QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~(クイーン展ジャパン) 【日本橋タカシマヤ】
日付が変わって昨日となりましたが、日本橋タカシマヤで「QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~(クイーン展ジャパン)」を観てきました。

【展覧名】
QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~
【公式サイト】
https://www.queen-exhibition.jp/
【会場】日本橋タカシマヤ
【最寄】日本橋駅
【会期】2020年1月15日(水)~1月27日(月)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会期末ということもあって非常に混んでいてチケットで10分待ち、中もぎっしりという感じでした。この記事を書いている時点で最終日ですので、一層の混雑が予想されます(今日も入場規制してました) しかし、東京の展示が終わっても横浜でもアソビルで開催されますので、そちらで観ると言うのも手かもしれません。
横浜の会期:2020年1月30日(木)~3月22日(日)
さて、こちらは伝説のロックバンド「QUEEN」に関する展示で、ちょうど さいたまスーパーアリーナで「クイーン+アダム・ランバート ラプソディ ツアー」を行っているタイミングで開催されています。2018年には映画「ボヘミアン・ラプソディ」が日本でも大ヒットして再びブームになったQUEENですが、黎明期は本国以上に日本のファンたち(特に女性ファン)が支えていたというのは有名な話です。 この展示はそうした日本との深い絆を感じさせる品と共にバンドの歴史を紹介していました。詳しくは各章(ステージ)ごとにご紹介していこうと思います。なお、この記事はQUEENのことを知っている前提となっています。完全にファン向けの展示です。
参考記事:映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ややネタバレあり)
<STAGE1 FROM 1970 TO 1975 強い信念と日本の熱狂が支えた苦難の草創期>
まずは前身のスマイルからQUEENへと変わった頃からのコーナーです。この辺の経緯は映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも描かれていた通りだと思いますが、キラー・クイーンとシアーハートアタックで認知がそこそこ出たものの高い評価は得られずメンバーは悶々とした日々を送っていました。しかし1975年に来日すると熱狂的な出迎えを受け、メンバーの自信とモチベーションとなっていきました。
ここには初来日時の映像や、4人の経歴紹介ボードなどがありました。ブライアン・メイは天文学者なのは知っていましたが、何と日本の はやぶさ2のプロジェクトにも関わっているそうです。そして少し進むとブライアン・メイによる挨拶映像がありました。「クイーン展 イン ジャパンにようこそ。こんにちは」と日本語を使って挨拶してくれます。この辺のサービスは日本との絆を大事にしている感があって嬉しい限りですね。
その先には1975年の頃の直筆のバイオグラフィーがありました。アンケート用紙みたいなのに音楽的ルーツや好きな車や食べ物を訊いているもので、フレディとブライアンは好きなグループや影響を受けたアーティストにビートルズを挙げていました。まあこの辺は納得ではないでしょうか。 また、ジョンとロジャーの好物は日本食、フレディはテリヤキを挙げてましたw
その先は小さなステージがあり、2体のステージ衣装を挟んで当時の武道館でのライブ映像を流していました。衣裳はブライアン・メイとフレディのもので、白鷺ルックと呼ばれた白くヒラヒラした感じの衣裳です。初期のイメージはこういう少女漫画のキャラみたいな感じかな。映像では「炎のロックンロール(Keep Yourself Alive)」、「輝ける7つの海(Seven Seas of Rhye)」、「ナウ・アイム・ヒア(Now I'm Here)」「キラー・クイーン(Killer Queen)」「神々の業 (リヴィジテッド)(In The Lap Of The Gods...Revisited)」など初期の曲を流していました。神々の業とか結構レアかも。この頃から既に圧巻のライブ・パフォーマンスを見せていました。
