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AWAKENING 【エスパス ルイ・ヴィトン東京】

先週の日曜日に表参道辺りで買い物ついでにアート巡りをしてきました。まずはルイ・ヴィトン表参道店にあるエスパス ルイ・ヴィトン東京で「AWAKENING」を観てきました。

P1020834.jpg P1020800.jpg

【展覧名】
 AWAKENING

【公式サイト】
 http://espacelouisvuittontokyo.com/ja/

【会場】エスパス ルイ・ヴィトン東京
【最寄】原宿駅、明治神宮前駅、表参道駅

【会期】2012年6月9日~9月9日
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間20分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日14時頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
空いていましたが、映像作品の鑑賞に使うヘッドフォンの台数は少ないようで、全機貸し出し中となっていました。まあ、しばらく他を見ているうちに借りることができたので、ほぼ自分のペースで観られたかな。

さて、このアートスポットはまだ出来てから日が浅いのですが、今回の展示は2回目のグループ展だそうで、フィンランドの3人の現代アーティストの作品が並ぶ内容でした。写真を撮ることもできましたので、何枚か撮ってきた写真を使ってご紹介しようと思います。

ペッカ・ユルハ 「I HAVE SEEN THE LIGHT」
P1020816.jpg
フィンランドの実業家が「私は光を見た」と言ってアートに出会い収集を始めたそうで、この作品ではその言葉をタイトルにしています。これはまさに光を反射しながら揺れ動く綺麗な作品でした。

ペッカ・ユルハ 「THE WALLS HAVE EARS, EARS HAVE PRETTY」
P1020820.jpg P1020807.jpg
こちらもクリスタルを連ねた作品ですが、面白いのが壁が耳のようになっているところです。そのためこれはイヤリングを表しているようです。壁に耳ありって言葉は向こうにもあるのかな??

部屋の中央にはドクロの形に配置された無数のクリスタルもありました。この写真はあえて出し惜しみしておきます^^;

ハンナレーナ・ヘイスカ 「RIDESTAR」
P1020821.jpg
これは映像作品で、映像はヘッドフォンを使って見ます。現実逃避、崇高な感情、絶望的な恋などをテーマにしているそうで、毛の長い生物(馬のように見える)が水辺にいるシーンなどが映されていました。象徴的で何らかのメッセージがありそうな作品です。
この人はもう1点の映像もありました。

サミ・サンパッキラ 「STARWALL」
P1020824.jpg
この作品は部屋の奥のガラスに穴の開いた幕が吊り下がっていて、それが星の配置になっているという作品です。実際にある日のある時間になると、この作品と本物の星が重なるというので驚きです。しかし明るい東京ではこのようには見えなそうですね。発想が面白く、スケールの大きな作品でした。

サミ・サンパッキラ 「THE BIG CRUNCH」
P1020831.jpg
こちらは入口にあった映像作品で、森の中で倒れている人物のお腹の中からガラスの塊のようなもの(水晶みたいな)を取り出すシーンなどが映されていました。この作品のすべてのイメージは黄金分割に従って構成されているそうですが、それは流石に私にはわかりませんでしたw 神秘的で呪術的なものか?と思ったのですが宇宙の大収縮をテーマに比喩的に表現しているようです。


ということで洒落た雰囲気の現代アートの展示となっていました。ここは解説つきの立派な冊子もくれるし館内の方も親切なので、流石はラグジュアリーブランドと感心させます。無料で観られますので気になる方は是非どうぞ。


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