河鍋暁斎 その手に描けぬものなし (感想後編)【サントリー美術館】
前回に引き続きサントリー美術館の「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」です。前編は上階についてでしたが、今日は主に下階についてご紹介していこうと思います。まずは概要のおさらいです。なお、私が観たのは2/6~2/11の内容となります。(会期中に入れ替えあり)
前編はこちら

【展覧名】
河鍋暁斎 その手に描けぬものなし
【公式サイト】
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_1/
【会場】サントリー美術館
【最寄】六本木駅
【会期】2019年2月6日(水)~3月31日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
前編に引き続き、後編も章ごとに気に入った作品と共にご紹介していこうと思います。4章は上階と下階にまたがる感じとなっていました。
<第4章 戯れを描く、戯れに描く>
4章は戯画のコーナーです。河鍋暁斎は戯画をよく描くイメージがあり、当時から風刺を意図していない作品まで深読みされることもあったようです。また、酒席などで筆を取った「席画」なども描いていて こうした作品は最初の師である歌川国芳の関連で語られてきました。しかし、近年では狩野探幽の周辺にも複数の戯画が制作されていたことがわかり、河鍋暁斎がそうした探幽の戯画も持っていたこともあって、戯画においても狩野派に大きな影響を受けていると考えられるようです。ここにはその様子が分かる品々が並んでいました。
66 河鍋暁斎 「鷹に追われる風神図」 ★こちらで観られます
こちらは掛け軸で、画面の上のほうから急降下する鷹と 下の方で逃げ惑う風神が描かれています。縦長の画面を上手く使ってスピード感溢れる表現となっていて、顔つきなどはちょっと滑稽さもあります。解説によると、狩野探幽の戯画の中に鷹に捕まる風神の絵があるらしく、それに影響を受けて描いているそうです。勇ましいイメージのある風神が鷹に追いかけられるという何とも情けない題材が微笑ましくもある作品でした。
この辺には狩野派による鷹に連れ去られる風神が描かれた「麻布一本松狩野家資料のうち滑稽仏画」という作品がありました。これがルーツの1つなのかも。また、まるで漫画のような「百怪図」などもありました。
上階は以上で下階に続きます。
72 河鍋暁斎 「月次風俗図」
こちらは12ヶ月の風物を描いたうちの4ヶ月分の作品で、太陽暦に変わった次の年に太陰暦で描いています。狐を擬人化したり、田植えをしていたりと題材は様々で、かなり簡潔な描写で場所によっては力強い線になっていて勢いを感じます。構図もちょっと変わっていて、即興的な雰囲気がある作品でした。
70 河鍋暁斎 画 橘機郎 賛 「五聖奏楽図」
こちらは扇子を持って磔刑にされているキリストの周りで、釈迦が十字架の下で三味線を弾き 老子が笛を吹き、孔子が鼓を叩き、日本の神がキリストを見上げて歌っているというちょっと罰当たりな構図となっていますw 賛には「この世は1つの大きな芝居小屋である」という意味が寄せられていて、皮肉めいた雰囲気です。現代人が観てもインパクトのある作品だけに当時はもっと驚いたんじゃないかなあ。
この隣にあった「大仏と助六」という作品は即興的で構図が大胆な作品となっていました。また、明治維新後の学校に妖怪が通う「暁斎楽画第三号 化々学校」などもあり、歌川国芳を思わせる世相に合わせた風刺となっていました。
80 河鍋暁斎 「蒙古賊舩退治之図」
こちらは元寇の際の神風を描いた三枚続きの作品です。まるで大砲が炸裂したように凄い勢いで飛び散る描写があり、周りの波も激しくて船の中の人たちが流されている様子もあります。これも現代の漫画に通じるような動きを感じさせる表現が面白い作品でした。
<第5章 聖俗/美醜の境界線>
続いては地獄や処刑場、幽霊などを描いたコーナーです。聖と俗、美と醜の両面を持つような独特の世界観の作品が並んでいました。
94 河鍋暁斎 「処刑場跡描絵羽織」
