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『頭の不思議』展 【平山郁夫シルクロード美術館 2Fカフェ】 (山梨 北杜編)

ここ4日ほど平山郁夫シルクロード美術館についてご紹介してきましたが、この美術館については今回が最後です。美術館の中にあるカフェのスペースでも「頭の不思議」という展示をやっていましたので、それも観てきました。この展示は既に終了していますが、撮影することができたので写真を使ってご紹介しておこうと思います。

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【展覧名】
 夏休み特別コーナー展示『頭の不思議』展

【公式サイト】
 http://www.silkroad-museum.jp/exhibition#past

【会場】平山郁夫シルクロード美術館 2Fカフェ
【最寄】甲斐小泉駅

【会期】2017年7/15(土)~8/31(木)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間20分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、この展示はカフェスペースの脇で開催されていたもので、古今東西の生き物の頭部の骨を集めた内容となっていました。平山郁夫の美術館で何故このような展示をやっているかというと、この美術館の理事長であり平山郁夫の息子でもある平山廉 氏は早稲田大学で古生物学を研究している教授で、特に化石爬虫類・カメ類などを専門としているそうです。その為、久慈市で発掘された化石など貴重な品もあり予想以上に見応えのある展示でした。詳しくは写真と共に展示構成に従ってご紹介していこうと思います。

展示スペースはこんな感じ。
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右側にあるのがミュージアムカフェで、左側が今回の展示スペースとなっていました。いつもここで展示をやっているわけでも無さそうですが、昨年の夏も化石関連の展示をやっていたようです。

私は時間がなくてカフェには寄りませんでしたが、カフェ「キャラバンサライ」のメニューはこんな感じ。
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飲み物とお菓子くらいしかないので、ここでお昼というわけにはいかないと思います。(ランチをするなら周辺徒歩圏内にいくつかお店があります)

そしてここからが展示内容です。

<魚類>
まずは魚類のコーナー。魚は5億年以上前のカンブリア紀からいるそうですが、当時は顎がなく歯も無かったそうです。(そうした魚は今でもヤツメウナギなどごく少数残っているようです。) 一方、サメなどはエラの一部が発達して下顎になったそうで歯も発達しています。サメの歯は抜けても何度でも生えてくるらしく、ここではサメなどの骨を見ることができました

これは現代の太平洋にいたホホジロザメの頭部
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人間の頭が丸ごと入りそうな大きな口を開けてます。鋭い歯が非常に恐ろしい。


<両生類>
続いて両生類のコーナー。両生類は魚のヒレが手足に、エラの代わりに肺が発達して進化しました。両生類の頭は平べったいという特徴があるそうで、ほとんど噛まずに丸呑みにする習性と関係していると考えられるのだとか。

これは2億2千年程前の三畳紀に存在したメトポサウルスという両生類の頭部
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聞いたこともない生物ですが、たしかに頭が平べったいのがよく分かります。

この他にも現代のサンショウウオや蛙の頭部もありましたが、いずれも立体感の少ない頭部となっていました。


<哺乳類型爬虫類>
古生代石炭紀から中生代白亜紀(3億年~1億年程前)にかけて化石が残っている「哺乳類型爬虫類」は哺乳類の先祖らしく、肉食も草食も雑食も存在したそうです。その特徴は目の後ろのこめかみの部分に1つだけ穴が空いていて、顎を動かす筋肉が付くスペースになっている点だそうで、これは人間にも共通する特徴なのだとか。しかし脳が小さく歯が何度も生え変わる点などは爬虫類的と言えるようです。

これは6600年程前(白亜紀)のシモスクスという絶滅した爬虫類のワニの一種
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植物を主食とするワニだったそうで水に入らず地上で暮らしていたのだとか。顔も短いしワニのイメージと全く違うような…。なお、この骨は日本初公開ということでこの展示でも一押しされていました。


<恐竜>
続いて、みんな大好き恐竜のコーナー。恐竜は爬虫類の仲間でもあり鳥類の祖先とも考えられています。最近では多くの恐竜が羽毛が生えていたことが明らかになってきている等、私の子供の頃に比べてイメージも変わりつつあります。

こちらは7000万年程前(白亜紀)のプロトケラトプスという恐竜。
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角のない角竜類で、トリケラトプスの祖先だそうです。くちばしみたいな口は鳥に似てるかも。後ろの襟飾りは仲間とのコミュニケーションに使われたと考えられているそうです。

こちらは1億5000万年程前(ジュラ紀)のステゴサウルス。
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意外と小さくて驚き。頭だけ観ると鳥っぽい感じも受けます。

近くにはジュラシックパークで有名になったヴェロキラプトルの頭部などもありました。

これは9000万年程前(白亜紀)の頃の地層から見つかった琥珀。
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こんな大きな琥珀を観るのは初めてです。NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でも有名になった久慈市で取れた琥珀のようです。水に浸しているのは劣化防止の為とのこと。


<鳥類>
鳥類はジュラ紀(約1億5000万年前)の始祖鳥から始まったとされてきましたが、最近の研究ではそれより古い約1億6000万年前にもほとんど同じ特徴の生物がいたのが分かっているようです。白亜紀には既に現在と同じくらい多様化していたのだとか。

これは1万年程前のニュージーランドのモア
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ダチョウの一種で、飛べなくなるという進化を遂げましたが、人間によって住む所を奪われる等して絶滅してしまいました。


<哺乳類>
哺乳類は意外と歴史が古く、最古の恐竜やワニが現れた三畳紀の終わり(2億2000万年前頃)に出現しました。当時はハツカネズミくらいの小さな生き物でだったそうで、特徴としては体毛で覆われていること、母乳で子供を育てること、歯が1度だけ生え変わること、脳が大きいこと、耳の構造が複雑なことなどがあげられるそうです。恐竜の絶滅によって、急速に多様化・大型化の進化を遂げました。

これは現代のコアラ。
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可愛さのかけらも残っていないw

これは現代のインドネシアに住むバビルサというイノシシの一種の雄。
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この変わった牙は、曲がった牙を持つ雄ほどモテるという傾向から進化したと考えられるようです。もはや武器になってないし頭に突き刺さりそうw

こちらは現代のカピバラ
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カピバラはげっ歯類らしい顔をしているのが骨だけになっても分かるのが面白い

こちらは2万年程前のサーベルタイガー
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何と言っても2本の牙が特徴的で、一目で分かります。この展示の中でも最もカッコイイ


<大型哺乳類>
最後は大型の哺乳類の骨が並ぶコーナー。象やイルカなどの骨がありました。

こちらは現代のエゾシカの雄。
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角は喧嘩の道具であり雌を集める仕掛けでもあるそうです。非常に立派ですが、繁殖期が終わると抜け落ちることもあるというのが驚き。

