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最近観た展示 まとめ

最近、忙しくて中々更新できずに観てきた展示がだいぶ溜まってしまいました。ちょうどゴールデンウィークとなって気になる展示も多いと思いますので、今回はテンプレートと混雑状況、一言メモだけ先にご紹介しようと思います。

下記の順で記載しています。

 ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900 (三菱一号館美術館)

 開山・栄西禅師 800年遠忌 栄西と建仁寺 (東京国立博物館)

 のぞいてびっくり江戸絵画 -科学の眼、視覚のふしぎ- (サントリー美術館)

 ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション(Bunkamuraザ・ミュージアム)

 ねこ・猫・ネコ (渋谷区立松濤美術館)

 アール・ヌーヴォーとアール・デコ ヨーロッパのデザインと工芸 (横須賀美術館)

 川瀬巴水展-郷愁の日本風景- (横浜タカシマヤ)




 ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900 (三菱一号館美術館)

【展覧名】
 ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900

【公式サイト】
 http://mimt.jp/beautiful/

【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅・二十橋前駅・有楽町・日比谷駅


【会期】2014年1月30日~5月6日(火・祝)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間30分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日13時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
私が行ったのは1ヶ月以上前だったので、会期末となった現在とは状況が変わっているかもしれませんが、意外と空いていて快適に鑑賞することができました。 先日のラファエル前派展と関連性がある内容で、見た目からして美しい作品ばかりなので美術初心者からファンまで幅広い人が楽しめる内容だったと思います。




 開山・栄西禅師 800年遠忌 栄西と建仁寺 (東京国立博物館)

【展覧名】
 開山・栄西禅師 800年遠忌 栄西と建仁寺

【公式サイト】
 http://yosai2014.jp/
 http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1632

【会場】東京国立博物館 平成館
【最寄】上野駅(JR・東京メトロ・京成)


【会期】2014年3月25日(火) ~ 2014年5月18日(日) 
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日14時半頃です)】
 混雑_①_2_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらはかなり混んでいました。2部に分かれていて特に前半はどこもかしこも人だらけで中々進みませんでした。 内容としては前半は建仁寺を創建した栄西禅師の足跡をたどるもので、書簡などが多く博物展のような感じです。後半は建仁寺などの美術品が並び、有名な俵屋宗達の風神雷神図屏風も最後に展示されています。貴重な品が多く、栄西と建仁寺について詳しくなれますが、前半は若干地味な品が多いので美術品目的で行く方は混みあう前半は後回しにして後半から観た方が良いかもしれません。ちょっと混むのが難点でした。

ちなみに現在、本館で開催中のキトラ古墳の展示は50分待ちという恐ろしいほどの行列となっていました。これは見ないで終わりそう…。




 のぞいてびっくり江戸絵画 -科学の眼、視覚のふしぎ- (サントリー美術館)

【展覧名】
 のぞいてびっくり江戸絵画 -科学の眼、視覚のふしぎ-

【公式サイト】
 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_2/?fromid=topmv

【会場】サントリー美術館
【最寄】六本木駅/乃木坂駅


【会期】2014年3月29日(土)~5月11日(日) 
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日16時半頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらは遠近法や陰影の表現など、様々な視覚効果によって表現が広がった江戸時代の作品が並んでいました。まるで3Dに見えるものや、歪んで見えるもの、目の錯覚を使ったものなど、トリックアート的な要素もありつつ、当時の日本の状況や日本美術の流れも知ることができました。これは美術に詳しくない人も楽しめると思いますので、ゴールデンウィークに行ってみるのも良いかもしれません。




 ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション(Bunkamuraザ・ミュージアム)

【展覧名】
 ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

【公式サイト】
 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_pezzoli.html
 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_pezzoli/index.html

【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅/京王井の頭線神泉駅


【会期】2014/4/4(金)~5/25(日)
  ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間30分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日13時半頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらはそれほど混んでいるわけでもなく、快適に鑑賞することができました。 この展示はミラノ有数の貴族のコレクションで、絵画だけでなく武具やタピストリーなども並んでいました。網羅的な感じではないので、優品が関連なく並んでいるように思えましたが、ラファエロに帰属する作品やボッティチェッリの作品など予想外のビッグネームにも出会うことができました。ルネサンス期の作品などは見応えのある展示でした。




 ねこ・猫・ネコ (松濤美術館)

【展覧名】
 ねこ・猫・ネコ

【公式サイト】
 http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html

【会場】松濤美術館
【最寄】神泉駅/渋谷駅


【会期】
 前期:2014年04月05日(土) ~04月28日(月)
 後期:2014年04月29日(火・祝)~05月18日(日)
  ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況(土曜日14時頃です)】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらは思った以上に多くのお客さんで賑わっていました。その名の通り、古今東西の猫をモチーフにした作品が並ぶ展示で、それほど有名な作品が揃っているというわけではないのですが、猫好きの画家・彫刻家による猫が並び、猫が好きな人なら微笑んでしまいそうな作品が並んでいました。



 アール・ヌーヴォーとアール・デコ ヨーロッパのデザインと工芸 (横須賀美術館)

【展覧名】
 アール・ヌーヴォーとアール・デコ ヨーロッパのデザインと工芸

【公式サイト】
 http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/1401.html

【会場】横須賀美術館
【最寄】馬堀海岸駅、浦賀駅、JR横須賀駅など


【会期】2014年4月26日(土)~6月29日(日)
  ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況(祝日15時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらの展示は空いていてゆっくり観ることができました。

内容としてはアール・ヌーヴォーとアール・デコのデザインを紹介するもので、東京国立近代美術館工芸館の所蔵品が多く出品されていました。私は何度も工芸館に行っているので見慣れた作品が多かったのですが、やはり何度見ても素晴らしいデザインの品々に心を奪われました。特にクリストファー・ドレッサーのコーナーなどは充実していたので、遠出した甲斐があったと思います。横須賀美術館というロケーションも魅力です。




 川瀬巴水展-郷愁の日本風景- (横浜タカシマヤ)

【展覧名】
 川瀬巴水展-郷愁の日本風景-

【公式サイト】
 http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/index.html?=news

【会場】横浜タカシマヤ
【最寄】横浜駅

【会期】2014年3月19日(水)~3月31日(月)
  ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間30分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日14時頃です)】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】

こちらは既に終了してしまいました。私が行ったのは最終日だったこともあって混雑していて人気ぶりが伺えました。
こちらの展示は川瀬巴水の初期の頃から代表作を含めてかなりの点数が出品されていました。郷愁を誘うような画風や構図の面白さが大好きで、私としては大満足の展示でした。もう終わってだいぶ経つので記事にはしないで終わりそうですが、この展示は今後、萩と京都を巡回した後、東京の日本橋高島屋で再度観るチャンスがありそうです。
 日本橋高島屋8階ホール 2015年1月2日(金)~1月12日(月祝)

その時にまた見て記事にできたら良いなあ。




ということで、最近ブログの更新が滞りがちですが、私自身は色々と見て回っていますw もうちょっと要領よく書けるようになったら以前のペースに戻していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
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