こちらは木に首を括られた人や 血みどろで磔になった人などが背中に描かれている羽織です。これは処刑場の光景らしく、革に手を突っ込んで倒れていたり白骨化になっている姿もあります。一見すると陰惨な作品ですが、樹木などは狩野派風に描かれ、腐乱死体は前編でご紹介した九相図(死んでから白骨になるまでの9つの状態を描いたもの)を流用するなど古画からの引用も観られるようです。一方で、袖の部分には影絵でガス灯や電柱など文明開化の様子が描かれているなど、一風変わった組み合わせになっています。解説によるとこれらは文明開化を描いた開化絵や歌川国芳門下の無惨絵などに影響を受けたのだとか。それにしてもこの羽織を着た人はいたんでしょうかw かなり目を引く羽織なのは間違いないと思います。
87 河鍋暁斎 「閻魔と地獄太夫」
こちらは閻魔大王が亡者の罪を映し出す浄玻璃鏡を覗きこだら払子を持った地獄大夫(地獄の様子を描いた打ち掛けを着ていた伝説的な遊女)が現れた様子を描いた作品です。荒々しいタッチの閻魔と線の細い地獄大夫の対比が面白く、恐ろしさと美しさが同居する作品となっていました。
86 河鍋暁斎 「地獄太夫と一休」
こちらは三味線を弾く骸骨の上で踊る一休と、派手な地獄の模様の打掛を着た地獄大夫が描かれています。一休は昔ながらの仙人のような感じに見えるかな。骸骨は骨格がしっかりと分かる解剖学的な要素を感じます。また、地獄大夫の打ち掛けの模様は一見すると地獄の炎のように見える部分が珊瑚だったりするなど、よく観ると色々な仕掛けがありました。これも生と死、美と醜のせめぎあいのような作品です
<第6章 珠玉の名品>
続いては再び名品のコーナーで、こちらでは掛け軸や小型の画帖が数点並んでいました。
92 河鍋暁斎 「幽霊図」 ★こちらで観られます
こちらは行灯の後ろで浮かび上がる女の幽霊を描いた作品です。細い目をしていて、白目と黒目の部分を青と金で表し、逆の目は色が逆転しているという細かい仕掛けがあります。また、衣には彼岸と此岸を行き来う蝶が表されるなど この世のものではない描写となっています。陰影の見事さもあって、薄暗いところで観たら本当に幽霊が現れたように見えそうな作品でした。
ここは点数少なめですが、他には化け猫の絵など有名な品もありました。
<第7章 暁斎をめぐるネットワーク>
最後は河鍋暁斎に周りの人々との関わりについてのコーナーです。日本の建築史に欠かせない存在である英国人建築家のジョサイア・コンドルは河鍋暁斎に弟子となり、暁斎の臨終の際にも駆けつけるなど強い信頼関係があったようです。没後はコンドルによって河鍋暁斎の画業をまとめた研究所も出版され、海外で暁斎の名声が高まる大きなきっかけとなっています。また、暁斎の子供たちも画家となっていて、父と共に共作した作品なども残っています。ここにはそうした多くの交流を物語る品々が並んでいました。
103 河鍋暁斎 「野見宿禰と当麻蹶速図」 ★こちらで観られます
こちらは湯島天神に奉納した大型の絵馬です。相撲の起源となった野見宿禰と当麻蹶速の力比べを描いていて、今まさに野見宿禰が当麻蹶速を投げ飛ばす瞬間となっていて、当麻蹶速は頭から地に落ちています。筋肉の隆々とした表現などは歌川国芳を彷彿とするかな。力強く迫力のある作品でした。
この辺には河鍋暁斎がジョサイア・コンドルに教えた達磨や中国美女の描き方の見本などもありました。
104 河鍋暁斎・河鍋暁雲・河鍋暁翠 「龍虎鷹山水図衝立」
こちらは湯島天神に伝わる2面の衝立で、龍と虎が描かれています。狩野派的な雰囲気で、特に虎の目は鋭く迫力を感じます。この作品には裏側にも絵があり、虎の裏には娘の河鍋暁翠による滝、龍の裏には息子の河鍋暁雲による鷹が描かれてます。この娘・息子の絵も父に似た画風となっていて、父の没後に裏に描いたとのことでした。親子でコラボした貴重な作品です。
120 瓜生政和 著・河鍋暁斎 画 「暁斎画談 外篇」
こちらは河鍋暁斎の自画伝で、3歳の頃に初めて蛙を写生した話から始まるそうで、筆禍事件で投獄された話と歌川国芳に習った話などの場面が展示されていました。最後はジョサイア・コンドルと共に日光に旅行する話で終わるらしいので、河鍋暁斎もジョサイア・コンドルを可愛がっていたのが伺えます。それにしても破天荒な人物だったのが伺えるようなエピソードが多い人ですw
この他に死の直前まで描いた戯画的な絵日記もあり、最後にジョサイア・コンドルが著した河鍋暁斎に関する本などもありました。
ということで、後編は戯画など河鍋暁斎の既存のイメージに近い作品が多かったですが、それに関しても狩野派との関係性を示すなど今までの展示とは違ったアプローチになっていて非常に意義深い内容だと思います。とは言え、河鍋暁斎は本当に幅広く多くの作品を残しているのでこの展示だけでは一部分と言った所でしょうか。河鍋暁斎の凄さや奥深さが違った角度から感じられる展示でした。
