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《小森隼人》 作者別紹介

今日は作者別紹介で静物・人物を中心に非常に精密な写実絵画を手掛ける小森隼人 氏を取り上げます。小森隼人 氏はフランドル絵画やスペイン絵画を研究し、その技法も用いて質感豊かに事物を描く画家です。モチーフの選び方もそのルーツを彷彿とさせ、複雑で計算された構図の中で多方向から当たる光を表現し、写真を超える絵画ならではの実在感を醸し出します。今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。

小森隼人 氏は1985年に島根県松江市に生まれ、2008年に奈良芸術短期大学 専攻科洋画コースを終了されました。2009年に白日展に初出品して佳作賞を得て以来、白日展を中心に活躍されています。今回の写真は2017年の東京都美術館での「現代の写実―映像を超えて」に出品された時のものとなりますが、反射で会場の映り込みが多い点につきまして予めご了承ください。。。

小森隼人 「Consideration」
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こちらは2017年の作品で意味深な表情を浮かべる美女。黒い背景と光が当たったような表現の為か、写真を超えた強い色彩に思えます。じっとこっちを見る眼差しに生気が感じられますね。

この写真は反射が写り込んでいて申し訳無いのですが、小森隼人 氏は明暗の使い方が非常に巧みで、複雑な光の当たり方をしているのが特徴ではないかと思います。

小森隼人 「月宵」
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こちらも2017年の人物画。目を閉じて横向きなのはメランコリーやプロフィールといった西洋の肖像の伝統からでしょうか。静かで深い精神性が感じられます。髪や肌のツヤが瑞々しい。

写真のような精密さがありつつ、小森隼人 氏の作品は絵画ならではの調和と奥深さを追求していると評されています

小森隼人 「驟雨 天色」
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こちらは2016年の静物で、陶器の光沢などまでリアルです。このモチーフの選び方などからもフランドル絵画を彷彿とさせます。

静物では配置や光の当て方を研究して構成しているそうで、よく見ると光は様々な方向から対象を照らしています。ちょっとこの写真だと反射の映り込みが多くて分かりづらいですが。。。

小森隼人 「黄色い果実と赤い柘榴」
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こちらもフランドル絵画やスペインの絵画を研究したのが伺える作品。しかし光の扱いがより鮮明に感じられるかな。

こちらは布地の部分のアップ。
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縫い目が分かるほどのリアルさと細かさ! これは間近で観ると驚くと思います。

これだけ精密な絵なので、時間をかけて念入りに作られるようです。対象のモチーフとのやりとり、古典との対話が絵画の実在感と存在感に厚みと重さを与えていると評価されています。

小森隼人 「中紅花」
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こちらは2017年の作品。花びらの可憐さやリングの鈍い輝きなど本物以上に本質的なものを感じさせます。花に光があたって重なる様子が鮮やかに見えますね。

小森隼人 氏は油彩技法的にも17世紀フランドルやスペインのリアリズム絵画の研究に裏打ちされているようです。確かに黒の使い方などにもそれを感じるかな。

小森隼人 「花浅葱の刻」
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こちらは2017年の作品。花浅葱というのは緑がかった青のことなので、この青の布地や葉を表した言葉でしょうか。奥行きが感じられるとともに、左に伸びていく葉に一種の緊張感があるように思います。

小森隼人 氏は2014年には白日展で会員推挙されています。数多くの展覧会に出品されているようで、春風洞画廊などでも活躍されているようです。

小森隼人 「待宵」
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こちらは2016年の作品。後ろの作品が写り込んでちょっと分かりづらいですが、暗い背景に本に乗ったボウルや果実などか描かれています。この年代がかった本やボウルを見ると本当にフランドル絵画を思い起こしつつ、それ以上に瑞々しく鮮明に思えます。黒の使い方も効果的ですね。

小森隼人 「苺 青い花」
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こちらは2016年の作品。水差しと容器に入ったイチゴが描かれています。この染め付けというかデルフト焼きっぽい容器は頻出のモチーフで、乳白色の滑らかな質感がよく分かります。

小森隼人 「天色」
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こちらも2016年の作品。黒の部分に映り込みが多くて背後の展示物や人影まで写ってしまって すみません。。。暗いところにこの絵が飾ってあったら本物のように見えるのではないでしょうか。昔のヨーロッパではそのような用途で騙し絵(トロンプルイユ)が発展したのですが、ちょっとその歴史を思い起こします。

小森隼人 「靑韻」
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こちらは2015年の作品。複雑な構成になっていて、水平や垂直、斜めの線などが意識されているのではないかと思います。単にリアルなだけでなく、構成の面白さも魅力ですね。

小森隼人 「檸檬 大きな器」
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こちらは2015年の作品。ここまで見てきた作風と似ていて、レモンの剥き方がフランドルっぽいw 小森隼人 氏の作品は視覚・触覚・嗅覚・味覚・は感じられるけど、聴覚や生の儚さ、時間の流れといったヴァニタス的なモチーフはそれほど無いようにも思いますが、天球儀はそれっぽいかも。


ということで、過去の写実を学び現代の写実へと昇華させた画風だと思います。写真ではお伝えできないほど非常に精密なので。機会があったらぜひ間近で見てほしいアーティストです。



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《アラブの現代美術》 テーマ別紹介

今日はテーマ別紹介で、日本人には馴染みの薄いアラブ社会の現代美術を取り上げます。アラブは急速に変化を遂げ、生活習慣からアイデンティティに至るまで一括りには語れない文化の多様性を持っています。その中でアーティストたちは伝統・慣習に基づく美意識や社会問題を美術によって表現し、欧米で注目を集めるようになりました。また、UAEのアブダビには2017年にオープンしたルーヴル・アブダビやグッゲンハイム美術館(予定)といった名だたる美術館の分館が新たなアートの拠点として築かれつつあり、今後の動向が気になることろです。今日はそうしたアラブの現代美術について9年前の2012年の森美術館での展示を振り返る形で、写真とともにご紹介していこうと思います。

まずはアラブの日常を題材にした作品からご紹介。

作家:ハリーム・アル・カリーム (イラク生まれ、アラブ首長国連邦/アメリカ在住) 「無題1(「キングズ・ハーレム」シリーズより)」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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こちらはピンぼけの写真じゃないかと思われたかもしれませんが、こういうぼやけた感じの絵です。いかにもアラブの女性が着ている服に見えますが、これは架空のものでこのような衣装は無いそうです。西洋中心に語られてきた歴史に懐疑を投げかける意味もあるそうで、確かに私はアラブは大体こういう服だろうという勝手なイメージを抱いていました。。。

アラブと言っても一括りに出来ないほど多様性に富んでいるそうで、宗教戒律、衣服の様式、言語方言などの文化・慣習は地域ごとに大きくことなるそうです。

作家:マハ・ムスタファ (イラク生まれ、カナダ/スウェーデン在住) 「ブラック・ファウンテン」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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これは噴水のように黒い液体が出てくる作品で、アラブで吹き上がる黒い液体と言えば原油を彷彿とします。実際、この作者は湾岸戦争の際にイラクでこれを浴びるという経験をしたそうで、原油は富と戦争をもたらす存在であり、絶え間なく原油に関する諸問題が沸き上がってくるのを暗示しているのではないかと解釈されます。

アラブ美術と言えば古い陶器などを思い起こしますが、現在のアラブ社会は急速に変化を遂げて文化も多様化し、アートの世界も成熟しつつあるそうです。

作家:ムハンマド・カーゼム (アラブ首長国連邦生まれ、在住) 「ウィンドウ」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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急激な経済成長をとげるドバイで、建設が進む高層ホテルを題材にした作品です。経済成長を支えているのは人口の7割もいる移民たちだそうで、弱い立場の移民からの搾取構造への批判がほのめかされているそうです。これ以外にも数枚の写真から成る作品で、ドバイの発展ぶりや外国人労働者の存在感を感じました。

続いてはアラブのイメージをテーマにした作品をご紹介。

作家:ミーラ・フレイズ (アラブ首長国連邦生まれ、在住) 左から「グラディエーター」「マドンナ」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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これは映画や歌手の名前がついた作品ですが、モチーフはイスラム女性が身に付けるヴェールのようです。まるで仮面のようでちょっと可笑しい感じがします。作者はこの慣習に否定的なわけではないようですが、宗教的な事情に疎い私にはこんな作品を作っても良いのかと驚きでした。

偶像禁止のイスラム社会で美術をやって良いのだろうか?と疑問に思ったのですが、地域や宗派によって状況が違ったり、アメリカやヨーロッパなどで活動しているアーティストもいるなど事情もそれぞれ異なるようです。(各作家がムスリムかも分からないし)

作家:シャリーフ・ワーキド (ナザレ生まれ、イスラエル/パレスチナ在住) 「次回へ続く」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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これは映像作品で、何かを読み上げている様子が流れているのですが、言葉が分からず(字幕はある)テロリストの犯行声明のような雰囲気の映像に見えます。しかし、実際に読み上げているのは千夜一夜の物語です。偏見に近いイメージを持たれていることへの皮肉と批判が込められているようでした。

アラブといえば砂漠やイスラム教の風習、最近だとテロなどのイメージがあるのではないかと思いますが、そうしたイメージはステレオタイプなもののようです。(日本をフジヤマ、ゲイシャの国と思うのと同じようなものです) それに異を唱える者や、逆に作品に取り込んでそれを揶揄するような者など表現も様々です。

作家:オライブ・トゥーカーン (アメリカ生まれ、在住) 「(より)新しい中東」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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これは鑑賞者参加型の作品で、中東地域の国々をパズルのようにしたものを鑑賞者がピースを付け替えることができます。 一見ゲームのような面白い作品ですが、パレスチナは動かせないようで、国境をどうするべきかなど国際情勢を考えさせるような深い作品でした。

アラブの現代美術にも社会問題や情勢をテーマにした作品は数多くあります。911、イラク戦争、湾岸戦争といった出来事もよく取り上げられるように思います。

作家:アーデル・アービディーン (イラク生まれ、フィンランド在住) 「アイム・ソーリー」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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こちらは煌々と点滅するド派手なネオンです。作者はイラク戦争のあった2003年にアメリカを旅行した際、イラク人であると告げると「I'm sorry」(申し訳ない、お気の毒に)という言葉を何度もかけられたそうです。出兵を謝っているのかイラクの状況を同情しているのか分からない、その時の釈然としない感じが表されているようです。とりあえず、このネオンは謝っているようには思えない明るさで楽しそうに見えますw この展示の際、アイムソーリーの飴も配っていて、皮肉なのか分かりませんが面白い作品です。

