マイセン動物園展 【パナソニック汐留美術館】
今日は写真多めです。前回ご紹介した展示を観る前に新橋のパナソニック汐留美術館で「マイセン動物園展」を観てきました。この展示は一部を除き撮影可能となっていましたので、写真を使ってご紹介していこうと思います。

【展覧名】
マイセン動物園展
【公式サイト】
https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/190706/index.html
【会場】パナソニック汐留美術館
【最寄】新橋駅/汐留駅
【会期】2019年7月6日(土)~9月23日(月・祝)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
結構お客さんが多かったですが、概ね自分のペースで観ることができました。
さて、この展示はドイツのマイセン磁器製作所についての展示で、特に動物をモチーフにした作品が並ぶ内容となっています。一部を除いて撮影可能となっているのも特徴で、可愛らしい動物の形の磁器と一緒に記念撮影しているお客さんもいました。構成は4つの章に分かれていましたので、詳しくは各章ごとに目を引いた作品と共にご紹介していこうと思います。なお、マイセン磁器の歴史については以前にも記事にしたことがあるので、そちらをご参照ください。
参考記事:マイセン磁器の300年 壮大なる創造と進化 (サントリー美術館)
<第1章 神話と寓話の中の動物>
まずは神話や寓話をモチーフにした作品のコーナーです。それぞれの物語の中に出てくる動物が組み込まれた作品が並んでいました。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「神話人物群像 [ヒッポカンポスの引く凱旋車に乗るネプトゥヌス]」

こちらは「シャウエッセン」と呼ばれたテーブル装飾で、ヒッポカンポスという半馬半魚の海馬に牽かれる凱旋車に乗ったネプトゥヌス(ネプチューン/ポセイドン)が表されています。陶器とは思えないほどの複雑な形で、彩色も含めて見事です。馬の表情がちょっと可愛いw
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「神話人物群像 [アンフィトリテの勝利]」

こちらはネプトゥヌスの妻のアンフィトリテ(アムピトリーテー) こちらはプットーなどの人の姿が多いですが、口から水を吐く怪獣みたいなイルカもいました。一層複雑な造形で、優美な雰囲気です。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー、ペーター・ライニッケ 「猿の楽団」

こちらは一連の作品群で、様々な楽器を奏でる猿たちが表されています。フランス画家ゲラールの連作版画「人間の生活を営む猿たち」から着想を得たそうで、いずれもユーモラスな仕草をしています。大仰なポーズをしてたりするのでちょっと皮肉も込められてるんじゃないか?と勘ぐってみたり。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「山羊に乗る仕立屋」

デカいメガネをかけたヤギと仕立て屋の像。これは風刺的要素があるようで、目の悪い仕立て屋が目の悪いヤギに乗って目的の晩餐会にたどり着けない様子を表しているそうです。ヤギは可愛いけど、仕立て屋はバイクに乗ったヤンキーのように見えるw
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「人物像水注 四大元素の寓意〈火〉」「人物像水注 四大元素の寓意〈水〉」

こちらは地・空気・火・水の四大元素のうちの2点。それぞれにまつわるモチーフが水注の周りに貼り付けてあります。ゴテゴテしてヤリ過ぎ感もあるようなw しかし軽やかな動きを感じる造形で、陶器とは思えないほど繊細でした。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー/19世紀後半エルンスト・アウグスト・ロイテリッツ 「花鳥飾プット像シャンデリア」
ヨハン・ゴッドリープ・エーダー 「花鳥飾プット像鏡」

この2点は並んで展示されていました。これも私の趣味ではないかなw ロココ趣味のゴテゴテ感が強いように思えました。
<第2章 器に表された動物>
続いては器に表された動物のコーナーです。特に「スノーボール」と呼ばれるマイセンを代表するシリーズの文様と共に表された動物が並んでいました。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「スノーボール貼花装飾蓋付昆虫鳥付透かし壺」

大型の壺と、その上部のアップです。めちゃくちゃ細かくて技術が高いのは分かるけど、これもToo muchと言うか…w 周りの花模様の密集をスノーボールというようですが、フジツボみたいに見えてキモいw この辺は私の趣味に合いません。
不詳 「昆虫鳥図皿」

こちらは虫や昆虫を表した絵皿。こういうので良いんだよw 余白が多く、どことなく柿右衛門様式などを彷彿とさせるかな。気品ある雰囲気となっていました。
不詳 「スノーボール貼花装飾[狩猟図] カップアンドソーサー」