近くには日本公演の際の写真があり、東京タワーをバックにしたものや京都や名古屋での観光の様子が写っていました。正座には難儀したそうですw
<STAGE2 FROM 1975 TO 1976 ボヘミアン・ラプソディの衝撃 つかみ取った成功>
続いては代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」が生まれた頃のコーナーです。この頃、新しいマネージャーと契約し、1975年10月に「ボヘミアン・ラプソディ」が完成しました。6分もある長尺なのでラジオで流せないと反対されましたが、友人でコメディアンの人気DJであるケニー・エヴァレットが週末だけで14回もプレイして人気の火付け役となりました。この曲はオペラパートが印象的で、映画でもガリレオ~っと何テイクも録っているシーンがありますが、オペラパートはブライアンが低音、フレディが中音、ロジャーが高音を担当して1週間もかかったというエピソードも紹介されていました。
ここにはレコーディング写真や、メンバーによる当時を振り返るインタビュー映像(グレイテスト・ビデオ・ヒッツに収録の映像)が流れていました。当時の衝撃と興奮が伝わってくるようです…。
その先にはフレディのボディガードを務めた「東パトの伊丹さん」こと東京パトロールの伊丹久夫 氏についてのコーナーがありました。フレディから絶大な信頼を寄せられいたそうで、フレディから贈られたカルティエの時計や日本刀と共に伊丹氏が撮ったメンバーの写真なども展示されています。いたみ が発音しづらくHitami(ヒターミ)と呼ばれていたというエピソードもありました。
この章もステージがあり(各章にあります)、ここでは1976年の2度目の来日公演の際のステージ衣装が展示されていました。フリルがついた白い衣装で、まだフレディが細身の印象だった頃かな。華やかさがあります。映像は1976年のハイド・パークでのボヘミアンラプソディのライブ映像となっていました。起伏のある楽曲に合わせてスモークとライトで演出していて、見ごたえがあります。2周くらい観てしまったw
<STAGE3 FROM 1977 TO 1979 順風満帆に見えるバンドに襲った見えない不安>
続いては絶頂期のコーナーです。1977年にはエリザベス女王の即位25周年の行事の一環でコンサートを開くなど国民的な存在となっていましたが、著作権の取り決めが拙かったこともあり報酬の不公平感でトラブルになることもあったようです。また、映画でも悪どい感じで描かれていたポール・プレンターがフレディのマネージャーになると他メンバーやファンから好ましく思われないなど、不安の種も出てきたようです。さらにこの頃にはセックス・ピストルズのようなパンクが台頭してくると、QUEENは傲慢な排他主義のエリート集団と決めつけられて非難されたりしたようです(何せ高学歴集団なのでパンクとは対極かも) それでもこの時期には「We Will Rock You」「伝説のチャンピオン( We Are the Champions)」など代表曲も出していますが、「バイシクル・レース(Bicycle Race)」のPVで全裸女性を数十人起用したり、ニューオーリンズで乱痴気ハロウィンパーティーをするなど過剰な逸話が続きました。そして「ジャズ」がヒットする訳ですが、メンバーから深く愛されることはなかったのだとか…。「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don't Stop Me Now)」が入ってるけど他の曲はあまり紹介されないアルバムだったりします。
ここには日本の少女漫画が並んでいました。QUEENは少女漫画との親和性があり、ファンが重なるところもあった為か漫画の中で取り上げられることもあったようです。『8ビート』『イブの息子たち』という作品でメンバーに似た人物が登場していました。
この章のステージには1977年のアールズ・コートでのライブ映像と1976~77年頃のフレディとブライアンの衣装が並んでいました。特に目を引くのはフレディのレオタードで、オレンジ・白・黄緑のひし形が連なるピエロ(ハーレクイン)のような衣装です。ピッチピチでフレディの趣味が顕在化しているような気がするけど、これは著名なバレエダンサーのニジンスキーからの影響なのだとか。 ライブ映像は「キラー・クイーン」「テイク・マイ・ブレス・アウェイ(You Take My Breath Away)」「デス・オン・トゥー・レッグス(Death on Two Leds (Dedicated to...))」が流されていました。この映像でもやはりフレディの衣装が目を引きますw