前編はこちら

【展覧名】
河鍋暁斎 その手に描けぬものなし
【公式サイト】
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_1/
【会場】サントリー美術館
【最寄】六本木駅
【会期】2019年2月6日(水)~3月31日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
前編に引き続き、後編も章ごとに気に入った作品と共にご紹介していこうと思います。4章は上階と下階にまたがる感じとなっていました。
<第4章 戯れを描く、戯れに描く>
4章は戯画のコーナーです。河鍋暁斎は戯画をよく描くイメージがあり、当時から風刺を意図していない作品まで深読みされることもあったようです。また、酒席などで筆を取った「席画」なども描いていて こうした作品は最初の師である歌川国芳の関連で語られてきました。しかし、近年では狩野探幽の周辺にも複数の戯画が制作されていたことがわかり、河鍋暁斎がそうした探幽の戯画も持っていたこともあって、戯画においても狩野派に大きな影響を受けていると考えられるようです。ここにはその様子が分かる品々が並んでいました。
66 河鍋暁斎 「鷹に追われる風神図」 ★こちらで観られます
こちらは掛け軸で、画面の上のほうから急降下する鷹と 下の方で逃げ惑う風神が描かれています。縦長の画面を上手く使ってスピード感溢れる表現となっていて、顔つきなどはちょっと滑稽さもあります。解説によると、狩野探幽の戯画の中に鷹に捕まる風神の絵があるらしく、それに影響を受けて描いているそうです。勇ましいイメージのある風神が鷹に追いかけられるという何とも情けない題材が微笑ましくもある作品でした。
この辺には狩野派による鷹に連れ去られる風神が描かれた「麻布一本松狩野家資料のうち滑稽仏画」という作品がありました。これがルーツの1つなのかも。また、まるで漫画のような「百怪図」などもありました。
上階は以上で下階に続きます。
72 河鍋暁斎 「月次風俗図」
こちらは12ヶ月の風物を描いたうちの4ヶ月分の作品で、太陽暦に変わった次の年に太陰暦で描いています。狐を擬人化したり、田植えをしていたりと題材は様々で、かなり簡潔な描写で場所によっては力強い線になっていて勢いを感じます。構図もちょっと変わっていて、即興的な雰囲気がある作品でした。
70 河鍋暁斎 画 橘機郎 賛 「五聖奏楽図」
こちらは扇子を持って磔刑にされているキリストの周りで、釈迦が十字架の下で三味線を弾き 老子が笛を吹き、孔子が鼓を叩き、日本の神がキリストを見上げて歌っているというちょっと罰当たりな構図となっていますw 賛には「この世は1つの大きな芝居小屋である」という意味が寄せられていて、皮肉めいた雰囲気です。現代人が観てもインパクトのある作品だけに当時はもっと驚いたんじゃないかなあ。
この隣にあった「大仏と助六」という作品は即興的で構図が大胆な作品となっていました。また、明治維新後の学校に妖怪が通う「暁斎楽画第三号 化々学校」などもあり、歌川国芳を思わせる世相に合わせた風刺となっていました。
80 河鍋暁斎 「蒙古賊舩退治之図」
こちらは元寇の際の神風を描いた三枚続きの作品です。まるで大砲が炸裂したように凄い勢いで飛び散る描写があり、周りの波も激しくて船の中の人たちが流されている様子もあります。これも現代の漫画に通じるような動きを感じさせる表現が面白い作品でした。
<第5章 聖俗/美醜の境界線>
続いては地獄や処刑場、幽霊などを描いたコーナーです。聖と俗、美と醜の両面を持つような独特の世界観の作品が並んでいました。
94 河鍋暁斎 「処刑場跡描絵羽織」
こちらは木に首を括られた人や 血みどろで磔になった人などが背中に描かれている羽織です。これは処刑場の光景らしく、革に手を突っ込んで倒れていたり白骨化になっている姿もあります。一見すると陰惨な作品ですが、樹木などは狩野派風に描かれ、腐乱死体は前編でご紹介した九相図(死んでから白骨になるまでの9つの状態を描いたもの)を流用するなど古画からの引用も観られるようです。一方で、袖の部分には影絵でガス灯や電柱など文明開化の様子が描かれているなど、一風変わった組み合わせになっています。解説によるとこれらは文明開化を描いた開化絵や歌川国芳門下の無惨絵などに影響を受けたのだとか。それにしてもこの羽織を着た人はいたんでしょうかw かなり目を引く羽織なのは間違いないと思います。
