《ロイス・ワインバーガー》 作者別紹介
今日は作者別紹介で、1970年代以降に活躍しオーストリアを代表する現代アーティストの1人であるロイス・ワインバーガーを取り上げます。ロイス・ワインバーガーは自然の見えない力や 自然の生態・環境に対する根本的な疑問を表現したアーティストで、彫刻・ドローイング・映像・写真・フィールドワーク…など様々な媒体で作品を残しました。国際展にも多く参加し、自然とアートの関わりを問いかける存在です。 今日も過去の展示で撮った写真とともにご紹介していこうと思います。
ロイス・ワインバーガーは1947年にオーストリアのチロル地方の山間部の農村に生まれました。幼い頃から動植物の絵を好んで描いていたようですが、当初は鉄骨工の仕事に就いていました。しかし30歳頃(1977年くらい)からアーティストに転身し、植物を主題とした作品などを手掛けるようになりました。
ロイス・ワインバーガー 「赤い糸」

こちらは1970年代の作品。材料に きのこ、小枝、草、羊毛、木、ガラスなどを使っていて、鳥の巣みたいな印象を受けるかな。人工物のような自然物のような不思議な作風です。
ロイス・ワインバーガーは1970年代からこうした自然と人工の空間を対象に、制作活動を開始しました。本人の言葉によると「子供のころ、両親の農場で動物や植物、風習や儀式に接したのは私にとり決定的な体験でした。そこには誰よりも父がいました。農地で働く日々の苦労にも関わらず、時間をとり、野草の標本室を作っていた父が。思い出せる限りでは、私はいつも、絵を描いたり、植物を集めたり、甲虫を数えたり、動物の頭を煮込んだりしていました。」とのことなどで、両親や幼い頃の体験が作風に影響していると思われます。
ロイス・ワインバーガー 「おお主よ、割引してください」

こちらは1976年の作品。割引スタンプを貼り合わせて作った十字架で、右の写真はそれをアップにしたものです。ちょっと罰当たりな気がしますが、可笑しみのあるシュールさが面白いw
ロイス・ワインバーガーは植物だけでなくこうした人工物・廃材のようなものを組み合わせた作品も結構あります。
ロイス・ワインバーガー 「木のフェスティバル」

こちらは1977年の作品。プラスチック袋やゴミ袋で飾られた桜の木で、木そのものがインスタレーションのようになっているのが面白い。ゴミ袋が木の実のように見えてちょっと複雑な気持ちになりますw
ワインバーガーはこうした自然物そのものを利用した作品も多くあり、これ以降にアスファルトを剥がして庭を作ったり、線路を庭にしたりと都市の決まりごとを解放する表現なども制作しています。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは1980年代の作品。拾った木と手製の蜜蝋を使って作ったもので、先っちょに手のようなものが付いています。木も人の姿のようにも見えるし、ちょっとシュールで不気味ですw
ワインバーガーの作風は多岐にわたり、彫刻・映像・写真そして1980年代以降には「シークエンス1-12」という12の詩のような文章を使った作品も残しています。散文的な感じですが読者に思考を促すという意図があるようです。
ロイス・ワインバーガー 「空飛ぶ石」

こちらは1986年の作品。石と羽を組み合わせていて、たしかに空飛ぶ石ですねw こうした自然物同士を組み合わせて他の意味合いを持たせるという作品も多いのが1つの特徴ではないかと思います。
ワインバーガーは1988年からウィーンの自庭で育てた荒地植物を各所に植えるというガーデン・プロジェクトを開始しました。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは1988~89年の作品。ゴミ袋やプラスチックの袋にコンクリートを詰めて壁のように重ねた作品(の写真)で、これは自然というよりは人工物に思えるかな。意図は不明ですが、本来の物の意味が変わってる点はレディメイド的かも。
1991年には第21回サンパウロ・ビエンナーレに参加しています。1990年代以降は自然とアートに関する議論に影響を与えつづけ、国内外で多くの個展を開催・国際展に参加し、多数の賞を受賞していきます。
ロイス・ワインバーガー 「おさげ」

こちらは1992年の作品。土から伸びる植物を三編みにしたもので、お下げ髪ぽいですねw 自然物の流用をレディメイドとは呼ばないかもしれませんが、見立ての発想が面白い。
1990年代には「ワイルドキューブ」という一連の作品も制作しています。これは都市中心部の土地を柵で囲み、長い年月放置して内部空間を荒地植物の庭に変えるというものです。人の手はほぼ入らず、植え付けと生育は完全に自然任せというコンセプトになっています。中には鉄柵をも破壊する植物もあったようで、自然の見えない力が表現されました。
ロイス・ワインバーガー 「カトリック・モンドリアン」

