Archive | 2012年02月
前回ご紹介した山種美術館に行った後、坂の下あたりにあるDexee Dinerというお店でお茶してきました。

【店名】
Dexee Diner
【ジャンル】
カフェ・レストラン
【公式サイト】
http://www.dexee-diner.com/
食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13014197/
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
JR・東京メトロ 恵比寿駅
【近くの美術館】
山種美術館
【この日にかかった1人の費用】
1000円程度
【味】
不味_1_2_3_④_5_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_3_④_5_快適
【混み具合・混雑状況(土曜日16時半頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
結構混んでいて、ちょうど満席くらいの混み具合でした。犬を連れたお客さんもいたのでちょっと驚き。
店内はこんな感じ。モダンで本棚があったり、写真右下にはipadもあります。

この日はN.Y.チーズケーキ(580円)とエスプレッソ ダブル(400円)を頼みました。中々注文を訊きにこないのが玉に瑕。

まずはチーズケーキ。

滑らかで濃厚なチーズクリームがとても美味しいです。上に乗ったベリーも香り豊かでよく合います。最近食べたチーズケーキの中でもかなり好みの味でした。
続いてエスプレッソ

こちらは苦味強めかな。普通の美味しさです。
ということで、チーズケーキが美味しくて満足できました。綺麗で落ち着いていて長居できそうな感じのお店なので、今後も使っていこうと思います。

【店名】
Dexee Diner
【ジャンル】
カフェ・レストラン
【公式サイト】
http://www.dexee-diner.com/
食べログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13014197/
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
JR・東京メトロ 恵比寿駅
【近くの美術館】
山種美術館
【この日にかかった1人の費用】
1000円程度
【味】
不味_1_2_3_④_5_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_3_④_5_快適
【混み具合・混雑状況(土曜日16時半頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
結構混んでいて、ちょうど満席くらいの混み具合でした。犬を連れたお客さんもいたのでちょっと驚き。
店内はこんな感じ。モダンで本棚があったり、写真右下にはipadもあります。

この日はN.Y.チーズケーキ(580円)とエスプレッソ ダブル(400円)を頼みました。中々注文を訊きにこないのが玉に瑕。

まずはチーズケーキ。

滑らかで濃厚なチーズクリームがとても美味しいです。上に乗ったベリーも香り豊かでよく合います。最近食べたチーズケーキの中でもかなり好みの味でした。
続いてエスプレッソ

こちらは苦味強めかな。普通の美味しさです。
ということで、チーズケーキが美味しくて満足できました。綺麗で落ち着いていて長居できそうな感じのお店なので、今後も使っていこうと思います。
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この前の土曜日に、恵比寿の山種美術館へ行って「和のよそおい -松園・清方・深水-」を観てきました。

【展覧名】
和のよそおい -松園・清方・深水-
【公式サイト】
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
【会場】山種美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR・東京メトロ 恵比寿駅
【会期】2012年2月11日(土・祝)~3月25日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
結構お客さんはいましたが、混んでいるというほどでもなく自分のペースでゆっくり観ることができました。
さて、今回の展覧会は「和のよそおい」というタイトルの通り、主に着物を着た女性を描いた作品が並ぶ展示となっていました。特に上村松園が多めで、後は近代の日本画家の作品といった感じです。詳しくはいつも通り気に入った作品を通してご紹介しようと思います。
<第1章 歴史を彩った人々>まずは歴史上の人物、物語の主人公、江戸庶民などを描いた作品が並ぶコーナーでした。
3 鏑木清方 「伽羅」 ★こちらで観られます
伽羅を髪に炊きこむための蒔絵の枕と、上半身のみ起き上がっている山吹色の和服の女性を描いた作品です。身をくねらせたポーズが色っぽく、薄い水色で菖蒲の模様の打掛?がかけられているのが上品な印象でした。
参考記事:
清方/Kiyokata ノスタルジア (サントリー美術館)
清方/Kiyokata ノスタルジア 2回目(サントリー美術館)
11 森村宜永 「夕顔」
源氏物語の夕顔の帖を描いた掛け軸です。左下に光源氏の牛車の後部と思われるものが描かれ、右上には夕顔を扇子の上に乗せて家の中から出てくる童女(夕顔の君)が描かれています。おたふくのような顔で当時の美人風かな。青く細かい文様の薄い衣をまとっていて、右の御簾越しに袴が見えている表現が見事でした。掛け軸上部には金箔・銀箔が散らされ雅な雰囲気があります。
10 小早川清 「美人詠歌図」
蒔絵の燭台のもと、筆を持って歌を詠むオレンジ色に貝のような模様の着物を着た女性が描かれています。その上の白い着物には扇が散らされていて優美な雰囲気があります。服が織り成す曲線も美しく好みです。解説によると、この画家は清方の弟子だそうで、確かに師匠に通じるものを感じました。
この辺には菱田春草の作品などもありました。
5 荻生天泉・吉村忠夫・松岡映丘 「伊勢物語」
これは合作の巻物作品で、場面ごとに描いている人が違います。特に好みなのは松岡映丘の「河内越」のシーンで、これは夫の身を案じる妻が歌を詠むのを夫がこっそり見て、浮気心をなくすという内容のようです。そう言われると竹垣に隠れている夫がちょっと後悔したような顔に見えるかな。平坦で明るく柔らかい色合いでした。
参考記事:生誕130年 松岡映丘-日本の雅-やまと絵復興のトップランナー (練馬区立美術館)
この辺には鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿などの浮世絵なども並んでいました。
7 池田輝方 「夕立」
これはだいぶ前にご紹介しましたが、六曲一双の屏風です。右隻は額堂(絵馬を収めるお堂)の中で雨宿りしている江戸の庶民たちが描かれています。着物の裾を絞っている女性、髪を直す女性、柱に手をおいて外をぼーっと見ている若い男、傘を持った男女など、突然の雨で一時避難といった感じです。左隻は大きな門と壁が描かれ、その上に緑のイチョウ、門の下(画面の左下辺り)には2人の男女が雨宿りしていました。色合いと端正な顔立ちをした人々のせいか、全体的に理想化されたような雰囲気があるように思います。どこか懐かしさも感じました。
参考記事:没後60年記念上村松園/美人画の粋(すい) (山種美術館)
13 北沢映月 「想(樋口一葉)」
原稿用紙の乗った机の前に座り、こちらをじっとみている着物姿の樋口一葉を描いた作品です。その周りは暗い夜に雪が降っているような感じで、3人の人物が白い輪郭で描かれていました。これは樋口一葉の作中人物達で、花を持った『たけくらべ』の美登利(右)、杯を持つ『にごりえ』のお力(中央)、人力車?に乗る『十三夜』のお関(左)だそうです。雪も樋口一葉が想いを寄せた人とのエピソードに関係しているそうで、幻想的かつ樋口一葉の作品や人となりをよく表している作品のようでした。
<第2章 舞妓の美>
続いては舞妓を描いた作品が並んだコーナーでした。
21 小倉遊亀 「舞う(舞妓)」「舞う(芸者)」
金地を背景に、対になって向きあうように(1枚に1人ずつ)2人の舞妓が描かれた作品です。右の女性は黒い着物で、手を上げて舞っています。左の女性は扇子を持って舞っていて、赤い帯に紫の服を着物を着ていました。2人とも煌びやかな刺繍がされて絢爛な雰囲気があり、表情は微笑んでいるように見えて楽しげに思えました。
参考記事:日本美術院の画家たち (山種美術館)
この辺は橋本明治や片岡球子などの作品も並んでいました。
24 伊東深水 「雪中美人」
赤い帯に黄色い着物の女性が傘を差して振り返る様子を描いた作品です。背景には雪の積もった紅梅も描かれていますが、それ以上に女性の着物の桜の文様が華やかで明るく目を惹きました。女性も色っぽくて、気品があります。
参考記事:伊東深水-時代の目撃者 (平塚市美術館)
<第3章 生活の中の女性たち>
続いての3章は生活の中の女性たちを描いた作品のコーナーで、主に明治以後の市井の女性をモデルにしているようでした。
37 伊東深水 「春」 ★こちらで観られます
2人の着物の女性が寄り添うようにして右の女性が楽しそうに左の女性に耳打ちしている様子が描かれています。2人ともモダンな雰囲気の柄と色の着物を着ていて、くっきりとした線で描かれているせいか締まった感じがします。右の女性は目を閉じているように見えて、近くでじっくり観るとまつげの下に薄っすらと瞳が描かれていて驚きました。
この辺には安井曾太郎や清方の版画などもありました。清方の作品にハート型を使ったものもあったのは面白かったです。
<第4章 上村松園と美人画>
最後は上村松園の作品を集めたコーナーで、私はこのコーナーが一番楽しめました。
参考記事:
上村松園展 (東京国立近代美術館)
上村松園 素描、下絵と本画 (川村記念美術館)
57 上村松園 「詠哥」
簪をして、花模様の赤い着物に薄緑の衣の女性が描かれた作品です。筆と紙を持ち歌を詠んでいるようですが、左を向いて誰かと話しているようにも見えます。赤い帯には細かい金の刺繍が施されているなど、雅やかな雰囲気がありました。
61 上村松園 「庭の雪」
水色の着物を着た女性が袖に手を入れて寒そうなポーズをしていて、その右には雪が3~4ほど舞っています。この女性は雪を観ているのかな? 解説によると女性の襟にピンクの布がかけられているのは江戸時代後期に上方で流行った「油取り」というものだそうです。また、髪型も「お染髷」という江戸後期~明治頃に流行ったものだそうです。この作品自体は昭和23年に描かれていますが、しっかりと時代考証をしている様子もわかる作品のようでした。
この近くには松園が描いた作品と髪型についての考証が描かれた解説ボードがありました。よくここまで描いたものだと驚かされます。
53 上村松園 「春芳」 ★こちらで観られます
髪を「元禄勝山」という形に結った武家の女性を描いた作品です。袖を口元に寄せて、右下にある梅の枝を見ているようです。着物の色の取り合わせも美しく、凛とした雰囲気がありました。
58 上村松園 「娘」
左手で針を持ち、右手で糸を通そうとしている江戸時代の町娘を描いた作品です。じっと糸を観る表情は真剣で、可愛らしくも緊張した雰囲気がありました。松園はこうした一般女性もよく描いたそうです。
この辺には「牡丹雪」などもありました。ザ・ベスト・オブ・山種コレクションでも取り上げていたほどの作品です。
参考記事:ザ・ベスト・オブ・山種コレクション [前期] 江戸絵画から近代日本画へ (山種美術館)
続いては第二会場です。こちらも小部屋にところ狭しと松園の作品が並んでいました。
50 上村松園 「夕べ」
団扇を持った着物の女性が、簾を開けて出てくる様子を描いた作品です。すらっとした立ち姿で、上目遣いなのが色っぽく見えます。簾越しに透けた着物の表現も見事で、清涼感のある作品でした。
ここには「新蛍」「蛍」もあり、蚊帳や簾に透ける表現の3枚が並んでいました。
47 上村松園 「桜可里」
扇子を持って綿帽子をかぶった雪輪模様の着物の女性と、花の付いた桜の枝を持っている少女を描いた作品です。この雪輪紋も江戸の実例に学んでいたものだそうで、時代考証もしっかり行なっている様子が伺えます。この作品は何度か観ていますが、楽しげで好みの作品です。
ということで、タイトルの割には清方と深水は少なかったように思いますが、松園に関しては良い作品を観られたと思います。松園のコレクションを一気に観たい方には良い機会かもしれません。
参照記事:★この記事を参照している記事

