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映画「ロケットマン」 (ネタバレあり)

平日のレイトショーで映画「ロケットマン」を観てきました。この記事にはネタバレが含まれていますので、ネタバレなしで観たい方はご注意ください。

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【作品名】
 ロケットマン

【公式サイト】
 https://rocketman.jp/

【時間】
 2時間00分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
レイトショーということもあって意外と空いていました。

さて、この映画はイギリスを代表するミュージシャンの1人であるエルトン・ジョンの半生記で、タイトルはシングル曲から取られたものとなっています。私はエルトン・ジョンについては有名な楽曲についてはよく聴いていますが、アーティスト自身についてはあまり知らない状態で鑑賞に挑みました。しかしエルトン・ジョンは同性婚したLGBTであるのは有名な話なので、イギリスの同性愛者の大物ミュージシャンの人生を描いた映画というと、あの映画の二番煎じにならないか?という一抹の不安がありましたw (監督もボヘミアン・ラプソディを途中から引き継いだ人です)
 参考記事:映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ややネタバレあり)

ここからネタバレを含みますが、物語は依存症の更生施設で自分自身の過去について話すという形式で進んでいきます。偏屈な父親とヒステリックな母親の元で愛されていないと感じていた子供時代から始まり、天才的な音楽センスを持っていた事やロックと出会ってロックミュージシャンを目指していく様子などが描かれています。しかし時折ミュージカルのように歌い出して現実から離れたシーンとなるので、事細かに説明する感じではありません。むしろ史実よりもレジナルド(本名。レジー)の内面を重視したような感じかな。
やがてレコード会社の仲介で長年の友となる作詞家のバーニーと出会い、成功への道を進んでいきます。この辺は明るい雰囲気でヒット曲が多く流れてくるのでテンションが上がってきました。しかし成功と引き換えにまた孤独を感じる出来事もあり、やがて新しい出会いや過酷なスケジュールによって段々と心が荒れていく展開となります。エルトン・ジョンはエキセントリックなイメージがありましたが、これを観ていると非常に孤独感に苛まれていたことが伺え、特に両親からの愛を渇望していたのがよく伝わってきます。その反動で薬物や性を求めて行き、ますます泥沼にハマるという悪循環で、この辺りになると重苦しい雰囲気となっていました。派手な衣装で暴れまくるのが逆に痛々しいと言うか…。最後の方についてはネタバレはやめておきますが、終始エルトン・ジョンの孤独との戦いを描いている映画だと思います。

音楽については流石に素晴らしい楽曲で、シーンの雰囲気に合わせて使われています。(とは言え、時代のズレがあるようで、有名曲でも使われていない曲もあるように思います) タイトルの「Rocketman」より「Goodbye Yellow Brick Road」の方が印象的な使われ方をしている気がしないでもないw この映画の制作総指揮にエルトン・ジョンも名を連ねているものの劇中の歌は本人ではなく、エルトン・ジョン役のタロン・エガートンが歌っていますが、これが予想以上に見事でした。俳優とは言えこれだけ歌唱力があるとは。ちなみにタロン・エガートンはキングスマンでエルトン・ジョンと共演していて、そこで信頼を得ていたようです。
 参考記事:映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」

と、全体的に良い感じの仕上がりになっている訳ですが、ボヘミアン・ラプソディほど注目されていないのは日本では馴染みが薄いからかも知れません。また、ライブシーンも前半は良かったけど 後半はストーリー的に素直に盛り上がれないかもw 割と話が深刻で後ろ向きなシーンが長めなのがちょっとネック。最後まで楽しめますが、ボヘミアンラプソディのようなカタルシスが欲しかったのは確かです。劇場もimaxが無かったし、色々と惜しい映画でした。
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