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【三嶋大社】の写真 (2021年10月)[三島編]

今日も写真多めです。前回ご紹介した三嶋暦師の家を見学した後、有名な三嶋大社にお参りしてきました。

【公式サイト】
 http://www.mishimataisha.or.jp/

【施設】三嶋大社
【最寄】三島駅

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

三嶋大社は三島の地名の由来になったとされるほどこの地にとって重要な存在で、創建の時期は不明なものの奈良時代には既に記録が残っているという古くからの神社です。伊豆国の一宮とされ、大山祇命(おおやまつみのみこと)と積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)の二柱の神を総じて三嶋大明神と称しています。大山祇命は山森農産の守護神、事代主神は恵比須様のことで、源頼朝が源氏再興を祈願した神社としても有名です。

こちらは大鳥居。神社の南側にあり、北西に位置する三島駅から行くと反対側になってしまいます。
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この写真を撮った辺りには鰻屋さんがありました。三島は鰻が名物であちこちにお店があります。昔は鰻は三嶋大社の神様の使いとされていたのですが、ある時に食べてみたら罰も当たらず美味しかったということで名物になりましたw 

鳥居をくぐると池の真ん中に道があり、西側に厳島神社があります(この写真は本殿側から観てます)
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市杵嶋姫命(いちきしまひめ)をお祀りし、北条政子が勧請したとされる神社です。市杵嶋姫命は神仏習合で弁財天と同神とされたので、ご利益も弁天様の芸事上達などとなっています。弁天様だけにちょっと夫婦でお参りするのは躊躇しましたが安産のご利益もあるようです。

こちらは総門。
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1930年(昭和5年)に北伊豆地震で被災したようですが、その翌年には竣工したようです。でっかい しめ縄は400kgもあるのだとか

境内を進むと右手に神鹿園があります。
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大正時代に奈良の春日大社から雄雌8頭の鹿を譲り受けたそうで、その子孫かな? 餌をやる人に群がってましたw この奥に見えているのが宝物殿で三嶋大社に伝わる御神宝などが常設されていますが、この日は遅かったので入れませんでした。ちなみにこの神鹿園から東側に抜けると前回ご紹介したした三嶋暦師の家に行けます。(我々はこの辺から神社に入りましたw)

こちらは芸能殿。
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元々は総門だったのですが、前述の1930年の北伊豆地震で倒壊してしまい、その材料を使ってこちらに移築されました。神事や奉納芸能などが行われるようです。

こちらは神馬舎(しんめしゃ)。神馬像は1868年(慶応4年)完成で、神馬舎は戦後に移されたようです。
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三嶋大社の神馬は毎朝 神様を乗せて箱根山に登るという伝説があり、旧神官はお馬様が帰ったと言ってから朝食を摂っていたようで子供の成長と健脚を祈る風習があるとのこと。

こちらは矢田部盛治の像
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誰?と思ったら1854年の東海大地震で倒壊した社殿の復興に16,677両という巨費を投じた人物。明治維新の際には明治天皇の御通行警護を務めた他、トンネルを掘って田に水を潤したという地元の偉人でした。地震でぶっ壊れては復活を繰り返していますね…。どおりで慶応2~4年頃の建物ばかりな訳です。

こちらは神門。1867年(慶応3年)に竣工しました。
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この辺に来たら急に晴れて神々しい雰囲気になりました。コロナ明けの日本を祝福してるかのような爽やかさ。

神門のアップ
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伊豆の名工小沢半兵衛・希道父子一派による彫刻が見どころとなっています。堂々たる風格ですね。

こちらは神門に入って右手にある天然記念物の三嶋大社の金木犀
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夏の終り頃に2度(毎年9月上旬と下旬の2度)満開を迎え、満開時には木犀の夕という舞楽などが行われるイベントが催されるようです。

こちらは本殿の前にある舞殿
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静岡県の無形文化財に指定されている「お田打ち神事」や「豆撒き神事」「鳴弦式」をはじめ、祈祷なども行うようです。

舞殿の中
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かなり綺麗で最近の建物に見えるけど、神門と同じ1867年(慶応3年)に竣工。昭和5年の伊豆震災の復興の際に一部改修したそうです。

そしてこちらが本殿。1866年(慶応2年)に竣工
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小沢半兵衛・希道父子一派の彫刻があちこちに施されています。総けやき素木造りで、本殿・幣殿・拝殿、3つの建物が連なる複合社殿となっています。まさに伊豆一宮に相応しい威容。もちろん参拝して、個人的な健康とコロナの収束を祈っておきました。

本当はもっと三島の文化施設を巡りたかった(特に楽寿園…)のですが、この時点で17時頃で日も暮れてきたので諦めて三島駅まで歩いて行きました。

三島はこんな感じであちこちに水路があります。
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富士山からの湧水が豊富らしく、この水路から西のほうに行くと源兵衛川というホタルも住んでいる清流があります。源兵衛川は飛び石や木道もあって散策に向いているようですが、疲れていたので行きませんでしたw またいずれ訪れたい。

こちらは白滝公園。湧水が白い滝のように流れていたとされています。
DSC07073.jpg DSC07074_202111022037464ad.jpg
10月中旬で雨上がりだったので肌寒いくらいでしたが、水遊びしている人もいました。夏には憩いの場になりそうですね。

こちらは湧き水の出てくるところ
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富士山からの湧き水は年間を通じて15~16℃らしく、夏は冷たく冬は温かく感じるようです。


ということで、三嶋大社の立派さにも驚きましたが、三島の街の川や池の美しさも引けを取らないくらいでした。今回訪れることのできなかった三島駅前の楽寿園も含め、見どころの多い街です。
三島の美術館めぐりの最後にお寿司を頂いてきましたので、次回は三島編の最終回でそれをご紹介しようと思います。
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