少し先にはQUEENを長年撮ったカメラマン長谷部宏 氏の写真が並んでいました。長谷部氏は「ライブ キラーズ」のジャケットも撮ったり写真集も出していたようで、そうした写真が展示されています。
この章の最後には歴代のジャパンツアーのコレクションが並んでいました。ポスター、パンフレット、チケット、各種パスなどがあります。ポスターの下の方に映画「フラッシュ・ゴードン」の宣伝も入ってるのがツボw 初めて「フラッシュのテーマ」を聴いた時はなんちゅう曲じゃ?と驚いたのを思い出しましたw
<STAGE4 FROM 1980 TO 1982 音楽性不一致やアルバム不振、長期ツアーで深まる溝>
続いては不協和音が流れていた頃のコーナーです。映画でもこの辺の事情を詳しくやってましたが、フレディが髭をたくわえマッチョになったのはこの頃からです。1980年の「ザ・ゲーム」で初の英米チャート1位を取り、フラッシュ・ゴードンの映画に曲を提供したりしていましたが、この頃から音楽性の不一致による不和が顕在化してきました。また、絶え間ないツアーによってメンバーは疲弊し、1982年秋の5度目の来日公演が終わるとバンド活動の休止を発表しました。
ここにはブライアン・メイの手作りの愛用ギター「レッド・スペシャル」を模して作ったケイズギターワークスの伊集院香崇尊 氏のギターがありました。レントゲン写真で中身を撮ったものなどもあり、遂には本人公認の「ブライアン・メイ スーパー」を制作し、2008年のライブで使われたようです。私はそれを聴いたことがないですが、あの独特の音色を再現できるのか興味を引かれました。
この章のステージは1982年の西武球場のライブ映像とホットスペースツアーでのフレディの衣装となっていました。白い革製の豪華な雰囲気ですが、映像では最早パンツ一丁になっているような…w 曲は「手をとりあって(Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」「愛という名の欲望(Crazy Little Thing Called Love)」「ボディ・ランゲージ(Body Language)」となっていました。近くにあった1981年と1982年の来日セットリストを観るとメドレーを含めてかなり代表曲が多くて非常に羨ましいツアーです。
この章の最後にはQUEENが表紙の音楽雑誌も並んでいました。やはりQUEENと『ミュージックライフ』誌の関係は深く、『ミュージックライフ』が多かったように思います。人気の火付け役として名高い雑誌です。
<STAGE5 FROM 1983 TO 1985 ライヴ・エイドのもたらした奇跡>
続いては映画「ボヘミアン・ラプソディ」のラストシーンを飾ったライヴ・エイドの頃のコーナーです。この頃、フレディはソロでマイケル・ジャクソンとコラボし、一方のブライアンもヴァン・ヘイレンをゲストに迎えるなどソロ活動が充実したことによって解散説が囁かれたようです。しかし1983年7月に久々にメンバーが集まってバンドの意思を確認し活動が再開されます。1984年に「レディオ・ガガ(RADIO GA GA)」とアルバム「ザ・ワークス(THE WORKS)」を発表し、アメリカでは振るわなかったもののイギリス・欧州・日本・南米で再び脚光を浴びました。 すると今度はアパルトヘイト政策を続ける南アでのコンサートが強い批判を受けて窮地に立たされます。そんな時、1985年7月にチャリティコンサートのライヴ・エイドの話があり、それに参加し伝説となるパフォーマンスで奇跡とまで呼ばれるようになりました。20分間に代表曲を詰め込み、7万5000人もの観客とのコール&レスポンスを成立させて世界中の感動を呼びました。
ここにはフレディが晩年に住んだガーデン・ロッジの写真が並んでいました。一画に日本庭園があり高原竜太朗 氏がそれを手掛けたそうです。朝早くから遅くまで働いたことにフレディも信頼を寄せて通用口の鍵をくれたそうで、それが展示されています(もう使えないようです) また、庭の石やフレディのサイン、見取り図などもあり 見事な日本庭園ぶりです。錦鯉が住む池や滝まであったのだとか。
