Archive | 2018年12月
今年も残す所あと1日となりましたので、毎年恒例の年間の展覧会の振り返りで終わりにしようと思います。今年も恐らく150~200くらいの展示を観てきましたが、特に気に入った展示をベスト10をご紹介しようと思います。
参考記事:
2017年の振り返り
2016年はブログ休止中
2015年はブログ休止中
2014年の振り返り
2013年の振り返り
2012年の振り返り
2011年の振り返り
2010年の振り返り
2009年の振り返り
今年もカウントダウンではなく1位から行きます。傾向としては
・個展が好きで、テーマ展は相対的に順位が下がる
・過去に似た展示を観たことがあるものも順位は下がる
・観てしばらく経ってからもすぐに思い出せるものは順位を上げて評価を変えている
と言った感じです。
1位:ムンク展―共鳴する魂の叫び (東京都美術館)

今年は何だかんだでこの展示だと思います。やはり日本で「叫び」を観られたのは特別なことで、この先もこんなことがあるのでしょうか…?? それ以外の代表作も目白押しで素晴らしい展示でした。
2位:ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力 (東京都庭園美術館)

私の今年の一押しはこの展示でした。旧朝香宮邸とプリミティブな椅子のコラボが絶妙で、その宗教観と共に楽しめました。埼玉県立近代美術館で2019年4月6日(土)~5月19日(日)に巡回予定です。
3位:長谷川利行展 七色の東京 (府中市美術館)

強烈な個性を持った画家の体系的な展示で非常に満足できた内容でした。自由奔放でどんな流派にも属さないような魅力ある画家です。
4位:人間・髙山辰雄展――森羅万象への道 (世田谷美術館)

深い精神性を感じさせる画風の髙山辰雄の大作が並ぶ展示で、名作「食べる」をはじめとして静けさの中に強い生命力を感じる作品ばかりでした。
5位:くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質 (東京ステーションギャラリー)

日本を代表する建築家である隈研吾 氏の過去の作品やその設計思想などを分かりやすく紹介していて楽しめました。身近にも隈研吾 氏の建築があるので観るたびにこの展示を思い出します。
6位:京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ (東京国立博物館 平成館)

十大弟子と六観音菩薩像がずらりと並ぶ光景は圧巻で、慶派の素晴らしさを再認識できる機会となっていました。今年は仏像の展示も充実していましたが、これが特に印象に残りました。
7位:ミケランジェロと理想の身体 (国立西洋美術館)

ミケランジェロの彫像作品は2点でしたが、それとラオコーン像の模作だけでも十分にランキング入りするくらいのインパクトがありました。やはりミケランジェロの彫刻は断トツですね。ラオコーンも様々な所に影響を与えているので、今後の美術鑑賞に役立ちそうです。
8位:フェルメール展 (上野の森美術館)

今年、ムンクと話題を二分したのはこの展示だったと思います。35点しか現存していないフェルメール作品を9点(1点は入れ替え)も観られるなんて驚きの展示です。上位にしなかったのは割と最近見た覚えがある作品が多かったからですw
9位:民家の画家 向井潤吉 人物交流記 (世田谷美術館)

建物好きで美術好きの私としては風情溢れる藁葺き屋根を描き続けたこの画家の展示は非常に刺さりました。世田谷美術館の分館にアトリエ館もあるらしいので、いずれ訪れてみたい画家です。
10位:フィリップス・コレクション (三菱一号館美術館)

まさに巨匠だらけの驚異的なコレクションで、よく絵の面白さを知っている人が集めたのだろうなというのが伝わってくる内容でした。今年一番のテーマ展示はこちらだったと思います。
次点:
以下はベスト10に入れようか迷った展示。こちらも今回は大型展が中心です。
田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ─ Digging & Building (東京オペラシティアートギャラリー)
ピエール・ボナール展 (国立新美術館)
没後50年 藤田嗣治展 (東京都美術館)
ルーベンス展―バロックの誕生 (国立西洋美術館)
荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 (国立新美術館)
文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~ (弥生美術館)
ルドン―秘密の花園 (三菱一号館美術館)
浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして ・・・(町田市立国際版画美術館)
生誕150年 横山大観展 (東京国立近代美術館)
奥さんのベスト5:
今年も一緒に展示を観てきた奥さんにも意見を聞いてみました。今年は心象的な作品が集まる展示を評価しているようです。
1位:人間・髙山辰雄展――森羅万象への道 (世田谷美術館)
2位:ムンク展―共鳴する魂の叫び (東京都美術館)
3位:生誕110年 東山魁夷展 (国立新美術館)
4位:ヌード NUDE -英国テート・コレクションより (横浜美術館)
5位:「映画を塗る仕事」展 (三鷹の森ジブリ美術館) ※常設とミニ映画も含めてとのことです
ということで、今年は近場で済ませていたこともあって例年に増してミーハー寄りのランキングになった気がしますw 特に秋から年末にかけての怒涛のラッシュは美術ファンのみならず多くの人が楽しまれたと思います。ムンク展やフェルメール展などは2019年の初頭までは開催されているので、まだ観ていないけど気になるという方はお早めに是非どうぞ。
来年もまた面白そうな展示が沢山ありそうなので、出来る限り世間にフィードバックしていこうと思います。また来年もよろしくお願い致します。良いお年を。
参考記事:
2017年の振り返り
2016年はブログ休止中
2015年はブログ休止中
2014年の振り返り
2013年の振り返り
2012年の振り返り
2011年の振り返り
2010年の振り返り
2009年の振り返り
今年もカウントダウンではなく1位から行きます。傾向としては
・個展が好きで、テーマ展は相対的に順位が下がる
・過去に似た展示を観たことがあるものも順位は下がる
・観てしばらく経ってからもすぐに思い出せるものは順位を上げて評価を変えている
と言った感じです。
1位:ムンク展―共鳴する魂の叫び (東京都美術館)

今年は何だかんだでこの展示だと思います。やはり日本で「叫び」を観られたのは特別なことで、この先もこんなことがあるのでしょうか…?? それ以外の代表作も目白押しで素晴らしい展示でした。
2位:ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力 (東京都庭園美術館)

私の今年の一押しはこの展示でした。旧朝香宮邸とプリミティブな椅子のコラボが絶妙で、その宗教観と共に楽しめました。埼玉県立近代美術館で2019年4月6日(土)~5月19日(日)に巡回予定です。
3位:長谷川利行展 七色の東京 (府中市美術館)

強烈な個性を持った画家の体系的な展示で非常に満足できた内容でした。自由奔放でどんな流派にも属さないような魅力ある画家です。
4位:人間・髙山辰雄展――森羅万象への道 (世田谷美術館)

深い精神性を感じさせる画風の髙山辰雄の大作が並ぶ展示で、名作「食べる」をはじめとして静けさの中に強い生命力を感じる作品ばかりでした。
5位:くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質 (東京ステーションギャラリー)

日本を代表する建築家である隈研吾 氏の過去の作品やその設計思想などを分かりやすく紹介していて楽しめました。身近にも隈研吾 氏の建築があるので観るたびにこの展示を思い出します。
6位:京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ (東京国立博物館 平成館)

十大弟子と六観音菩薩像がずらりと並ぶ光景は圧巻で、慶派の素晴らしさを再認識できる機会となっていました。今年は仏像の展示も充実していましたが、これが特に印象に残りました。
7位:ミケランジェロと理想の身体 (国立西洋美術館)

ミケランジェロの彫像作品は2点でしたが、それとラオコーン像の模作だけでも十分にランキング入りするくらいのインパクトがありました。やはりミケランジェロの彫刻は断トツですね。ラオコーンも様々な所に影響を与えているので、今後の美術鑑賞に役立ちそうです。
8位:フェルメール展 (上野の森美術館)

今年、ムンクと話題を二分したのはこの展示だったと思います。35点しか現存していないフェルメール作品を9点(1点は入れ替え)も観られるなんて驚きの展示です。上位にしなかったのは割と最近見た覚えがある作品が多かったからですw
9位:民家の画家 向井潤吉 人物交流記 (世田谷美術館)

建物好きで美術好きの私としては風情溢れる藁葺き屋根を描き続けたこの画家の展示は非常に刺さりました。世田谷美術館の分館にアトリエ館もあるらしいので、いずれ訪れてみたい画家です。
10位:フィリップス・コレクション (三菱一号館美術館)

まさに巨匠だらけの驚異的なコレクションで、よく絵の面白さを知っている人が集めたのだろうなというのが伝わってくる内容でした。今年一番のテーマ展示はこちらだったと思います。
次点:
以下はベスト10に入れようか迷った展示。こちらも今回は大型展が中心です。
田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ─ Digging & Building (東京オペラシティアートギャラリー)
ピエール・ボナール展 (国立新美術館)
没後50年 藤田嗣治展 (東京都美術館)
ルーベンス展―バロックの誕生 (国立西洋美術館)
荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 (国立新美術館)
文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~ (弥生美術館)
ルドン―秘密の花園 (三菱一号館美術館)
浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして ・・・(町田市立国際版画美術館)
生誕150年 横山大観展 (東京国立近代美術館)
奥さんのベスト5:
今年も一緒に展示を観てきた奥さんにも意見を聞いてみました。今年は心象的な作品が集まる展示を評価しているようです。
1位:人間・髙山辰雄展――森羅万象への道 (世田谷美術館)
2位:ムンク展―共鳴する魂の叫び (東京都美術館)
3位:生誕110年 東山魁夷展 (国立新美術館)
4位:ヌード NUDE -英国テート・コレクションより (横浜美術館)
5位:「映画を塗る仕事」展 (三鷹の森ジブリ美術館) ※常設とミニ映画も含めてとのことです
ということで、今年は近場で済ませていたこともあって例年に増してミーハー寄りのランキングになった気がしますw 特に秋から年末にかけての怒涛のラッシュは美術ファンのみならず多くの人が楽しまれたと思います。ムンク展やフェルメール展などは2019年の初頭までは開催されているので、まだ観ていないけど気になるという方はお早めに是非どうぞ。
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先週の土曜日に映画「アリー/ スター誕生」を観てきました。この記事には少しだけネタバレが含まれていますので、ネタバレなしで観たい方はご注意ください。

【作品名】
アリー/ スター誕生
【公式サイト】
http://wwws.warnerbros.co.jp/starisborn/
【時間】
2時間15分程度
【ストーリー】
退屈_1_2_3_④_5_面白
【映像・役者】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【総合満足度】
駄作_1_2_3_4_⑤_名作
【感想】
IMAX版を観たのですが、意外と空いていて割と空席がありました。この映画は海外で話題になってたのに日本では盛り上がらない不思議。
さて、この映画は世界的なスターであるレディ・ガガが主演女優を務め、主演男優のブラッドリー・クーパーと共にサウンドトラックも制作したことで話題となっています。既にアメリカではサントラ盤が全米1位を取るなど流石と言ったところですが、それも納得の素晴らしい音楽が映画全体で使われていました。ここからは軽いネタバレですが、話自体はタイトルの通りでアリー(レディ・ガガ)がスターとなっていく様子の話で、実はこの映画は1937年の「スタア誕生」の4度目のリメイク(1954年、1976年にもリメイク)となっています。そのため今までのリメイクをご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回の映画は舞台が現代となっていて、以前のオリジナルを知らなくても十分に楽しめます。(私はリメイクと知らなかったけど楽しめました)
まず気になるレディ・ガガの演技ですが、歌はともかく演技もこんなに凄いのかと驚かされました。スターとしての魅力的な部分と一般人としての人間的な部分の両方を表現していて、共感できる人物像に仕上がっています。ブラッドリー・クーパーもかなり印象的で、ナイスガイなのにどこか寂しげなのがよく表れていました。この2人の関係はどうなっていくのだろう?と終始気になるキャラクターとなっています。
ストーリーに関してはあまり書かないでおこうと思いますが、サクセスストーリーであるのは間違いないですが、そこに様々な感情が混じって先の読めない展開となります。途中に随所で流れるライブシーンなども含めて印象的な話となっていました。
そして、音楽についてですが、これがかなり良かったです。基本的にカントリーとロックが混じった感じの音楽から始まりポップ調の曲やバラード曲などバリエーションも豊富です。歌詞は映画の中で起きたことを書いていることもあって、映画自体がアリーの抒情詩のような感じとなっています。哀愁を感じるメロディが多いので、曲調は全然違いますが「ラ・ラ・ランド」等が好きな方はこの映画もスッと入れるんじゃないかな。特にライブシーンや2人のデュエットなんかは見どころで、圧巻の歌唱力なので 出来れば音響の良いIMAX版などでの視聴をオススメします。
と、言うことで私としてはかなりの満足度だったのですが、この映画の最も致命的な弱点は「ボヘミアン・ラプソディ」と公開時期が被ったこと!w 私も「ボヘミアン・ラプソディ」は2回観に行って3回目を狙っているのですが、あれと比較するとこちらはフィクションだし、馴染みの曲を連打してくるのと新曲とでは愛着の度合いも違うのだろうと思います。更に言うと未だに衰えないボヘミアン・ラプソディにIMAXのスクリーンを取られていることを考えると苦戦も致し方ないのかも…。 しかしこの映画もかなり良いので、そのうちジワジワと人気になるんじゃないかと思います。この年末年始で観ておきたい映画です。