【展覧名】
和のよそおい -松園・清方・深水-
【公式サイト】
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
【会場】山種美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR・東京メトロ 恵比寿駅
【会期】2012年2月11日(土・祝)~3月25日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間00分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
結構お客さんはいましたが、混んでいるというほどでもなく自分のペースでゆっくり観ることができました。
さて、今回の展覧会は「和のよそおい」というタイトルの通り、主に着物を着た女性を描いた作品が並ぶ展示となっていました。特に上村松園が多めで、後は近代の日本画家の作品といった感じです。詳しくはいつも通り気に入った作品を通してご紹介しようと思います。
<第1章 歴史を彩った人々>まずは歴史上の人物、物語の主人公、江戸庶民などを描いた作品が並ぶコーナーでした。
3 鏑木清方 「伽羅」 ★こちらで観られます
伽羅を髪に炊きこむための蒔絵の枕と、上半身のみ起き上がっている山吹色の和服の女性を描いた作品です。身をくねらせたポーズが色っぽく、薄い水色で菖蒲の模様の打掛?がかけられているのが上品な印象でした。
参考記事:
清方/Kiyokata ノスタルジア (サントリー美術館)
清方/Kiyokata ノスタルジア 2回目(サントリー美術館)
11 森村宜永 「夕顔」
源氏物語の夕顔の帖を描いた掛け軸です。左下に光源氏の牛車の後部と思われるものが描かれ、右上には夕顔を扇子の上に乗せて家の中から出てくる童女(夕顔の君)が描かれています。おたふくのような顔で当時の美人風かな。青く細かい文様の薄い衣をまとっていて、右の御簾越しに袴が見えている表現が見事でした。掛け軸上部には金箔・銀箔が散らされ雅な雰囲気があります。
10 小早川清 「美人詠歌図」
蒔絵の燭台のもと、筆を持って歌を詠むオレンジ色に貝のような模様の着物を着た女性が描かれています。その上の白い着物には扇が散らされていて優美な雰囲気があります。服が織り成す曲線も美しく好みです。解説によると、この画家は清方の弟子だそうで、確かに師匠に通じるものを感じました。
この辺には菱田春草の作品などもありました。
5 荻生天泉・吉村忠夫・松岡映丘 「伊勢物語」
これは合作の巻物作品で、場面ごとに描いている人が違います。特に好みなのは松岡映丘の「河内越」のシーンで、これは夫の身を案じる妻が歌を詠むのを夫がこっそり見て、浮気心をなくすという内容のようです。そう言われると竹垣に隠れている夫がちょっと後悔したような顔に見えるかな。平坦で明るく柔らかい色合いでした。
参考記事:生誕130年 松岡映丘-日本の雅-やまと絵復興のトップランナー (練馬区立美術館)
この辺には鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿などの浮世絵なども並んでいました。
7 池田輝方 「夕立」
これはだいぶ前にご紹介しましたが、六曲一双の屏風です。右隻は額堂(絵馬を収めるお堂)の中で雨宿りしている江戸の庶民たちが描かれています。着物の裾を絞っている女性、髪を直す女性、柱に手をおいて外をぼーっと見ている若い男、傘を持った男女など、突然の雨で一時避難といった感じです。左隻は大きな門と壁が描かれ、その上に緑のイチョウ、門の下(画面の左下辺り)には2人の男女が雨宿りしていました。色合いと端正な顔立ちをした人々のせいか、全体的に理想化されたような雰囲気があるように思います。どこか懐かしさも感じました。
参考記事:没後60年記念上村松園/美人画の粋(すい) (山種美術館)
13 北沢映月 「想(樋口一葉)」
原稿用紙の乗った机の前に座り、こちらをじっとみている着物姿の樋口一葉を描いた作品です。その周りは暗い夜に雪が降っているような感じで、3人の人物が白い輪郭で描かれていました。これは樋口一葉の作中人物達で、花を持った『たけくらべ』の美登利(右)、杯を持つ『にごりえ』のお力(中央)、人力車?に乗る『十三夜』のお関(左)だそうです。雪も樋口一葉が想いを寄せた人とのエピソードに関係しているそうで、幻想的かつ樋口一葉の作品や人となりをよく表している作品のようでした。
<第2章 舞妓の美>
続いては舞妓を描いた作品が並んだコーナーでした。
21 小倉遊亀 「舞う(舞妓)」「舞う(芸者)」
金地を背景に、対になって向きあうように(1枚に1人ずつ)2人の舞妓が描かれた作品です。右の女性は黒い着物で、手を上げて舞っています。左の女性は扇子を持って舞っていて、赤い帯に紫の服を着物を着ていました。2人とも煌びやかな刺繍がされて絢爛な雰囲気があり、表情は微笑んでいるように見えて楽しげに思えました。
参考記事:日本美術院の画家たち (山種美術館)
この辺は橋本明治や片岡球子などの作品も並んでいました。
24 伊東深水 「雪中美人」
赤い帯に黄色い着物の女性が傘を差して振り返る様子を描いた作品です。背景には雪の積もった紅梅も描かれていますが、それ以上に女性の着物の桜の文様が華やかで明るく目を惹きました。女性も色っぽくて、気品があります。
参考記事:伊東深水-時代の目撃者 (平塚市美術館)
<第3章 生活の中の女性たち>
続いての3章は生活の中の女性たちを描いた作品のコーナーで、主に明治以後の市井の女性をモデルにしているようでした。
37 伊東深水 「春」 ★こちらで観られます
2人の着物の女性が寄り添うようにして右の女性が楽しそうに左の女性に耳打ちしている様子が描かれています。2人ともモダンな雰囲気の柄と色の着物を着ていて、くっきりとした線で描かれているせいか締まった感じがします。右の女性は目を閉じているように見えて、近くでじっくり観るとまつげの下に薄っすらと瞳が描かれていて驚きました。
この辺には安井曾太郎や清方の版画などもありました。清方の作品にハート型を使ったものもあったのは面白かったです。
<第4章 上村松園と美人画>
最後は上村松園の作品を集めたコーナーで、私はこのコーナーが一番楽しめました。
参考記事:
上村松園展 (東京国立近代美術館)
上村松園 素描、下絵と本画 (川村記念美術館)
57 上村松園 「詠哥」
簪をして、花模様の赤い着物に薄緑の衣の女性が描かれた作品です。筆と紙を持ち歌を詠んでいるようですが、左を向いて誰かと話しているようにも見えます。赤い帯には細かい金の刺繍が施されているなど、雅やかな雰囲気がありました。
61 上村松園 「庭の雪」
水色の着物を着た女性が袖に手を入れて寒そうなポーズをしていて、その右には雪が3~4ほど舞っています。この女性は雪を観ているのかな? 解説によると女性の襟にピンクの布がかけられているのは江戸時代後期に上方で流行った「油取り」というものだそうです。また、髪型も「お染髷」という江戸後期~明治頃に流行ったものだそうです。この作品自体は昭和23年に描かれていますが、しっかりと時代考証をしている様子もわかる作品のようでした。
この近くには松園が描いた作品と髪型についての考証が描かれた解説ボードがありました。よくここまで描いたものだと驚かされます。
53 上村松園 「春芳」 ★こちらで観られます
髪を「元禄勝山」という形に結った武家の女性を描いた作品です。袖を口元に寄せて、右下にある梅の枝を見ているようです。着物の色の取り合わせも美しく、凛とした雰囲気がありました。
58 上村松園 「娘」
左手で針を持ち、右手で糸を通そうとしている江戸時代の町娘を描いた作品です。じっと糸を観る表情は真剣で、可愛らしくも緊張した雰囲気がありました。松園はこうした一般女性もよく描いたそうです。
この辺には「牡丹雪」などもありました。ザ・ベスト・オブ・山種コレクションでも取り上げていたほどの作品です。
参考記事:ザ・ベスト・オブ・山種コレクション [前期] 江戸絵画から近代日本画へ (山種美術館)
続いては第二会場です。こちらも小部屋にところ狭しと松園の作品が並んでいました。
50 上村松園 「夕べ」
団扇を持った着物の女性が、簾を開けて出てくる様子を描いた作品です。すらっとした立ち姿で、上目遣いなのが色っぽく見えます。簾越しに透けた着物の表現も見事で、清涼感のある作品でした。
ここには「新蛍」「蛍」もあり、蚊帳や簾に透ける表現の3枚が並んでいました。
47 上村松園 「桜可里」
扇子を持って綿帽子をかぶった雪輪模様の着物の女性と、花の付いた桜の枝を持っている少女を描いた作品です。この雪輪紋も江戸の実例に学んでいたものだそうで、時代考証もしっかり行なっている様子が伺えます。この作品は何度か観ていますが、楽しげで好みの作品です。
ということで、タイトルの割には清方と深水は少なかったように思いますが、松園に関しては良い作品を観られたと思います。松園のコレクションを一気に観たい方には良い機会かもしれません。
参照記事:★この記事を参照している記事
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意外とご好評頂いた金沢編も今回が最終回です。今回は金沢市内の観光地で撮ってきた写真をまとめてご紹介しようと思います。
まずは金沢駅前にある「鼓門」とその後ろにある「もてなしドーム」