ここのステージはレディオ・ガガの宣伝写真で身につけたジョンの衣装と、PVでフレディが身につけていた赤いパンツ、ザ・ワークスツアーの際のフレディの衣装(白いレギンス)がありました。一方、映像は「レディオ・ガガ」と「永遠の誓い(It's A Hard Life)」でした。「レディオ・ガガ」はフレディ在籍時後期の中でも特に好きな曲です。
<STAGE6 FROM 1986 TO 1992 SHOW MUST GO ON 終わらないクイーン伝説>
最後はフレディが逝去するまでのコーナーです。QUEENはライブエイドで命を吹き替えし、1986年6月には「カインド・オブ・マジック」を発表し、10万人以上集めた公演を行うなど人気が戻ったようです。しかし1986年8月9日のネブワースでのコンサートがフレディ在命時の最後のステージとなり、この頃から体調に関する噂が流れるようになりました。そして1991年11月24日に帰らぬ人となると、残されたメンバーのうちジョン・ディーコンは引退を決意し、残されたブライアン・メイとロジャー・テイラーは今でもQUEENを守っています。2012年からはクイーン+アダム・ランバートとして活動していて、この日も さいたまスーパーアリーナでライブが行われていました。ちなみに、映画でも出ていたマイアミことジム・ビーチ氏も健在なのだとか。
ここにはフレディ最後のマジック・ツアーでの衣装が展示されていました。白いジャケットで公演ごとで色違いのバージョンがあるようです。
こちらは同じくマジック・ツアーでの姿を再現したフレディ像。(もうちょっと前の章にありました。これは撮影可能)

こちらは黄色の服ですがデザインは同じ。躍動感溢れるポーズで、フレディのイメージそのものです。最後にしてこの勇姿。
ここでは現在QUEENと共に活動しているアダム・ランバートも紹介されていました。1982年のインディアナ生れで、「アメリカン・アイドル シーズン8」というオーディション番組でブライアンとロジャーがゲストで出た際に 最終選考でQUEENの曲を歌い、2人に声をかけられたようです。ライブは観たことがないので、どういうパフォーマンスを見せてくれるのか興味が湧く所ですね。
その先には日本でのシングルレコードのジャケットなどがありました。また、メンバーによる手書きの歌詞があって、フレディは「手を取り合って」の歌詞のメモでした。破れていて独特の洒落た字となっています。一方のブライアンは「machines」や「ハンマートゥフォール」などでjが小さく整っていて几帳面な性格が出ていました。 ロジャーは「the loser in the end」、ジョンは「I Want to Break Free」の歌詞があり、4人とも才能豊かなチートバンドですw
そしてこの章には8分のライブ映像があり、1986年のウェンブリーでのマジックツアーを観ることができます。「ボヘミアンラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」という代表曲3曲を大音量で聴けてこれだけでも満足感が高まりました。最後の輝きが心を打ちます。
こちらは最後にあったサイン。これも撮影可能

ブライアンとロジャーだと思いますが読めないw ちょうどツアーも来ているのでプライベートで1/23にこの会場に来場したようです。
ということで、貴重な展示品としてはステージ衣装くらいだったものの 映像や当時の資料などを観ることが出来て満足感がありました。QUEENが好きな人には自分だけのエピソードもあると思うので、観ているうちに記憶が蘇るかもしれません。この展示は今日で終わりますが、横浜にも巡回するので気になる方はチェックしてみてください。

【展覧名】
QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~
【公式サイト】
https://www.queen-exhibition.jp/
【会場】日本橋タカシマヤ
【最寄】日本橋駅
【会期】2020年1月15日(水)~1月27日(月)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_③_4_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会期末ということもあって非常に混んでいてチケットで10分待ち、中もぎっしりという感じでした。この記事を書いている時点で最終日ですので、一層の混雑が予想されます(今日も入場規制してました) しかし、東京の展示が終わっても横浜でもアソビルで開催されますので、そちらで観ると言うのも手かもしれません。