こちらは現代のアフリカのシロサイ。
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角は毛と同じタンパク質でできているので骨としては残らないのだとか。角のあった場所はザラザラした感じになっています。

こちらは現代のアフリカゾウ
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遠くからでも一目でわかる形です。頭蓋骨もかなり大きくて重そう。

他にもキリンやアジア象などもありました。

最後にこちらは30万年ほど前の北京原人の頭部。
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原人だけあって頭が小さめ。他にもネアンデルタール人やオラウータンなどもあり、比較して観ることができました。


ということで、思いがけない展示でしたが興味深く面白い内容となっていました。既に終了してしまいましたが、昨年の夏も同様の展示があったらしいので今後の夏も似た企画が行われるかどうか、チェックしてみるのも良いかもしれません。


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雲母 Kira 平山郁夫とシルクロードのガラス 【平山郁夫シルクロード美術館】 (山梨 北杜編)

前回に引き続き、平山郁夫シルクロード美術館についてです。今回は特別展として開催されていた『雲母 Kira 平山郁夫とシルクロードのガラス』についてです。この記事を書いている時点で最終日になってしまいましたが、この展示も撮影できたので写真を使ってご紹介しておこうと思います。

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【展覧名】
 夏期 特別企画展 『雲母 Kira 平山郁夫とシルクロードのガラス』 

【公式サイト】
 http://www.silkroad-museum.jp/exhibition#ex03

【会場】平山郁夫シルクロード美術館
【最寄】甲斐小泉駅(山梨県)

【会期】2017年7月22日(土)~9月18日(月・祝)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
結構お客さんはいましたが、快適に鑑賞することができました。

さて、この展示は前々回ご紹介した小展示と共に開催されていたもので、シルクロードのガラスの起源と発展についての内容となっています。あまり調べずに行ったので、小さいものも合わせると250点もの作品がある展示だと知って驚きました。もちろん点数だけでなく優品美品の多い充実の内容となっていましたので、展覧会構成に沿って3つの章に分けてご紹介していこうと思います。

<1章 ガラスのはじまり>
まずはガラスの起源の頃のコーナーです。ガラスがいつ何処で発明されたのかが明らかになったのは割と最近のことだそうで、以前はエジプトや東地中海が起源と考えられていたようです。しかし70年ほど前にイラクでアメリカの調査隊がガラスの円筒印章やガラスの塊を発見し、最も古いガラスは4300年前のメソポタミアであることが判明しました。ここにはそうした時代からの古い技法で作られた品々が並んでいました。

前16~13世紀頃の北メソポタミアの首飾り
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青く線状の模様がついていて、既に加工技術が装飾品を作るまでになっているのがよく分かります。

前14~13世紀頃のミュケナイの鋳造ビーズ。
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ミュケナイはギリシャのミケーネのこと。細かい文様の金の飾りと共にビーズが使われています。こちらも既に中を空洞にできるだけの技術と美しさに驚き。


前4~3世紀頃の東地中海地域の「両耳付瓶と金製台」
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装身具だけでなく身の回りの品にもガラスが使われました。今はあまり透明感が無いように思えますが、装飾性が見事。

ちなみに古代のガラスはほとんどがこんな感じで風化しているようです。表面が白くなったり虹色に輝く皮膜のようになっているのを「銀化」と呼ぶそうで、長い間土の中にあると化学変化をおこしてこうした感じになるようです。しかし別の風合いが生まれるのでそれはそれで美しい。

前1世紀頃の東地中海地域の碗
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日本の茶器のような侘び寂びを感じるのは風化した為かも。こうしたガラス器は鋳型を使った製法で作られていたようです。

前1世紀頃の東地中海地域のリブ装飾碗
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この時代のガラス器が好みのツボかもw 色だけでなく周囲のひだの形も面白いのですが、この形は「熱垂下法」という特殊な成形が行われたようで、上下逆さにしたお椀状の型に、予め刻んだ模様(日章旗の太陽みたいな形)を乗せ、再び溶かして流れ落とすという方法で作ったそうです。 古代の人たちの知恵は凄い…。

前1世紀頃の東地中海地域のミルフィオリ(千華文)皿
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表面に無数に華の模様が付いた皿。こちらはミルフィオリガラスと呼ばれるもので、モザイクの切片を鋳型に敷き詰めて熔着しているようです。華やかな宴会で使われたのかな?

前1世紀頃のエジプトや東地中海の小さいガラス
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モザイクガラスやとんぼ玉、ペンダントなど。鳥の形や神々の頭など、ユーモラスな感じが面白い。


<2章 ガラスのひろがり>
前1世紀頃、東地中海地域で吹きガラスの技法が生まれ、これまでの鋳造ガラスやコアガラスと異なり格段に早く大量に生産できるようになったそうです。その為、ごく一部の人の贅沢品だったのが一般の人々の日用品へとなっていきました。また、ガラスの色の技術も発展し、徐々に透明になり紀元1世紀には窓ガラスも作られるようになったそうです。 こした技術はローマ帝国全土に広まり、やがてササン朝ペルシアやイスラーム王朝に受け継がれ、シルクロードを経て中国や日本にももたらされたそうです。ここにはそうした技術の広がりの時代の品々が並んでいました。

紀元1~2世紀頃の東地中海地域の吹きガラス。
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これまでのガラスと違って無色透明にかなり近づいています。消色剤としてアンチモンやマンガンを加え鉄分等の発色を抑え、温度を調節することでこうした透明度を実現しているのだとか。ローマの科学技術には毎度驚かされます。

日用品である水差しもこんな感じで沢山あります。
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紀元前後のローマの著述家によるとガラスの杯は銅貨1枚で買えるとのことなので、以前に比べて一気に値段が下がって日常に溶け込んでいったのが伝わります。

この他にもリュトンや首飾りなど様々な品が並んでいました。吹きガラスによって表現力も増して装飾に関してもさらに多様化したようです。

こちらは別の部屋で展示してあった大英博物館所蔵の「ゴールドサンドイッチガラス碗」の再現模型
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オリジナルは前3~2世紀頃に作られたとされているようですが、非常に高い技術で作られていて海外では再現の研究も行われてこなかったそうです。金箔の装飾は日本の敷金と同じような技術のようで、そうした点などもあって2013年に日本の研究者によって再現されました。 現代でも簡単に再現できないほどの技術が2000年前にあったというのは驚異的です。


