近代への眼差し 印象派と世紀末美術 (感想後編)【三菱一号館美術館】
今日は前回の記事に引き続き、三菱一号館美術館の「近代への眼差し 印象派と世紀末美術」の後編をご紹介いたします。前編には混み具合なども記載しておりますので、前編を読まれていない方は前編から先にお読み頂けると嬉しいです。
前編はこちら

まずは概要のおさらいです。
【展覧名】
近代への眼差し 印象派と世紀末美術
【公式サイト】
http://mimt.jp/meihin/
【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅・二十橋前駅・有楽町・日比谷駅
【会期】2013年10月5日(土)~2014年1月5日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
前編では4章までご紹介いたしましたが、後編は5章から8章についてです。
<5章 版画家ヴァロットンの誕生>
5章はスイスの画家ヴァロットンの版画作品のコーナーです。ヴァロットンは1881年から版画制作を手がけ、1882年にはパリのアカデミー・ジュリアンで学びました。当初はドライポイントとエッチングを制作していたようですが、1891年から木版を手がけるようになったそうで、その契機の1つに浮世絵に衝撃を受けたことがあったようです。1890年代はボナールやヴュイヤール、ドニなどナビ派の画家たちと活動を共にし、独自の表現を確立する糧となったようです。その後「ラ・ルヴュ・ブランシュ」をはじめ各国で版画を掲載し国際的な評価を受けたそうで、ここにはそうした版画作品が並んでいました。
078-083 フェリックス・ヴァロットン 「アカデミー・フランセーズ会員」
これは最も格式がある学術団体のメンバーを描いた版画シリーズです。頭はリアルに描かれ、賢そうな面々が並んでいるのですが、いずれも2頭身くらいとなっていて胴体は戯画的な印象を受けます。顔とのギャップが余計に可笑しく見えるw 中には人形を抱えた紳士もいて、風刺的な印象を受けました。
084-089 フェリックス・ヴァロットン 「息づく街パリ」
こちらはパリの市民たちを描いた版画シリーズです。バイオリンを持って歌う人と見物する大勢の人、喧嘩して警官に連行されている人、切符売り場の行列、馬に踏まれた事故、にわか雨が降ってきた街の様子 など活気に満ちた雰囲気となっています。ちょっと人々がアホっぽく見えるのが逆にパリ市民への愛を感じさせるかな。にわか雨の作品は歌川広重の東海道五十三次「庄野 白雨」を彷彿とする描写でした。
この近くにはさらに単純化された版画も何点かありました。簡潔かつ心理描写が巧みな感じで、見ていて非常に楽しいです。この辺りが今回の展示で一番楽しめました。
097 フェリックス・ヴァロットン「動揺」
これは室内の男女を描いた作品で、女性の前で男性が膝をついて逢引をしているような感じに見えます。しかし2人は左奥の方のドアを見つめていて、見つかってはいけない所に人が来てしまった瞬間を思わせます。その顔は目を点で表すなど非常に簡素であるものの、その心理が瞬時に伝わってきて緊張感がありました。この後どうなってしまうんだろ…と物語を考えてしまうような作品でした。
<6章 ルドン 夢の色彩>
続いては階を下ったところにある6章です。前編では白黒のルドンの版画作品をご紹介いたしましたが、6章では色彩を用いて幻想的な表現を行った時代の作品が並んでいました。
参考記事:
ルドンとその周辺-夢見る世紀末展 感想前編(三菱一号館美術館)
ルドンとその周辺-夢見る世紀末展 感想後編(三菱一号館美術館)
105 オディロン・ルドン 「夜 Ⅴ.巫女たちは待っていた」
これは版画シリーズで何枚かあるうちの1つで、神殿の前で並んで立つ3人の巫女たちが描かれています。1人は手を組んでいて、1人は腕組み、もう1人は隣の女性にもたれかかっていて、明らかに退屈してそうなポーズです。やや右の方を見ているので、何かの到着を心待ちにしているのかな。意味や話の筋は分かりませんでしたが、神秘的な雰囲気の神殿と3人の巫女の人間的な仕草の取り合わせが面白かったです。
この先には「夢想」のシリーズもありました。
113 オディロン・ルドン 「小舟」 ★こちらで観られます
これは2人のベールを被った女性が寄り添ってマストのある小舟に乗っている様子を描いた作品で、周りは夜で空には星も輝いています。解説によると、この2人は聖女らしく、エルサレムからフランスへ逃れたという伝説を元にしていると考えられるようです。赤いベールに青い服の女性とオレンジのベールの女性として描かれていて、2人は寄り添い静かに光を放っていました。神秘的な作品です。
