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Google Design Studio | comma 【21_21 DESIGN SIGHT】

今日も写真多めです。前回ご紹介した展示を観た後、21_21 DESIGN SIGHTで「Google Design Studio | comma」を観てきました。既にこの展示は終了していますが、撮影可能となっていましたので写真を使ってご紹介していこうと思います。

DSC07701.jpg

【展覧名】
 Google Design Studio | comma

【公式サイト】
 http://www.2121designsight.jp/gallery3/comma/

【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【最寄】六本木駅・乃木坂駅

【会期】2019年10月20日(日)~10月27日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間20分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_③_4_5_満足

【感想】
意外と混んでいましたが概ね自分のペースで観られました。

さて、この展示は検索エンジンを始め様々なIT技術をリードするGoogleが「間があること、思考すること、詩的になること、そして繋がること」を「comma(カンマ)」と呼んで、それに沿って表現するという内容となっています。トレンド予測のパイオニアであるリドヴィッチ・エデルコート氏がセレクトした日用品やテキスタイルなどのインスタレーションと共に、いかにテクノロジーが人々の暮らしに溶け込んでいくかを探求するとのことで、いくつかのライフスタイルごとにパーティションが分かれるような感じとなっていました。あまり解説などもなかったですが、撮ってきた写真と共に簡単な感想と共に振り返ってみたいと思います

こちらは和風の鉄瓶とお皿
DSC07705.jpg
一部分が伸びてカンマのような形になっています。いずれも簡潔な美しさを感じるデザイン

こちらは漆器のセット
DSC07709_20191103012156770.jpg
何気なくスマートフォンが置かれています。すっかりスマートフォンも日常に溶け込んだ感があるかな。黒と白のコントラストは伝統的な色彩だし、意外としっくりきます。

こちらもスマフォと民芸の品のような組み合わせ。
DSC07713.jpg
匙がカンマのような形をしていました。 こうして置かれてるとスマフォが硯のように見えるw

こちらは朱色をテーマにしたコーナー
DSC07717.jpg
テキスタイルに描かれているのはスマフォかな? これも伝統工芸のような佇まい。

ポットのアップ。
DSC07721_201911030122009a8.jpg
朱色は日本っぽいけど形はポップな感じ。丸々した胴が可愛らしい。

こちらは淡い青を基調としたコーナー
DSC07723_201911030122028d7.jpg
置かれた静物も淡い色彩で落ち着いた気分になります。今回のコンセプトがよく分かる品々じゃないかな。

こちらは淡いピンクのコーナー。
DSC07727.jpg
この色彩感覚が温かみがあってどこか古風なものを感じます。洒落ていて華美ではないというか。

こちらはアトリエコーナー。
DSC07734_20191103012205925.jpg
Googleデザインのインスピレーションの元やプロダクトを直接触れて体験できるようになっていました。先端技術の会社ですが、意外と有機的な印象を受けるデザインが多いように感じます。

たまにスマフォやweb画面のようなデザインもあったかな。
DSC07737_201911030122067a7.jpg
そのうちgoogleのプロダクトに反映されるようなアイディアもあるのかも。

こちらはオレンジ色のコーナー
DSC07739.jpg
よく観るとテキスタイルは縞模様のようになっていて味わいがあります。椅子や静物はビビットな印象を受けるかな。

最後にこちらは薄い緑のコーナー
DSC07749.jpg
こちらは落ち着いた雰囲気で優しい印象を受けます。

何だか面白い形のガラス器がありました。
DSC07751_20191103012329356.jpg
人の形のようにも見えるしペンギンのようでもあるw 滑らかな曲線が美しい形でした。


ということで、詳しいことは分かりませんでしたが日本の伝統芸能との調和を感じさせる温かいデザインを観ることができました。Googleは先端技術だけでなくデザインにも深い関心を持っているのも伺えたように思います。この展示は既に終わってしまいましたが今後のプロダクトなどで活用してほしい内容でした。

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