物のセット(1280円)で飲み物は紅茶でした。
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このチーズケーキと紅茶は渋谷の時と大体同じかな。どちらも美味しくて満足できました。

ということで、やはり椿屋で正解でした。とりあえず大きな町なら椿屋とか英国屋を見つけておけばアンパイなんじゃないかと思う今日この頃w 上野で多少高くても良いからゆっくりしたいと言う方にはお勧めできます。


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東京国立博物館の案内 【2010年11月】

前回ご紹介した東大寺の大仏展を観た後、いつもどおり常設展も観てきました。
実際に周った順とは異なりますが、特集展示3つと合わせてご紹介しようと思います。
  公式サイト:http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=00&mansion_id=M1

 ※ここの常設はルールさえ守れば写真が撮れます。(撮影禁止の作品もあります)
  もし掲載に問題がある場合はすぐに下げますのでお申し付けください。

 参考記事:
   東京国立博物館の案内 【建物編】
   東京国立博物館の案内 【常設・仏教編】
   東京国立博物館の案内 【常設・美術編】
   東京国立博物館の案内 【2009年08月】
   東京国立博物館の案内 【2009年10月】
   東京国立博物館の案内 【2009年11月】
   東京国立博物館の案内 【秋の庭園解放】
   東京国立博物館の案内 【2009年12月】
   東京国立博物館の案内 【2009年12月】 その2
   東京国立博物館の案内 【2010年02月】
   東京国立博物館の案内 【2010年06月】

まずは特集展示についてです。本館の特別2室では「ワヤン-インドネシアの人形芝居-」が展示されていました。
 特集:ワヤン-インドネシアの人形芝居-
 期間:2010年9月14日(火)~2010年12月5日(日)
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私は初めてワヤンというものを知ったのですが、これはインドネシアの伝統的な人形芝居だそうで、水牛や木で作られらた人形を遣い、古代インドの『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』を演じるそうです。
結構見た目は平べったくて、いかにもアジアという感じがします。
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劇に使うためか躍動的な雰囲気の人形もありました。これらは100年の間に4人の方から寄贈されたそうで、ここのコレクションをすべて展示しているようでした。
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展示室には「ワヤン・クリ」という水牛の革から作る人形の、作成過程が写真で説明されていました。異国情緒があり今まで知らなかった世界なので中々楽しめました。映像もあればいいのにw


さらに隣の本館特別1室では「中国書画精華-海を渡ってきた名品たち-」が展示されていました。
 特集:中国書画精華-海を渡ってきた名品たち-
 期間:前期 2010年10月19日(火)~2010年11月14日(日)
    後期 2010年11月16日(火)~2010年12月12日(日)

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伝 毛松 「猿図」
これは中国の猿ではなく日本猿だそうです。水墨に金泥を使って毛を描いているようで、ふさふさした感じでした。
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蕭雲従 「秋山行旅図巻」
どこかのんびりした雰囲気の図巻に思いました。色合いが淡く爽やかです。
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文伯仁 「四万山水図」
4枚セットで、各図には「万壑松風」「万竿烟雨」「万頃晴波」「万山飛雪」の名前がついていて、4つの万で四万らしいです。四季山水としても成立するそうで濃淡が独特でした。
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1階でもいくつかの特集がありましたが、特に良かったのは本館16室の「東京国立博物館の模写・模造-平家納経-」でした。
 特集;東京国立博物館の模写・模造-平家納経-
 期間:2010年10月19日(火) ~ 2010年11月28日(日)

田中親美 「平家納経(模本)厳王品」
模本とは言え、この雅で煌びやかな雰囲気が素晴らしかったです。書はわかりませんが、優美でした。
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長命晏春 他 「厳島経巻(模本)」
こちらも模本。模本を作るのも相当手間がかかってそうです。色合いにまで品格があるように思います。
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他にも中国の漆器の特集なども驚きがあったのですが、良い写真が撮れなかったので割愛w ここから先は普通の平常展の品です。(とは言え、観たことが無い作品が多いので、ここは「平常」という言葉が妥当なのだろうかと毎回疑問ですw)

山卜良次 「枯木花鳥図屏風」
この絵師は狩野山楽に学んだそうです。飛んでいる鳥が生き生きとして雪の表現が柔らかく感じられました。
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亜欧堂田善 「浅間山図屏風」
絵師の名前も画風も洋風のものを感じますが、解説では細部描写を省いた平面装飾的な効果に主眼が置かれているのだとか。色遣いとかも一風変わった雰囲気のある屏風でした。
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彭城百川 「山水図屏風」
この人は江戸中期の画家で、南画の先駆者となったそうです。左右それぞれ「唐伯虎」と「盛茂」という中国画家の筆法にならっているとのことでした。
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池大雅 「六遠山水図」
六遠というのは中国山水画の遠近法を「高遠」「深遠」「平遠」「かつ遠」「迷遠」「幽遠」に分類したものだそうで、それぞれの作品に6人の学者の賛が入っているようです。具体的にどう違うのか難しいですねw
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曽我蕭白 「山水図」
蕭白の絵もありました。意外とあっさりしている気がしますw 結構のんびりしてるようにも思います。
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葛飾北斎 「冨嶽三十六景・上総ノ海路」
北斎の冨嶽三十六景の1つです。遠くに富士山が小さく描かれ遠近感を感じます。
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歌川広重 「名所江戸百景・浅草田甫 酉の町詣」
今回特に気に入った作品の1つ。にゃんこが外の祭りを眺めているのが何とも可愛らしい。
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歌川豊春 「廓十二月図」
美人画3枚。タイトル的に12枚セットのものかな? 季節はよくわかりませんが、艶やかな雰囲気でした。
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下村観山 「白狐」
見た瞬間に声を上げて驚きました。狐の白の美しさと周りの草花の装飾性が響きあって素晴らしい作品でした。
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この近くには横山大観の「瀟湘八景」も展示されていました。