114 オディロン・ルドン 「グラン・ブーケ(大きな花束)」 ★こちらで観られます
これは花の入った壺を描いた巨大な作品で、元々は食堂を飾る壁画だったそうです。青い花瓶に実在か空想か分からない花が無数に入っていて、オレンジ、黄色、緑など明るい色合いになっているのですが、それでもぼんやりとした感じがあり独特の幻想性があります。これはこの美術館の所蔵品でも白眉と言って良い作品じゃないかな。一度は観ておきたい作品です。
<7章 ルノワールとモネの後半生>
続いてはルノワールとモネの油彩が並ぶコーナーです。ここは点数は少なめでした。
115 クロード・モネ 「プティ・タイイの岬、ヴァランジュヴィル」
これは高い位置から見下ろす視点で、海の断崖の上に立つ小屋が描かれた作品です。この小屋は税関吏の見張り小屋らしく、モネの作品には度々登場してくるお馴染みの風景です。やや薄めの色彩で画面は明るく感じられるのですが、それ以上に興味を持ったのは構図でした。何故か家は画面下に切れるように配置されているのが面白く、画面外の世界への広がりを感じさせました。
解説によると、モネはこの地に42歳の頃にやってきて作品を残しているようですが、その15年後に再訪してこれを描いたようです。この頃は仲間のカイユボットやベルト・モリゾを相次いで亡くしていたらしく、自らの若いころを振り返り思い出の地を巡っていたようです。
116 ピエール=オーギュスト・ルノワール 「パリスの審判」
こちらは3人の裸婦が並び、中央の裸婦(ヴィーナス)にリンゴを渡す白いフードの人物(パリス)が描かれた作品です。これは西洋絵画でよく題材にされるギリシャ神話のミスコンとも言えるパリスの審判の話で、ヴィーナス、アテナ、ヘラの3女神の中で最も美しい(最も賄賂が魅力的なw)ヴィーナスに、審判役となった牧童のパリスが黄金の林檎が渡すシーンが描かれています。全体的にぼんやりした感じはルノワールの晩年らしい作風かな。大きなお尻や小ぶりな乳房なども特徴的で、全体的に柔らかい印象を受けました。 前半に観た「麦藁帽子の女性」とはだいぶ作風が変わっているのが伺えます。
<8章 画商ヴォラールと画家たち 出版事業を中心に>
最後は伝説の画商ヴォラールに関係する画家たちのコーナーとなっていました。ヴォラールはゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ナビ派などの展覧会を開催した画商で、その名前からアート泥棒(vole art ヴォラール)とベルナールに揶揄されたこともあったそうです。ここにはそのヴォラールが画家たちとともに出した版画作品などが展示されていました。
133 モーリス・ドニ 「アムール(愛) けれどあまりにも高鳴る心」
これは版画で、椅子に座った裸婦が胸に手を当てて目を閉じている様子が描かれ、画面を斜めに横切るような構図となっています。かなり薄く明るい色合いで、優美な印象を受けるのですが、タイトルの通り恋わずらいといった感じが出ていました。
この先にはこの作品のシリーズが数点ならんでいました。これも好みの作品が多かったです。 また、この近くにもルドンやヴァロットンの作品がありました。
125 モーリス・ドニ 「アムール(愛) それは敬虔な神秘さだった」
掌を前に出し目をつぶる少女の横顔と、顔を寄せて目をつぶる祈りのポーズの母親?の横顔が描かれた作品です。背景には光の差し込む窓が描かれ、2人とも逆光で顔が暗めになっています。その光の表現のため光に包まれるような安らかな印象を受け、神聖な雰囲気がありました。
この近くにはボナールによるパリの日常を描いた版画シリーズもありました。
147 エドモン=フランソワ・アマン=ジャン 「婦人・秋」
この画家は一時期スーラとアトリエを共有していた人物で、この作品は横2mくらいある大きな油彩です。2人の女性が沼地のほとりの草むらで横たわり、周りには沢山の鳥達が描かれています。それを2人で見上げていて、楽しげな雰囲気がありました。ややぼんやりしていて、解説では詩の情景を絵にしたようだとのことでした。
なお、この画家は日本から留学に来ていた児島虎次郎と出会い、虎次郎は彼にアドバイスされながら絵画蒐集を進めたそうで(スポンサーは大原孫三郎)、それが現在の大原美術館の礎となったようです。
参考記事:大原美術館名品展 (宇都宮美術館)
最後にはボナールが挿絵を手がけた詩画集があり、実際に復刻版を閲覧することができました。
ということで、予想以上に楽しめる内容で特にヴァロットンのコーナーは収穫でした。三菱一号館美術館では2014年にヴァロットン展も予定されているので、期待が高まります。それ以外の作品も見どころが多かったので満足できました。