横浜の会期:2020年1月30日(木)~3月22日(日)
さて、こちらは伝説のロックバンド「QUEEN」に関する展示で、ちょうど さいたまスーパーアリーナで「クイーン+アダム・ランバート ラプソディ ツアー」を行っているタイミングで開催されています。2018年には映画「ボヘミアン・ラプソディ」が日本でも大ヒットして再びブームになったQUEENですが、黎明期は本国以上に日本のファンたち(特に女性ファン)が支えていたというのは有名な話です。 この展示はそうした日本との深い絆を感じさせる品と共にバンドの歴史を紹介していました。詳しくは各章(ステージ)ごとにご紹介していこうと思います。なお、この記事はQUEENのことを知っている前提となっています。完全にファン向けの展示です。
参考記事:映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ややネタバレあり)
<STAGE1 FROM 1970 TO 1975 強い信念と日本の熱狂が支えた苦難の草創期>
まずは前身のスマイルからQUEENへと変わった頃からのコーナーです。この辺の経緯は映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも描かれていた通りだと思いますが、キラー・クイーンとシアーハートアタックで認知がそこそこ出たものの高い評価は得られずメンバーは悶々とした日々を送っていました。しかし1975年に来日すると熱狂的な出迎えを受け、メンバーの自信とモチベーションとなっていきました。
ここには初来日時の映像や、4人の経歴紹介ボードなどがありました。ブライアン・メイは天文学者なのは知っていましたが、何と日本の はやぶさ2のプロジェクトにも関わっているそうです。そして少し進むとブライアン・メイによる挨拶映像がありました。「クイーン展 イン ジャパンにようこそ。こんにちは」と日本語を使って挨拶してくれます。この辺のサービスは日本との絆を大事にしている感があって嬉しい限りですね。
その先には1975年の頃の直筆のバイオグラフィーがありました。アンケート用紙みたいなのに音楽的ルーツや好きな車や食べ物を訊いているもので、フレディとブライアンは好きなグループや影響を受けたアーティストにビートルズを挙げていました。まあこの辺は納得ではないでしょうか。 また、ジョンとロジャーの好物は日本食、フレディはテリヤキを挙げてましたw
その先は小さなステージがあり、2体のステージ衣装を挟んで当時の武道館でのライブ映像を流していました。衣裳はブライアン・メイとフレディのもので、白鷺ルックと呼ばれた白くヒラヒラした感じの衣裳です。初期のイメージはこういう少女漫画のキャラみたいな感じかな。映像では「炎のロックンロール(Keep Yourself Alive)」、「輝ける7つの海(Seven Seas of Rhye)」、「ナウ・アイム・ヒア(Now I'm Here)」「キラー・クイーン(Killer Queen)」「神々の業 (リヴィジテッド)(In The Lap Of The Gods...Revisited)」など初期の曲を流していました。神々の業とか結構レアかも。この頃から既に圧巻のライブ・パフォーマンスを見せていました。
近くには日本公演の際の写真があり、東京タワーをバックにしたものや京都や名古屋での観光の様子が写っていました。正座には難儀したそうですw
<STAGE2 FROM 1975 TO 1976 ボヘミアン・ラプソディの衝撃 つかみ取った成功>
続いては代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」が生まれた頃のコーナーです。この頃、新しいマネージャーと契約し、1975年10月に「ボヘミアン・ラプソディ」が完成しました。6分もある長尺なのでラジオで流せないと反対されましたが、友人でコメディアンの人気DJであるケニー・エヴァレットが週末だけで14回もプレイして人気の火付け役となりました。この曲はオペラパートが印象的で、映画でもガリレオ~っと何テイクも録っているシーンがありますが、オペラパートはブライアンが低音、フレディが中音、ロジャーが高音を担当して1週間もかかったというエピソードも紹介されていました。
