最近観た展示 (202211)
サボって少し間が空きました。今更ですが11月に観た展示を振り返っておこうと思います。11月に観たのは以下となります。
・小茂田青樹展 (川越市美術館)
・イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき (Bunkamura ザ・ミュージアム)
・ヴァロットン―黒と白 (三菱一号館美術館)
・つながる琳派スピリット神坂雪佳 (パナソニック汐留美術館)
・ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 (国立西洋美術館)
・版画で「観る」演劇 (国立西洋美術館)
・旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる (東京都庭園美術館)

【展覧名】
市制施行100周年・開館20周年記念特別展 小茂田青樹展
【公式サイト】
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-kako/2022-2.html
【会場】川越市美術館
【最寄】川越駅、川越市駅
【会期】2022年10月22日(土)~12月4日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。こちらは日本画家で川越にゆかりのある小茂田青樹の回顧展で、今までありそうで中々なかった(19年ぶりらしい)のでこれだけ一気に作品を観られる機会は貴重だったように思います。初期から再興日本美術院展での活躍まで時系列的に並び、画風の変遷や挫折、今村紫紅や速水御舟とのエピソードなど様々な面が紹介されていました。川越との関係なんかもテーマにしていてご当地感もあって満足できました。
こちらの作品だけ撮影可能でした。

写実性と叙情性の両面が感じられて、情感ある空気感ですね。

【展覧名】
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
【公式サイト】
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/
【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅
【会期】2022年9月17日(土)~11月10日(木)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは最後の休日に行ったため非常に混んでいました。フィンランドガラスの有名ブランドでもあるイッタラの歴史を紹介するもので、450点にも及ぶガラス器が並んでいました。シンプルで普遍性がありつつ自然をモチーフにしたデザインが特徴で、展示では素材や製法なども掘り下げていて、イッタラの精神が脈々と受け継がれていたことが伺えました。日本との関係も取り上げていて、隈研吾 氏や皆川明 氏との取り組みなども紹介されていました。日本の精神性と近いのもイッタラに親近感を持つ理由なのかも。
冒頭と最後の部屋だけ撮影可能となっていました。

同じデザインでも型の材質によって仕上がりも変わってくるなど、比較して観ることができたのが面白かった。
オイバ・トイッカの鳥シリーズ。

吹きガラスで飴細工のように有機的なフォルムを作っている映像などもありました。ガラスとは思えないくらい柔らかみがあって可愛いですね。

【展覧名】
ヴァロットン―黒と白
【公式サイト】
https://mimt.jp/vallotton2/
【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅/有楽町駅など
【会期】2022年10月29日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは日時予約制だったものの中は思ったより混んでいました。ここは狭めなので仕方ないかな。 展示はナビ派の画家フェリックス・ヴァロットンの作品、特に版画に注目した内容となっていて、数多くの版画作品が並んでいます。(油彩もあるけどちょっとだけです) 木版を始めた頃の作品からナビ派に入り版画集『レスタンプ・オリジナル』にも参加した頃や、再び版画に力を入れた頃など時代も幅広く、その魅力がよく伝わってきます。特に大胆な白黒の対比が面白く、誇張された画風と共にデザイン的なセンスが光っていました。
大部屋だけ撮影可能となっていました。

風刺的なニュアンスもあるかな
事件や事故をテーマにした作品も結構あります。

やや戯画的な雰囲気もありつつ、当時の空気感が伝わってきます。
馬車に轢かれた女性。とぼけた顔してるけど衝撃的です。

これは何度も観たことがありましたが、今回の展示では観たことが無い作品も多かったです。
この展示はかなり満足したのでオススメです。ヴァロットンは油彩も良いし、本当に素晴らしい画家です。

【展覧名】
つながる琳派スピリット神坂雪佳
【公式サイト】
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/22/221029/
【会場】パナソニック汐留美術館
【最寄】新橋駅
【会期】2022年10月29日(土)~12月18日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらも会期末頃に行ったので結構混んでました。この展示はタイトルの通り琳派からの影響を強く感じさせる神坂雪佳の回顧展となっていました。当時から「光琳の再来」と評されたようで、そのデザインセンスは卓越していて優美でどこか懐かしいような雰囲気すらあります。時代的には明治から昭和にかけてということで、海外のデザインが持て囃されていた頃ですがアール・ヌーヴォーなどには興味を示さなかったようで、琳派の他に四条派っぽさもあるように思えました。
こちらは最後の記念撮影スポット