87 河鍋暁斎 「閻魔と地獄太夫」
こちらは閻魔大王が亡者の罪を映し出す浄玻璃鏡を覗きこだら払子を持った地獄大夫(地獄の様子を描いた打ち掛けを着ていた伝説的な遊女)が現れた様子を描いた作品です。荒々しいタッチの閻魔と線の細い地獄大夫の対比が面白く、恐ろしさと美しさが同居する作品となっていました。
86 河鍋暁斎 「地獄太夫と一休」
こちらは三味線を弾く骸骨の上で踊る一休と、派手な地獄の模様の打掛を着た地獄大夫が描かれています。一休は昔ながらの仙人のような感じに見えるかな。骸骨は骨格がしっかりと分かる解剖学的な要素を感じます。また、地獄大夫の打ち掛けの模様は一見すると地獄の炎のように見える部分が珊瑚だったりするなど、よく観ると色々な仕掛けがありました。これも生と死、美と醜のせめぎあいのような作品です
<第6章 珠玉の名品>
続いては再び名品のコーナーで、こちらでは掛け軸や小型の画帖が数点並んでいました。
92 河鍋暁斎 「幽霊図」 ★こちらで観られます
こちらは行灯の後ろで浮かび上がる女の幽霊を描いた作品です。細い目をしていて、白目と黒目の部分を青と金で表し、逆の目は色が逆転しているという細かい仕掛けがあります。また、衣には彼岸と此岸を行き来う蝶が表されるなど この世のものではない描写となっています。陰影の見事さもあって、薄暗いところで観たら本当に幽霊が現れたように見えそうな作品でした。
ここは点数少なめですが、他には化け猫の絵など有名な品もありました。
<第7章 暁斎をめぐるネットワーク>
最後は河鍋暁斎に周りの人々との関わりについてのコーナーです。日本の建築史に欠かせない存在である英国人建築家のジョサイア・コンドルは河鍋暁斎に弟子となり、暁斎の臨終の際にも駆けつけるなど強い信頼関係があったようです。没後はコンドルによって河鍋暁斎の画業をまとめた研究所も出版され、海外で暁斎の名声が高まる大きなきっかけとなっています。また、暁斎の子供たちも画家となっていて、父と共に共作した作品なども残っています。ここにはそうした多くの交流を物語る品々が並んでいました。
103 河鍋暁斎 「野見宿禰と当麻蹶速図」 ★こちらで観られます
こちらは湯島天神に奉納した大型の絵馬です。相撲の起源となった野見宿禰と当麻蹶速の力比べを描いていて、今まさに野見宿禰が当麻蹶速を投げ飛ばす瞬間となっていて、当麻蹶速は頭から地に落ちています。筋肉の隆々とした表現などは歌川国芳を彷彿とするかな。力強く迫力のある作品でした。
この辺には河鍋暁斎がジョサイア・コンドルに教えた達磨や中国美女の描き方の見本などもありました。
104 河鍋暁斎・河鍋暁雲・河鍋暁翠 「龍虎鷹山水図衝立」
こちらは湯島天神に伝わる2面の衝立で、龍と虎が描かれています。狩野派的な雰囲気で、特に虎の目は鋭く迫力を感じます。この作品には裏側にも絵があり、虎の裏には娘の河鍋暁翠による滝、龍の裏には息子の河鍋暁雲による鷹が描かれてます。この娘・息子の絵も父に似た画風となっていて、父の没後に裏に描いたとのことでした。親子でコラボした貴重な作品です。
120 瓜生政和 著・河鍋暁斎 画 「暁斎画談 外篇」
こちらは河鍋暁斎の自画伝で、3歳の頃に初めて蛙を写生した話から始まるそうで、筆禍事件で投獄された話と歌川国芳に習った話などの場面が展示されていました。最後はジョサイア・コンドルと共に日光に旅行する話で終わるらしいので、河鍋暁斎もジョサイア・コンドルを可愛がっていたのが伺えます。それにしても破天荒な人物だったのが伺えるようなエピソードが多い人ですw
この他に死の直前まで描いた戯画的な絵日記もあり、最後にジョサイア・コンドルが著した河鍋暁斎に関する本などもありました。
ということで、後編は戯画など河鍋暁斎の既存のイメージに近い作品が多かったですが、それに関しても狩野派との関係性を示すなど今までの展示とは違ったアプローチになっていて非常に意義深い内容だと思います。とは言え、河鍋暁斎は本当に幅広く多くの作品を残しているのでこの展示だけでは一部分と言った所でしょうか。河鍋暁斎の凄さや奥深さが違った角度から感じられる展示でした。
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