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夏目漱石の美術世界展 (感想前編)【東京藝術大学大学美術館】

仕事が忙しくて少し間があきました。ついこの間の日曜日に、上野の東京藝術大学大学美術館で、最終日となった「夏目漱石の美術世界展」を観てきました。既に終わってしまった展示ですが、見応えのある内容でしたので、前編・後編に分けてご紹介しようと思います。

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【展覧名】
 夏目漱石の美術世界展

【公式サイト】
 http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/
 http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2013/soseki/soseki_ja.htm

【会場】東京藝術大学大学美術館
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)など


【会期】2013年5月14日(火)~ 7月7日(日) 
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間30分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日14時半頃です)】
 混雑_①_2_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
最終日だったこともあり、会場内はどこもごった返すような混雑でした。体調を崩して中々行けなかったのが悔やまれます…w

さて、今回の展示は日本の文豪の中でも人気・知名度ともに非常に高い夏目漱石と 美術との関わりについての内容となっていました。夏目漱石の作品を読んだことがある方にはピンとくるかもしれませんが、漱石の作品には芸術家の名前や作品名もよく登場し、漱石は美術批評の本も残しています。この展覧会ではそうした作品に登場する芸術家・作品を可能な限り集め、漱石が持っていたイメージを読み解くという試みになっています。ターナー、ミレイ、ウォーターハウス、青木繁、黒田清輝、横山大観 等の作品を漱石の目を通じて見直すと共に、本の装幀や自筆の文人画など、いくつかのテーマによって章分けされていました。詳しくはいつも通り各章ごとに気に入った作品と共に振り返っていこうと思います。


<序章 「吾輩」が見た漱石と美術>
まずは序章です。ここには漱石の最初の小説「吾輩は猫である」に関する作品が並んでいました。

2 橋口五葉 「『吾輩ハ猫デアル』上編 装幀」
こちらは「吾輩ハ猫デアル」の本です。アール・ヌーヴォーを思わせる擬人化された猫、エジプト風の猫などが描かれていて、当時は新聞に載るほど話題になったそうです。その装幀は橋口五葉が担当したそうで、まだ装幀が画家の余技と思われていた時代だったようですが、見事な出来栄えとなっていました。漱石も満足したそうで、橋口五葉はこれ以降の作品でも装幀を手がけています。
この近くには中編・下編もありました。どれも猫はあまり可愛くない…w

12 朝倉文夫 「つるされた猫」
これは銅像で、猫が首の後を猫掴みされて持ち上げられている様子が表現されています。解説によると、この作品が作られた頃には既に「吾輩ハ猫デアル」はヒットしていたので、飼い主の苦沙弥先生が猫をつまみあげる様子をイメージして作っているのではないかとのことです。猫の目は細く、神妙な面持ちに見えました。全体的にはちょっとゴツゴツした感じがあったかな。

この近くには「吾輩ハ猫デアル」に出てくる「アンドレア・デル・サルト事件」という苦沙弥先生にジョークのような嘘を言うエピソードを紹介していました。アンドレア・デル・サルトとはレオナルド・ダ・ヴィンチ以降のフィレンツェで活躍した画家で、19世紀までは高い評価を得ていたものの、現在ではあまり知名度は高くありません。恐らく漱石は、詩人のロバート・ブラウニングがヴァザーリの芸術家列伝の一節にちなんで書いた「欠点のない画家」という副題の著書(アンドレア・デル・サルトが主人公の本)を読んで、こうした話を書いたのではないかとのことでした。


