アートフェア東京2012 【東京国際フォーラム】
先日に予告しました通り、この週末はアートフェア東京2012が開催されていました。もう終わってしまいましたが私も土曜日に行ってきましたので、今年の様子をご紹介しようと思います。

【展覧名】
アートフェア東京2012
【公式サイト】
http://artfairtokyo.com/
【会場】東京国際フォーラム 展示ホール ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】東京駅・有楽町駅
【会期】
2012年3月30日(金)~4月1日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
私が行った日は嵐のような風と雨だったこともあってか、今まで行った中では空いていたように思います。
参考記事:
アートフェア東京2009 (東京国際フォーラム)
アートフェア東京2010 (東京国際フォーラム)
アートフェア東京2011 (東京国際フォーラム)
混み具合はこんな感じでした。

今回は東京国際フォーラムの下のフロア2面となっていました。
さて、このイベントは毎年この時期に開催される東京のギャラリーが一堂に介したアートのお祭りのようなもので、上の写真のようにブースに区切られて沢山のギャラリーがお抱えのアーティストを紹介したり、伝統的な美術品を展示していたりします。そして、値段がつけられていて実際に買うこともできるという場でもあります。 今年も古今東西のアートが集まって非常に面白い内容でしたので、詳しくは気に入ったブースと共にその雰囲気をご紹介しようと思います。(観てきた順にご紹介します。ジグザグに端から順に周ってきました。)
B01 <Gallery Togeisha> ★ブース紹介ページ
ここは金子豊文という人の絵に驚きました。猫や鶏、たくさんの野菜を描いた作品などが並んでいたのですが、猫の毛1本1本描きこまれたような緻密さと、色彩の鮮やかさがすごかったです、構図が一味違っているのも良くてしばらく眺めてきました。これは一度描いた上から削っているのかな。まとめて作品を観てみたいです。
D01 <渡邊木版美術画舗> ★ブース紹介ページ
ここは老舗らしいですが斬新な現代アート作品が展示されていました。大型のカプセルの中に、頭にチューブのようなものを取り付けられた白髪に白肌(透明っぽい)をした裸体の少女の人形が入っています。下には心電図のようなモニタもあり生命維持装置のようにも観えました。SFっぽい作品でした。
<ShuffleⅡ> ★ブース紹介ページ
ここは会場の一番角にあったいくつかのギャラリーが集まったコーナーで、ちょくちょく入場制限をするほどの人気ぶりでした。ここのコンセプトはそのタイトルの通り古今の作品をシャッフルしたような驚きの組み合わせで、Ⅱとなっているのは昨年に白金でⅠが開催されていたからだそうです。
本堀雄二 「BUTSU NANZUKA」
こちらは昨年のアートフェアでも見かけた本堀雄二 氏のダンボールで作った仏像です。ちょっと離れてみると優美な観音像に見えるのですが、側面から見るとどこにでもあるダンボールなのが面白いです。さらに今回は平安時代の四天王像を従えて展示されていて、時代をこえたコラボを観ることができました。
参考記事:植物化石-5億年の記憶- 展 (INAXギャラリー) ※同時開催「本堀雄二 -紙の断層 透過する仏-展」
この部屋の中央には火焔式土器のようなものがあり、部屋の隅にも縄文土器に花が活けられていました。
円山応挙 「虎図」
江戸時代の絵師、応挙の作品で虎の水墨の掛け軸です。上を見上げて猫のような目をしていて、ちょっと可愛らしい雰囲気がありました。
この隣には長沢芦雪の作品もありました。また、江戸時代の幽霊画の隣には松井冬子の作品(これもちょっと幽霊画っぽい)が並んでいるなど面白いクロスオーバーぶりです。
山口英紀 「右心房・左心房」
どう観ても白黒写真にしかみえないけれど水墨画の作品です。ビルと高速道路を見下ろすように描いていて、左右対となってそれがタイトルの由来となっているようでした。片方は車の姿もなく完全な対称というわけでもないのも面白かったです。
「瀑布図刺繍額」
明治時代の刺繍で作られた絵画のような作品です。紅葉の中の滝が編みこまれているのですが、光沢のある糸で輝くような感じでした。その細かさにかなり驚きです。
D03 <画廊くにまつ> ★ブース紹介ページ
こちらは今年も松尾太一 氏の透明の樹脂に包まれた花々の作品が展示されていました。その作風だけでも華やかですが、有機的で不定形な形態も生命感があるように思いました。