たらしこみの表現と色合いが琳派っぽく感じるのかも。季節感もありますね。
図案なども出していて、その仕事ぶりも光琳っぽいかも

単に模倣するだけでなく近代的な雰囲気があるのも良かったです。
少数ですが本阿弥光悦や尾形光琳らの名品も展示されていて、こちらも大満足の展示で図録も買いました。

【展覧名】
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは時間指定でありながらかなり混んでいて鑑賞に時間がかかりました。多くの作品が撮影可能となっていたのが嬉しい。タイトルの通りベルリン国立ベルクグリューン美術館のコレクションを通じ、主にピカソの画業をたどるもので各時代の変遷を観ることができます。青の時代からキュビスム、新古典主義など時代ごとの典型的な作品があるので、そのコレクションだけで時系列的に分かるのがすごい。いくつか写真でご紹介
パブロ・ピカソ 「ポスターのある静物」

分析的キュビスムの作例ですが、明るい色合いで次の総合的キュビスムに繋がっていく様子が伺えます。
パブロ・ピカソ 「トランプのカード、煙草、瓶、グラスのある静物」

1914年の総合的キュビスムの時代の作品。コラージュ的な表現となっていてキュビスムの進化が分かります。
パブロ・ピカソ 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」

こちらは今回のポスターにもなっている1936年の作品。女性芸術家でもあり、この時代のピカソのミューズですね。
パウル・クレー 「青の風景」

今回の展示は「とその時代」ということでピカソ以外もあるんですが、特にクレーとマティスが良かったです。
アンリ・マティス 「雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案」

ジャズシリーズなど切り絵っぽい作品を作っていた時期の作品。この造形と色彩感覚が流石です。
ということで、非常にクオリティの高いコレクションを観ることができました。この冬、一番貴重なのはこの展示かも。

【展覧名】
版画で「観る」演劇
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは西洋美術館の常設展示の特集で、ピカソ展のついでに観ました。版画で取り上げられた劇をテーマにしていて、撮影可能となっています。
こちらはドラクロワによるゲーテの『ファウスト』でファウストの前にメフィストが現れるシーン、

悪魔の登場に驚いてる感じが出てます。やや奇抜な格好も演劇っぽいです。
こちらもドラクロワによるシェイクスピアの『ハムレット』でオフィーリアが死ぬシーン。

ミレイの絵で有名なシーンですが、このオフィーリアの目つきもやるせない気持ちが出てますね。
と、小展ながらもドラクロワやシャセリオーなど名だたる画家の劇的な版画が観られて満足できました。解説でストーリーをネタバレされるのでご注意w

【展覧名】
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる
【公式サイト】
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220923-1127_JourneyAndImagination.html
【会場】東京都庭園美術館
【最寄】目黒駅/白金台駅
【会期】2022年9月23日(金・祝)~11月27日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会期末でもそれほど混むことなく快適に鑑賞することができました。こちらは旅をテーマにしていて、本館は100年前の朝香宮のフランスへの旅や、当時の鉄道ポスターなどが展示され、新館では現代のアーティストによる作品が展示されていました。
本館は一部屋だけ撮影可能となっていました。これはお土産に買われたロイヤルコペンハーゲンの三羽揃いペリカン(ペンギン)

現代人はどう観てもペンギンだろというツッコミをしたくなりますねw よく出来たデザインで可愛い。
新館は撮影可能でした。こちらは宮永愛子 氏の「旅の終わりは始まり」

ナフタリンで出来たトランクで、常温で気化していきます。この展示の間にもどんどん気化してたのかも。化学的な素材なのに儚くて神秘的な雰囲気がありますね。
と、展示も楽しかったのですが、この日の目当ては久々に改修工事が終わって公開された日本庭園の茶室が目当てでした。
茶室からの光景。

ここに入ったのはかなり久々でした。目の前には日本庭園が広がります。
この日は紅葉が綺麗でした。

夜にはライトアップされて幻想的な光景となりました。詳しくはインスタで
インスタ:https://www.instagram.com/p/ClvUS1Ov30L/
ということで、11月は大きめの展示を観て回って、特にヴァロットンと神坂雪佳の展示が心にのこりました。ちなみに東博の国宝展はチケットが取れずに見逃しましたw まあ東博の国宝は普段からよく観るし、入れ替えを考えるとこの機でなくても良いかなと諦めました。
・小茂田青樹展 (川越市美術館)
・イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき (Bunkamura ザ・ミュージアム)
・ヴァロットン―黒と白 (三菱一号館美術館)
・つながる琳派スピリット神坂雪佳 (パナソニック汐留美術館)
・ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 (国立西洋美術館)
・版画で「観る」演劇 (国立西洋美術館)
・旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる (東京都庭園美術館)