参照記事:★この記事を参照している記事
前編はこちら

まずは概要のおさらいです。
【展覧名】
近代への眼差し 印象派と世紀末美術
【公式サイト】
http://mimt.jp/meihin/
【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅・二十橋前駅・有楽町・日比谷駅
【会期】2013年10月5日(土)~2014年1月5日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況(土曜日15時頃です)】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
前編では4章までご紹介いたしましたが、後編は5章から8章についてです。
<5章 版画家ヴァロットンの誕生>
5章はスイスの画家ヴァロットンの版画作品のコーナーです。ヴァロットンは1881年から版画制作を手がけ、1882年にはパリのアカデミー・ジュリアンで学びました。当初はドライポイントとエッチングを制作していたようですが、1891年から木版を手がけるようになったそうで、その契機の1つに浮世絵に衝撃を受けたことがあったようです。1890年代はボナールやヴュイヤール、ドニなどナビ派の画家たちと活動を共にし、独自の表現を確立する糧となったようです。その後「ラ・ルヴュ・ブランシュ」をはじめ各国で版画を掲載し国際的な評価を受けたそうで、ここにはそうした版画作品が並んでいました。
078-083 フェリックス・ヴァロットン 「アカデミー・フランセーズ会員」
これは最も格式がある学術団体のメンバーを描いた版画シリーズです。頭はリアルに描かれ、賢そうな面々が並んでいるのですが、いずれも2頭身くらいとなっていて胴体は戯画的な印象を受けます。顔とのギャップが余計に可笑しく見えるw 中には人形を抱えた紳士もいて、風刺的な印象を受けました。
084-089 フェリックス・ヴァロットン 「息づく街パリ」
こちらはパリの市民たちを描いた版画シリーズです。バイオリンを持って歌う人と見物する大勢の人、喧嘩して警官に連行されている人、切符売り場の行列、馬に踏まれた事故、にわか雨が降ってきた街の様子 など活気に満ちた雰囲気となっています。ちょっと人々がアホっぽく見えるのが逆にパリ市民への愛を感じさせるかな。にわか雨の作品は歌川広重の東海道五十三次「庄野 白雨」を彷彿とする描写でした。
この近くにはさらに単純化された版画も何点かありました。簡潔かつ心理描写が巧みな感じで、見ていて非常に楽しいです。この辺りが今回の展示で一番楽しめました。
097 フェリックス・ヴァロットン「動揺」
これは室内の男女を描いた作品で、女性の前で男性が膝をついて逢引をしているような感じに見えます。しかし2人は左奥の方のドアを見つめていて、見つかってはいけない所に人が来てしまった瞬間を思わせます。その顔は目を点で表すなど非常に簡素であるものの、その心理が瞬時に伝わってきて緊張感がありました。この後どうなってしまうんだろ…と物語を考えてしまうような作品でした。
<6章 ルドン 夢の色彩>
続いては階を下ったところにある6章です。前編では白黒のルドンの版画作品をご紹介いたしましたが、6章では色彩を用いて幻想的な表現を行った時代の作品が並んでいました。
参考記事:
ルドンとその周辺-夢見る世紀末展 感想前編(三菱一号館美術館)
ルドンとその周辺-夢見る世紀末展 感想後編(三菱一号館美術館)
105 オディロン・ルドン 「夜 Ⅴ.巫女たちは待っていた」
これは版画シリーズで何枚かあるうちの1つで、神殿の前で並んで立つ3人の巫女たちが描かれています。1人は手を組んでいて、1人は腕組み、もう1人は隣の女性にもたれかかっていて、明らかに退屈してそうなポーズです。やや右の方を見ているので、何かの到着を心待ちにしているのかな。意味や話の筋は分かりませんでしたが、神秘的な雰囲気の神殿と3人の巫女の人間的な仕草の取り合わせが面白かったです。
この先には「夢想」のシリーズもありました。
113 オディロン・ルドン 「小舟」 ★こちらで観られます
これは2人のベールを被った女性が寄り添ってマストのある小舟に乗っている様子を描いた作品で、周りは夜で空には星も輝いています。解説によると、この2人は聖女らしく、エルサレムからフランスへ逃れたという伝説を元にしていると考えられるようです。赤いベールに青い服の女性とオレンジのベールの女性として描かれていて、2人は寄り添い静かに光を放っていました。神秘的な作品です。
114 オディロン・ルドン 「グラン・ブーケ(大きな花束)」 ★こちらで観られます