<3章 ガラス 西へ東へ>
最後はガラスが交易などで広まっていったことを示すコーナーです。ガラスは安価な原料で出来ますが、洗練された器や装身具は交易品として好まれたそうで、ヨーロッパでは毛皮や琥珀、東南アジアではスパイス、中国では絹 など様々な品と交換されたようです。そうしてガラス製造も各地で行われるようになりましたが、同じ技法でも原材料の僅かな差や好みの違いでそれぞれの地域の特質が生まれたそうです。

こちらは7~8世紀頃のイランの「短形切子碗」
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透明度が高く薄手で、カットまで入っている碗。ここまで来ると現代にも通じるような出来栄えになっているように思えます。

こちらは7~8世紀頃のシリア~エジプトの「羽状文小壺」
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マーブルのような模様が緻密で美しい小壷。

12世紀頃のイランの三脚付浅鉢
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既に技術が育ちきっていたのか、8世紀頃とあまり変わらない気がしますが透明度が高く面白い形。

14世紀頃のシリア~エジプトの「エナメル彩装飾瓶」
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シリア~エジプトの辺りはこうした装飾が好みなのかも。

9~10世紀頃のシリアの腕輪
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イスラーム化する前は単色無文のシンプルなものが多かったようですが、9世紀頃からガラス棒をひねって様々な色を巻きつけるタイプが作られるようになったそうです。イスラームの人たちの好みに合ったのかな?


ということで様々なガラスを見ることができました。作品同様に解説も充実していたので、もっとじっくり見たかったですが日帰りで電車の時間もあったのでやや駆け足気味になってしまいましたw この展示はもう終わってしまいますが、今後も面白そうな展示のラインナップとなっているようなので、この美術館に行く際には事前に調べていくことをお勧めします。



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【平山郁夫シルクロード美術館】の案内 2017年08月 (山梨 北杜編)

前回に引き続き平山郁夫シルクロード美術館についてです。今日は常設されている仏像と平山郁夫の作品をご紹介しようと思います。常設も撮影してきましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。

 ※ここの常設はルールさえ守れば写真が撮れます。
 ※当サイトからの転載は画像・文章ともに一切禁止させていただいております。

まずは外観。
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甲斐小泉駅の駅前にあります。しかし小海線というローカル線の駅なので、お昼頃は2時間に1本くらいしか電車が来ませんw 電車で行くよりは車で行くほうが良いかも。

こちらが入口。2階からも入れますが、1階のこちらでチケットを買います。
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ミュージアムショップもありました。

入口のすぐ近くにはシルクロードの国々から出土した仏像のコレクションが並んでいました。

仏陀像頭部(パキスタン北西部4~5世紀 ストゥッコ)
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日本の仏像とはちょっと趣が異なる感じのお顔立ち。解説によると仏像が等身大を超えて大きくなっていく初期の頃のもので、ガンダーラやアフガニスタン東部のハッダからの影響が見られるとのこと。また、おでこの辺りには恐らく貴石がはまっていたと思われるようです。

菩薩立像(パキスタン ガンダーラ 2~3世紀)
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こちらは菩薩ですが、首に下げた首飾りには対になったエロス(キューピッド)が彫られています。ギリシャと仏教が2世紀には既に出会っていたというのが面白いです。

仏陀坐像(パキスタン ガンダーラ 3~4世紀)
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精悍な雰囲気の顔に生身の人間っぽさを感じる仏像。よく見ると台座の両脇に獅子が彫られた坐像。坐法はヨガに由来しているのだとか。

弥勒菩薩交脚坐像(パキスタン ガンダーラ 2~3世紀)
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これもギリシャからの影響が見られる仏像。この髪型はアポロン神像やアフロディーテ女神像に見られるものなのだとか。

アフガニスタン カピサ 2~3世紀
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破損しているのが惜しいですが、非常に精巧な仏像が並んでいて驚き。

他にも素晴らしい仏像が並んでいました。そして、その後は前回ご紹介した展示と特別展が続き、最後に常設の平山郁夫の作品が展示されていました。

平山郁夫「小泉富士」
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詳細は分かりませんが、平山郁夫らしい青色をした空が印象的な1枚。

平山郁夫「流水間断無(奥入瀬渓流)」
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こちらは横長の絵のようで六曲の屏風。奥入瀬渓流の急な流れを描いたもので、緑、白、黒の色の取り合わせが非常に印象的でした。

この絵の近くには晩年に平山郁夫が使っていた画材道具が展示されていました。
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描きかけで未完に終わった「病室の窓辺の花」も掛かっています。

こちらのテーブルは平山郁夫がアトリエで使用していたもの。
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実際に椅子に座ることもできます。図録もあったのでそれを閲覧してきました。

続いて2階へ。2階にはこの美術館の目玉とも言える平山郁夫作品室があります。

こんな感じで大型作品が部屋をぐるっと囲む感じで並んでいて壮観です。
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いずれも得意のシルクロードを主題にしているのですが、大型だけあって臨場感があります。これは観に行った甲斐がありました。

平山郁夫「シルクロード行くキャラバン(らくだ隊-西・月-)」
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この部屋にあった作品で最も気に入ったのはこちら。月光の下、砂漠を歩く様子が神秘的で深い青が平山郁夫らしさを感じさせました。


ということで、仏像も平山郁夫の作品もクオリティの高いものばかりで非常に楽しむことができました。特にシルクロードの作品が並ぶ部屋はこの美術館に行くだけの価値があると思わせる光景となっていました。平山郁夫が好きな方はいずれ訪れてみるとよろしいかと思います。

次回はこの美術館で行われているた特別展についてご紹介しようと思います。




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道遥か展 【平山郁夫シルクロード美術館】 (山梨 北杜編)

8月最後の土曜日に、青春18切符を使って山梨県の北杜市へ美術館めぐりに行ってきました。今日から山梨北杜編としていくつかの展示をご紹介していこうと思います。美術館めぐりは最初に平山郁夫シルクロード美術館に行ってきました。この美術館は国民的画家である平山郁夫 氏の奥さんの平山美知子 氏によって設立された美術館で、多くの平山郁夫コレクションが所蔵されています。いくつか展示があったので、まずは最初に観た「道遥か展」からご紹介していきます。(この展示は公式サイトにも載っていないので期間が不明です)

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【展覧名】
 道遥か展 

【公式サイト】
 http://www.silkroad-museum.jp/exhibition#past

【会場】平山郁夫シルクロード美術館
【最寄】甲斐小泉駅(山梨県)

【会期】不明(2017年8月26日時点では開催されていました)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間20分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
お昼頃から観始めましたが、結構お客さんはいましたが快適に鑑賞することができました。

さて、この展示は小規模な展示で平山郁夫シルクロード美術館の常設の一角で開催されていました。中身としては平山郁夫の自伝画集「道遥か」を元にしたもので、平山郁夫の生い立ちを自身の絵で辿ることができるという一石二鳥の内容となっていました。館内では撮影することもできましたので、いくつか写真を使ってご紹介していこうと思います。


