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東本願寺の至宝展 【日本橋タカシマヤ】

せっかくこのブログを立ち上げたので、もうちょっと人の参考になる日記を目指して、テンプレートを作ってみました。今後、これで書いていこうと思います。料金とか地図とかは行く時に公式見ればいいかなと思うのでテンプレートには入れないですw

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【展覧名】 ※写真は携帯で撮影しました。
宗祖親鸞聖人 七百五十回御遠忌記念 東本願寺の至宝展 -両堂再建の歴史-

【公式サイト】
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event2/index.html

【会場】日本橋タカシマヤ8F
【最寄】地下鉄日本橋駅
【会期】2009/03/30まで (以降巡回)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間10分程度

【混み具合(19時頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
18時以降は半額で400円でした。内容も思ったより良くてお得な感じです。
円山応挙や狩野元信から棟方志功といった、近代の日本画家が色々観られます。(結構知らない画家も多かった) 総じていうと作品は超一流っていう感じじゃないけど、これだけ並ぶと壮観だなーって感じました。
ふすまなどは普段使用しているせいか、作品の保存状態が悪いのが玉に瑕です。そのせいかもしれないけど、ガラス越しではなく、直に間近でふすまやついたてを観ることができるので、逆にプラスの面もあるかも。さらにふすまは表裏観られるものが多くて興味深かった。

展示は本願寺の歴史を示す書物や歴代の住職の掛け軸なんかもあるけど、やはり見所はふすま等です。
気に入ったのを挙げていくと、まずは円山応挙の「老梅図」 応挙の作品も何点かある中で、これが一番好きかな。静けさとダイナミックさを兼ね備えていると思う。
名前を忘れましたが、表が桜で裏が松のついたてが好みでした。ちょっとこってりした感じだけど、堂々たる雰囲気です。
内海吉堂の「芦雁図」 節々が痛んでましたが、羽ばたく雁の群れが華麗で動的な印象を受けました。
今回の目玉の望月玉泉の「安養六種図」 この人は川合玉堂の師匠みたいです。結構大きな金地のふすまで、圧倒されるんだけど絵は優雅さが出ていました。
最後のコーナーの棟方志功は抽象的なところがあるので、ちょっと好みじゃないなーと思ったけどVTRで池に写った月を描いたっていうエピソードなんかを観たらちょっとわかってきた気がしましたw
他にも、知らなかった画家の作品や本願寺の歴史が知れて面白かったです。
VTR観てたら、実際に本願寺でこれらの作品を観たほうが良いんだろうなと思った。欄間とかまで華美な装飾がされてた。。。 いつか行きたい。
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