ということで、今回の常設も楽しめました。ここの常設の豊富さ、レベルの高さは何度来ても驚かされます。今回もアジア館や法隆寺の方は観る時間すらなかったw


おまけ:
この日、私は観られませんでしたが、今年も「秋の庭園開放」が行われているようです。 詳細:秋の庭園開放
 期間:2010年10月30日(土)~12月12日(日)
 参考記事:東京国立博物館の案内 (秋の庭園開放) ※2009年です。


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東大寺大仏―天平の至宝― 【東京国立博物館 平成館】

少し前の日曜日に、上野の東京国立博物館(平成館)で、光明皇后1250年御遠忌記念 特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」 を観てきました。私が行った日は期間限定の正倉院宝物の特別公開も観ることができました。

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【展覧名】
 光明皇后1250年御遠忌記念 特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」

【公式サイト】
 http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=7812

【会場】東京国立博物館 平成館
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)
【会期】2010年10月8日(金)~12月12日(日)
    (正倉院宝物の展示は2010年11月2日(火)~11月21日(日))
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間30分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日14時半頃です)】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
思った以上に混んでいて、一部は列を組んで観ているような感じでした。
今回の展示は東大寺の大仏建立を主題に、それに関わる品々が並んでいました。

<第1章 東大寺のはじまり―前身寺院と東大寺創建―>
東大寺は幼くして亡くした皇子を弔うために若草山の麓に山房を設けたのが始まりだそうです。その後、有名な大仏が置かれるわけですが、大仏以外にも様々な品が作られたようで、まず最初のコーナーでは、東大寺で発掘された当時の瓦などが展示されていました。

…というか最初は瓦ばかりなわけですがw 瓦工の名前がスタンプされた法華堂の瓦、細かい文様の二月堂の瓦、丸山西遺跡 天地院(行基が建てたお寺)の瓦など瓦が沢山ありますが、正直、テンションはあがりませんw また、伽藍配置の絵のコピーや復元模型などもありました。模型は奈良市役所のロビーに展示されているものだそうです。

「講堂出土鬼瓦」
ぎょろっとした目に大きな鼻の鬼瓦です。大きく力強さがありました。 火の鳥鳳凰編の鬼瓦の話を思い出したのは私だけじゃないはずw


<第2章 大仏造立>
続いての2章はかなり大仕掛けの展示となっていて、こちらは結構楽しめる品々が並んでいました。

「西大門勅額」 ★こちらで観られます
「金光明四天王護国之寺」と描かれた枠の周りに、8対の仏像が彫られた額です。この字は聖武天皇の筆によるものだそうで、四天王によって国が守られるという思想に基づいているそうです。また、仏像は上から順に梵天、帝釈天、四天王、金剛力士像(2体)となっています。こちらは鎌倉時代の快慶の作ではないかとのことでした。かなりの大きさで荘厳で、今回の見所の1つだと思います。

この作品の先に、スロープが出来ていて、本当に東大寺に来たようなセットがあり驚きました。阿修羅展以来の扱いでは?w 後ほどご紹介する「八角燈籠」がどど~んと置かれているのは圧巻です。

「伎楽面 酔胡従」 ★こちらで観られます
これは劇で使う仮面です。伎楽面は古くは「くれのうたまい」という名前の舞で、「呉」を音読みした中国の「ご」の国に起源があります。14種類の23面で1具となっているらしく、この酔胡従もそのうちの1つです。(今回の展示では10面観られます)
凄く耳が長くて鼻は天狗のように長く、顔には深い皺が刻まれています。 仮面自体の大きさから迫力を感じますが、基本的に面白い顔で楽しげな表情でした。酒に酔った役の面だそうです。

「伎楽面 崑崙」
色が黒く、歯をむき出しにしていて獣のような顔をした面です。呉女に懸想して、「力士」にやり込められる役柄の面だそうですが、卑しく滑稽に作られるものらしく、もはや人間とは思えないような顔つきでした。
この近くにはこの崑崙を倒す役の「力士」の仮面もありました。

「伎楽面 太孤父」
おでこの広い老人の面で、鼻が長く少し笑みを浮かべて優しそうな雰囲気でした。これも結構迫力はありますがw

「誕生釈迦仏立像及び灌仏盤」 ★こちらで観られます
今回のポスターにもなっている、釈迦が生まれた時の「天上天下唯我独尊」をあらわした仏像と、その下にある盤です。にこっと柔らかい表情をして、右手は上に左手は下に向けています。これは4月8日に行われる灌仏会の本尊だそうで、灌仏会の際には仏像に甘茶をかけるので、足元の灌仏盤が受け皿となります。灌仏盤の周りにはうっすらと鳥や草花、獅子に乗る人、2羽の鶴、鶴に乗る仙人 なども描かれているのが面白かったです。
この作品はかなり気に入りました。映像による解説もありがたかったです。

この辺りには「東大寺金堂鎮壇具」という、太刀や水晶など土地の神を鎮める為に建物に埋める品々が並んでいました。

「銀製鍍金蝉形さ子(宝相華透彫座金付)」
「東大寺金堂鎮壇具」の1つで、セミを模った錠前です。セミは地中から出てくることなどから再生の象徴として中国で好まれたモチーフらしいですが、日本では珍しいもののようです。こうした作品から、当時の日本はシルクロードの終着点だったということが伺えるようでした。単純にデザインとしても面白いですが、中々奥深い貴重な品のようでした。