<第一章 プロローグ>
まず最初は平山郁夫と原爆についてです。結構有名な話ですが平山郁夫は被爆者の1人です。当時 私立修道中学校の3年で、広島の近くで勤労動員として働いているところで被爆したそうで、エノラ・ゲイも目撃していたようです。(それを描いた絵も展示されていました) 

「昭和二十年八月六日 原爆の茸雲」
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平山郁夫は原爆投下の落下傘を見て「変なものが落ちてくるぞ!」と言いながら小屋に入ったところ、閃光に包まれたそうです。3km程度離れたところにいたようですが、それから見たものは相当凄惨な光景だったようです。この後、原爆の後遺症にも悩まされることになります…。


<第二章 少年時代>
続いては少年時代のコーナーで、一章とは時系列が多少前後します。平山郁夫は広島県の生口島の出身で、父は早稲田大学出身、兄は島で初めての東大法学部の出身という非常に優秀な家だったそうです。ここには少年時代に過ごした島の絵などが並んでいます。

「瀬戸田町 祇園神社から家並みを見る」
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のんびりした瀬戸内海の街の風景。 子供の頃は優秀な兄と違ったとのことですが、絵が好きで小学2年生の時に図画大会で2等を取るなど早くも片鱗を見せていたようです。さらに泳ぎも得意で大会で全国でも何番目かというようなタイムを記録したのだとか。


<第三章 画家への道>
原爆を受けた後、平山郁夫は現在の竹原市に転校し、そこで祖母の兄で彫金家の清水南山の疎開先に下宿することになったそうです。清水南山は東京美術学校の彫金科の教授を長く務めていたほどの人物らしく、元々は日本画をやっていたのが菱田春草の才能に勝てないと思い彫金に転向したという経緯があるそうです。(相手が凄すぎるw) そこで大叔父の仕事の手伝いをしながら岡倉天心や菱田春草の話などを聞いていたそうですが、農作業をしたり歩いて学校に通えと言われたり、大叔父との生活は結構大変だったようです。そして、進路を決める際に「東京美術学校の日本画科を受けろ」と言われたそうです。平山郁夫は法学に行こうと考えて勉強していたようですが、それを見ていたはずの大叔父に「何故最初から美校に行けと言わなかったのか?」と問うと、「腕があっても頭がないと早く行き詰まる。だからまず高校に入れるくらいの学力をつけてもらいたかった」と答えたそうです。流石多くの芸術家を育てた教授の言葉は鋭い…。

「彫金の仕事をする清水南山」
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これが大叔父。ちょっと頑固そうだけど芸術家然とした雰囲気がエピソード通りの印象を受けます。

「東京美術学校(現 東京藝術大学)玄関」
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ここで安田靫彦と小林古径というビッグな2人のもとで「自由に描く」という方針の教えを受けたそうです。とは言え、絵の具の作り方もよくわからない状態での模索だったのだとかw (日本画は顔料をにかわに混ぜて使うので、結構調合が難しいそうです)

この後、結婚・出産といった人生の節目を超えて絵の上でも転機に差し掛かった頃、激しい疲労や眼の前が真っ暗になるという症状が出るようになったそうです。これは原爆被爆による白血球の減少が原因だったようで、その症状のため八甲田山への写生旅行などは歩いていくのもやっとという状態だったのだとか。

東京オリンピックの少し前の頃に、新聞で聖火がシルクロードを渡ってギリシャからやってくるという記事を見た平山郁夫は、玄奘三蔵法師をイメージしたそうで、玄奘三蔵法師の旅の苦難と自身が死ぬ思いをしたのを重ね、これは描けそうだと考えたそうです。また、これが最後になるという思いもあったそうで、緊張感を持ってシルクロードを題材にした作品に挑みました。

「仏教伝来(小下図)」
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「仏教伝来」というタイトルの作品だったそうで、院展に出品すると新聞にも取り上げられて、非常に喜んで何度も新聞を読み返したのだとか。29歳の頃の作品。


<第四章 シルクロードへ、そして世界へ>
その後の病気のことについては解説されていませんでしたが、80歳近くまで生きて様々な活動をしました。特に芸大の調査や文化財保護の「文化財赤十字」といった活動でシルクロードの国々に赴いて活動したことは評価されているようです(歴史認識の不正確さで批判もありますが…) 最後の章はそうしたシルクロードにまつわる作品が並んでいました。

「ビザンティン時代の洞窟修道院 バハティン教会 ベルシラマ村 カッパドキア トルコ」
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一気に時代が進んで61歳の作品。カッパドキアの洞窟を描いたもの。カッパドキアの浪漫溢れる感じが出ています。

「敦煌 莫高窟」
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こちらも61歳の作品。文化財保護活動の対象だったそうです。


ということで、小展示ながらも平山郁夫について詳しく知ることができて満足度の高い内容となっていました。いつまでやっているのか期間が分からないですが、平山郁夫について知りたい方はこの美術館に行けばこの展示でなくても分かるのではないかとは思います。 この後も様々な展示と常設で写真を撮ってきましたので、次回以降それらをご紹介していこうと思います。




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「六本木アートナイト2017」の予告

今年も短期間で終わってしまうアートイベントが開催されますので、事前にお知らせしておこうと思います。毎度記事を書く頃には終わってしまうので…w

【展覧名】
 六本木アートナイト2017

【公式サイト】
 http://www.roppongiartnight.com/2017/

【会場】
 六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、 21_21 DESIGN SIGHT、
 国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース

【最寄】
 千代田線乃木坂駅/日比谷線・大江戸線 六本木駅

【会期】
  2017年9月30日(土)10:00 ~ 10月01日(日)18:00
  コアタイム 9月30日(土)17:27【日没】 ~ 10月01日(日)5:36【日の出】

このイベントは六本木の街全体がが現代アートの展示場のようになる一種のお祭りで、街のあちこちにインスタレーションが置かれたり、パフォーマンスがあったりします(毎年内容は変わります) 今回は時期が今までと大きく異なり初めての秋開催となります。これまで3月や4月あたりで開催されてきましたが、寒かったり雨が降ったりと試練が多かったのが関係しているのかもw 特にコアタイムは夜中になるので3月開催の時は極寒でしたが9月末なら暖かいと思われます。
 
