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【京橋~日本橋】 美術館巡りルート

今日は京橋~日本橋 周辺のアートスポット巡りについてのご紹介です。この辺は無数に見所があるので、先日からご紹介している新橋・銀座付近から次回ご紹介予定の有楽町などのスポットと分割してご紹介して参ります。

ご紹介するのはこちらの地図のakamaru.pngでポイントした2箇所となります。また、kiiromaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

この辺で特に見所になるのは東京駅からもほど近い<アーティゾン美術館>(旧ブリヂストン美術館)と、三越前駅に直結している<三井記念美術館>です。また、日本橋タカシマヤと日本橋三越でも展覧会が開催されることがあり、タカシマヤの展示はクオリティ高めです。その他には たいめいけん が運営している凧の博物館や日本銀行金融研究所 貨幣博物館などもあり、橋も観光地とも言えるかな。 三越前駅から北方向にはあまり見所はないので、新橋からこの辺りまでが特に集中しているエリアだと思います。

今日も南側から北方向に向かってご紹介していきます。



まずは東京駅の地下出口からすぐの所にあるアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)についてです。

<アーティゾン美術館>

DSC03449_20200127000011c05.jpg

【公式サイト】
 https://www.artizon.museum/

【鑑賞時間目安】
 2時間30分程度

【過去の展示】
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【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら
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【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加。予約制

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による

【特徴】
こちらは2020年1月にリニューアルオープンしたばかりの美術館で、以前はブリヂストン美術館という名前でした。久留米にも石橋美術館というのがあったのですが、そこのコレクションもこちらに移管してきているので、以前よりもかなりパワーアップした感じです。この美術館で最も注意すべき点はオンラインでの事前予約制という点です。(一応、当日券もあるみたいですが確実に入れるかは分かりません…) 中はかなり広く、1階にカフェ、2階にミュージアムショップ、4~6階が展示室となっています。この記事を書いている時点ではまだ最初のお披露目展示しかやっていないので 常設と特別展の区切りはよく分かりませんが、常設と企画展で2~3の展示を並行して行うような感じになるようです。展示の傾向もまだ見えないけど、以前と同じような感じであればコレクションを活かしたものが多くなるんじゃないかな? コレクションは近代西洋絵画・日本洋画から現代アートまでが守備範囲で、質も量も圧倒的で美術の歴史を俯瞰できるような規模です。それ故にじっくり観ると2~3時間はかかりますが、外周部分には休憩できる場所もあるので マイペースで観ることができると思います。展示室も吹き抜けがあったり小部屋があったりと様々な趣向が凝らされているので、それも含めて楽しい所です。
ここのカフェはやや高級な感じのお店になって、その分 一層美味しくなりました。軽い食事メニューもあってランチにも良さそうですので、合わせて寄ってみるのをオススメします。

ということで、コレクション、施設、利便性どれを取っても素晴らしい美術館です。雰囲気も良いのでデート等にも合うと思います。予約制という点だけご注意ください。



アーティゾン美術館の少し北に日本橋タカシマヤがあり、本館8階ホールでは展覧会が開かれることがあります。デパートの展示とは思えないようなハイクオリティの内容だったりするのでスケジュールは確認しておきたい所です。建物自体が重要文化財に指定されていて建物見学ツアーなんかもあります(予約制。毎月第2金曜日 午前11時/午後3時) エレベーター扉に東郷青児のデザインがあったり、昔ながらの美意識が感じられるので買い物しながら店内を散策するのも楽しいと思います。
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日本橋タカシマヤから北東方向(橋を渡る手前)のたいめいけん の5階には 凧の博物館 という所もあります。洋食屋さんなのに何故 博物館が…??と不思議ですが創業者の凧のコレクションを展示しているようです。ここは私は行ったことがないですが、たいめいけん はこの辺でも有名な名店ですので食事のついでに寄ってみるのも良さそうです。

そして日本橋の地名になっている橋が高速道路の下に架かっています。現在の日本橋は20代目らしいですが、1911年に完成したもので重要文化財に指定されています。ちょうど明治から大正に変わる頃の洒落たデザインとなっているのが魅力で、麒麟像がシンボルマークとなっています。日本の道路はここを拠点に○kmの表記となっているらしく今は高速道路が上に走っていますが、これから10~20年かけて地下化するので、逆に今のカオスな光景は今のうちかもしれませんねw

日本橋を渡って三越前駅の付近には日本橋三越もあります。こちらも重要文化財に指定されている建物で、本館正面のライオン像と本館の1~5階の吹き抜けにある佐藤玄々の「天女(まごころ)像」も有名です。三越でも展覧会が開かれることがあり、割と誰でも親しみやすい内容が多いかな。本館と新館があってやや分かりづらいですが、ここも古くからのアートが楽しめる建物です。
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続いては三越前にある三井記念美術館についてです。

<三井記念美術館>

P1190345.jpg

【公式サイト】
 http://www.mitsui-museum.jp/

【鑑賞時間目安】
 1時間30分程度

【過去の展示】
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【企画展・常設】
 企画展のみ

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
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【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 2020年参加 恐らく入館できる券種

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 不可

【特徴】
こちらは古くからの豪商だった三井家および三井グループが所蔵している品を展示する美術館です。2005年に出来た比較的新しい美術館ですが、コレクションの内容は主に日本の古美術で国宝6件 重要文化財75件を含む4000点に及び、年に5~6回行われる企画展・特別展でテーマに沿って公開されます。展示の傾向としてはお正月辺りに国宝の円山応挙「雪松図」をメインにした展示、2~3月頃に三井家のお雛様の展示が定番で、他の季節は様々な特別展が行われます。展示室は細かく区切られていて場所によっては狭くなっているものの、コの字型の部屋に日本画が並ぶと壮観な光景となります。解説も深くて分かりやすいので、ここの展示でだいぶ日本美術に詳しくなれた気がしますw 
ここはカフェとミュージアムショップもしっかりしています。以前はここのミュージアムショップで卓上カレンダーをよく買っていました。

ということで、日本美術に強い美術館です。貴重な品も多く、美術ファンは常に動向をチェックしておきたい美術館の1つだと思います。


この三井記念美術館の近くには日本銀行もあります。辰野金吾が設計した本館は見学ツアー(事前予約制)などもあり、一度は参加してみたいです(私はまだ行ったことがありません) また、分館には貨幣をテーマにした日本銀行金融研究所 貨幣博物館もあり、そちらも見学可能です。三井記念美術館や三越などと合わせて寄ってみるのも良さそうです。


ということで、新橋からこの辺りまで ほぼ一直線上に多くのアートスポットが並んでいます。銀座線が真下に走っていることもあって移動も便利なので、アート巡りをしやすいルートです。
次回は東京駅の西側辺りをご紹介していこうと思います。


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