「皇室の名宝―日本美の華」を観に行ったついでに、常設にも行ってきました。
このブログでも何度かご紹介していますが、いくら紹介しても頻繁に入れ替わっているという、恐るべしコレクション量だったりしますw
参考記事:
東京国立博物館の案内 【建物編】 東京国立博物館の案内 【常設・仏教編】 東京国立博物館の案内 【常設・美術編】 東京国立博物館の案内 【2009年08月】今回はあんまり観ている時間が無かったので、時代も順番もバラバラですw 何となく雰囲気を味わっていただければと思います。
近代の水墨画だったかな。ターナーみたいな感じだなと思いました。

足元のにゃんこが可愛いです。

有名な「月に雁」 馬と鹿の判も面白いです。

浮世絵、百人美人。

江戸時代の美人図押絵貼屏風。作者不詳です。

与謝蕪村 「山野行楽図屏風」 左隻

上の作品の右隻

扇が美しい屏風。

左隻。似たような作品をどっかで観た記憶がある…。

右隻。

伝岩佐又兵衛「故事人物図屏風」 岩佐又兵衛は
この日見た皇室の名宝展でも「小栗判官絵巻」が展示されていました。

円山応挙「秋冬山水図屏風」 応挙の作品も常設にあるんです! 観ないと勿体無いです。

左隻

右隻

雪舟等揚「四季山水図(秋)」 普通、雪舟なんて滅多にみられません。ましてやこんな空いてるところで写真などw

伝狩野元信「祖師図」 禅宗の祖師となるえらいお坊さんが描かれています。

扇が沢山ありました。どれも見事です。

伝土佐光信 「十王像(五道転輪王)」 土佐派らしい生々しい雰囲気ですね。

十六羅漢像(第五尊者)

狩野秀頼「観楓図屏風」 国宝です。

すべて国宝です。左から、梁楷(りょうかい)「雪景山水図」、梁楷「出山釈迦図」、伝梁楷「雪景山水図」

ということで、相変らず空いているのが勿体無くて仕方がないですが、ここの常設は国立ならではの豊富で質の高い内容となっています。皇室の名宝展に行かれたらこちらもチェックしてみてください。
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