今回は「未来ノマツリ」というテーマで、メインプログラム・アーティストは蜷川実花 氏が務めるようで、公式サイトにはカラフルな屋台風の作品イメージが載っていました。蜷川実花 氏は映画「サクラン」や「ヘルター・スケルター」、AkBやEXILEのPV、最近は現美新幹線のデザインなども手がけていて、独特の色彩感覚が人気のアーティストです。知名度も高いだけに今回の六本木アートナイトは盛り上がりそうな予感がします(最近、だんだん地味で縮小傾向になっている感があるので期待したいw) まだ詳しい参加アーティストが発表されていないなど不明な点もありますが、私は間違いなく足を運ぶ予定です。まだ2週間ほど先の話ですが、関東以外からちょうど東京に遊びに来るという方は、この機会を狙って計画してみるというのも面白いかもしれません。
ちなみに、全部の会場を見ようとすると結構体力を使いますので、その点はご留意ください。

 参考記事:
  「六本木アートナイト2012」と「アートフェア東京2012」の予告
  「六本木アートナイト2013」と「アートフェア東京2012」の予告
  「六本木アートナイト2014」の予告

 「写真で旅する世界遺産」と「六本木アートナイト」と桜装飾 (2009年)
  六本木アートナイト2010 (前編)
  六本木アートナイト2010 (後編)
  六本木アートナイト2012 (前編)
  六本木アートナイト2012 (後編)
  六本木アートナイト2013 (前編)
  六本木アートナイト2013 (後編)
  六本木アートナイト2014 (前編)
  六本木アートナイト2014 (後編)
   ※2011年は東日本大震災で中止。2015、2016年はブログ休止中


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月の風 (練馬区立美術館付近のお店)【中村橋界隈のお店】

前回ご紹介した練馬区立美術館の展示を観た後、目の前にある「サンライフ練馬」という建物の2Fにある「月の風」というお店でお茶をしてきました。

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【店名】
 月の風 

【ジャンル】
 レストラン・カフェ

【公式サイト】
 http://sunlifenerima.sakura.ne.jp/res.html
 食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13155721/
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
 中村橋駅 

【近くの美術館】
 練馬区立美術館



【この日にかかった1人の費用】
 900円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_3_④_5_快適

【混み具合・混雑状況(日曜日15時半頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
私が行った時は他のお客さんはいなかったのですが、帰る頃には沢山のお客さんで賑わっていました。ここは時間帯によってレストランとカフェの両面があるようで、私はカフェのみの時間帯に行きました。

このサンライフ練馬の2階には以前は「どんぐりの木」というお店があったのですが、2013年からはこのお店に変わったようです。どんぐりの木もすぐ近くに移転したようで2017年9月現在も営業しているようです。
 参考記事:Natural Restaurant どんぐりの木 コメルサンツ (中村橋界隈のお店)

とりあえず店内はこんな感じ。
DSC07493.jpg
素朴な感じですが、広々しています。窓際には1人で座れるカウンターもあります。

カフェメニューで甘いものはあんみつ各種だったので、クリームあんみつにしました。(680円)
DSC07496.jpg
これが予想以上に美味しくかったです。蜜が甘すぎずに上品で、フルーツの酸味と相まって爽やかな感じすらしました。

飲み物はアイスコーヒーにしました。(340円。あんみつと一緒に頼んだら-100円してくれました)
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こちらも美味しいコーヒーでした。飛び抜けている訳ではないですが、コクと苦味がちょうど良く、ちょっとまろやかな感じです。


ということで、予想以上に美味しいお店で 美術館で買った図録を読んだりしながらゆっくり過ごすことができました。練馬区美術館の中にもカフェがありますが、のんびりするならこちらの方が居心地が良いかも?? 練馬区美術館に行く機会があったら目の前なので、立ち寄ってみるのも良いかと思います。

おまけ:
このお店の前は美術の森緑地という公園になっていて、様々な動物の置物があります。
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こちらは猫。
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2匹が頬を寄せているようで可愛い。

公園の真ん中あたりにある象。
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割と大きくて、登ろうとしていた子供が諦めていましたw

公園の入口のあたりにある馬。
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頭の部分が植物で表現されていました。

他にも沢山の動物像がありますので、行く機会があったら探してみてください。



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藤島武二展 【練馬区立美術館】

この前の日曜日に、練馬区立美術館で「練馬区独立70周年記念展 生誕150年記念 藤島武二展」を観てきました。

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【展覧名】
 練馬区独立70周年記念展 生誕150年記念 藤島武二展 

【公式サイト】
 https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201706041496581300

【会場】練馬区立美術館
【最寄】中村橋駅

【会期】2017/07/23(日)~ 09/18(月)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間30分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解<>


【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
割とお客さんがいましたが、混んでいるわけではなく快適に鑑賞することができました。

さて、この展示は日本の洋画界の重鎮の1人である藤島武二について修行時代から晩年まで網羅的に紹介する内容です。藤島武二は有名な割にあまり個展が開催されない印象なので、この展示は楽しみにしていました。メモは特に取ってきませんでしたが、章・節 合わせて7つのコーナーに分かれていましたので、簡単にそれぞれについてご紹介しておこうと思います。
 参考記事:藤島武二・岡田三郎助展 ~女性美の競演~ (そごう美術館)


<1-1.修行>
まずは修行時代のコーナーで、先祖や絵を学んだ先生たちの作品と初期作品が並んでいます。
母方の先祖で狩野派の絵師 蓑田常僖、最初に絵を学んだ四条派の日本画家 平山東岳、2度めの上京の際に学んだ川端玉章、洋画に転向した際にデッサンを学んだ曽山幸彦、(展示品は無いですが他にも中丸精十郎、松岡壽を経て、)モデルを重視した山本芳翠、白馬会と東京美術学校の西洋画科の中心人物である黒田清輝 といった先生たちの作品が並びます。

ここにある藤島自身の初期の洋画作品を観ていると、山本芳翠の師である五姓田芳柳に近いものを感じるかな。写実的で伝統的な西洋画を日本を題材に描いてる感じです。また、ここには東京藝術大学所蔵の「湖畔納涼」もありましたが、これは黒田清輝からの影響が色濃いのが分かります。教えを受けると画風も変わっていくのがよく出てますw


<1-2.飛躍>
東京芸術大学の助教授という地位を得るなど順調なスタートを切った藤島は、白馬会で「明治浪漫主義」と呼ばれる作風を示すと共に、アール・ヌーヴォー風の挿絵を手がけていたそうです。ここにはそうした作品が並んでいます。

このコーナーの洋画については今回のポスターにもなっている「婦人と朝顔」もあったのですが、私が好みなのは「夢想」で、これはオディロン・ルドンにも通じる象徴主義的な雰囲気のある作品です。目をつぶった女性を描くと神秘的に見えるから面白いw