<第1章 漱石文学と西洋美術>
続いては漱石と西洋美術についてのコーナーです。夏目漱石はまだ夏目金之助だった頃、英語と英文学の研究のために1900年から留学していたそうで、最初に着いたナポリでは博物館を訪れ、ポンペイ遺跡の発掘品などを見たそうです。また、続いてのフランスでは1900年のパリ万国博覧会やルーヴル美術館を訪れ、ロンドンではナショナル・ギャラリーや郊外のダリッジ美術館にも足を運ぶなど、積極的に見聞していたようです。漱石は英文学を研究する上で英国美術研究は不可分と考えていたようで、英国美術研究を重ね、その背景のキリスト教研究も行ったようです。しかし、漱石にとって重要だったのは当時隆盛していたラファエル前派や世紀末美術、ターナー、フランク・ブラングィンなどで、特に世紀末美術やアール・ヌーヴォーなどは彼にとって心地良かったと推測できるようです。そうした美術の資料を日本に持ち帰った漱石はそれによって橋口五葉の装幀にインスピレーションを与えたようで、自身が装幀を手がけた「こころ」の源泉にもなっているようです。ここにはそうした西洋美術の作品が並んでいました。

1-1 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 「金枝」 ★こちらで観られます
広大な風景を背景に、土の上で輪になって踊っている人たちや樹の下で寝そべっている人などが描かれた作品です。脇にある崖の上には古代の神殿のようなものがあり、全体的に霧がかかったような表現も相まって神話の世界のような光景となっています。画面右の方に幹がかなり長く葉が傘のようになっている松があり、これは漱石の「ぼっちゃん」の中に出てくる「ターナー島」の松の描写(赤シャツと野だの会話のシーン)とよく合っているようです。絵の下にその部分の抜粋があり、絵を見ながら読んでみるとまさにこの松を言っているような感じでした。なお、この作品は古代ローマの叙事詩の場面を描いているようで、ターナーらしい幻想的な風景となっていました。

この少し前にはルーブル美術館のミロのビーナスの複製も展示されていました。「野分」の一節にビーナスを評価するシーンがあるそうです。
 参考記事:【番外編 フランス旅行】 ルーヴル美術館

また、この近くは「夢十夜」のイメージになった豚の群れが崖に落ちていく作品などもありました。他にも漱石の旧蔵書やナショナル・ギャラリーやテートの絵画カタログ(目録のようなもの)も展示されていました。

1-8 ジョン・エヴァレット・ミレイ 「ロンドン塔幽閉の王子」 ★こちらで観られます
王位継承を巡る策略によってロンドン塔に閉じ込められた、2人の黒い服を着た金髪の若い王子たちを描いた作品です。お互いに手をつないで寄り添い不安げな表情をしていて、背景も暗く石の階段が不気味な感じです。漱石はこの2人の王子(エドワード5世と弟のヨークシャー公)を「倫敦塔」で記述するにあたって、直接的にはポール・ドラローシュの作品を参照したそうですが、こちらの作品でもその雰囲気が伝わってくるようです。私はミレイが大好きなので、細かく写実的でありながら幻想的な作風がかなり好みでした。

続いては「薤露行(かいろこう)」についてのコーナーで、この小説はアーサー王の物語と関連があります。

1-4 ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 「シャロットの女」 ★こちらで観られます
これはアーサー王の物語に出てくるシャロットの女を描いた作品で、この女性は鏡を通してしか世界を見ることを許されていないらしく、鏡を覗きこむような仕草をしています。白く薄いドレス姿で、右手に何かを握っているように見えるかな。鏡の中の窓には円卓の騎士ランスロットの姿があり、それを観て心をゆらしているようです。まじまじと覗く表情が見事で、こちらも傑作でした。解説によると、ウォーターハウスは漱石お気に入りの画家だったようです。

この近くにはロセッティの「レディ・リリス」や、 ウィリアム・ホルマン・ハントによるテニスンの詩集の挿絵「シャロットの女(モクソン版『テニスン詩集』第二版)」、漱石が購読していていた美術雑誌などもありました。