D14 <ギャラリー戸村> ★ブース紹介ページ
こちらは毎年楽しみにしている高松和樹 氏の少女を描いた作品が今年も展示されていました。さらに今年は冨田伊織という方の作品も目を引き、私が行った時にちょうど本人がお客さんに説明していました。透明標本という蛍光色の標本(魚、タツノオトシゴ、イカ、鶏?、カメレオンなどなど)が瓶に入って並んでいます。最初、作り物か?と思ったら全て本物の生き物の標本に色をつけたもののようです。色鮮やかなレントゲン写真のような感じですが、骨や肉も残っているとのことでした。これはSFっぽさもあって楽しめました。 写真パネルも含めて結構点数があったのですが売れ行き好調でした。
E08 <ギャラリー銀座アルトン> ★ブース紹介ページ
こちらは「片桐剛 展」と銘打って片桐剛 氏の作品が並んでいました。写実的に現代日本の女性を描いた作品が多く、イヤリングをつける仕草や本を読む様子、香水の瓶を開ける姿などが描かれ、ふとした時の何とも言えない女性の神秘を感じるような表情をしていました。
E02 <埼玉画廊> ★ブース紹介ページ
こちらは「吉岡正人 展」というタイトルで吉岡正人 氏の作品が展示されていました。中世~ルネッサンス期の絵を思わせる作風で、同じ女性を描いたのではないかと思う作品が並んでいます。中にはヨーロッパ風の建物や風景の作品もあるのですが、どこか神秘的で幻想的な雰囲気がありました。
C09 <翠波画廊> ★ブース紹介ページ
ここはティエリー・デュヴァルという画家の描いた写実的なパリの街並みの絵が並んでいました。写真のようにも観えますが、洒落ていて詩情あふれる雰囲気がありました。
この近くにあったE03 ギャルリーためながは今年もチェン・ジャン・ホンの作品がありました。やはり好みの作風です。
B12 <加島美術> ★ブース紹介ページ
ここは「河鍋暁斎屋敷」という名前でぼろぼろの民家風の展示スペースとなっていました。中には木にとまるカラスの水墨の掛け軸と、野ざらしになった骸骨を描いた作品、妖怪たちが琴・棋(囲碁)・書・画を嗜んでいるところを描いた掛け軸がありました。いずれも河鍋暁斎らしさを感じる作品で面白いです。前者2枚は値段がついていたので確認してみたら、43万円と30万円でした。意外と安いのでは?? …でもメモの桁が間違ってるのかもw
B11 <角匠> ★ブース紹介ページ
こちらには北斎の肉筆画「女達磨図」や狩野派の屏風など日本画中心に並んでいました。中には中国に渡ったイタリア人画家ジュゼッペ・カスティリオーネ(中国名;郎世寧)が描いた扇の作品(松の下にいる2頭の馬を描いている)が2800万円の値となっていました。
参考記事:北京故宮博物院200選 感想後編(東京国立博物館 平成館)
さらにここには春画も何枚か展示されていました。どれも性器の大きさが半端じゃないですw
E05 <日動画廊> ★ブース紹介ページ
こちらは山本大貴という写実の画家の作品が並んでいました。いずれも現代日本の女性を描いた作品なのですが、エレキギターを弾いていたり、ヘッドフォンで音楽を聴いたり、読書する女という作品ではipadをじっとみていたりと、今の世相を盛り込んでいるような感じでした。そしてどの作品も気品があって、しなやかさを感じる女性美でした。
今回は写実画家のいい作品が結構多く観られたかも。
A06 <柳ヶ瀬画廊> ★ブース紹介ページ
こちらは「熊谷守一の花展」と銘打って熊谷守一の作品が並んでいました。極限まで単純化されたアヤメや薔薇、朝顔の作品などが並び、油彩だけでなく墨彩画の作品も多数並んでいました。
G07 <森美術館> ★ブース紹介ページ
こちらは森美術館のミュージアムショップのコーナーで、店の半分くらいは草間彌生グッズとなっていました。他にも奈良美智や村上隆といった人気の現代アーティストのグッズが並び人気のコーナーでした。
この近くにあったG08 Somartaは以前オペラシティで観た作品に似た黒の無縫製ニットの作品などがありました。
参考記事:感じる服 考える服:東京ファッションの現在形 (東京オペラシティ アートギャラリー)
G11 <team.Lab>
ここは「花と屍」というタイトルの12幅対の掛け軸風の映像作品が展示されていました。アニメーションで平安時代の宮殿のようなところや、おどろおどろしい雰囲気の川辺、白い龍が空でうねる様子、合戦場などが展開されています。妖しさがありつつ物語性がありそうな感じでした。