他に、沢山の本があり有名なところでは与謝野晶子の「みだれ髪」や与謝野鉄幹の「鉄幹子」などもありました。これらの装丁を手がけていたようですが、ハッキリ言って藤島の装丁は微妙ですw 明らかにミュシャを意識した作品なんかもありましたが、どれもイマイチ垢抜けない! ちょっとこの辺は私の好みではありませんでした。


<2-1.留学>
藤島は文部省から命じられて、フランスとイタリアに合わせて4年留学したらしく、そこでまた新しい師を得て学んでいます。フランスではグランド・ショミエールという自由度の高い私塾に通った後、エコール・デ・ボザールに入学しフェルナン・コルモンに学びます(カバネルの弟子)。その後、コルモンからの紹介でイタリアではアカデミー・ド・フランスの学長であったエミール=オーギュスト・カロリュス=デュランに学んだようです。フランスではベル・エポック時代の雰囲気を味わい、イタリアではルネサンス期の研究をするなど非常に恵まれた環境のように思えますが、イタリアで盗難にあってフランス滞在時の作品は極わずかしか残っていないのだとか…。

このコーナーはさらに画風がよく変わっているように思えます。ザラザラした質感を残した「幸ある朝」という窓辺で手紙を読む女性を描いた作品もあれば割とスッキリした雰囲気の女性像など、表現が異なるものがあります。また、風景画も大胆なタッチで描かれたものがあり、以前のような滑らかで清廉な印象とはだいぶ違う感じがしました。 ちなみに、ここにあったコルモンとデュランの作品はいずれも見事で、私の中ではこの章で最も見どころと言えそうな作品でした。


<2-2.模索>
留学から帰国すると、東京美術学校の教授となった藤島ですが文展では仲間たちに比べてパッとしなかったようです(何となく分かる気がします…) そこで色々と意欲的に取り組みフレスコ画を思わせる作品なども作っていたようです。そんな藤島でしたが、朝鮮へ30日の出張を命ぜられると大きな転機となったそうで、新しい異国の風を吹き込むことになっていきます。

ここには「静」という港湾に掛かる虹を描いた作品があったのですが、それがフレスコ画のような風合いの画面となっていました。これは結構面白いかな。他にはフォーヴィスム(特にマティス)を思わせる作品などもあり相変わらず画風が一定しない感じがします。中には「匂い」や「裸婦」のような傑作もあるのに何だか才能が勿体無い気がします。


<2-3.転換>
ここまで観て来ると藤島の画風とは何なのか?という疑問だらけになってきますが、朝鮮に行ったことでついに大傑作が生まれます。それが「東洋振り」で、中国風の服を着た女性が真横を向いた作品です。これの面白いところは「プロフィール」というルネサンス期に流行った横向きの人物像と、東洋然とした女性の組み合わせで、東洋と西洋が混じり合ったような感じに仕上がっています。これは今回の展覧会の一番の見所だと思います。

しかし、やっぱり軸がぶれているのか様々な表現の女性像が並んでいますw 唐三彩の絵みたいな画風もあればルネサンス期の模写もあったりとまだ模索している感じも受けました。


<3-1.追求>
藤島は岡田三郎助と共に昭和天皇即位を祝う絵の依頼を受けて、日の出の絵を描こうと考えます。そして全国あちこちで日の出を観ては描くのを繰り返し、藤島の代名詞的な日の出の作品(特に海景)を数多く残しました。また、その際に台湾にも訪れたらしく台湾を描いた作品もありました。

ここは日の出の作品が多く並び、それぞれ画風は変われども色彩感覚が共通する感じかな。天皇への献上に相応しい神々しい雰囲気を求めてたのかと思いますが、どこか懐かしい感じも受けます。似た作品もありますが、ここは傑作が多いと思います。


<3-2.到達>
最後は晩年のコーナーです。横山大観、竹内栖鳳、岡田三郎助と共に第一回文化勲章を受賞するなど大きな名誉も手に入れた頃、満州へ美術展の審査へ向かった際に砂漠の日の出の美しさに出会い、長年の念願だった御学問所に収める作品(「旭日照六合」 展覧会には出品されていません)を完成させました。また、この頃でも新しい画風に挑戦していたようで、そうした作品も並んでいました。

ここも日の出の作品が多く、特に「蒙古の日の出」という砂漠を行くラクダの一行を描いた作品が心に残りました。やはり藤島らしさとは日の出の色彩感覚なのかも?? また、中国人が日本の畑が山の頂上まで続いていることを読んだ詩に触発されて描いた「耕到天」という作品は、平坦な色面が並ぶちょっとナビ派を思わせるような大胆な画風となっていました。晩年まで研究を重ねてた様子が伺えました。


ということで、様々な作風の作品を観ることができました。逆にこれだけ作風が変わると海景以外は藤島らしさって何だろう?と思えて来ましたが、所々に傑作もあったので満足です。もうすぐ会期末となりますので、気になる方はお早めにどうぞ。




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西武ドームの写真

前回の西武園ゆうえんちに引き続き 美術とは関係無い感じの記事ですが、関東の観光ということで西武ドーム(2017年はメットライフドームという名前になっています)で撮ってきた写真をご紹介しようと思います。

 公式サイト:https://www.seibulions.jp/stadium/


ここに行くには車か電車というのが一般的なので、私は電車で行きました。この日はライオンズ対ファイターズで、私はどちらのファンという訳でもないのですが、家族がタダ券を貰ったので観に行きました。野球自体は毎年1~2回球場に行っていますが、西武ドームは西武黄金期だった幼少以来でした。あの頃は西武ファンだったw

デーゲームで14時からなのに1時間半以上前には既に多くの人で賑わっていました(遊園地に行く前の11時頃にも一旦寄ったのですが、その時も既に混んでいました。)

みんなそんなに早く着いて何しているんだろ?と思ったら、こんな無料体験コーナーがありました。
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いつも無料でやっているのか分かりませんが、顔にペイントを入れてくれるサービスらしく、ツイッター投稿を呼びかけていました。

球場の前には沢山の屋台が出ていました。
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私は富士宮焼きそばと銀だこにしましたが、結構混んで10分くらい並びました。銀だこは球場内にもあったしw なお、コンサートでここに来たことがある友人はこの屋台群の存在を知らなかったので、コンサート時は屋台が無いのかもしれません。

この辺には暇をつぶすところは何も無いので、1時間前に入場することにしました。
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1時間前でこの混みよう。特に指定ではない外野はあっという間に人が集まっていたようです。

やってきました猫屋敷 西武ドーム! 私は1塁側の外野よりの席でした。タダで貰った券なのでこんなもんかなw
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この日は秋風が吹いていて割と快適でしたが、普段、夏場は非常に蒸し暑いようです。5時くらいには3塁側に西日が直に差し込んでいたし、ドームの意味が薄いような気がしますw