何故、鼓(つづみ)門というかは柱を観るとわかると思います。

螺旋状に配置された木材が鼓を思わせる形をしています。
これは「もてなしドーム」を中から観た様子。

10数年前に行った時はこれはなかったのですが、どうやら2005年頃にできたものだそうです。
「もてなしドーム」を横から観た様子

設計はトデック 白江建築研究所だそうで、2011年末にはアメリカの「トラベル・レジャー」という雑誌のWEB版で「世界で最も美しい駅」の1つに選ばれたそうです。(全部で14駅) 作られた当初は地元では賛否両論で、モダンさが伝統的な街に合わないと反発を買ったようですが、私としては伝統一辺倒よりこういうものがあった方が面白いと思います。
これは駅前にあったヤカンの彫刻。

金沢駅と金沢21世紀美術館を結ぶ「アートアベニュー」を飾る「金沢まちなか彫刻作品・国際コンペティション2006」というコンペで選ばれた三枝一将 氏の作品だそうです。
参考リンク:最優秀に”やかん” 来年度、金沢駅東広場に設置 まちなか彫刻国際コンペ審査
こちらは一気に場所を変えて兼六園の北東にある東茶屋街。加賀百万石の時代の面影を残す地区です。

兼六園のライトアップを観た後に訪れたら見事のやっているお店はありませんでしたw 昔は遊郭があったらしく今でも芸者さんがいるそうです。夜の風情も中々。
続いてこちらは次の日の朝に行った、にし茶屋街

こちらは兼六園から西のほうにあります。やはり現在でも料亭や芸妓置屋などがあるようです。
これは西茶屋資料館。開館時間直前に行ってみました。
参考リンク:西茶屋資料館 公式サイト

館内の係の方が皆さん親切で、色々と説明をして頂けました。2階は芸妓さんのお座敷の再現などがあり、西茶屋街の資料となっています。
1階は大正から昭和にかけて活躍した島田清次郎という小説家の資料となっていました。一世を風靡した人気小説家だったようですが、ファンだった海軍少将の娘と旅行に行ったことで監禁したとスキャンダルになり、それがきっかけで精神を病んで凋落したそうです。(その後、結核になり31歳の若さで夭折しています)実際は無罪で今では大したことでもないでしょうが当時は厳しい批判にあったようで不運な人のようでした。
参考リンク:島田清次郎のwikipedia
続いては西茶屋街のすぐ近くにある妙立寺。通称「忍者寺」です。中を見学する際は予め電話で予約が必要です。中では写真は撮れません。
参考リンク:妙立寺の公式サイト

通称は忍者寺ですが、忍者が住んでいたわけではなく、様々な罠が張り巡らされているのでそういう通称となっています。三代藩主前田利常の命によって建てられた寺で、当時は外様大名として幕府に難癖をつけられて取り潰しになる可能性があったため、幕府と戦争になった場合に要塞とするために作られました。とは言え、おおっぴらに軍事要塞を作ることはできないので、様々な仕掛けを隠しています。落とし穴や抜け穴、死角を生かした罠など様々なものがあります。また、一般の民衆から殿様までやってくる寺であるため、民衆と殿様が鉢合わせにならないような構造になっていました。ここは実際に行ってみると面白いところです(冬は床が冷たいので靴下は暖かいのにした方が良いです)
最後に、これも兼六園の西のあたりにある武家屋敷。藩政時代には上・中級藩士が住んでいたそうです。

時間がなかったのでタクシーで通っただけですが、ここは街並みを楽しむ感じのようでした。
と言うことで、1週間近く引っ張ってしまいましたが金沢は本当に良いところでした。食べ物に芸術に建物に街並みにと、どこか京都を思わせる佇まいで洒落た街でした。機会があったら金沢への旅行も検討してみるのも良いかと思います。2014年には東京からの新幹線も開通予定なのだとか。早いところ開通して欲しいものですw
次回から通常どおりの関東の記事に戻ります^^;
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
まずは金沢駅前にある「鼓門」とその後ろにある「もてなしドーム」

何故、鼓(つづみ)門というかは柱を観るとわかると思います。

螺旋状に配置された木材が鼓を思わせる形をしています。
これは「もてなしドーム」を中から観た様子。

10数年前に行った時はこれはなかったのですが、どうやら2005年頃にできたものだそうです。
「もてなしドーム」を横から観た様子

設計はトデック 白江建築研究所だそうで、2011年末にはアメリカの「トラベル・レジャー」という雑誌のWEB版で「世界で最も美しい駅」の1つに選ばれたそうです。(全部で14駅) 作られた当初は地元では賛否両論で、モダンさが伝統的な街に合わないと反発を買ったようですが、私としては伝統一辺倒よりこういうものがあった方が面白いと思います。
これは駅前にあったヤカンの彫刻。

金沢駅と金沢21世紀美術館を結ぶ「アートアベニュー」を飾る「金沢まちなか彫刻作品・国際コンペティション2006」というコンペで選ばれた三枝一将 氏の作品だそうです。
参考リンク:最優秀に”やかん” 来年度、金沢駅東広場に設置 まちなか彫刻国際コンペ審査
こちらは一気に場所を変えて兼六園の北東にある東茶屋街。加賀百万石の時代の面影を残す地区です。

兼六園のライトアップを観た後に訪れたら見事のやっているお店はありませんでしたw 昔は遊郭があったらしく今でも芸者さんがいるそうです。夜の風情も中々。
続いてこちらは次の日の朝に行った、にし茶屋街

こちらは兼六園から西のほうにあります。やはり現在でも料亭や芸妓置屋などがあるようです。
これは西茶屋資料館。開館時間直前に行ってみました。
参考リンク:西茶屋資料館 公式サイト

館内の係の方が皆さん親切で、色々と説明をして頂けました。2階は芸妓さんのお座敷の再現などがあり、西茶屋街の資料となっています。
1階は大正から昭和にかけて活躍した島田清次郎という小説家の資料となっていました。一世を風靡した人気小説家だったようですが、ファンだった海軍少将の娘と旅行に行ったことで監禁したとスキャンダルになり、それがきっかけで精神を病んで凋落したそうです。(その後、結核になり31歳の若さで夭折しています)実際は無罪で今では大したことでもないでしょうが当時は厳しい批判にあったようで不運な人のようでした。
参考リンク:島田清次郎のwikipedia
続いては西茶屋街のすぐ近くにある妙立寺。通称「忍者寺」です。中を見学する際は予め電話で予約が必要です。中では写真は撮れません。
参考リンク:妙立寺の公式サイト

通称は忍者寺ですが、忍者が住んでいたわけではなく、様々な罠が張り巡らされているのでそういう通称となっています。三代藩主前田利常の命によって建てられた寺で、当時は外様大名として幕府に難癖をつけられて取り潰しになる可能性があったため、幕府と戦争になった場合に要塞とするために作られました。とは言え、おおっぴらに軍事要塞を作ることはできないので、様々な仕掛けを隠しています。落とし穴や抜け穴、死角を生かした罠など様々なものがあります。また、一般の民衆から殿様までやってくる寺であるため、民衆と殿様が鉢合わせにならないような構造になっていました。ここは実際に行ってみると面白いところです(冬は床が冷たいので靴下は暖かいのにした方が良いです)
最後に、これも兼六園の西のあたりにある武家屋敷。藩政時代には上・中級藩士が住んでいたそうです。

時間がなかったのでタクシーで通っただけですが、ここは街並みを楽しむ感じのようでした。
と言うことで、1週間近く引っ張ってしまいましたが金沢は本当に良いところでした。食べ物に芸術に建物に街並みにと、どこか京都を思わせる佇まいで洒落た街でした。機会があったら金沢への旅行も検討してみるのも良いかと思います。2014年には東京からの新幹線も開通予定なのだとか。早いところ開通して欲しいものですw
次回から通常どおりの関東の記事に戻ります^^;
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
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金沢ネタもそろそろ終盤です。前回ご紹介した金沢21世紀美術館の館内のお店でランチした後、近くにある石川県立歴史博物館にも行ってきました。

【公式サイト】
http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
【鑑賞所要時間】
時間の都合で30分で周りましたが、1時間30分程度だと思います
【混み具合・混雑状況(日曜日 時頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
雪がかなり降っていたこともあってか館内は空いていました。しかし、私は飛行機の時間が迫っていたのでわずか30分で観て回るという暴挙に出ましたw 隣には石川県立美術館もあるのですが、建物に惹かれて石川県立歴史博物館を選びました。
遠くから観るとこんな感じ。

アンドリュー・ワイエスの絵を思い出す光景でした。
参考記事:アンドリュー・ワイエス展 (埼玉県立近代美術館)
同じような建物が3つ並んでいて、これは第二棟

元は明治から大正にかけて建てられた金澤陸軍兵器支廠の兵器庫だったそうです。
近づいてみたところ。

重厚な雰囲気です。
大きな扉があって確かに兵器庫っぽさもあります。

館内の見取り図。2階まであって結構な広さです。

急いで観たのでメモは取りませんでしたが、ご当地の歴史を交えながら縄文時代頃から近代まで振り返る内容で、関東で言えば国立歴史民俗博物館や江戸東京博物館、最近ご紹介したものでは埼玉県立歴史と民俗の博物館の内容に似ています。
参考記事;
国立歴史民俗博物館[れきはく]の案内 (2011年02月前編)
江戸東京博物館の案内 (2011年10月)
埼玉県立歴史と民俗の博物館の案内 (2011年11月)
館内も建物は写真を撮って良かったので撮ってきました。

シンメトリーの階段。
兵器庫だった割には洒落た装飾があるように見えるのは後でつけたのかな?