ということで、今回も充実した内容となっていましたので、例年通り今年も図録を買って来ました。(若干、出展内容と違っているようにも思いますが、自分が観た時には無かっただけかな??) おそらく来年も開催されると思いますので、開催されたら行きたいと思います。古典的な美術品の価値や現代アートの現状についても分かった気がしたイベントでした。
参照記事:★この記事を参照している記事

【展覧名】
アートフェア東京2012
【公式サイト】
http://artfairtokyo.com/
【会場】東京国際フォーラム 展示ホール ★この美術館の記事 ☆周辺のお店
【最寄】東京駅・有楽町駅
【会期】
2012年3月30日(金)~4月1日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
私が行った日は嵐のような風と雨だったこともあってか、今まで行った中では空いていたように思います。
参考記事:
アートフェア東京2009 (東京国際フォーラム)
アートフェア東京2010 (東京国際フォーラム)
アートフェア東京2011 (東京国際フォーラム)
混み具合はこんな感じでした。

今回は東京国際フォーラムの下のフロア2面となっていました。
さて、このイベントは毎年この時期に開催される東京のギャラリーが一堂に介したアートのお祭りのようなもので、上の写真のようにブースに区切られて沢山のギャラリーがお抱えのアーティストを紹介したり、伝統的な美術品を展示していたりします。そして、値段がつけられていて実際に買うこともできるという場でもあります。 今年も古今東西のアートが集まって非常に面白い内容でしたので、詳しくは気に入ったブースと共にその雰囲気をご紹介しようと思います。(観てきた順にご紹介します。ジグザグに端から順に周ってきました。)
B01 <Gallery Togeisha> ★ブース紹介ページ
ここは金子豊文という人の絵に驚きました。猫や鶏、たくさんの野菜を描いた作品などが並んでいたのですが、猫の毛1本1本描きこまれたような緻密さと、色彩の鮮やかさがすごかったです、構図が一味違っているのも良くてしばらく眺めてきました。これは一度描いた上から削っているのかな。まとめて作品を観てみたいです。
D01 <渡邊木版美術画舗> ★ブース紹介ページ
ここは老舗らしいですが斬新な現代アート作品が展示されていました。大型のカプセルの中に、頭にチューブのようなものを取り付けられた白髪に白肌(透明っぽい)をした裸体の少女の人形が入っています。下には心電図のようなモニタもあり生命維持装置のようにも観えました。SFっぽい作品でした。
<ShuffleⅡ> ★ブース紹介ページ
ここは会場の一番角にあったいくつかのギャラリーが集まったコーナーで、ちょくちょく入場制限をするほどの人気ぶりでした。ここのコンセプトはそのタイトルの通り古今の作品をシャッフルしたような驚きの組み合わせで、Ⅱとなっているのは昨年に白金でⅠが開催されていたからだそうです。
本堀雄二 「BUTSU NANZUKA」
こちらは昨年のアートフェアでも見かけた本堀雄二 氏のダンボールで作った仏像です。ちょっと離れてみると優美な観音像に見えるのですが、側面から見るとどこにでもあるダンボールなのが面白いです。さらに今回は平安時代の四天王像を従えて展示されていて、時代をこえたコラボを観ることができました。
参考記事:植物化石-5億年の記憶- 展 (INAXギャラリー) ※同時開催「本堀雄二 -紙の断層 透過する仏-展」
この部屋の中央には火焔式土器のようなものがあり、部屋の隅にも縄文土器に花が活けられていました。
円山応挙 「虎図」
江戸時代の絵師、応挙の作品で虎の水墨の掛け軸です。上を見上げて猫のような目をしていて、ちょっと可愛らしい雰囲気がありました。
この隣には長沢芦雪の作品もありました。また、江戸時代の幽霊画の隣には松井冬子の作品(これもちょっと幽霊画っぽい)が並んでいるなど面白いクロスオーバーぶりです。
山口英紀 「右心房・左心房」
どう観ても白黒写真にしかみえないけれど水墨画の作品です。ビルと高速道路を見下ろすように描いていて、左右対となってそれがタイトルの由来となっているようでした。片方は車の姿もなく完全な対称というわけでもないのも面白かったです。
「瀑布図刺繍額」
明治時代の刺繍で作られた絵画のような作品です。紅葉の中の滝が編みこまれているのですが、光沢のある糸で輝くような感じでした。その細かさにかなり驚きです。
D03 <画廊くにまつ> ★ブース紹介ページ