続いては記憶と記録、歴史化ということを焦点にした作品をご紹介。

作家:アブドゥルナーセル・ガーレム (サウジアラビア生まれ、在住) 「道」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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これはアラビア文字で「道」とびっしりと書かれている橋です。この橋は1982年の洪水の際に避難してきた村人たちもろとも鉄砲水で流されるという悲劇があったそうで、長年放置されたままだったそうです。報道もされなかった惨事を作者が掘り起こし記録することで、犠牲者や我々にとっての正しい道とは何かを問いかけているとのことです。ちょっと怖い印象でしたが墓標のように思えてきます。


作家:ハリーム・アル・カリーム (イラク生まれ、アラブ首長国連邦/アメリカ在住) 「無題1(「都会の目撃者」シリーズより)」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
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口をふさがれた女性たちですが、目が訴えかけているように思えます。これは言論の弾圧とその抵抗を示しているようで、この作家はフセイン政権下で3年も洞窟に身を隠した経験があるのだとか。強い意志を感じます。


ということで、現代アートの表現も多彩となっています。同じアジアでも西洋のほうが身近な日本人にもステレオタイプな偏見があったのかも。。。と思い知らされる作品もあり一本取られたような面白さもあります。この展示から10年経って状況も変わっていると思いますが、グッゲンハイム・アブダビも2023年にオープンすると予想されるなどまだまだ熱い地域だと思います。
 参考記事:
  アラブ・エクスプレス展 アラブ美術の今を知る (森美術館) 
  
  


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《元田久治》 作者別紹介

今日は作者別紹介で現代の都市やランドマークを廃墟にした絵画で人気を博す元田久治(ひさはる)氏を取り上げます。元田久治 氏は写真と見紛うほどの精密な描写やリトグラフを用いて、誰もが知っているような建物や場所を廃墟化した様子を描いています。そのリアリティは圧倒的で、西洋絵画のピラネージやユベール・ロベールの廃墟趣味に近いものが感じられます。今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。


元田久治 氏は1973年生まれの熊本県熊本市出身で、幼い頃から古びた神社などを好んで描いていたそうです。1999年に九州産業大学 芸術学部 美術学科 絵画専攻を卒業し、2001年には東京芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画(版画)専攻を修了しています。1999年には町田市立国際版画美術館の第24回全国大学版画展 買上賞・観客賞を受賞、さらに2001年には神奈川国際版画トリエンナーレ 2001で準大賞を取るなど若くして高い評価を得ていきました。都市のランドマークをモチーフに近未来の廃墟を描き、2004年頃から主にリトグラフによって一貫してこのテーマを追求するようになりました。

元田久治 「Revelation: Electric City」
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こちらは2005年の作品。秋葉原の電気街が廃墟になっています。このリアリティのある廃墟感が物悲しくもあり近未来的でもあるかな。古くはピラネージやユベール・ロベールなどが架空の廃墟を描いていましたが、その現代版とも言えそうです。2020~21年のコロナ禍で本当に秋葉原はシャッター街化した感があるので複雑な気分。。。

2002年にはハンガリーのジヨールで国際美術家シンポジウム Chief Prize、2003年には第11回プリンツ21グランプリ展 特選など国際的にも高い評価を受けています。

元田久治 「Indication : Tokyo Tower 3」
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こちらは2007年の作品。東京タワーを見上げる構図で廃墟になっています。リアルさがあるけど誰も観たことがない光景で、想像力の豊かさが伺えますね。

元田久治 氏は2009年から2010年にかけて文化庁芸術家在外研修員としてオーストラリアとアメリカに派遣されました。

元田久治 「Indication -Tokyo Station-」
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こちらは2007~2011年の作品。東京駅も廃墟になってしまったw 廃墟になっても堂々たる風格が漂って見えるのが面白い。

2009年には東京都美術館の日本版画協会展で準会員優秀賞 (FF賞) を受賞されました。私が元田久治 氏の作品を目にするようになったのも2008~2009年くらいだった記憶があります。

元田久治 「Indication : Tokyo Dome City」
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こちらは2012年の作品。東京ドームシティの辺りが壊滅したようになっています。こうして観ると大災害の後の光景にも思えてきてちょっと怖い位ですね。

この前年の2011年3月の東日本大震災と福島第一原発の事故によって「近未来の廃墟」があまりにもリアルになりすぎる現実に直面することになり、元田久治 氏はそれ以降「先の見えない未来に対し何を表現していけばいいのか、自問自答」しながら制作を続けていると語っています。

元田久治 「Indication : Statue of Liberty / Odaiba」
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こちらは2013年の作品。お台場の自由の女神像をモチーフにしているけど、女神像自体はそれほど壊れていなくて、背景のレインボーブリッジのほうが壊れているかな。超然とした印象を受けます。

この頃には数多くの個展が開催されていて、2007年の熊本市現代美術館ギャラリーIII、2010年のヴィクトリアン・カレッジ・オブ・アーツ、メルボルン大学(オーストラリア・メルボルン)、2011年の中京大学アートギャラリーC・スクエア、同じく2011年にベルリンのMurata & Friends、2012年には九州産業大学美術館などがあります。

元田久治 「Foresight : Marina Bay Sands, Singapore 」
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こちらは2013年の作品で、シンガポールのマリーナベイサンズが廃墟になったもの。日本だけでなく世界中の有名な建物も廃墟化されていますw 木が生い茂ってきている様子などが特に味わい深い。

元田久治 氏の作品には人間は描かれないし、その気配もありません。しかし最近では植物の繁茂も描かれるようになってきたようで、再生を象徴する兆候ではないかと言われています。

元田久治 「Foresight: Shibuya Center Town」のポスター
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こちらは2017年の作品で、渋谷の駅あたりが廃墟になった様子。滅んだら本当にこういう風になりそうな…。元田氏の作品は身近な場所ほどリアルに感じられます。

版画は油彩のようなやり直しが効かず、元田久治 氏の制作は最初の構想を緻密な描写によって淡々と実現していくそうです。まるで写真のような細かい絵をミスなく仕上げるのは相当の技術と根気が必要でしょうね。

元田久治 「Foresight : The Eiffel Tower, France II」
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こちらは2017年の作品。こちらは鉛筆・ペンと水彩で描かれたエッフェル塔で、周りはパリの街が消えて荒野と化しています。映画のシーンのようでもありシュールさすら感じられます。

2017年4月には武蔵野美術大学の油絵学科の教授にも着任されました。

元田久治 「Foresight : Burj Khalifa, UAE」
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こちらは2017年の鉛筆・ペン、水彩作品で世界一高いブルジュ・ハリファが廃墟になっています。天を貫くようでまるでバベルの塔のような迫力が感じられます。

こうした廃墟をテーマにしたのは、初めて上京したときに感じた違和感が根底にあるようです。アウトサイダーの視点を保ちつつ廃墟を通して都市が再生していく兆しを美しく表現したいと語っているのだとか。
 参考リンク:https://artfrontgallery.com/artists/Hisaharu_Motoda.html

元田久治 「Foresight : Tokyo Skytree」
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こちらは2017年の作品。スカイツリーも廃墟になりましたw これは今までと違って高い所から見下ろすような構図となっています。戦後の焼け野原を彷彿とさせてちょっと怖い。

各美術館も元田久治 氏の作品をコレクションするようになり、関東近郊では東京ステーションギャラリー、町田市立国際版画美術館、府中市美術館などが所蔵しています。

元田久治 「Foresight : Tokyo Tower」
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こちらは2017年の作品。再び東京タワーですが、薄っすらと黄色に染まっていて、時が流れて植物が生い茂ったような印象となっているかな。廃墟なのに温かみが感じられます。

元田久治 「Foresight : Shibuya Center Town」
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こちらも2017年の作品。渋谷を廃墟にしたものですが、2021年の光景と若干違っているように思えるかな。未来のような過去のような不思議な光景です。


ということで、廃墟化した都市やランドマークを描く方です。非常に人気が高く、あちこちの展示で目にする機会もあるので覚えておきたいアーティストだと思います。特に廃墟好きの方は是非w


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《マリメッコ Marimekko》 テーマ別紹介

今日はテーマ別紹介で、フィンランドを代表するデザインブランドのマリメッコを取り上げます。マリメッコは1951年にアルミ・ラティアとその夫によって生み出されたデザインブランドで、才能あるデザイナーを発掘し発展してきました。マリメッコは自由に創作できる環境をデザイナー達に用意し、制作されたパターンに名前をつけて作家の創造性を大事にする文化があり、非常に先進的かつ伸びやかな色彩感覚の作品が多いのが特徴と言えそうです。なお、マリメッコとは「マリのドレス」という意味で、マリはアルミのアナグラム(armi→mari)で、メッコはフィンランドの古い言葉で「小さな女の子のドレス」という意味となります。今日は2017年のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)での展示とGallery A4(ギャラリー エー クワッド)での展示を元にご紹介していこうと思います。

まず こちらはGallery A4での展示の際に壁に飾られていたテキスタイル。
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右側のテキスタイルはこの後出て来る茶室にも使われています。アルミは「マリメッコは流行ファッションではありません。私たちは時代を感じさせない、使い続けられる商品を作るのです。ただ、それが偶然かつ往々にしてファッショナブルなのです」と言ったそうで、確かに普遍的なデザイン性を感じさせます。

1960年のアメリカ大統領選挙で、ケネディ候補の夫人であったジャクリーン・ケネディがマリメッコのドレスを愛用していたことが、知名度の向上につながったとされています。

こちらもテキスタイル。様々なモチーフがありますが、場の空気が明るくなるようなデザインばかりです。
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花柄が多いのも特徴で、特にケシの花は「ウニッコ」と呼ばれマリメッコの象徴とも言えるデザインとなっています。

ウニッコが生まれたのは1964年で、マイヤ・イソラによってデザインされました。当時、アルミ・ラティアはマリメッコでは「花柄の生地なんて作らない」と宣言したのですが、それに対してマイヤ・イソラが「それでも花柄はいらないといいますか」と見せたのがウニッコでした。
 参考リンク:https://www.marimekko.jp/the-brand/marimekko-story

こちらはマリメッコのデザインの茶室。この展示の時の目玉作品でした。
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右側面に先程と色違いのテキスタイルが使われています。また、左側面にはカラフルな市松模様があって、マリメッコと日本のデザインが融合したような感じ。

マリメッコが茶室なんて意外だと思いますが、亭主と客人が時間を共有する文化はフィンランドにおいてのサウナ文化にも通じるということで、根底に似たものがあるのかも知れませんね。

にじり口から茶室の内部にも入れました。
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鳥のテキスタイルを掛け軸にしています。壁紙もシンプルな白黒のテキスタイルで、日本の市松模様に似た美意識となっています。