<第2章 漱石文学と古美術>
漱石は子供の頃に家に50~60くらいの絵があったそうで、それを眺めるのが好きだったと語るように、書画に親しみながら育ったようです。それは学問としてではなく、経験と教養に支えられたもので、仏教美術や王朝絵巻には全く関心がなかったものの、雪舟以降の水墨画や狩野派、円山派など江戸絵画への関心が高かったようです。博物館にも足を運んでいたようで、当時それほどまとまって紹介されることの無かった俵屋宗達などにも注目していたそうです。ここにはそうした漱石の視点で観た日本美術が並んでいました。

2-5 狩野常信 「昇龍・妙音菩薩・降龍」
漱石の「虞美人草」には狩野常信の作品についての記載があり、これはそれに近い作品です。3幅対の水墨画で、中央に崖の上で琵琶を弾く菩薩が描かれ、左幅・右幅には雲間から顔を覗かせる昇龍と降龍が描かれています。気品ある菩薩と迫力ある龍が対比的で、濃淡による表現の違いも面白かったです。

この隣には「こころ」に出てくる渡辺崋山の絶筆(作品を描くために自害するのを延期したというエピソード)もありました。

2-7 俵屋宗達 「禽獣梅竹図」
これは2幅対の水墨画で、漱石の日記の中で上野の表慶館で観たと書かれている作品(と思われる作品)です。左幅は竹の根本、右幅は梅の木らしきものが描かれていて、薄っすらとして大らかな印象を受けます。解説によると、漱石は「何だか雄大で光琳に比べて簡樸の趣がある」と感想を残しているようで、雄大という感じはあまり共感できませんでしたが、確かにこの作品に関しては素朴な雰囲気もありました。

2-25 荒井経 「酒井抱一作《虞美人草図屏風》(推定試作)」
これは漱石の「虞美人草」のラストシーンに出てくる虞美人草(ヒナゲシ)を描いた2曲1双の酒井抱一の作品です。…と言いたい所ですが、実際には無い架空の作品なので、今回の展示に合わせて荒井経 氏が小説になぞらえ抱一風に銀地の屏風を制作したようです。上半分は銀だけの余白で、虞美人草の単純化なども含めて酒井抱一の作風をよく捉えていると思います。鮮やかだけどどこか儚い印象を受けました。


<第3章 文学作品と美術 『草枕』『三四郎』『それから』『門』>
続いては4つの小説を取り上げ、その中に展開している美術世界を具体的な作品で追体験するというコーナーです。例えば「三四郎」に出てくる原口画伯は当時の洋画家の重鎮の黒田清輝を思わせ、美禰子(みねこ)をモデルに描かれる「森の女」という作品はこの小説の主要なモチーフになっています。また、「それから」と「門」はいずれも主人公の父親に書画の趣味があり、円山応挙や酒井抱一の名前が出てくるそうで、「それから」には青木繁の「わたつみのいろこの宮」という具体的な名前も挙がっているようです。ここにはそうした4つの小説に関する作品が並んでいました。

3-15 松岡映丘ほか 「草枕絵巻(巻一)」
これは夏目漱石の没後10年が過ぎた頃に、松岡映丘と門弟の若手日本画家27人が制作した漱石の「草枕」を絵巻にした作品です。柔らかい色合いで家を高い位置から観たような場面が描かれていて、これは温泉場の場面のようです。画面に人がいないので、ちょっと寂しげに見えるかな。伝統的な大和絵の雰囲気もありつつ、新しさも感じる作風となっていました。
 参考記事:生誕130年 松岡映丘-日本の雅-やまと絵復興のトップランナー (練馬区立美術館)

この近くにはミレイの「オフィーリア」の写真や、草枕絵巻に描かれたオフィーリア風のポーズの女性が出てくる場面の写真も展示されていました。

3-8 伊藤若冲 「梅と鶴」 ★こちらで観られます
これは水墨の簡素な表現で描かれた振り返る鶴の絵です。一筆書きのように少ない線で簡潔に描かれているのですが、体の丸みが滑らかで、鶴らしい雰囲気がよく表されています。解説によると、「草枕」で主人公が泊まった温泉宿の床の間に若冲の掛け軸が飾ってあったという記載があるらしく、この絵はそれによく合う作品のようでした。若冲は緻密な描写で有名ですが、水墨はまた別の魅力があって面白いです。
 参考記事:伊藤若冲 アナザーワールド (千葉市美術館)