こちらはカップとソーサーのセット。内側に金と絵付けをしている豪華な品です。
横から観るとスノーボールになっています。

集合恐怖症ではないですが、ちょっと怖いw 世の中的には人気のシリーズらしいです。
不詳 「スノーボール貼花装飾蓋付カナリア付センターピース」

その他にもスノーボールと動物のセットとなっている器が多く並んでいました。しかし、これを使ったらどうやって洗うんだろう…w
<第3章 アール・ヌーヴォーの動物>
続いてはアール・ヌーヴォー(ドイツ圏ではユーゲント・シュティール)のコーナーです。19世紀末から20世紀初頭に流行ったアール・ヌーヴォーはマイセンにも取り入れられ、曲線を活かすために色彩部分でイングレイズという技法を導入したそうです。これは釉薬の中に絵具を染み込まれる技法で、柔らかな見た目と定着性が特徴とのことでした。
ペーター・ライニッケ 「二匹の猫」

手や尻尾がやけに細かったりして ちょっと造形が妙な感じがしますが、滑らかな形をした猫の像。一気に作風が変わったのがわかります。
エーリッヒ・オスカー・ヘーゼル 「座る子猫」

こちらはリアルな雰囲気の猫。上を見上げて何かをねだっているような顔が可愛い。色合いも柔らかく、猫の毛並みを上手く表現していました。
エーリッヒ・オスカー・ヘーゼル 「毛糸玉と子猫」

こちらをじっと伺う顔が警戒しているように見えるかな。可愛さだけでなく仕草をよく研究しているように思えます。模様もかなりリアル。
近くには犬のコーナーもありました(その辺は撮影不可) 犬はコリー、ジャーマンシェパード、コッカースパニエルなどの猟犬が多く、貴族にとって重要な存在だったようです。野うさぎをくわえた姿や捜し物をする姿など、生き生きとしています。中には救助犬なんてのもありました。
「野生大型ネコ科動物のスケッチ」

こちらはライオンの母子かな。非常に特徴を捉えたスケッチで、鋭い観察眼と描写力です。こうした観察が作品のクオリティを上げたんでしょうね。
この近くにはユキヒョウなどの猫科の動物の像もありました(撮影不可) 取っ組み合ったり獲物を襲う様子で、動物をつぶさに研究した成果が出ているように思えました。
オットー・ヤール 「シロクマ」

親子のシロクマ像。真に迫るものがあり、モコモコした毛並みまで見て取れます。この展示の中でも特にクオリティが高く感じられました。
この隣にはペンギンもありました(撮影不可) ペンギン好きなので撮影したかったんだけどなあw
不詳 「蓋物 [コイ]」

こちらはアール・ヌーヴォー期以降の写実的な鯉。ドイツでも鯉を食べるらしく、養殖されることもあるそうです。蓋物にするユーモアは日本の江戸時代に通じるものを感じました。
<第4章 マックス・エッサーの動物>
最後はマックス・エッサーという彫刻家のコーナーです。マックス・エッサーは1920~30年代にマイセンの成型師として活躍したそうで、マイセンにおけるアール・デコ様式を確立しました。とりわけ動物彫刻がその名を知らしめたそうで、ここにはマックス・エッサーの作品や、エッサーに影響を受けた成型師の動物作品が並んでいました。
マックス・エッサー 「マントヒヒのマスク」「トラのマスク」「マンドリルのマスク」「オランウータンのマスク」「クマのマスク」

こちらは目が赤く光るように展示されていました。磁器焼成の前段階として開発された赤色炻器というものらしく、硬く滑らかな素材感が魅力だそうです。ちょっとデフォルメされて表情豊かに表現されていました。
エーリッヒ・オスカー・ヘーゼル 「騎乗用ヒトコブラクダ」

これも赤色炻器かな? 色はついていないものの、かなりリアルなラクダ像。布の質感や筋肉の張りなどまで緻密に表現されていました。
マックス・エッサー 「ライネケのキツネ」

こちらはゲーテの叙事詩をテーマにした作品で、ずる賢い狐がライオンの王すら説き伏せて出世するという話のようです。てっぺんでちょっと偉そうに立っているのが物語の内容を伝えているように思えました。
マックス・エッサー 「カワウソ」

こちらは1937年のパリ万博でグランプリを受賞した作品。今にも動き出しそうな見事な造形で、滑らかな体つきも真に迫るものがありました。流石ですね。
ということで、ロココの辺りは趣味が合いませんでしたが、アール・ヌーヴォー以降のコーナーは陶器とは思えないほどリアリティのある作品が並んでいました。タイトルの通り様々な動物がいて、撮影もできるので幅広い層が楽しめる展示だと思います。夏休みに親子で訪れたりするのに良さそうです。