花鳥風月をデフォルメする点においては日本の文化に近いものを感じます。

茶釜や茶道具もマリメッコです
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色とデザイン次第では日本独特と思われている侘び寂びの雰囲気も出ているように思います。

こちらも茶道具。
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ポップなイメージのマリメッコですが、これは華美になりすぎず凛とした印象を受けます。テキスタイル自体のデザインも良いですが、それが実際にどう使われるかによっても印象が変わるものだと感心します。

続いて、現在のマリメッコを支える3人のデザイナーをご紹介。マリメッコは1979年にアルミ・ラティアを亡くし、その後10年ほど試行錯誤を繰り返す低迷期に入りましたが、1991年にキルスティ・パーッカネンがマリメッコを買収するとマリメッコに新しい時代が訪れました。デザインを最優先させるようになり新しいデザイナーたちを起用し、特にそれまで以上に若い世代のデザイナーたちに着目するようになりました。

<マイヤ・ロウエカリ>
この方は1982年生まれの女性デザイナーで、ヘルシンキ芸術大学時代にマリメッコのデザインコンペで優勝した実力の持ち主です。明るくグラフィカルなデザインが特徴らしく、これぞマリメッコといった印象を受ける作品が多いように思います。

マイヤ・ロウエカリ 「シィルトラプータルハ 市民菜園」
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色鮮やかで華やかな印象がある一方、黒い輪郭線が力強い生命力を感じさせます。これは絵画としても素晴らしい作品。

マイヤ・ロウエカリ 「カスヴ」
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こちらは色彩が抑えてあり輪郭線もないので、先程に比べると落ち着いた印象ですがそれでも華やかさがあります。マリメッコの代表的なモチーフであるユニッコ(ケシ)らしきものも描かれていました。

<アイノ=マイヤ・メッツォラ>
続いては1983年生まれの女性デザイナーで、やはりヘルシンキ芸術大学を卒業しマリメッコのデザインコンペで選ばれた経歴の持ち主です。水彩やフェルトペン、グアッシュなど多彩な画材を使い幅広いデザインを生み出しているそうで、滲みを使った作品が多いように思います。

アイノ=マイヤ・メッツォラ 「ユハンヌスタイカ 夏至の魔法」
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水彩の滲みが絶妙で、デフォルメの仕方も含めて日本の琳派に通じるものを感じます。色彩感覚も非常に素晴らしいです。

アイノ=マイヤ・メッツォラ 「シトルーナプー レモンツリー」
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こちらは補色関係の色が並んで目に鮮やかな作品。観ているだけで楽しくなるような生き生きとした色使いです。よく見ると同じパターンの連続ですが、そうと感じさせません。

<パーヴォ・ハロネン>
もう1人は1974年生まれの女性デザイナーで、2011年からマリメッコの生地デザインを手がけヘルシンキを拠点に活動している方です。自然からのインスピレーションを有機的な抽象パターンに転換するのが得意なデザイナーです。

パーヴォ・ハロネン 「トルスタイ 木曜日」
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曲線中心の輪郭線を使い、優美な印象を受けるデザイン。色も統一感があって落ち着いた雰囲気です。これもパターンを感じさせない複雑さでした。

パーヴォ・ハロネン 「ルースルオホ スカビオサ(植物)」
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ただの黒丸のように見えるけど、手描き感に温もりが感じられます。これは植物を元に抽象パターンにしたのかな?

こちらは3人のテキスタイルを用いた品々。
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先程のパーヴォ・ハロネンのテキスタイルを使ったドレスやマイヤ・ロウエカリのティーセット、アイノ=マイヤ・メッツォラのお皿などです。特にお皿が欲しいw ファッションやアクセサリー、室内装飾など幅広いところにデザインが使われています。

ここからは日本との関係を感じさせるデザインについてです。マリメッコでは日本人デザイナーも活躍していて、1970年代には脇坂克二 氏がデザインした「ブーブー」(車のデザイン)が人気を博しました。今回ご紹介した3人のデザイナーも来日したことがあり、日本文化にインスピレーションを得たデザインを発表しています。

アイノ=マイヤ・メッツォラ 「苔寺(コケデラ)」
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アイノは京都の西芳寺から大きな影響を受けて、コケデラという名前のデザインを作りました。割と渋い色合いで扇状に連なっているように見えます。

マイヤ・ロウエカリ 左:「キルシカンクッカサデ 桜の花の雨」 右:「キルシカンクッカサデ アイデアラフ」
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マイヤは日本の街並みを題材にしたようです。ポップで洒落た印象を受けます。若い作家らしい瑞々しい感性ですね。

パーヴォ・ハロネン 左:「アウレオリ 光の輪」 右:同左アップ写真
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パーヴォは葛飾北斎や円山応挙、宮﨑駿など様々な日本文化からインスパイヤされたそうで、これは切り絵の技法を使って染め抜きしています。一見すると黄色っぽいテキスタイルですが、近くでみるとかなり精緻なデザインです。


ということで、単に可愛らしいだけでなく根底で日本文化に通じるものがあるデザインとなっています。多くのデザイナーがマリメッコの精神を受け継いで革新し続けるところも素晴らしい所です。現在ではアパレルショップや雑貨屋さん、ネットなどでも気軽に購入できるので、好みの方は是非チェックしてみてください。
 公式サイト:https://www.marimekko.jp/

 参考記事:
  Marimekko Spirit -Elämäntapa マリメッコの暮らしぶりー (Gallery A4 ギャラリー エー クワッド)
  マリメッコ・スピリッツ ― パーヴォ・ハロネン / マイヤ・ロウエカリ / アイノ=マイヤ・メッツォラ (ギンザ・グラフィック・ギャラリー ggg)


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《加藤泉》 作者別紹介

今日は作者別紹介で、2000年代以降 国際的に活躍されている加藤泉 氏を取り上げます。加藤泉 氏は現在では彫刻作品を多く手掛けていますが元々は絵画作品で注目を集め、不可思議でプリミティブな雰囲気の動物や人物などを表現されてきました。近年ではヨーロッパ各国だけでなく中国や韓国などでも展示され活躍の幅を広げられています。 今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。


加藤泉 氏は1969年に島根県で生まれ、武蔵野美術大学の1992年に造形学部油絵学科を卒業しました。1994年には東京のモリス ギャラリーで個展を行っていて、初期は油彩絵画が中心だったようです。胎児や虫などを思わせる独特なモチーフが特徴で、2001年頃からドイツやイタリアなどの展示にも出品するようになり2007年の第52回ヴェネチア・ビエンナーレにも参加し、現在も国際的に活躍されています。

今日は経歴や製作年が分からないので、私の感想のみとなりますがその分多くの作品をご紹介していこうと思います。

こちらは2019年にハラミュージアムアークで行われた展示。部屋に入った瞬間、この驚きの光景が待っていました。
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ちょっと異様で濃密で圧倒的な雰囲気が伝わりますでしょうかw プリミティブで素朴さがあり、その分だけ生命力を感じる像となっています。

こちらは動物に乗っている子供の像かな?
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葉っぱが生えてきていて、もう何だか分からない生き物ですw このキモカワイイ感覚が非常に個性的に思えます。

壁際には小さな象がありました。
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顔は宇宙人的だけど何処かの土着の信仰の像のような…。

こちらは何だか壁に向かっている像。
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物思いにでも耽っていたのでしょうかw 異形だけど何処と無く愛嬌を感じます。 

こちらも謎の生物の像。
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妖怪とかも想起するかな。 ヤギの妖怪っぽく見えますw

こちらもますます異様な雰囲気の像。
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葉っぱが伸びているのがちょっと可愛い。顔も笑っているようにも見えました。

こちらは部屋の脇で転がっている像。
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酔っ払って寝ているようなw 不気味だけど憎めない魅力があります。

こちらも人物っぽいけどやはり宇宙人的な雰囲気の像。
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ウルトラセブンに出てきそうw 目がくりっとしていて怖くはないかな。妙に生き生きとしていました。

加藤泉 氏はTHE TETORAPOTZという名前のバンドを率いて活動されています。公式サイトの動画を観るとテトラポッドみたいな被り物をしたロックバンドのようです。
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美術の展覧会をきっかけにアーティスト5名でつくったバンドだそうで、音楽のみならず舞台装置や映像まで手掛けているそうです。

2019年には今はなき原美術館でも個展が行われていました。

その時の展示の「LIKE A ROLLING SNOWBALL」というタイトルについての作者の言葉がありました。
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深い意味の込められたタイトルだったようです。

こちらは絵画作品。元々は絵画作品で評判になって立体作品へと展開したようです。
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原美術館の展示では2つのキャンバスをくっつけたような絵がいくつかあったかな。やはり宇宙人みたいな雰囲気ですw

この時、大部屋に合わせた展示方法になっていました。
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こうした会場と一体化するような展示方法も特徴かもしれません。

こちらは先程の彫刻を正面から撮ったもの
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何故かお互いに鎖で繋がれています。鎖に繋がれていると抑圧的な印象を受けるかな

鎖のアップ
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重りに見えたのは顔でしたw 顔もがんじがらめに縛られています。

こちらは大型の絵画作品もありました。
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無邪気な印象を受けてキモいけど可愛いw この独特の味わいに個性が感じられます。

こちらは部屋の奥に何やら倒れている作品。
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うずくまって寝ているようなポーズです。唐突に置かれていて驚きますw

人形のアップ。
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ちょっと驚いたような顔でこちらを観ていますw 中々憎めないやつです。

こちらの小部屋は無数の人形がいました。
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呪術的でブードゥー人形を思わせる要素もあるように思います。この不気味さも魅力の1つでしょうね

こちらは絵画作品が中心の展示室の様子。
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2枚の絵をくっつけるような作風となっています。

同じ部屋の逆側の壁にも作品が所狭しとならんでいます。
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絵画と彫刻をバランス良く組み合わせていて、空間自体の演出も面白い。

こちらも同じ部屋の様子。
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実際に作品にぐるっと囲まれるとちょっと異様な雰囲気ですw

この部屋の隅っこにもポツンと置かれた人形がいました。
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何だか寂しげに見えます。ちょっと拗ねてるみたいなw


ということで、ちょっと不気味で憎めないキモかわいい雰囲気で 記憶に残る作風となっています。原美術館はなくなってしまいましたが、ハラミュージアムのコレクションにも含まれているので今後も観られる機会があると思います。これからも活躍が期待される方なので覚えておきたいアーティストです。

 参考記事:
  加藤泉 - LIKE A ROLLING SNOWBALL (ハラ ミュージアム アーク)
  加藤泉 - LIKE A ROLLING SNOWBALL (原美術館)


