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【江戸東京博物館】の案内 (東京編 2009年12月)

今日も引き続き、いけばな展の後にみた江戸東京博物館の常設の写真です。今日は東京になってからの展示をご紹介しようと思います。

 常設展公式サイト:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/index.html

これはいつの時代かわからないけど祭りの様子。
左はミニチュア。右は実物大。
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朝野新聞の再現。明治時代前半には人気を博した新聞らしいですが、政府批判をして度々発行停止されたらしく明治で廃刊になったそうです。
新聞社の前にある昔の自転車にも乗れます。非常に高くて怖いw
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これは明治の頃の銀座の往来のミニチュアだったかな。鹿鳴館やニコライ堂などが動くコーナーもありました。
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江戸~昭和にかけての女性の髪形の流行。右上の巻貝みたいなのは、その名も「二百三高地髷」 日露戦争の頃かな。
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左は明治時代の凌雲閣の1/10のミニチュア。 12階建て60mで英国人バルトンの設計によるもので、浅草にあったそうですが関東大震災で崩壊したらしいです。
電話ボックスは近くにあったのですが何でこの辺りにあるんだろ。
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ここら辺は明治か大正かわかりませんが大衆文化のコーナー。
このポスターは時代感もあっていいですね。
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大正時代の和洋折衷住宅。ペンションにこういうのありそう。民芸展をちょっと思い出しました。
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円タク。東京市内は1円だったので円タクと呼ばれます。なんか今のタクシーより豪華そうな感じがw
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昭和時代は主に戦争と高度経済成長がメインです。
これは大戦末期の風船爆弾の1/5ミニチュア。ジェット気流に乗せて9300個飛ばし、そのうち300個くらいがアメリカ本土にまで到達したそうです。山火事などを引き起こしたそうですが、意図するのは心理的な作戦だったみたいです。色んな意味で末期だわ…。
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戦時中の家の内部の再現。電灯のカバーが長いのは外に光を漏らさないため、ガラスにテープを張るのは爆風でガラスが割れない為ですが、本当に爆弾の爆風が来たら無意味でしょうね。
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この辺には戦後の闇市の様子のミニチュアなんかもありました。そして復興~高度経済成長へと移ります。

スバル360。この頃の日本には明るい未来があったんでしょうね…。
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ダットサントラック。
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朝野新聞の前に戻ってきました。ここには昭和の頃の暮らしを体験できる家もあります。
家が何件もあって建物の中というのを忘れますねw
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床の間。まだ年末だったのでクリスマスツリーもありました。
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隣の部屋。時計と神棚と熊手。こういう味わいのある時計は今は少ないかも。
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台所。これは不便で大変そう。お湯も出ないし収納も少ない…。キッチンだけは耐えられないかも。
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玄関。これは別に違和感ないかな。
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家の前にも自転車がありました。
DSC_8682.jpg

ということで、3回に渡って紹介しましたが、これでも一部です。だだっぴろく様々なものがあるので、特別展や企画展も観たら1日中楽しめるんじゃないかと思います。子連れも結構多いのでファミリー向けにもいいのかも。地域紹介博物館の極めつけといった感じです。

これが2009年に行った最後の美術館・博物館でした。次回から2010年に仕入れたネタに突入します^^; 毎年、年末年始は美術展は冬枯れするのよね…。
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