関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

【本郷・湯島】 美術館巡りルート

今日は本郷・湯島 周辺のアートスポット巡りについてのご紹介です。

ご紹介するのはこちらの地図のakamaru.pngでポイントした3箇所となります。また、kiiromaru.pngaomaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

この辺には東大前駅と根津駅の間くらいに<弥生美術館/竹久夢二美術館>があり、そこから南東方向に進むと<横山大観記念館>があります。そして不忍池に沿って南下すると<旧岩崎邸庭園>があり、その裏手には国立近現代建築資料館もあります。この辺りの大半は東京大学のキャンパスとなっていて 一般人も立ち入ることができるのですが、敷地内には東京大学総合研究博物館や 健康と医学の博物館があり、キャンパス内の建物も安田講堂 (東京大学大講堂)をはじめ内田祥三による設計の建物が立ち並んでいます。キャンパス内には三四郎池(育徳園心字池)などもあるので、散歩するのも楽しいかも。また、湯島辺りまで行くと学問の神様として有名な湯島天満宮もあります。


根津駅近くの弥生美術館/竹久夢二美術館から南下していくルートでご紹介していこうと思います。



まずは2つセットになっている弥生美術館/竹久夢二美術館についてです。地図のサムネイルだと上端に見切れてるかも。

<弥生美術館/竹久夢二美術館>

P1110117.jpg

【公式サイト】
 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/outline.html
 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/outline.html

【鑑賞時間目安】
 1時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による

【特徴】
こちらは弥生美術館と竹久夢二美術館が館内でくっついている美術館です。まず弥生美術館は明治末から戦後にかけて活躍した挿絵画家などの企画展と、高畠華宵の常設展示があります。特に妖しく耽美なテーマの企画が多くて、大正頃の雰囲気が伝わってくる感じかな。古い漫画関連の展示もよく行われ、少女漫画などを取り上げることもあります。建物自体もレトロな感じで静かな場所なので、じっくりと世界観に浸ることができます。一方、竹久夢二美術館は名前の通り竹久夢二に関する展示を行っています。こちらも企画展・常設ともにあり絵画だけでなくデザインした品や資料的なものまで様々です。この辺は夢二が好きな方には特に面白いと思います。ちなみに本郷には夢二がよく滞在した菊富士ホテルがあったのだとか。
そしてこの美術館には「港や」という夢二に因んだ名前のカフェもあります。この辺りにはあまり店もないので、ここで休むのも良いかと思います。




続いては不忍池の淵にある横山大観記念館についてです。

<横山大観記念館>

P1150541.jpg

【公式サイト】
 http://taikan.tokyo/

【鑑賞時間目安】
 0時間30分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり(いずれも小規模)

【併設のカフェ】
 なし

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 不可。前庭のみルールを守れば可

【特徴】
こちらは元々は横山大観が晩年に住んでいた家で、木造2階建の小さな記念館です。小さいながらも日本庭園があり2階からは不忍池も観ることが出来るなど、横山大観の嗜好がよく分かります。展示品は各部屋に実際に掛け軸として掛けられていて、建物と非常に調和しています。画室や寝室、客間など部屋の趣と共に横山大観の観ていた光景を体験している気分になれます。企画展というほどでも無さそうですが季節によって入れ替えをしているようで、その時期にあった絵が観られると思います。上野の大きな美術館で横山大観の作品を観た後に寄ってみるのも良いかもしれませんね。




そして湯島には岩崎彌太郎の長男の久彌(三菱第3代社長)の本邸だった旧岩崎邸庭園があります。

<旧岩崎邸庭園>

22646605_2152282381.jpg

【公式サイト】
 https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html

【鑑賞時間目安】
 1時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展のみ

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 券種不明

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 建物内での撮影は平日のみルールを守れば可能

【特徴】
こちらの見事の建物はジョサイア・コンドルによる設計で、この洋館の裏に和館と撞球室(ビリヤード部屋)、広い庭もあります。以前はそれほど混んでいなかったのですが、大河ドラマの龍馬伝をやった頃に爆発的に人気が出て(岩崎彌太郎が出てくるからでしょうね)色々と整備されたように思います。反面、昔はいつでも撮影できましたが現在は平日しか館内撮影できなくなったのが残念。なので、行くなら平日が良いと思います。外観だけでなく内観も豪華で、テラスからの眺めも良いので、ジョサイア・コンドルの設計を思う存分楽しめます。
ここの和館はカフェになっていて、ケーキだけでなくぜんざい等の和風の甘味もあります。豪華な建物を愛でつつ頂くお茶は一層美味しく感じますw

また、この旧岩崎邸の裏手には2013年に国立近現代建築資料館がオープンして、土日祝日は旧岩崎邸庭園からの入館のみとなっています。ここは常設はなく企画展のみですが、近現代の建築の巨匠に関する展示をよくやっているので、建築好きの方は要チェックです。





他にkiiromaru.pngaomaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

黄色の東京大学総合研究博物館と 健康と医学の博物館は両方とも東京大学の付属で、無料で観ることができます。東京大学総合研究博物館は東京駅前にあるインターメディアテクと同じ組織で、多方面の研究の様子が分かりやすく展示されています。東大の中には青で示した三四郎池(育徳園心字池)のような大名庭園の跡や、内田祥三が設計した建物(特に安田講堂 )などもあるので、観光地と言えなくもないw また、岩崎邸の南側には湯島天満宮もあって宝物殿、梅園、男坂・女坂、奇縁氷人石(江戸時代の伝言板)、泉鏡花の筆塚など長い歴史と文化を感じさせる見所満載です。特に梅まつりの頃に賑わうので、行くならその頃がベストかな。


ということで、古い歴史いまだに息づいているエリアと言えそうです。上野からもすぐ近くなので、大きな展示を観る前後に寄ることも可能です。旧岩崎邸庭園を中心に巡るのがオススメのルートです。

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