【作品名】
アリー/ スター誕生
【公式サイト】
http://wwws.warnerbros.co.jp/starisborn/
【時間】
2時間15分程度
【ストーリー】
退屈_1_2_3_④_5_面白
【映像・役者】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【総合満足度】
駄作_1_2_3_4_⑤_名作
【感想】
IMAX版を観たのですが、意外と空いていて割と空席がありました。この映画は海外で話題になってたのに日本では盛り上がらない不思議。
さて、この映画は世界的なスターであるレディ・ガガが主演女優を務め、主演男優のブラッドリー・クーパーと共にサウンドトラックも制作したことで話題となっています。既にアメリカではサントラ盤が全米1位を取るなど流石と言ったところですが、それも納得の素晴らしい音楽が映画全体で使われていました。ここからは軽いネタバレですが、話自体はタイトルの通りでアリー(レディ・ガガ)がスターとなっていく様子の話で、実はこの映画は1937年の「スタア誕生」の4度目のリメイク(1954年、1976年にもリメイク)となっています。そのため今までのリメイクをご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回の映画は舞台が現代となっていて、以前のオリジナルを知らなくても十分に楽しめます。(私はリメイクと知らなかったけど楽しめました)
まず気になるレディ・ガガの演技ですが、歌はともかく演技もこんなに凄いのかと驚かされました。スターとしての魅力的な部分と一般人としての人間的な部分の両方を表現していて、共感できる人物像に仕上がっています。ブラッドリー・クーパーもかなり印象的で、ナイスガイなのにどこか寂しげなのがよく表れていました。この2人の関係はどうなっていくのだろう?と終始気になるキャラクターとなっています。
ストーリーに関してはあまり書かないでおこうと思いますが、サクセスストーリーであるのは間違いないですが、そこに様々な感情が混じって先の読めない展開となります。途中に随所で流れるライブシーンなども含めて印象的な話となっていました。
そして、音楽についてですが、これがかなり良かったです。基本的にカントリーとロックが混じった感じの音楽から始まりポップ調の曲やバラード曲などバリエーションも豊富です。歌詞は映画の中で起きたことを書いていることもあって、映画自体がアリーの抒情詩のような感じとなっています。哀愁を感じるメロディが多いので、曲調は全然違いますが「ラ・ラ・ランド」等が好きな方はこの映画もスッと入れるんじゃないかな。特にライブシーンや2人のデュエットなんかは見どころで、圧巻の歌唱力なので 出来れば音響の良いIMAX版などでの視聴をオススメします。
と、言うことで私としてはかなりの満足度だったのですが、この映画の最も致命的な弱点は「ボヘミアン・ラプソディ」と公開時期が被ったこと!w 私も「ボヘミアン・ラプソディ」は2回観に行って3回目を狙っているのですが、あれと比較するとこちらはフィクションだし、馴染みの曲を連打してくるのと新曲とでは愛着の度合いも違うのだろうと思います。更に言うと未だに衰えないボヘミアン・ラプソディにIMAXのスクリーンを取られていることを考えると苦戦も致し方ないのかも…。 しかしこの映画もかなり良いので、そのうちジワジワと人気になるんじゃないかと思います。この年末年始で観ておきたい映画です。
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今日も写真多めです。ここ数日に渡ってお盆に行ってきた函館の写真を紹介してきましたが、今日で最終回。最後は今回の旅の目的でもあった函館の鉄道についてです。
こちらは帰りに乗った北海道新幹線はやぶさ号(新函館北斗駅の様子) 行きも帰りも はやぶさ号でした。

東北新幹線が2016年に新函館北斗駅まで延伸して ついに青函トンネルを抜けて北海道まで新幹線で行けるようになりました。これを機会に是非乗っておこうと思い、今回の函館旅行を計画した次第です。
駅名が新函館北斗駅となっているのは北斗市にある為で、割と函館駅からは離れています。これは青函トンネルを抜けて新函館北斗駅に向かう辺りで見える函館山の景色。

青函トンネルは30年くらい前の出来たての頃に北斗星で通った以来だったのでかなり久々でした。まだそれほど速く走れないので、結構抜けるのに時間がかかるのですが、2018年夏の時点では携帯の電波が届かず難儀しましたw 早いところ改善して欲しい所です。
こちらは はやぶさ号のグランクラスの様子。…私が乗ったのは普通の指定席ですw 誰もいなくなった時に撮ってきました。

広々したシートとなっていて流石グリーン車以上の車両です。一度は乗ってみたいけど結構高いんですよね…。
こちらは新函館北斗駅の終点の様子。今しか観られない風景です。

今後 更に延伸して札幌まで行くようになるので、いずれはここも線路が敷かれます。もう先のほうまで整備している感じでした。
こちらは新函館北斗駅での乗り換えの様子。新幹線から在来線に乗り継ぐ場合、結構面倒ですw

一度上に上がって下りてなので普通の乗り換えではあるのですが、意外と時間がかかってしまいました。しかも混み合います。
こちらは函館方面から新幹線に乗り継ぐ際に使う改札。こちらはめちゃくちゃ快適です。

ここは階段の上り下りをしないで隣のホームに移るのと大差無かったので良かったです。
新函館北斗駅には頻繁に特急列車が来ます。こちらは札幌方面に向かうスーパー北斗281系

側面にFURICOと書いてあるのは振り子式電車だからです。高速でカーブを曲がる際に意図的に大きく傾くことでスピードを落とさないで進める方式ですが、新函館北斗→函館の間ではその真価を発揮するようなカーブはありませんでしたw
私が函館まで乗ったのはこちらのスーパー北斗261系

車内には荷物を置く場所もあったりして快適な列車でした。こう見えてディーゼルなので独特の音がします。
出発する頃に隣に はこだてライナー も入線してきました。

こちらは普通の近郊列車でロングシートでした。新函館北斗駅と函館の間は列車数も多めなので便利です。
函館に向かう途中、五稜郭駅の辺りで車両基地みたいなのがありました。

この辺の基地かな。ちょっと物哀しい光景でした。
こちらは帰りに乗った北斗。キハ183系かな?

色々な車両に乗れてラッキーでした。特に古い車両は今のうちに乗っておきたい。
こちらは函館駅から出ている道南いさりび鉄道の列車。

新幹線の開業で第三セクターになった木古内までの鉄道です。新幹線が通るとそこを通る路線が第三セクターになるのがいつもの流れですが、これが非常に残念でならない。青春18切符でも行けないし…
そしてこちらが函館駅。

結構変わった駅で、ホームが大きくカーブしているのが特徴です。青函連絡船のある頃に貨車を載せる所を観てみたかった。
続いて、函館名物の路面電車をご紹介。主要な観光地は大体これで行けるので便利です。一日乗車券が特にお得でした。
こちらは函館競輪のラッピング車のりんりん号

やけに派手でカラフルw 様々な車両が来るので見比べて観るのが非常に面白いです。
こちらは函館市交通局800形電車

1965年に作られた車両で、かなり年季が入っています。カラーリングは当時のもののようで、ちょっとレトロな気分です。
こちらは真新しい函館市交通局9600形の「らっくる号」 新しいと言っても2007年から運行しているようです。

床の低いバリアフリー的な車両で、中も静かでハイテクな感じでした。外見もスタイリッシュで海外のトラムを思い起こします。
先日ご紹介した函館競馬場の近くに車両基地がありました。

ここは中々穴場の観光スポットじゃないかな? 今回乗れなかった車両も結構いるようで何に乗れるかは運かも。
参考リンク:函館市電 車両のご案内
こちらはシックな装いのペシェ・ミニョン号

どうやら市内のフランス菓子のお店の名前のようです。中は普通でしたw
そして路面電車の中でも特に乗っておきたいのがこちらの箱館ハイカラ號。

運転している時期が限られているようで、2018年度の運行は10月31日で終了しています(来年度からまた運行するようです)何と、明治43年(1910年)から1936年にかけて走っていたのを1992年に復元したものだそうです。実に100年以上前の車両です! 前面の網とかポールとか非常にそそりますw
中の様子はこんな感じ。ちょっと狭く感じますが、ハイカラの名前通り洒落た雰囲気です。

がたごと動くのも味わいがあります。女性の車掌さんも乗っていて他の車両とは明らかに違いました。
せっかくなのであちこち撮ってみました。

路面電車の利用に関する注意事項が手書きっぽくて雰囲気にあってましたw
照明も凝っていて草花文の透かしが入っていました。

つり革の金属棒を支えているのも草花のような感じだし、装飾性は現代の路面電車にないものがあります。
箱館ハイカラ號は2~3駅の乗車程度でしたが、かなり満足できました。気になる方は函館市電の公式サイトで運行状況を確認しておくことをオススメします。
参考リンク:箱館ハイカラ號の運行について
最後にオマケで先日ご紹介した函館山へのロープウェイ。

こちらも函館に行ったら乗っておきたい乗り物です。
ということで、鉄道は函館の魅力の1つであるのは間違いないと思います。特に市電は様々な車両がいるので1日券を使ってどんどん乗り比べをして楽しんできました。景色・建物・歴史・風景・グルメ・鉄道 これだけ揃った都市が新幹線で身近になったので、また近い内に再訪したいと思います。2018年9月の地震&停電で水を差されましたが、今後も魅力的な観光地として頑張って欲しいです。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
こちらは帰りに乗った北海道新幹線はやぶさ号(新函館北斗駅の様子) 行きも帰りも はやぶさ号でした。

東北新幹線が2016年に新函館北斗駅まで延伸して ついに青函トンネルを抜けて北海道まで新幹線で行けるようになりました。これを機会に是非乗っておこうと思い、今回の函館旅行を計画した次第です。
駅名が新函館北斗駅となっているのは北斗市にある為で、割と函館駅からは離れています。これは青函トンネルを抜けて新函館北斗駅に向かう辺りで見える函館山の景色。

青函トンネルは30年くらい前の出来たての頃に北斗星で通った以来だったのでかなり久々でした。まだそれほど速く走れないので、結構抜けるのに時間がかかるのですが、2018年夏の時点では携帯の電波が届かず難儀しましたw 早いところ改善して欲しい所です。
こちらは はやぶさ号のグランクラスの様子。…私が乗ったのは普通の指定席ですw 誰もいなくなった時に撮ってきました。

広々したシートとなっていて流石グリーン車以上の車両です。一度は乗ってみたいけど結構高いんですよね…。
こちらは新函館北斗駅の終点の様子。今しか観られない風景です。

今後 更に延伸して札幌まで行くようになるので、いずれはここも線路が敷かれます。もう先のほうまで整備している感じでした。
こちらは新函館北斗駅での乗り換えの様子。新幹線から在来線に乗り継ぐ場合、結構面倒ですw

一度上に上がって下りてなので普通の乗り換えではあるのですが、意外と時間がかかってしまいました。しかも混み合います。
こちらは函館方面から新幹線に乗り継ぐ際に使う改札。こちらはめちゃくちゃ快適です。

ここは階段の上り下りをしないで隣のホームに移るのと大差無かったので良かったです。
新函館北斗駅には頻繁に特急列車が来ます。こちらは札幌方面に向かうスーパー北斗281系

側面にFURICOと書いてあるのは振り子式電車だからです。高速でカーブを曲がる際に意図的に大きく傾くことでスピードを落とさないで進める方式ですが、新函館北斗→函館の間ではその真価を発揮するようなカーブはありませんでしたw
私が函館まで乗ったのはこちらのスーパー北斗261系

車内には荷物を置く場所もあったりして快適な列車でした。こう見えてディーゼルなので独特の音がします。
出発する頃に隣に はこだてライナー も入線してきました。

こちらは普通の近郊列車でロングシートでした。新函館北斗駅と函館の間は列車数も多めなので便利です。
函館に向かう途中、五稜郭駅の辺りで車両基地みたいなのがありました。

この辺の基地かな。ちょっと物哀しい光景でした。
こちらは帰りに乗った北斗。キハ183系かな?

色々な車両に乗れてラッキーでした。特に古い車両は今のうちに乗っておきたい。
こちらは函館駅から出ている道南いさりび鉄道の列車。

新幹線の開業で第三セクターになった木古内までの鉄道です。新幹線が通るとそこを通る路線が第三セクターになるのがいつもの流れですが、これが非常に残念でならない。青春18切符でも行けないし…
そしてこちらが函館駅。

結構変わった駅で、ホームが大きくカーブしているのが特徴です。青函連絡船のある頃に貨車を載せる所を観てみたかった。
続いて、函館名物の路面電車をご紹介。主要な観光地は大体これで行けるので便利です。一日乗車券が特にお得でした。
こちらは函館競輪のラッピング車のりんりん号

やけに派手でカラフルw 様々な車両が来るので見比べて観るのが非常に面白いです。
こちらは函館市交通局800形電車

1965年に作られた車両で、かなり年季が入っています。カラーリングは当時のもののようで、ちょっとレトロな気分です。
こちらは真新しい函館市交通局9600形の「らっくる号」 新しいと言っても2007年から運行しているようです。

床の低いバリアフリー的な車両で、中も静かでハイテクな感じでした。外見もスタイリッシュで海外のトラムを思い起こします。
先日ご紹介した函館競馬場の近くに車両基地がありました。

ここは中々穴場の観光スポットじゃないかな? 今回乗れなかった車両も結構いるようで何に乗れるかは運かも。
参考リンク:函館市電 車両のご案内
こちらはシックな装いのペシェ・ミニョン号

どうやら市内のフランス菓子のお店の名前のようです。中は普通でしたw
そして路面電車の中でも特に乗っておきたいのがこちらの箱館ハイカラ號。


運転している時期が限られているようで、2018年度の運行は10月31日で終了しています(来年度からまた運行するようです)何と、明治43年(1910年)から1936年にかけて走っていたのを1992年に復元したものだそうです。実に100年以上前の車両です! 前面の網とかポールとか非常にそそりますw
中の様子はこんな感じ。ちょっと狭く感じますが、ハイカラの名前通り洒落た雰囲気です。


がたごと動くのも味わいがあります。女性の車掌さんも乗っていて他の車両とは明らかに違いました。
せっかくなのであちこち撮ってみました。

路面電車の利用に関する注意事項が手書きっぽくて雰囲気にあってましたw
照明も凝っていて草花文の透かしが入っていました。

つり革の金属棒を支えているのも草花のような感じだし、装飾性は現代の路面電車にないものがあります。
箱館ハイカラ號は2~3駅の乗車程度でしたが、かなり満足できました。気になる方は函館市電の公式サイトで運行状況を確認しておくことをオススメします。
参考リンク:箱館ハイカラ號の運行について
最後にオマケで先日ご紹介した函館山へのロープウェイ。

こちらも函館に行ったら乗っておきたい乗り物です。
ということで、鉄道は函館の魅力の1つであるのは間違いないと思います。特に市電は様々な車両がいるので1日券を使ってどんどん乗り比べをして楽しんできました。景色・建物・歴史・風景・グルメ・鉄道 これだけ揃った都市が新幹線で身近になったので、また近い内に再訪したいと思います。2018年9月の地震&停電で水を差されましたが、今後も魅力的な観光地として頑張って欲しいです。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
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今日も写真多めです。前回に引き続き今年のお盆に行ってきた函館の写真で、今日は函館のカフェとグルメについてです。2泊3日の間に巡ってきたお店をご紹介していこうと思います。
まずは先日ご紹介した旧イギリス領事館の近く(旧相馬邸の正面)にある茶房 無垢里。

【店名】茶房 無垢里
【ジャンル】カフェ
【公式サイト】なし
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1027787/
表の佇まいから分かる通り、この建物自体も歴史的建造物となっていて、建物好きには嬉しいお店となっています。

どこかレトロでホッとするような内装となっています。結構ガッチリした造りで恐らく土蔵だったんじゃないかな。
角度違い。あちこちにある小物や調度品も建物にぴったり合っています。