ここにはレコーディング写真や、メンバーによる当時を振り返るインタビュー映像(グレイテスト・ビデオ・ヒッツに収録の映像)が流れていました。当時の衝撃と興奮が伝わってくるようです…。
その先にはフレディのボディガードを務めた「東パトの伊丹さん」こと東京パトロールの伊丹久夫 氏についてのコーナーがありました。フレディから絶大な信頼を寄せられいたそうで、フレディから贈られたカルティエの時計や日本刀と共に伊丹氏が撮ったメンバーの写真なども展示されています。いたみ が発音しづらくHitami(ヒターミ)と呼ばれていたというエピソードもありました。
この章もステージがあり(各章にあります)、ここでは1976年の2度目の来日公演の際のステージ衣装が展示されていました。フリルがついた白い衣装で、まだフレディが細身の印象だった頃かな。華やかさがあります。映像は1976年のハイド・パークでのボヘミアンラプソディのライブ映像となっていました。起伏のある楽曲に合わせてスモークとライトで演出していて、見ごたえがあります。2周くらい観てしまったw
<STAGE3 FROM 1977 TO 1979 順風満帆に見えるバンドに襲った見えない不安>
続いては絶頂期のコーナーです。1977年にはエリザベス女王の即位25周年の行事の一環でコンサートを開くなど国民的な存在となっていましたが、著作権の取り決めが拙かったこともあり報酬の不公平感でトラブルになることもあったようです。また、映画でも悪どい感じで描かれていたポール・プレンターがフレディのマネージャーになると他メンバーやファンから好ましく思われないなど、不安の種も出てきたようです。さらにこの頃にはセックス・ピストルズのようなパンクが台頭してくると、QUEENは傲慢な排他主義のエリート集団と決めつけられて非難されたりしたようです(何せ高学歴集団なのでパンクとは対極かも) それでもこの時期には「We Will Rock You」「伝説のチャンピオン( We Are the Champions)」など代表曲も出していますが、「バイシクル・レース(Bicycle Race)」のPVで全裸女性を数十人起用したり、ニューオーリンズで乱痴気ハロウィンパーティーをするなど過剰な逸話が続きました。そして「ジャズ」がヒットする訳ですが、メンバーから深く愛されることはなかったのだとか…。「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don't Stop Me Now)」が入ってるけど他の曲はあまり紹介されないアルバムだったりします。
ここには日本の少女漫画が並んでいました。QUEENは少女漫画との親和性があり、ファンが重なるところもあった為か漫画の中で取り上げられることもあったようです。『8ビート』『イブの息子たち』という作品でメンバーに似た人物が登場していました。
この章のステージには1977年のアールズ・コートでのライブ映像と1976~77年頃のフレディとブライアンの衣装が並んでいました。特に目を引くのはフレディのレオタードで、オレンジ・白・黄緑のひし形が連なるピエロ(ハーレクイン)のような衣装です。ピッチピチでフレディの趣味が顕在化しているような気がするけど、これは著名なバレエダンサーのニジンスキーからの影響なのだとか。 ライブ映像は「キラー・クイーン」「テイク・マイ・ブレス・アウェイ(You Take My Breath Away)」「デス・オン・トゥー・レッグス(Death on Two Leds (Dedicated to...))」が流されていました。この映像でもやはりフレディの衣装が目を引きますw
少し先にはQUEENを長年撮ったカメラマン長谷部宏 氏の写真が並んでいました。長谷部氏は「ライブ キラーズ」のジャケットも撮ったり写真集も出していたようで、そうした写真が展示されています。
この章の最後には歴代のジャパンツアーのコレクションが並んでいました。ポスター、パンフレット、チケット、各種パスなどがあります。ポスターの下の方に映画「フラッシュ・ゴードン」の宣伝も入ってるのがツボw 初めて「フラッシュのテーマ」を聴いた時はなんちゅう曲じゃ?と驚いたのを思い出しましたw
<STAGE4 FROM 1980 TO 1982 音楽性不一致やアルバム不振、長期ツアーで深まる溝>