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《ベルトラン・ラヴィエ》 作者別紹介

今日は作者別紹介で、フランスの現代アート作家のベルトラン・ラヴィエ氏を取り上げます。ベルトラン・ラヴィエ氏は過去の巨匠の作風を取り入れレディ・メイド的な手法を用いて既存の品を異質なものへと組み換える作風となっていて、本人はそれを「接ぎ木」と呼んでいます。引用の幅も広く、自由自在に昇華させるアーティストです。今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。


ベルトラン・ラヴィエ氏は1949年にフランスのシャティヨン=シュール=セーヌで生まれ、ヴェルサイユの国立高等園芸学校で園芸を学んだ後、1970年代初頭からアーティスト活動をはじめました。1980年代以降にマルセル・デュシャンのレディ・メイド(既成品を組み合わせた作品)の精神やポップアートなどに影響を受け、ありふれた要素を用いたヌーヴォー・レアリスムの手法などを用いて制作されています。1976年のヴェネツィア・ビエンナーレに参加して以降、数多くの世界的な展示に参加し、2012年にはポンピドー・センターで大規模な回顧展が開催されました。日本では東京国立近代美術館で1984年の展示で紹介され、現在でも2点がコレクションされています。
今日は簡単な感想と共に2018年のエスパス・ルイ・ヴィトンでの展示を元にご紹介していこうと思います。

ベルトラン・ラヴィエ 「Ibo (イボ)」
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こちらは2008年に制作されたニジェールのイボ族の呪物を型取りして作ったブロンズ像で、クロムメッキの加工がされています。他国の宗教儀式を芸術として称えると共に自分たちの文化に帰化させるという意味合いがあるようで、植民地支配とも関連付けているようです。プリミティブな造形で力強いですが、金属製なのが現代的に思えます。

ベルトラン・ラヴィエ氏は子供の頃に家に飾ってあった絵画に魅了されていたようですが、その後しばらく絵画を忘れ、園芸学校の通学途中にあったギャラリーの前を通っているうちに芸術的な精神が戻ってきたそうです。しかしその時はほとんど美術館には行かず、美術館に行くようになったのはかなり後のことなのだとか。

ベルトラン・ラヴィエ 「La Bocca sur Zanker(ツァンカーの上にラ・ボッカ)」
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こちらは2005年制作で、冷蔵庫の上にダリがデザインした(制作はstudio65)ソファが乗っている作品。柔らかい唇と無機質な冷蔵庫の組み合わせが何ともシュール。これはレディ・メイドの手法そのものと言えるんじゃないかな。ちなみにこのソファはマリリンという名前で埼玉県立近代美術館で座ることもできます。

ベルトラン・ラヴィエ氏は最初に自分と同時代のアートに興味を持った後、時代を遡るようにルーヴル美術館などに行くようになったようです。この展示を観ただけでも引用の幅も広いように思えます。

ベルトラン・ラヴィエ 「Atomium, detail N°10 (アトミウム、ディテール No. 10)」
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これは2007年の作品で、アルミにゴッホ風のタッチでアクリルを塗っているようです。シンプルな形と手法ですが、いかにも現代アート的な幾何学性を感じます。

1980年代には、「ファン・ゴッホ風」絵画テクニックを「介入」の手段として使い、あらゆる物を印象派絵画風の厚い絵具の層で覆っていたそうです。

ベルトラン・ラヴィエ 「Empress of India II (エンプレス・オブ・インディア II)」
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こちらは2005年の制作でフランク・ステラの作品を模してネオンライトで作ったものです。確かにフランク・ステラの作品そのものと言った感じですが、ネオンが広告のようで面白い効果となっていました。

ベルトラン・ラヴィエ氏は元ネタを流用しつつも素材感が全く違ったり雰囲気が変わっているように感じます。ベルトラン・ラヴィエ氏自身は作品を「接ぎ木」と例えていて、園芸で培った2種類以上の木をつなぎ合わせる行為に通じるのかも知れません。

ベルトラン・ラヴィエ 「Paysages Aixois (エクスの風景)」
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こちらは2014年制作でセザンヌがよく描いた南仏のエクス=アン=プロヴァンスにあるサント・ヴィクトワール山を描いた作品。元々は道路標識だったものにペイントしているそうで、ここでもラヴィエが解釈するゴッホ風のタッチで描いているようです(そうは思えませんが) 既存品が風景画みたいになるのは面白い発想でした。

ベルトラン・ラヴィエ氏の作品の特徴の1つに、本来のモノの文脈から隔離されている点があり、こうした作品群を「シャンティエ」(工事現場)と呼んでいるそうです。常に立ち戻り、再び手を加える可能性を残しているのを意味しているのだとか。

ベルトラン・ラヴィエ 「Birka (ビルカ)」
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こちらは2007年制作のモンドリアン風のテキスタイルの中央辺りにアクリルを正方形をペイントした作品で、反射している辺りがペイント部分です。これも既存品を元に独自に手を加えることで、装飾性と芸術性の関係を考察するような作品となっているようです。何も知らず観た時は、何でここだけテカってるんだろ?くらいにしか思えませんでしたがw

ベルトラン・ラヴィエ氏はアートは自分にとってサーバーのようなものと語っています。

こちらがはベルトラン・ラヴィエ氏のインタビュー
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作風はちょっと難解ですが、様々な要素をかけ合わせたり調和させたり、我々に提供してくれるという意味においてサーバー的というのも分かる気がします。

ということで、レディ・メイド的なアプローチを用いつつ全く異なる雰囲気の作品に仕上げて驚かせてくれる方です。まだまだ活躍されているので今後も目にする機会があると思いますので、名前を覚えておきたい1人です。


 参考記事:BERTRAND LAVIER - MEDLEY (エスパス ルイ・ヴィトン東京)


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《田中達也》 作者別紹介

今日は作者別紹介で、2011年頃からSNS等で人気を博しているミニチュア写真家の田中達也 氏を取り上げます。田中達也 氏は日用品を使って別の物に見立てる作風で、クリップを椅子に見立てたりライターを鉄道模型に見立てたりと豊かな発想で観る者を驚かせます。その作風の面白さは老若男女問わず幅広い層に伝わり、全国各地の美術館で盛んに個展が行われています。今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。


田中達也 氏は1981年熊本生まれで、どのような経歴か調べてもわかりませんが、2011年からミニチュアを使った「MINIATURE CALENDAR」というシリーズ作品をネット上で発表するようになりました。その名の通り、毎日作品をアップしていて中には時事ネタを取り入れたような作品もあります。作風の面白さがネットだけでなく雑誌やテレビでも話題となり、2017年のNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックを担当するなど、活動の幅を広げています。毎年、各地の美術館を巡回する個展も盛況のようで今まさに人気が上昇しているアーティストです。
 公式サイト:https://miniature-calendar.com/
 twitter:https://twitter.com/tanaka_tatsuya

今日は経歴や製作年が分からないので、私の感想のみとなりますがその分多くの作品をご紹介していこうと思います。

田中達也 「まもなく雨は止むでしょう」
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こちらはシュレッダーの紙を雨に見立てた作品。綺麗に流れ落ちる様子が雨っぽさを醸し出していますね。こうした身近なものをスケールを変えて見立てるところが田中達也 氏の特徴と言えそうです。

田中達也 「水泳選手は目も超いい」
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こちらはノートのプラスティックをプールに見立て、リング部分を飛び込み台に見立てています。このノート使ったことあるけど、こんな作品になるとは思いもよらないですねw 光が反射して本当にプールみたいw

田中達也 「着火オーライ」
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こちらはライターが汽車のように見える作品。Nゲージの線路だと思いますが妙にサイズ感が合ってますw 中の管が内燃機関のように見えるのも面白い。

田中達也 「しばらくここで待ってクリップ」
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こちらはクリップを椅子に見立てた作品。全く違和感がありませんw むしろクリップの形をした椅子が作られたら人気になるかも? 本当に発想のすごい方です。

こちらは同じ文具でもサイズ感を変えるとまた違うモチーフになるというのを示した写真。
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1つだけでも凄いアイディアなのにサイズ違いで3段階に分かれています。

田中達也 「文房具部 テープ課 セロ班」
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こちらはサイズ違いの1例で、セロハンテープが机になっています。色もカラフルで洒落た印象を受けました。

田中達也 「カウンターテーブル」
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こちらはさらに小さくなったもので、セロハンテープがカウンターテーブルになっています。大きさが変われば発想も変わるという目から鱗のサイズ比較です。

田中達也 「これぞ”エンター”テインメント」
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こちらはキーボードのエンターボタンがテレビに見立てられています。エンターテインメントとダブルミーニングになってるのが洒落ていますね。

田中達也 「カミドメドンの発掘現場」
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こちらは髪留めを並べて恐竜の化石に見立てたもの。サイズ違いやタイプの違うものを組み合わせると本当に骨っぽく観えますねw 周りの人の大きさとの比較で一層にそう見える。

田中達也 「手足がもうパンパン」
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こちらはパンを山に絶壁に見立てたもの。ミニチュアでパセリを木に見立てるというのは割とポピュラーですが、パンを絶壁にするとはw これも洒落の効いたタイトルになっています。

田中達也 「ふせんで場所を確保」
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こちらは付箋をブルーシートに見立てた作品。桜の花も穴あけした円形の部分を使っているのが面白い。

田中達也 「永遠に溶けない雪だるま」
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こちらは何ともロマンチックな作品。人形の選び方も物語性を感じて素晴らしいですね。

田中達也 「各国の名だたる虫歯達が集結」
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歯のホールの中に集まる人たちが虫歯呼ばわりされていますw こんなに真っ黒だったらヤバいw

田中達也 「アイシャドウのアイスはどう?」
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こちらはアイシャドウとアイスクリーム屋さんを結びつける発想の面白さが光る作品。何だか美味しそうに思えてきます。

田中達也 「コンパクトな美容室」
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こちらは更にサイズを変えてコンパクトを美容室の鏡に見立てています。化粧道具も観葉植物に見立てていて一層に驚きます。

田中達也 「耳かきせずに雪かき」
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こちらは綿棒を雪に見立てています。モコモコしているのが雪だるまっぽく見えるのが着想源かな?