続いては今回の目玉、「八角燈籠」に関するコーナーです。八角燈籠にはその名の通り8面があるのですが、その羽目板と扉の現状について解説がありました。奈良時代のオリジナルもあるようですが、レプリカや後補のものもあり、結構状態はまちまちといった感じのようでした。

「八角燈籠火袋羽目板」 ★こちらで観られます
八角燈籠の火袋につけられていた、4面の羽目板のうちの東北面にあった1枚です。斜め格子を背景に音声菩薩(おんじょうぼさつ)が彫られ、金属の厚みを感じる一方で、流れるような衣の表現が軽やかに思いました。

「良弁僧正坐像」
八角燈籠の近くに鎮座していた良弁上人の像です。孫の手のようなものを持ち、澄んだ目で遠くを見るような表情をしていました。解説では毅然とした風格があるとも言っていて、衣のヒダの鋭い彫は天平彫刻の特徴と説明していました。

「八角燈籠」 ★こちらで観られます
壁に大仏の写真がど~んと飾られ、その前にある巨大な燈籠がこの八角燈籠です。音声菩薩の彫られた面と、2頭の獅子が向かい合う面(扉?)が交互に配置されていて、下の柱のような部分には経文が刻まれていました。これを移動・展示するのは初だと聞いた覚えもありますが、よくぞこれだけのものを貸してくれたなと妙な感心をしていましたw 当時は金色に輝いていたようなので、今とは見た目が違うと思いますが、戦災を逃れて残っているのは奇跡的かもしてません。

快慶 「僧形八幡神坐像」
何故、東大寺に神像が?と思ったら、この神様は東大寺の大仏建立を必ず成就させると約束した神様なのだとか。台座の上に座り錫杖を持っていて、鮮やかな色が塗られています。神像ですが写実的な感じで、威厳を感じました。作者には快慶の名前があるそうで、鎌倉時代の作品のようでした。

この近くには光明皇后が発願した写経が並んだコーナーもありました。ここで展示は半分で、次の部屋に移ります。


<第3章 天平の至宝>
続いてのコーナーは期間限定の正倉院の品もある章でした。まずは部屋一面を使ったバーチャルリアリティーの映像があります。天井にも映像が映しだされ、12分間に渡って仏教の宇宙観や仏像についてを説明してくれます。 この映像は中々迫力があるので今回の見所の1つとなると思います。

「二月堂本尊光背」
繊細な線が刻まれた光背です。光背のみで仏像はありませんが、二月堂の本殿のものらしく、奈良時代の貴重な品だそうです。細かく彫られた仏たちや千手観音などが目を引きました。

「不空羂索観音菩薩立像光背」
法華堂の仏像の光背です。かなりの大きさで、周りに向かって無数の棒が出ていて後光を表しているようです。一部は明治時代のもののようですが、これも貴重な作品のようでした(国宝)

[正倉院宝物]
この辺が特別展示となっていました。まずはお経や荘園の書類、財産目録などが並んでいました。うーん、ありがた味がいまいちわからないw
そのほかには象などを描いた掛け軸のようなものや、薬として使われたシナモンとその袋、人参とその袋…といった感じで、施薬院で使われた薬なども展示されています。また、部屋の中央には壺や裁文などがあり、他には開眼の時に使った大きな筆なども展示されていました。 まさか人参の袋とかが展示されているとはw 意外と見た目は地味なコーナーでした。


<第4章 重源と公慶>
最後は東大寺の復興に関するコーナーです。東大寺は1180年に平氏が放った火で燃えてしまい、その後、重源上人によって再興されました(なのでここまでも鎌倉時代の作品が多い) また、1567年には松永久秀と三好氏の合戦によって大仏の頭部が解け落ちてしまったそうで、それを復興したのが江戸時代の公慶となります。このコーナーではその2人の僧にスポットをあてた品が並んでいました。

まずは金剛力士の中に入っていた書物などがありました。重源や結縁者、仏師の名前などが書かれているそうです。他には小さな仏像などもありました。

「重源上人坐像」 ★こちらで観られます
かなり年老いた頃の重源の座像です。老いてはいますが強い眼をしていて、生き生きとした雰囲気を感じました。やはりこれだけの大事業を成功させた人物だけに年老いても意志が強かったのかな。

性慶・即念 「公慶上人坐像」 ★こちらで観られます
両手を握っているポーズをした公慶上人の座像です。顔の頬がこけていて、ちょっとやつれた感じもします。公慶上人は大仏の再建にあたり、7年間横になることをしなかったそうで、その意気込みがこの像にも出ているようでした。

「五劫思惟阿弥陀如来坐像」
これはつい最近に三井記念美術館で観た仏像と同じかな?それとも別物?? 頭の螺髪が異様に大きな仏像で、これは髪が伸びるのを忘れて非常に長い時間修行したためこのようになったようです。ちょっと可愛らしいですが、苦しい修行の成果なんですね。
 参考記事:奈良の古寺と仏像 ~會津八一のうたにのせて~ (三井記念美術館)

ということで、貴重な品々なんだろうとは思いますが、いまいちテンションの上がらない展示だったと思います。八角燈籠や映像があって良かったw 博物展的な要素が強いと思いますので、仏像目当てとかだと肩透かしになるかもしれません。

この後、いつもどおり常設に行ってきました。

おまけ:
2010年11月13日に、せんとくんが来たそうですw
 参考リンク:せんとくん来館!