この近くには長沢芦雪の山姥を描いた作品などもありました。続いては三四郎のコーナーです。

3-19 ジャン=バティスト・グルーズ 「少女の頭部像」 ★こちらで観られます
こちらは「三四郎」で出てくる都会娘の里見美禰子に関する作品です。というのも、美禰子はグルーズ(フランス18世紀の風俗画家)の女性像を思わせる容姿として書かれているそうで、この作品では頬に手をあて首を傾げたポーズをして、目がとろんとした表情の女性が描かれています。小ぶりな唇も可愛らしく、漱石は「Voluptuous(ヴォラプチュアス 色っぽい、淫らな)」という言葉で特徴を表したようで、確かに色っぽくて悩ましげな雰囲気がある一方、やや幼さがあるようにも思えました。

この近くには和田英作が模写したグルーズの少女像などもありました。

3-29 ベラスケス原作 和田英作模写 「マリアナ公女」
これはベラスケスの描いたスペイン風の服を着た王女の像を和田英作が模写した作品です。「三四郎」の中には原口画伯が三井が模写したベラスケスについて語る下りがあるそうで、原口は黒田清輝、三井は和田英作をモデルにしているらしく、原画が良すぎて上手くいかないと話しているそうです。この作品もそれを思わせるものがあり、黒の使い方がぼんやりしているなど、ベラスケスには及ばない感じがするかな。面白いほどに三四郎での三井の模写への評価と実際の絵が合っているように思えました。

3-21 ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 「人魚」 ★こちらで観られます
こちらも「三四郎」に関する作品で、主人公が里見美禰子と画集を観て引き込まれるシーンで登場し、岩壁を背景にした海岸で座る人魚が描かれています。赤っぽい長い髪をとかしながらやや振り返り、口を開いて語りかけるようにも見えるかな。下半身は銀色に光る魚の体となっていて、妖艶な印象を受けました。これは中々見事な作品です。

この隣には黒田清輝の作品もありました。

3-30 佐藤央育 「原口画伯作《森の女》(推定試作)」
これは三四郎に出てくる架空の作品を佐藤央育 氏が描いたもので、里見美禰子をモデルに、原口画伯(≒黒田清輝)が描いたという設定です。団扇を顔の前にかざした浴衣の美人が描かれ、背景は黄緑色となっています。こちらも先ほどの見立てのように外光派の黒田清輝らしさが出ていて、小説に記載されているように顔に日が当たっている表現となっていました。この絵の批評の一節を読みながら観ると、まるでこれを観て小説を書いたみたいな気もしてきますw

この近くには深見画伯として登場する浅井忠の作品などもありました。また、「それから」のコーナーには青木繁の「わたつみのいろころ宮」の写真と、下絵などがありました。この絵と青木繁の名前がそのまま出てくるようです。
 参考記事:没後100年 青木繁展ーよみがえる神話と芸術 (ブリヂストン美術館)

3-40 酒井抱一 「月に秋草図屏風」
これは「門」で主人公の父親が残した抱一の屏風に似ている作品です(若干の違いはありますが、小説の作品を想像するのに相応しい作品のようです) 六曲一双の金地の屏風で、丸い月を背景に秋草が横長に描かれています。月はやや黒っぽいですが、昔は恐らく銀だったんじゃないかな。流麗かつ気品ある雰囲気の作品でした。


ということで、この辺で上階は終わりなので、今日はここまでにしようと思います。夏目漱石の作品はそこそこ読んでいるのですが、こうして改めて関連作品を観てみるとその幅広さや見識に驚かされました。地下にも漱石と美術の関係の深さを示す作品が並んでいましたので、次回はそれについてご紹介しようと思います。


  → 後編はこちら



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