第二棟は様々な体験コーナーになっているのですが、この建物の基礎部分を観ることができます。

第三棟の二階は床を取り外して当時の梁などが観られるようになっていました。

この下には金沢製紙工場の再現もありました。
これは第二棟あたりにあった導水管の再現。

632年に三代藩主前田利常が作らせた作らせたそうで当時は木製だったようですが国内初の逆サイフォンの技術で犀川から金沢城まで揚水したそうです。
ということで、展示品をじっくり見ることはできなかったので建物に絞って楽しんできました。勿論展示品も面白そうな内容があったので、金沢21世紀美術館からハシゴするのに良さそうでした。
次回は金沢編の最終回。今までご紹介した以外の場所で撮ってきた写真をまとめてご紹介して締めようと思います。
おまけ;
隣にある石川県立美術館

こちらも時間があったら行ってみたかったのですが、残念ながら時間切れ。いずれ訪れたいです。
<2012年02月 金沢編>
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【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真

【公式サイト】
http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
【鑑賞所要時間】
時間の都合で30分で周りましたが、1時間30分程度だと思います
【混み具合・混雑状況(日曜日 時頃です)】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
雪がかなり降っていたこともあってか館内は空いていました。しかし、私は飛行機の時間が迫っていたのでわずか30分で観て回るという暴挙に出ましたw 隣には石川県立美術館もあるのですが、建物に惹かれて石川県立歴史博物館を選びました。
遠くから観るとこんな感じ。

アンドリュー・ワイエスの絵を思い出す光景でした。
参考記事:アンドリュー・ワイエス展 (埼玉県立近代美術館)
同じような建物が3つ並んでいて、これは第二棟

元は明治から大正にかけて建てられた金澤陸軍兵器支廠の兵器庫だったそうです。
近づいてみたところ。

重厚な雰囲気です。
大きな扉があって確かに兵器庫っぽさもあります。


館内の見取り図。2階まであって結構な広さです。

急いで観たのでメモは取りませんでしたが、ご当地の歴史を交えながら縄文時代頃から近代まで振り返る内容で、関東で言えば国立歴史民俗博物館や江戸東京博物館、最近ご紹介したものでは埼玉県立歴史と民俗の博物館の内容に似ています。
参考記事;
国立歴史民俗博物館[れきはく]の案内 (2011年02月前編)
江戸東京博物館の案内 (2011年10月)
埼玉県立歴史と民俗の博物館の案内 (2011年11月)
館内も建物は写真を撮って良かったので撮ってきました。

シンメトリーの階段。
兵器庫だった割には洒落た装飾があるように見えるのは後でつけたのかな?

第二棟は様々な体験コーナーになっているのですが、この建物の基礎部分を観ることができます。

第三棟の二階は床を取り外して当時の梁などが観られるようになっていました。

この下には金沢製紙工場の再現もありました。
これは第二棟あたりにあった導水管の再現。

632年に三代藩主前田利常が作らせた作らせたそうで当時は木製だったようですが国内初の逆サイフォンの技術で犀川から金沢城まで揚水したそうです。
ということで、展示品をじっくり見ることはできなかったので建物に絞って楽しんできました。勿論展示品も面白そうな内容があったので、金沢21世紀美術館からハシゴするのに良さそうでした。
次回は金沢編の最終回。今までご紹介した以外の場所で撮ってきた写真をまとめてご紹介して締めようと思います。
おまけ;
隣にある石川県立美術館

こちらも時間があったら行ってみたかったのですが、残念ながら時間切れ。いずれ訪れたいです。
<2012年02月 金沢編>
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ここ数日ご紹介してきた金沢21世紀美術館の展示を観た後、館内にあるFusion21というお店でランチを摂りました。

【店名】
Fusion21
【ジャンル】
レストラン/カフェ
【公式サイト】
http://www.e-maplehouse.com/fusion21.html
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
JR金沢駅(バスで20分くらい)
【近くの美術館】
金沢21世紀美術館
石川県立美術館
石川県立歴史博物館
石川四高記念文化交流館
など
【この日にかかった1人の費用】
1890円程度
【味】
不味_1_2_3_④_5_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_3_④_5_快適
【混み具合・混雑状況(日曜日12時半頃です)】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
お店の前の椅子に座って5分くらい待ってからの入店となりました。お昼時ということもあり満席でしたが意外と早く座れました。
ここは金沢を本拠地とするメープルハウスという洋菓子店が経営するお店のようです。店内は開放感のある現代アート的な雰囲気となっていました。

この日、フュージョンランチ(1,890円)を頼みました。これはビュッフェパレット(おかわり自由)+パン+パスタ2種類のいずれかorミートミートライス+デザート+ドリンクというセットです。
まずパレット型のお皿を貰い、これにビュッフェメニューを載せていきます。

ビュッフェメニューはこんな感じ。料理の見た目も洒落ています。

こんな感じで取ってきました。金沢というか石川名物?の堅豆腐などもあったので盛ってみました。

どれも美味しくいただきました。豆腐はちょっと堅いくらいで味自体が普通の豆腐かもw
連れはこんな感じ。結構似たものを取ってますが、これ以外にも色々ありました。

実際には元を取ろうとばかりに3回くらいおかわりをしたのですが、2杯目以降は割愛w
さらにメイン料理もつきます。これはミートミートライス。

ハヤシライスのよな感じかな。上に載っている角煮がとろっとしていて美味しいです。
こちらは連れが頼んだこの日のパスタのあさりと白菜のトマトパスタ。

こちらもいいゆで具合でトマトソースも美味しかったようです。
さらにデザートも付きます。私はチーズケーキにしました。

結構軽めの味で量も少なめなので食後にぴったりな感じでした。
飲み物はコーヒーにしました。

これは薄かったのでそんなに好みではなかったですが、美味しかったです。それにしてもこのカップとソーサー欲しいw
連れはフルーツパフェとハーブティーにしていました。

こっちの方がデザートはお得かも。ここまででお腹いっぱいになっていたので予想外のボリュームだったようですがw ハーブティーは良い香りでした。
食後に店員さんに声をかけられて、何点か質問に答えたらポストカードを貰いました。

包みも加賀友禅っぽくて洒落ています。これは嬉しいプレゼントでした。
ということで、洒落た美術館にある洒落たレストランでした。この値段この味でビュッフェが出来るのは嬉しいかぎりです。もしこの美術館に足を運ぶ機会があったら、ここでもランチも検討してみると良いかと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
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【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真

【店名】
Fusion21
【ジャンル】
レストラン/カフェ
【公式サイト】
http://www.e-maplehouse.com/fusion21.html
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
JR金沢駅(バスで20分くらい)
【近くの美術館】
金沢21世紀美術館
石川県立美術館
石川県立歴史博物館
石川四高記念文化交流館
など
【この日にかかった1人の費用】
1890円程度
【味】
不味_1_2_3_④_5_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_3_④_5_快適
【混み具合・混雑状況(日曜日12時半頃です)】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
お店の前の椅子に座って5分くらい待ってからの入店となりました。お昼時ということもあり満席でしたが意外と早く座れました。
ここは金沢を本拠地とするメープルハウスという洋菓子店が経営するお店のようです。店内は開放感のある現代アート的な雰囲気となっていました。

この日、フュージョンランチ(1,890円)を頼みました。これはビュッフェパレット(おかわり自由)+パン+パスタ2種類のいずれかorミートミートライス+デザート+ドリンクというセットです。
まずパレット型のお皿を貰い、これにビュッフェメニューを載せていきます。

ビュッフェメニューはこんな感じ。料理の見た目も洒落ています。

こんな感じで取ってきました。金沢というか石川名物?の堅豆腐などもあったので盛ってみました。

どれも美味しくいただきました。豆腐はちょっと堅いくらいで味自体が普通の豆腐かもw
連れはこんな感じ。結構似たものを取ってますが、これ以外にも色々ありました。

実際には元を取ろうとばかりに3回くらいおかわりをしたのですが、2杯目以降は割愛w
さらにメイン料理もつきます。これはミートミートライス。

ハヤシライスのよな感じかな。上に載っている角煮がとろっとしていて美味しいです。
こちらは連れが頼んだこの日のパスタのあさりと白菜のトマトパスタ。

こちらもいいゆで具合でトマトソースも美味しかったようです。
さらにデザートも付きます。私はチーズケーキにしました。

結構軽めの味で量も少なめなので食後にぴったりな感じでした。
飲み物はコーヒーにしました。

これは薄かったのでそんなに好みではなかったですが、美味しかったです。それにしてもこのカップとソーサー欲しいw
連れはフルーツパフェとハーブティーにしていました。

こっちの方がデザートはお得かも。ここまででお腹いっぱいになっていたので予想外のボリュームだったようですがw ハーブティーは良い香りでした。
食後に店員さんに声をかけられて、何点か質問に答えたらポストカードを貰いました。

包みも加賀友禅っぽくて洒落ています。これは嬉しいプレゼントでした。
ということで、洒落た美術館にある洒落たレストランでした。この値段この味でビュッフェが出来るのは嬉しいかぎりです。もしこの美術館に足を運ぶ機会があったら、ここでもランチも検討してみると良いかと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
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今日も引き続き金沢旅行の際の番外編です。前々回、前回とご紹介した金沢21世紀美術館の特別展を観た後、常設も観てきました。この常設スペースには「サイレント・エコー コレクション展 II」と「ピーター・マクドナルド: 訪問者」という2つの展示がありました。

