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Tokyo Midtown Award 2018 EXHIBITION 【東京ミッドタウン】

前回ご紹介した展示を観た際、同じミッドタウンの地下の通路で開催されていた「Tokyo Midtown Award 2018 EXHIBITION」も観てきました。この展示は無料で撮影可能の展示となっていましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。

DSC06080.jpg

【展覧名】
 Tokyo Midtown Award 2018 EXHIBITION

【公式サイト】
 http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/

【会場】東京ミッドタウン プラザB1F メトロアベニュー
【最寄】六本木駅/乃木坂駅

【会期】2018年10月19日(金)~11月11日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間15分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、この「Tokyo Midtown Award」は毎年開催されているデザインコンペで、今年で11回目となっています。今年のデザインコンペのテーマは「HUMAN」ということで、「人間らしさ」や「人間性」を取り上げたデザインが選ばれているようでした。今年も面白い品が並んでいましたので、いくつか気に入ったものを写真を使ってご紹介していこうと思います。

 参考記事:
  Tokyo Midtown Award 2017 デザインコンペ受賞作品展示 (東京ミッドタウン3階)
  Tokyo Midtown Award 2012 (東京ミッドタウン)

JDS(広川楽馬/迫健太郎/中塩屋祥平)「黄金比箱」
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早速こちらが今年のデザインコンペのグランプリ作品。黄金に輝く黄金比のお弁当箱!w ダ・ヴィンチも絵画に取り入れた黄金比ですが、どんどん小さくしながら螺旋の曲線を描いていくと自然界の美しさに通じるものがあります。ここでは四角や曲線が仕切りになっていてアイディアが面白かったです。文句なくグランプリに相応しい。

鈴木康広 「2018 TROPHY」
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こちらは今年のトロフィー。メトロノームですが針の部分が人型の鏡になっていて、自分自身を見つめるように出来ているそうです。トロフィーまで機知が富んでいます。

竹下早紀 「SHADOW CLOSE TECHNIQUE」
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まるで影のように重なる椅子。シンプルな形と白黒の明快さが洗練されていました。椅子を2人分にしたい時とかにも使えそう

H&F(花井ゆうか/舟橋璃咲)「NENKI-年記-」
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こちらは日記ではなく年記。人生の記録をつけるもので、1年に1ページつけていくそうで、展開すると10mくらいになるようです。自分の年表をつくるような楽しさを感じました。

プラマイロク(三原麻里子/野仲胡美)「cocoro ame(ココロアメ)」
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自身の感情を円グラフのように表した飴。「尊敬・ありがとう・大好き」というの1/3くらいづつ占めているのは日頃の感謝を伝えるためのものでしょうか。歓送迎会の贈り物に使えそうw

中山桃歌/上田美緒/三浦麻衣 「ぺこぺこストロー」
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ストローの曲がる部分がお辞儀するようなデザインとなっています。向かい合わせにすると挨拶しているようなw しかしこんなに深くお辞儀することなんて滅多にないなあw

uruco(漆間弘子/漆間康介) 「ねこに小判」
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こちらは猫ちゃんたちのカリカリ!w 大事なお金を食べてしまう様子はまさに猫に小判と言えるかも。実際に猫が食べているところを観てみたいものです。

田口博基 「顔文字体温計」
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体温によって顔文字が変わる体温計。36.9度以下は(^-^) 37.9度までは(*_*)、そして38.0以上はこの(#´Д`#)になるようですw 2chのハァハァのAAみたいで私にはちょっと意味合いが違って観えますがw ヒューマンのコンセプト通りのデザインですね。

この他にも面白いデザインの受賞作が並んでいます。どれも発想豊かな作品ばかりです。

過去の受賞作もいくつか展示されていました。
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これは膨らませるエアボンサイ。何に使うんでしょうかw 変わったアイディアに驚きです。

今回の好きな作品の投票をすることができました。デザイン部門とアート部門それぞれあります。
DSC06130.jpg
月並みですが黄金比箱に入れておきました。奥さんは猫に小判に一票入れてました。

続いてアート部門。

泉里歩 「時は建築家、民衆は石工」
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意味深なタイトルで踊るような群像の作品ですが、それ以上に独特の色彩感覚が目を引きました。非常に目に鮮やかで対比的な色使いです。

青沼優介 「息を建てる/都市を植える」
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こちらがアート部門のグランプリ作品。遠くから観た時は都市の模型のような作品かな?くらいに思ったのですが…。

近づいてみるとこんな感じ。
DSC06143.jpg
なんと白いのはタンポポの綿毛で出来ていました。一体何本の綿毛を植えたんだ!??と非常に驚きました。綿毛という素材も身近で可愛らしくて面白い作品でした。さすがグランプリ取るだけあって面白い。

田中優菜 「愛おもう屋台」
DSC06146.jpg
こちらは何かの屋台かな?と思ったら参加型の作品でした。「あいじょう」と書いてあるとおり、愛がテーマです。ちなみに右端に手が写っているのは制作されたアーティストご自身でした。たまたまいらっしゃって、お話を伺いながら鑑賞することができました。

鑑賞者はこの中から1つだけ選んで取ることができます。
DSC06148_20181022003645d82.jpg
包み紙の中に飴が入っていて、包み紙には200人以上の人に考えてもらった「愛とは何か?」が書かれています。

私が引いたのはこんなメッセージでした。
DSC06154_20181022003923cae.jpg
10代でこんな深いことを簡潔に答えられるとは凄いですね。 屋台の横では自分にとっての愛を書くコーナーもあり、書いたものは屋台に飾られるようでした。


ということで、様々な卓越したアイディアのデザインを観ることができました。どこか可笑しみも感じるようなデザインで、ぜひとも商品化してほしいものもいくつかあったかな。この展示は地下通路で行われていて気軽に観ることが出来るので、六本木に行く用事がある方は是非立ち寄ってみてください。
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