ということで、1つの日用品でも複数の見立てを作ることが出来る卓越した発想を持った方です。さらに驚異的なことにこうした作品が毎日生み出されていて、その人気ぶりも当然と言えそうです。これからも続々と新作が生まれると思いますので、注目していきたいアーティストです。

 参考記事:縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展 (横須賀美術館)





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《アルベルト・ヨナタン》 作者別紹介

今日は作者別紹介で、インドネシア出身のアーティストで2012年から京都で活動している陶芸中心の作家アルベルト・ヨナタン・セティアワン氏を取り上げます。絵画や映像も手掛けていますが、主に無数の陶器を組み合わた作品を制作し、幾何学性や宗教性を感じさせる作風となっています。2013年の第55回ヴェネツィア・ビエンナーレでインドネシア代表アーティストの1人として最年少で選出されて以降、2017年の「サンシャワー:東南アジアの現代美術展」や2019年のオーストラリアでの国際展への参加など、今まさに注目度が高まっているアーティストです。今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。

アルベルト・ヨナタン氏は1983年にインドネシアで生まれ、2007年にインドネシアのバンドン工科大学陶芸学部を卒業し、2012年にバンドン工科大学視覚芸術専攻を修了しました。そして陶芸の研究のために2012年に京都に移り住み、2020年には京都精華大学で博士号も取得されています。日本をはじめインドネシア、シンガポール、タイ、イタリアなどで開催されたグループ展に参加し、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレではインドネシア代表アーティストの1人として最年少で選出されています。

今日は作品名と制作年が分からないものが多いので、簡単な感想と共にご紹介していこうと思います。

アルベルト・ヨナタン 「ヘリオス」
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こちらは2017年のサンシャワー展の出品作でタイトルはギリシアの太陽の神の名前です。壁いっぱいに2種類の陶器が2000個ほど並び、幾何学的な模様を作っています。

壁のアップ。花とキリスト教の天使セラフィム(光に結びつく天使)を表しているそうです。
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アルベルト・ヨナタン氏は古来の自然現象や宇宙観を装飾的なパターンで表現する手法にインスピレーションを受けてこうした作品を作ったそうです。確かに一種の曼荼羅的な雰囲気がありますね。

2017年にはもう1つ、ポーラミュージアム アネックスでも個展「アルベルト・ヨナタン TERRENE」が開催されました。

こちらがその個展の会場の光景
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手前の床に何やら沢山の陶器が並んでいて、不思議な円を描いています。

先程の写真のアップ。
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1つ1つは水滴のような形をしています。驚くことにこれらは雛形を使っているのではなく全部自分の手で作っています。その形がどこか仏塔を想起します。

アルベルト・ヨナタン氏は「陶磁器制作では繰り返し行う過程が非常に多く、そのプロセスが物理的現実を思い出させるものとして、世界に存在する具体的かつ身体的経験と物質性へのつながりを考えさせる」と述べています。

こちらは作品を作っている様子の映像
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1つ1つ丹念に並べているのが伺えます。かなり根気のいる作業ですねこれは…。先程の言葉の通り、反復ぶりが身体的にも負担の大きいのが想像に難くないw

こうした現象こそが、アルベルト・ヨナタン氏が陶磁器制作の(原始的ともいえる)手作り過程を大切にしている理由の1つとのことで、完成されたオブジェの美しさではなく、制作過程の瞬間を作品を通して認識し、強調していきたいと考えているようです。現在の急速な社会発展と対照的に、陶磁器制作における繰り返し過程が解毒剤のような役目を果たすのではないかと考え、全てが速いペースで実行・成長していく脱工業化社会に対するアルベルト・ヨナタン氏の抵抗とも言えるのだとか。

陶磁器だけでなく絵画作品も手掛けています。
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シュルレアリスム的な感じですが、目が怖いw フリーメイソンのプロビデンスの目みたいなw

こちらも絵画作品。
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これはユダヤ教のカバラを想起しました。サンシャワー展では宗教関連の章に展示されてたし、アルベルト・ヨナタン氏の作品はどこか宗教的なものを感じます。

こちらは幾何学的な模様の絵画作品。
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これも仏具の法輪などを彷彿とするかな。色もついて美しい模様です。

こちらも絵画作品。
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これは小さなモチーフを並べて幾何学的な模様を描いているので先程の陶磁器の作品に通じるものを感じますね。

こちらは木のように見えますが、無数の陶器を組み合わせて作っています。
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幾何学模様が何とも美しい。微妙な明暗でいくつかのブロックに分かれて観えます。

こちらがアップ。
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これも恐らく手作り。よくぴっちり合うものだと感心します。

この時の展示名の「Terrene」は「土からきたもの又は土のようなもの」を指し、ラテン語の土(terra)を語源としています。アルベルト・ヨナタン氏はこの言葉に「無形」と「物質」という相反する言葉を想起するそうで、光と影のようにお互いがお互いの概念を形作るのに必要な存在と考えているようで、「物質」と「無形」、「世俗的」と「精神的」という正反対の間を探るというのがテーマになっていました。

こちらは鳥の形の陶器が円形に並んでいる様子。
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遠目から見たら仏教の華籠に似ているように思えます。

近くで観るとこんな感じ。
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1羽1羽がかなり精密に作られています。この数でこの精密さというのは驚きますね。相当の精神力が無いと無理じゃないかなw

アルベルト・ヨナタン氏は長い間粘土と親しんで制作していることによって、人間の精神性を映す素材として、粘土の指摘な側面も把握できるようになったと語っています。また、私達の存在について知っていることはすべて粘土の中に反映されていて、重力、老い、そして容器である体がやがて大地へ帰ることもその中にあると述べています。

最後に陶器を使った映像作品。
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これは一見すると静止画に見えますが、ゆ~~っくりと水が流れ出したりして時間が経過している様子が映されていました。「工芸」の定義を探求し、拡大するのがアルベルト・ヨナタン氏の試みの一部で、氏にとっての工芸とは具体的な物質の結果や完成作品だけでなくその制作過程も含まれるとのことなので、これも定義の広がりの一環なのかも知れませんね。


ということで、膨大な手仕事によって幾何学的で宗教性を感じさせる作風となっています。昨年(2010年)にも東京のミヅマアートギャラリーで個展が開催されるなど、割と頻繁に観られる機会があります。今後もますます活躍されると思いますので、今のうちにチェックしておきたいアーティストです。

 参考記事:
  サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで 感想後編(森美術館)
  アルベルト・ヨナタン「TERRENE」 (ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX)


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コロナウィルスによる各美術館の休館状況 (1都3県) 【2021年06月03日時点の情報】

今日は緊急事態宣言の再延長に伴う各美術館の休館状況についてです。前回の延長の時とは状況が変わりつつあるので、どのような状況なのか1都3県の主な美術館の休館状況をまとめました。

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 ※下記はすべて2021/06/03時点で公式サイトに載っている情報となります。
・いずれの美術館も状況によって休館期間の延長や 開催中→休館にする場合があるようですので、詳細については公式サイトを御覧ください
 


<東京都現代美術館>
6月1日(火)から完全予約制での展示再開・開館について


東京都現代美術館は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、臨時休館しておりましたが、東京都の方針に則り、6月1日(火)から感染予防対策を講じた完全予約制のうえ展示再開・開館します。再開にあたり、展覧会の会期を6月22日(火)まで延長し、会期中、休館日も臨時開館します。いずれの展覧会も、どなた様も事前予約が必須です。当日券の販売はいたしません。

再開後の会期:6/1(火)~6/22(火)[22日間/休館日なし]

■ライゾマティクス_マルティプレックス(日時指定)
■マーク・マンダース ーマーク・マンダースの不在(日にち指定)

■Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021 受賞記念展
⇒TCAA受賞記念展(入場無料)のみのご予約はこちら 6/1(火)10時~受付開始
※企画展・コレクション展のチケットをお持ちの方はご予約不要です。

■MOTコレクション コレクションを巻き戻す
⇒MOTコレクション展のみのご予約はこちら 6/1(火)10時~受付開始
※企画展のチケットをお持ちの方はご予約不要です。

レストラン、カフェ&ラウンジ、ミュージアムショップ、美術図書室も、6/22まで休業・休室なしで営業・開室します。
美術図書室は別途事前予約が必要となります。



<すみだ北斎美術館>
臨時休館終了と再開日についてのお知らせ


すみだ北斎美術館は、墨田区の方針に従い再開準備を行い、6月1日(火)より再開いたします。
MARUGEN100(講座室)及び図書室は休室・休業いたします。

※入館の際は、マスクの着用、手指の消毒等をお願いしております。
※遠方からの来館や、発熱及び体調不良の方は、来館自粛のほどお願いいたします。
詳しくは、「ご来館のお客様へのお願い」にてご確認ください。
 


<江戸東京博物館>
江戸東京博物館再開のお知らせ
 

江戸東京博物館では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2021年4月25日(日)より臨時休館しておりましたが、東京都の方針に則り、6月1日(火)より開館いたします。

◆再開する展覧会
   常設展
    特別展「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」

◆再開する施設
   図書室、映像ライブラリー、レストラン、カフェ、ショップ

なお、開館に当たっては、事前予約を導入いたします。
公式ホームページからご案内いたしますので、ご来館前に最新の情報をご確認くださいますようお願いいたします。
ご利用の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。



<東京国立博物館>
再開館(2021年6月1日〈火〉~)のお知らせ


当館は4月25日(日)より休館しておりましたが、総合文化展および特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は6月1日(火)より開館いたします。

特別展、総合文化展ならびに、会員制度等、催し物、施設に関する状況は、それぞれ下記の通りです。
今後の状況を踏まえ、予告なしに変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

なお、予約日時が臨時休館となってしまった方のチケットについては、臨時休館(2021年4月25日<日>~)のお知らせ、にてご案内させていただきましたので、ご確認ください。

特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」
6月1日(火)より再開いたします。また、会期を6月20日(日)まで延長します。
開館日、開館時間、チケットの購入等についての詳細は、特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」公式サイトにて、お知らせいたします。

総合文化展
6月1日(火)より開館いたします。各展示作品の展示期間は変更せず、各展示室および年間スケジュールのページでご案内しているとおりとなります。
総合文化展の日時指定券は5月31日(月)午前10時より、予約・販売開始いたします。入館方法のご案内から予約ボタンへとお進みください。



<国立西洋美術館>
休館中。【全館休館期間】2020年10月19日(月)~2022年春(予定)


<東京都美術館>
6月1日(火)より再開します


東京都美術館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館しておりましたが、6月1日(火)より再開することになりましたので、お知らせいたします。
なお、開館にあたっては、関連のガイドラインも踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から必要な対策を講じてまいります。ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

特別展「イサム・ノグチ 発見の道」のチケットの予約/購入については、展覧会公式ウェブサイト(https://isamunoguchi.exhibit.jp/)でのご案内をご確認ください。



<国立科学博物館>
6月1日(火)より再開いたします。


国立科学博物館(上野本館) は現在、新型コロナウイルス感染防止のため、各種対策を行うとともに、時間帯ごとに定員を設けての入館としております。そのため、入館されるすべてのお客様はオンラインによる入館予約が必要です。



