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【宇都宮】 美術館巡りルート

今日は栃木県の宇都宮のアートスポット巡りについてのご紹介です。

ご紹介するのはこちらの地図のakamaru.pngでポイントした2箇所となります。また、kiiromaru.pngaomaru.pngで示した周辺で見どころになりそうな場所についてもご紹介していきます。

私が宇都宮に行くのは<宇都宮美術館>が主な目的となります。美術館の近くには長岡百穴古墳という変わった古墳もあり、緑豊かな雰囲気です。宇都宮には城の跡地である宇都宮城址公園があり、その周りには八幡山公園、宇都宮二荒山神社、松が峰教会といった歴史を感じさせるスポットも存在します。そこから西の方に向かうと栃木県立美術館と栃木県立博物館があり、この辺が見どころが集まっているように思います。中心街からは かなり離れていますが、大谷石の採掘場の跡地である<大谷資料館>は他では観られないような施設となっていて、一度は訪れておきたい場所です。すぐ近くには天開山 大谷寺もあるので共に訪れるのが良いかと思います。その他に、JR宇都宮駅の近くには旧篠原家住宅というのが徒歩圏内にあり、立地的に他の施設とハシゴしやすくなっています



まずは私の好きな宇都宮美術館についてです。

<宇都宮美術館>

P1110914.jpg

【公式サイト】
 http://u-moa.jp/

【鑑賞時間目安】
 2時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 企画展・常設ともにあり

【併設のカフェ】
 あり

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 あり

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 展示による。庭園部分はルールを守れば可能

【特徴】
こちらは宇都宮の中心街から5kmほど北に位置する うつのみや文化の森 の中にある美術館で、周りは緑に囲まれた環境となっています。展示は企画展・特別展と常設があり、西洋近代絵画をはじめ日本洋画や現代絵画、宇都宮ゆかりの作家などが主なコレクションとなっています。コレクションの中には有名なマグリットの「大家族」も含まれていて、折々の常設展で観ることができます。企画展の傾向としては近現代のテーマが多く、巡回展の割合も高めだと思います。たまに芸術祭や地元の作家を紹介する展示を行っているので、地元に根ざした地方の美術館と言った感じかな。建物自体も広々としていて爽やかな印象を受けます。
私がこの美術館を好きな理由の1つが併設レストランのjoie de sens(ジョワ デ サンス)で、むしろそれを目当てにしているくらいですw 企画展に合わせたメニューやデザートがあり それほど高くない割に本格的で美味しい料理が食べられます。木々に囲まれた眺めも落ち着けるので、この美術館に行ったら必ず寄っています。
注意点は駅からの距離で、宇都宮駅からバスで向かうと30分くらいかかります。しかも本数が少ないので、公共交通機関を使う場合は訪れる前に時間を調べておくとよろしいかと思います。

ということで、やや交通の便が良くないものの雰囲気と食事が好きでちょくちょく遠征しています。(さらに餃子目的というのもありますw) 自家用車であれば後述の大谷資料館と組み合わせることも可能だと思いますので、それも含めて展覧会のタイミングを観て遠征してみるのも楽しいと思います。



宇都宮美術館の近くには長岡百穴古墳という変わった古墳があります。これは穴だらけの洞窟みたいな古墳で、7世紀頃の横穴墓群です。埼玉などにも似たものはありますが、歴史好きの方には面白いかと思います。

