カルティエ、時の結晶 (感想前編)【国立新美術館】
前回ご紹介した展示を観た後、国立新美術館で「カルティエ、時の結晶」を観てきました。この展示の終盤には撮影可能なエリアもありましたので、前編後編に分けてご紹介していこうと思います。

【展覧名】
カルティエ、時の結晶
【公式サイト】
https://cartier2019.exhn.jp/
https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/cartier2019/
【会場】国立新美術館
【最寄】乃木坂駅・六本木駅
【会期】2019年10月2日(水)~12月16日(月)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
結構混んでいて、場所によってはしばらく待って観るような感じでした。1つ1つの作品が細かいのでショーケースを観られる人数が限られて混みやすいのかも。
さて、この展示は宝飾品のブランドで名高いカルティエの優品を紹介するもので、素材やデザイン、インスピレーションの源などをテーマに構成されています。カルティエはしょっちゅう展覧会をやってるイメージがあるけど、前回は2009年だったので意外と間が空いていたかなw 今回は過去の展示と異なり1970年代以降の現代作品が多めとなっているようで、テーマごとに3つの章に分かれていました。前編では撮影可能エリア以外の部分(1~2章)についてご紹介していこうと思います。
参考記事:「Story of …」 カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶 (東京国立博物館)
<イントロダクション>
まず入口で無料で音声ガイドを借りることができました。これは作品の近くに行くと反応する仕組みになっていて個々の解説はしてくれるものの、カルティエそのものについては今回の展示ではあまり解説は無かったかな。会場全体が暗めであまりメモも取れなかったのですが、覚えている範囲で気に入った作品と共に書いていこうと思います。
杉本博司 「逆行時計」
こちらは冒頭にあった大型の機械仕掛けの時計で、歯車などが見えています。1908年のミラノ製の塔時計の歯車を改造した逆行する時計となっているようで、隣には水晶のような錘が付いていて、その重さで歯車を動かしているようです。見上げるような大きさで、この先の展示で時を遡って振り返るのを示しているのかな? モニュメンタルでカルティエの世界へ誘うように雰囲気を盛り上げてくれました。
<序章 時の間 ミステリークロック、プリズムクロック>
序章は「ミステリークロック」が並ぶコーナーです。円形の展示室のあちこちに柱状の展示ブースがあり、そこを覗き込むように鑑賞していきます。ミステリークロックとは水晶盤の中に長針と短針が浮かぶように表されている時計で、針を動かすムーブメントが見当たらないという不思議な作りとなっています。ここには様々なミステリークロックが並んでいました。
001 「[モデルA] ミステリークロック」
こちらはガラスの中に時計の針と円環の文字盤のみが入っているミステリークロックで、ミステリークロックの典型的な作品じゃないかな。実はムーブメントは中ではなく台座や装飾の部分に巧妙に隠れていて、長針・短針それぞれが別々のガラス盤に乗っていて、盤ごと回転させて時間を示すという仕組みになっています。と、仕組みがわかっても そうは思えないような精巧な作りで、技術や発想の凄さに驚かされました。
013 「プリズムクロック」
こちらは鏡の中にホログラムのように文字盤が浮かび上がる変わり種のミステリークロックです。上にも下にも横にも文字盤は無く、どこを写しているのか全く分からない不思議さです。しばらく観ても謎が深まるばかりで仕組みが知りたい気持ちになりましたw まるで手品みたいな面白さです。
003 「大型の[ポルティコ]ミステリークロック」 ★こちらで観られます
こちらは門のように柱が2本あり、その間に吊るされた円形の時計です。変わっているのが門状の部分の上に大阪のビリケンさんらしき人物像が座っている点で、ヨーロッパ的なデザインと奇妙な取り合わせに思えるかなw 1923年製とのことで日本のモチーフを取り入れたのかもしれません。もうちょっとこの点の解説が欲しかったw
<第1章 色と素材のトランスフォーメーション>
続いて1章は色と素材に関してのコーナーです。新しい素材を取り入れることによって表現力も豊かになったようで、例えばプラチナを使うことでそれまでのシルバーと違って硬い特性を生かして繊細な表現が可能になったようです。また、プラチナは19世紀末から普及し始めた電灯光を反射し、時が経っても黒ずまない点なども重宝されたそうです。ここには様々な材質の宝飾品が並んでいました。
004 「ネックレス」
