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【山崎美術館】の案内 (2021年11月)

前回ご紹介した旧山崎家別邸を観た後、本邸にあたる山崎美術館を観てきました。今回はあまりメモを取ってきませんでしたが簡単にご紹介しておこうと思います。

DSC08391.jpg

【公式サイト】
 https://www.koedo-kameya.com/sp.html

【会場】山崎美術館
【最寄】本川越駅、川越市駅、川越駅

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

休日でも空いていて快適に鑑賞することができました。

さて、この美術館はこの地の豪商だった亀屋の山崎家の家が母体となっていて、川越の観光地の中心である蔵通りに近い場所にあります。前回ご紹介した別邸からも近いので、ハシゴしやすく川越観光のルートに組み込みやすい美術館と言えます。

美術館を入ると古民家風になっていて、簡単なお茶席があります。
DSC08395_2022011101032104c.jpg
撮影不可でしたが、この写真の裏手が蔵となっていて、そこも小規模な展示室となっていました。

こちらは先程の写真の右手方向の母屋の入口
DSC_0138_enc_20220111010316140.jpg
ここがメインの展示室となり、靴を脱いで鑑賞することになります。

展示品は近代日本画の世界に大きな足跡を残した橋本雅邦の掛け軸などが部屋を囲むように展示されています。橋本雅邦は川越藩のお抱え絵師の息子だったこともあり、この地にゆかりがあります。昇龍図や蓬莱山など伝統的な画題の作品が並び、橋本雅邦のダイナミックさや奥深い幽玄さを感じることができます。部屋の中央には焼き物のコーナーなどもあり、点数は少なめですがクオリティの高い品々を鑑賞することができました。

観終わって出ようとしたら、先程のお茶席でお茶とモナカを頂くことができました。
DSC08396.jpg
消毒もできコロナ禍でもきっちり対策しています。モナカは甘すぎずスッキリした後味でした。亀屋は長年続く和菓子屋さんなので、その美味しさは世代を超える恒久性がありますね。

最後にこの通路を通って出ていきます。
DSC08392_2022011101031983f.jpg
どことなく昭和の香りの懐かしい感じw 昼でも薄暗くてムードがありました。


ということで、小さめの美術館で短時間で鑑賞できました。少数精鋭と言った感じで橋本雅邦の作品のクオリティは流石です。観光地のど真ん中という利便性もあるので、川越観光に行く際はこちらの美術館と別邸も訪れてみることをオススメします。

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