格子状に柱が通っていて堅牢かつリズミカルな雰囲気です。この写真に写っている席に座って頂きました。
こちらはお店の入口の隣にある小部屋。

ここは個室みたいになっていました。ここも風情があります。
この日は暑かったのでアイスコーヒーを頂きました。

流石に細かい味は忘れましたが予想以上に美味しくて雰囲気だけでなく味も満足できたのは覚えています。
このお店は名建築郡の辺りにあるので特にオススメのお店です。ちょっと隠れてる感じも好みでした。
続いて十字街の駅から赤レンガ倉庫に向かう途中にある茶房 旧茶屋亭。こちらも歴史的な風情溢れるお店です。

【店名】茶房 無垢里
【ジャンル】カフェ
【公式サイト】https://kyuchayatei.hakodate.jp/
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1010041/
中はこんな感じ。アール・ヌーボー/アールデコ風の雰囲気のお店となっています。

建物自体は明治末期の海産商の店舗兼住宅だったそうで、和洋折衷の様式です。
逆側を向くとこんな感じ。

席によって椅子が違うのも味わいがあります。本当に雰囲気のいいカフェです。
開店とほぼ同時に入ったので、あちこち撮影できましたw こちらは奥にある席。

ここは4~5人で座るのに適しているようでした。近くに暖炉らしきものもありました。
ここではコーヒーとシフォンケーキのセットを頂きました。

こちらも細かいことは忘れましたが、特にコーヒーがコクがあって美味しかったと記憶しています。 器も洒落てますね。
奥さんは冷たいお茶のセットにしていました。これは冬にもあるのかは分かりません。

このプリンが非常に美味しかったので、自分もプリンにすれば良かったと話していたのを思い出しましたw
2階が雑貨コーナーになっていたので、ついでにそちらも観てきました。

いくつか席らしきものがあるので、ここも使っているのかも。2階も壁紙まで装飾されていて可愛らしい雰囲気。
逆側を観るとこんな感じ。

1階とはまた違った雰囲気となっています。もしこのお店に行く機会があったら2階も是非観てみることをお勧めします。このお店も大満足でした。
続いて、こちらも倉庫街にあるcafe TUTU

【店名】Cafe TUTU
【ジャンル】カフェ・レストラン
【公式サイト】https://www.facebook.com/pages/Cafe-TUTU/137984492970175
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1016106/
こちらは普通の建築ですが、眼の前に倉庫街があるのが便利で利用しました。お店の中はこんな感じ。

現代風のすっきりした店内となっています。
ここはランチタイムで利用して、オムライスと飲み物を頼みました。

これも美味しく頂くことが出来ました。特に函館の名物というわけでもないと思いますが、落ち着いた雰囲気で十分に満足できるお店でした。
続いてこちらは函館駅から徒歩5分くらいのところにあるラッキーピエロ 函館駅前店

【店名】ラッキーピエロ 函館駅前店
【ジャンル】カフェ・レストラン
【公式サイト】http://luckypierrot.jp/shop/hakodatest/
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1000771/
実はここは結局食べることが出来ませんでした…。というのも↑の写真で分かる通りの行列で、帰りの電車の時間に間に合わないので諦めました。40分待ちとかだったかな。かなりの人気店です。ラッキーピエロは函館のソウルフードとも言われてるくらいで、カオスなメニューが人気らしく一度食べてみたかった! 他にもいくつか店舗を見かけたのですが、ここが一番混んでたかも。
とりあえず待っている時に店の中を覗いてみたら何故かタマラ・ド・レンピッカの絵画があちこちに飾ってありました。

実はこの函館駅前店のテーマはアールデコ店だそうで、アールデコの画家としてレンピッカの作品を飾っているようです。かなり色あせていましたがw
参考リンク:美しき挑発 レンピッカ展 (Bunkamuraザ・ミュージアム)
続いてこちらは函館駅の構内にあるラーメン屋さんの麺厨房 あじさい。こちらも有名店です。

【店名】麺厨房 あじさい JR函館駅店
【ジャンル】ラーメン
【公式サイト】http://www.ajisai.tv/
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1051994/
ここの名物は塩ラーメンということで、函館の代表的なお店です。

あっさりしているけどコクがあって、その人気も頷ける美味しさでした。ちなみにこの支店は2016年に出来たそうで、函館駅で食べられるので非常に便利です。本店は五稜郭タワーの近くにあります(ついでにラッキーピエロも五稜郭タワーの近くに支店があります)
続いてこちらは函館駅のすぐ近くにある朝市の中にある きくよ食堂 朝市店。

【店名】きくよ食堂 朝市店
【ジャンル】海鮮
【公式サイト】http://hakodate-kikuyo.com/menu
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1000259/
周辺に本店があるようですが、空いていたのでこちらにしました。小ぶりな丼ですがネタを選べるシステムがお得な感じです。割とすぐ食べ終わってしまうのですが、本場北海道の海鮮丼を堪能することができました。鮮度バツグンです。
続いてこちらは回転寿司の函太郎 宇賀浦町本店

【店名】函太郎 宇賀浦町本店
【ジャンル】寿司
【公式サイト】https://www.hk-r.jp/shop/g_kantaro/shop.html#ugaura
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1021151/
ここもかなり混んでいて30分くらい待ったかな。前回ご紹介した函館山からタクシーで10分くらいの所だったと思います。

味は回転寿司にしては美味しいと言ったところかな。割と東京でもこれくらいはあるような…w 札幌のトッピーみたいな感動は無かった気はします。
とは言え、色々な種類を食べられるのは嬉しかったです。
最後におまけで泊まったホテルの夕食。ホテルは2日とも違うホテルだったのですが、2日目の晩は函太郎だったのでこれは1日目に泊まった 花びしホテル のディナーです。
【店名】花びしホテル
【公式サイト】http://www.hanabishihotel.com/
前菜などはこんな感じ。

結構種類が多くて色々楽しめます。
こちらはアワビ

眼の前で焼かれるのはちょっと残酷ですが、美味しいんですよねw
イカソーメンもありました。後ろに写っているのは牛肉です。

せっかく函館に来たらイカソーメンも食べてみたかったので、これは嬉しいサービスでした。
ということで、函館は食も非常に楽しめる街となっています。建物とともに美味しいお茶を楽しめるカフェも他にも色々あって、2泊では全然足りないくらい充実しています。もし函館に行く機会があったら、事前に色々調べてみることをお勧めします。
次回は函館編の最終回で、今回の旅の一番の目的についてです。夜景でも建物でも食事でもなく… あれです。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
まずは先日ご紹介した旧イギリス領事館の近く(旧相馬邸の正面)にある茶房 無垢里。

【店名】茶房 無垢里
【ジャンル】カフェ
【公式サイト】なし
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1027787/
表の佇まいから分かる通り、この建物自体も歴史的建造物となっていて、建物好きには嬉しいお店となっています。

どこかレトロでホッとするような内装となっています。結構ガッチリした造りで恐らく土蔵だったんじゃないかな。
角度違い。あちこちにある小物や調度品も建物にぴったり合っています。

格子状に柱が通っていて堅牢かつリズミカルな雰囲気です。この写真に写っている席に座って頂きました。
こちらはお店の入口の隣にある小部屋。

ここは個室みたいになっていました。ここも風情があります。
この日は暑かったのでアイスコーヒーを頂きました。

流石に細かい味は忘れましたが予想以上に美味しくて雰囲気だけでなく味も満足できたのは覚えています。
このお店は名建築郡の辺りにあるので特にオススメのお店です。ちょっと隠れてる感じも好みでした。
続いて十字街の駅から赤レンガ倉庫に向かう途中にある茶房 旧茶屋亭。こちらも歴史的な風情溢れるお店です。

【店名】茶房 無垢里
【ジャンル】カフェ
【公式サイト】https://kyuchayatei.hakodate.jp/
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1010041/
中はこんな感じ。アール・ヌーボー/アールデコ風の雰囲気のお店となっています。

建物自体は明治末期の海産商の店舗兼住宅だったそうで、和洋折衷の様式です。
逆側を向くとこんな感じ。

席によって椅子が違うのも味わいがあります。本当に雰囲気のいいカフェです。
開店とほぼ同時に入ったので、あちこち撮影できましたw こちらは奥にある席。

ここは4~5人で座るのに適しているようでした。近くに暖炉らしきものもありました。
ここではコーヒーとシフォンケーキのセットを頂きました。

こちらも細かいことは忘れましたが、特にコーヒーがコクがあって美味しかったと記憶しています。 器も洒落てますね。
奥さんは冷たいお茶のセットにしていました。これは冬にもあるのかは分かりません。

このプリンが非常に美味しかったので、自分もプリンにすれば良かったと話していたのを思い出しましたw
2階が雑貨コーナーになっていたので、ついでにそちらも観てきました。

いくつか席らしきものがあるので、ここも使っているのかも。2階も壁紙まで装飾されていて可愛らしい雰囲気。
逆側を観るとこんな感じ。

1階とはまた違った雰囲気となっています。もしこのお店に行く機会があったら2階も是非観てみることをお勧めします。このお店も大満足でした。
続いて、こちらも倉庫街にあるcafe TUTU

【店名】Cafe TUTU
【ジャンル】カフェ・レストラン
【公式サイト】https://www.facebook.com/pages/Cafe-TUTU/137984492970175
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1016106/
こちらは普通の建築ですが、眼の前に倉庫街があるのが便利で利用しました。お店の中はこんな感じ。

現代風のすっきりした店内となっています。
ここはランチタイムで利用して、オムライスと飲み物を頼みました。

これも美味しく頂くことが出来ました。特に函館の名物というわけでもないと思いますが、落ち着いた雰囲気で十分に満足できるお店でした。
続いてこちらは函館駅から徒歩5分くらいのところにあるラッキーピエロ 函館駅前店

【店名】ラッキーピエロ 函館駅前店
【ジャンル】カフェ・レストラン
【公式サイト】http://luckypierrot.jp/shop/hakodatest/
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1000771/
実はここは結局食べることが出来ませんでした…。というのも↑の写真で分かる通りの行列で、帰りの電車の時間に間に合わないので諦めました。40分待ちとかだったかな。かなりの人気店です。ラッキーピエロは函館のソウルフードとも言われてるくらいで、カオスなメニューが人気らしく一度食べてみたかった! 他にもいくつか店舗を見かけたのですが、ここが一番混んでたかも。
とりあえず待っている時に店の中を覗いてみたら何故かタマラ・ド・レンピッカの絵画があちこちに飾ってありました。

実はこの函館駅前店のテーマはアールデコ店だそうで、アールデコの画家としてレンピッカの作品を飾っているようです。かなり色あせていましたがw
参考リンク:美しき挑発 レンピッカ展 (Bunkamuraザ・ミュージアム)
続いてこちらは函館駅の構内にあるラーメン屋さんの麺厨房 あじさい。こちらも有名店です。

【店名】麺厨房 あじさい JR函館駅店
【ジャンル】ラーメン
【公式サイト】http://www.ajisai.tv/
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1051994/
ここの名物は塩ラーメンということで、函館の代表的なお店です。

あっさりしているけどコクがあって、その人気も頷ける美味しさでした。ちなみにこの支店は2016年に出来たそうで、函館駅で食べられるので非常に便利です。本店は五稜郭タワーの近くにあります(ついでにラッキーピエロも五稜郭タワーの近くに支店があります)
続いてこちらは函館駅のすぐ近くにある朝市の中にある きくよ食堂 朝市店。


【店名】きくよ食堂 朝市店
【ジャンル】海鮮
【公式サイト】http://hakodate-kikuyo.com/menu
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1000259/
周辺に本店があるようですが、空いていたのでこちらにしました。小ぶりな丼ですがネタを選べるシステムがお得な感じです。割とすぐ食べ終わってしまうのですが、本場北海道の海鮮丼を堪能することができました。鮮度バツグンです。
続いてこちらは回転寿司の函太郎 宇賀浦町本店

【店名】函太郎 宇賀浦町本店
【ジャンル】寿司
【公式サイト】https://www.hk-r.jp/shop/g_kantaro/shop.html#ugaura
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1021151/
ここもかなり混んでいて30分くらい待ったかな。前回ご紹介した函館山からタクシーで10分くらいの所だったと思います。

味は回転寿司にしては美味しいと言ったところかな。割と東京でもこれくらいはあるような…w 札幌のトッピーみたいな感動は無かった気はします。
とは言え、色々な種類を食べられるのは嬉しかったです。
最後におまけで泊まったホテルの夕食。ホテルは2日とも違うホテルだったのですが、2日目の晩は函太郎だったのでこれは1日目に泊まった 花びしホテル のディナーです。
【店名】花びしホテル
【公式サイト】http://www.hanabishihotel.com/
前菜などはこんな感じ。

結構種類が多くて色々楽しめます。
こちらはアワビ

眼の前で焼かれるのはちょっと残酷ですが、美味しいんですよねw
イカソーメンもありました。後ろに写っているのは牛肉です。

せっかく函館に来たらイカソーメンも食べてみたかったので、これは嬉しいサービスでした。
ということで、函館は食も非常に楽しめる街となっています。建物とともに美味しいお茶を楽しめるカフェも他にも色々あって、2泊では全然足りないくらい充実しています。もし函館に行く機会があったら、事前に色々調べてみることをお勧めします。
次回は函館編の最終回で、今回の旅の一番の目的についてです。夜景でも建物でも食事でもなく… あれです。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
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今日も写真多めです。前回に引き続き今年のお盆に行ってきた函館の写真で、今日は函館の代名詞とも言える函館山からの夜景についてです。
函館山には色々と行き方がありますが、交通機関を使うならロープウェイかバスかタクシーになると思います。私はロープウェイを使いました。

ロープウェイ乗り場は前回ご紹介した元町教会のすぐ近くとなります。建物めぐりをしてからロープウェイというのが一番効率の良いコースかと思います。
参考リンク:函館山ロープウェイ
こちらは山頂駅からの眺め。登っていく途中もどんどんと街が小さくなっていって面白いので、後ろの方に乗れたらラッキーです。

行きはそれほど待たずに乗れたのですが、帰りは地獄を見ましたw 後ほど記述します。
山頂の展望台にやってきました。見事に半島状になっているおなじみの光景です。

この日は真夏の快晴だったのですが、意外と寒くて驚きました。山の下と気温が結構違うので夏でも羽織るものを持っていって正解でした。真夏でも夜は半袖では寒い場所となります。
結構早めについたので、展望台の中をうろついてから場所取りをしていました。ちなみに、待っている間に3回は耳にした話がありまして、それが下図となります。
見えてるのって北海道の腕の辺りでしょ? …って、んな訳あるか!w 赤丸で囲った辺りが見えている場所です。