<東京藝術大学大学美術館>
6月1日(火)より展示施設を開館いたします。


東京藝術大学大学美術館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館としておりましたが、
博物館・美術館に対する政府および東京都の休業要請が解除されたことから、6月1日(火)より展示
施設を開館いたします。

感染予防への対策を徹底するため、ご観覧にあたり、お客様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご
協力をお願いいたします。なお、政府・東京都の方針等の状況により急遽、休館とさせていただく場合がございますのでご了承
ください。

また、 当館内で新型コロナウイルスの感染者が確認された場合は、当館 Web サイト
(https://www.geidai.ac.jp/museum/)にその情報を掲出いたします。
お客様ご自身におかれましては、当館への来館日時を記録してください。当館 Web サイトを適宜ご確
認いただき、発生日時にお客様がご来館されていた場合は、最寄りの都道府県・相談窓口にご連絡くだ
さい。

〇お客様へのお願い
・以下のお客様につきましては、入館をご遠慮ください。
(体調の異常が確認された方は、入場をお断りする場合もございます。ご了承ください。)
* 37.5 度以上の発熱がある方、咳、くしゃみ、鼻水などの風邪の症状がある方。
* 体調がすぐれない方。
・入館時に検温を実施しております。37.5 度以上の発熱が確認された場合、ご入館をお断り
いたします。
・濃厚接触者、流行国からの帰国後等保健所、検閲所から健康観察を指示されている期間の方はご入館をお断りいたします。
・入館にはマスクを着用し咳エチケットにご協力ください。
・手洗い及びアルコール消毒にご協力ください。
・館内ではお客様同士距離を保ってご観覧ください。
・展示室内では会話をお控えください。
・作品、展示ケース、備品や壁にはお手を触れないようお願いいたします。
・施設毎で入場制限を行う場合がございます。

〇当館での取組
・入口で非接触式体温計等での検温を実施いたします。
・消毒液を設置しております。
・館内の消毒、清掃、換気を実施いたします。
・スタッフすべての関係者についての検温及び健康状態の確認を徹底いたします。
・スタッフのマスク着用、受付等対面箇所での飛沫感染防止用アクリルパネル等を設置しております。
・休憩スペースの座席の間隔の確保、または対面とならない配置に変更しております。
・会場内の 3 密(密閉・密集・密接)を防止するため、入場制限を実施する場合がございます。



<上野の森美術館>
上野の森美術館 6月1日(月)より再開のお知らせ


上野の森美術館は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染・拡散を防止し、安心してご鑑賞いただくために、以下の事柄を実施しております。ご来館前に必ずご一読いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。なお、開館日や時間が変更になる場合がありますので、詳細は各展覧会のページをご確認ください。

<ご入館時>
展示によって、日時指定制の入場券を販売し入場者数を制限させていただきます。
日時指定を行わない展示の場合も、会場内の混雑状況により、入場時にお待ちいただく場合があります。
ホームページにてご確認ください。
以下のお客様については、ご来館を控えていただくようお願いいたします。
1. 発熱や風邪、息苦しさ、強いだるさ、味覚障害の症状がある方
2. ご家庭や職場、学校など、身近に新型コロナウイルス感染者もしくは感染の可能性のある方がいらっしゃる方
3. 体調がすぐれない方
入場口に、アルコール消毒液を設置しております。手指の消毒にご協力ください。
ご入館時に検温を実施させていただきます。37.5度以上の発熱がある場合には入館をお断りいたします。
ご入館の際はマスクの着用(口と鼻をおおってください)をお願いいたします。
館内で感染発生が確認された場合、当館ウェブサイトでお知らせします。
(念のため、来館された日時をご自身で記録しておくことをお勧めします。)
カフェ森、およびカフェに併設されたショップは当面の間、休業します。

<ご鑑賞中>
作品を鑑賞される際は、他のお客様と距離を空けていただくようお願いいたします。
作品や展示ケース、壁には触れないようお願いいたします。
飛沫防止のため、マスクの着用、展示室内での会話は控えお静かにご鑑賞いただきますようお願いいたします。
展示室内で激しく咳き込まれるなど、風邪のような症状のある方にはスタッフがお声がけする場合があります。
館内で体調をくずされた場合は、お近くのスタッフにお声がけください。
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その他の感染予防対策
<衛生対策>
スタッフは出勤時に検温を行い、手洗い、うがい、手指消毒などを徹底し体調管理をおこなっています。
スタッフはマスクを着用いたします。
館内の手すり、窓枠、ドアノブなど手指が触れる機会が多い場所を中心に、定期的にこまめな消毒・清掃を実施しています。
貸し出し用の車いすは、消毒を徹底しております。

<密閉・密集・密接対策>
展示室内の温・湿度を調整し、適宜、換気を実施しております。
入場時のお並び列や展示室の一部にフロアマーカーを設置しておりますので、お客様同士の距離を保ってください。
対面カウンターには、飛沫感染防止パーテーションを設置しております。



<アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)>
開館中(予約制)


日時指定予約制による時間枠毎の人数制限によって混雑を避け、快適な環境で展覧会をご鑑賞頂けます。
気流を抑えた最新の置換空調システムを24時間運転させることで、常時、空気の入れ替えをしております。
音声ガイドは機材の貸出形式ではなく、お手持ちのスマートフォンとイヤホンをご利用頂く形式です。
アーティゾン美術館アプリをダウンロードの上、館内 Wi-Fi を用いて無料でお楽しみ頂けます。

・当面の間、夜間開館は中止します。
・美術館エントランスにアルコール消毒薬を設置するほか、施設の定期消毒と清掃を実施します。
・エレベーターやエスカレーター、トイレ、ロッカー等多くの人が手を触れる場所については、ウイルスを継続的に分解する薬剤を塗布します。
・スタッフはマスクを着用してご案内、対応します。
・1階受付、3階クロークにシールドを設置します。
・お並びいただかなければならない場合には、1メートル以上の間隔をあけてご案内します。
・ご予約の多い時間枠については、予約可能数を制限することがあります。
・入り口で混雑する場合には、ご予約時間前にご入館いただくことがあります。
・展示室でお客様が密になりそうな場合には、警備員がご案内することがあります。
・チラシ等の配布物については手渡しではなく、据え置き配布方式にします。
・当面、展示室でのラーニングプログラム(ギャラリートーク、ファミリープログラム、土曜講座、スクールプログラム 等)を中止します。開催する場合は、細心の注意を払って実施します。



<三井記念美術館>
営業再開のお知らせ


政府の緊急事態宣言の発令に伴い、2021年5月31日(月)まで休館を予定しておりましたが、
東京都の休業要請の緩和に伴い、6月1日(火)より営業を再開いたします。
なお、5月28日より当館ホームページにおいて、6月1日(火)以降も休館を継続する旨告知いたしましたが、
再度の内部検討で営業再開を決定いたしました。
お客様およびご関係の皆さまへはご心配をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。

6月1日(火)より開幕する 三井記念美術館コレクション「茶箱と茶籠」(~6月27日(日))は
予約なしでご入館いただけます。
なお、館内の状況によって入館制限をする場合がございますのでご了承ください。



<出光美術館(東京本館)>
【重要】臨時休館継続のお知らせ


ただいま当館は、新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、臨時休館を継続しております。
今後のスケジュールは改めて当館ウェブサイトでお知らせいたします。 何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます



<東京国立近代美術館>
再開のお知らせ および ご来館にあたってのお願い


東京国立近代美術館は4月25日(日)より臨時休館しておりましたが、6月1日(火)より再開いたします。
また、開館時間に変更がございますのでご確認ください:

再開する展覧会
所蔵作品展「MOMATコレクション 特別編 ニッポンの名作130年」
 【当面の間、開館時間を10:00~17:00(*最終入場16:30まで)といたします】

チケットについて
所蔵作品展「MOMATコレクション 特別編 ニッポンの名作130年」
e-tix よりご購入ください  ※受付開始 【5月31日(月)】予定

開催予定の展覧会
企画展「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」
2021年6月18日(金)~9月26日(日)

コレクションによる小企画「鉄とたたかう 鉄とあそぶ ディヴィッド・スミス《サークルⅣ》を中心に」
2021年6月18日(金)~9月26日(日)

 【6月18日(金)、19日(土)は開館時間 10:00~20:00(*最終入場19:30まで)を予定しています】

その他
*ライブラリの開室予定については、ライブラリページにてご確認ください
*各種会員制度の臨時休館に伴う対応については、こちらをご覧ください。
*ご来館にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策へのご協力をお願い申し上げます。

ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。



<東京ステーションギャラリー>
6月1日より開館を再開します(会期中無休)


◆「コレクター福富太郎の眼」展再開のお知らせ
東京ステーションギャラリーは、お客さまに安心した環境でご観覧いただけるよう新たな措置を講じたうえ、2021年6月1日(火)より開館いたします。
・入館チケットは原則として日時指定の事前購入制です>>チケット購入方法
・1日あたりの入館チケット枚数を本展開幕時の3分の2に制限して販売します
・お客さまの来館分散を図るため閉幕(6/27)まで無休とします

◆ご来館に際してのお願い
これまでどおり、当館では新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行ってまいります。入館の際は必ずマスクを着用し、体調がすぐれない場合は来館をお控えください。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。



<三菱一号館美術館>
館内一部営業再開のお知らせ


緊急事態宣言を受けて三菱一号館美術館は全館臨時休館としておりましたが、
6月1日(火)より下記の通り順次営業を再開いたします。

■美術館、Store1894:現在展示替え期間中のため休館
6月30日(水)「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」開幕より開館

■Café1894:
6月7日(月)より時短(11:00~18:00)にて営業再開
※詳しくはカフェニュースをご覧ください。

■歴史資料室、三菱センターデジタルギャラリー
6月1日(火)より通常通りで再開

※なお、今後の新型コロナウイルス感染状況の変化により、
 急遽開館状況に変更が出る場合がございますので、ご来館の際には
 事前に美術館ニュースをご確認いただければ幸いです。



<国立新美術館>
【国立新美術館 再開のお知らせ 】(2021.5.31更新)


国立新美術館は、4月25日(日)から臨時休館しておりましたが、6月2日(水)から再開いたします。
ご来館の際にはあらかじめ「ご来館のお客様へのお願い」をご確認ください。



<サントリー美術館>
「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展 6/2再開のお知らせ


サントリー美術館は、政府の緊急事態宣言発令及び東京都の休業要請に従い、新型コロナウイルスの感染予防・拡散防止のため臨時休館しておりましたが、感染拡大予防ガイドラインに基づく十分な対策を講じたうえで、6月2日(水)に「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展を再開することとなりました。※6月1日(火)は休館日
shopは6月1日(火)より営業再開(展覧会会期中無休)、cafeは6月2日(水)より営業再開(休館日は休業)いたします。