こちらは「ガーランドスタイル(花手綱様式)」と呼ばれるデザインのネックレスで、プラチナを地にダイヤモンドを敷き詰めています。19世紀末にプラチナを導入したことで強度が増し、鱗のように連なる幾何学的なデザインも可能となったようです。連続性がすっきりした印象で、華やかさと落ち着きが感じられました。
021 「ブルドッグ」
こちらは黒っぽいガラス質のブルドッグの置物で、目の部分がダイヤモンドとなっています。お座りしていて可愛いけれど、目がキラリと光ってちょっとワイルドw 何に使ったのか分かりませんが、面白いモチーフの作品でした。
この辺では翡翠、ジャスパー、クォーツ、珪化木(化石化した木)などの硬い石に直接彫刻を施す「グリプティック」と呼ばれる硬石彫刻について紹介されていました。
041 「シガレットケース」
こちらは青と水色の 「 の形の模様が連なるシガレットケースです。幾何学的な連続がリズミカルで、金の線がアクセントになって気品ある色彩に感じられます。アール・デコ的な雰囲気があって好みの作品でした。
この辺は象嵌技法をテーマにした作品が並んでいました。また、20世紀初頭からバレエ・リュスに着想を得て豊かな配色が表れたそうで、色彩に関する品も続きます。
059 「ネックレス」
こちらは「トゥッティフルッティ(フルーツ尽くし)」と呼ばれるエメラルド・ルビー・サファイアなどを用いた色鮮やかな配色のネックレスです。インドのマハラジャが付けていた宝石にインスピレーションを得たとのことですが、色が強すぎてやり過ぎな感じが…w 割と毒々しくて成金趣味的な印象もありました。
この先の2章との間には鎌倉時代の刀と共に板の上にカルティエの宝飾品を並べるという面白い展示がありました。日本の古美術とのコラボはこの先にも出てきます。
<第2章 フォルムとデザイン>
続いての2章はフォルムとデザインの新しさについてのコーナーです。 ここは大谷石のブロックが積まれ、そこに宝石ケースが並ぶという大胆な会場設計となっていて、その美意識の一端が伺えます。ここにはアクシデントや日常までもデザインに取り込む斬新な品々が並んでいました。
004 「ヘア オーナメント」 ★こちらで観られます
こちらは流水文様のような3本の波型の帯から成るヘア オーナメントです。その帯状の部分にダイヤが並び、流麗な印象を受けます。有機的なデザインでありつつ左右対称となっていて、美しい造形となっていました。
049 「ネックレス」
こちらはエメラルドが等間隔に連なっているネックレスで、それぞれ吊り下がるような感じとなっています。また、エメラルドの周りにも楕円の枠のような装飾があり、それによってエメラルドの存在感が引き立っているように思えました。素材感も強くて面白いデザインです。
この辺は緻密でキラキラ光る オプティック(視覚的効果)がテーマの作品が並んでいました。配色や素材によって効果を強めているようですが、小さなダイヤを敷き詰めて輝かすのが多くてワンパターンにも思える…w 形は色々とあるけど「緻密」「豪華」といった同じ印象になりがちかな。宝飾品の展示はそこが飽きやすいw
094 「[クラッシュ]ウォッチ」
こちらはグニャグニャに歪んだ時計で、一見するとダリの「記憶の固執」をそのまま時計にしたような見た目です。これは車の下敷きになった時計からインスピレーションを得ているそうで、偶然のアクシデントをもデザインに取り込んでいます。ここまで綺麗で整った作品が多かったので、こういうデザインが観たかったw 個性的な面白味を感じる品でした。
この先は「パンテール」という豹をモチーフにした作品が並んでいました。新しい時代の自由な女性をイメージしたそうで、立体的に表された豹が宝石を支えていたり、豹の模様をデザインに組み込んだりしています。可愛くも野性味があって しなやかなフォルムが魅力的なモチーフでした。
<カルティエ アーカイヴ ルイ・カルティエの好奇心>
2章と3章の間はカルティエアーカイヴというコーナーとなっています。ここにはデザイン画と共にルイ・カルティエが収集した品が並び、イスラム美術の本、インド・ペルシャ・東アフリカ等への旅行の写真、豹のスケッチ、動物の写真、印籠や日本の型紙、ビングの『芸術の日本』、鈴木春信の浮世絵など世界中から集められた品となっていて、それぞれが着想の源となったことが伺えます。この先の3章ではその成果となる品も並んでいるので、それと合わせてカルティエの興味関心の広さが垣間見られると思います。
この先には再び日本の古美術である春日鹿曼荼羅の掛け軸と共に板の上に宝飾品が展示されていました。和と洋の融合のような独特の美意識は次の3章で楽しめるので、それまでの間奏曲的な空間となっていました。
ということで、今日はここまでにしておこうと思います。流石は世界的なブランドとなったメゾンだけに、会場の演出も含めて その革新性や技術の高さが伝わってくるような内容だと思います。終盤の3章は撮影可能となっていましたので、次回の後編は写真中心でご紹介していこうと思います。