大谷資料館の前にそれ以外のスポットについてですが、概ね東武宇都宮駅の周辺に集まっています。

宇都宮城は平安時代後期に建てられたようで、鎌倉時代から豊臣秀吉に滅ぼされるまでは宇都宮氏の居城でした。江戸時代は譜代大名が住んでいたようで、この辺が宇都宮の中心街となっています。残念ながら戊辰戦争で建物は消失し、今は櫓と城壁くらいしか残っていないものの 公園内や清明館という歴史展示室などでイベントを開催していて市民の憩いの場となっています。一応、歩いて見学できるので一回は観ておいて良いかも。また、近くには宇都宮を一望できる八幡山公園があり、園内には宇都宮タワーも建っています。タワーはそれほど高くないけど展望台もある(有料)そうで、見た目はちょっと東京タワーを小さくしたような感じに見えるかなw ここも余裕があれば観光スポットになると思います。さらにすぐ側には宇都宮二荒山神社という1500年くらいの歴史の神社があり、そこの階段からも結構な景色が観られます。登るのが無茶苦茶キツイけど、大通りからも近いのでここもたまに寄ります。(ちなみに有名な餃子屋さんの正嗣や 宇都宮みんみんも宇都宮二荒山神社の近くです。)
また、東武宇都宮駅の近くには松が峰教会というロマネスク様式の教会があり、建物好きは目を引くと思います。ここは中に入ったことはありませんが、見学も可能なようなのでいつか入ってみたい所です。

東武宇都宮駅より西に向かうと、大谷資料館に行く途中に栃木県立美術館があり、そこから500mくらい南には栃木県立博物館もあります。栃木県立美術館は企画展と常設展があり、傾向としては西洋・日本の近代が多めで現代アートはやや少なめかな。こちらも多彩な展示を行っているので寄りたい所ですが、バスだと宇都宮美術館とハシゴするのが難しい場所(方面が違う)だったりします。バスなら大谷資料館に向かう途中にあるので、大谷資料館と組み合わせる方がルートとしては容易だと思います。栃木県立博物館はさらに離れているので訪れたことはありませんが、栃木県立美術館を中心にルートを組む際には検討してみるのも良さそうです。



続いてはドラマや映画などでもよく撮影が行われる大谷資料館についてです。美術館ではありませんが、美術にも関係あるスポットなので取り上げてみます。

<大谷資料館>

DSC02559_20180406004719dbc.jpg

【公式サイト】
 http://www.oya909.co.jp/

【鑑賞時間目安】
 2時間00分程度

【過去の展示】
 記事一覧はこちら

【企画展・常設】
 施設見学のみ

【併設のカフェ】
 なし(隣にカフェあり)

【近くのカフェ】 ※古い記事の場合、閉店/移転していることもあります
 記事一覧はこちら

【ミュージアムショップ】
 なし

【ぐるっとパス】 ※記事にした当時の情報です
 不参加

【館内撮影可否】 ※詳しくは館員さんにご確認ください
 概ね可能

【特徴】
こちらはかつて大谷石を採掘していた場所で、戦時中には地下軍事工場としても使われていたようです。大谷石は旧帝国ホテルに使われるなど古い建築物に観られる素材で、昔はよく家の塀などにも使われていました。

地下に広大な空間が広がっていて、この中を見学することができます。
20180311 132207
掘った跡も残っていて、昔の痕跡を目の当たりにできるかな。今ではライトアップしていたり、プロジェクションマッピングを行うなどイベントも開催されます。撮影スポットとしても有名で、数多くの映画やドラマで使われているので目にされたことがあるかも?

この坑道の他に資料展示の部屋もあり、当時の様子を伺うこともできます。古い建築に興味がある方にはそれも面白いのではないかと思います。

また、この大谷資料館の近くには天開山大谷寺というお寺があります。
DSC02815.jpg
このお寺には岩をくり抜いて作った高さ4mもある千手観音があり、バーミヤンの石仏を思わせる作りとなっています。こちらも見応えがあるので、合わせて訪れることをお勧めします。

ちなみに、大谷資料館と天開山大谷寺は大谷観光一日乗車券というバスの乗車券で割引を受けることができます。JR宇都宮駅西口の定期券センターで買えるので、バスで行くのであればそちらがお得だと思います。


ということで、宇都宮も意外と歴史の深い街なので色々と見どころがあります。距離がキロ単位だったりバスが少ないなど交通の便が良くないので、1日で全部周るのは難しいと思いますが 上手く計画を建てて効率良く回りたい所です。
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