北海道の広さをナメてはいけません。どうも函館山からの眺めで見えている場所を勘違いしている率が高いようです。
こんな感じで他の方向も見渡せるようになっています。

これは西側ですが、まだまだ日が高い時間でした。
これは狭くなっている ) ( から見て左側の辺り。

先日ご紹介した 函館どつく の辺りかな。大きなクレーンが見えています。
こちらは東側。特に何も無い景色で海が広がります。

しかししばらく眺めているとこの辺りに飛行機が飛んできて空港に着陸する様子なんかも観られます。
展望台は階層が分かれていて、下は広場のようになっています。

まさか帰りにここがロープウェイ待ちの列でぎっしりになるとは予想もしていませんでしたw
他にこの展望台にはレストランなんかもありました。
ここは伊能忠敬の北海道最初の測量地だそうで、石碑がありました。

夜も晴れて測量したなんて書いてあります。ここは見晴らしが良いので測量に向いていそうです。
函館山は4000年ほど前には離れ小島だったそうですが、函館湾と津軽海峡の両側から砂が運ばれて堆積して陸続きになったそうです。そのため、海に挟まれた辺りは地盤が柔らかいのだとか。割と最近のことで驚きです。
明るいうちに市内の写真を撮っておきました。これはJR函館駅の辺りを撮ったもの

カーブしている長い建物が駅です。海には摩周丸の姿、下の方には赤レンガ倉庫もちょこっと写っています。
やけに角ばった島は「緑の島」という人工島です。

スポーツやイベントの会場となるそうで、私が行った時はGLAYのコンサートが行われる直前となっていました。地元出身のアーティストということもあって、函館はあちこちでGLAYの看板がありました(私は2~3曲のサビしか知りませんが…w)
参考リンク:GLAY × HOKKAIDO 150 GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.3
段々と日が暮れて来たのを時間ごとに撮っていきました。

下の方から日が陰って行くのは函館山の影になってるからかな。
日が当たらなくなって来ました。

これくらいの時間になると観光客も一気に増えてきます。
さらに暗くなると街灯が灯りだしました。いよいよって感じ。

特にオレンジの光が目を引きます。信号の光まで見えるくらいの距離です。
ほぼ夜景となった時間。

この日は快晴で非常に綺麗に見えました。
こちらはサムネイルでないのでスマフォの人はすみません…。ついに夜景になりました。

光が1粒1粒まで見えて本当に美しい夜景です。函館に来たら絶対に見ておきたい光景だと思います。
街のアップ。

割と車のライトとかで瞬くような感じもしました。
こちらも大きめで縦長写真。

右側の海岸線が綺麗に出ているのが神秘的でした。
と、夜景が始まってしばらく眺めていたのですが、上着を羽織っても寒いので早々に切り上げることにしました。日が落ちてくると一気に冷えてきます。北海道の山は寒い!w
早めに切り上げたはずが、帰りのロープウェイは1時間待ちの列となっていました。さらにどんどんと列は増えていって、先程の公園が人で一杯になるくらいです。ちょっとナメてましたw
待っている間も夜景は見えます。

ちょっと方向は挟まれた所から西側の方向ですが、こちらも海に反射して綺麗な光景です。
少し時間が経った頃の写真。

並んでいる間に夜も深まっていきましたw 夜景は綺麗ですが寒くて参りました。函館山にロープウェイで行く方は、帰りの行列と寒さにご注意ください。
ということで、ひたすら美しい夜景を眺めて・撮ってを繰り返しているうちにあっという間に2~3時間くらい経ちました。初日に行くつもりでしたが、その日は曇ってたので1日ズラして大正解でした。ここは函館で最もメジャーな観光地だと思いますので、これを目当てに行くのもありだと思います。日本でも有数の美しい夜景です。
この後、函館のお寿司屋さん(回転寿司ですが)を食べに行ってきました。次回は古い建物を利用したカフェや函館のグルメなどを一気にまとめてご紹介しようと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
函館山には色々と行き方がありますが、交通機関を使うならロープウェイかバスかタクシーになると思います。私はロープウェイを使いました。

ロープウェイ乗り場は前回ご紹介した元町教会のすぐ近くとなります。建物めぐりをしてからロープウェイというのが一番効率の良いコースかと思います。
参考リンク:函館山ロープウェイ
こちらは山頂駅からの眺め。登っていく途中もどんどんと街が小さくなっていって面白いので、後ろの方に乗れたらラッキーです。

行きはそれほど待たずに乗れたのですが、帰りは地獄を見ましたw 後ほど記述します。
山頂の展望台にやってきました。見事に半島状になっているおなじみの光景です。

この日は真夏の快晴だったのですが、意外と寒くて驚きました。山の下と気温が結構違うので夏でも羽織るものを持っていって正解でした。真夏でも夜は半袖では寒い場所となります。
結構早めについたので、展望台の中をうろついてから場所取りをしていました。ちなみに、待っている間に3回は耳にした話がありまして、それが下図となります。
見えてるのって北海道の腕の辺りでしょ? …って、んな訳あるか!w 赤丸で囲った辺りが見えている場所です。

北海道の広さをナメてはいけません。どうも函館山からの眺めで見えている場所を勘違いしている率が高いようです。
こんな感じで他の方向も見渡せるようになっています。

これは西側ですが、まだまだ日が高い時間でした。
これは狭くなっている ) ( から見て左側の辺り。

先日ご紹介した 函館どつく の辺りかな。大きなクレーンが見えています。
こちらは東側。特に何も無い景色で海が広がります。

しかししばらく眺めているとこの辺りに飛行機が飛んできて空港に着陸する様子なんかも観られます。
展望台は階層が分かれていて、下は広場のようになっています。

まさか帰りにここがロープウェイ待ちの列でぎっしりになるとは予想もしていませんでしたw
他にこの展望台にはレストランなんかもありました。
ここは伊能忠敬の北海道最初の測量地だそうで、石碑がありました。

夜も晴れて測量したなんて書いてあります。ここは見晴らしが良いので測量に向いていそうです。
函館山は4000年ほど前には離れ小島だったそうですが、函館湾と津軽海峡の両側から砂が運ばれて堆積して陸続きになったそうです。そのため、海に挟まれた辺りは地盤が柔らかいのだとか。割と最近のことで驚きです。
明るいうちに市内の写真を撮っておきました。これはJR函館駅の辺りを撮ったもの

カーブしている長い建物が駅です。海には摩周丸の姿、下の方には赤レンガ倉庫もちょこっと写っています。
やけに角ばった島は「緑の島」という人工島です。

スポーツやイベントの会場となるそうで、私が行った時はGLAYのコンサートが行われる直前となっていました。地元出身のアーティストということもあって、函館はあちこちでGLAYの看板がありました(私は2~3曲のサビしか知りませんが…w)
参考リンク:GLAY × HOKKAIDO 150 GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.3
段々と日が暮れて来たのを時間ごとに撮っていきました。

下の方から日が陰って行くのは函館山の影になってるからかな。
日が当たらなくなって来ました。

これくらいの時間になると観光客も一気に増えてきます。
さらに暗くなると街灯が灯りだしました。いよいよって感じ。

特にオレンジの光が目を引きます。信号の光まで見えるくらいの距離です。
ほぼ夜景となった時間。

この日は快晴で非常に綺麗に見えました。
こちらはサムネイルでないのでスマフォの人はすみません…。ついに夜景になりました。

光が1粒1粒まで見えて本当に美しい夜景です。函館に来たら絶対に見ておきたい光景だと思います。
街のアップ。

割と車のライトとかで瞬くような感じもしました。
こちらも大きめで縦長写真。

右側の海岸線が綺麗に出ているのが神秘的でした。
と、夜景が始まってしばらく眺めていたのですが、上着を羽織っても寒いので早々に切り上げることにしました。日が落ちてくると一気に冷えてきます。北海道の山は寒い!w
早めに切り上げたはずが、帰りのロープウェイは1時間待ちの列となっていました。さらにどんどんと列は増えていって、先程の公園が人で一杯になるくらいです。ちょっとナメてましたw
待っている間も夜景は見えます。

ちょっと方向は挟まれた所から西側の方向ですが、こちらも海に反射して綺麗な光景です。
少し時間が経った頃の写真。

並んでいる間に夜も深まっていきましたw 夜景は綺麗ですが寒くて参りました。函館山にロープウェイで行く方は、帰りの行列と寒さにご注意ください。
ということで、ひたすら美しい夜景を眺めて・撮ってを繰り返しているうちにあっという間に2~3時間くらい経ちました。初日に行くつもりでしたが、その日は曇ってたので1日ズラして大正解でした。ここは函館で最もメジャーな観光地だと思いますので、これを目当てに行くのもありだと思います。日本でも有数の美しい夜景です。
この後、函館のお寿司屋さん(回転寿司ですが)を食べに行ってきました。次回は古い建物を利用したカフェや函館のグルメなどを一気にまとめてご紹介しようと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
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今日も写真多めです。前回に引き続き今年のお盆に行ってきた函館の写真で、今日は元町周辺の歴史的建築郡についてです。いずれも前回ご紹介した旧イギリス領事館のすぐ近くの建物となります。
まずは路面電車の十文字駅のすぐ近くにあるこちらの建物。1923年(大正12年)に丸井今井呉服店函館支店として建てられたそうで、路面電車からよく見えます。

今は函館市地域交流まちづくりセンターとして多目的ホールなどを備えているようです。東北・北海道では最古のエレベーターが今でも稼働中とのことでした。
参考リンク:函館市地域交流まちづくりセンター
函館市地域交流まちづくりセンターの隣の通りの大三坂という急坂を登ると、カトリック元町教会があります。

1859年からこの場所にあるようですが、例によって2回の大火で以前の建物は燃えてしまったそうで、こちらは1923年(大正12年)に建てられたものです。ゴシック様式の本格的な西洋建築で、大聖堂の祭壇は法王から贈られたものとなっているなど格式ある教会のようです。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら カトリック元町教会
この教会は実際に中でミサをやっていました。自由に入ることは出来ますが、今でも信者の方々が祈りを捧げているので 静かに観るのがマナーです。撮影も禁止となっていました。
ちなみに このカトリック元町教会の近くは石畳の道で、お店も古い建物だったりして函館の中でも特に風情がある場所です。建物好きはこの辺をうろうろするだけで楽しめると思います。
カトリック教会のすぐ近くには「チャチャ登り」という変わった名前の坂があります。こちらは一段と急坂でかなりキツイですw

チャチャはアイヌ語で「お爺さん」の意味らしく、急勾配で腰を曲げて登るのがお爺さんに見えるのが由来のようです。こう見えて真っ直ぐ歩くのが大変なくらいでした。
こちらはチャチャ登りの途中にある函館聖ヨハネ教会。こちらは聖公会(英国国教会)の教会のようです。

私が行った時は改修中でしたが、非常に独特の形の建物で目を引きました。こちらも何度も大火で燃えて、この聖堂は1979年に完成したそうです。通りで近代的かつ斬新なデザインですねw
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 函館聖ヨハネ教会
先程の2つの教会の近くにはもう1つ目を引く教会があり、こちらはギリシア正教の函館ハリストス正教会。こちらも以前の建物は燃えて、1916年(大正5年)に建て直されています。

ロシアのビザンティン様式となっていて、アーチ状の窓枠がなどが特徴的です。中に入ることもできて、右の写真の入口から聖堂を観ることができました。(中は撮影不可) イコンとかある点に正教会っぽさが感じられたかな。鐘の音がよく聞こえて来るので、ガンガン寺なんて愛称もあるのだとか。
参考リンク:函館ハリストス正教会
一口にキリスト教と言っても宗派の異なる各国の教会が立ち並んでいて、いずれも現役というのが素晴らしかったです。ここから前回ご紹介した旧イギリス領事館の方向に歩いて行きました。
こちらは1913年(大正2年)に建てられた遺愛幼稚園。

有名なクラーク博士とも関係のある米国人宣教師M.C.ハリスによって開かれたそうです。シンプルかつ幾何学的で、アメリカっぽさも感じるかな。こちらは中には入れませんでした。(現役の幼稚園らしいです)
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 遺愛幼稚園
教会郡の辺りは建物だけでなく、景観も見どころとなっています。こちらは海から一直線となっている人気の「八幡坂」という急坂

写真には写っていませんが、この辺は多くの観光客が集まって写真を撮っています。遠くに先日ご紹介した摩周丸の姿が見えていて、坂の下には路面電車が横切ります。運が良ければレトロ車両が通る所を撮影できるかも??
ついでにこの辺の町並みも撮ってみました。

何気なくこういうレトロな建物が並んでいて、大正ロマンの世界にタイムスリップしたような雰囲気となっています。この辺を歩いているだけでテンションが上がってきましたw 食べ物屋さんも結構あるので、散策にぴったりです。
そして本日のハイライトはこの旧函館区公会堂。前回の旧イギリス領事館のすぐ近くで、坂の上辺りにあります。

こちらは1910年(明治43年)に建てられたコロニアル様式の建物で、その翌年には皇太子時代の大正天皇が宿舎としても使ったようです。なお、2018年9月の地震の影響があった為か、大規模な耐震補強の工事を行っているようで、2018年10月1日~2021年4月頃(予定)は休館しているようです。
参考リンク:旧函館区公会堂
こちらが正面。ブルーに黄色という日本の公会堂とは思えないくらい洋風な雰囲気となっています。

コロニアル様式はベランダが特徴的です。旧岩崎邸や旧イギリス大使館などを思い起こす様式となっていました。
参考記事:
旧岩崎邸の写真 その1
旧英国大使館別荘 【日光編】
ここも元々あった建物が大火で燃えてしまったのですが、函館の豪商 相馬哲平が自分の会社も被災したにも関わらず多額の寄付をして立て直したそうです。相馬株式会社は函館に行く際に覚えておくべき存在ですね。
この記事を書いている時点では休館中で中に入れませんが、再開すれば中に入れるようになると思います。私は2018年のお盆に行ったのでギリギリ中を撮ることができました。

廊下まで撮ってきましたw 特に右の写真の廊下は左右対称でシンプルながらも美しさを感じます。
こちらは商業会議所事務室。

椅子までこだわった感じで、模様が統一されていました。
こちらは商業会議所の応接室だったかな。

カーテンのドレープがあると一層に気品を感じますw 花のような形のライトも可愛い。
続いて2階へと進みます。
こちらは御寝所。皇太子時代の大正天皇が宿泊した部屋で、大正11年(1922年)には摂政宮時代の昭和天皇もこの部屋を使ったようです。

