関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

【吉祥寺~三鷹】 美術館巡りルート

今日は吉祥寺~三鷹 周辺の美術館巡りについてのご紹介です。

ご紹介するのはこちらの地図のakamaru.pngでポイントした3箇所となります。また、kiiromaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

吉祥寺の周辺には北側に<武蔵野市立吉祥寺美術館>があり、それ以外は南側の井の頭恩賜公園の中に見所が多く存在します。特に井の頭自然文化園と<三鷹の森ジブリ美術館>(予約制)が人気のスポットだと思います。また、井の頭公園から三鷹駅に向かうと、途中に山本有三記念館や太宰治文学サロンがあり、三鷹駅前に<三鷹市美術ギャラリー>があります。ジブリ美術館以外は割と直線上に並んでいるので、歩いてもウォーキング程度のハシゴしやすいルートです。東から西へと向かう順でご紹介していこうと思います。




まずは吉祥寺駅北側にある武蔵野市立吉祥寺美術館についてです。

<武蔵野市立吉祥寺美術館>

P1130188.jpg

【公式サイト】
 http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/

【鑑賞時間目安】
 1時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 なし(同じ建物内に飲食店がある)

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 恐らく入館できる券種

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 不可

【特徴】
こちらは武蔵野市の市立美術館で、繁華街の中にあるコピス吉祥寺という商業施設の7階にあります。以前は伊勢丹だった建物で、伊勢丹が撤退した際はどうなるのか??とやきもきしましたが、無事にコピス吉祥寺になってからも存続しています。展示室は企画展示室、浜口陽三記念室、萩原英雄記念室の3つがあり、企画室で企画展、2つの記念室が常設となります。常設の2部屋はその名の通り版画家の2人をそれぞれ紹介していて、展示品も時期で変わっているようです。いずれも前衛的で分かりづらい作品もありますが、静かで心に響く作風だと思います。
企画展では2500点に及ぶ近現代の日本人アーティストのコレクションの中から企画されるものや、市民公募の展示などが行われます。ここの企画展は未知の画家の個展がよく開かれるので、他の美術館では観られないような発見が多いのではないかと思います。有名ではないけれど素晴らしい作風の画家と出会うことができるのが非常に楽しい所です。美術好きな人ほど掘り出し物が見つかる美術館です。




続いては井の頭公園の端にあるアニメ映画で有名なスタジオジブリの三鷹の森ジブリ美術館についてです。

<三鷹の森ジブリ美術館>

DSC07858.jpg

【公式サイト】
 http://www.ghibli-museum.jp/

【鑑賞時間目安】
 3時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 基本的に不可。建物外観・屋上部分はルールを守れば可能

【特徴】
こちらはスタジオジブリの公式の美術館で、ジブリアニメに関する展示を行っています。まず注意すべき点として、ここは完全に事前予約制となっています。ローソンにある端末で毎月10日午前10時から 翌1ヵ月分を販売するのですが、あっという間に売り切れます。特に土日は20分もしないうちに売り切れるので、目当ての日程がある場合は10日10時にスタンバイすることをオススメします。
肝心の展示についてですが、ここは単に原画などを展示するだけでなく、建物全体にジブリの世界観が溢れていて地下1階~2階、屋上にかけてあちこちにキャラクターが待っています。また、ここでしか観られない短編映画上映もあって、ジブリファンにはたまらないと思います。子供だけのお楽しみとしてネコバスルームという部屋もあり、子供は特に楽しめるようになっています。
企画展は年1~2回くらいのペースで行われ、スケッチや構想など映画の制作に関するものが多いようです。制作への並々ならぬこだわりぶりや意図も伝わってくるので、ここは大人の方が楽しめると思います。

ミュージアムショップはジブリ公式だけあってかなり幅広いグッズがあり、名前も『紅の豚』から取った「マンマユート」という凝りっぷりです。お手頃なものから高級なものまであり、思わず飾りたくなる品ばかりです。ここだけでもかなりの見所だと思います。

ここにはカフェ・レストランもあり、そちらも大人気です。やはりジブリの世界観を大事にしていて、映画に因んだメニューなどがあります。この美術館に行ったら是非寄っておきたいお店だと思います。

ということで、ジブリの世界をそのまま美術館にしたような感じなので、ファンなら一度は訪れることをオススメします。チケットを取るのが大変なのだけが難点ですw



井の頭公園の近くにはkiiromaru.pngで示したスポットが点在しています。

まず井の頭恩賜公園には「井の頭自然文化園」という動物園があります。ここは小さな動物園ですが、カピバラやペンギンなど人気動物が多く かつてはゾウのはな子で有名でした(2016年に亡くなりました)。 園内にはモルモットとのふれあいコーナーや、長崎の平和祈念像で知られる彫刻家の北村西望の作品を200点以上展示している彫刻館・アトリエ館もあるので、予想以上に見所たっぷりです。井の頭公園自体が美しく、ボート遊びなどもできるので一日中遊んで楽しめるのではないかと思います。

動物園から玉川上水の橋を渡って南西に向かうと、「山本有三記念館」があります。こちらはかつて作家の山本有三が住んだ家で、大正時代に建てられたレトロで洒落た洋風建築となっています。代表作「路傍の石」を始めとした著書に関する展示を行っていますが、山本有三に興味がなくても建物だけでも楽しめるんじゃないかなw ぐるっとパスで入ることができるので、井の頭公園とセットで訪れるのも良いかと思います。

さらに山本有三記念館から200~300mくらい西に行くと「太宰治文学サロン」もあります。三鷹は太宰治が創作活動を行っていた地で、この辺にはいくつかゆかりの地があります(ここから南に1km位の所にお墓があったり) ここは太宰治の生涯や功績の紹介、企画展なども行われているようで、小規模ながら太宰治に関して深い内容が観られます。 私はファンじゃないのでしっかり観たことはないですが、ファンの方は三鷹で太宰治の聖地巡りをするのも楽しいかもしれません。




最後に三鷹駅前の三鷹市美術ギャラリーについてです。

<三鷹市美術ギャラリー>

P1060903.jpg

【公式サイト】
 http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/

【鑑賞時間目安】
 1時間30分程度

【過去の展示】
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【企画展・常設】
 企画展のみ

【併設のカフェ】
 なし(同じ建物内に飲食店がある)

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
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【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 恐らく入館できる券種

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による

【特徴】
こちらは三鷹市の市立ギャラリーで、コラルという商業施設の5階に入っています。地域に根ざしている点や商業施設の中にある点など先程の吉祥寺の美術館と似た感じかな。ここを最後にしたのは営業時間に特徴があって、だいたい午後8時までやっています。なので、体力さえあればここを最後にすると1日で沢山周ることができますw ここも他では観られない国内画家の個展を行うことが多いですが、一方で有名な西洋画家の展示が行われることもあります。予想以上に本格的な展覧会が観られるので、要チェックな美術館です。駅前にあるので、アクセスが良いのも嬉しいw


ということで、井の頭公園を中心に様々な分野の文化施設が集中している地域です。この辺は玉川上水沿いに歩いたり街歩きするのも楽しいので、のんびり1日かけて巡ってみるのがオススメです。本当は井の頭公園も桜が綺麗なんですけどね… 今日・明日は井の頭公園が封鎖されているので来年以降を楽しみにしたい所です。



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