【展覧名】
サイレント・エコー コレクション展 II
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1126
【会期】
2011年9月17日(土)~2012年4月8日(日)
----------------------------------------------------------
【展覧名】
ピーター・マクドナルド: 訪問者
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1121
【会期】
2011年4月16日(土)~2012年3月20日(火)
----------------------------------------------------------
【会場】
金沢21世紀美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄】
JR金沢駅(バスで20分くらい)
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日12時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらもお客さんは結構いますがそんなに混んでいる感じではなく、自分のペースでゆっくりと観ることができました。
さて、常設展については前述の2つの展示となっていましたが、部屋ごとに区切られてはいるものの同じチケットで観ることができましたので一緒にご紹介しようと思います。常設も勿論 現代アート作品が並んでいて、公式サイトによるとこの美術館の蒐集方針としては、
1.1980年以降に制作された新しい価値観を提案する作品
2.1の価値観に大きな影響を与えた1900年以降の歴史的参照点となる作品
3.金沢ゆかりの作家による新たな創造性に富む作品
となっているようです。詳しくはいつも通り気に入った作品を通してご紹介しようと思うのですが、常に展示されている恒久作品(作品自体が美術館と一体化しているものもあります)と、期間を区切って展示している作品もあるようですので、恒久展示品には●をつけておきます。
参考リンク:
金沢21世紀美術館の作品収集方針
金沢21世紀美術館の恒久展示
アニッシュ・カプーア 「白い闇 IX」 ★こちらで観られます
これは白い円形のオブジェで、中に穴が開いています。下の方は明るく上の方は暗く見えるので、光でも出ているのか?と中のほうを覗き込んでも特に何もなく、光を反射しているようです。無地で真っ白なので、どういう形をしているのかも把握しづらく平面的に観えました。解説によると、この人は幼少期をインドで過ごしたそうで、仏教に影響を受けて無をテーマにした作品も作っているようです。
●アニッシュ・カプーア 「L'Origine du monde」 ★こちらで観られます
部屋に斜面になった壁があり、そこに黒く大きな楕円の穴が開いています。実際、近くで見ても黒く塗っただけなのか、本当に穴が開いているのか分からず、作品が2次元なのか3次元なのか分からなくなってくるのが面白いです。真っ黒すぎて影が無いと平面に見えるのかと驚きます。 なお、「L'Origine du monde」はフランス語で、直訳すると「世界の起源」となります。これはギュスターブ・クールベの同名の作品を参照しているとのことでした。
余談ですが、数年前に森美術館の「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」でこの人のこういう作品があったように思うのですが、当時はブログをやっていなかったのでうろ覚えですw bunkamuraのだまし絵展でも似た作品があったのはメモしていました。。
参考記事:奇想の王国 だまし絵展 2回目 感想後編(Bunkamuraザ・ミュージアム)
栗津潔 「風流」「コンポジション」「ピアノ炎上」 ★こちらで観られます
これは3点の映像作品が順番に流れている部屋です。部屋の中央にはピアノがあり、鑑賞者はこれを弾くことができます。(「ピアノ炎上」の上映中は弾けません) 「風流」では瓦礫のようなものが映し出されていたのですが、鑑賞者がそれを観た気分でピアノを叩くと、それによって雰囲気が変わって見えるというのが面白いです。私もランダムに適当に鍵盤をポロン… ポロン…と叩いていたら、後から入ってきた人が、何か物哀し気な作品ね~なんて言っていたので、私の演奏(?)が影響したのかも??なんて思いながら楽しんでいました。
「ピアノ炎上」は実際にピアノを燃やす映像で、ぱちぱちと燃えていく中、崩れると共にピアノが鳴っているというショッキングな作品でした。何かタブー的なやっちゃいけないことを見てしまったような衝撃を受けました。
ツェ・スーメイ 「ヤドリギ楽譜」
左から右に流れるように冬の木々が映し出される映像作品です。木には丸っこいヤドリギの葉っぱがこんもりしていて、それを音符に見立てるように音楽に合わせて丸い部分に白い印が出てきます。音楽は重く悲壮な感じの曲で死を連想するような雰囲気でしたが、発想が面白い作品でした。しばらくすると無音になりループしていきます。
山崎つる子 「Work」
Workという作品は数点あり、これはブリキやビニールシンナー、クリアーラッカーなどで銀色に半透明な抽象画?を描いたものです。他にもブリキの円筒の缶を「Work」と同じような素材で光沢感のある青に染め、それを無数に並べた作品「The Cans」(★こちらで観られます)や、同じくブリキの缶を赤紫色に染めて並べた作品など、ブリキを用いた作品が並んでいました。ブリキの鈍く光る質感が作品に活かされているように思います。
また、この人のコーナーの部屋には長方形の台に釘を打ってパチンコ台にしたような作品もありました。これは傾けると大量のビー玉が転がっていくインスタレーションで、その色合いも面白かったです。
ピーター・マクドナルド 「ディスコ」 ★こちらで観られます
今回の2つの展示のうちの1つで、ここは写真撮影可能な部屋だったので、写真を撮ってきました。
部屋をぐるっと取り囲むように斬新で楽しげな絵が描かれています。人々の頭が大きくて丸いのはアフロのイメージかな?w

部屋の入口の辺り。

部屋の中はロックっぽい音楽がかかっていました。気分はディスコです。
所々にあるテーブルの上にはこうした作品が並んでいました。

この作家はイギリスに住んでいるようですが東京生まれだそうで、能面をモチーフにした日本風の絵もありました。
また、この常設展示室以外にも無料で観られるスペース(ミュージアムショップの隣)でもこの人の作品は展示されていました。
久世建二 「土のかたち」 ★こちらで観られます
これは中庭にあった無数の十字架状の黒い陶器作品です。その色形からして墓地を彷彿としますが、それをイメージしたものではないそうです。詳しい意味は分かりませんでしたが、独特の素材感のある作品でした。
角永和夫 「SILK」 ★こちらで観られます
これは9m×15mもある大きな凧のようなものが天井から吊り下がっている作品です。パッと見では和紙で出来てるのかな?なんて思いましたが、これはネットに2万頭もの蚕を放ち、絹を絡ませたもののようです。その為か薄い部分や厚い部分など結構まちまちな厚さとなっていました。その大きさと作成方法に驚く作品です。
●レアンドロ・エルリッヒ 「スイミング・プール」 ★こちらで観られます
これはこの美術館でも特に有名な作品かな。ここも写真撮影出来ましたので写真でご紹介します。
こんな感じで中庭にあります。雪が降っている間は立ち入りできませんでした。

近づいてみるとこんな感じ。プールの中に人が!!

実は水面の部分は僅かで、その下は透明のガラスになっています。
こちらは下から撮った様子。

下から見ても騙し絵的な感じですw 溺れているふりをして上の人を騙してみたり。
それにしても、さっきまで雪が降っていたのにあっという間に青空に…。金沢の冬の天気はコロコロ変わります。
大体これで有料エリアは終わりです。私はうっかり見逃しましたが、有料エリアのトイレにはピピロッティ・リストの●「あなたは自分を再生する」(★こちらで観られます)という作品もあるようです。…ピピロッティ・リストは以前、原美術館での展示でもトイレの作品がありましたw
無料で観られるところにも作品がありましたので、それも紹介しようと思います。
●ジェームズ・タレル 「ブルー・プラネット・スカイ」
タレルの部屋という一角があり、部屋の中に入ってみると、何もありません。

実はこの部屋は天井に正方形の穴があり、外に直結しています。
また曇ってきましたが、見上げるとこんな感じです。雪もちらほら落ちて来ました。

これは地下へのエレベーター。写真を加工しているので分かりづらいですがガラス張りです。

これは地下にエレベーターがいると、どうやって上にあがるんだろう?ちょっと疑問に思いますが下から押し上げる方式のようで変わっています。
外にも作品がありました。
●オラファー・エリアソン 「カラー・アクティヴィティ・ハウス」 ★こちらで観られます
こんな感じの円形の大きめの作品です。

中に入るとカラーフィルムが重なって出来ているのが分かります。

ピンクと黄色が合わさったところはオレンジ、ピンクと水色で青といった感じで色が混ざっているのが面白いです。
色も形も現代的で綺麗です。

●LAR/フェルナンド・ロメロ 「ラッピング」
これは遊具みたいな感じでした。

他にもフローリアン・クラールの「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」(★こちらで観られます)という作品が美術館の周りに設置されていました。
ミュージアムショップの隣では「ベトナム絹絵画家グエン・ファン・チャン 絵画修復プロジェクト展」という展示も行われていました。映像メインです。
公式サイト:http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=46&d=1128
会期:2011年10月22日(土)~2012年2月12日(日)
ということで、常設展もかなり楽しめる内容となっていました。ここの特徴としてはあまり小難しいことを考えなくても直感的に楽しめる点ではないかと思います。またそのうち行きたい美術館です。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
参照記事:★この記事を参照している記事

【展覧名】
サイレント・エコー コレクション展 II
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1126
【会期】
2011年9月17日(土)~2012年4月8日(日)
----------------------------------------------------------
【展覧名】
ピーター・マクドナルド: 訪問者
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1121
【会期】
2011年4月16日(土)~2012年3月20日(火)
----------------------------------------------------------
【会場】
金沢21世紀美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄】
JR金沢駅(バスで20分くらい)
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日12時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらもお客さんは結構いますがそんなに混んでいる感じではなく、自分のペースでゆっくりと観ることができました。
さて、常設展については前述の2つの展示となっていましたが、部屋ごとに区切られてはいるものの同じチケットで観ることができましたので一緒にご紹介しようと思います。常設も勿論 現代アート作品が並んでいて、公式サイトによるとこの美術館の蒐集方針としては、
1.1980年以降に制作された新しい価値観を提案する作品
2.1の価値観に大きな影響を与えた1900年以降の歴史的参照点となる作品
3.金沢ゆかりの作家による新たな創造性に富む作品
となっているようです。詳しくはいつも通り気に入った作品を通してご紹介しようと思うのですが、常に展示されている恒久作品(作品自体が美術館と一体化しているものもあります)と、期間を区切って展示している作品もあるようですので、恒久展示品には●をつけておきます。
参考リンク:
金沢21世紀美術館の作品収集方針
金沢21世紀美術館の恒久展示
アニッシュ・カプーア 「白い闇 IX」 ★こちらで観られます
これは白い円形のオブジェで、中に穴が開いています。下の方は明るく上の方は暗く見えるので、光でも出ているのか?と中のほうを覗き込んでも特に何もなく、光を反射しているようです。無地で真っ白なので、どういう形をしているのかも把握しづらく平面的に観えました。解説によると、この人は幼少期をインドで過ごしたそうで、仏教に影響を受けて無をテーマにした作品も作っているようです。
●アニッシュ・カプーア 「L'Origine du monde」 ★こちらで観られます
部屋に斜面になった壁があり、そこに黒く大きな楕円の穴が開いています。実際、近くで見ても黒く塗っただけなのか、本当に穴が開いているのか分からず、作品が2次元なのか3次元なのか分からなくなってくるのが面白いです。真っ黒すぎて影が無いと平面に見えるのかと驚きます。 なお、「L'Origine du monde」はフランス語で、直訳すると「世界の起源」となります。これはギュスターブ・クールベの同名の作品を参照しているとのことでした。
余談ですが、数年前に森美術館の「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」でこの人のこういう作品があったように思うのですが、当時はブログをやっていなかったのでうろ覚えですw bunkamuraのだまし絵展でも似た作品があったのはメモしていました。。
参考記事:奇想の王国 だまし絵展 2回目 感想後編(Bunkamuraザ・ミュージアム)
栗津潔 「風流」「コンポジション」「ピアノ炎上」 ★こちらで観られます
これは3点の映像作品が順番に流れている部屋です。部屋の中央にはピアノがあり、鑑賞者はこれを弾くことができます。(「ピアノ炎上」の上映中は弾けません) 「風流」では瓦礫のようなものが映し出されていたのですが、鑑賞者がそれを観た気分でピアノを叩くと、それによって雰囲気が変わって見えるというのが面白いです。私もランダムに適当に鍵盤をポロン… ポロン…と叩いていたら、後から入ってきた人が、何か物哀し気な作品ね~なんて言っていたので、私の演奏(?)が影響したのかも??なんて思いながら楽しんでいました。
「ピアノ炎上」は実際にピアノを燃やす映像で、ぱちぱちと燃えていく中、崩れると共にピアノが鳴っているというショッキングな作品でした。何かタブー的なやっちゃいけないことを見てしまったような衝撃を受けました。
ツェ・スーメイ 「ヤドリギ楽譜」
左から右に流れるように冬の木々が映し出される映像作品です。木には丸っこいヤドリギの葉っぱがこんもりしていて、それを音符に見立てるように音楽に合わせて丸い部分に白い印が出てきます。音楽は重く悲壮な感じの曲で死を連想するような雰囲気でしたが、発想が面白い作品でした。しばらくすると無音になりループしていきます。
山崎つる子 「Work」
Workという作品は数点あり、これはブリキやビニールシンナー、クリアーラッカーなどで銀色に半透明な抽象画?を描いたものです。他にもブリキの円筒の缶を「Work」と同じような素材で光沢感のある青に染め、それを無数に並べた作品「The Cans」(★こちらで観られます)や、同じくブリキの缶を赤紫色に染めて並べた作品など、ブリキを用いた作品が並んでいました。ブリキの鈍く光る質感が作品に活かされているように思います。
また、この人のコーナーの部屋には長方形の台に釘を打ってパチンコ台にしたような作品もありました。これは傾けると大量のビー玉が転がっていくインスタレーションで、その色合いも面白かったです。
ピーター・マクドナルド 「ディスコ」 ★こちらで観られます
今回の2つの展示のうちの1つで、ここは写真撮影可能な部屋だったので、写真を撮ってきました。
部屋をぐるっと取り囲むように斬新で楽しげな絵が描かれています。人々の頭が大きくて丸いのはアフロのイメージかな?w