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TEXTILE CONNECTION -WOVEN COSMOS- 【東京藝術大学大学美術館】

前回ご紹介した芸大のミュージアムカフェでお茶した後、陳列館に移動して、「TEXTILE CONNECTION -WOVEN COSMOS-」も観てきました。この展示は既に終わっていますが、面白い発想の作品があったのでご紹介しておこうと思います。

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【展覧名】
 TEXTILE CONNECTION -WOVEN COSMOS-

【公式サイト】
 http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2010/textile/textile_ja.htm

【会場】東京藝術大学大学美術館陳列館2階
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)など
【会期】2010年10月19日(火)~11月7日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間15分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日16時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
展示室は空いていて、ほとんど貸切状態でした。 この展示は米・中・日のテキスタイル作家と染織研究所のスタッフを合わせて14人の作品が並んでいて、発想豊かな織物を見ることができました。

山田菜々子 「旋回」
白黒で優美な曲線が無数に描かれているテキスタイルです。観ていて人体や自然物を彷彿しました。どこか日本的なものも感じるかな。詳しい解説が無いので意図は分かりませんが。

阿久津光子 「Time J-12」
路上に人影が映っているようなデザインの作品です。見た瞬間に、こんなテキスタイルがあるのか!?と仰天しましたw これをテキスタイルにしようと発想するのが凄いです。

楊建軍 「Intangible」
格子状のマトリクスに様々な色のグラデーションがある作品。幾何学的で絵画で言えばパウル・クレーのような暖かみがある作風でした。

藤本哲夫 「work'03-V」
深い青に薄っすらと白い弧を描くものがあり、空に浮かぶ月を思い浮かべました。ちょっと宇宙的なものを感じる面白さがありました。

出居麻美 「ON THE ROAD」
縦長で天井から釣り下がっていた作品で、大きく「止まれ」の文字の書かれた道路と、所々にローマ字が描かれています。これまたインパクトのある作品で、何故道路?wと思いましたが、よく見るとカラフルな層と灰色の層が互い違いになっていたり、何か意味がありそうでした。作者のメッセージとかあったらもっと楽しめるだろうに…。

スーザン・クレパノフ 「Sun and sea」
すだれのようなものが3重に重なった作品で、金・緑・オレンジなどの色彩で円や波、空などを表現しているようです。3重になっているのが立体的で面白かったです。

ナンシー・コジコウスキー 「Snake/man put」
長い蛇を捕まえようとしている人々?が描かれたモノクロのテキスタイルで、古代のデザインのようでした。


ということで、点数が少ないのですぐに観終わってしまいましたが、中々面白い内容でした。こういう人たちのお陰でデザインや芸術は日進月歩なんだなあと感じました。できれば、どういう意図で作っているのかもうちょっと知りたかったです。

おまけ:
上野駅に戻る途中、駅近くでふと空を観たらスカイツリーが!w 最近、都内のあらゆる所で観られるようになってきました。
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東京芸術大学大学美術館 ミュージアムカフェ 【上野界隈のお店】

黙示録展と明治の彫刻展を観た後、館内にあるカフェ「東京芸術大学大学美術館 ミュージアムカフェ(ホテルオークラ)」でお茶してきました。

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【店名】
 東京芸術大学大学美術館 ミュージアムカフェ (ホテルオークラ) 

【ジャンル】
 レストラン/カフェ

【公式サイト】
 http://www.okura-ep.co.jp/restaurant/operation.html
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。


【最寄駅】
上野駅(JR・東京メトロ・京成)など


【近くの美術館】
 東京藝術大学大学美術館(館内です)
 黒田記念館
 東京国立博物館
 東京都美術館
  など

【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
 900円程度

【味】
 不味_1_2_③_4_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_③_4_5_快適

【混み具合・混雑状況(土曜日16時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_③_4_5_名店

【感想】
このお店は2階のミュージアムショップを出た辺りにあります。この日はあまり他のお客さんがいなくてのんびりとすることができました。


私はこの日、コーヒーとチーズケーキ(合わせて800円)を頼みました。
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うっかりケーキを取り忘れてしまいました。コーヒーはちょっと薄くてあまり香りが無いように思いました…。チーズケーキは普通かな。

連れはシフォンと紅茶(合わせて950円)を頼んでいました。
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シフォンはボリュームが結構あるけど、スポンジが若干ぱさっとしてると言ってました。紅茶は普通とのこと。


ということで、ゆっくりできましたが、ちょっとコストパフォーマンスが良いとは言えないかもしれません。オークラのカフェなので期待しすぎてしまったのかもしれませんが・・・。上野公園周辺ののカフェ事情は大体こんな感じですね。
この後も、芸大の展示を観てきました。次回ご紹介しようと思います。


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明治の彫塑 ラグーザと荻原碌山 【東京藝術大学 大学美術館】

前回ご紹介した黙示録の版画展を観た後、同時開催の「明治の彫塑 ラグーザと荻原碌山」も観てきました。

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【展覧名】
 明治の彫塑 ラグーザと荻原碌山
  第一部: ラグーザとその弟子たち
  第二部: 没後100年 荻原碌山

【公式サイト】
 http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2010/ragusa/ragusa_ja.htm

【会場】東京藝術大学大学美術館 展示室3・4(3階展示室)
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)など
【会期】2010年10月23日(土)~ 12月5日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間40分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらもそんなに混むことはなく自分のペースで見ることができました。あまり注目していなかった展示でしたが、実際に観てみたらあまり規模は大きくないものの好みの作品が多くて楽しめました。展覧は二部構成となっていて、第一部がラグーザ、第二部が荻原碌山となっています。詳しくは気に入った作品と共にご紹介しようと思います。

<第一部: ラグーザとその弟子たち>
まずはヴィンチェンツォ・ラグーザのコーナーとなっていました。ラグーザはイタリア生まれで、明治9年に開校した工部美術学校に招かれ西洋彫刻を日本に伝えた人の1人です。日本には6年いたらしく、彼の作品には日本人もモデルとなっています。その時の気分までも映すとまで解説されていて、確かに感情豊かな彫刻がどど~んと沢山並んでいて驚きました。また、彼の美術教育のありかたにも注目し、弟子の作品も並んでいます。

