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映画「メアリと魔女の花」(ややネタバレあり)

先日、レイトショーで映画「メアリと魔女の花」を観てきました。今回はややネタバレを入れながらのご紹介となりますので、一切のネタバレ無しで観たいという方は感想部分は読まないように気をつけてください。

DSC07403.jpg

【作品名】
 メアリと魔女の花

【公式サイト】
 http://www.maryflower.jp/

【時間】
 2時間00分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_③_4_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
それほど混雑してるわけでもなかったですが、結構お客さんは入っているようでした。もう公開から長いので上映回数が減ってる分集まっているのかも。

さて、この映画は2014年にスタジオジブリを退社しスタジオポノックを立ち上げた米林宏昌が監督を務めた作品です。ジブリの時代には「借りぐらしのアリエッティ」と「思い出のマーニー」を手がけた監督なので、一定以上の出来は保証されていると思いましたが、やはり気になるのはジブリを出てどうなったのかという点でした。先に結論から言うと、それなりに面白いけど何年もしないうちに忘れそうな感じかなw 特にこれと言って新しいものがなく、ジブリに求められていたファンタジー活劇を代わりに出したという印象です。
 参考記事:
  映画「借りぐらしのアリエッティ」 ネタバレなし
  借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展 (東京都現代美術館)
  

ここからはネタバレを含みますが、まずストーリーは非常に平凡な話です。冴えない主人公がふとしたきっかけで異世界に迷い込み、そこで天才と賞賛されて無双する …と、昨今のライトノベルで大量生産されているプロットに近いものが序盤に展開されて思わず苦笑いw まあハリーポッターもそんな感じだし分かりやすいとは思いますが、話も単純な上に登場人物が非常に少ないのがちょっと気になりました。思えばアリエッティもマーニーも登場人物が少なかったですが、この作品よりは人物の深掘りがあったような…。 この辺は大人には物足りなさが残るように思います。とは言え、単純明快で伏線なども丁寧すぎるくらいに回収していくので、まとまりが良い話だと思います。

映像については、ジブリの映像に非常に近いとは思いますが、煌めくような感じがなく平坦な印象を受けました。緻密に描いてあるものの陰影が薄い絵のようになっていて、風景に奥行きがないのは残念。また、キャラクターは流石だと思うのですが、機械への愛情がちょっと感じられないかな。ラピュタのメカのような心惹かれるデザインが欲しかった…。 一方で声優陣に関しては安定感があって好印象でした。

ということで、どうしても宮﨑駿と比べてしまう映画でしたが、十分に楽しめる内容ではあったと思います。ジブリっぽい作風になっているだけにハードルが上がっているというのは間違いなくあるので、公平に観れば割と面白い作品になると思います。 ちょっとジブリ風に寄せすぎた感じもあるので次回以降に個性が観られると良いかなと。

それにしても残りの花はどうしたんだろう??というのが気になりますw

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