部屋の入口の辺り。

部屋の中はロックっぽい音楽がかかっていました。気分はディスコです。
所々にあるテーブルの上にはこうした作品が並んでいました。

この作家はイギリスに住んでいるようですが東京生まれだそうで、能面をモチーフにした日本風の絵もありました。
また、この常設展示室以外にも無料で観られるスペース(ミュージアムショップの隣)でもこの人の作品は展示されていました。
久世建二 「土のかたち」 ★こちらで観られます
これは中庭にあった無数の十字架状の黒い陶器作品です。その色形からして墓地を彷彿としますが、それをイメージしたものではないそうです。詳しい意味は分かりませんでしたが、独特の素材感のある作品でした。
角永和夫 「SILK」 ★こちらで観られます
これは9m×15mもある大きな凧のようなものが天井から吊り下がっている作品です。パッと見では和紙で出来てるのかな?なんて思いましたが、これはネットに2万頭もの蚕を放ち、絹を絡ませたもののようです。その為か薄い部分や厚い部分など結構まちまちな厚さとなっていました。その大きさと作成方法に驚く作品です。
●レアンドロ・エルリッヒ 「スイミング・プール」 ★こちらで観られます
これはこの美術館でも特に有名な作品かな。ここも写真撮影出来ましたので写真でご紹介します。
こんな感じで中庭にあります。雪が降っている間は立ち入りできませんでした。

近づいてみるとこんな感じ。プールの中に人が!!

実は水面の部分は僅かで、その下は透明のガラスになっています。
こちらは下から撮った様子。


下から見ても騙し絵的な感じですw 溺れているふりをして上の人を騙してみたり。
それにしても、さっきまで雪が降っていたのにあっという間に青空に…。金沢の冬の天気はコロコロ変わります。
大体これで有料エリアは終わりです。私はうっかり見逃しましたが、有料エリアのトイレにはピピロッティ・リストの●「あなたは自分を再生する」(★こちらで観られます)という作品もあるようです。…ピピロッティ・リストは以前、原美術館での展示でもトイレの作品がありましたw
無料で観られるところにも作品がありましたので、それも紹介しようと思います。
●ジェームズ・タレル 「ブルー・プラネット・スカイ」
タレルの部屋という一角があり、部屋の中に入ってみると、何もありません。

実はこの部屋は天井に正方形の穴があり、外に直結しています。
また曇ってきましたが、見上げるとこんな感じです。雪もちらほら落ちて来ました。

これは地下へのエレベーター。写真を加工しているので分かりづらいですがガラス張りです。

これは地下にエレベーターがいると、どうやって上にあがるんだろう?ちょっと疑問に思いますが下から押し上げる方式のようで変わっています。
外にも作品がありました。
●オラファー・エリアソン 「カラー・アクティヴィティ・ハウス」 ★こちらで観られます
こんな感じの円形の大きめの作品です。

中に入るとカラーフィルムが重なって出来ているのが分かります。

ピンクと黄色が合わさったところはオレンジ、ピンクと水色で青といった感じで色が混ざっているのが面白いです。
色も形も現代的で綺麗です。

●LAR/フェルナンド・ロメロ 「ラッピング」
これは遊具みたいな感じでした。

他にもフローリアン・クラールの「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」(★こちらで観られます)という作品が美術館の周りに設置されていました。
ミュージアムショップの隣では「ベトナム絹絵画家グエン・ファン・チャン 絵画修復プロジェクト展」という展示も行われていました。映像メインです。
公式サイト:http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=46&d=1128
会期:2011年10月22日(土)~2012年2月12日(日)
ということで、常設展もかなり楽しめる内容となっていました。ここの特徴としてはあまり小難しいことを考えなくても直感的に楽しめる点ではないかと思います。またそのうち行きたい美術館です。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
参照記事:★この記事を参照している記事
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昨日に続き、金沢旅行の際に行った金沢21世紀美術館の特別展についてです。前回ご紹介した展示を観た後、同時開催の「モニーク・フリードマン展」を観てきました。

【展覧名】
モニーク・フリードマン展
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=1122
【会場】金沢21世紀美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
【会期】2011年11月23日(水)~2012年3月20日(火)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間20分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日11時半頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらも混んでいる感じではなく、自分のペースで観ることができました。
さて、こちらの展示はフランスの女性作家のモニーク・フリードマンの個展となっています。モニーク・フリードマンは1970年代終わりから活動しているそうで、ポンピドー・センターの展覧会に参加したりフランス内外で個展を開催するなどの活躍を見せているようです。アジアでの個展はこれが初らしく、絵画やインスタレーションなど様々な作品が並んでいました。
個々の作品は抽象的なものも多いので、大まかに展覧の内容をご紹介すると、最初の部屋は彼女の抽象画の作品がずらりと並んでいました。大画面で糸?のような文様が覆っていて、色合いは明るく長方形など幾何学的な模様なども描かれています。直感的にマーク・ロスコの作品を思い出すかな。あれよりは明るく楽しげな雰囲気の作品です。
廊下側には「アプサント」という3枚セットの作品があり、こちらも抽象画なのですが黄緑をベースに緑、白、黄色などの色が使われざらついた質感があります。その色合いのせいか水面が揺らぐ池をイメージしましたが、実際にはなんだかわかりませんw 柔らかい色で明るめの作品でした。
その次は部屋全体が「赤の部屋」(★こちらで観られます)という作品で、これは赤い垂れ幕状の布(ターラタン。糊付けした目の粗い薄地の布)が3層重なって四方の壁一面を覆っているインスタレーションです。部屋の周り中が赤いのが刺激的で、特に入った瞬間に驚きがあると思います。よくみると1枚1枚の垂れ幕にも色ムラがあるし、飾り方の為か場所を変えて観てみると色の違いがわかるように思いました。
続いてはこの美術館の光庭(中庭)を利用した「カレイドスコープ」(★こちらで観られます)という作品で、ガラス張りの通路に黄緑、黄色、紫、オレンジなど様々な色の正方形のフィルムが貼られています。それが幾何学的なリズムがありポップで洒落た印象がありました。この美術館に相応しい作品に思います。
最後は「壁の黄色「区域」シリーズより」(★こちらで観られます)という作品で、横に14.5mもの長さがあります。黄色、オレンジ、茶色など黄色に近い色でネット(ターラタン)で出来ていました。これも色彩感覚が明るめで圧巻の作品でした。
ということで、難しい印象の現代アート・抽象画でも単純に楽しむことが出来ました。大型作品が多いのですぐに見終わってしまいますが、特に色の感覚が面白い作家でした。
この後、常設も観てきました。次回はそれについてご紹介しようと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
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【展覧名】
モニーク・フリードマン展
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=1122
【会場】金沢21世紀美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
【会期】2011年11月23日(水)~2012年3月20日(火)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間20分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日11時半頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらも混んでいる感じではなく、自分のペースで観ることができました。
さて、こちらの展示はフランスの女性作家のモニーク・フリードマンの個展となっています。モニーク・フリードマンは1970年代終わりから活動しているそうで、ポンピドー・センターの展覧会に参加したりフランス内外で個展を開催するなどの活躍を見せているようです。アジアでの個展はこれが初らしく、絵画やインスタレーションなど様々な作品が並んでいました。
個々の作品は抽象的なものも多いので、大まかに展覧の内容をご紹介すると、最初の部屋は彼女の抽象画の作品がずらりと並んでいました。大画面で糸?のような文様が覆っていて、色合いは明るく長方形など幾何学的な模様なども描かれています。直感的にマーク・ロスコの作品を思い出すかな。あれよりは明るく楽しげな雰囲気の作品です。
廊下側には「アプサント」という3枚セットの作品があり、こちらも抽象画なのですが黄緑をベースに緑、白、黄色などの色が使われざらついた質感があります。その色合いのせいか水面が揺らぐ池をイメージしましたが、実際にはなんだかわかりませんw 柔らかい色で明るめの作品でした。
その次は部屋全体が「赤の部屋」(★こちらで観られます)という作品で、これは赤い垂れ幕状の布(ターラタン。糊付けした目の粗い薄地の布)が3層重なって四方の壁一面を覆っているインスタレーションです。部屋の周り中が赤いのが刺激的で、特に入った瞬間に驚きがあると思います。よくみると1枚1枚の垂れ幕にも色ムラがあるし、飾り方の為か場所を変えて観てみると色の違いがわかるように思いました。
続いてはこの美術館の光庭(中庭)を利用した「カレイドスコープ」(★こちらで観られます)という作品で、ガラス張りの通路に黄緑、黄色、紫、オレンジなど様々な色の正方形のフィルムが貼られています。それが幾何学的なリズムがありポップで洒落た印象がありました。この美術館に相応しい作品に思います。
最後は「壁の黄色「区域」シリーズより」(★こちらで観られます)という作品で、横に14.5mもの長さがあります。黄色、オレンジ、茶色など黄色に近い色でネット(ターラタン)で出来ていました。これも色彩感覚が明るめで圧巻の作品でした。
ということで、難しい印象の現代アート・抽象画でも単純に楽しむことが出来ました。大型作品が多いのですぐに見終わってしまいますが、特に色の感覚が面白い作家でした。
この後、常設も観てきました。次回はそれについてご紹介しようと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
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今日も番外編の金沢旅行の記事です。先日ご紹介した兼六園に行った次の日に、兼六園にほど近い金沢21世紀美術館へ行って、特別展2つと常設展を観てきました。今日はまず最初に「押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』」をご紹介しようと思います。

