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岡本太郎の50年 【岡本太郎記念館】

前回ご紹介した根津美術館の展示を観た後、すぐ近くにある岡本太郎記念館で「岡本太郎の50年」を観てきました。

P1010244.jpg

【展覧名】
 岡本太郎の50年

【公式サイト】
 http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition.html

【会場】岡本太郎記念館  ★この美術館の記事  ☆周辺のお店
【最寄】表参道駅

【会期】2012年2月29日(水)~6月24日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日16時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
空いていてゆっくり観ることができました。

去年、岡本太郎の生誕100周年で盛り上がっている時に行きましたが、今回はその時以来1年ぶりでした。ここは晩年の岡本太郎のアトリエ兼住居だったところで、庭にも中にも数々の作品が展示されています。ここは写真を撮ることもできますので、何枚か写真を使ってご紹介しようと思います。

 参考記事:
  顔は宇宙だ。 (PARCO FACTORY パルコファクトリー)
  生命の樹 (岡本太郎記念館)
  生誕100年 岡本太郎展 (東京国立近代美術館)

今回はまず館内1階から周ることにしました。これはリビングのような部屋。
P1010248.jpg
この写真の逆側の方には岡本太郎のマネキンもあります。

この部屋にあったテーブルの上の器。
P1010252.jpg
鶏のような岡本太郎ならではの作品があって面白かったです。

こちらは奥のアトリエ。
P1010256.jpg
この絵の作品名は忘れましたが、以前どこかで観たような気がします。

続いて2階。こちらが今回の展示になっていました。

岡本太郎 「雷撃」
P1010275.jpg
こちらは1947年の作品で、以前ご紹介した展覧会にも出品されていました。戦後日本での第一弾作品だそうで、シュルレアリスム風な雰囲気かな。

岡本太郎 「呼ぶ」
P1010261.jpg
これは1984年の作品。巨大な目が睨みつけるような迫力がありました。

岡本太郎 「雷神」
P1010272.jpg
こちらは1996年の作品で、死ぬ間際まで描かれていた絶筆だそうです。死に際とは思えないエネルギーが溢れていました。

奥の部屋ではドキュメンタリー映像を流していました。
P1010281.jpg

続いて庭園へ。
P1010288.jpg
あまり広くはないですが、岡本太郎の彫刻が並んでいます。

左の作品は名前を忘れましたが、右は乙女だっけかな。
P1010286.jpg P1010294.jpg
記念撮影している人たちが結構いました。人気なのはここには写っていない太陽のやつかな。


ということで、やはりこちらも楽しいところです。根津美術館からも近いのでハシゴするのにも良いかと思います。ここはカフェも良いのでこの日もお茶しようと思ったのですが、満席のようでしたのでこの日は他に行きました。
 参考記事:ア・ピース・オブ・ケイク a Piece of Cake (表参道界隈のお店)

 参照記事:★この記事を参照している記事


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Comment
こんばんは
たしか岡本太郎の母親は小説家で鬱病を患っていた、岡本かの子だったと思います。岡本太郎は障がい者だったと思います。たしか少しだけ発達障害を患っていたと思います。独創世界が出ていますものね。発達障害の方の絵や陶芸ってすごい緻密で繊細です。自分は統合ですが、このブログを読んで結構お得です。岡本太郎の作品がブログで見られた。~☆
なんかお得な感じです^^
そういえば、歴史上の人物を紹介していたNHKテレビで過去の放送番組ですが、相当過去なので番組名を忘れました。
岡本親子のことについてテレビで放送していました。その他芸術家や著名人などたくさんの生涯を放送していました。

また何かこちらも情報が見つかりましたらコメントをさせてもらおうかなと思います。静かに読ませてもらいます。読んでいてとてもお得ですね。勉強になります。
Re: こんばんは
>満月さん
コメントいただきましてありがとうございます。
岡本かの子は確かにその通りだったと記憶していますが岡本太郎本人はちょっと初耳です。
兵隊になっていたのですが障害があっても合格したのかな??

かの子の本は読んだことがないのですが、独特の世界観があるようですね。
父の一平も有名な漫画家だったらしいし、クリエイティブな家系と言えそうです。
あの独創性は生まれや育ちだけでは無いと思いますが、ちょっと興味わきますね。
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