→ 後編はこちら

【展覧名】
カルティエ、時の結晶
【公式サイト】
https://cartier2019.exhn.jp/
https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/cartier2019/
【会場】国立新美術館
【最寄】乃木坂駅・六本木駅
【会期】2019年10月2日(水)~12月16日(月)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
結構混んでいて、場所によってはしばらく待って観るような感じでした。1つ1つの作品が細かいのでショーケースを観られる人数が限られて混みやすいのかも。
さて、この展示は宝飾品のブランドで名高いカルティエの優品を紹介するもので、素材やデザイン、インスピレーションの源などをテーマに構成されています。カルティエはしょっちゅう展覧会をやってるイメージがあるけど、前回は2009年だったので意外と間が空いていたかなw 今回は過去の展示と異なり1970年代以降の現代作品が多めとなっているようで、テーマごとに3つの章に分かれていました。前編では撮影可能エリア以外の部分(1~2章)についてご紹介していこうと思います。
参考記事:「Story of …」 カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶 (東京国立博物館)
<イントロダクション>
まず入口で無料で音声ガイドを借りることができました。これは作品の近くに行くと反応する仕組みになっていて個々の解説はしてくれるものの、カルティエそのものについては今回の展示ではあまり解説は無かったかな。会場全体が暗めであまりメモも取れなかったのですが、覚えている範囲で気に入った作品と共に書いていこうと思います。
杉本博司 「逆行時計」
こちらは冒頭にあった大型の機械仕掛けの時計で、歯車などが見えています。1908年のミラノ製の塔時計の歯車を改造した逆行する時計となっているようで、隣には水晶のような錘が付いていて、その重さで歯車を動かしているようです。見上げるような大きさで、この先の展示で時を遡って振り返るのを示しているのかな? モニュメンタルでカルティエの世界へ誘うように雰囲気を盛り上げてくれました。
<序章 時の間 ミステリークロック、プリズムクロック>
序章は「ミステリークロック」が並ぶコーナーです。円形の展示室のあちこちに柱状の展示ブースがあり、そこを覗き込むように鑑賞していきます。ミステリークロックとは水晶盤の中に長針と短針が浮かぶように表されている時計で、針を動かすムーブメントが見当たらないという不思議な作りとなっています。ここには様々なミステリークロックが並んでいました。
001 「[モデルA] ミステリークロック」
こちらはガラスの中に時計の針と円環の文字盤のみが入っているミステリークロックで、ミステリークロックの典型的な作品じゃないかな。実はムーブメントは中ではなく台座や装飾の部分に巧妙に隠れていて、長針・短針それぞれが別々のガラス盤に乗っていて、盤ごと回転させて時間を示すという仕組みになっています。と、仕組みがわかっても そうは思えないような精巧な作りで、技術や発想の凄さに驚かされました。
013 「プリズムクロック」
こちらは鏡の中にホログラムのように文字盤が浮かび上がる変わり種のミステリークロックです。上にも下にも横にも文字盤は無く、どこを写しているのか全く分からない不思議さです。しばらく観ても謎が深まるばかりで仕組みが知りたい気持ちになりましたw まるで手品みたいな面白さです。
003 「大型の[ポルティコ]ミステリークロック」 ★こちらで観られます
こちらは門のように柱が2本あり、その間に吊るされた円形の時計です。変わっているのが門状の部分の上に大阪のビリケンさんらしき人物像が座っている点で、ヨーロッパ的なデザインと奇妙な取り合わせに思えるかなw 1923年製とのことで日本のモチーフを取り入れたのかもしれません。もうちょっとこの点の解説が欲しかったw
<第1章 色と素材のトランスフォーメーション>
続いて1章は色と素材に関してのコーナーです。新しい素材を取り入れることによって表現力も豊かになったようで、例えばプラチナを使うことでそれまでのシルバーと違って硬い特性を生かして繊細な表現が可能になったようです。また、プラチナは19世紀末から普及し始めた電灯光を反射し、時が経っても黒ずまない点なども重宝されたそうです。ここには様々な材質の宝飾品が並んでいました。
004 「ネックレス」
こちらは「ガーランドスタイル(花手綱様式)」と呼ばれるデザインのネックレスで、プラチナを地にダイヤモンドを敷き詰めています。19世紀末にプラチナを導入したことで強度が増し、鱗のように連なる幾何学的なデザインも可能となったようです。連続性がすっきりした印象で、華やかさと落ち着きが感じられました。