こちらは1994年の作品。アルカディアの枝を使ってキリストの茨の冠と、ピエト・モンドリアンの幾何学的な作風を想起させるタイトルです。シンプルだけどこれも発想にユーモアを感じます。
日本では1999年にワタリウム美術館の「エンプティ・ガーデン」展で初めて紹介され、その20年後の2019年にも同美術館で個展を行っています。会場そのものを題材にした作品などもあり、後ほど出てきます。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは1996年の作品。サボテンにガラスの目をつけたもので、2つの耳を持ったキャラクターみたいに見えます。目玉をつけただけで可愛い動物に見えるのが不思議。
ワインバーガーは「このように(詩的に)植物は語っていました。いくつもの古代文化は次のように伝えています。 原初においては石が、ことごとくの木が、ことごとくの草が、ことごとくの獣が語っていた-原初においては大地が語っていた、と。 しかしそうではなかったのです。我々が獣と草木に、力を働かせてくれるよう求めれば求めるほど、我々が食人習慣の状態に陥ります。」という言葉を残しています。難解な言葉ですが、自然に対して貪欲な状態を食人習慣と例えているのかも。
ロイス・ワインバーガー 「幼稚園」

こちらは1999年にワタリウム美術館の子供向けワークショップ「アート一日幼稚園」の為に制作した子供が庭にまいた植物の種の成長を観察するための柵だそうです。何を育ててたのか分かりませんが、植物の成長そのものを作品にしているようでした。
1997年にはドクメンタX(ドイツ・カッセル)、2000年にはウィーン近代美術館(オーストリア・ウィーン)で個展を開催しています。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは2004年の作品。穴の空いた葉っぱの写真が髑髏のように見えます。恐らく加工して作っていると思いますが、こちらも自然を活かした作風となっています。
ロイス・ワインバーガーは「私にとって重要なのは目に見える自然(緑)と目に見えない自然とを区別することです。私達は目に見える自然を使って目に見えない自然、つまる固有のダイナミクス/精神の自然を構築します。結果の前の効果としての精神の自然です。」と述べています。言葉だけだとちょっと意図は分かりませんが、「見えない自然」というのはワインバーガーの作風のキーワードで、いくつもの作品でそれを感じることができます。
ロイス・ワインバーガー 「小道-体制転覆的な空間攻略」

こちらは2006年の作品。キクイムシが木をかじって進む跡をモチーフにした壁画で蟻の巣みたいなw 真っ赤に塗られていることもあって不気味な印象を受けますが、これは確かに見えない自然の1つですね。
ワインバーガーは「動物は成長の道を造る-植物的生命のイメージ 主たる通路=幹 脇の通路=枝 卵を孵す部屋=果実 体制転覆を図り空間を攻略する」という言葉を残しています。こちらの作品などは題名からもその考えを反映していそうで、動物と植物の本質を作品に取り込んでいるのかも知れませんね。
ロイス・ワインバーガー 「ホーム・ブードゥーV」

こちらは2008年の作品。鶏を屠殺して羽を洗い、その羽をじゃがいもに取り付けて作っています(これはそれをブロンズにしたもの) 自然物と自然物の組み合わせなので、こういう生物がいるかのような生命感があります。虫にいそうw
こちらは先程の作品の作成過程の写真。

猫がじゃがいもに猫パンチしてますw 羽の匂いも嗅いでいるし、猫にとっては玩具なのかも。
この作品についてワインバーガーは「地下において、つまり大地に属しながら、進行していることがら。それは現実と非現実との重なりを見せてくれる。 その重要性は一方においては伝承された構造や考えの重なりに、他方においてはそうした構造や考えの転覆に、ある。社会的文化的視点を個々の要求と、喜んで結びつけてくれる道具が再び意識された家庭呪術(ホーム・ブードゥー)」と語っています。…ちょっと私には理解が難しいけど、現実・非現実の重なりというキーワードがこの作品によく合っているように思えます。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは2014年の作品。作者が故郷の納屋から出てきた猫のミイラを抱いている写真で、凄い形相をしていて、苦しそうに見えます。これも自然の作った一種の造形なのかな… 猫好きとしては可哀想に思えます。
2009年には第53回ベニス・ビエンナーレにオーストリア館代表として参加し、2014年にはS.M.A.K.(ベルギー・ゲント)で個展を開催しました。まさに現代のオーストリアを代表するアーティストです。
ロイス・ワインバーガー 「ワタリウム美術館の屋上庭園」「燃焼と歩行」