なお今後も開館状況が変更になる可能性がありますので、最新情報はサントリー美術館ウェブサイトでご確認ください。

よくあるご質問

Q:「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展の入場に予約は必要ですか?
A:当館は事前予約制ではありませんので、ご都合の良い日時にご来館ください。なお、混雑時は入場制限(整理券配布)を行う場合があります。

Q:「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展の会期は延長しますか?
A: 会期延長・変更はいたしません。会期は6月27日(日)までです。

Q:「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展の前期の作品はもう展示されないのですか?
A:展示いたしません。

Q:「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展チケットの払い戻しはできますか?
A:チケットは6月27日(日)までの会期中にご使用いただけますので、払い戻しは承っておりません。何卒ご了承ください。

Q:イベントは開催しますか?
A:下記のイベントは開催予定です。
・6/5(土)、19(土) エデュケーターによる鑑賞ガイド
・6/10(木)、24(木) 呈茶席
変更、中止の場合は当館ウェブサイトでお知らせしますので、ご確認ください。

Q:次回展以降の展覧会のスケジュールは変わりますか?
A:変更いたしません。



<21_21 DESIGN SIGHT>
再開のお知らせ


21_21 DESIGN SIGHTは、新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる東京都の要請を受け、2021年6月2日より収容率50%以内にて営業を再開いたします。
ギャラリー1&2にて開催中の企画展「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」は開館時間を短縮し、11:00 - 17:30(入場は17:00まで)といたします。
ギャラリー3はプログラムにより異なりますので、各プログラムのページをご確認ください。
21_21 DESIGN SIGHTでは新型コロナウイルス感染拡大防止のための取り組みを続けてまいります。ご来館に際しては、本ページをご一読のうえ、ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。

* 状況により、入館方法や内容を変更する場合がございます。あらかじめご了承のほどお願いいたします

1. ご来館時の体温チェック
ご来館時に、スタッフが非接触型体温計で検温をさせていただきます。37.5度以上の発熱が見つかった場合はご入場いただけません。あらかじめご了承ください

2. ご来館に際してお願い
・ご本人や身近な方に発熱やのどの痛み、咳、強い倦怠感、息苦しさ等の症状がある方、過去14日以内に発熱や感冒症状で受診や服薬をされた方はご来場をご遠慮ください
・ご本人や身近な方が過去14日以内に、「入管法に基づく入国制限対象地域」への訪問歴をお持ちの方はご来場をご遠慮ください
・アルコール消毒液を使用した手指の消毒や、石けんを使用したこまめな手洗いにご協力ください
・マスクの着用をお願いいたします
・15名以上のグループのご来場は、事前にご連絡・日程の調整をいただいた団体のみとさせていただきます。また、当面は平日のみの受け入れとさせていただきます
・メンバーシップの新規ご入会・更新手続きは休止しております
・プレスの方はPRESSお問い合わせフォームより事前にご連絡ください

3. その他の取り組み
・入口に手指用アルコール消毒液を設置しています
・スタッフは、手洗いや手指消毒をこまめに行い、風邪症状や発熱のある場合は勤務いたしません
・お客様と接するスタッフは、マスクを着用してご案内をさせていただきます
・キャリーバッグ等の大きなお荷物を除き、お荷物のお預かりを制限させていただきます
・筆記具等の貸し出しを中止いたします
・館内の手摺り、取っ手、エレベーターのボタン等、多くの方がお手を触れる箇所は、消毒清掃を行っています
・会場内の混雑状況によってご入場を制限させていただく場合がございます
・館内および周辺では、他のお客様と一定の距離を保つようお声がけする場合がございます



<森アーツセンターギャラリー>
開館中


月~日10:00~20:00(最終入館 19:30)
※展覧会会期以外は閉館しています。会期はこちらhttps://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/をご確認ください。

僕のヒーローアカデミア展 DRAWING SMASH
会期:2021.4.23(金)~ 6.27(日)※会期中無休



<六本木ヒルズ展望台東京シティビュー>
【お知らせ】6月9日(水)より屋内展望台の営業を再開いたします。


当面、営業時間を短縮し、平日のみの営業となります。「Media Ambition Tokyo 2021」は、6月8日(火)まで営業時間を短縮して開催中です。



<森美術館>
【お知らせ】森美術館は6月1日(火)より当面、時間を短縮して営業いたします。


月・水~日10:00~20:00(最終入館 19:30)
火10:00~17:00(最終入館 16:30)
※展覧会会期以外は閉館しています。



<大倉集古館>
6月1日より開館いたします。


※事前予約は不要です※

大倉集古館は、新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインを踏まえ十分な措置を講じた上で6月1日より開館いたします。

ご来館の際にはあらかじめこちらをご確認ください。https://www.shukokan.org/Portals/0/images/basicinfo/CoronaInformation20210531.pdf
ご不便をおかけいたしますが、
皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。



<泉屋博古館 分館>
改修工事のため休館


<東京都庭園美術館>
【重要なお知らせ】6月1日(火)からの再開及び予約チケットの販売について


東京都庭園美術館は6月1日(火)より再開いたします。ただし、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、6月1日(火)から6月20日(日)まで、「建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩」展および庭園へのご入館に際し、日時指定の事前予約制を導入いたします。この期間は事前に予約チケットをご購入のうえご来館ください。

[販売について]
・対象期間は6月1日(火)から、「建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩」展は6月13日(日)まで、庭園公開は6月20日(日)までとなります。
・e+(イープラスチケット)でご購入いただけます。
 購入方法
   ①e+オンライン上
   ②ファミリーマート店頭(Famiポート)での直接購入
   
[チケットの詳細]
①「建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩」展
・期間中の各日を、開館時から閉館時まで2時間単位で4枠に分割します。
・各枠はそれぞれ10時~、12時~、14時~、16時~となります。
・各枠とも発券数は200枚です。既定の数量に達した時点で販売終了となります。
・指定日時以外のご利用はできません。
・指定時刻から2時間以内にご入館ください(例:10時からの枠は12時までに入館)。
・入館後の滞留時間については特に制限はありません。また、本チケットをお持ちの方は庭園も入園できます。
・16時からの枠の最終入館は17時30分までとなります(閉館は18時です)。
・チケットをお持ちの場合でも、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。

②庭園のみの入園券
・時間の指定はありません。
・各日とも発券数は100枚です。既定の数量に達した時点で販売終了となります。
・指定日以外のご利用はできません。
・入園後の滞留時間については特に制限はありません。
・最終入園は17時30分までとなります(閉園は18時です)。

【前売券、招待券、年間パスポート等をお持ちの方】
・すでに販売済みの前売券、招待券、年間パスポート、庭園パスポート、ぐるっとパスをお持ちの方は、事前予約の必要はありません。

【身体障害者手帳等をお持ちの方】
・身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は、事前予約の必要はありません。当日直接窓口へお申し出ください。

【小学生以下および都内在住在学の中学生の方】
・小学生以下および都内在住在学の中学生の方は、事前予約の必要はありません。当日直接窓口へお申し出ください。

[団体受付について]
・予約チケットには団体割引の適用はありません。

[その他]
・入館時には引き続き検温及び手指の消毒へのご協力をお願いいたします。
・発熱が認められた場合は、予約優先チケットをお持ちの場合でも入館をお断りさせていただきます。



<目黒区美術館>
「マニュエル・ブルケール」展再開と会期延長のご案内


国の緊急事態宣言発出に伴い、4月25日(日)から「マニュエル・ブルケール-20世紀パリの麗しき版画本の世界」展は休止となっておりましたが、この度6月1日(火)より再開する運びとなりました。 当初、本展は6月6日(日)までの予定でしたが、休館期間の状況をふまえ、6月20日(日)まで会期延長することといたしました。この機会にぜひ足をお運びくださいますようお願いいたします。



<根津美術館>
再開館のお知らせ


根津美術館は、感染防止策を十全に講じた上で、6月1日(火)から開館いたします。
また、同日開幕の企画展「茶入と茶碗」の日時指定予約は、5月31日(月)午後1時より受付を開始します。 なお、当面は6月20日(日)までの予約を受け付けます。6月22日(火)以降については、追ってお知らせします



<太田記念美術館>
開館中(営業時間短縮)


太田記念美術館は新型コロナウイルス感染症対策として、当面の間は下記の通り営業時間を短縮いたします。(変更前は10:30~17:30)
 10時30分~16時30分(入館16時まで)

現在のところ、ご入館のための日時指定予約は必要ございません。開館時間内に直接お越しください。
ご来館に際しては〈お客様へのお願い〉を必ずお読みください。また、状況の変化に応じて予告なく予定を変更する場合がございますので、当ウェブサイトやSNS、ハローダイヤル (050-5541-8600)にて最新情報をご確認ください。

なお再開館にあたっては、ご来館の皆さまに安心して展示を楽しんでいただけるよう、「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の遵守と新型コロナウイルス感染症対策をさらに徹底してまいります。ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



<パナソニック 汐留ミュージアム>
【再開のお知らせ】


6月1日から再開させていただきます会期末までの間、開館時間を下記のようにさせていただきます。
06/01(火)~06/04(金) 10:00-18:00(水曜日開館)
06/05(土)~06/06(日) 09:30-19:00
06/07(火)~06/11(金) 10:00-19:00(水曜日開館)
06/12(土)~06/13(日) 09:30-19:00

6月4日に予定していた夜間開館は中止させていただきます。
予約サイトでの日時指定予約は、5月31日より再開させていただきます。



<日本科学未来館>
6月2日(水)から再開しました。オンラインのチケット予約が必要です。


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの事前予約制による入館者数の制限を行います。ご来館の際は、事前にチケットの予約・購入をお願いいたします。無料鑑賞券や各種割引券をお持ちの方もお手続きをお願いいたします。

8名様以上(団体)のご予約については「団体予約について」をご確認ください(受付は来館の10日前までです)。
障害者手帳をお持ちの方および車いすをご利用の方は、「バリアフリー情報」をご確認ください。



<SOMPO美術館(旧名:東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館)>
モンドリアン展の再開について


モンドリアン展の再開について
SOMPO美術館は、6月1日(火)より「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」を再開いたします。開館にあたりまして、新型コロナウイルス感染防止策を実施し、お客さま、およびスタッフの安心・安全の確保に努めて参ります。なお、新型コロナウイルスの感染状況により、改めて臨時休館する可能性もございます。何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
6月1日(火)~6日(日)分のオンラインチケットは5月29日(土)午前12時(正午)より販売開始いたします。