ここは壁紙に至るまで装飾があって他の部屋より重厚な印象を受けました。平成元年には今上天皇もここで休憩されたということで、三代に渡って使われたことになります。
こちらは御座所。やはり行啓の際に御宿所として使われた部屋です。

天井は格天井みたいになっていて、びっしりと文様が埋まっています。一際格式の高い部屋となっていました。
続いてこちらは大広間。照明が反射するほどピカピカの床となっています。

ここでは音楽会や舞踏会、美術展なども催されているようです。確かに奥が舞台みたいになっていてピアノが置かれていました。
大広間を奥から入口方向を観た様子。

結構な広さおなっていて、多目的に使えそうです。こちらもシンプルかつ優美な印象を受けます。
大広間からはベランダに出ることができました。こちらはベランダからの眺め。

快晴の夏空の下、函館の港を望むことができました。手前の公園ではイベントを開催していたようで幟が立っています。
再び1階へと戻っていきました。来た方向とは逆側にも階段があります。
こちらはレンタル衣装の部屋。

中に入るのは遠慮しておきましたが、20分1000円で 公会堂に合わせてドレスアップできるようでした。再開後もこのサービスは残るのかな??
この部屋の近くに、1階にも客用の寝室などがありました。
こちらは記念撮影のコーナー。元は球戯室です。

人力車なんかも置かれて、当時の風情を感じさせます。
この隣の部屋は入口の部屋となっていて、この公会堂の歴史なんかをパネルなどで紹介していました。
最後に裏手の通路。

ちょっと学校を思い出すw 狭い通路ですが、ガラス張りで採光性が良かったです。
ということで、前編・後編で元町を中心に函館の建物を紹介してきましたが 函館にはまだまだ沢山の歴史的建造物があり紹介しきれないほどですw 中に入ることが出来る施設も結構あるので、カメラを持って行くと延々と時間の経つのを忘れて楽しめました。さらに元町の近くからは函館の代名詞的な夜景が観られる函館山へのロープウェイもあるので、ワンセットで訪れるのがベストだと思います。次回は函館山からの写真などをご紹介しようと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
まずは路面電車の十文字駅のすぐ近くにあるこちらの建物。1923年(大正12年)に丸井今井呉服店函館支店として建てられたそうで、路面電車からよく見えます。

今は函館市地域交流まちづくりセンターとして多目的ホールなどを備えているようです。東北・北海道では最古のエレベーターが今でも稼働中とのことでした。
参考リンク:函館市地域交流まちづくりセンター
函館市地域交流まちづくりセンターの隣の通りの大三坂という急坂を登ると、カトリック元町教会があります。

1859年からこの場所にあるようですが、例によって2回の大火で以前の建物は燃えてしまったそうで、こちらは1923年(大正12年)に建てられたものです。ゴシック様式の本格的な西洋建築で、大聖堂の祭壇は法王から贈られたものとなっているなど格式ある教会のようです。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら カトリック元町教会
この教会は実際に中でミサをやっていました。自由に入ることは出来ますが、今でも信者の方々が祈りを捧げているので 静かに観るのがマナーです。撮影も禁止となっていました。
ちなみに このカトリック元町教会の近くは石畳の道で、お店も古い建物だったりして函館の中でも特に風情がある場所です。建物好きはこの辺をうろうろするだけで楽しめると思います。
カトリック教会のすぐ近くには「チャチャ登り」という変わった名前の坂があります。こちらは一段と急坂でかなりキツイですw

チャチャはアイヌ語で「お爺さん」の意味らしく、急勾配で腰を曲げて登るのがお爺さんに見えるのが由来のようです。こう見えて真っ直ぐ歩くのが大変なくらいでした。
こちらはチャチャ登りの途中にある函館聖ヨハネ教会。こちらは聖公会(英国国教会)の教会のようです。

私が行った時は改修中でしたが、非常に独特の形の建物で目を引きました。こちらも何度も大火で燃えて、この聖堂は1979年に完成したそうです。通りで近代的かつ斬新なデザインですねw
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 函館聖ヨハネ教会
先程の2つの教会の近くにはもう1つ目を引く教会があり、こちらはギリシア正教の函館ハリストス正教会。こちらも以前の建物は燃えて、1916年(大正5年)に建て直されています。


ロシアのビザンティン様式となっていて、アーチ状の窓枠がなどが特徴的です。中に入ることもできて、右の写真の入口から聖堂を観ることができました。(中は撮影不可) イコンとかある点に正教会っぽさが感じられたかな。鐘の音がよく聞こえて来るので、ガンガン寺なんて愛称もあるのだとか。
参考リンク:函館ハリストス正教会
一口にキリスト教と言っても宗派の異なる各国の教会が立ち並んでいて、いずれも現役というのが素晴らしかったです。ここから前回ご紹介した旧イギリス領事館の方向に歩いて行きました。
こちらは1913年(大正2年)に建てられた遺愛幼稚園。

有名なクラーク博士とも関係のある米国人宣教師M.C.ハリスによって開かれたそうです。シンプルかつ幾何学的で、アメリカっぽさも感じるかな。こちらは中には入れませんでした。(現役の幼稚園らしいです)
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 遺愛幼稚園
教会郡の辺りは建物だけでなく、景観も見どころとなっています。こちらは海から一直線となっている人気の「八幡坂」という急坂

写真には写っていませんが、この辺は多くの観光客が集まって写真を撮っています。遠くに先日ご紹介した摩周丸の姿が見えていて、坂の下には路面電車が横切ります。運が良ければレトロ車両が通る所を撮影できるかも??
ついでにこの辺の町並みも撮ってみました。

何気なくこういうレトロな建物が並んでいて、大正ロマンの世界にタイムスリップしたような雰囲気となっています。この辺を歩いているだけでテンションが上がってきましたw 食べ物屋さんも結構あるので、散策にぴったりです。
そして本日のハイライトはこの旧函館区公会堂。前回の旧イギリス領事館のすぐ近くで、坂の上辺りにあります。

こちらは1910年(明治43年)に建てられたコロニアル様式の建物で、その翌年には皇太子時代の大正天皇が宿舎としても使ったようです。なお、2018年9月の地震の影響があった為か、大規模な耐震補強の工事を行っているようで、2018年10月1日~2021年4月頃(予定)は休館しているようです。
参考リンク:旧函館区公会堂
こちらが正面。ブルーに黄色という日本の公会堂とは思えないくらい洋風な雰囲気となっています。

コロニアル様式はベランダが特徴的です。旧岩崎邸や旧イギリス大使館などを思い起こす様式となっていました。
参考記事:
旧岩崎邸の写真 その1
旧英国大使館別荘 【日光編】
ここも元々あった建物が大火で燃えてしまったのですが、函館の豪商 相馬哲平が自分の会社も被災したにも関わらず多額の寄付をして立て直したそうです。相馬株式会社は函館に行く際に覚えておくべき存在ですね。
この記事を書いている時点では休館中で中に入れませんが、再開すれば中に入れるようになると思います。私は2018年のお盆に行ったのでギリギリ中を撮ることができました。


廊下まで撮ってきましたw 特に右の写真の廊下は左右対称でシンプルながらも美しさを感じます。
こちらは商業会議所事務室。

椅子までこだわった感じで、模様が統一されていました。
こちらは商業会議所の応接室だったかな。

カーテンのドレープがあると一層に気品を感じますw 花のような形のライトも可愛い。
続いて2階へと進みます。
こちらは御寝所。皇太子時代の大正天皇が宿泊した部屋で、大正11年(1922年)には摂政宮時代の昭和天皇もこの部屋を使ったようです。

ここは壁紙に至るまで装飾があって他の部屋より重厚な印象を受けました。平成元年には今上天皇もここで休憩されたということで、三代に渡って使われたことになります。
こちらは御座所。やはり行啓の際に御宿所として使われた部屋です。


天井は格天井みたいになっていて、びっしりと文様が埋まっています。一際格式の高い部屋となっていました。
続いてこちらは大広間。照明が反射するほどピカピカの床となっています。

ここでは音楽会や舞踏会、美術展なども催されているようです。確かに奥が舞台みたいになっていてピアノが置かれていました。
大広間を奥から入口方向を観た様子。

結構な広さおなっていて、多目的に使えそうです。こちらもシンプルかつ優美な印象を受けます。
大広間からはベランダに出ることができました。こちらはベランダからの眺め。

快晴の夏空の下、函館の港を望むことができました。手前の公園ではイベントを開催していたようで幟が立っています。
再び1階へと戻っていきました。来た方向とは逆側にも階段があります。
こちらはレンタル衣装の部屋。

中に入るのは遠慮しておきましたが、20分1000円で 公会堂に合わせてドレスアップできるようでした。再開後もこのサービスは残るのかな??
この部屋の近くに、1階にも客用の寝室などがありました。
こちらは記念撮影のコーナー。元は球戯室です。

人力車なんかも置かれて、当時の風情を感じさせます。
この隣の部屋は入口の部屋となっていて、この公会堂の歴史なんかをパネルなどで紹介していました。
最後に裏手の通路。

ちょっと学校を思い出すw 狭い通路ですが、ガラス張りで採光性が良かったです。
ということで、前編・後編で元町を中心に函館の建物を紹介してきましたが 函館にはまだまだ沢山の歴史的建造物があり紹介しきれないほどですw 中に入ることが出来る施設も結構あるので、カメラを持って行くと延々と時間の経つのを忘れて楽しめました。さらに元町の近くからは函館の代名詞的な夜景が観られる函館山へのロープウェイもあるので、ワンセットで訪れるのがベストだと思います。次回は函館山からの写真などをご紹介しようと思います。
函館編
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今日も写真多めです。前回に引き続き今年のお盆に行ってきた函館の写真で、今日は函館どつく~元町辺りの建築群について書いていこうと思います。特に元町付近は歴史的な建物が多すぎて1つの記事に収まり切らなかったので、前編・後編に分けて参ります。
実際に巡った順とはだいぶ異なるのですが、路面電車の「函館どつく駅」のある西端から東の方へ向かうルートでご紹介してまいります。まずはあまり観光地化されていない東端の辺りの建物です。
こちらは旧ロシア領事館。元々は元町のハリストス正教会がある場所にあったのが火災にあってこの地に明治39年に移ってきました。しかしそれも翌年に消失し、こちらが出来たのは明治41年とないます。

めちゃくちゃ急な坂の途中にあるのがこの写真でも分かると思いますw 設計はドイツのR・ゼールという建築家で、玄関に唐破風がある日本的な意匠を取り込んでいるようです。ロシア革命後はソ連領事館となりましたが、昭和19年(終戦の前年)に閉鎖されたようです。戦後は函館市が買って青少年宿泊施設となっていたようですが、1996年に役目を終えて今は廃墟のようになっていて入れませんでした。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 旧ロシア領事館
旧ロシア領事館の前から海まで一直線の坂道となっています。

見晴らしが良いのですが、上り下りが結構辛かったですw 近くに公共交通も無いので あまり観光客が来ないのも致し方ないかも。
続いてこちらは函館の西端辺りにある高龍寺という曹洞宗のお寺。函館の現存最古のお寺です。

かなりの大きさで荘厳な門となっています。こちらは登録有形文化財となっているようで、山門は1911年(明治44年)に作られたのだとか。中には入りませんでしたが、ここも隠れた名建築のようです。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 高龍寺
余談ですが、この辺はやけに花屋さんが多くお盆に行ったので沢山のお客さんが来ていました。お墓が多い場所柄の為かな。
高龍寺からさらに奥へと進むと外国人墓地があります。こちらは中国の方たちのお墓。

この辺の外国人墓地はそれぞれの国の宗教などに沿って埋葬されているようで、その違いが興味深いところでした。こんな眺めの良いところならお墓の中の人達も安らかに眠れそうですね。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 外国人墓地
この後、函館どつく駅に戻って路面電車で元町の方に行きました。路面電車で10分もかからない位だと思います。
こちらは元町公園の近くにある中華會館。純中国様式の(清朝時代)建築としては日本で現存唯一だそうです。

中には関帝(三国志の関羽)を祀っていたそうで、1910年(明治43年)に完成したそうです。赤レンガでも中国風と分かる佇まいとなっています。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 中華會館
中華會館の角度違い。特に屋根と窓に特徴があるように思いました。

普段は残念ながら中に入ることは出来ないようです。
ちなみにこのすぐ近くに行列の出来る「アンジェリックヴォヤージュ」というお店がありました。クレープのお店のようでしたが時間が無かったので諦めました。
参考リンク:函館アンジェリックヴォヤージュ
続いて中華會館の斜め向かい辺りにある旧アメリカ領事館。

函館は1854年の日米和親条約によって下田と共に翌年に開港された訳ですが、すぐにここに領事館を設けたようです。大正7年(1918年)までは使われていたようです。木で隠れていますが結構モダンな建物でした。
中華會館と旧アメリカ領事館の辺りを通ると、函館山を目の前に望むことができます。

下に立っている派手な建物は旧函館区公会堂で、こちらは内部見学ができます。これについては次回じっくりご紹介予定です。
続いて、一旦坂を降りた辺りにある相馬株式会社社屋。

大正2年(1913年)に建てられたものらしく、ハイカラと言う言葉がよく似合う建物です。特にカラーリングが洒落てます。先程の旧函館区公会堂もこの相馬株式会社の社長が私財を投じたそうなので、函館の功労者と言えそうです。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 相馬株式会社社屋
続いては今日のハイライトの旧イギリス領事館。こちらは中を見学することが出来ます。

こちらは先程のアメリカ・ロシアに次いで3番目に開設された領事館で、やはり大火に見舞われて大正2年(1913年)に現在の建物となりました。函館、大火多すぎですね…。
参考リンク:函館市旧イギリス領事館
こちらが建物部分。

白い壁に青い窓枠が何とも洒落ています。ごてごてしていないのが特に良い!w
入館料を払って中へ。中もスッキリした印象を受けます。

まずは2階から観るルートでした。
こちらは領事執務室。何やら外を観ている立像があります。

望遠鏡を覗いているのはユースデン領事という明治期の領事で、函館戦争の頃にもここにいたようです。かなり身体が小さく函館市民からは「豆コンシロ(領事)」の愛称で親しまれたのだとか。日本を去る時には大勢の市民が集まったらしいので人望があったようです。
こちらは家族居間。