【展覧名】
市制施行100周年・開館20周年記念特別展 小茂田青樹展
【公式サイト】
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-kako/2022-2.html
【会場】川越市美術館
【最寄】川越駅、川越市駅
【会期】2022年10月22日(土)~12月4日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
1時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_4_⑤_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。こちらは日本画家で川越にゆかりのある小茂田青樹の回顧展で、今までありそうで中々なかった(19年ぶりらしい)のでこれだけ一気に作品を観られる機会は貴重だったように思います。初期から再興日本美術院展での活躍まで時系列的に並び、画風の変遷や挫折、今村紫紅や速水御舟とのエピソードなど様々な面が紹介されていました。川越との関係なんかもテーマにしていてご当地感もあって満足できました。
こちらの作品だけ撮影可能でした。

写実性と叙情性の両面が感じられて、情感ある空気感ですね。

【展覧名】
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
【公式サイト】
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/
【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅
【会期】2022年9月17日(土)~11月10日(木)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは最後の休日に行ったため非常に混んでいました。フィンランドガラスの有名ブランドでもあるイッタラの歴史を紹介するもので、450点にも及ぶガラス器が並んでいました。シンプルで普遍性がありつつ自然をモチーフにしたデザインが特徴で、展示では素材や製法なども掘り下げていて、イッタラの精神が脈々と受け継がれていたことが伺えました。日本との関係も取り上げていて、隈研吾 氏や皆川明 氏との取り組みなども紹介されていました。日本の精神性と近いのもイッタラに親近感を持つ理由なのかも。
冒頭と最後の部屋だけ撮影可能となっていました。

同じデザインでも型の材質によって仕上がりも変わってくるなど、比較して観ることができたのが面白かった。
オイバ・トイッカの鳥シリーズ。


吹きガラスで飴細工のように有機的なフォルムを作っている映像などもありました。ガラスとは思えないくらい柔らかみがあって可愛いですね。

【展覧名】
ヴァロットン―黒と白
【公式サイト】
https://mimt.jp/vallotton2/
【会場】三菱一号館美術館
【最寄】東京駅/有楽町駅など
【会期】2022年10月29日(土)~2023年1月29日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらは日時予約制だったものの中は思ったより混んでいました。ここは狭めなので仕方ないかな。 展示はナビ派の画家フェリックス・ヴァロットンの作品、特に版画に注目した内容となっていて、数多くの版画作品が並んでいます。(油彩もあるけどちょっとだけです) 木版を始めた頃の作品からナビ派に入り版画集『レスタンプ・オリジナル』にも参加した頃や、再び版画に力を入れた頃など時代も幅広く、その魅力がよく伝わってきます。特に大胆な白黒の対比が面白く、誇張された画風と共にデザイン的なセンスが光っていました。
大部屋だけ撮影可能となっていました。

風刺的なニュアンスもあるかな
事件や事故をテーマにした作品も結構あります。

やや戯画的な雰囲気もありつつ、当時の空気感が伝わってきます。
馬車に轢かれた女性。とぼけた顔してるけど衝撃的です。

これは何度も観たことがありましたが、今回の展示では観たことが無い作品も多かったです。
この展示はかなり満足したのでオススメです。ヴァロットンは油彩も良いし、本当に素晴らしい画家です。

【展覧名】
つながる琳派スピリット神坂雪佳
【公式サイト】
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/22/221029/
【会場】パナソニック汐留美術館
【最寄】新橋駅
【会期】2022年10月29日(土)~12月18日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_③_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_4_⑤_満足
【感想】
こちらも会期末頃に行ったので結構混んでました。この展示はタイトルの通り琳派からの影響を強く感じさせる神坂雪佳の回顧展となっていました。当時から「光琳の再来」と評されたようで、そのデザインセンスは卓越していて優美でどこか懐かしいような雰囲気すらあります。時代的には明治から昭和にかけてということで、海外のデザインが持て囃されていた頃ですがアール・ヌーヴォーなどには興味を示さなかったようで、琳派の他に四条派っぽさもあるように思えました。
こちらは最後の記念撮影スポット