【展覧名】
マイセン動物園展
【公式サイト】
https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/19/190706/index.html
【会場】パナソニック汐留美術館
【最寄】新橋駅/汐留駅
【会期】2019年7月6日(土)~9月23日(月・祝)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
結構お客さんが多かったですが、概ね自分のペースで観ることができました。
さて、この展示はドイツのマイセン磁器製作所についての展示で、特に動物をモチーフにした作品が並ぶ内容となっています。一部を除いて撮影可能となっているのも特徴で、可愛らしい動物の形の磁器と一緒に記念撮影しているお客さんもいました。構成は4つの章に分かれていましたので、詳しくは各章ごとに目を引いた作品と共にご紹介していこうと思います。なお、マイセン磁器の歴史については以前にも記事にしたことがあるので、そちらをご参照ください。
参考記事:マイセン磁器の300年 壮大なる創造と進化 (サントリー美術館)
<第1章 神話と寓話の中の動物>
まずは神話や寓話をモチーフにした作品のコーナーです。それぞれの物語の中に出てくる動物が組み込まれた作品が並んでいました。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「神話人物群像 [ヒッポカンポスの引く凱旋車に乗るネプトゥヌス]」

こちらは「シャウエッセン」と呼ばれたテーブル装飾で、ヒッポカンポスという半馬半魚の海馬に牽かれる凱旋車に乗ったネプトゥヌス(ネプチューン/ポセイドン)が表されています。陶器とは思えないほどの複雑な形で、彩色も含めて見事です。馬の表情がちょっと可愛いw
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「神話人物群像 [アンフィトリテの勝利]」

こちらはネプトゥヌスの妻のアンフィトリテ(アムピトリーテー) こちらはプットーなどの人の姿が多いですが、口から水を吐く怪獣みたいなイルカもいました。一層複雑な造形で、優美な雰囲気です。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー、ペーター・ライニッケ 「猿の楽団」

こちらは一連の作品群で、様々な楽器を奏でる猿たちが表されています。フランス画家ゲラールの連作版画「人間の生活を営む猿たち」から着想を得たそうで、いずれもユーモラスな仕草をしています。大仰なポーズをしてたりするのでちょっと皮肉も込められてるんじゃないか?と勘ぐってみたり。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「山羊に乗る仕立屋」

デカいメガネをかけたヤギと仕立て屋の像。これは風刺的要素があるようで、目の悪い仕立て屋が目の悪いヤギに乗って目的の晩餐会にたどり着けない様子を表しているそうです。ヤギは可愛いけど、仕立て屋はバイクに乗ったヤンキーのように見えるw
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「人物像水注 四大元素の寓意〈火〉」「人物像水注 四大元素の寓意〈水〉」

こちらは地・空気・火・水の四大元素のうちの2点。それぞれにまつわるモチーフが水注の周りに貼り付けてあります。ゴテゴテしてヤリ過ぎ感もあるようなw しかし軽やかな動きを感じる造形で、陶器とは思えないほど繊細でした。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー/19世紀後半エルンスト・アウグスト・ロイテリッツ 「花鳥飾プット像シャンデリア」
ヨハン・ゴッドリープ・エーダー 「花鳥飾プット像鏡」


この2点は並んで展示されていました。これも私の趣味ではないかなw ロココ趣味のゴテゴテ感が強いように思えました。
<第2章 器に表された動物>
続いては器に表された動物のコーナーです。特に「スノーボール」と呼ばれるマイセンを代表するシリーズの文様と共に表された動物が並んでいました。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー 「スノーボール貼花装飾蓋付昆虫鳥付透かし壺」


大型の壺と、その上部のアップです。めちゃくちゃ細かくて技術が高いのは分かるけど、これもToo muchと言うか…w 周りの花模様の密集をスノーボールというようですが、フジツボみたいに見えてキモいw この辺は私の趣味に合いません。
不詳 「昆虫鳥図皿」

こちらは虫や昆虫を表した絵皿。こういうので良いんだよw 余白が多く、どことなく柿右衛門様式などを彷彿とさせるかな。気品ある雰囲気となっていました。
不詳 「スノーボール貼花装飾[狩猟図] カップアンドソーサー」