こちらは今年も松尾太一 氏の透明の樹脂に包まれた花々の作品が展示されていました。その作風だけでも華やかですが、有機的で不定形な形態も生命感があるように思いました。
D14 <ギャラリー戸村> ★ブース紹介ページ
こちらは毎年楽しみにしている高松和樹 氏の少女を描いた作品が今年も展示されていました。さらに今年は冨田伊織という方の作品も目を引き、私が行った時にちょうど本人がお客さんに説明していました。透明標本という蛍光色の標本(魚、タツノオトシゴ、イカ、鶏?、カメレオンなどなど)が瓶に入って並んでいます。最初、作り物か?と思ったら全て本物の生き物の標本に色をつけたもののようです。色鮮やかなレントゲン写真のような感じですが、骨や肉も残っているとのことでした。これはSFっぽさもあって楽しめました。 写真パネルも含めて結構点数があったのですが売れ行き好調でした。
E08 <ギャラリー銀座アルトン> ★ブース紹介ページ
こちらは「片桐剛 展」と銘打って片桐剛 氏の作品が並んでいました。写実的に現代日本の女性を描いた作品が多く、イヤリングをつける仕草や本を読む様子、香水の瓶を開ける姿などが描かれ、ふとした時の何とも言えない女性の神秘を感じるような表情をしていました。
E02 <埼玉画廊> ★ブース紹介ページ
こちらは「吉岡正人 展」というタイトルで吉岡正人 氏の作品が展示されていました。中世~ルネッサンス期の絵を思わせる作風で、同じ女性を描いたのではないかと思う作品が並んでいます。中にはヨーロッパ風の建物や風景の作品もあるのですが、どこか神秘的で幻想的な雰囲気がありました。
C09 <翠波画廊> ★ブース紹介ページ
ここはティエリー・デュヴァルという画家の描いた写実的なパリの街並みの絵が並んでいました。写真のようにも観えますが、洒落ていて詩情あふれる雰囲気がありました。
この近くにあったE03 ギャルリーためながは今年もチェン・ジャン・ホンの作品がありました。やはり好みの作風です。
B12 <加島美術> ★ブース紹介ページ
ここは「河鍋暁斎屋敷」という名前でぼろぼろの民家風の展示スペースとなっていました。中には木にとまるカラスの水墨の掛け軸と、野ざらしになった骸骨を描いた作品、妖怪たちが琴・棋(囲碁)・書・画を嗜んでいるところを描いた掛け軸がありました。いずれも河鍋暁斎らしさを感じる作品で面白いです。前者2枚は値段がついていたので確認してみたら、43万円と30万円でした。意外と安いのでは?? …でもメモの桁が間違ってるのかもw
B11 <角匠> ★ブース紹介ページ
こちらには北斎の肉筆画「女達磨図」や狩野派の屏風など日本画中心に並んでいました。中には中国に渡ったイタリア人画家ジュゼッペ・カスティリオーネ(中国名;郎世寧)が描いた扇の作品(松の下にいる2頭の馬を描いている)が2800万円の値となっていました。
参考記事:北京故宮博物院200選 感想後編(東京国立博物館 平成館)
さらにここには春画も何枚か展示されていました。どれも性器の大きさが半端じゃないですw
E05 <日動画廊> ★ブース紹介ページ
こちらは山本大貴という写実の画家の作品が並んでいました。いずれも現代日本の女性を描いた作品なのですが、エレキギターを弾いていたり、ヘッドフォンで音楽を聴いたり、読書する女という作品ではipadをじっとみていたりと、今の世相を盛り込んでいるような感じでした。そしてどの作品も気品があって、しなやかさを感じる女性美でした。
今回は写実画家のいい作品が結構多く観られたかも。
A06 <柳ヶ瀬画廊> ★ブース紹介ページ
こちらは「熊谷守一の花展」と銘打って熊谷守一の作品が並んでいました。極限まで単純化されたアヤメや薔薇、朝顔の作品などが並び、油彩だけでなく墨彩画の作品も多数並んでいました。
G07 <森美術館> ★ブース紹介ページ
こちらは森美術館のミュージアムショップのコーナーで、店の半分くらいは草間彌生グッズとなっていました。他にも奈良美智や村上隆といった人気の現代アーティストのグッズが並び人気のコーナーでした。
この近くにあったG08 Somartaは以前オペラシティで観た作品に似た黒の無縫製ニットの作品などがありました。
参考記事:感じる服 考える服:東京ファッションの現在形 (東京オペラシティ アートギャラリー)
G11 <team.Lab>
ここは「花と屍」というタイトルの12幅対の掛け軸風の映像作品が展示されていました。アニメーションで平安時代の宮殿のようなところや、おどろおどろしい雰囲気の川辺、白い龍が空でうねる様子、合戦場などが展開されています。妖しさがありつつ物語性がありそうな感じでした。
