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YANG FUDONG THE COLOURED SKY:NEW WOMEN II 【エスパス ルイ・ヴィトン東京】

前回ご紹介した根津美術館の展示を観た後、表参道にあるエスパス ルイ・ヴィトン東京で「YANG FUDONG THE COLOURED SKY:NEW WOMEN II」を観てきました。この展示は撮影可能となっていましたので、写真を使ってご紹介しようと思います。

DSC08523.jpg

【展覧名】
 YANG FUDONG THE COLOURED SKY:NEW WOMEN II

【公式サイト】
 http://www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/

【会場】エスパス ルイ・ヴィトン東京
【最寄】原宿駅、明治神宮前駅、表参道駅

【会期】2017/10/17 ~ 2018/03/11
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間20分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_②_3_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、今回の展示は中国の現代アーティストであるヤン・フードン(楊福東)の映像作品を紹介する内容となっていました。ヤン・フードンは画家として正規の教育を受けたそうですが、その表現は絵画だけでなく映像やインスタレーションなど多岐に渡るそうで、今回の作品のようにマルチスクリーンを好んで使うようです。これまでは35mmモノクロフィルムでの制作を基本としていたようですが、今回は初のカラーフィルム作品となっているようでした。詳しくは写真を使ってご紹介していこうと思います。


こちらがインタビューに答えるヤン・フードン氏 
DSC08528.jpg
1971年の北京生まれだそうで、これから先も活躍が期待できそうな年代です。

展示室に入ると真っ暗で、暗闇の中に5つのスクリーンが点在していました。
20180120 164241
これらのスクリーンで、太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術への言及、馬と鹿といった映像が映し出されます。ドゥ~ンと不穏な音響が鳴り響き、ちょっと怖い雰囲気w

こちらは馬と鹿の映像。背景がやけに鮮やかな色合ですw
DSC08534.jpg
これは中国の故事「鹿を指して馬と為す」を下敷きにしているようです。権力で鹿を馬と言い張った故事なので、虚実がごっちゃになった世界観に合ってるかも。

こちらも鹿の映像。こうした映像は5つの画面のあちこちで映るので、1箇所で映る訳ではありません。
DSC08540.jpg
幻想的な色合いで、初めてのカラー作品とは思えないほど豊かな色彩感覚です。

こちらは食べ物を映していますが、フランドル絵画の静物のようにも思えます。
DSC08536.jpg
ナメクジ?がゆっくり這っていて、どこか死や老いをイメージさせました。何しろ音響が怖いのでそう感じるのかもw

こちらは謎のピラミッド。シュルレアリスムの世界に迷い込んだような光景です。
20180120 164454
この色合と共にブレードランナーの世界観を思い出しました。 効果音も何となく似てるしw

こちらは浜辺の美女の映像。
20180120 164438
背景はセットであるのが一目瞭然で逆にシュールさが際立ちます。無表情なのも怖いw

こちらも美女たち
DSC08531_20180127003110c28.jpg
グラビアのようにも見えますが、マネキンのように精気がない雰囲気でした。この女性たちがスローモーションで動くのも印象的です。

こちらは最も絵画的に思えた映像
DSC08541.jpg
背景が不穏な明るさで揺らめくような感じでした。

勿論ご紹介した以外にも印象深い映像が流れていました(何分くらいあるのかわかりませんが、20分ほど観てました)

ということで、詳しい意味などは分かりませんでしたが、シュールな世界が広がる展示となっていました。部屋全体が暗くて重い音響が鳴り響くのも独特の空間となっています。無料で観られる上に写真も観られますので、表参道付近に行く機会があったら立ち寄ってみるのもよろしいかと思います。
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