こちらはカップとソーサーのセット。内側に金と絵付けをしている豪華な品です。
横から観るとスノーボールになっています。

集合恐怖症ではないですが、ちょっと怖いw 世の中的には人気のシリーズらしいです。
不詳 「スノーボール貼花装飾蓋付カナリア付センターピース」

その他にもスノーボールと動物のセットとなっている器が多く並んでいました。しかし、これを使ったらどうやって洗うんだろう…w
<第3章 アール・ヌーヴォーの動物>
続いてはアール・ヌーヴォー(ドイツ圏ではユーゲント・シュティール)のコーナーです。19世紀末から20世紀初頭に流行ったアール・ヌーヴォーはマイセンにも取り入れられ、曲線を活かすために色彩部分でイングレイズという技法を導入したそうです。これは釉薬の中に絵具を染み込まれる技法で、柔らかな見た目と定着性が特徴とのことでした。
ペーター・ライニッケ 「二匹の猫」

手や尻尾がやけに細かったりして ちょっと造形が妙な感じがしますが、滑らかな形をした猫の像。一気に作風が変わったのがわかります。
エーリッヒ・オスカー・ヘーゼル 「座る子猫」

こちらはリアルな雰囲気の猫。上を見上げて何かをねだっているような顔が可愛い。色合いも柔らかく、猫の毛並みを上手く表現していました。
エーリッヒ・オスカー・ヘーゼル 「毛糸玉と子猫」

こちらをじっと伺う顔が警戒しているように見えるかな。可愛さだけでなく仕草をよく研究しているように思えます。模様もかなりリアル。
近くには犬のコーナーもありました(その辺は撮影不可) 犬はコリー、ジャーマンシェパード、コッカースパニエルなどの猟犬が多く、貴族にとって重要な存在だったようです。野うさぎをくわえた姿や捜し物をする姿など、生き生きとしています。中には救助犬なんてのもありました。
「野生大型ネコ科動物のスケッチ」

こちらはライオンの母子かな。非常に特徴を捉えたスケッチで、鋭い観察眼と描写力です。こうした観察が作品のクオリティを上げたんでしょうね。
この近くにはユキヒョウなどの猫科の動物の像もありました(撮影不可) 取っ組み合ったり獲物を襲う様子で、動物をつぶさに研究した成果が出ているように思えました。
オットー・ヤール 「シロクマ」

親子のシロクマ像。真に迫るものがあり、モコモコした毛並みまで見て取れます。この展示の中でも特にクオリティが高く感じられました。
この隣にはペンギンもありました(撮影不可) ペンギン好きなので撮影したかったんだけどなあw
不詳 「蓋物 [コイ]」

こちらはアール・ヌーヴォー期以降の写実的な鯉。ドイツでも鯉を食べるらしく、養殖されることもあるそうです。蓋物にするユーモアは日本の江戸時代に通じるものを感じました。
<第4章 マックス・エッサーの動物>
最後はマックス・エッサーという彫刻家のコーナーです。マックス・エッサーは1920~30年代にマイセンの成型師として活躍したそうで、マイセンにおけるアール・デコ様式を確立しました。とりわけ動物彫刻がその名を知らしめたそうで、ここにはマックス・エッサーの作品や、エッサーに影響を受けた成型師の動物作品が並んでいました。
マックス・エッサー 「マントヒヒのマスク」「トラのマスク」「マンドリルのマスク」「オランウータンのマスク」「クマのマスク」

こちらは目が赤く光るように展示されていました。磁器焼成の前段階として開発された赤色炻器というものらしく、硬く滑らかな素材感が魅力だそうです。ちょっとデフォルメされて表情豊かに表現されていました。
エーリッヒ・オスカー・ヘーゼル 「騎乗用ヒトコブラクダ」

これも赤色炻器かな? 色はついていないものの、かなりリアルなラクダ像。布の質感や筋肉の張りなどまで緻密に表現されていました。
マックス・エッサー 「ライネケのキツネ」


こちらはゲーテの叙事詩をテーマにした作品で、ずる賢い狐がライオンの王すら説き伏せて出世するという話のようです。てっぺんでちょっと偉そうに立っているのが物語の内容を伝えているように思えました。
マックス・エッサー 「カワウソ」


こちらは1937年のパリ万博でグランプリを受賞した作品。今にも動き出しそうな見事な造形で、滑らかな体つきも真に迫るものがありました。流石ですね。
ということで、ロココの辺りは趣味が合いませんでしたが、アール・ヌーヴォー以降のコーナーは陶器とは思えないほどリアリティのある作品が並んでいました。タイトルの通り様々な動物がいて、撮影もできるので幅広い層が楽しめる展示だと思います。夏休みに親子で訪れたりするのに良さそうです。
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