これは花の入った壺を描いた巨大な作品で、元々は食堂を飾る壁画だったそうです。青い花瓶に実在か空想か分からない花が無数に入っていて、オレンジ、黄色、緑など明るい色合いになっているのですが、それでもぼんやりとした感じがあり独特の幻想性があります。これはこの美術館の所蔵品でも白眉と言って良い作品じゃないかな。一度は観ておきたい作品です。
<7章 ルノワールとモネの後半生>
続いてはルノワールとモネの油彩が並ぶコーナーです。ここは点数は少なめでした。
115 クロード・モネ 「プティ・タイイの岬、ヴァランジュヴィル」
これは高い位置から見下ろす視点で、海の断崖の上に立つ小屋が描かれた作品です。この小屋は税関吏の見張り小屋らしく、モネの作品には度々登場してくるお馴染みの風景です。やや薄めの色彩で画面は明るく感じられるのですが、それ以上に興味を持ったのは構図でした。何故か家は画面下に切れるように配置されているのが面白く、画面外の世界への広がりを感じさせました。
解説によると、モネはこの地に42歳の頃にやってきて作品を残しているようですが、その15年後に再訪してこれを描いたようです。この頃は仲間のカイユボットやベルト・モリゾを相次いで亡くしていたらしく、自らの若いころを振り返り思い出の地を巡っていたようです。
116 ピエール=オーギュスト・ルノワール 「パリスの審判」
こちらは3人の裸婦が並び、中央の裸婦(ヴィーナス)にリンゴを渡す白いフードの人物(パリス)が描かれた作品です。これは西洋絵画でよく題材にされるギリシャ神話のミスコンとも言えるパリスの審判の話で、ヴィーナス、アテナ、ヘラの3女神の中で最も美しい(最も賄賂が魅力的なw)ヴィーナスに、審判役となった牧童のパリスが黄金の林檎が渡すシーンが描かれています。全体的にぼんやりした感じはルノワールの晩年らしい作風かな。大きなお尻や小ぶりな乳房なども特徴的で、全体的に柔らかい印象を受けました。 前半に観た「麦藁帽子の女性」とはだいぶ作風が変わっているのが伺えます。
<8章 画商ヴォラールと画家たち 出版事業を中心に>
最後は伝説の画商ヴォラールに関係する画家たちのコーナーとなっていました。ヴォラールはゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ナビ派などの展覧会を開催した画商で、その名前からアート泥棒(vole art ヴォラール)とベルナールに揶揄されたこともあったそうです。ここにはそのヴォラールが画家たちとともに出した版画作品などが展示されていました。
133 モーリス・ドニ 「アムール(愛) けれどあまりにも高鳴る心」
これは版画で、椅子に座った裸婦が胸に手を当てて目を閉じている様子が描かれ、画面を斜めに横切るような構図となっています。かなり薄く明るい色合いで、優美な印象を受けるのですが、タイトルの通り恋わずらいといった感じが出ていました。
この先にはこの作品のシリーズが数点ならんでいました。これも好みの作品が多かったです。 また、この近くにもルドンやヴァロットンの作品がありました。
125 モーリス・ドニ 「アムール(愛) それは敬虔な神秘さだった」
掌を前に出し目をつぶる少女の横顔と、顔を寄せて目をつぶる祈りのポーズの母親?の横顔が描かれた作品です。背景には光の差し込む窓が描かれ、2人とも逆光で顔が暗めになっています。その光の表現のため光に包まれるような安らかな印象を受け、神聖な雰囲気がありました。
この近くにはボナールによるパリの日常を描いた版画シリーズもありました。
147 エドモン=フランソワ・アマン=ジャン 「婦人・秋」
この画家は一時期スーラとアトリエを共有していた人物で、この作品は横2mくらいある大きな油彩です。2人の女性が沼地のほとりの草むらで横たわり、周りには沢山の鳥達が描かれています。それを2人で見上げていて、楽しげな雰囲気がありました。ややぼんやりしていて、解説では詩の情景を絵にしたようだとのことでした。
なお、この画家は日本から留学に来ていた児島虎次郎と出会い、虎次郎は彼にアドバイスされながら絵画蒐集を進めたそうで(スポンサーは大原孫三郎)、それが現在の大原美術館の礎となったようです。
参考記事:大原美術館名品展 (宇都宮美術館)
最後にはボナールが挿絵を手がけた詩画集があり、実際に復刻版を閲覧することができました。
ということで、予想以上に楽しめる内容で特にヴァロットンのコーナーは収穫でした。三菱一号館美術館では2014年にヴァロットン展も予定されているので、期待が高まります。それ以外の作品も見どころが多かったので満足できました。
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