明るく女性的な雰囲気となっていました。調度品が何とも愛らしい。
こちらは様々な資料が観られるコーナー。

函館の資料や、当時の外交の様子などが伺えます。結構、面白いキャプションがあるのでじっくり読んできました。
2階のテラス部分。

色調が鮮やかなのが軽やかな印象です。
中を見終わった後は庭を散策してきました。こちらは角度違いの建物。

この日は午後から晴れて夏の日差しに映える色合いとなっていました。
こちらはバラのアーチ。

古河庭園とか思い出します。やはり庭もイギリス式ですね。
庭から観た領事館の裏側。

噴水などもあって、小さいながらもイギリスを感じる庭でした。
旧イギリス領事館を堪能した後、非常に魅力的なカフェでお茶もしてきました。それについては後日改めてご紹介予定です。
最後に、旧イギリス領事館の近くの旧相馬邸

こちらも内部を見学可能(冬季休館)なのですが、ちょうど閉館時間となってしまい観られませんでした。和室と洋室がある造りになっているらしいので観てみたかった…。
参考リンク:旧相馬邸
といった感じで、函館は歴史的建造物のラッシュ状態です。ここでは紹介しきれていませんが、普通の町なら観光地になるような建物がそこら辺にあって街中が たてもの園みたいな町です。元町にはさらに美しい建物が多々ありますので、次回は引き続き公会堂や教会をご紹介していこうと思います。
函館編
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実際に巡った順とはだいぶ異なるのですが、路面電車の「函館どつく駅」のある西端から東の方へ向かうルートでご紹介してまいります。まずはあまり観光地化されていない東端の辺りの建物です。
こちらは旧ロシア領事館。元々は元町のハリストス正教会がある場所にあったのが火災にあってこの地に明治39年に移ってきました。しかしそれも翌年に消失し、こちらが出来たのは明治41年とないます。


めちゃくちゃ急な坂の途中にあるのがこの写真でも分かると思いますw 設計はドイツのR・ゼールという建築家で、玄関に唐破風がある日本的な意匠を取り込んでいるようです。ロシア革命後はソ連領事館となりましたが、昭和19年(終戦の前年)に閉鎖されたようです。戦後は函館市が買って青少年宿泊施設となっていたようですが、1996年に役目を終えて今は廃墟のようになっていて入れませんでした。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 旧ロシア領事館
旧ロシア領事館の前から海まで一直線の坂道となっています。

見晴らしが良いのですが、上り下りが結構辛かったですw 近くに公共交通も無いので あまり観光客が来ないのも致し方ないかも。
続いてこちらは函館の西端辺りにある高龍寺という曹洞宗のお寺。函館の現存最古のお寺です。

かなりの大きさで荘厳な門となっています。こちらは登録有形文化財となっているようで、山門は1911年(明治44年)に作られたのだとか。中には入りませんでしたが、ここも隠れた名建築のようです。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 高龍寺
余談ですが、この辺はやけに花屋さんが多くお盆に行ったので沢山のお客さんが来ていました。お墓が多い場所柄の為かな。
高龍寺からさらに奥へと進むと外国人墓地があります。こちらは中国の方たちのお墓。

この辺の外国人墓地はそれぞれの国の宗教などに沿って埋葬されているようで、その違いが興味深いところでした。こんな眺めの良いところならお墓の中の人達も安らかに眠れそうですね。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 外国人墓地
この後、函館どつく駅に戻って路面電車で元町の方に行きました。路面電車で10分もかからない位だと思います。
こちらは元町公園の近くにある中華會館。純中国様式の(清朝時代)建築としては日本で現存唯一だそうです。

中には関帝(三国志の関羽)を祀っていたそうで、1910年(明治43年)に完成したそうです。赤レンガでも中国風と分かる佇まいとなっています。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 中華會館
中華會館の角度違い。特に屋根と窓に特徴があるように思いました。

普段は残念ながら中に入ることは出来ないようです。
ちなみにこのすぐ近くに行列の出来る「アンジェリックヴォヤージュ」というお店がありました。クレープのお店のようでしたが時間が無かったので諦めました。
参考リンク:函館アンジェリックヴォヤージュ
続いて中華會館の斜め向かい辺りにある旧アメリカ領事館。

函館は1854年の日米和親条約によって下田と共に翌年に開港された訳ですが、すぐにここに領事館を設けたようです。大正7年(1918年)までは使われていたようです。木で隠れていますが結構モダンな建物でした。
中華會館と旧アメリカ領事館の辺りを通ると、函館山を目の前に望むことができます。

下に立っている派手な建物は旧函館区公会堂で、こちらは内部見学ができます。これについては次回じっくりご紹介予定です。
続いて、一旦坂を降りた辺りにある相馬株式会社社屋。

大正2年(1913年)に建てられたものらしく、ハイカラと言う言葉がよく似合う建物です。特にカラーリングが洒落てます。先程の旧函館区公会堂もこの相馬株式会社の社長が私財を投じたそうなので、函館の功労者と言えそうです。
参考リンク:函館市公式観光情報はこぶら 相馬株式会社社屋
続いては今日のハイライトの旧イギリス領事館。こちらは中を見学することが出来ます。

こちらは先程のアメリカ・ロシアに次いで3番目に開設された領事館で、やはり大火に見舞われて大正2年(1913年)に現在の建物となりました。函館、大火多すぎですね…。
参考リンク:函館市旧イギリス領事館
こちらが建物部分。

白い壁に青い窓枠が何とも洒落ています。ごてごてしていないのが特に良い!w
入館料を払って中へ。中もスッキリした印象を受けます。

まずは2階から観るルートでした。
こちらは領事執務室。何やら外を観ている立像があります。

望遠鏡を覗いているのはユースデン領事という明治期の領事で、函館戦争の頃にもここにいたようです。かなり身体が小さく函館市民からは「豆コンシロ(領事)」の愛称で親しまれたのだとか。日本を去る時には大勢の市民が集まったらしいので人望があったようです。
こちらは家族居間。

明るく女性的な雰囲気となっていました。調度品が何とも愛らしい。
こちらは様々な資料が観られるコーナー。

函館の資料や、当時の外交の様子などが伺えます。結構、面白いキャプションがあるのでじっくり読んできました。
2階のテラス部分。

色調が鮮やかなのが軽やかな印象です。
中を見終わった後は庭を散策してきました。こちらは角度違いの建物。

この日は午後から晴れて夏の日差しに映える色合いとなっていました。
こちらはバラのアーチ。

古河庭園とか思い出します。やはり庭もイギリス式ですね。
庭から観た領事館の裏側。

噴水などもあって、小さいながらもイギリスを感じる庭でした。
旧イギリス領事館を堪能した後、非常に魅力的なカフェでお茶もしてきました。それについては後日改めてご紹介予定です。
最後に、旧イギリス領事館の近くの旧相馬邸

こちらも内部を見学可能(冬季休館)なのですが、ちょうど閉館時間となってしまい観られませんでした。和室と洋室がある造りになっているらしいので観てみたかった…。
参考リンク:旧相馬邸
といった感じで、函館は歴史的建造物のラッシュ状態です。ここでは紹介しきれていませんが、普通の町なら観光地になるような建物がそこら辺にあって街中が たてもの園みたいな町です。元町にはさらに美しい建物が多々ありますので、次回は引き続き公会堂や教会をご紹介していこうと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
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函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
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今日も写真多めです。前回に引き続き今年のお盆に行ってきた函館の写真で、今日は函館東部のトラピスチヌ修道院、函館競馬場と 函館駅前近くの赤レンガ倉庫街と朝市などについてご紹介していこうと思います。
まずは市街地からだいぶ東に行った函館空港近くにあるトラピスチヌ修道院を訪れてみました。ここは公共交通で行くならバスで行くのが良い所です。
参考リンク:函館市公式観光情報 トラピスチヌ修道院
郊外の静かな所にある修道院で、今でも現役で修道女がここで祈りを捧げながら生活をしているようです。この坂を登っていくと修道女たちが住んでいる建物が見えてきます。

この写真の入口辺りにはショップもあって、お土産も売っています。昔はバター飴が名物だったのですが今は無くなってしまい代わりにマダレナというマドレーヌが名物になっているようです。私は聖歌のCDを買いました。
こちらが修道院。ゴシックとロマネスクを合わせたような様式となっています。以前は木造だったのですが嵐で破壊されたり燃えたりしたそうで、これは1927年の再建された建物だそうです。

観光客はここまでしか入れません。この中に入った修道女は生涯この建物で過ごすそうで、一部の修道女を除き中では声を出して話をすることも禁じられているなど厳しい決まりがあるようです。ここでクッキーやマドレーヌを作りながら祈り続けています。今でもそんな厳格な世界があるんですね。
静寂の聖なる修道院で心洗われた後、バスで函館駅方面へと向かう途中にある函館競馬場で途中下車しました。奥さんには人としてありえないルートと言われましたが、ローに傾いたらカオスな行動でバランスを取るメガテン的発想ですw
こちらが函館競馬場。結構新しくて綺麗です。
参考リンク:函館競馬場

残念ながらこの日はここではなく札幌開催だったのですが、日曜日だったので馬券を買うことはできました。
こちらはパドック

綺麗で見やすい! 函館競馬場は鉄火場のイメージがありましたが、これは若者や女性にも受けが良さそう。
館内はこんな感じで先程のパドックを観ながら座ることもできます。

この辺は関東の競馬場より快適でした。しかもそんなに人も多くないしw
一応、コースも観てみました。

府中・中山・阪神・京都などに比べるとやはり狭く感じます。
逆側はこんな感じ。

小回りで直線も短いので地方競馬と似た規模ですが、綺麗な芝でした。
ちなみに、この日は新潟競馬で自分のPOG指名馬が出ていたので買ったら、見事に勝ちました。色々な記念に換金せずにとっておいてますw
この後、路面電車に乗って一気にJR函館駅近くの十字街の赤レンガ倉庫まで移動しました。路面電車はこの街の魅力の1つなので、後日別の記事でご紹介予定です。また、赤レンガ倉庫の辺りにはレトロで良いカフェが沢山あったりします。グルメ関係もまとめて記事にする予定なので、今日はそれについてはスルーしておきます。
こちらが金森赤レンガ倉庫! 明治末期に倉庫として利用されていたものをリノベーションした建物です。

中には雑貨店やヒストリープラザなどがあるショッピングモールとなっています。最終日にもここに来てお土産を買いました。
参考リンク:金森赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫の側面はこんな感じ。明治からの建物だけに風格漂う建物です。

ここで記念撮影している人も結構いました。このレンガを背景に映ると写真集みたいな洒落た写真が簡単に撮れますw
海が近いので海鳥が結構いて、街灯に乗っているのを見つけたので撮ってみました。

可愛いけど、糞とか注意しないとw
この赤レンガ倉庫には湾内のクルーズ船もあったので乗ることにしました。

この写真の右端に写っている建物でチケットを買います。確か20分程度のクルーズだったと思います。
こちらがクルーズの船。

あまり大きくないので、波にぶつかると舳先が上下します。とは言え、この日は穏やかだったのでそれほど気にはなりませんでした。
湾内から函館山も見えました。

予想以上のスピードでぐんぐん進むので風が気持ち良かったです(真夏だったので特にそう感じました)
今でも活気のある港のようで、あちこちにクレーンなどもありました。

北海道の玄関口だけあって海運も盛んなのかな。
クルーズが終了した後、再び赤レンガ倉庫の戻ってきました。ここには明治館という建物もあります。

こちらは元々は明治末期の函館郵便局だったもので、昭和37年頃まで約50年間使われたようです。今ではショッピングモールとなっています。
参考リンク:はこだて明治館
残念ながら中はすごく普通のテイストとなっていますw

割と揃えが良いのでここでもお土産を買ってきました。
赤レンガ倉庫に行った後、JR函館駅に歩いて向かったのですが、その途中で「函館市青函連絡船記念館摩周丸」を遠くから観ました。

こちらは青函連絡船として使われていた船を保存して公開しているもので、中を見学することもできます。国鉄マークが何とも懐かしいw 初めて北海道に行った際に連絡船に乗ったのを思い出しました。時間があったら中も観たかった…。
参考リンク:函館市青函連絡船記念館摩周丸
ついでに近くのJR函館駅前の朝市に行きました。市場の中にはイカ釣りの体験ができるコーナーまであります。

これが凄い人気のようで、並ぶのに時間がかかる上に品切れ?もあるようです。私が行ったのはお昼には遅い時間だったこともあって、体験は諦めてしばらく眺めてから市場を散策しました。
参考リンク:函館朝市
この朝市でイカとホッケを買って家族に郵送したのですが、イカよりホッケのほうが評判良かったです。解体して貰えばよかったかも。 さらに海鮮丼なんかも食べました。それについてはグルメ編で書こうと思います。
ということで、今日はあちこちの見どころをまとめた感じになりましたが、函館は観光地がいくつかの場所に集中しているので効率的に周ることが出来ます。特にJR函館駅から元町にかけては観光に適した場所だらけです。次回は特に素晴らしかった函館の建物についてご紹介していこうと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
まずは市街地からだいぶ東に行った函館空港近くにあるトラピスチヌ修道院を訪れてみました。ここは公共交通で行くならバスで行くのが良い所です。
参考リンク:函館市公式観光情報 トラピスチヌ修道院
郊外の静かな所にある修道院で、今でも現役で修道女がここで祈りを捧げながら生活をしているようです。この坂を登っていくと修道女たちが住んでいる建物が見えてきます。

この写真の入口辺りにはショップもあって、お土産も売っています。昔はバター飴が名物だったのですが今は無くなってしまい代わりにマダレナというマドレーヌが名物になっているようです。私は聖歌のCDを買いました。
こちらが修道院。ゴシックとロマネスクを合わせたような様式となっています。以前は木造だったのですが嵐で破壊されたり燃えたりしたそうで、これは1927年の再建された建物だそうです。

観光客はここまでしか入れません。この中に入った修道女は生涯この建物で過ごすそうで、一部の修道女を除き中では声を出して話をすることも禁じられているなど厳しい決まりがあるようです。ここでクッキーやマドレーヌを作りながら祈り続けています。今でもそんな厳格な世界があるんですね。
静寂の聖なる修道院で心洗われた後、バスで函館駅方面へと向かう途中にある函館競馬場で途中下車しました。奥さんには人としてありえないルートと言われましたが、ローに傾いたらカオスな行動でバランスを取るメガテン的発想ですw
こちらが函館競馬場。結構新しくて綺麗です。
参考リンク:函館競馬場

残念ながらこの日はここではなく札幌開催だったのですが、日曜日だったので馬券を買うことはできました。
こちらはパドック

綺麗で見やすい! 函館競馬場は鉄火場のイメージがありましたが、これは若者や女性にも受けが良さそう。
館内はこんな感じで先程のパドックを観ながら座ることもできます。

