関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-【六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー】

今日は写真多めです。3週間ほど前の12月中旬の会社帰りに、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで「藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-」を観てきました。この展示は撮影可能となっていましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。

DSC08583.jpg

【展覧名】
 藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-

【公式サイト】
 https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/tcv-fujiko-a-ten/

【会場】六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
【最寄】六本木駅

【会期】2018年10月19日(金)~ 2019年1月6日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
金曜の夜だったこともあって空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、この展示は漫画家の藤子不二雄のうち藤子不二雄Ⓐ氏の作品やⒶ氏のコレクションなどを紹介する内容となっています。Ⓐ氏は「ハットリくん」や「怪物くん」などが特に有名ですが、ブラックな作風の漫画もいくつかあって最近では「笑ゥせぇるすまん」のリメイクアニメが放送されるなど、未だに根強い人気がある伝説級の漫画家の1人であるのは間違いないと思います。展示はたまに原画を交えつつ、各漫画に合わせたオブジェなどが並んでいました。詳しくは撮影してきた写真と共にご紹介していこうと思います。
ちなみに1年前はF氏のドラえもんの展示を隣の森アーツセンターギャラリーで行っていました。
 参考記事:THE ドラえもん展 TOKYO 2017 (森アーツセンターギャラリー)

<エントランスゾーン>
まず最初はⒶ氏の等身大人形や「笑ゥせぇるすまん」のバー魔の巣を再現、そして人気漫画のオブジェが並ぶコーナーです。

展覧会に入ってすぐに喪黒福造とバー魔の巣を再現がありました。
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高層ビルの夜景を背景に、乾杯。 …ってこれアカンやつやw 会場で喪黒福造の声が流れるのですが、子供の頃に旧アニメを観ていた覚えが強いので違和感しかないw

こちらがⒶ氏の等身大人形。コーディネートが喪黒福造に似ています。
DSC08891.jpg
人形とは思えない出来栄えで写真だとⒶ氏がそこにいるかのようですw 見覚えのあるキャラクターが多いハズ。

ここにはⒶ氏のサインがありました。
DSC08896.jpg
怪物くんの格好してますが、先程の人形とよく似ているのがわかります。

こちらはトキワ荘の再現。
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わずか4畳半の部屋にF氏と共に過ごしたのですが、今はもう取り壊されて無くなっています。

こちらは「まんが道」という藤子不二雄を主人公にした物語。
DSC08906.jpg
手塚治虫に憧れて夜行列車で大阪に向かって行ったそうです。伝説の始まりみたいなシーンですね。

続いては人気作品のコーナーです。

こちらは怪物くん
DSC08913.jpg
私はこの作品はあまり好みではなかったですが、何年か前に実写ドラマも作られるなど 世代を越えて愛されています。

続いてこちらはハットリくん。
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ハットリくんもそれほど好きではなかったけど、このゲームはむちゃくちゃやりましたw 会場で実際にプレイできるようになっていたのですが、コントローラーが壊れていてまともにプレイできず残念。今でもアルルの女を聞くとハットリくんを思い出します。

こちらはプロゴルファー猿。CSで狂ったように毎日やっていてついつい観てしまいますw
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猿谷ゴルフ場の再現で記念撮影もできました。 小学生の頃にホッケー打ちとか拝み打ちとかマイナーな敵キャラの打ち方を真似して遊んだものですw


<ブラックユーモアゾーン>
藤子不二雄は2人ともシニカルな部分があって、特にⒶ氏は「黒藤子」の異名を持っているそうです。「魔太郎がくる!!」をはじめとしたブラックな作品が並んでいました。

こちらはフラッシュ撮影をすると一瞬だけ作品の表紙が映り込むというコーナー。
DSC08938.jpg
「ブラック商会変奇郎」という作品の所は撮影しないと暗くて何も映っていないように見えました。中々面白いトリックです。「マグリットの石」という作品がちょっと気になりますw

こちらはⒶ氏の仕事場の再現コーナー。
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原稿(のコピー)が螺旋のように舞い上がっています。この原稿はブラックな作品群のページとなっていました。デスクやライト、ペンなどは実物なのだとか。

短編が多いようで、ここの壁には各作品の一部が読めるようになっていました。
DSC08953.jpg
映像に映っているのは「水中花」という話で、ちょっと後味悪いけど妖しい美しさの話でした。

こちらは「パラダイス」というゴーギャンの名画「赤い花をもつタヒチの女」をモチーフにした作品。
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現地で取材してきたそうで、その成果も活かされているようです。マグリットとかゴーギャンとか、ブラック作品の一部にはアートを題材にしていたのかな?w

こちらは映像コーナー。
DSC08975.jpg
紙芝居的な映像でブラック作品の一部を流していました。絵が既に怖いw

<笑ゥせぇるすまん>
今回は「笑ゥせぇるすまん」の割合が結構高かったように思います。ここは 笑ゥせぇるすまん の原画や関連の品が並んでいました。

こちらは原画のコーナー。点数は少ないですが貴重な品です。
DSC09000.jpg DSC08990.jpg
見覚えのある話もありました。ドーン されてるシーンもありますw

こちらは等身大のオブジェ。
DSC09001.jpg
ここでも記念撮影している人がいましたが、もう1つ自分がドーンされているように撮れる撮影スポットもありました。

こちらは「47階からの眺め」という高層ビルからの眺めをテーマにした話を1話まるごと読めるようになっていました。
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オチは意外とソフトな方かなw 超常現象的な恐ろしさはそれほどないですが、ロケーションに合わせたチョイスとなっていました。


<Ⓐの変コレクション>
こちらはⒶ氏の各作品のキャラクターグッズや、Ⓐ氏の集めた秘蔵のコレクションが並ぶコーナーです。集めた品を漫画に活かしている様子も伺えます。

左はシルバークロスという作品の等身大フィギュア。右はⒶ氏の集めたインド人形。
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インドの人形は「目のない舞姫」という作品の人形そのものと言った所で、自宅の応接間に飾っていたお気に入りだそうです。ストーリーを考えると不気味すぎるw

こちらは実際に漫画のモチーフになった品々。
DSC09054.jpg
小物に至るまでしっかり取材している様子がわかります。手のクリップを作品に出すとはw

最後に「怪奇や」というⒶ氏の作品や今回の展示に関するショップがありました。
DSC09069.jpg
勿論、漫画も売っていました。Ⓐ氏の漫画も久々に読んでみたくなったかな。


と言うことで藤子不二雄Ⓐ氏の各作品の魅力を再認識できる内容となっていました。子供の頃に観たハットリくん や 怪物くん だけでなく幅広い面白さがⒶ氏の魅力かな。 この展示は森美術館のチケットの提示で観られるのもお得で良かったです。既に会期末となっていますので、気になる方はお早めにどうぞ。

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