ヴィンチェンツォ・ラグーザ 「日本婦人」
少し横向きで頭に布を巻いている日本女性の石膏像です。石膏なのに柔らか味があり、彫られた目が生き生きとしていました。少し開いた口の中には歯のようなものもあり、くちびるも柔らかそうな質感がありました。 また、着物から乳房が出ているのですが、これは左の襟が欠損したため露出しているそうです。 複雑に入り組んだ所はパーツに分解した後で合成する手法で作ったため、パーツが欠損しやすいと解説されていました。 …この作品だけで一気にラグーザの凄さが分かりました。
隣にはブロンズにした作品もあり、出口付近にはパーツに関する解説もあります。また、ラグーザの肖像画なども展示されています。

ヴィンチェンツォ・ラグーザ 「祈り」
墓碑装飾として作られた作品で、跪いて天に顔を向け、手を交差してして肩におき祈っている女性の像です。ほっそりした身体や衣の表現が何とも気品があり、動きや生気を感じました。中々ドラマチックな作品です。

ヴィンチェンツォ・ラグーザ 「日本の大工」
右肩を出している(これも欠損?)、たくましい大工の彫像です。横に視線を向け、歯を出して微笑んでいるように見えます。背中には刺青も描かれるなど、写実的でありながら、親しげで理想的な雰囲気を感じました

この辺の作品は石膏とブロンズがセットで展示されていました。私は石膏の方が好みです。

[弟子たち]
少し進むと弟子のコーナーです。

小栗令裕 「欧州夫人アリアンヌ半身」
頭に花飾りをつけた女性の胸像です。解説によると、装飾的な髪と肌の滑らかさの対比があるそうで、華やかさととしっとりした雰囲気がありました。

大熊氏廣 「破牢(スパルタアニベーラ全身)」
前のめりに階段を降りる上半身裸の男性の像で、これは模刻だそうです。右手に短剣を持ち背中の後ろに隠しているのは、タイトル的に牢破りしようとしているのかな? 中々の力強さで良い作品でした。 この人は首席で卒業したそうなので、かなりの腕だったようです。


<第二部: 没後100年 荻原碌山>
続いては荻原碌山のコーナーです。荻原碌山はラグーザの来日から30年後に、ロダンの「考える人」を観て、彫刻家を目指したそうです。パリで勉強し43歳で亡くなるまで日本の近代彫刻に新しい風を吹き込んだらしく、今年で没後100年になります。今回の展示では、特に絶作の「女」に焦点を当てた内容となっていました。
 参考記事:国立西洋美術館の案内 (常設 2010年10月 彫刻編)

荻原碌山 「文覚」
非常にごつごつした感じの男性の裸体像です。腕を組み、斜め上を観ているのですが大きくて力強い雰囲気がありました。

荻原碌山 「デスペア」
うつ伏せて泣いているような感じの女性像です。絶望の感情を表現しているのがよく伝わってくるのですが、当時はポーズが悪いとして文展では落選してしまったのだとか。悲しみを全身で表していました。

荻原碌山 「労働者」
膝の上に肘をつき、あごを乗せている裸体の男性像です。右手を右足の一部が欠けているぞ?と思ったら、本人が出来栄えに満足できずに取り去ったそうです。(元々は揃ってた) この人物はぼーっと何かを考えている感じでした。「考える人」とはちょっと雰囲気は違いますが。

荻原碌山 「女」
最後の部屋は「女」のブロンズ像などが沢山並んでいました。手を後ろで組み、上を見上げる女性像です。生き生きとしていて、少し眉を寄せて苦しそうな感じまでします。この作品の作成途中からはモデルを使わずに恋人をイメージして作っていると解説されていました。 これだけ感情豊かな像を作れるのに若くしてなくなったのは残念。

この部屋には3Dデジタルデータの立体出力の解説やデータを基に作られたものもあります。また、ブロンズ像の制作過程や、映像もこの辺にあり参考になりました。

ということで、予想以上に楽しめました。特にラグーザの作品はもっと観てみたいと思いました。なかなか観る機会も多くないと思いますので、黙示録の版画展に行くのであれば、こちらの展示もセットで観てみるのも良いかと思います。

おまけ:美術館の1階には「女」のブロンズ像が置かれ、それだけは触ってOKでしたので触ってきました。これも貴重な機会かもw


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黙示録―デューラー/ルドン 【東京藝術大学大学美術館】

前回ご紹介した黒田記念館の後、東京藝術大学大学美術館にハシゴして「黙示録―デューラー/ルドン」を観てきました。

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【展覧名】
 黙示録―デューラー/ルドン

【公式サイト】
 http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2010/apocalypse/apocalypse_ja.htm

【会場】東京藝術大学大学美術館
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)など


【会期】2010年10月23日(土)~12月5日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間50分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日14時半頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
そんなに混んでいませんでしたが、そこそこお客さんが入っているようでした。同時開催で「明治の彫塑 ラグーザと荻原碌山」も開催されていて、私はセット券で2つとも観てきました。

この展示は先日ご紹介した国立西洋美術館の「アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然」展の関連企画となっていて、デューラーに関しては西洋美術館の展示と同じく、メルボルン国立ヴィクトリア美術館の所蔵品となっています。

展示内容についてですが、「ヨハネの黙示録」をテーマにした版画を集めたものとなっています。私は黙示録については何度か読んでいるので馴染みがありますが、展覧会の中では内容についての説明はあまり無いので、知らない人は苦労するかもしれません。(聖書の引用などはありますが、その場で理解するのは難しいかと) 各場面の様子を描いた作品ばかりなので、行く前に黙示録の内容を把握しておいた方が楽しめる展示だと思います。(黙示録の話は結構長いので、この記事でも省略します。)
 参考リンク:ヨハネの黙示録のwikipedia (これもあまり詳しくないですが…)