この日はこんなメンバーでした。(2017/9/9)
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早めに行くと選手が練習しているのを観たりできるのは楽しいかも。

勿論、始球式もやっていました。いつも会社帰りのナイターなので観るのは初めて。
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この日呼ばれていたのはアニメ「ダイヤのA」の男性声優3人でした。アニメに疎いので名前を覚えていませんが、3人でスピード対決をしていて1人(確か主人公役だったかな?)は110km、もう1人も90km、あと1人はコース外れとワンバウンドで計測不能という結果でした。110kmには歓声があがってましたw

オープニングに軽いショーのようなものがありました。
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西武ファンはこのお姉さんたちが持っている旗を振って応援するのが定番らしく、チャンスになるとみんなで旗を振っていました。

試合中はあまり写真を撮ってなかったのですが、大谷を撮ってくれと頼まれて大谷だけは撮りました。
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1塁側からは背中しか写っていませんがw しかもこの日の大谷は特に目立った活躍もなかったw 

試合は見どころが少なく、たまに得点圏内に入っても自滅みたいなのを両軍繰り返していました。結局、ファイターズのレアードのソロホームランのみしか点が入りませんでした(そのホームランもフライみたいにふわふわしてたしw)

ラッキーセブンは風船を飛ばすようで、席まで風船を売りにきました。
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いつも東京ドームで巨人戦しか観ていないので、各球場で応援方法が違うのは目新しかったです。



ということで、以前来たのはドームでは無かった頃なので実質初めてみたいな感じでした。満員に近いファンも熱いし応援方法も色々あって、試合と共に雰囲気を楽しむことができました。欲を言えばもうちょっと点の取り合いが観たかったw 次の日は乱打戦だったらしいので、1日遅く行けば良かった…w

これで西武編は終わりです。明日からまた美術関連の記事に戻ります。





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西武園ゆうえんちの写真

今日は美術とは関係ないですが、関東の観光関連ということで「西武園ゆうえんち」で撮ってきた写真をご紹介しようと思います。2017/9/9に西武ドームへ野球を観に行くついでに寄ってみたのですが、たまたま世間に注目されたイベントに遭遇しました。

公式サイト:http://www.seibuen-yuuenchi.jp/

こちらが入口。西武園遊園地駅からやや長めの階段を抜けるとたどり着きます。階段がキツイので、車椅子やベビーカーの人が電車で行くなら遊園地西駅のほうが良いそうです。
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入場だけの券を買ったのですが1000円でした。入口あたりで同じバッグを持った集団がいて、何だろ?と思ったのですが、後で帰るまでに謎が解けました。特に園内も混んでいる所は無く、乗り物もスイスイ乗れます。

園内のマップが見当たらなかったので、とりあえず観覧車から園内を眺めることにしました。
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高さ62mで1周15分くらいの観覧車です。フリーパスを買わなかったので1人600円とちょっと高め。

2つ並ぶ列があって、通常のゴンドラの他に透明のゴンドラというのがあるようでした。
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透明って床のことか!w これは2台しかないらしく7分半に1台のペースと中々来ないので通常のにしました。

登っていく途中の風景。何やら階段らしき辺りに大勢の人が集まっています。
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後で分かったのですが、これはSMAPのファンの集まりだったそうで、SMAPは26年前の9/9にこの西武園ゆうえんちでデビューしたことでファンの聖地となっているそうです。2017/9/9は稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人がジャニーズを退社するということで熱心なファンが集まってイベントを行っていたようでした。

もう少し登ったところ。カラフルな帽子のように見えたので遠足の小学生かな?なんて話していましたがw
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この時点ではぐちゃぐちゃっとしてますが、もう少し後に人文字で「SMAP」と描いたそうです(後でニュースでやっていました) もうちょっと遅く観覧車に乗っていればレアな光景が観られたのにーw

観覧車の上の方になると、多摩湖が見えます。
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塔みたいなのはジャイロタワーという回転しながら昇り降りする展望台で、その後ろには西武ドームが見えます。

南側の下のほうにはクラシックカーというカートのコースがありました。
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このレールに乗るカートらしく1台走っているのが見えましたが、点検中ということでした。この日は点検中のアトラクションだらけで結局私が乗ったのは観覧車だけでしたw ちょっとアトラクション少なくないか??

南の方角の眺め。
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ここには写っていませんが、南西方面には新宿やスカイツリー等も観ることができました。こんなに快晴なのはこの夏ほとんど無かったのでラッキー。

アトラクションがショボいと思ったら、プールはかなり気合が入っている遊園地のようです。この日は延長開催していましたが、空いていて羨ましい限り。
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流れるプールは休止っぽかったけど、スライダーや浜辺みたいなプールなど楽しそうです。

プールの奥には大人たちの遊園地(競輪場)が見えます。
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競輪のことは分からないですが、この日は開催していないようでした。

15分の旅で大体園内の様子がわかったので、近くにあったアトラクションへ。

恐らく稼働している中で最もスリルがありそうだったのがこのウェーブスウィンガー 400円也。
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私は回転系は酔うので止めましたw 連れは絶対大丈夫と言っていましたが、回転だけでなくアップダウンがあってちょっと酔ったようですw しかしスリルと風を感じるのはジェットコースター並のようです。

この日は日差しがかなり強かったので、日陰を求めて休憩所に向かう途中、懐かしいものを発見。
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この遊園地はノリとしては昔のデパートの屋上のパワーアップバージョンと考えた方が良いかもw 子供の頃を思い出します。

輪投げとかくじ引きの屋台みたいなのもありました。
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この辺にあったツリーハウスの影で一休み。もうちょっとベンチと木陰があると嬉しいんですがw

結局、暑さが凄かったのと乗りたいアトラクションがそれほど無かったので、遊園地西駅に出て西武ドームに向かうことにしました。

先程多くの人が集まっていたのがこの辺。メルヘンタウンというサンリオのキャラクターのエリア。
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このエリアにはハローキティのデザインの子供向けアトラクションがいくつかあり、園内で最も活気がありました。私は寄りませんでしたが近くに屋台やカフェ的なものもあるので、西武園ゆうえんちは家族連れがターゲットなのかな。

SMAPのファンがまだ結構いて、取材を受けていました。
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夜にニュースを観たらここでのインタビューが放送されていました。ちなみにこの日は園内でずっとSMAPの曲が流れていました。

先程の観覧車から見えていた謎の階段。
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絆の階段というそうですが、何のためにあるのか不明w

この辺にはハローキティの汽車も走っています。
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小さな子供には楽しい遊園地かも。メリー・ゴー・ラウンドとか定番のもありました。

