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【両国】 美術館巡りルート

今日は両国 周辺のアートスポット巡りについてのご紹介です。

ご紹介するのはこちらの地図のakamaru.pngでポイントした2箇所となります。また、kiiromaru.pngaomaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

このエリアに行くのは基本的に<江戸東京博物館>の展示を観に行く時です。そこから東に進むと<すみだ北斎美術館>があり、お互いに似た方向性の美術館なのでハシゴしやすいと思います。また、両国は相撲の街であるため 国技館に隣接した相撲博物館もあります。さらにその北には旧安田庭園と刀剣博物館があり、その東側に都立横網町公園や東京都復興記念館もあります。両国駅の逆側(南側)にはあまりそうした施設はありませんが、忠臣蔵の吉良邸(討ち入りされた家)の跡地である本所松坂町公園や両国花火資料館といった小規模な見所もあります。

主旨は美術館巡りなので、先に赤で示した2つの美術館・博物館をご紹介して行こうと思います。



まずはこのエリアのメインとなる江戸東京博物館についてです。

<江戸東京博物館>

DSC03221.jpg

【公式サイト】
 https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

【鑑賞時間目安】
 3時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 恐らく割引の券種

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による。常設はルールを守れば可能

【特徴】
こちらは江戸時代~昭和頃の江戸/東京の文化をテーマにした博物館で、1階が特別展 5~6階が常設展となっています。じゃあ2~4階は何なの?って話ですが、サムネイルの写真でお解りかと思いますが、宙に浮くような感じとなっていますw 建物の設計者は菊竹清訓で、ちょっと今では考えられないくらいの豪勢かつ巨大な建築物となっていて圧倒的な存在感があります。中も豪華で、建物の中に街があるような…w バブル絶頂期に建てられた為、維持費などもかかるらしく何度か政治の場でも槍玉に挙げられてはいますが 最近は訪日外国人客に好評のようで、年々外国人客が増えてきているように感じます(今年は来ないでしょうけど…) 特別展の傾向としては江戸時代の美術関連のものが多いですが、NHK大河ドラマに関係する展示や たまに江戸と全く関係ない外国の宝物展もあったりします。本格派の展示になるのが大半なので、年間スケジュールは常にチェックしておきたいところです。一方、ここは常設がべらぼうに凄い所で、橋が掛かっていたり芝居小屋が建っていたりとスケールがでかいw かなり広いので特別展よりも観るのに時間がかかります。展示品自体は資料と当時の品が交じる感じで、模造品も結構ありますが内容がマニアックで面白かったりします。江戸時代の年収と使いみちだったり、食べ物はどんなものだったか?だったり、遊女の1日だったり… 昔の暮らしや風習などがリアルに感じられるような展示となっていて思わず引き込まれます。いつ観ても内容が変わらないコーナーもありますが、こまめに変わっているコーナーもあるので、飽きません。企画展示も行われているので、特別展を観に行く際は常設も併せて観ることをオススメします。

ということで、美術もあれば博物的な要素もあって歴史が身近に感じられるスポットです。外国人にも人気で、日本人も日本の歴史の面白さを再発見できるのではないかと思います。





続いては葛飾北斎を専門に扱う すみだ北斎美術館についてです。

<すみだ北斎美術館>

DSC04896.jpg

【公式サイト】
 https://hokusai-museum.jp/

【鑑賞時間目安】
 2時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 なし(休憩スペースはある)

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 恐らく割引の券種

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による。常設はルールを守れば可能

【特徴】
こちらはその名の通り葛飾北斎をテーマにした美術館で、目の前の公園は葛飾北斎の生誕地となっています。2016年11月に出来たばかりで、見た目は現代美術館みたいなw 3~4階が企画展示で、4階の半分が常設となります。企画展の傾向ももちろん葛飾北斎が中心ですが、弟子や娘の作品も出てくることがあります。北斎の作品は細部までウィットに富んでいるので いくらでもじっくり観ていられますが、1時間くらいが平均的なペースかな。弟子の作品は観たことがないものが多いので目新しい感じがします。 常設はオリジナルではなくプリントしたレプリカが中心となっていて、撮影可能となっています。レプリカとはいえ葛飾北斎をダイジェスト的に紹介しているので、画風の変遷などが分かって面白く、体験コーナーや北斎のアトリエ再現などもあります。北斎が好きな方は是非一度は訪れておきたい美術館です。




その他にkiiromaru.pngで示した周辺施設とaomaru.pngで示したその他の博物館についても簡単にご紹介していきます。


両国と言えばやはり国技館で、開催日ともなれば大勢のお客さんが集まります。街中で力士を観ることも多く、川岸の方に行くと相撲部屋もあったりします。国技館に隣接して相撲博物館もあり、やはり相撲の聖地と言えるエリアです。
また、国技館の北側には旧安田庭園があります。この庭園は潮入り回遊式の大名庭園で、本庄松平氏の屋敷がありましたが明治時代に安田財閥の安田善次郎が所有したために安田庭園という名前になっています。意外とすぐ観終わるので軽い散歩程度かな。この庭園にすぐ側に2018年に刀剣博物館が代々木から引っ越してきたようで、まだそちらには行ったことがありませんが近い内に行ってみようと思います。そして旧安田庭園の北東には都立横網町公園も隣接していて、中には東京都復興記念館があります。ここは関東大震災の時に大きな被害が出た場所で、その慰霊堂と共に震災の記憶を留めるための展示を行っているようです。ここも中に入ったことはありませんが、建物自体が昭和初期の歴史的建造物となっているので、建物好きの方も興味を引くのではないかと思います。

両国駅の南側にはあまり施設はありませんが、歴史の名残がある場所が散見できるエリアで、忠臣蔵で有名な吉良邸の跡地が本所松坂町公園となっています。特に名残っぽいものはないのですが、土塀が出来てそれっぽい雰囲気になっているので、一度は観ておいても良いかも知れません。また、両国花火資料館という無料の施設もあり、隅田川には欠かせない花火の魅力を伝えています。その近くにはねずみ小僧の墓や勝海舟の生誕地なんかもあって、江戸時代と現代の繋がりが感じられると思います。


ということで、旧跡や偉人の生誕地も多いエリアだけあって江戸時代をテーマにした美術館・博物館が密集しています。お相撲さんもよく歩いているし、日本の個性が色濃い地域です。
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