章は大きく4つに分かれていて、デューラーの「黙示録」の連作を中心に、その前後の時代と後世への影響をテーマにしていました。詳しくは気に入った作品と共に章ごとにご紹介しようと思います。


<プロローグ デューラー以前の黙示録図像>
まず最初はデューラー以前の黙示録図像のコーナーとなっていました。入口には1470年代のヨハネとマリアの木像がおかれ、なかなか良い雰囲気が出ていました。

作者不明(推定制作地:ドイツ) 「最後の審判の時を告げる天使」(木版本『黙示録』第4版 第27葉上部より)
ちょっと漫画のような画風の作品です。人々と頭上の天使が単純化されて描かれ、どことなくほのぼのした感じすらしました。
この辺には何枚かこれと同じような作品が並び、黙示録の様子を描いた写本なども5冊くらい展示されています。まあ、デューラー以前はこんな感じかーってくらいで流し観してしまいましたw


<第1章 デューラー《黙示録》>
続いて、今回のタイトルにもなっているデューラーの「黙示録」のコーナーですが、意外と少なくて、作品リストを確認すると16点くらいしかありません。解説によると、「黙示録」の出版は下絵制作から印刷まですべてデューラー自身が監督していたらしく、それゆえ様々な革新があったようです。書籍形式で刊行されたのも当時では異例だったのだとか。これも西洋美術館の「大受難」のように当時最新の活版印刷の技術を使って多くの人に観てもらおうとしたのかも。
 参考記事:アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然 (国立西洋美術館)

アルブレヒト・デューラー 「神の玉座を囲む24人の長老」
神らしき存在と、それを囲む24人の人物を描いた作品です。数えるのも大変なくらいぎっしりと人々が描かれていますが、多分24人ですw 人々は天上で円を組むように配され、その下には水辺の町や木々の風景も広がっていました。神々しさを伝えているようでした。

アルブレヒト・デューラー 「第五および第六の封印を切る」
ぐにゃっとしたカエデというか、ヒトデのようなものが天から降ってきて、人々が慄いている様子が描かれた作品です。天上には天使に助けを請うような人々も描かれ、まさに大災害の恐怖といった感じです。中々怖さを感じる作品です。

アルブレヒト・デューラー 「ラッパを吹く七人の天使」
細長い管のラッパを吹く天使たちが描かれた作品です。上部中央にいるのは神でしょうか…。空から星が降ってきたり、海が荒れていたりと、これまた天使による浄化の真っ最中という感じで、不信心者は大変なことになってそうです。黙示録の一番怖い辺りです。

アルブレヒト・デューラー 「聖ミカエル、竜を倒す」
長い槍のようなものを持ち足元の竜に突き刺す天使と、その隣で弓矢を構える天使、剣を抜く天使などが描かれています。彼らの足の下には平和そうな水辺の教会のような建物も見えました。 これは迫力もあり派手なので好みの作品です。 この辺りには獣や竜といった悪魔を描いた作品もありました。


<第2章 デューラー以後の黙示録図像>
続いてのコーナーはデューラーの後の時代の作品が並んだコーナーです。デューラーの影響力は大きかったようで、その後デューラーの模倣が生まれていったようです。ここには主にマティアス・ゲールングという画家の作品が並んでいて、この画家は南ドイツで活躍していたそうです。「黙示録註解」という連作のための挿絵が並び、これは基本的に2枚セットとなっていて、左に黙示録の場面、右に寓意的な場面が描かれているようです(と言われてもよく分からなかった^^;)
また、当時はルターらによる宗教改革の真っ只中だったようで、作品からもそれが見て取れました。

マティアス・ゲールング 「第一のラッパ(黙示録8:7)」
ラッパを吹く天使と、その上の6人の天使を描いた作品で、ちょっと漫画のようなデフォルメを感じます。雲から凄い勢いで、石や火のようなものが下に向かって飛び出していっています。デューラーに比べると簡素な画風に思いますが、場面の解説絵としては分かりやすいかもw
この近くにはルターの聖書などもありました。

マティアス・ゲールング 「煮えたぎる鍋のなかの教皇と地上の支配者達」
大きな釜に浸かっている人々が描かれた作品です、冠をかぶった教皇の姿もあり、釜の下では悪魔みたいなのが火をくべていました。これは黙示録のどの場面か分かりませんでしたが、地獄絵図のような感じで、カトリックを痛烈に批判しているように思いました。

マティアス・ゲールング 「力強い天使としてのプロテスタントの説教師」
口から煙のようなものを出している人が、手に持つ本(聖書?)からも煙を出しています。これはオーラのようなものかな? 頭上にはキリストらしき姿も見られ、タイトルから察するにプロテスタントの説教師を讃える作品のようです。 結構分かりやすいプロパガンダだと思いました。

マティアス・ゲールング 「教皇とスルタンの冠を授けられる二体の悪魔」
スルタンというのはイスラムの皇帝のことで、この辺にはカトリックと同じようにトルコを悪役にしている作品もいくつかあります。これは大きな鍵を持った悪魔と、耳の大きな悪魔に冠を被らせようとする悪魔達が描かれています。 つまり教皇とスルタンも悪魔扱いってことかな? プロテスタントの急進的な一面がよく伝わってきました。この辺にはそういう作品がいくつかあります。

マティアス・ゲールング 「先年のあいだ繋がれているサタン(黙示録20:1-3)」
天使に首輪をつけられ、縄を引っ張られているサタンを描いた作品です。天使は十字架を振り上げて、竜のような顔をしたサタンは手を挙げて防ごうとしているようでした。この辺りは黙示録らしい内容で、分かりやすく説明しているようでした。