【展覧名】
押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=1124
【会場】金沢21世紀美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
【会期】2011年11月23日(水)~2012年3月20日(火)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日11時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
沢山の観光客が全国から集まっているようでしたが、混み合っているというほどでもなくゆっくりと自分のペースで観ることができました。
さて、この展示は名前がちょっと変わっていますが、これは石澤彰一 氏が部長となって手芸経験のない7人の男性部員から成る「押忍!手芸部」と、様々なジャンルで活躍するアーティスト豊嶋秀樹 氏のコラボレーション展示となります。押忍!手芸部には活動方針と生る教訓があるようで、公式サイトから抜粋すると
押忍!手芸部 教訓
一つ、余計なことは考えない。
一つ、完成図やデザイン画を描かない。
一つ、型紙を作らない。
一つ、計りは使わない。
一つ、待ち針を使わない。
一つ、まっすぐ縫おうとしない。
一つ、他人とくらべない。
とのことで、実際にユーモア溢れる作品が並んでいました。豊嶋秀樹 氏はこの部の精神を読み解いて展示空間を構成しているそうで、金沢21世紀美術館の展示室と相まって面白い展示風景となっていました。
細かい作品名などは分からないので、ざっくりと紹介していくと、最初の部屋はガムテープで出来た双頭の人形や、ゼリーで出来たジュエリー、飴の包みで出来た指輪、錠前でできたブレスレット、洗濯ばさみでできた東京タワー、イケアのビニール袋で出来た犬の置物など面白い素材感の作品が並んでいます。この辺は理屈なしで楽しめるので現代アートが苦手な人でも分かりやすいと思います。実際、周りにいた子供も喜びながら観ていました。
その次の部屋には木の部屋があり、ここは作品に触ることもできました。赤い洗濯ばさみを大量に繋げて赤いハートにしたものや、洗濯ばさみのランプカバー、手袋でできたヌイグルミや犬のおもちゃを改造したもの、歪んだ鏡に超細長いウサギのヌイグルミを写して伸び縮みする様子を観る作品、軍手で出来た操り人形 などなど沢山の作品がありました。こちらも発想が面白い上に実際に遊ぶことができるので、難しいことを考えなくても楽しむことが出来ました。遊び心が素晴らしいです。
次の部屋には白いテントのような物があり、これは内部に入って鑑賞します。 (★こちらで観られます)
中に入ると犬らしき形のバルーンのように膨らんだ像があり、外側から扇風機でふくらませていました。これもアイディアが面白いです。
さらに進むと棚のような所にTシャツや軍手や手袋、靴下などでできたぬいぐるみが大量に置かれた部の倉庫のようなコーナーがありました。賑やかでポップな感じもしつつ楽しげな空間となっています。中にはミッキーやフィリップスのようなぬいぐるみもありました。
最後は部室となっていて、卓球台が作業場となっていたり、ロッカーに雑然と色々なものが並んでいました。本当に学生時代の部室を観ているような気分になりますw
この他にも作品はあるようでしたが、もう一つの展覧会や常設との境目がよく分からないのでこの展示の作品だと気づかなかったものもあるかもしれませんw とにかく遊び心があって小難しいと敬遠しがちの現代アートが好きになれる展示でした。
この後、もう1つの特別展も続けてみてきました。次回はそれをご紹介しようと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
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【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
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【展覧名】
押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』
【公式サイト】
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=19&d=1124
【会場】金沢21世紀美術館 ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
【会期】2011年11月23日(水)~2012年3月20日(火)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況(日曜日11時頃です)】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
沢山の観光客が全国から集まっているようでしたが、混み合っているというほどでもなくゆっくりと自分のペースで観ることができました。
さて、この展示は名前がちょっと変わっていますが、これは石澤彰一 氏が部長となって手芸経験のない7人の男性部員から成る「押忍!手芸部」と、様々なジャンルで活躍するアーティスト豊嶋秀樹 氏のコラボレーション展示となります。押忍!手芸部には活動方針と生る教訓があるようで、公式サイトから抜粋すると
押忍!手芸部 教訓
一つ、余計なことは考えない。
一つ、完成図やデザイン画を描かない。
一つ、型紙を作らない。
一つ、計りは使わない。
一つ、待ち針を使わない。
一つ、まっすぐ縫おうとしない。
一つ、他人とくらべない。
とのことで、実際にユーモア溢れる作品が並んでいました。豊嶋秀樹 氏はこの部の精神を読み解いて展示空間を構成しているそうで、金沢21世紀美術館の展示室と相まって面白い展示風景となっていました。
細かい作品名などは分からないので、ざっくりと紹介していくと、最初の部屋はガムテープで出来た双頭の人形や、ゼリーで出来たジュエリー、飴の包みで出来た指輪、錠前でできたブレスレット、洗濯ばさみでできた東京タワー、イケアのビニール袋で出来た犬の置物など面白い素材感の作品が並んでいます。この辺は理屈なしで楽しめるので現代アートが苦手な人でも分かりやすいと思います。実際、周りにいた子供も喜びながら観ていました。
その次の部屋には木の部屋があり、ここは作品に触ることもできました。赤い洗濯ばさみを大量に繋げて赤いハートにしたものや、洗濯ばさみのランプカバー、手袋でできたヌイグルミや犬のおもちゃを改造したもの、歪んだ鏡に超細長いウサギのヌイグルミを写して伸び縮みする様子を観る作品、軍手で出来た操り人形 などなど沢山の作品がありました。こちらも発想が面白い上に実際に遊ぶことができるので、難しいことを考えなくても楽しむことが出来ました。遊び心が素晴らしいです。
次の部屋には白いテントのような物があり、これは内部に入って鑑賞します。 (★こちらで観られます)
中に入ると犬らしき形のバルーンのように膨らんだ像があり、外側から扇風機でふくらませていました。これもアイディアが面白いです。
さらに進むと棚のような所にTシャツや軍手や手袋、靴下などでできたぬいぐるみが大量に置かれた部の倉庫のようなコーナーがありました。賑やかでポップな感じもしつつ楽しげな空間となっています。中にはミッキーやフィリップスのようなぬいぐるみもありました。
最後は部室となっていて、卓球台が作業場となっていたり、ロッカーに雑然と色々なものが並んでいました。本当に学生時代の部室を観ているような気分になりますw
この他にも作品はあるようでしたが、もう一つの展覧会や常設との境目がよく分からないのでこの展示の作品だと気づかなかったものもあるかもしれませんw とにかく遊び心があって小難しいと敬遠しがちの現代アートが好きになれる展示でした。
この後、もう1つの特別展も続けてみてきました。次回はそれをご紹介しようと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
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【番外編】金沢市内の写真
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今日も引き続き番外編の金沢の記事です。前回ご紹介した兼六園に行った際、夜のライトアップの前に近江町市場の中にある「もりもり寿し 近江町店」という回転寿司で早めの夕飯を摂りました。

【店名】
もりもり寿し 近江町店
【ジャンル】
回転寿司
【公式サイト】
http://www.morimorisushi.com/
食べログ:http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000911/
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
金沢駅
【近くの美術館】(近いと言っても歩いて行くのは大変な距離です)
金沢21世紀美術館
石川県立美術館
石川県立歴史博物館
石川四高記念文化交流館
など
【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
3700円程度
【味】
不味_1_2_3_4_⑤_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_③_4_5_快適
【混み具合・混雑状況(土曜日17時頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
お店は金沢駅から兼六園に向かう途中にある近江町いちば館という所にあります。ここも観光地らしく、加賀ならではの食材なども売っていました。

このお店は混むという事前情報があったので早めの時間帯に行ったのですが、何組か外で待っている状態でした。この機械で受付をします。

ちょっと見づらいですがメニューはこんな感じ。東京では見慣れないメニューもあります。

こちらは金沢名物ノドグロ。スズキの仲間のアカムツのことですが、喉の奥が黒いのでノドグロだそうです。

これが脂の乗りがよく香りも良いのでかなり美味しいです。お寿司屋さんが言うには最近まで刺身で食べることはなかったそうです。
こちらは白えび。

大体甘エビと似ていますが、よりとろっとした感じがするかな。ガスエビというのも頼みたかったのですが、この日は品切れでした。
炙り三種というのを頼みました。ノドグロ、まぐろハラ、赤エビです。

このノドグロの炙りが非常に美味しかったので、この後狂ったようにノドグロを食べていましたw
こちらはボタンエビ。回転寿司だということを忘れてしまいますw

これはズワイ蟹とアジ。アジやブリなど普通の魚もかなり美味しいです。

こちらは甘エビの頭汁。海老も集中的に食べていますw

こんな感じで、2人で20枚くらい食べたのですが7500円くらいと予想以上に安かったのも嬉しかったです。混んでいるので若干出てくるのが遅かったり注文を忘れられたりしますが、この値段でこの味なら人気があるのは当然かもしれません。
あまりにノドグロ(特に炙り)が美味しかったので、次の日に帰る直前に金沢駅の隣にあるビルに入っている「もりもり寿司金沢駅前店」に行って再度食べることにしましたw

食べログ:http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000420/
地図:
こちらは回転寿司ではない方のお店だったようで、こんな感じでカウンターではない席に通されました。

これで5000円くらいだったかな。もう一度じっくりと楽しんできました。

この日はガスエビも食べられましたw
ということで、冬の金沢の寿司は凄いということがよく分かりましたw 特に金沢名物ノドグロの寿司は一度は食べて損はないと思います。これだけもまた金沢に行きたくなります。
おまけ:
今回の旅行はホテルと往復の航空券合わせて2万円くらいのパックでした。宿は金沢駅前にあるドーミーイン金沢というビジネスホテルに泊まりました。部屋はあまり広くないですが、温泉のお風呂が綺麗で良かったです。 かなり得した気分です。
参考リンク:
ドーミーイン金沢
ツアー情報
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
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【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真