ということで、今回も充実した内容となっていましたので、例年通り今年も図録を買って来ました。(若干、出展内容と違っているようにも思いますが、自分が観た時には無かっただけかな??) おそらく来年も開催されると思いますので、開催されたら行きたいと思います。古典的な美術品の価値や現代アートの現状についても分かった気がしたイベントでした。
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No title
土曜日は嵐のおかげ?でじっくり見れましたね~
写実画家の作品といえば、東邦アートの大畑稔浩氏の作品もよかったです。ブースにご本人がいましたよ。
写実画家の作品といえば、東邦アートの大畑稔浩氏の作品もよかったです。ブースにご本人がいましたよ。
Re: No title
>だまけんさん
コメント頂きましてありがとうございます。
土曜日はあいにくの天気で空いていましたね。主催者には大変かもしれませんが、あれくらいが見やすくていいなあw
確かに大畑稔浩氏の作品も写実なのに詩情あふれる雰囲気が良いですね。
私が行った時はいらっしゃらなかったと思いますのでタイミングの問題ですかね??
今年も良い物が観られました。
コメント頂きましてありがとうございます。
土曜日はあいにくの天気で空いていましたね。主催者には大変かもしれませんが、あれくらいが見やすくていいなあw
確かに大畑稔浩氏の作品も写実なのに詩情あふれる雰囲気が良いですね。
私が行った時はいらっしゃらなかったと思いますのでタイミングの問題ですかね??
今年も良い物が観られました。
No title
画廊のリンクを辿っただけで、圧巻の現代アートを味わう事ができました。
(できれば本物がいいんですが^^)
画廊によっても、いろいろカラーが違うのですね。
一日、こんな作品を見ていたいなあ。
ちょっと、迷宮から出てこれなくなるでしょうか^^
ご紹介、ありがとうございました。
(できれば本物がいいんですが^^)
画廊によっても、いろいろカラーが違うのですね。
一日、こんな作品を見ていたいなあ。
ちょっと、迷宮から出てこれなくなるでしょうか^^
ご紹介、ありがとうございました。
楽しそうでしたね!
興味があったのですが、都合で行けませんでした。充実した内容のようでしたね!渡邊木版美術さんは、何でも鑑定団にも出ているお店ですよね?円山応挙の虎図が出ていたとは…みれずに残念でした。
Re: No title
>limeさん
コメント頂きましてありがとうございます。
このイベントは毎年楽しみにしているのですが、今年も怒涛のごとく古今の美術品が集まっていました。
作品だけでなく、作家本人もブースにいたりトークもあるので、本当に盛りだくさんです。
見に来ている人も多く混んでいるので、体力との戦いかなw
機会があったら来年以降もチェックしてみてください^^
コメント頂きましてありがとうございます。
このイベントは毎年楽しみにしているのですが、今年も怒涛のごとく古今の美術品が集まっていました。
作品だけでなく、作家本人もブースにいたりトークもあるので、本当に盛りだくさんです。
見に来ている人も多く混んでいるので、体力との戦いかなw
機会があったら来年以降もチェックしてみてください^^
Re: 楽しそうでしたね!
>mikiさん
コメント頂きましてありがとうございます。
私はテレビはあまり観ないのですが、やはり有名なお店なんですね。
今年は現代アートでインパクトがある作品でしたよ。
応挙や芦雪の作品は予想外でした。このシャッフル2という企画は今回のブースの中でも一番の見所だったと思います。
来年以降も楽しみです^^
コメント頂きましてありがとうございます。
私はテレビはあまり観ないのですが、やはり有名なお店なんですね。
今年は現代アートでインパクトがある作品でしたよ。
応挙や芦雪の作品は予想外でした。このシャッフル2という企画は今回のブースの中でも一番の見所だったと思います。
来年以降も楽しみです^^
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Author:21世紀のxxx者
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。
画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。
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