<第3章 近代:ルドン《ヨハネ黙示録》への道>
最後の章はルドンを含めたデューラーに影響を受けた後世の画家のコーナーです。といっても、ルドンの点数は14点程度とこれまたあまり多くありません。西洋美術館でもルドンの版画を観られましたが、ここれも幻想的な作品を観ることが出来ました。
  参考記事:19世紀フランス版画の闇と光 ― メリヨン、ブレダン、ブラックモン、ルドン (国立西洋美術館)

ギュスターヴ・ドレ/エドモンド・オリエ 「ドレ・ギャラリー」
これは本です。空飛ぶ馬に乗り大きな鎌を持った人が地上に向かっているように描かれ、後ろには羽の生えた人(悪魔か天使か分からず)が行列するように飛んでいます。毛並みが流れるような馬など、かなり精密に描かれ神聖な雰囲気が出ていました。陰影の表現も凄かったです。

アルフレート・レーテル 「屠殺者としての死、1831年、パリの仮面舞踏会におけるコレラの登場」
骨を持ってバイオリンを弾くようなポーズをしている骸骨人間(フード付きの服を着ている)を描いた作品です。周りには倒れて死んだ人たちや、恐れおののいている人たちもいます。彼らは楽器やお面を被っていて、これが仮面舞踏会であることを示しているようでしたが、不気味な雰囲気が増していました。
近くにはこのシリーズの作品もありました。

最後がルドンです。黙示録第6章の「青い馬」 (死と病気)に着想を得た作品が並んでいました。

オディロン・ルドン 「御使その香炉を持ちきたりて(黙示録8:5)」
薄っすら羽が生えた女性が、香炉らしきものを持っている様子が描かれています。左側はぼんやり暗くなっていて、ルドンならではの神秘的な雰囲気がありました。

オディロン・ルドン 題名失念
横向きの人が大きな下向きの鎌(死神の鎌みたいな)を持っている様子を描いた作品で、背後には大きな目のようなものも描かれています。意味はよく分かりませんが、幻想性があるというか、少し怖いくらいの畏れを感じました。

オディロン・ルドン 「…これを先年のあひだつなぎおき(黙示録20:2)」
暗い画面に溶け込むように、蛇が鎖に繋がれている様子を描いた作品です。大きく口を開けて苦しそうな感じもしました。 先ほどご紹介したマティアス・ゲールングと同じシーンですが、こっちの方が鬱屈した感じがするかもw

オディロン・ルドン 「これらの事を聞き、かつ見し物は我ヨハネなり(黙示録22:8)」
手を合わせて横を向いているヨハネを描いた作品です。静かで遠くを見つめるような眼が神秘的でした。


ということで、黙示録の話が好きな私としては中々興味深いテーマでしたが、この話を知らないとイマイチわからないかもしれません。また、お目当てのデューラーとルドンが少なかったのもちょっと拍子抜けかな。 貴重な品々だと思いますが、もう一押し欲しかったというのが本音です。
この後、同時開催の「明治の彫塑 ラグーザと荻原碌山」も観てきました。


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【黒田記念館】の案内 (2010年11月)

ここ数日、上野の記事が続いているので、引き続き上野の美術館めぐりをご紹介します。 先日、東京国立博物館の隣にある黒田記念館に行って、黒田清輝の作品を観てきました。

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アールヌーボー風のレリーフ・パネル
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【公式サイト】
 http://www.tobunken.go.jp/kuroda/

【会場】黒田記念館
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)

 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間40分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日13時半頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
館内は意外とお客さんが多かったのですが、混んでいると言うほどでもありませんでした。実はここに行ったのは初めてだったりします。というのも、この記念館は基本的には木曜日と土曜日の13時~16時という限られた時間しか開いていないので、スケジュール的に合わせづらいという難点があります。 しかし、無料とは思えないほどの作品の充実ぶりで、かなり楽しめました。夏に岩手で見た黒田清輝展と重複する部分も多々あったので、実質的に特別展並みと言って良いかも (あの展覧はこの黒田記念館のコレクションが中心でした。) 
 参考記事:
  近代日本洋画の巨匠 黒田清輝展 (岩手県立美術館)
  農村(田園)へのまなざし (東京国立博物館 本館18室)
  黒田清輝のフランス留学 (東京国立博物館)

この記念館は、昭和3年(1928)に竣工されたそうで、設計者は当時の東京美術学校教授だった岡田信一郎だそうです。2001年にリニューアルオープンされ黒田清輝の作品が常設展示されています。 (黒田清輝の詳細については前述の岩手の記事に書きましたので、ご参照ください) 詳しくは気に入った作品と共にご紹介しようと思います。なお、作品リストはありませんでしたが、現在公開中の作品は公式サイトで確認できます。(リストの黄色の作品です)
 参考リンク:黒田清輝作品一覧


<2階展示室(階段側)>
展示室は主に2階となります。まずは階段側の部屋から観てきました。

黒田清輝 「少女・雪子十一歳」 ★こちらで観られます
こちらをじっと見る若い女性の肖像です。髪を結っていて目に力があり、むしろジロっと見てるかもw 淡い色彩の中で唇の赤が色っぽく、大人びた感じもしますがタイトル的には11歳(数え年なら今の10歳?)ということなので少女みたいです。小さい作品でしたが目につく作品でした。

この辺には以前ご紹介した「木村翁肖像」もありました。

黒田清輝 「花野」 ★こちらで観られます
これも前にご紹介しましたが、特に良いので再度感想を。 淡めの色彩で3人の裸婦が野に寝そべったりしている絵で、何とも瑞瑞しく清純な雰囲気が漂っています。理想化された感じはアカデミックだけど、印象派のような明るさを感じます。