<東京オペラシティアートギャラリー>
【重要】アートギャラリー 6/1[火]再開と会期延長、月曜臨時開館のお知らせ


東京オペラシティアートギャラリーは、安全のための措置を充分に講じたうえ、6月1日[火]より再開し、「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」「project N 82 松田麗香」の会期最終日を6月20日[日]から6月24日[木]に延長します。
また、6月中の月曜日(7日、14日、21日)はお客様の来館分散のため臨時開館といたします(会期中の休館日はございません)。
ギャラリーショップ「ギャラリー5」も再開し、開館日はすべて営業いたします。

なお、ご来館のための日時指定予約は行っておりませんので、ご希望の日にご来館ください。混雑時等は密の回避のため入場制限を行う場合がありますので、ご了承ください。

弊館の新型コロナウィルス感染症対策についてはこちらをご覧ください。
https://www.operacity.jp/topics/detail.php?id=619

皆様のご来館をお待ちしております。

2021年5月31日
東京オペラシティ アートギャラリー



<Bunkamuraザ・ミュージアム>
営業を継続


【重要】6月1日(火)以降の営業について(5/31現在)

緊急事態宣言および東京都緊急事態措置等が延長されることが決定いたしましたが、基本的対処方針に基づき、業種別ガイドラインの遵守と新型コロナウイルス感染症対策をさらに徹底した上で営業を継続いたします。なお、営業内容、運用方法が一部変更となる場合がございますので最新情報はホームページにてご案内いたします。フランチャイズ、貸ホール公演は各主催者様のご判断となります。当ホームページでもご案内いたしますが、詳細は各公演のお問合せ先へご連絡をお願いいたします。ご来館の際には事前のご確認をお願いいたします。

ご来館をご予定されていらしたお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。今後の状況によって営業内容を急遽変更する場合がございます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



<松濤美術館>
臨時休館の再延長とフランシス・ベーコン展閉幕のお知らせ 【2021年5月31日更新】


緊急事態宣言延長を受けて、当館は引き続き新型コロナウィルス感染症拡大防止対策に努めるため、臨時休館を延長することと致しました。それに伴いフランシス・ベーコン展は閉幕致します。

再開をお待ちいただいていたお客様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。



<山種美術館>
山種美術館再開のお知らせ ※5/27追記(2021年05月13日)


山種美術館は、東京都の緊急事態措置における休業の協力依頼を受け、4月27日(火)より臨時休館しておりましたが、
5月15日(土)より感染症予防対策を強化し、再開しております。
また、5月29日(土)より土・日・祝日は通常開館といたします。

開館時間:火~金 10時~16時(1時間短縮)
       土・日・祝日 10時~17時
※月曜は休館
※入館は閉館の30分前まで。

・チケットは美術館受付で当日券をご購入いただけます。
 混雑時に入場制限を行う場合がありますので、ご理解のほどお願いいたします。
・日時指定オンラインチケットもご利用いただけます。
・最新の混雑状況をご案内しておりますので、ご参照のうえ、ご来館ください。

運営にあたりまして引き続き、「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえた対策を講じており、
新たにロビーフロアにおいて、ご来館のお客様にも換気の状況が見えるように、CO2モニター(C.H.Cシステム製 マーベル001)を設置いたしました。

ご来館に際しましては、「新型コロナウイルス感染症対策の取り組みとお客様へのお願い」を必ず事前にご確認ください。



<板橋区立美術館>
再開のお知らせ


当館は4月26日(月曜日)より休館しておりましたが、本日6月1日(火曜日)より正面玄関を開けます。展示などはございません。6月5日(土曜日)から7月4日(日曜日)開催の館蔵品展「はじめまして、かけじくです」展は予定通り開催いたします。



<練馬区立美術館>
【重要】練馬区立美術館の再開とご来館にあたっての注意事項(5月31日更新)


東京都が令和3年5月28日(金)に発表した緊急事態措置の内容を踏まえ、5月31日(月)に練馬区は「新型コロナウイルス感染症に対する練馬区方針」を発表いたしました。これに基づき、練馬区立美術館は6月1日(火)から下記のとおり再開いたします。
ご来館前に、当館の新型コロナウイルス感染予防対策を必ずご確認ください。
→【新型コロナウイルス感染予防対策】https://www.neribun.or.jp/museum_new/detail_m.cgi?id=202005291590743708

【展覧会】
〇開幕を延期しておりました「8つの意表~絵を描く、絵に描く、画家たちのキセキ~」は6月1日(火)から開幕いたします。
 展覧会の最終日は6月20日(日)です。
詳細はこちら https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202102261614340138

【貸出施設】
〇ご利用される場合は当館の感染予防対策にご協力をお願いします。
〇創作室の利用定員は、通常時の50%(15名まで)とします。利用人数をご確認ください。
〇施設のご利用にあたり使用した備品類の消毒、部屋の換気・清掃、立ち話をしない、などご協力ください。
〇利用団体代表者の方は、当日の利用メンバーおよび連絡先の把握をお願いいたします。
貸出施設について https://www.neribun.or.jp/rental/museum.html

※ 国・東京都の方針に変化が見られた際など、必要に応じて見直しを行います。
  見直し内容は、決定しだいホームページ等でご案内させていただきますので、適宜ご確認ください。



<世田谷美術館>
世田谷美術館及び分館は6月1日(火)より再開いたします。


4月25日(日)から休館しておりました世田谷美術館及び分館は、新型コロナウイルスの感染症拡大抑制の対策を行い、6月1日(火)から再開いたします。

なお、レストラン「ル・ジャルダン」は6月8日(火)からの営業となります。
また、セタビカフェは6月1日より限定メニューで営業いたします。

再開にあたっては、引き続き感染症抑制のために皆様のご協力をお願い申しあげます。



<静嘉堂文庫美術館>
6月1日(火)より開館


美術館からのお知らせ
東京都の休業要請緩和に伴い、当館は「旅立ちの美術」後期展示を6月1日(火)より開催いたします。
また、会期を6月13日(日)まで延長すると共に、6月7日(月)も開館いたします。
開館時間: 9:30から17:00(入場は16:30まで)
ただし、休業要請緩和条件へ対応のため、関連イベントである6月5日の文庫見学会、世田谷3館学芸員による鼎談、6月6日のコンサート(11時-/13時半-)は中止といたします。ご了承ください。



<府中市美術館>
緊急事態宣言の延長に伴う東京都からの要請により、5月31日まで臨時休館いたします。なお、「映えるNIPPON」展は、開館となり次第開幕予定です。(前期/後期の日程に変更はございません。)


<横浜美術館>
大規模改修のため休館中


<そごう美術館>
開催中

急遽変更となる可能性があります。最新情報はそごう横浜店ホームページでお知らせいたしております



<横須賀美術館>
開催中


・以下のお客様はご入館をお控えください。
*37.5度以上の発熱がある方
*風邪の症状(咳、のどの痛み、くしゃみ、鼻水など)がある方
*体調がすぐれない方
*過去14日以内に発熱や風邪の症状等で受診や服薬等をした方
*過去14日以内に感染拡大している地域や国への渡航歴がある方
・入館時に検温を実施しております。
 37.5度以上のお客様は入館をお断りいたしますので、ご了承ください。
・マスク着用と咳エチケットにご協力ください。
・こまめな手洗い・手指の消毒にご協力ください。
・他のお客様と2mを目安に十分な距離を保ってください。
・飛沫感染防止のため、会話はお控えください。
・大人数でのご来館はお控えください。
・混雑時は入館及び入場制限をいたしますのでご了承ください。
・ご来館中に体調を崩された場合は、無理をせずにお近くのスタッフまでお声かけください。
・万が一館内で感染者の発生が確認された場合、
 当館ホームページにてお知らせいたしますので、
 ご自身で来館日時の記録をお願いいたします。



<神奈川県立近代美術館 葉山館>
<神奈川県立近代美術館 鎌倉別館>
葉山館:4月24日から予約制で入場できます
鎌倉別館:改修工事のため休館中


葉山館
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、2021年4月24日(土曜)より葉山館で開催する下記の展覧会についてはオンラインによる事前予約制で入場いただけます。
お手数をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

企画展「開館70周年記念 空間の中のフォルム ―アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで」
コレクション展「若林 奮 新収蔵作品」



<埼玉県立近代美術館>
現在、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で開館しています。


ご来館の際は「お客様へのお願い」を必ずご確認ください。

新型コロナウイルスまん延防止等重点措置の延長を受け、北浦和公園を利用する場合は、以下の点について、ご理解いただくとともに徹底をお願いします。
・音楽噴水は、2021年6月20日まで停止します。
・マスクの着用を徹底してください。
・公園内で飲食を伴う宴会等は控えてください。
 ※1家族での軽食や飲み物を取る程度は除きます。
 ※特に飲酒はご遠慮ください。

年間観覧券の有効期間に新型コロナ感染症防止に伴う臨時休館期間(2020.2.29~5.31又は2020.12.24~2021.3.21)が含まれている場合は、有効期間終了後にMOMASコレクション展の観覧料の免除を受けることができる場合があります。
詳しくは、当館(総務担当)までお問合せください。
また、ファムス会員の方は、こちらをご覧ください。https://pref.spec.ed.jp/momas/setting/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A0%E3%82%B9



<うらわ美術館>
開館中


うらわ美術館は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、次のとおり感染症対策を行っております。
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/info/p046817.html
ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いします。



<DIC川村記念美術館>
7月2日(金)まで、美術館は改修工事のため休館中です。


<千葉市美術館>
開館中


まん延防止等重点措置の再延長に伴う施設の利用制限について(6/20まで)

千葉市に対するまん延防止等重点措置区域の指定が再延長されたことに伴い、以下のとおり施設の利用制限を延長して実施いたしますので、お知らせします。

【制限内容】
貸出施設の20:00以降の利用停止(6月20日まで)
なお、状況の変化によって変更となる場合がございます。

【レストラン「優雅亭 盛山 千葉市美術館店」】
令和3年6月20日(日)まで休業いたします。 

【地下1階ちょい呑み処「盛」】
令和3年6月20日(日)まで休業いたします。

なお、展覧会など混雑の状況により入場制限を行う場合があります。
ご来館にあたっては、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止対策にご協力をお願いいたします。
https://www.ccma-net.jp/news/1882/





ということで、軒並み6月になって再開したもののベーコン展などは再開することなく終わってしまいました。。。まだ予断を許さない状況なのでお出かけはオススメしませんが、ワクチンを2回摂取された方はそろそろトンネルの出口が見えた感じかもしれませんね。


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