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映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(ややネタバレあり)

この前の日曜日に、近くの映画館ではじまったばかりの映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を観てきました。この作品は上映前に短編映画「巨神兵東京に現わる 劇場版」も同時上映となっていました。今回は何を書いてもネタバレになってしまいそうな感じがしますので、感想の前には空白行を入れておこうと思います。

P10700551.jpg

【作品名】
 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
 同時上映「巨神兵東京に現わる 劇場版」

【公式サイト】
 http://www.evangelion.co.jp/index.html

【時間】
 1時間50分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_③_4_5_名作

【感想】
封切り前に予約しようとしたら満席で、ようやく日曜日に観ることが出来ました。こんなに映画館が混んでいる作品は最近あまりない気がします。

さて、この作品は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の三作目で、序・破ときてQとなります。(能楽の序・破・急をもじった感じで何故かQだけアルファベットでちょっと脱力感がありましたw) それぞれのストーリーは繋がっている為、序と破を観ていない方にはまったく分からないものですので、ここから先はエヴァンゲリオンを知っている人向けの内容となります。 また、冒頭に書いたようにネタバレが入ってしまうと思いますので、まだこれから観る方やネタバレを観たくない方はここから先は観た後にでも読んでいただければと思います。
 参考記事:映画 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 を観た (ネタバレなし)

ここから先、ネタバレが含まれるため30行程度の改行します。





























まずは先に上映された「巨神兵東京に現わる 劇場版」からですが、これはこの夏(2012年)に東京都現代美術館で開催された「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技 エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。」で上映されていたものとほぼ同じで、展示の時との違いは分かりませんでした。ミニチュアや火薬を使った特撮で作られていて、その手間暇や斬新なアイディアを思い出しながら観ていました。エヴァのファンならナウシカも観てそうだし、親和性が高そうです。
 参考記事:館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技 エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。 (東京都現代美術館)


前置きが長くなりましたが、ここからが今回のQの感想です。前作は非常に満足できた内容でしたが、今回は謎が多すぎて状況を確認したいと思っているうちに終わりましたw TVシリーズや旧劇場版を初めて観た時の、「え、どういうこと!??」というのが帰ってきた感じがします。 完全に今までの作品とは異なるストーリーになっているので、先の展開は読めません。というか、新しく出てきた謎の用語が多いし、何が起きているのかもあまり説明がないので、難解さを感じます。また、設定も色々と変わっているので、主人公と同様の気分が味わえましたw
映像については、今回も満足な出来でしたが、破の時の躍動感や一種独特なセンスに比べるとあまりエヴァっぽさが無かったような…。出てくるキャラクターや兵器も、今までとだいぶ違った印象を受けました。ちょっと面白かったのが、映画館からの帰り道でいわゆる「腐女子」トークが興奮気味に聞こえてきて、ある人物たちの関係性について熱っぽく語られていました。そういう観点で観ている人には確かに今まで以上の演出かもしれませんw
最後に次回作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の予告をやっていました。何故またヱヴァンゲリヲンからエヴァンゲリオンになるのか、公式サイトにある劇場版の後の:│┃は何なのかも気になりますが、これでFinalなのかな?? 一気に謎が増えた今回の映画をうまくたためるのか、たたむ気がないのか分かりませんが、全部終わった後であれはそういうことだったのかというのもあるかもしれません。次回に期待です。今回はちょっと謎すぎたというのが正直なところでした。
 参考リンク:シン・エヴァンゲリオン劇場版

おまけ:
私はこの日、movixで観たのですがグッズやパンフレットは売り切れ続出でした。
P10700561.jpg
黄色い札がついているのが売り切れでしたw 凄い人気です。

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