こちらはワタリウム美術館で開催された1999年の「エンプティ・ガーデン展」の作品の写真。ワタリウム美術館の屋上に20年間放置していたそうで、2019年に雑草をピンクの紐で結んで新たな作品にしたのだとか。長い歳月をかけて自然の見えない力を引き出した結果と言えるかもしれませんね
ということで、つい最近まで活躍していて2019年にはワタリウム美術展で個展を開いたのですが、2020年4月23日に72歳で亡くなりました。環境や自然に対する独特の考えを持っていたので、環境問題が一層に重要となる今後も回顧されそうなアーティストです。
参考記事:ロイス・ワインバーガー展 (ワタリウム美術館)
ロイス・ワインバーガーは1947年にオーストリアのチロル地方の山間部の農村に生まれました。幼い頃から動植物の絵を好んで描いていたようですが、当初は鉄骨工の仕事に就いていました。しかし30歳頃(1977年くらい)からアーティストに転身し、植物を主題とした作品などを手掛けるようになりました。
ロイス・ワインバーガー 「赤い糸」

こちらは1970年代の作品。材料に きのこ、小枝、草、羊毛、木、ガラスなどを使っていて、鳥の巣みたいな印象を受けるかな。人工物のような自然物のような不思議な作風です。
ロイス・ワインバーガーは1970年代からこうした自然と人工の空間を対象に、制作活動を開始しました。本人の言葉によると「子供のころ、両親の農場で動物や植物、風習や儀式に接したのは私にとり決定的な体験でした。そこには誰よりも父がいました。農地で働く日々の苦労にも関わらず、時間をとり、野草の標本室を作っていた父が。思い出せる限りでは、私はいつも、絵を描いたり、植物を集めたり、甲虫を数えたり、動物の頭を煮込んだりしていました。」とのことなどで、両親や幼い頃の体験が作風に影響していると思われます。
ロイス・ワインバーガー 「おお主よ、割引してください」


こちらは1976年の作品。割引スタンプを貼り合わせて作った十字架で、右の写真はそれをアップにしたものです。ちょっと罰当たりな気がしますが、可笑しみのあるシュールさが面白いw
ロイス・ワインバーガーは植物だけでなくこうした人工物・廃材のようなものを組み合わせた作品も結構あります。
ロイス・ワインバーガー 「木のフェスティバル」

こちらは1977年の作品。プラスチック袋やゴミ袋で飾られた桜の木で、木そのものがインスタレーションのようになっているのが面白い。ゴミ袋が木の実のように見えてちょっと複雑な気持ちになりますw
ワインバーガーはこうした自然物そのものを利用した作品も多くあり、これ以降にアスファルトを剥がして庭を作ったり、線路を庭にしたりと都市の決まりごとを解放する表現なども制作しています。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは1980年代の作品。拾った木と手製の蜜蝋を使って作ったもので、先っちょに手のようなものが付いています。木も人の姿のようにも見えるし、ちょっとシュールで不気味ですw
ワインバーガーの作風は多岐にわたり、彫刻・映像・写真そして1980年代以降には「シークエンス1-12」という12の詩のような文章を使った作品も残しています。散文的な感じですが読者に思考を促すという意図があるようです。
ロイス・ワインバーガー 「空飛ぶ石」

こちらは1986年の作品。石と羽を組み合わせていて、たしかに空飛ぶ石ですねw こうした自然物同士を組み合わせて他の意味合いを持たせるという作品も多いのが1つの特徴ではないかと思います。
ワインバーガーは1988年からウィーンの自庭で育てた荒地植物を各所に植えるというガーデン・プロジェクトを開始しました。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは1988~89年の作品。ゴミ袋やプラスチックの袋にコンクリートを詰めて壁のように重ねた作品(の写真)で、これは自然というよりは人工物に思えるかな。意図は不明ですが、本来の物の意味が変わってる点はレディメイド的かも。
1991年には第21回サンパウロ・ビエンナーレに参加しています。1990年代以降は自然とアートに関する議論に影響を与えつづけ、国内外で多くの個展を開催・国際展に参加し、多数の賞を受賞していきます。
ロイス・ワインバーガー 「おさげ」

こちらは1992年の作品。土から伸びる植物を三編みにしたもので、お下げ髪ぽいですねw 自然物の流用をレディメイドとは呼ばないかもしれませんが、見立ての発想が面白い。
1990年代には「ワイルドキューブ」という一連の作品も制作しています。これは都市中心部の土地を柵で囲み、長い年月放置して内部空間を荒地植物の庭に変えるというものです。人の手はほぼ入らず、植え付けと生育は完全に自然任せというコンセプトになっています。中には鉄柵をも破壊する植物もあったようで、自然の見えない力が表現されました。
ロイス・ワインバーガー 「カトリック・モンドリアン」

