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【リニア・鉄道館】 後編(名古屋編)

今日も名古屋編で、前回に引き続きリニア・鉄道館についてです。今日は車両以外の展示を中心に写真を使ってご紹介していこうと思います。まずはテンプレートのおさらいから。
 前編:リニア・鉄道館 前編(名古屋編)

【公式サイト】
 http://museum.jr-central.co.jp/

【会場】リニア・鉄道館
【最寄】あおなみ線「金城ふ頭駅」

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間30分程度

前回は各種車両をご紹介しましたが、このリニア・鉄道館には車両だけでなく体験型の展示や資料展示などもあります。今日はそうした写真を中心にご紹介していこうと思います。

と、その前にここにはもう1台人気の新幹線がいます。それがこちらの922形 通称ドクターイエローです。
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このドクターイエローの中も入れたのですが、思ったより普通で計器や機器があるところではなく座席と映像がある車両となっていました。

丁度お昼くらいに行ったのでお腹が空いて、一度2階に上がってデリカステーションというお店で駅弁を買ってきました。
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このお店の前でも食べることができますが、せっかくなのでもっと雰囲気が出る場所で食べることにしました。

こちらは屋外に置かれている117系。昔の関西圏の新快速で、東海地方でも東海ライナーとして活躍したそうです。
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青春18切符で東京から京都・大阪に行く時はいつもこれにお世話になってましたw

屋外にあるのはこの車両と小さな汽車(ケ90形式蒸気機関車)のみとなっています。大宮や梅小路に比べると外はかなり少ないかな。

新快速の中はこんな感じ。
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めちゃくちゃ早くて乗り心地が良いから好きだったなあ。転換クロスシートのおかげで友達とボックスにして楽しく旅した思い出が蘇りました。

この新快速の中でお弁当を食べることができます。しっかりと暖房も入っていて実車さながらです。

せっかくなので、ドクターイエローのパッケージのお弁当にしてみました。
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ドクターイエローは0系しか置いてないのに700系やないかw

ドクターイエローのお弁当の中身はこんな感じ。
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恐らく お子様向けなので大人には物足りない量ですが、雰囲気重視ですw 新快速にはテーブルが無いので若干食べづらいけど、それもまた楽しい。

お弁当を食べた後、再び館内へと戻りました。実際には1階と2階を行ったり来たりしながら観たのですが、記事では1階から書いて参ります。

こちらは新幹線の1日という映像。
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これが中々面白くて、整備をしている深夜の工事の様子などの映像が興味を引きました。新幹線は走っていない時間も忙しいんですね。

こちらは歴代の車両の模型。
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こちらでトンネル内の空気の流れの可視化実験のデモ映像も流していました。顔の形もどんどん進化しています。

こちらはATCの仕組みを模型で説明するもの
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前の車両に追いつきそうになると自動的に減速するようになっています。新幹線の安全はこうして守られているのが模型でよく分かります。

こちらは行き先案内板と自動改札
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昔はこのパタパタの案内板でした。停車駅の案内が名古屋らしい内容になっています。

他にも踏切や特急券の販売システム(MARS)、歴代の新幹線の座席の座り比べのコーナーなんかもありました。

続いてこちらはリニアの体験コーナー。10分くらい並んで、体験してきました。
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こちらは前方の映像と共に車体が加速していく感覚も味わえるようになっています。一種のアトラクションみたいな。

100kmくらいまでは通常の車輪で走り、高速になると浮きます。
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500kmくらいのほうが揺れが少なくてスムーズに走っていく感じを体験できました。

窓の外の映像も連動していてリアル。
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500kmになるとトンネルの明かりが繋がって見えるくらい早くなります。リニアが実現したらほとんどはトンネルの中らしいw

こちらはリニアに関する資料展示。小型の模型でリニアの仕組みなんかも紹介されています
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もう40年以上も前から夢の超特急として研究されてますが、一体いつ出来るんだ?と思ってる人も多いはずw いよいよ現実化しそうで楽しみです。

こちらはかつての実験車両の模型。1977年製造です。
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子供の頃に図鑑で観たリニアはこれでした。国鉄マークが入って、時代を感じさせます。

こちらも見覚えのある1980年製造の車体。
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3両編成になって収容人数も増えていそうな感じ。ここまで来たらすぐかと思ったら甘かったw

続いてこちらは新幹線のシミュレーター。N700系新幹線の実物大の運転台で体験できるようです。
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しかしこちらの体験は抽選で当選しないとできません。さらに有料とのことで私はやりませんでした。

こちらは鉄道模型のコーナー
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大宮の鉄博ほどの広さは無いですが、やはり中京っぽい車両が多いのが面白い。

こんな感じで走っていました。
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名古屋は私鉄も魅力的なので、私鉄車両も入れて欲しいなあ。

1階はこんな感じで、続いて2階の展示について簡単にご紹介。

2階には国鉄バス第一号車の車両が展示されていました。
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ボンネットバスで味わいがあって好み。しかし、どこから乗るんだろうか?w

この辺は吹き抜けになっていて、前回ご紹介した入口のSL・新幹線・リニアの3両を見下ろすこともできました。その先は資料展示となっています。

この日はジェイアール東海バス記念展という展示もやっていました。
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 会期:2018年10月17日~2019年2月4日

時間があまり無かったので流し見でしたが、JRバスの歴史などを紹介していました。

こちらはJRバスのシートの体験コーナー
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右のシートのほうが座り心地が良かったかな。東京ディズニーリゾートに行くバスで使われているそうです。

その後は東海道線の歴史のコーナーがありました。
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開国の頃から時代順に紹介されています。ここも流し見でしたが、JR東海らしい内容となっていました。

続いてこちらは体験学習室にあった歴代の新幹線車両
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改めてその変遷が分かりますが、500系が無いのが寂しいw 一応、500系だって東海も走ってたはずなんですけどね…。

2階で外に出る場所があったので、行ってみたら喫煙スペースでしたw しかし喫煙スペースからの眺めが中々良かったので一枚撮ってみました。
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港の眼の前にあるので、ここで港を観るのも楽しいかも。

帰り際にイベントで300系の前面を開けるというイベントをやっていたので観てきました。
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係員の方が1つ1つネジを外してようやく開くようになっています。東北新幹線なんかは連結が当たり前なんで自動で開きますがw

中を開けると連結器が入っています。自力走行に問題が発生した場合などに牽引してもらう為のものです。
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実際に数回使われたことがあるようです。この部分を観られるのは貴重な機会でした。

最後にミュージアムショップ。
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こちらは勿論 新幹線グッズが多めとなっていました。JR東海は新幹線押しがすごいw


ということで、資料展示なども中京らしい雰囲気となっていました。特にリニアの体験なんかは独特で面白かったです。鉄道好きの方が名古屋に行く機会があったら、こちらの施設も行き先に検討してみてはと思います。


おまけ:
何かと話題のレゴランドもリニア・鉄道館の近くにあります(駅の反対側)
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子供が喜ぶ施設が集まっているので、名古屋に子連れでいく場合はこの辺で観光すると良いかもしれません。


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