さらに北西方向に歩くと遊園地西駅に着きます。
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駅前にはまたもやパンダの乗り物があり、整然と並んだシュールな光景が広がっていましたw

こちらが駅。レオライナー(山口線)という西武園遊園地駅、遊園地西駅、西武球場前駅の3つしかない路線です。
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10分に1本くらいのペースで電車が来ます。

こちらがレオライナー。
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線路ではなくタイヤで道路を走る感じ。大宮の埼玉新都市交通に似ています。


ということで、初めて行きましたがプールに力を入れている遊園地のような印象を受けました。子供向けのマイルドなアトラクションはそれなりにあるので、小さな子どもを連れで行くのには良いのかな。富士急みたいに絶叫マシンとかを求めていくとそういうのはありませんw 西武ドームからすぐなので、野球観戦のついでに行くのも良いかと思います。



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【東京国立近代美術館】の案内 (2017年09月)

前回ご紹介した東京国立近代美術館の展示を観た後、本館所蔵品ギャラリーで常設作品も観てきました。ここの常設は期間が設けられているので、まずは概要についてです。

【展覧名】
 所蔵作品展 MOMAT コレクション

【公式サイト】
 http://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20170719/

【会場】
  東京国立近代美術館 本館所蔵品ギャラリー

【最寄】
  東京メトロ東西線 竹橋駅

【会期】2017年05月27日~11月05日(月)
  ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【感想】
割と多くの人で賑わっていましたが、自分のペースで観ることが出来ました。今回も撮影してきましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。(作者が存命などつい最近の作品は除外してます) 
 ※ここの常設はルールさえ守れば写真が撮れますが、撮影禁止の作品もあります。
 ※当サイトからの転載は画像・文章ともに一切禁止させていただいております。


参考記事:
 東京国立近代美術館の案内 (2014年01月)
 東京国立近代美術館の案内 (2013年09月)
 東京国立近代美術館の案内 (2013年03月)
 東京国立近代美術館の案内 (2012年02月)
 東京国立近代美術館の案内 (2011年12月)
 東京国立近代美術館の案内 (2011年06月)
 東京国立近代美術館の案内 (2010年12月)
 東京国立近代美術館の案内 (2010年09月)
 東京国立近代美術館の案内 (2010年05月)
 東京国立近代美術館の案内 (2010年04月)
 東京国立近代美術館の案内 (2010年02月)
 東京国立近代美術館の案内 (2009年12月)

川端龍子 「草炎」
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蒔絵を屏風にしたような黒地に金の作品。金を塗り重ねているので立体感や動きも感じられました。これは今期の常設の見どころと言えそうです。

山下菊二 「あけぼの村物語」
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妖怪の絵みたいに見えますが、実際に山梨で起きた圧政に対する地主への襲撃事件を暗示しているそうです。首をつったり川に倒れていたり不穏な感じがするのに、どこかコミカルな雰囲気があるようい思いました。

松本竣介 「黒い花」
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タイトルは黒い花ですが、全体的に青が印象的な作品。繊細な線描も非常に好み。

橋本雅邦 「牧童」
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シンプルながらも情感漂う作品。のんびりしていて理想郷のような雰囲気もあります。

黒田清輝 「落ち葉」
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パリ近郊のグレーで描いた作品。日本洋画の重鎮も印象派のような画風を吸収していたのがよく分かります。

川端龍子 「パラオ島スケッチ ガラルド ウリマン村 アバイ」
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これは今村紫紅と川端龍子が共にインドへスケッチ旅行へ行った時に描いたものです。少ない描写で現地の様子がよく伝わってくるのが流石です。この他にもいくつかスケッチがありました。

ポール・セザンヌ 「大きな花束」
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最近加わったコレクション。セザンヌらしいタッチで華やかなモチーフを描いているので人気作になりそう。

パウル・クレー 「破壊された村」
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これも最近加わったコレクション。第一次世界大戦直後のバウハウスに着任した年に描かれたそうで、どことなく暗い印象を受けるのもそのせいかも。

マックス・エルンスト 「つかの間の静寂」
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シュールながらも不穏な印象を受ける作品。心象風景だと思うのですが、この色使いが個性的です。

ジャクソン・ポロック 「無題(多角形のある頭部)」
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ジャクソン・ポロックの代名詞でもあるポーリングを始める前に描いていた作風の作品。ピカソに影響を受けた人物像と思われるようですが、目や歪んでいる唇が怖いw

藤田嗣治 「武漢進撃」
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帰国して戦争画を描いていた頃のフジタ。この頃は濃厚な感じの作品が多いですが、意外とスッキリした印象。煙は戦闘の後だと思うけどあまり陰鬱な感じは受けなかったかな。

ナターリア・ゴンチャローヴァ 「スペイン女」
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ディアギレフのバレエ・リュスの舞台美術も手掛けたロシアの前衛画家。ディアギレフと共にスペインを訪れた時に描いたそうで、平面的でありながらキュビスム的な感じも受けて面白い作品です。

国吉康雄 「寡婦」
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寂しげな雰囲気の顔がタイトル通りの物語を感じさせます。ガランとした風景も心象のような感じ。

国吉康雄 「イーグルズ・レスト」
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こちらは1941年頃に描かれたものなので、日本とアメリカの間で苦しんでいた頃じゃないかな。廃墟のような風景が暗い時代を感じさせます。
今回は国吉康雄が豊富で楽しめました。

山本丘人 「廣小路夕景」
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余白が多く静かな画面のためか、ぽつんと立つ人が寂しげな印象を受けました。円タクらしき車が昭和初期っぽい感じ。

山本丘人 「北濤」
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こちらは1955年頃なので、前述の作品からだいぶ経った頃の作品。強い輪郭線が岩の硬さを表現しているように思います。波の厳しさが伝わります。

岸田劉生 「四季の花果図」
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右から四季の野菜と果物が並んでいる作品。洋画ほど知られていないかもしれませんが、岸田劉生は日本画も手がけていました。

岩崎巴人 「乳糜奉献(にゅうびほうけん)」
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ふりがなが無ければタイトルを読めませんでしたw 糜はドロドロしたものという意味らしく、釈迦が悟りを得た後にスジャータから貰った乳粥のことのようです。力強い輪郭と色彩で非常に目を引く作品でした。


ということで、今回も豊富なコレクションを楽しむことができました。ゆっくり観ていたら工芸館に行く時間が無くなってしまって、今回は本館のみになってしまいました。この美術館へ行く際は時間に余裕を持って、特別展・常設展・工芸館の3つを楽しむとお得だと思います。(特別展のチケットで全部観られます)


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Author:21世紀のxxx者
 
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

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