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【竹橋・九段下】 美術館巡りルート

今日は竹橋・九段下 周辺のアートスポット巡りについてのご紹介です。

ご紹介するのはこちらの地図のakamaru.pngでポイントした2箇所となります。また、kiiromaru.pngaomaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

この辺に行くのはもっぱら<東京国立近代美術館>の展示を観に行く時で、展示の内容次第では<三の丸尚蔵館>に行くこともあります。東京国立近代美術館の裏手には国立公文書館と科学技術館があり、その周辺は北の丸公園となっています。そのまま公園内を九段下方面に歩くと日本武道館があり、九段下の前には昭和館もあります。さらに千鳥ヶ淵を抜けると小川美術館もありますが、そこまで行くと歩きではツラい距離となってきます。

先に赤で示した美術館からご紹介してまいります。



まずは東京国立近代美術館。長らく愛された工芸館が金沢へ移転となり、本館だけとなりました。

<東京国立近代美術館>

P1120803.jpg

【公式サイト】
 https://www.momat.go.jp/

【鑑賞時間目安】
 3時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 恐らく割引の券種

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による

【特徴】
こちらは日本国内の近現代の作家のコレクションを中心とした国立美術館で、古代~明治時代頃が中心の東博や 西洋作家が中心の西洋美とは一部が被っていますが概ね棲み分けされた方向性となっています。長らく本館と工芸館の2館体制(2018年までは京橋のフィルムセンターも入れて3館体制)でしたが、工芸館は2020年2月28日で東京での活動を終了し、2020年夏からは金沢市に移転して国立工芸館となるようです。ここの特別展の傾向としては国内外の近代絵画展(特に個展)や建築、映像に関する展示が多めで、割と美術ファン向けの内容になっているように思います。たまに横山大観展やゴーギャン展みたいな派手な展示もありますが、それよりは世の中には知られていない作家の紹介に力が入っているんじゃないかな。そのため目新しい展示になりがちで楽しめます。 一方、ここの常設もかなりの質・量で、13000点を超えるコレクションの中から年に3回くらい入れ替えて200点程度が展示されています。ここも15年くらい通っても観たことがない作品がまだまだ出てくる…w 4階にハイライト、明治~大正~昭和初期あたりの絵画があり、3階は珍しい戦時中の絵画作品、戦後絵画、写真、日本画の名品コーナーがあります。2階は一部が企画展になることがあり、時期によって内容がガラリと変わります。それ以外の部分は現代アートで、絵画だけでなく立体作品や映像も展示されていることが多いです。

ここのミュージアムショップは品揃えもよく洒落た雰囲気となっています。また、レストラン/カフェもありますが土日に貸し切りになることも よくあるので注意が必要です。この辺は他に竹橋駅の駅ビルくらいしか飲食できる所がないのがツラい所…。

ということで、美術ファンにはここもお馴染みの美術館だと思います。工芸館が無くなったのが残念ですが、それでも十分過ぎるボリュームなので たっぷりスケジュールを取って行くことをオススメします。




続いて皇居の中にある三の丸尚蔵館についてです

<三の丸尚蔵館>

P1140881.jpg

【公式サイト】
 https://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/sannomaru.html

【鑑賞時間目安】
 0時間20分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展のみ

【併設のカフェ】
 なし

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加。無料

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 不可

【特徴】
こちらは皇居内の大手町との中間くらいにある施設で、小さい建物なのでじっくり観ても30分もかからないと思います。しかしここは凄いコレクションを所有していて、皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品が約9800点もあるようです。皇室の行事に関する品もあれば献上された美術品もあって、近年特に名が上がっているのは伊藤若冲の「動植綵絵」かな。まあ、持っているけど展示には滅多に出てきませんが…w 展示スケジュールがあまり先々まで公表されないので、何が出るか常にチェックしないと分からないのがツラいw 

ここは皇居内なので周りに飲食できる所はなく、遮蔽物も少ないので夏は割と過酷な環境になります。それ以外の季節は気持ちの良く散歩できるので、大手町から竹橋に抜ける感じで行くのも良いかもしれません。

ということで、無料とは思えないほどのコレクションが観られることがあるけど展示室は極小規模という施設です。東近美の工芸館が無くなったので、ここに寄る機会が増えそうだな…。

ちなみに毎年 桜と紅葉の時期になると皇居乾通りが一般公開されます(2020年の桜は中止になりました) 何度か行きましたが、かなり並んだ上に人でギッシリ埋め尽くされ、それほど桜は多くない…という感じですw まあ桜を観るというよりは滅多に入れない皇居に入れるほうに価値がありますね。




他にkiiromaru.pngaomaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

まず東近美の脇の坂を昇っていくと、隣に国立公文書館があります。ここは大まかに言えば公文書の図書館みたいな所で日曜日がお休みですが、定期的に企画展が行われていて古い時代の書物などが展示されます。結構面白そうな企画が多いので、東近美のついでに寄ってみるのも良いかも知れません。

国立公文書館の北側には科学技術館もあります。映画『シン・ゴジラ』で最終決戦の指揮をしていた場所としても有名かなw やや子供向けの科学館といった感じで、体験型の展示が多めとなっています。3Dドームシアターでの番組上映や実験ショーなどもやっているようなので、訪れる前にイベントスケジュールを確認すると一層楽しめるのではないかと思います。

そして、この辺りは北の丸公園となっています。
31098849_390655158.jpg
池や広場もあってちょっとしたピクニック気分になれます。

北の丸公園を抜けると日本武道館に行くことができます。
31098849_2563381865.jpg
武道館のライブまでの時間を美術館でのんびり過ごすってのも良いプランです。

武道館の坂を下ると九段下駅の近くに昭和館もあります。ここは戦時中の暮らしなどを伝える所で当時の品や映像などが展示されています。定期的に企画展も開催されているので、結構見応えがあると思います。
武道館のすぐ近くには靖国神社、坂の上に行くと桜の名所の千鳥ヶ淵があります。千鳥ヶ淵の辺りは以前は山種美術館もありましたが現在は恵比寿に移転していて、今は小川美術館があるくらいかな。小川美術館は小さい施設で有元利夫の作品を始めとしたコレクションを持ち、企画展のみ開催しています。お休みが多いのか、いつ行っても休館で入ったことは無いですが いずれ訪れてみたい美術館です。


ということで、北の丸公園を中心に様々な施設が点在しています。公園内は気持ちの良いところなので、美術館巡りと共にウォーキングもおすすめです。神保町まで歩いて古書街巡りも兼ねる欲張りなルートも楽しいエリアです。

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多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

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