こちらは1994年の作品。アルカディアの枝を使ってキリストの茨の冠と、ピエト・モンドリアンの幾何学的な作風を想起させるタイトルです。シンプルだけどこれも発想にユーモアを感じます。
日本では1999年にワタリウム美術館の「エンプティ・ガーデン」展で初めて紹介され、その20年後の2019年にも同美術館で個展を行っています。会場そのものを題材にした作品などもあり、後ほど出てきます。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは1996年の作品。サボテンにガラスの目をつけたもので、2つの耳を持ったキャラクターみたいに見えます。目玉をつけただけで可愛い動物に見えるのが不思議。
ワインバーガーは「このように(詩的に)植物は語っていました。いくつもの古代文化は次のように伝えています。 原初においては石が、ことごとくの木が、ことごとくの草が、ことごとくの獣が語っていた-原初においては大地が語っていた、と。 しかしそうではなかったのです。我々が獣と草木に、力を働かせてくれるよう求めれば求めるほど、我々が食人習慣の状態に陥ります。」という言葉を残しています。難解な言葉ですが、自然に対して貪欲な状態を食人習慣と例えているのかも。
ロイス・ワインバーガー 「幼稚園」

こちらは1999年にワタリウム美術館の子供向けワークショップ「アート一日幼稚園」の為に制作した子供が庭にまいた植物の種の成長を観察するための柵だそうです。何を育ててたのか分かりませんが、植物の成長そのものを作品にしているようでした。
1997年にはドクメンタX(ドイツ・カッセル)、2000年にはウィーン近代美術館(オーストリア・ウィーン)で個展を開催しています。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは2004年の作品。穴の空いた葉っぱの写真が髑髏のように見えます。恐らく加工して作っていると思いますが、こちらも自然を活かした作風となっています。
ロイス・ワインバーガーは「私にとって重要なのは目に見える自然(緑)と目に見えない自然とを区別することです。私達は目に見える自然を使って目に見えない自然、つまる固有のダイナミクス/精神の自然を構築します。結果の前の効果としての精神の自然です。」と述べています。言葉だけだとちょっと意図は分かりませんが、「見えない自然」というのはワインバーガーの作風のキーワードで、いくつもの作品でそれを感じることができます。
ロイス・ワインバーガー 「小道-体制転覆的な空間攻略」

こちらは2006年の作品。キクイムシが木をかじって進む跡をモチーフにした壁画で蟻の巣みたいなw 真っ赤に塗られていることもあって不気味な印象を受けますが、これは確かに見えない自然の1つですね。
ワインバーガーは「動物は成長の道を造る-植物的生命のイメージ 主たる通路=幹 脇の通路=枝 卵を孵す部屋=果実 体制転覆を図り空間を攻略する」という言葉を残しています。こちらの作品などは題名からもその考えを反映していそうで、動物と植物の本質を作品に取り込んでいるのかも知れませんね。
ロイス・ワインバーガー 「ホーム・ブードゥーV」

こちらは2008年の作品。鶏を屠殺して羽を洗い、その羽をじゃがいもに取り付けて作っています(これはそれをブロンズにしたもの) 自然物と自然物の組み合わせなので、こういう生物がいるかのような生命感があります。虫にいそうw
こちらは先程の作品の作成過程の写真。

猫がじゃがいもに猫パンチしてますw 羽の匂いも嗅いでいるし、猫にとっては玩具なのかも。
この作品についてワインバーガーは「地下において、つまり大地に属しながら、進行していることがら。それは現実と非現実との重なりを見せてくれる。 その重要性は一方においては伝承された構造や考えの重なりに、他方においてはそうした構造や考えの転覆に、ある。社会的文化的視点を個々の要求と、喜んで結びつけてくれる道具が再び意識された家庭呪術(ホーム・ブードゥー)」と語っています。…ちょっと私には理解が難しいけど、現実・非現実の重なりというキーワードがこの作品によく合っているように思えます。
ロイス・ワインバーガー 「無題」

こちらは2014年の作品。作者が故郷の納屋から出てきた猫のミイラを抱いている写真で、凄い形相をしていて、苦しそうに見えます。これも自然の作った一種の造形なのかな… 猫好きとしては可哀想に思えます。
2009年には第53回ベニス・ビエンナーレにオーストリア館代表として参加し、2014年にはS.M.A.K.(ベルギー・ゲント)で個展を開催しました。まさに現代のオーストリアを代表するアーティストです。
ロイス・ワインバーガー 「ワタリウム美術館の屋上庭園」「燃焼と歩行」

こちらはワタリウム美術館で開催された1999年の「エンプティ・ガーデン展」の作品の写真。ワタリウム美術館の屋上に20年間放置していたそうで、2019年に雑草をピンクの紐で結んで新たな作品にしたのだとか。長い歳月をかけて自然の見えない力を引き出した結果と言えるかもしれませんね
ということで、つい最近まで活躍していて2019年にはワタリウム美術展で個展を開いたのですが、2020年4月23日に72歳で亡くなりました。環境や自然に対する独特の考えを持っていたので、環境問題が一層に重要となる今後も回顧されそうなアーティストです。
参考記事:ロイス・ワインバーガー展 (ワタリウム美術館)
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