福井利佐｢LIFE-SIZED｣ 【ポーラミュージアム アネックス POLA MUSEUM ANNEX】

この間の土曜日に、銀座のポーラミュージアム アネックスで福井利佐｢LIFE-SIZED｣を観てきました。



【展覧名】
　福井利佐｢LIFE-SIZED｣

【公式サイト】
　http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/detail.html

【会場】ポーラミュージアム アネックス　（POLA MUSEUM ANNEX）
【最寄】東京メトロ 銀座駅・銀座一丁目駅　JR有楽町駅


【会期】2013年8月9日(金)～9月8日(日)
　※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間（私のペースです）】
　0時間15分程度

【混み具合・混雑状況（土曜日14時頃です）】
　混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
　不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
　難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
　不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
空いていてゆっくり観ることができました。

さて、今回の展示は現代アーティストの福井利佐 氏の個展となっています。福井利佐 氏は中島美嘉 氏のジャケット・ステージ装飾を手がけたり、ユニクロやリーボックでのコラボ企画に携わったこともある方だそうで、私は初めて存じ上げたのですが切り絵で有名な方のようです。この展示でも切り絵による独特の世界が繰り広げられていました。

大部屋の展示はこんな感じ。（ルールを守れば写真を撮ることが出来ました）

これは逆から見ると白地となっていて、いずれも切り絵で表現されています。近くで見るとかなり細かく区切られていて驚かされるのですが、それ以上に個性的な絵画表現にも魅力がありました。メイキングのVTRもあり、それを見ると写真などを元に絵を描いて、それから紙を2枚重ねて切り抜いていく手法のようでした。気が遠くなりそう…。　人物の表情が豊かに表現されているのも特徴のように感じました。特に気に入ったのは青色の坊やの肖像と犬の肖像。

奥の方には魚の形の切り絵によるインスタレーションのような作品もありました。

プロジェクターで壁に光が映され、吊られた魚によって影絵のようになっています。暑い日だったので涼し気な印象を受けました。


ということで、小展ではありましたが個性的で面白い手法の作品を観ることができました。この方はまだまだ活躍されるように思いますので、こうした機会にチェックしておくと良いかもしれません。ここは無料で観ることができるので、銀座辺りに行く機会があったらぶらりと入ってみると楽しいかと思います。


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