続いては不協和音が流れていた頃のコーナーです。映画でもこの辺の事情を詳しくやってましたが、フレディが髭をたくわえマッチョになったのはこの頃からです。1980年の「ザ・ゲーム」で初の英米チャート1位を取り、フラッシュ・ゴードンの映画に曲を提供したりしていましたが、この頃から音楽性の不一致による不和が顕在化してきました。また、絶え間ないツアーによってメンバーは疲弊し、1982年秋の5度目の来日公演が終わるとバンド活動の休止を発表しました。
ここにはブライアン・メイの手作りの愛用ギター「レッド・スペシャル」を模して作ったケイズギターワークスの伊集院香崇尊 氏のギターがありました。レントゲン写真で中身を撮ったものなどもあり、遂には本人公認の「ブライアン・メイ スーパー」を制作し、2008年のライブで使われたようです。私はそれを聴いたことがないですが、あの独特の音色を再現できるのか興味を引かれました。
この章のステージは1982年の西武球場のライブ映像とホットスペースツアーでのフレディの衣装となっていました。白い革製の豪華な雰囲気ですが、映像では最早パンツ一丁になっているような…w 曲は「手をとりあって(Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」「愛という名の欲望(Crazy Little Thing Called Love)」「ボディ・ランゲージ(Body Language)」となっていました。近くにあった1981年と1982年の来日セットリストを観るとメドレーを含めてかなり代表曲が多くて非常に羨ましいツアーです。
この章の最後にはQUEENが表紙の音楽雑誌も並んでいました。やはりQUEENと『ミュージックライフ』誌の関係は深く、『ミュージックライフ』が多かったように思います。人気の火付け役として名高い雑誌です。
<STAGE5 FROM 1983 TO 1985 ライヴ・エイドのもたらした奇跡>
続いては映画「ボヘミアン・ラプソディ」のラストシーンを飾ったライヴ・エイドの頃のコーナーです。この頃、フレディはソロでマイケル・ジャクソンとコラボし、一方のブライアンもヴァン・ヘイレンをゲストに迎えるなどソロ活動が充実したことによって解散説が囁かれたようです。しかし1983年7月に久々にメンバーが集まってバンドの意思を確認し活動が再開されます。1984年に「レディオ・ガガ(RADIO GA GA)」とアルバム「ザ・ワークス(THE WORKS)」を発表し、アメリカでは振るわなかったもののイギリス・欧州・日本・南米で再び脚光を浴びました。 すると今度はアパルトヘイト政策を続ける南アでのコンサートが強い批判を受けて窮地に立たされます。そんな時、1985年7月にチャリティコンサートのライヴ・エイドの話があり、それに参加し伝説となるパフォーマンスで奇跡とまで呼ばれるようになりました。20分間に代表曲を詰め込み、7万5000人もの観客とのコール&レスポンスを成立させて世界中の感動を呼びました。
ここにはフレディが晩年に住んだガーデン・ロッジの写真が並んでいました。一画に日本庭園があり高原竜太朗 氏がそれを手掛けたそうです。朝早くから遅くまで働いたことにフレディも信頼を寄せて通用口の鍵をくれたそうで、それが展示されています(もう使えないようです) また、庭の石やフレディのサイン、見取り図などもあり 見事な日本庭園ぶりです。錦鯉が住む池や滝まであったのだとか。
ここのステージはレディオ・ガガの宣伝写真で身につけたジョンの衣装と、PVでフレディが身につけていた赤いパンツ、ザ・ワークスツアーの際のフレディの衣装(白いレギンス)がありました。一方、映像は「レディオ・ガガ」と「永遠の誓い(It's A Hard Life)」でした。「レディオ・ガガ」はフレディ在籍時後期の中でも特に好きな曲です。
<STAGE6 FROM 1986 TO 1992 SHOW MUST GO ON 終わらないクイーン伝説>