この辺は関東の競馬場より快適でした。しかもそんなに人も多くないしw
一応、コースも観てみました。

府中・中山・阪神・京都などに比べるとやはり狭く感じます。
逆側はこんな感じ。

小回りで直線も短いので地方競馬と似た規模ですが、綺麗な芝でした。
ちなみに、この日は新潟競馬で自分のPOG指名馬が出ていたので買ったら、見事に勝ちました。色々な記念に換金せずにとっておいてますw
この後、路面電車に乗って一気にJR函館駅近くの十字街の赤レンガ倉庫まで移動しました。路面電車はこの街の魅力の1つなので、後日別の記事でご紹介予定です。また、赤レンガ倉庫の辺りにはレトロで良いカフェが沢山あったりします。グルメ関係もまとめて記事にする予定なので、今日はそれについてはスルーしておきます。
こちらが金森赤レンガ倉庫! 明治末期に倉庫として利用されていたものをリノベーションした建物です。

中には雑貨店やヒストリープラザなどがあるショッピングモールとなっています。最終日にもここに来てお土産を買いました。
参考リンク:金森赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫の側面はこんな感じ。明治からの建物だけに風格漂う建物です。

ここで記念撮影している人も結構いました。このレンガを背景に映ると写真集みたいな洒落た写真が簡単に撮れますw
海が近いので海鳥が結構いて、街灯に乗っているのを見つけたので撮ってみました。

可愛いけど、糞とか注意しないとw
この赤レンガ倉庫には湾内のクルーズ船もあったので乗ることにしました。

この写真の右端に写っている建物でチケットを買います。確か20分程度のクルーズだったと思います。
こちらがクルーズの船。

あまり大きくないので、波にぶつかると舳先が上下します。とは言え、この日は穏やかだったのでそれほど気にはなりませんでした。
湾内から函館山も見えました。

予想以上のスピードでぐんぐん進むので風が気持ち良かったです(真夏だったので特にそう感じました)
今でも活気のある港のようで、あちこちにクレーンなどもありました。

北海道の玄関口だけあって海運も盛んなのかな。
クルーズが終了した後、再び赤レンガ倉庫の戻ってきました。ここには明治館という建物もあります。

こちらは元々は明治末期の函館郵便局だったもので、昭和37年頃まで約50年間使われたようです。今ではショッピングモールとなっています。
参考リンク:はこだて明治館
残念ながら中はすごく普通のテイストとなっていますw

割と揃えが良いのでここでもお土産を買ってきました。
赤レンガ倉庫に行った後、JR函館駅に歩いて向かったのですが、その途中で「函館市青函連絡船記念館摩周丸」を遠くから観ました。

こちらは青函連絡船として使われていた船を保存して公開しているもので、中を見学することもできます。国鉄マークが何とも懐かしいw 初めて北海道に行った際に連絡船に乗ったのを思い出しました。時間があったら中も観たかった…。
参考リンク:函館市青函連絡船記念館摩周丸
ついでに近くのJR函館駅前の朝市に行きました。市場の中にはイカ釣りの体験ができるコーナーまであります。

これが凄い人気のようで、並ぶのに時間がかかる上に品切れ?もあるようです。私が行ったのはお昼には遅い時間だったこともあって、体験は諦めてしばらく眺めてから市場を散策しました。
参考リンク:函館朝市
この朝市でイカとホッケを買って家族に郵送したのですが、イカよりホッケのほうが評判良かったです。解体して貰えばよかったかも。 さらに海鮮丼なんかも食べました。それについてはグルメ編で書こうと思います。
ということで、今日はあちこちの見どころをまとめた感じになりましたが、函館は観光地がいくつかの場所に集中しているので効率的に周ることが出来ます。特にJR函館駅から元町にかけては観光に適した場所だらけです。次回は特に素晴らしかった函館の建物についてご紹介していこうと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
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今日は写真多めです。結構前になりましたが、今年のお盆に函館に2泊3日で観光に行ってきました。今日から番外編として いくつかの記事で函館で撮ってきた写真をご紹介していこうと思います。まずは初日に行ってきた五稜郭周辺についてです。
公式サイト:
五稜郭タワー
特別史跡五稜郭跡
北海道立函館美術館
お盆に行ったのに今まで記事化しなかったのはいくつか理由があるのですが、特に大きいのは2018年9月7日に起きた地震と停電で北海道全体が混乱状態となったことでした。あれから3ヶ月ほど経って再び旅行に行く人も出てきていると思うので、参考にして頂ければと思います。
まず真っ先に向かったのはこちらの五稜郭タワー。ここで市内を見渡してから観光ルートを考えようとしていました。割とノープランですw

私は鉄道で函館駅から路面電車で行ったのですが、割と最寄り駅から歩きました。ここはバスで行ったほうが無難かも。生憎のどんよりした天気でしたw
1階で入場券を買って、早速展望台へ。函館と言えばこのイメージですよね。

見事に名前の通り5つの突起のある星型となっています。西洋に同様の形の城塞があるようで、死角の少ない形なのだとか。
このタワーの展望台は周囲をぐるっと回れるようになっています。途中に新選組の鬼の副長 土方歳三が座っていました。

土方歳三は戊辰戦争最後の戦いとなったこの地で狙撃されて亡くなったそうです。
この展望台には函館の歴史をミニチュアで展示していました。これはありがたい。

これは1854年の日米和親条約で鎖国が終わった翌年に、開港予定となった函館に調査に来たペリーと松前藩の家老がミシシッピ号で会見する様子。黒船は今で言えば宇宙人が攻めて来たくらいのインパクトだったと言われているので、相当に緊張してそう
その後、色々と日本国内で維新の嵐が巻き起こる訳ですが、函館も戦乱に巻き込まれます。
こちらは旧幕府軍の軍艦「開陽」が冬の嵐で座礁したのを土方歳三が言葉もなく立ち尽くすシーン。

それでも脱走軍(旧幕府側)は松前藩に勝ち、榎本武揚を総裁とする政権を樹立したりしています。
しかし新政府軍の総攻撃を受けて函館の町は新政府軍に占領されます。これはそれを奪回しに行く土方歳三。

その時、健闘むなしく銃撃されて亡くなりました。今でいうと34歳の若さで亡くなっているというのだから驚きです
他にも色々なエピソードが紹介されているので、最初にここに来て歴史を学ぶことができたのはラッキーでした。これで函館旅行にも厚みが出ますw
この展望台には他にも見どころがあって、足元が透けているところがあります。

これ、かなり怖いですw 本気でビビっている人が続出でしたが、それが普通の反応だと思います。
展望台からは函館山も見えます。この日はこんなどんよりしてますが、快晴だとかなり綺麗な光景のようです

函館山については後日改めてご紹介の予定です。
展望台のすぐ下あたりに北海道立函館美術館があります。

徒歩5分くらいのところなので、もちろん足を運んでみました。また後ほど出てきます。
タワーの下はお土産屋さんや食べ物を売っていました。

ここで食べることも出来るようなので、ゆっくりすることもできそうでした。
続いて、五稜郭の中に行ってみました。こんな感じの橋が掛かっています。

橋を渡ると先程上から観た通り 城壁に囲まれています。結構な高さがあってその堅固さもよく分かると思います。
こちらは箱館奉行所。開港の際に置かれた江戸幕府の役所です。

その割に かなり真新しい建物となっているのは、当時と同じ材料・後方で2010年に復元した為です。破風と櫓のような屋根が特徴的。戊辰戦争の舞台となり、わずか7年で解体されました。
中はこんな感じ。水平垂直が多い美しい光景です。

木材の色も明るくて新築らしさがあるけど、昔はこうだったんですよね。
こちらは大広間。奉行所の中でも最も格の高い部屋で、なんと4間続きのかなり大きな広間です。

年中行事などで使われた部屋で、役職の格で入室できる部屋が決まっていたようです。
こちらは先程の広間の一番奥にある壱之間。

床の間・違い棚・付書院がありここが一番格が高い部屋だと思われます。
少し先の部屋には武器置所なんかもありました。奉行所の中に武器を置いていたようです。
続いてこちらは表座敷。

奉行の普段の執務室です。裁きの裁きの申し渡しも行われた格の高い部屋なのだとか。
外からだと分かりづらいですが、中庭がありました

採光や雨水処理を目的としたそうです。ここだけアスファルト…w 窓の格子の連続が美しいのに、ぶちこわしです。
こちらは小屋組という奉行所で最も広い部屋。今は資料館となっています。

ここも函館や五稜郭の歴史がよく分かるので、歴史好き(特に幕末好き)にはたまらないと思います。
当時の鉄砲や大砲の球なんかも展示されていました。

他にも映像の部屋などもあり、歴史資料館としても中々立派です。
五稜郭を堪能したので引き返して、五稜郭タワーの近くにある北海道立函館美術館に行ってきました。

上から観たら小さく見えますが、割と大きいw 特別展の他に2つくらい展示していました。
私が行った時は「奇才・ダリ版画展 炸裂するシュルレアリスムの世界」をやっていました(2018年7月14日(土)~8月26日(日))

こちらはダッシュで45分くらいで観ました。メモも取ってきたのですが、もう終わって日が経っているので記事にはしません。版画シリーズが結構あって、版画でもダリらしさは失われずシニカルだったり ちょっとあざといくらいの奇妙さです。日本の昔話をテーマにした作品なんかもありました。
最後に美術館の前にあったアントワーヌ・ブールデルの「自由」

美術館の内外に色々な彫刻がありました。次はもうちょっとゆっくり観たいw
ということで、景色・歴史・美術と言った感じで思った以上に楽しめました。さらに五稜郭タワーの前にはご当地グルメの「あじさい」(ラーメン)の本店やラッキーピエロ(バーガーの店のはず…だけど色々ある)なんかもあって、狭いエリアで色々と充実していました。函館に観光に行く際には鉄板の観光地だと思います。
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特別史跡五稜郭跡
北海道立函館美術館
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まず真っ先に向かったのはこちらの五稜郭タワー。ここで市内を見渡してから観光ルートを考えようとしていました。割とノープランですw

私は鉄道で函館駅から路面電車で行ったのですが、割と最寄り駅から歩きました。ここはバスで行ったほうが無難かも。生憎のどんよりした天気でしたw
1階で入場券を買って、早速展望台へ。函館と言えばこのイメージですよね。

見事に名前の通り5つの突起のある星型となっています。西洋に同様の形の城塞があるようで、死角の少ない形なのだとか。
このタワーの展望台は周囲をぐるっと回れるようになっています。途中に新選組の鬼の副長 土方歳三が座っていました。

土方歳三は戊辰戦争最後の戦いとなったこの地で狙撃されて亡くなったそうです。
この展望台には函館の歴史をミニチュアで展示していました。これはありがたい。

これは1854年の日米和親条約で鎖国が終わった翌年に、開港予定となった函館に調査に来たペリーと松前藩の家老がミシシッピ号で会見する様子。黒船は今で言えば宇宙人が攻めて来たくらいのインパクトだったと言われているので、相当に緊張してそう
その後、色々と日本国内で維新の嵐が巻き起こる訳ですが、函館も戦乱に巻き込まれます。
こちらは旧幕府軍の軍艦「開陽」が冬の嵐で座礁したのを土方歳三が言葉もなく立ち尽くすシーン。

それでも脱走軍(旧幕府側)は松前藩に勝ち、榎本武揚を総裁とする政権を樹立したりしています。
しかし新政府軍の総攻撃を受けて函館の町は新政府軍に占領されます。これはそれを奪回しに行く土方歳三。

その時、健闘むなしく銃撃されて亡くなりました。今でいうと34歳の若さで亡くなっているというのだから驚きです
他にも色々なエピソードが紹介されているので、最初にここに来て歴史を学ぶことができたのはラッキーでした。これで函館旅行にも厚みが出ますw
この展望台には他にも見どころがあって、足元が透けているところがあります。

これ、かなり怖いですw 本気でビビっている人が続出でしたが、それが普通の反応だと思います。
展望台からは函館山も見えます。この日はこんなどんよりしてますが、快晴だとかなり綺麗な光景のようです

函館山については後日改めてご紹介の予定です。
展望台のすぐ下あたりに北海道立函館美術館があります。

徒歩5分くらいのところなので、もちろん足を運んでみました。また後ほど出てきます。
タワーの下はお土産屋さんや食べ物を売っていました。

ここで食べることも出来るようなので、ゆっくりすることもできそうでした。
続いて、五稜郭の中に行ってみました。こんな感じの橋が掛かっています。

橋を渡ると先程上から観た通り 城壁に囲まれています。結構な高さがあってその堅固さもよく分かると思います。
こちらは箱館奉行所。開港の際に置かれた江戸幕府の役所です。

その割に かなり真新しい建物となっているのは、当時と同じ材料・後方で2010年に復元した為です。破風と櫓のような屋根が特徴的。戊辰戦争の舞台となり、わずか7年で解体されました。
中はこんな感じ。水平垂直が多い美しい光景です。

木材の色も明るくて新築らしさがあるけど、昔はこうだったんですよね。
こちらは大広間。奉行所の中でも最も格の高い部屋で、なんと4間続きのかなり大きな広間です。

年中行事などで使われた部屋で、役職の格で入室できる部屋が決まっていたようです。
こちらは先程の広間の一番奥にある壱之間。

床の間・違い棚・付書院がありここが一番格が高い部屋だと思われます。
少し先の部屋には武器置所なんかもありました。奉行所の中に武器を置いていたようです。
続いてこちらは表座敷。

奉行の普段の執務室です。裁きの裁きの申し渡しも行われた格の高い部屋なのだとか。
外からだと分かりづらいですが、中庭がありました

採光や雨水処理を目的としたそうです。ここだけアスファルト…w 窓の格子の連続が美しいのに、ぶちこわしです。
こちらは小屋組という奉行所で最も広い部屋。今は資料館となっています。

ここも函館や五稜郭の歴史がよく分かるので、歴史好き(特に幕末好き)にはたまらないと思います。
当時の鉄砲や大砲の球なんかも展示されていました。

他にも映像の部屋などもあり、歴史資料館としても中々立派です。
五稜郭を堪能したので引き返して、五稜郭タワーの近くにある北海道立函館美術館に行ってきました。

上から観たら小さく見えますが、割と大きいw 特別展の他に2つくらい展示していました。
私が行った時は「奇才・ダリ版画展 炸裂するシュルレアリスムの世界」をやっていました(2018年7月14日(土)~8月26日(日))

こちらはダッシュで45分くらいで観ました。メモも取ってきたのですが、もう終わって日が経っているので記事にはしません。版画シリーズが結構あって、版画でもダリらしさは失われずシニカルだったり ちょっとあざといくらいの奇妙さです。日本の昔話をテーマにした作品なんかもありました。
最後に美術館の前にあったアントワーヌ・ブールデルの「自由」

