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映画「アリー/ スター誕生」(ややネタバレあり)

先週の土曜日に映画「アリー/ スター誕生」を観てきました。この記事には少しだけネタバレが含まれていますので、ネタバレなしで観たい方はご注意ください。

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【作品名】
 アリー/ スター誕生

【公式サイト】
 http://wwws.warnerbros.co.jp/starisborn/

【時間】
 2時間15分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_4_⑤_名作

【感想】
IMAX版を観たのですが、意外と空いていて割と空席がありました。この映画は海外で話題になってたのに日本では盛り上がらない不思議。

さて、この映画は世界的なスターであるレディ・ガガが主演女優を務め、主演男優のブラッドリー・クーパーと共にサウンドトラックも制作したことで話題となっています。既にアメリカではサントラ盤が全米1位を取るなど流石と言ったところですが、それも納得の素晴らしい音楽が映画全体で使われていました。ここからは軽いネタバレですが、話自体はタイトルの通りでアリー(レディ・ガガ)がスターとなっていく様子の話で、実はこの映画は1937年の「スタア誕生」の4度目のリメイク(1954年、1976年にもリメイク)となっています。そのため今までのリメイクをご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回の映画は舞台が現代となっていて、以前のオリジナルを知らなくても十分に楽しめます。(私はリメイクと知らなかったけど楽しめました)

まず気になるレディ・ガガの演技ですが、歌はともかく演技もこんなに凄いのかと驚かされました。スターとしての魅力的な部分と一般人としての人間的な部分の両方を表現していて、共感できる人物像に仕上がっています。ブラッドリー・クーパーもかなり印象的で、ナイスガイなのにどこか寂しげなのがよく表れていました。この2人の関係はどうなっていくのだろう?と終始気になるキャラクターとなっています。

ストーリーに関してはあまり書かないでおこうと思いますが、サクセスストーリーであるのは間違いないですが、そこに様々な感情が混じって先の読めない展開となります。途中に随所で流れるライブシーンなども含めて印象的な話となっていました。
そして、音楽についてですが、これがかなり良かったです。基本的にカントリーとロックが混じった感じの音楽から始まりポップ調の曲やバラード曲などバリエーションも豊富です。歌詞は映画の中で起きたことを書いていることもあって、映画自体がアリーの抒情詩のような感じとなっています。哀愁を感じるメロディが多いので、曲調は全然違いますが「ラ・ラ・ランド」等が好きな方はこの映画もスッと入れるんじゃないかな。特にライブシーンや2人のデュエットなんかは見どころで、圧巻の歌唱力なので 出来れば音響の良いIMAX版などでの視聴をオススメします。

と、言うことで私としてはかなりの満足度だったのですが、この映画の最も致命的な弱点は「ボヘミアン・ラプソディ」と公開時期が被ったこと!w 私も「ボヘミアン・ラプソディ」は2回観に行って3回目を狙っているのですが、あれと比較するとこちらはフィクションだし、馴染みの曲を連打してくるのと新曲とでは愛着の度合いも違うのだろうと思います。更に言うと未だに衰えないボヘミアン・ラプソディにIMAXのスクリーンを取られていることを考えると苦戦も致し方ないのかも…。 しかしこの映画もかなり良いので、そのうちジワジワと人気になるんじゃないかと思います。この年末年始で観ておきたい映画です。
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