021 「ブルドッグ」
こちらは黒っぽいガラス質のブルドッグの置物で、目の部分がダイヤモンドとなっています。お座りしていて可愛いけれど、目がキラリと光ってちょっとワイルドw 何に使ったのか分かりませんが、面白いモチーフの作品でした。
この辺では翡翠、ジャスパー、クォーツ、珪化木(化石化した木)などの硬い石に直接彫刻を施す「グリプティック」と呼ばれる硬石彫刻について紹介されていました。
041 「シガレットケース」
こちらは青と水色の 「 の形の模様が連なるシガレットケースです。幾何学的な連続がリズミカルで、金の線がアクセントになって気品ある色彩に感じられます。アール・デコ的な雰囲気があって好みの作品でした。
この辺は象嵌技法をテーマにした作品が並んでいました。また、20世紀初頭からバレエ・リュスに着想を得て豊かな配色が表れたそうで、色彩に関する品も続きます。
059 「ネックレス」
こちらは「トゥッティフルッティ(フルーツ尽くし)」と呼ばれるエメラルド・ルビー・サファイアなどを用いた色鮮やかな配色のネックレスです。インドのマハラジャが付けていた宝石にインスピレーションを得たとのことですが、色が強すぎてやり過ぎな感じが…w 割と毒々しくて成金趣味的な印象もありました。
この先の2章との間には鎌倉時代の刀と共に板の上にカルティエの宝飾品を並べるという面白い展示がありました。日本の古美術とのコラボはこの先にも出てきます。
<第2章 フォルムとデザイン>
続いての2章はフォルムとデザインの新しさについてのコーナーです。 ここは大谷石のブロックが積まれ、そこに宝石ケースが並ぶという大胆な会場設計となっていて、その美意識の一端が伺えます。ここにはアクシデントや日常までもデザインに取り込む斬新な品々が並んでいました。
004 「ヘア オーナメント」 ★こちらで観られます
こちらは流水文様のような3本の波型の帯から成るヘア オーナメントです。その帯状の部分にダイヤが並び、流麗な印象を受けます。有機的なデザインでありつつ左右対称となっていて、美しい造形となっていました。
049 「ネックレス」
こちらはエメラルドが等間隔に連なっているネックレスで、それぞれ吊り下がるような感じとなっています。また、エメラルドの周りにも楕円の枠のような装飾があり、それによってエメラルドの存在感が引き立っているように思えました。素材感も強くて面白いデザインです。
この辺は緻密でキラキラ光る オプティック(視覚的効果)がテーマの作品が並んでいました。配色や素材によって効果を強めているようですが、小さなダイヤを敷き詰めて輝かすのが多くてワンパターンにも思える…w 形は色々とあるけど「緻密」「豪華」といった同じ印象になりがちかな。宝飾品の展示はそこが飽きやすいw
094 「[クラッシュ]ウォッチ」
こちらはグニャグニャに歪んだ時計で、一見するとダリの「記憶の固執」をそのまま時計にしたような見た目です。これは車の下敷きになった時計からインスピレーションを得ているそうで、偶然のアクシデントをもデザインに取り込んでいます。ここまで綺麗で整った作品が多かったので、こういうデザインが観たかったw 個性的な面白味を感じる品でした。
この先は「パンテール」という豹をモチーフにした作品が並んでいました。新しい時代の自由な女性をイメージしたそうで、立体的に表された豹が宝石を支えていたり、豹の模様をデザインに組み込んだりしています。可愛くも野性味があって しなやかなフォルムが魅力的なモチーフでした。
<カルティエ アーカイヴ ルイ・カルティエの好奇心>
2章と3章の間はカルティエアーカイヴというコーナーとなっています。ここにはデザイン画と共にルイ・カルティエが収集した品が並び、イスラム美術の本、インド・ペルシャ・東アフリカ等への旅行の写真、豹のスケッチ、動物の写真、印籠や日本の型紙、ビングの『芸術の日本』、鈴木春信の浮世絵など世界中から集められた品となっていて、それぞれが着想の源となったことが伺えます。この先の3章ではその成果となる品も並んでいるので、それと合わせてカルティエの興味関心の広さが垣間見られると思います。
この先には再び日本の古美術である春日鹿曼荼羅の掛け軸と共に板の上に宝飾品が展示されていました。和と洋の融合のような独特の美意識は次の3章で楽しめるので、それまでの間奏曲的な空間となっていました。
ということで、今日はここまでにしておこうと思います。流石は世界的なブランドとなったメゾンだけに、会場の演出も含めて その革新性や技術の高さが伝わってくるような内容だと思います。終盤の3章は撮影可能となっていましたので、次回の後編は写真中心でご紹介していこうと思います。
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