最後はフレディが逝去するまでのコーナーです。QUEENはライブエイドで命を吹き替えし、1986年6月には「カインド・オブ・マジック」を発表し、10万人以上集めた公演を行うなど人気が戻ったようです。しかし1986年8月9日のネブワースでのコンサートがフレディ在命時の最後のステージとなり、この頃から体調に関する噂が流れるようになりました。そして1991年11月24日に帰らぬ人となると、残されたメンバーのうちジョン・ディーコンは引退を決意し、残されたブライアン・メイとロジャー・テイラーは今でもQUEENを守っています。2012年からはクイーン+アダム・ランバートとして活動していて、この日も さいたまスーパーアリーナでライブが行われていました。ちなみに、映画でも出ていたマイアミことジム・ビーチ氏も健在なのだとか。
ここにはフレディ最後のマジック・ツアーでの衣装が展示されていました。白いジャケットで公演ごとで色違いのバージョンがあるようです。
こちらは同じくマジック・ツアーでの姿を再現したフレディ像。(もうちょっと前の章にありました。これは撮影可能)

こちらは黄色の服ですがデザインは同じ。躍動感溢れるポーズで、フレディのイメージそのものです。最後にしてこの勇姿。
ここでは現在QUEENと共に活動しているアダム・ランバートも紹介されていました。1982年のインディアナ生れで、「アメリカン・アイドル シーズン8」というオーディション番組でブライアンとロジャーがゲストで出た際に 最終選考でQUEENの曲を歌い、2人に声をかけられたようです。ライブは観たことがないので、どういうパフォーマンスを見せてくれるのか興味が湧く所ですね。
その先には日本でのシングルレコードのジャケットなどがありました。また、メンバーによる手書きの歌詞があって、フレディは「手を取り合って」の歌詞のメモでした。破れていて独特の洒落た字となっています。一方のブライアンは「machines」や「ハンマートゥフォール」などでjが小さく整っていて几帳面な性格が出ていました。 ロジャーは「the loser in the end」、ジョンは「I Want to Break Free」の歌詞があり、4人とも才能豊かなチートバンドですw
そしてこの章には8分のライブ映像があり、1986年のウェンブリーでのマジックツアーを観ることができます。「ボヘミアンラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」という代表曲3曲を大音量で聴けてこれだけでも満足感が高まりました。最後の輝きが心を打ちます。
こちらは最後にあったサイン。これも撮影可能

ブライアンとロジャーだと思いますが読めないw ちょうどツアーも来ているのでプライベートで1/23にこの会場に来場したようです。
昨日、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーのお2人がプライベートでクイーン展を訪問しました。
— クイーン展ジャパン@東京➡︎横浜➡︎大阪➡︎名古屋 (@QUEEN_exh) January 24, 2020
その際、お2人からサインをいただきました。
本日より会場内にて展示しておりますので、ぜひご覧くださいませ。(横浜以降の展覧会場でも展示します)#クイーン展 #QUEEN展 pic.twitter.com/CvHTKBEohn
ということで、貴重な展示品としてはステージ衣装くらいだったものの 映像や当時の資料などを観ることが出来て満足感がありました。QUEENが好きな人には自分だけのエピソードもあると思うので、観ているうちに記憶が蘇るかもしれません。この展示は今日で終わりますが、横浜にも巡回するので気になる方はチェックしてみてください。
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Digital×北斎【序章】~先進テクノロジーで見えた170年目の真実~ 【NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)】 2020/01/08
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博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ (2020年)【東京国立博物館 本館】 2020/01/05
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フィリップ・パレーノ展 オブジェが語りはじめると 【ワタリウム美術館】 2019/12/19
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