たらしこみの表現と色合いが琳派っぽく感じるのかも。季節感もありますね。
図案なども出していて、その仕事ぶりも光琳っぽいかも

単に模倣するだけでなく近代的な雰囲気があるのも良かったです。
少数ですが本阿弥光悦や尾形光琳らの名品も展示されていて、こちらも大満足の展示で図録も買いました。

【展覧名】
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間30分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_①_2_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは時間指定でありながらかなり混んでいて鑑賞に時間がかかりました。多くの作品が撮影可能となっていたのが嬉しい。タイトルの通りベルリン国立ベルクグリューン美術館のコレクションを通じ、主にピカソの画業をたどるもので各時代の変遷を観ることができます。青の時代からキュビスム、新古典主義など時代ごとの典型的な作品があるので、そのコレクションだけで時系列的に分かるのがすごい。いくつか写真でご紹介
パブロ・ピカソ 「ポスターのある静物」

分析的キュビスムの作例ですが、明るい色合いで次の総合的キュビスムに繋がっていく様子が伺えます。
パブロ・ピカソ 「トランプのカード、煙草、瓶、グラスのある静物」

1914年の総合的キュビスムの時代の作品。コラージュ的な表現となっていてキュビスムの進化が分かります。
パブロ・ピカソ 「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」

こちらは今回のポスターにもなっている1936年の作品。女性芸術家でもあり、この時代のピカソのミューズですね。
パウル・クレー 「青の風景」

今回の展示は「とその時代」ということでピカソ以外もあるんですが、特にクレーとマティスが良かったです。
アンリ・マティス 「雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案」

ジャズシリーズなど切り絵っぽい作品を作っていた時期の作品。この造形と色彩感覚が流石です。
ということで、非常にクオリティの高いコレクションを観ることができました。この冬、一番貴重なのはこの展示かも。

【展覧名】
版画で「観る」演劇
【公式サイト】
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2022picasso.html
【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅
【会期】2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_②_3_4_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_4_⑤_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_3_④_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
こちらは西洋美術館の常設展示の特集で、ピカソ展のついでに観ました。版画で取り上げられた劇をテーマにしていて、撮影可能となっています。
こちらはドラクロワによるゲーテの『ファウスト』でファウストの前にメフィストが現れるシーン、

悪魔の登場に驚いてる感じが出てます。やや奇抜な格好も演劇っぽいです。
こちらもドラクロワによるシェイクスピアの『ハムレット』でオフィーリアが死ぬシーン。

ミレイの絵で有名なシーンですが、このオフィーリアの目つきもやるせない気持ちが出てますね。
と、小展ながらもドラクロワやシャセリオーなど名だたる画家の劇的な版画が観られて満足できました。解説でストーリーをネタバレされるのでご注意w

【展覧名】
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる
【公式サイト】
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220923-1127_JourneyAndImagination.html
【会場】東京都庭園美術館
【最寄】目黒駅/白金台駅
【会期】2022年9月23日(金・祝)~11月27日(日)
※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
【鑑賞所要時間(私のペースです)】
2時間00分程度
【混み具合・混雑状況】
混雑_1_2_3_④_5_快適
【作品充実度】
不足_1_2_3_④_5_充実
【理解しやすさ】
難解_1_2_③_4_5_明解
【総合満足度】
不満_1_2_3_④_5_満足
【感想】
会期末でもそれほど混むことなく快適に鑑賞することができました。こちらは旅をテーマにしていて、本館は100年前の朝香宮のフランスへの旅や、当時の鉄道ポスターなどが展示され、新館では現代のアーティストによる作品が展示されていました。
本館は一部屋だけ撮影可能となっていました。これはお土産に買われたロイヤルコペンハーゲンの三羽揃いペリカン(ペンギン)

現代人はどう観てもペンギンだろというツッコミをしたくなりますねw よく出来たデザインで可愛い。
新館は撮影可能でした。こちらは宮永愛子 氏の「旅の終わりは始まり」

ナフタリンで出来たトランクで、常温で気化していきます。この展示の間にもどんどん気化してたのかも。化学的な素材なのに儚くて神秘的な雰囲気がありますね。
と、展示も楽しかったのですが、この日の目当ては久々に改修工事が終わって公開された日本庭園の茶室が目当てでした。
茶室からの光景。

ここに入ったのはかなり久々でした。目の前には日本庭園が広がります。
この日は紅葉が綺麗でした。

夜にはライトアップされて幻想的な光景となりました。詳しくはインスタで
インスタ:https://www.instagram.com/p/ClvUS1Ov30L/
ということで、11月は大きめの展示を観て回って、特にヴァロットンと神坂雪佳の展示が心にのこりました。ちなみに東博の国宝展はチケットが取れずに見逃しましたw まあ東博の国宝は普段からよく観るし、入れ替えを考えるとこの機でなくても良いかなと諦めました。
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Author:21世紀のxxx者
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。
関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。
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