【店名】
もりもり寿し 近江町店
【ジャンル】
回転寿司
【公式サイト】
http://www.morimorisushi.com/
食べログ:http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000911/
※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。
【最寄駅】
金沢駅
【近くの美術館】(近いと言っても歩いて行くのは大変な距離です)
金沢21世紀美術館
石川県立美術館
石川県立歴史博物館
石川四高記念文化交流館
など
【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
3700円程度
【味】
不味_1_2_3_4_⑤_美味
【接客・雰囲気】
不快_1_2_③_4_5_快適
【混み具合・混雑状況(土曜日17時頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【総合満足度】
地雷_1_2_3_④_5_名店
【感想】
お店は金沢駅から兼六園に向かう途中にある近江町いちば館という所にあります。ここも観光地らしく、加賀ならではの食材なども売っていました。


このお店は混むという事前情報があったので早めの時間帯に行ったのですが、何組か外で待っている状態でした。この機械で受付をします。

ちょっと見づらいですがメニューはこんな感じ。東京では見慣れないメニューもあります。

こちらは金沢名物ノドグロ。スズキの仲間のアカムツのことですが、喉の奥が黒いのでノドグロだそうです。

これが脂の乗りがよく香りも良いのでかなり美味しいです。お寿司屋さんが言うには最近まで刺身で食べることはなかったそうです。
こちらは白えび。

大体甘エビと似ていますが、よりとろっとした感じがするかな。ガスエビというのも頼みたかったのですが、この日は品切れでした。
炙り三種というのを頼みました。ノドグロ、まぐろハラ、赤エビです。

このノドグロの炙りが非常に美味しかったので、この後狂ったようにノドグロを食べていましたw
こちらはボタンエビ。回転寿司だということを忘れてしまいますw

これはズワイ蟹とアジ。アジやブリなど普通の魚もかなり美味しいです。

こちらは甘エビの頭汁。海老も集中的に食べていますw

こんな感じで、2人で20枚くらい食べたのですが7500円くらいと予想以上に安かったのも嬉しかったです。混んでいるので若干出てくるのが遅かったり注文を忘れられたりしますが、この値段でこの味なら人気があるのは当然かもしれません。
あまりにノドグロ(特に炙り)が美味しかったので、次の日に帰る直前に金沢駅の隣にあるビルに入っている「もりもり寿司金沢駅前店」に行って再度食べることにしましたw

食べログ:http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000420/
地図:
こちらは回転寿司ではない方のお店だったようで、こんな感じでカウンターではない席に通されました。

これで5000円くらいだったかな。もう一度じっくりと楽しんできました。

この日はガスエビも食べられましたw
ということで、冬の金沢の寿司は凄いということがよく分かりましたw 特に金沢名物ノドグロの寿司は一度は食べて損はないと思います。これだけもまた金沢に行きたくなります。
おまけ:
今回の旅行はホテルと往復の航空券合わせて2万円くらいのパックでした。宿は金沢駅前にあるドーミーイン金沢というビジネスホテルに泊まりました。部屋はあまり広くないですが、温泉のお風呂が綺麗で良かったです。 かなり得した気分です。
参考リンク:
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
【番外編】金沢市内の写真
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今日は久々に写真の記事です。先週の土日を利用して、1泊2日で冬の金沢に旅行に行ってきました。初日は着いたのが15時頃と遅かったのですが、まずは金沢で一番有名な兼六園と金沢城に行って写真を撮ってきました。

【公式サイト】
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html
【施設名】兼六園
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
ここは言わずと知れた日本三名園の1つで、冬は風情ある雪吊りで有名です。兼六園は歴代の加賀藩主によって長い時間をかけて作られたそうで、兼六園という名前は、文政5年(1822)、奥州白河藩主・松平定信によってつけました。その意味は、宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)の六勝と呼ばれる6つの景観の要素において6つとも素晴らしさを兼ね備えているということのようです。
ちなみにこの近くには全国的に有名な金沢21世紀美術館がありますが、それはまた後日ご紹介しようと思います。
金沢21世紀美術館に近い入口から中に入って行きました。
この日はちょうど夜間のライトアップをやる日だったので、昼の兼六園と夜の兼六園の両方を楽しむことにしました。

まずは瓢池という池。奥に観えるのは翠滝という滝です。

結構雪が積もっていて風情がありました。日中の寒さは東京とあまり変わらないかも。
これは19世紀中頃に作られた日本最古の噴水。

兼六園と言えばこの風景という場所でも写真を撮りました。冒頭の写真もそうですが、霞ヶ池という池の周辺です。

この近くには水道管の遺構もありました。1632年には逆サイフォン式の木製水道管があったそうです。
雪吊り。三角形が並んだキュビスムみたいな風景ですw

池の中にある蓬莱山に見立てた蓬莱島と池の脇の道。

凍っているのか分かりませんが、池の上がシャーベット状になっていて寒さを感じさせます。
これは千歳台という霞ヶ池を一望できるところから撮ったもの。

ちょっとした丘のようで入口あたりとだいぶ高低差があります。
これは金沢城の外壁。また夜に行くつもりだったので、この時は見ないで先に夕飯にしてきました。

そしてここからが夜に行った分の写真です。
これは兼六園の近くにある石川近代文学館・石川四高記念館
公式サイト:http://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/info/m-literature.html

時間がなかったので中には入りませんでしたが、明治時代の学校の跡のようです。
この辺は絵に出てきそうな風景が多いw 洒落ています。

こちらは先ほどの建物の隣にある石川県政しいのき迎賓館
公式サイト:http://www.shiinoki-geihinkan.jp/index.html

この建物は旧石川県庁舎本館だそうで、うっかりしていたのですがこの裏側は現代的なガラス張りになっているそうです。
そして再度やってきました兼六園。先ほどの瓢池と噴水も昼間と違った趣きがあります。

ライトアップされた霞ヶ池

特に雪吊りが綺麗でした。

千歳台から望む風景。幻想的な雰囲気がありますが、実際にはかなり沢山の人が周りにいましたw

兼六園を出て金沢城に向かう途中のおみやげ屋さんなどの店々。

どこか郷愁を誘う風景でした。
そして夜の金沢城へ。
公式サイト:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

やけに新しいお城ですw というか10数年前くらいに行った時にこんなのあったっけ?と思ったら2001年に復元されたようです。
宝暦9(1759)年の火災でほとんどが焼けてしまったそうで、本丸の櫓は再建されなかったそうです。

ちょっとガランとした感じ。

こちらの門は2階の中に入れるようでしたが、流石に夜の時間は閉まっていました。

ということで、兼六園周辺だけでも大いに楽しむことができました。冬の金沢は寒いですが、かなり良い雰囲気です。 この後も様々なところに足を運びましたので何回かに分けてご紹介していこうと思います。
<2012年02月 金沢編>
【番外編】金沢旅行 兼六園・金沢城の写真
【番外編】もりもり寿司 (金沢界隈のお店)
【番外編】押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹『自画大絶賛(仮)』 (金沢21世紀美術館)
【番外編】モニーク・フリードマン展 (金沢21世紀美術館)
【番外編】金沢21世紀美術館の常設 (2012年02月)
【番外編】Fusion21 (金沢界隈のお店)
【番外編】石川県立歴史博物館の案内
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【公式サイト】
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html
【施設名】兼六園
【最寄】JR金沢駅(バスで20分くらい)
ここは言わずと知れた日本三名園の1つで、冬は風情ある雪吊りで有名です。兼六園は歴代の加賀藩主によって長い時間をかけて作られたそうで、兼六園という名前は、文政5年(1822)、奥州白河藩主・松平定信によってつけました。その意味は、宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)の六勝と呼ばれる6つの景観の要素において6つとも素晴らしさを兼ね備えているということのようです。
ちなみにこの近くには全国的に有名な金沢21世紀美術館がありますが、それはまた後日ご紹介しようと思います。
金沢21世紀美術館に近い入口から中に入って行きました。
この日はちょうど夜間のライトアップをやる日だったので、昼の兼六園と夜の兼六園の両方を楽しむことにしました。


まずは瓢池という池。奥に観えるのは翠滝という滝です。


結構雪が積もっていて風情がありました。日中の寒さは東京とあまり変わらないかも。
これは19世紀中頃に作られた日本最古の噴水。

兼六園と言えばこの風景という場所でも写真を撮りました。冒頭の写真もそうですが、霞ヶ池という池の周辺です。



この近くには水道管の遺構もありました。1632年には逆サイフォン式の木製水道管があったそうです。
雪吊り。三角形が並んだキュビスムみたいな風景ですw

池の中にある蓬莱山に見立てた蓬莱島と池の脇の道。


凍っているのか分かりませんが、池の上がシャーベット状になっていて寒さを感じさせます。
これは千歳台という霞ヶ池を一望できるところから撮ったもの。

ちょっとした丘のようで入口あたりとだいぶ高低差があります。
これは金沢城の外壁。また夜に行くつもりだったので、この時は見ないで先に夕飯にしてきました。

そしてここからが夜に行った分の写真です。
これは兼六園の近くにある石川近代文学館・石川四高記念館
公式サイト:http://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/info/m-literature.html

時間がなかったので中には入りませんでしたが、明治時代の学校の跡のようです。
この辺は絵に出てきそうな風景が多いw 洒落ています。

こちらは先ほどの建物の隣にある石川県政しいのき迎賓館
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この建物は旧石川県庁舎本館だそうで、うっかりしていたのですがこの裏側は現代的なガラス張りになっているそうです。
そして再度やってきました兼六園。先ほどの瓢池と噴水も昼間と違った趣きがあります。


ライトアップされた霞ヶ池

特に雪吊りが綺麗でした。


千歳台から望む風景。幻想的な雰囲気がありますが、実際にはかなり沢山の人が周りにいましたw

兼六園を出て金沢城に向かう途中のおみやげ屋さんなどの店々。

どこか郷愁を誘う風景でした。
そして夜の金沢城へ。
公式サイト:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/


やけに新しいお城ですw というか10数年前くらいに行った時にこんなのあったっけ?と思ったら2001年に復元されたようです。
宝暦9(1759)年の火災でほとんどが焼けてしまったそうで、本丸の櫓は再建されなかったそうです。

ちょっとガランとした感じ。

こちらの門は2階の中に入れるようでしたが、流石に夜の時間は閉まっていました。

ということで、兼六園周辺だけでも大いに楽しむことができました。冬の金沢は寒いですが、かなり良い雰囲気です。 この後も様々なところに足を運びましたので何回かに分けてご紹介していこうと思います。
<2012年02月 金沢編>
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