関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

2017年の振り返り

今年も残す所あと1日となりましたので、2017年の展覧会を振り返って終わりにしようと思います。今年も多くの展示を観てきましたが、特に気に入った展示をベスト10をご紹介しようと思います。

参考記事:
 2014年の振り返り
 2013年の振り返り
 2012年の振り返り
 2011年の振り返り
 2010年の振り返り
 2009年の振り返り

カウントダウン方式で行こうかと思ったけど勿体ぶるほどでも無いので1位から行きますw 例年はジャンル別で発表していましたが、今年はガチンコでどれが良かったか選んでみました。基本的に私は個展が好きで、テーマ展は相対的に順位が下がる傾向があります。

1位:ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展 (Bunkamura ザ・ミュージアム)
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今年一番刺さったのはソール・ライター展でした。非常に洗練された視点が面白く、こんな素晴らしい写真家を知ることができて本当に嬉しいです。今でも図録を観て反芻しています。

2位:運慶 (東京国立博物館 平成館)
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これだけの展示は滅多に無いだろうという貴重で傑作揃いの凄い展示でした。八大童子や無著菩薩立像・世親菩薩立像など未だに鮮明に覚えているので、今後も記憶に残っていきそうな印象深い展示でした。

3位:安藤忠雄展―挑戦― (国立新美術館)
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こちらは音声ガイドでの安藤氏の語りも含めて非常に楽しめました。実物大の光の教会も再現されているなど、今年も多くあった建築展の中でも特に充実した内容だったと思います。

4位:カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命(埼玉近代美術館) ※ブログ再開前で記事なし
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元々カッサンドルが好きだったので、こうした機会があったのが非常に嬉しかった展示です。大判ポスターや図録も買って、部屋に飾っています。カッサンドルの魅力を十二分に楽しめる内容でした。

5位:没後40年 熊谷守一 生きるよろこび (東京国立近代美術館)
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こちらも熊谷守一の決定版と言えるほどの充実ぶりで、初期から晩年まで画風の変遷がよく分かるようになっていたのも良かったです。

6位:レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル (森美術館)
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こちらは体験型の作品が多くて、一種のテーマパークのような楽しさがありました。むしろどこかで常設して欲しいくらいw 現代アートも楽しいなと思える展示でした。

7位:装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法 (東京都庭園美術館)
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こちらは作品が庭園美術館と一体化するように展示されていたのが良かったです。久々に館内で写真を撮れたというのも満足度が高い理由ですがw

8位:草間彌生展「わが永遠の魂」(国立新美術館) ※ブログ再開前で記事なし
20170311 144334
草間彌生の展示は最近よく観る気がしますが、こちらは部屋中を埋め尽くすように並んだ作品が圧巻でした。

9位:ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 (東京都美術館)
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今年6月にアルルでゴッホのゆかりの地を訪れたこともあり、この展示ではそれを思い出しながら観ることができました。また、この展示を観る前日にゴッホの映画を観たのもあって、全てが展覧会で繋がった感じでした。非常に個人的な理由ばかりですが、展覧会自体も日本との関係性がよく分かり面白かったです、

10位:生誕140年 吉田博展 山と水の風景 (東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)
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この展示は2016年にも郡山で観ていたので、ベスト10に入れるか迷いましたがランクイン。やはり作風自体の良さに加えて画業の変遷を観ることができたのが良かったです。


番外編:
今回のベスト10は関東限定にしましたが、関東以外でも素晴らしい展覧会に行くことができました。特に国宝展は伝説級のラインナップだったと思います。
 国宝 (京都国立博物館)京都編
 阿修羅 天平乾漆群像展 (興福寺仮講堂)奈良編

次点:
以下はベスト10に入れようか迷った展示。他にも良い展示は色々あったのですが、下記は印象深かった展示ばかりです。
 THE ドラえもん展 TOKYO 2017 (森アーツセンターギャラリー)
 皇室の彩 百年前の文化プロジェクト (東京藝術大学大学美術館)
 江戸の琳派芸術 (出光美術館)
 シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才(国立西洋美術館)
 届かない場所 高松明日香展 (三鷹市美術ギャラリー)
 雪村-奇想の誕生 (東京藝術大学大学美術館) 

奥さんのベスト5:
普段一緒に展示を周っている奥さんにも選んで貰いました。割と私のヒップアップに近い気がしますが、今年は新しめの作家の展示が充実していたと考えているようです。
 1位:レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル (森美術館)
 2位:届かない場所 高松明日香展 (三鷹市美術ギャラリー)
 3位:運慶 (東京国立博物館 平成館)
 4位:装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法 (東京都庭園美術館)
 5位:ヴォルス――路上から宇宙へ(DIC川村記念美術館)


ということで、今年も沢山のアートに出会うことが出来ました。これだけ好きなものを観られるというのは本当に幸運なことだと思います。来年はどうなるか分かりませんが、面白そうな展示が目白押しのようですので、今年と同様に観ることができればと考えています。 このブログを読んで頂いる皆様にも今後もできるだけ情報を還元していく所存です。 また来年もよろしくお願い致します。良いお年を。
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