関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

山本亭と柴又界隈の写真

今日も写真多めで前回に引き続き柴又についてです。前回ご紹介した題経寺に行った後、裏にある山本亭にも足を運んでみました。この建物は撮影可能でしたので写真を使ってご紹介しようと思います。また、柴又周辺で「男はつらいよ」の舞台となった場所を撮ってきましたので、それも合わせて載せていこうと思います。

 公式サイト:葛飾区公式サイト
 紹介サイト:葛飾観光ポータルサイト 山本亭

こちらが柴又の山本亭の昔の入口だった長屋門。ちょっと洋風が入った重厚な門です。
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元々、この家は柴又にゆかりのある山本工場というカメラ部品の会社の設立者の家だったそうで、関東大震災の後に建てられたそうです。

こちらは旧玄関。今はここから出入りすることはできません。
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後ほど内側の写真も出てきますが、かなり広い玄関です。

こちらは玄関の右側にある洋風の応接室の外側。
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大正モダンの香りが漂います。

そして旧玄関の裏手が現在の入口となっています。
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この山本亭は米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living(数寄屋リビング)/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで島根の足立美術館、京都の桂離宮に続く3位(2014~2016年)になったそうです。100円で入れるのも魅力かなw
 参考リンク:ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングのwikipedia

こちらは山本亭の居宅。和風の幾何学的な美しさが存分に発揮されています。
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座っている人たちはお茶を飲んでいるようでした。(私はここは2回めですが、ここでお茶を飲んだことは無いので詳しいことは分かりません)

洋風のランプと和室の組み合わせがモダンな感じ。
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元々は二世帯住宅だったそうで、広い居宅となっています。

お庭はこんな感じ。割とよくある庭園ですw
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これが何故3位なの?と思われるかもしれませんが、建築と庭の調和や、ゆったり寛げる(しかも100円)という点が評価されているようです。先述のwikipediaには「おじいちゃんの家の座敷で庭を見ながらのんびり過ごすような和みの空間」として好感度が高いと記載されていました。今まで観てきた庭園や屋敷と比べて考えてもそれほどかな?と未だに疑問にも思いますが、確かに寛げそうな雰囲気です。

まあここで1日過ごしたらかなりリラックスできそうですね。
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こちらは先程の旧玄関の内側。
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何と人力車が入るほどの広さです。大正ロマンを感じます。

こちらは洋風の応接室「鳳凰の間」
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やはり内側も瀟洒な雰囲気で、見どころとなっています。やはり和洋折衷の屋敷は面白いです。

こちらは葛飾区在住の福田千恵 氏による「花菖蒲」 鮮やかな色合が見事です。
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日展の理事をされてる方らしく、この山本亭が葛飾区に買い取られ一般公開される際に、区の委嘱で作られたそうです。

家の中には古い家具も残っています。こちらは電話。
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番号とか無かった頃の電話で、裕福だったことが伺えます。

こちらの時計は何故かウィーンの時間に合わせていました。
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すぐ隣に柴又の時間もあったので、ウィーンと商取引でもしてたのかな?

ということで、30分程度で大体観られるくらいでした。100円でこれだけ観られるのは満足です。今度行く時はもう少しゆっくり座ってみたりしようと思いますw

続いて、「男はつらいよ」のロケなどに使われた柴又の街の写真をご紹介しようと思います。まずは駅からです。

男はつらいよの主人公 寅さんこと車寅次郎と、妹のさくらの像。
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寅さん像は割と前からありますが、さくらの像はつい最近追加されて向き合うように設置されています。まるで駅前で見送るような感じです。

ちなみに寅さんの左足がピカピカになっているのは、ここを触るとご利益があるからとのことです。脱げそうで脱げない(落ちない)から受験に良いなんて説もあるようですが、以前行った時はそんな話あったかなあw

こちらが柴又駅の構内。
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このホームで寅さんとさくらの別れのシーンは何作も登場します。実はここで乗ってもすぐ次の高砂で終点ですw

ちょっとレールが光って風情があったので1枚。
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私は鉄道オタクでもあるので、こういう写真をよく撮っています。

再度、駅から帝釈天方面に向かう道をご紹介します。昼だったり夕方だったりするのは行きと帰りの写真が混じっている為です。

こちらは帝釈天の参道入口。
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この辺りには寅さんを演じた渥美清 氏が寄贈した常夜灯なんかもあります。以前はこの辺りに寅さんの格好をした方がいて写真に撮られていましたが、今回は見かけませんでした。というか、以前に比べてかなり多くの人で賑わっていて驚き。

前の写真の横断幕にあったように、最近この辺は国の重要文化的景観に指定されたそうです。昭和が現役で続いているような街並みが続きます。
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左に写っているのは寅さんの実家の とらや の撮影に使われた家です。確か最初の数作のみで、それ以降はセットで撮るようになりました。

この辺には映画に出てくる川千屋なんかもあります。とらやの向かいにある高木屋にはゆかりの品や写真もあるし、お団子が美味しいと評判なので以前寄ったことがあります。

最後に柴又の江戸川。先程の山本亭から徒歩2分くらいの所にあります。
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こちらも映画でよく出てきましたが、流石に昔よりは整備されてるかなw

この辺りには演歌でも有名な矢切の渡しもあります。
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矢切の渡しに乗っても向かいの千葉県に行くだけなので、ここを渡って旅に出たり戻ったりする理由がよく分かりませんw 今や観光用です。

ちょうど夕暮れだったので夕日を眺めていました。
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スカイツリーのシルエットがひょっこり見えていました。


ということで、柴又は古き良き時代の風景がまだ残っていると言えそうです。男はつらいよのシリーズが終了して20年経ちますが、いまだに多くのファンが訪れる土地で、数年前に訪れた時よりむしろ混んでいました。最近は毎週土曜日にBSジャパンでシリーズを放送しているので、また盛り上がっているのかも??

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