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【番外編】龍泉洞の写真

1週間ほどご紹介してきた東北旅行も今回が最後です。青森に行った後、岩手の岩泉にある「龍泉洞」という有名な鍾乳洞に行ってきました。

 公式サイト:龍泉洞

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ここはバスで行く事もできるのですが、盛岡から片道2時間以上で2500円(1日4本)という結構な秘境です。それでも多くのお客さんで賑わう観光地となっていました。
2012年8月現在、JR東日本の各駅にもこの鍾乳洞のポスターが貼られていますが、ここは日本三大鍾乳洞の1つで、国の天然記念物にも指定されているそうです。洞窟は今分かっているところだけで3km以上あるそうで、3つの地底湖を楽しめます。(一般立ち入り禁止の場所に4つ目もあるそうです。)
 参考リンク:龍泉洞のWikipedia

真夏に行ったので外は30度近いですが、中はひんやり12~15度程度でした。半袖だと寒いくらいです。
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龍泉洞と龍泉新洞があるのですが、私は龍泉洞だけ観てきました。

洞窟内はこんな感じで幻想的にライティングされています。
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洞窟の最初の方に地蔵岩という岩があったのですが、確かに地蔵っぽい形をしていて、祀られていました。
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中に川が流れていると思ったら、地底湖につながっていました。
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第一地底湖は深さ35mあるそうです。昔からこの洞窟は知られていたようですが、調査されたのは1920年代頃からで、第一地底湖の調査は1959年だったそうです。

これは深さ38mの第二地底湖。湖の底にライトが沈めてあるのですが、透明度が半端じゃありません。腐植土などにろ過されているためなんだとか。
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そしてこれが深さ98mもある第三地底湖。水の透明度が一番良く分かります。底の方まで見えるのが凄い。
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この龍泉洞ではダイバーが行方不明になったこともあるそうで、それも頷けるような迷宮&深さです。神秘と畏れを感じます。

この第三地底湖の辺りで、階段を登り降りするコースがあります。(登り165段、下り107段) 地底湖展望台を経て第一地底湖に戻るコースです。

登りきった「三原峠」というあたりの写真。苦労して登っても、地底湖ほどの感動は無かったかもw 
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少し先の展望台は撮影スポットには良さそうでした。結構、足場が濡れていて階段は危ないです。

帰り道にも面白い岩がありました。獅子のような形の守り獅子と、凍った滝のような音無しの滝。
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これは白亜の議事堂と名付けられていました。ちょっと大仰な名前ですw
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この辺にはコウモリ穴という洞穴もありました。ここに住んでいるコウモリも天然記念物の指定を受けているようです。

洞窟を出ると一気に暑さが戻りましたw

ここは名水でも有名で、近くにこんな綺麗な川が流れています。
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水はやはり透明度が高く、驚くほど冷たかったです。


ということで、秘境の洞窟探検といった感じでした。行くのに苦労するので何度も行きたいというわけでも無いですが、神秘的な雰囲気の洞窟でした。水も美味しかったです。


次回から本線復帰で関東の美術館をご紹介していきます。毎度のことですが番外編をやるとアクセスがだいぶ減ってしまうのでまた頑張らないとw
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Comment
No title
高知の龍河洞、山口の秋芳洞は行きましたが、龍泉洞はまだ行ってないのです。
いつか見に行きたいです。

東北旅行記、楽しかったです。
美術館紹介ももちろん良いですが、旅行記やグルメ情報もうれしいですよ。
Re: No title
>Ms.れでぃさん
コメント頂きましてありがとうございます^^
こちらの洞窟は底知れぬ広さと水の透明度に驚きました。
Ms.れでぃさんは色々と洞窟も観られているのですね。
どちらも私は観たことがないのですが、秋芳洞は特に観てみたいです。
あそこも綺麗らしいですね。

どうも番外編をやると1/3くらいお客さんが減るので、そんなにつまらなかったのかなと心配になります^^;
なので、そう言って頂けると励みになります。ありがとうございます。
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