美術館の内外に色々な彫刻がありました。次はもうちょっとゆっくり観たいw
ということで、景色・歴史・美術と言った感じで思った以上に楽しめました。さらに五稜郭タワーの前にはご当地グルメの「あじさい」(ラーメン)の本店やラッキーピエロ(バーガーの店のはず…だけど色々ある)なんかもあって、狭いエリアで色々と充実していました。函館に観光に行く際には鉄板の観光地だと思います。
函館編
五稜郭周辺の写真 【函館編】
函館東部と函館駅周辺の写真 【函館編】
函館建物めぐり 前編 【函館編】
函館建物めぐり 後編 【函館編】
函館山の夜景 【函館編】
函館のカフェ・グルメ 【函館編】
函館の鉄道 【函館編】
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今日は写真多めです。前回ご紹介した展示を観た後、すぐ近くのLIXILギャラリーに移動して「富士屋ホテルの営繕さん-建築の守り人-」という展示を観てきました。この展示は撮影可能となっていましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。

【展覧名】
富士屋ホテルの営繕さん-建築の守り人-
【公式サイト】
http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1809/
【会場】LIXILギャラリー
【最寄】京橋駅(東京)
【会期】2018年12月06日(木)~2019年02月23日(土)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_②_3_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。
さて、この展示は箱根にある老舗の「富士屋ホテル」のメンテナンスに焦点を当てたマニアックな内容で、主に写真パネルと備品などが並んでいました。富士屋ホテルは1878年(明治11年)に創業したのですが、創始者の山口仙之助は渡米で得た資金を元手に500年の歴史を持つ「藤屋」を買収し、洋風の改装して「富士屋ホテル」としたそうです。それだけ歴史があるだけに現在では有形文化財となっている建物もあるようで、メンテナンスも苦労が多いようです。詳しくは写真を使ってご紹介していこうと思います。
会場入ってすぐの所に階段が作られていました。

こちらは本館の階段をイメージしているようです。歴史ある建物が好きな私としては是非一度は訪れてみたいものです。
こちらは1891年の本館竣工直後の写真。

1883年に焼失したこともあったのだとか。ちょっと誰が設計したのか分かりませんでした。
こちらは「花御殿」という建物の部屋のルームキー

かなり豪華な部屋らしく、鍵も豪華! 2013年まで使われていたものの複製のようです。
まずは本館のコーナーとなっていました。
こちらはロビーに隣接するティーラウンジ「オーキッド」

ここの椅子は使用頻度が高いので修繕の頻度も高くなるそうです。中々ムードあるティーラウンジですね。
こちらは本館のジュニアスイート

和洋折衷で、ラジエーターが時代を感じさせます。釣り鐘みたいな形でお寺みたいw
こちらはどの館のか忘れましたが、テーブルセット。

落ち着いて気品のある椅子が好み。曲線美が特に目を引きました。
続いてこちらは食堂棟の男子トイレの写真。

モザイク模様となっていて驚きw 何となく箱根名物の寄せ木を思い起こすような模様に思えました。
続いてこちらは西洋館。1906年に建てられたそうです。

破風だけ和風w この建物が建てられた頃は富士屋ホテルは外国人専用のホテルだったらしいので、日本風の部分が喜ばれたのかもしれないですね。
こちらは西洋館の客室

こちらもシンプルながらも格調高い雰囲気となっています。結構広そうです。
続いては花御殿という建物。

こちらは1919年に建てられたらしく、3代目がアメリカ旅行の成果を取り入れて建てたそうです。こちらは和風が強めで寺社っぽい破風になってるように思います。
こちらが花御殿のスイートルームの「菊」 この部屋の内装は宮大工も関わっているそうです。

格天井になってる辺りに寺社っぽさがあるかな。
こちらは先程も出てきた花御殿のルームキーの写真。

日本画家の三井萬里が描いたそうで、同じ絵を用いながら何度か作り変えられているそうです。
ここまでは富士屋ホテルの紹介でしたが、ここからは本題の修繕の様子を紹介していました。
こちらは映像で椅子を修繕している様子。

結構地道に手作業で直しているようです。買えば良いというわけではないので、ある意味キュレーターみたいな。
こいらは作業場の写真。

美しい建物を支える舞台裏と言った感じでしょうか。様々な器具が置かれているのが伺えます。
こちらは食堂棟のダイニングルームにある柱に施された飾りつきカウンター。

この顔は3代目の経営者を模したとされるそうで、一体どんな鬼経営者だったんでしょうかw カイジの会長みたい…。
こちらは先程の本館 ティーラウンジ「オーキッド」の椅子の実物。映像で直していた椅子です。

後ろの左足の先が欠けていたそうで、修理したのだとか。直す技術も凄いですが、そんな細かいところに気配りできることに驚きです。
こちらはダイニングルームの換気口カバー。

いくつかの長方形を組み合わせて幾何学模様にしているのは寄木張りの床に合わせている為のようです。部屋全体の調和を考えたデザインになっているんですね。
こちらは活字の組版。これを使ってレストランのメニューを書いていたようです。

カタカナっぽいのはあるけど、漢字はどうしてたんだろうか…w 地味だけど欠かせない仕事です。
こちらは修繕につかう道具類。

大工道具そのものといった感じです。ノミが沢山あるのは用途の違いでしょうか。
こちらはバックヤードの通路。

増改築を繰り返して配管が複雑になったそうですが、図面がなく口伝でノウハウを受け継いでいるのだとか。それは企業として かなりマズイ… というか安全面で大丈夫か?という疑問がw
最後に菊華荘という旧御用邸(1895年竣工)の純和風建築が紹介されていました。

設計は宮内省内匠寮だそうで、1946年に払い下げられて今は別館として運営されているようです。旧御用邸まであるとは恐るべきホテルですw
こちらも菊華荘

水平垂直のリズム感があって美しい建物です。古い木造だけに、このメンテンンスは相当大変でしょうね。
ということで、富士屋ホテルの美しい建物と共に、その舞台裏の苦労などが見て取れる内容となっていました。一度は泊まってみたいですが、2018年4月から耐震改修工事のため休館中で、2020年夏にオープンの予定だそうです。(レストラン別館・菊華荘、などは営業中らしいので詳しく知りたい方は下記公式をチェックしてください。) それでもいつかは泊まってみたいと思わせる展示でした。
参考リンク:
富士屋ホテル お知らせ
じゃらん 富士屋ホテル
おまけ:
隣の部屋では、クリエイションの未来展 第17回 清水敏男監修 第二期: 枯山水サラウンディング 「I'mpermanent」という展示もやっていました。
【公式サイト】http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1809/
【会期】2018年11月01日(木)~12月25日(火)
会場はこんな感じ。

枯れ草・枯れ木で出来た和風な空間となっていました。

【展覧名】
富士屋ホテルの営繕さん-建築の守り人-
【公式サイト】
http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1809/
【会場】LIXILギャラリー
【最寄】京橋駅(東京)
【会期】2018年12月06日(木)~2019年02月23日(土)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
0時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_②_3_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_③_4_5_満足
【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。
さて、この展示は箱根にある老舗の「富士屋ホテル」のメンテナンスに焦点を当てたマニアックな内容で、主に写真パネルと備品などが並んでいました。富士屋ホテルは1878年(明治11年)に創業したのですが、創始者の山口仙之助は渡米で得た資金を元手に500年の歴史を持つ「藤屋」を買収し、洋風の改装して「富士屋ホテル」としたそうです。それだけ歴史があるだけに現在では有形文化財となっている建物もあるようで、メンテナンスも苦労が多いようです。詳しくは写真を使ってご紹介していこうと思います。
会場入ってすぐの所に階段が作られていました。

こちらは本館の階段をイメージしているようです。歴史ある建物が好きな私としては是非一度は訪れてみたいものです。
こちらは1891年の本館竣工直後の写真。

1883年に焼失したこともあったのだとか。ちょっと誰が設計したのか分かりませんでした。
こちらは「花御殿」という建物の部屋のルームキー

かなり豪華な部屋らしく、鍵も豪華! 2013年まで使われていたものの複製のようです。
まずは本館のコーナーとなっていました。
こちらはロビーに隣接するティーラウンジ「オーキッド」

ここの椅子は使用頻度が高いので修繕の頻度も高くなるそうです。中々ムードあるティーラウンジですね。
こちらは本館のジュニアスイート

和洋折衷で、ラジエーターが時代を感じさせます。釣り鐘みたいな形でお寺みたいw
こちらはどの館のか忘れましたが、テーブルセット。

落ち着いて気品のある椅子が好み。曲線美が特に目を引きました。
続いてこちらは食堂棟の男子トイレの写真。

モザイク模様となっていて驚きw 何となく箱根名物の寄せ木を思い起こすような模様に思えました。
続いてこちらは西洋館。1906年に建てられたそうです。

破風だけ和風w この建物が建てられた頃は富士屋ホテルは外国人専用のホテルだったらしいので、日本風の部分が喜ばれたのかもしれないですね。
こちらは西洋館の客室

こちらもシンプルながらも格調高い雰囲気となっています。結構広そうです。
続いては花御殿という建物。

こちらは1919年に建てられたらしく、3代目がアメリカ旅行の成果を取り入れて建てたそうです。こちらは和風が強めで寺社っぽい破風になってるように思います。
こちらが花御殿のスイートルームの「菊」 この部屋の内装は宮大工も関わっているそうです。

格天井になってる辺りに寺社っぽさがあるかな。
こちらは先程も出てきた花御殿のルームキーの写真。

日本画家の三井萬里が描いたそうで、同じ絵を用いながら何度か作り変えられているそうです。
ここまでは富士屋ホテルの紹介でしたが、ここからは本題の修繕の様子を紹介していました。
こちらは映像で椅子を修繕している様子。

結構地道に手作業で直しているようです。買えば良いというわけではないので、ある意味キュレーターみたいな。
こいらは作業場の写真。

美しい建物を支える舞台裏と言った感じでしょうか。様々な器具が置かれているのが伺えます。
こちらは食堂棟のダイニングルームにある柱に施された飾りつきカウンター。

この顔は3代目の経営者を模したとされるそうで、一体どんな鬼経営者だったんでしょうかw カイジの会長みたい…。
こちらは先程の本館 ティーラウンジ「オーキッド」の椅子の実物。映像で直していた椅子です。

後ろの左足の先が欠けていたそうで、修理したのだとか。直す技術も凄いですが、そんな細かいところに気配りできることに驚きです。
こちらはダイニングルームの換気口カバー。

いくつかの長方形を組み合わせて幾何学模様にしているのは寄木張りの床に合わせている為のようです。部屋全体の調和を考えたデザインになっているんですね。
こちらは活字の組版。これを使ってレストランのメニューを書いていたようです。

カタカナっぽいのはあるけど、漢字はどうしてたんだろうか…w 地味だけど欠かせない仕事です。
こちらは修繕につかう道具類。

大工道具そのものといった感じです。ノミが沢山あるのは用途の違いでしょうか。
こちらはバックヤードの通路。

増改築を繰り返して配管が複雑になったそうですが、図面がなく口伝でノウハウを受け継いでいるのだとか。それは企業として かなりマズイ… というか安全面で大丈夫か?という疑問がw
最後に菊華荘という旧御用邸(1895年竣工)の純和風建築が紹介されていました。

設計は宮内省内匠寮だそうで、1946年に払い下げられて今は別館として運営されているようです。旧御用邸まであるとは恐るべきホテルですw
こちらも菊華荘

水平垂直のリズム感があって美しい建物です。古い木造だけに、このメンテンンスは相当大変でしょうね。
ということで、富士屋ホテルの美しい建物と共に、その舞台裏の苦労などが見て取れる内容となっていました。一度は泊まってみたいですが、2018年4月から耐震改修工事のため休館中で、2020年夏にオープンの予定だそうです。(レストラン別館・菊華荘、などは営業中らしいので詳しく知りたい方は下記公式をチェックしてください。) それでもいつかは泊まってみたいと思わせる展示でした。
参考リンク:
富士屋ホテル お知らせ
じゃらん 富士屋ホテル
おまけ:
隣の部屋では、クリエイションの未来展 第17回 清水敏男監修 第二期: 枯山水サラウンディング 「I'mpermanent」という展示もやっていました。
【公式サイト】http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1809/
【会期】2018年11月01日(木)~12月25日(火)
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Author:21世紀のxxx者
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
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最後の印象派、二大巨匠 シダネルとマルタン展 【SOMPO美術館】 (05/16)
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最近観た展示 (05/09)
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ミロ展-日本を夢みて (感想後編)【Bunkamura ザ・ミュージアム】 (04/25)
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ミロ展-日本を夢みて (感想前編)【Bunkamura ザ・ミュージアム】 (04/20)
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奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム 【東京都庭園美術館】 (04/11)
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展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年04月号】 (04/01)
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【密蔵院】の安行寒桜の写真 (03/27)
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グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生【世田谷美術館】 (03/22)
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大・タイガー立石展 世界を描きつくせ!【うらわ美術館】 (03/14)
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大・タイガー立石展 世界を描きつくせ! 【埼玉県立近代美術館】 (03/07)
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もうすぐ再開予定 (02/28)
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2021 MOMASコレクション 第3期 【埼玉県立近代美術館】 (01/21)
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鎌倉の写真 (2021年11月) (01/18)
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没後70年 吉田博展 【川越市立美術館】 (01/16)
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今後の更新について (01/14)
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【山崎美術館】の案内 (2021年11月) (01/11)
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保岡勝也 「旧山崎家別邸」 (01/09)
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映画「劇場版 呪術廻戦 0」(ややネタバレあり) (01/07)
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TERUHISA KITAHARA 鉄道コレクション展 【京橋エドグランタウンミュージアム】 (01/05)
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展覧会年間スケジュール (1都3県) 【2022年01月号】 (01/01)
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2021年の振り返り (12/31)
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ヘラルボニー/ゼロからはじまる 【BAG-Brillia Art Gallery】 (12/29)
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映画「キングスマン:ファースト・エージェント」(ややネタバレあり) (12/27)
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横溝美由紀「Landscape やわらかな地平のその先に」 【ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX】 (12/26)
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第15回 shiseido art egg 【資生堂ギャラリー】 (12/23)
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映画「マトリックス レザレクションズ」(ややネタバレあり) (12/21)
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ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ 【パナソニック汐留美術館】 (12/19)
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鈴木其一・夏秋渓流図屏風 【根津美術館】 (12/16)
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