この辺りには他にも以前ご紹介した「案山子」、「自画像」などもありました。

黒田清輝 「雲」 ★こちらで観られます
様々な雲の様子を描いた6枚セットの作品です。夕日に染まったり、微妙なグラデーションとなっているのが何とも美しく、何か懐かしい気分になりました。それぞれ小さな作品で、ちょっと離れると写真のようにも見えました。

この辺りには「夕の梨畑」、「鎌倉にて」など、好みの作品もありました。

黒田清輝 「松方公肖像下絵」 ★こちらで観られます
厳格そうな白髪の男性が横を向いている肖像で、どことなく印象派風の肖像に思います。この絵は赤外線で下絵を調査したらしく、近くに光学的調査を行った結果などが紹介されていました。升目が描かれていたので、バランスをきっちり計ってたのかな。
 参考リンク:黒田清輝作品の光学的調査

この部屋の中央には写生帖や子供の頃からの写真、愛用の湯飲みなども展示されていました。

<2階展示室(奥側)>
もしかしたらこっちの部屋から見るべきだったのかも? こちらにはまだ若い頃に描いた「自画像(トルコ帽)」や「田舎家」などもあり、先ほどの部屋より若い時代の作品があったように思います。

黒田清輝 「祈祷」 ★こちらで観られます
両手を握るように胸前に手を出して、目を閉じて祈っている女性の姿が描かれた作品です。静かな面持ちでじっとした感じを受けました。会場には解説がありませんが、WEBの解説によると、これはレンブラントに関心を寄せていた頃の作品のようで、宗教的感情が漂うとは言い難いとのことです。確かに宗教って感じよりは静けさを感じるなあ。

黒田清輝 「赤髪の少女」 ★こちらで観られます
髪を束ねた女性の後姿が描かれた作品で、周りは緑に囲まれています。緑の表現が爽やかで、そのせいか後ろ姿でも生き生きした明るさを感じました。それにしても、何をしているところなのか気になるw

この辺りには以前ご紹介した「枯れ野原(グレー)」、「少女の顔」、「編物」、「湖畔」などもありました。特に湖畔は何度みても好みです。

黒田清輝 「智・感・情」 ★こちらで観られます
ここの目玉作品の3枚セットの裸婦像です。絵については岩手のときに詳しくご紹介したので割愛しますが、今回は赤外線分析の写真や蛍光撮影の写真も一緒に観ることができました。赤外線では製作中の修正などがわかり、蛍光分析では絵の具の剥落を修復した跡などもわかります。「もの」としての厚みや歴史なども垣間見られる面白い趣向でした。

黒田清輝 「犬」 ★こちらで観られます
草の上で寝そべる犬を描いた作品です。ふわっとした感じや、犬がリラックスしている時の特徴がよく出ているように思います。難しいことを考えなくても犬が可愛い絵です。

黒田清輝 「書見」 ★こちらで観られます
窓辺で新聞?を読んでいる年老いた着物の男性を描いた作品です。眼鏡をかけているのですが、眼鏡には外の緑が反射しているのがちょっと面白かったw 

この2つの部屋以外にも2階には「旧美術研究所長室」という部屋があり、ここでは休憩したりホームページを閲覧したりできます。また、その隣の「旧研究室」では黒田清輝に関するDVDが上映されていました。
1階に戻ると、当時は珍しかった西洋の絵のコピーなども展示されていました。


ということで、無料とは思えないほど素晴らしい作品が並んでいます。建物自体も昔の洋館の趣があるので、お勧めのアートスポットです。唯一無二の弱点が開館時間ですので、ご興味ある方は行かれる前に確認しておくと良いかと思います。
この後、芸大の展示を観にいってきました。


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上野グリーンサロン 【上野界隈のお店】

前回までご紹介していた西洋美術館を観た後、すぐ隣にある「上野グリーンサロン」というお店でお茶をしてきました。上野には結構通っていますが、このお店は初めてでした。

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【店名】
 上野グリーンサロン

【ジャンル】
 レストラン/カフェ

【紹介サイト】 公式サイトは見つかりませんでした
 食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13046977/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 上野駅(JR・東京メトロ・京成)



【近くの美術館等施設】
 国立西洋美術館
 上野の森美術館
 東京国立博物館
 東京都美術館
 国立科学博物館
 東京文化会館
 上野動物園
  など

【この日にかかった1人の費用】
 400円程度

【味】
 不味_1_2_③_4_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_③_4_5_快適

【混み具合・混雑状況(日曜日17時頃です)】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_③_4_5_名店

【感想】
結構混んでいて席はほぼ埋まっているくらいでした。お店の雰囲気としては、結構洒落た外装をしていますが、中に入ると高速道路のサービスエリアみたいと言った感じでしょうかw 最初にレジに並んで注文し席に持っていくスタイルで、基本的にセルフサービスです。 

この日、私はブレンドコーヒー(300円)を頼みました。
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…うーん味がしないw 香りもあまりしないし、300円とはいえ微妙な気がします。

連れはパンダラテ(400円)を頼んでいました。中々可愛い見た目です。
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こちらは普通のラテで少しだけ酸味もあるとのことでした。

ということで、私としてはもうちょっと頑張って欲しいなあというところでした。しかし、立地的には上野公園への入口というかなり良い場所にあるので、疲れた時には便利じゃないかと思います。また、カレーなどのメニューもあるようなので、カフェだけでなくレストランとして利用することもできるかと思います。 味や雰囲気はたいして好みではないけど、利便性はずば抜けてるお店だと思います。
上野公園にもゆっくりできる美味しいカフェができないかなあ…。


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プロフィール

21世紀のxxx者

Author:21世紀のxxx者
 
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。

画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。

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