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最近観た展示 (202306)

もうだいぶ前ですが、年末の振り返りに向けて6月に観た展示について振り返っておこうと思います。6月に見たのは以下の展示です。


・さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展(東京都現代美術館)
・木島櫻谷 ― 山水夢中(泉屋博古館 分館)
・I LOVE ART 17 プレイプレイアート展(ワタリウム美術館)
・ガウディとサグラダ・ファミリア展(東京国立近代美術館)
・ケニー・シャーフ個展「I’m Baaack」(草月プラザ)
・マティス展(東京都美術館)



まずは無料の展示。

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【展覧名】
 さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展

【公式サイト】
 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/TCAA_2021_2023/

【会場】東京都現代美術館
【最寄】清澄白河駅

【会期】2023年3月18日(土)~6月18日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらの展示は無料で観られるもので、他に特別展もやっていなかったので空いていて快適に鑑賞することができました。

これは中堅アーティストを対象とした現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」の受賞者展で、志賀理江子 氏と竹内公太 氏の作品が並んでいました。
左:志賀理江子「あの夜のつながるところ」 右:竹内公太「地面のためいき」
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志賀理江子 氏は東日本大震災の傷跡、竹内公太 氏は第2次世界大戦の風船爆弾をテーマにしていていずれも深い痛みを感じさせるものでした。会場全体が作品と一体化するなど、点数は少ないものの見ごたえがありました。

ついでに常設も観てきました。
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これは中に入って匂い嗅ぐ作品w 現代美術館は久々だったので一層楽しめました。

この日はホテルの招待券が当たったので浜町に泊まって、清澄庭園などを観てきました。
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なので、現代美術館はおまけで行った感じ。でも面白い展示で良かった。



続いては久々の木島櫻谷の展示

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【展覧名】
 特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中

【公式サイト】
 https://sen-oku.or.jp/program/2023_konoshimaokoku_tokyo/

【会場】泉屋博古館 分館
【最寄】六本木一丁目駅

【会期】2023年06月03日(土)~07月23日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
それほど混むこともなく快適に鑑賞することができました。
この展示は最近人気が高まっている木島櫻谷の山水画に焦点を当てたもので、屏風のような大作から写生帖まで幅広く展示していました。
 参考記事:
  木島櫻谷 PartⅠ 近代動物画の冒険 (泉屋博古館分館)
  木島櫻谷 PartⅡ 木島櫻谷の「四季連作屏風」+近代花鳥図屏風尽し(泉屋博古館分館)

一部は撮影可能でした。こちらは写生帖。
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これだけで既にかなり叙情的で美しい光景となっています。
勿論、屏風なども見ごたえがあり、雄大であっても圧はなく、「養拙」(巧みに頼らず生まれつき持っている素朴さを養い保つ)を旨として詩情あふれる光景となっていました。これを機にますます人気が増すかも?

リニューアル後の泉屋博古館は初めてだったので、えらく綺麗になってて驚きました。ついでに併設されたHARIO CAFEにも寄りました。
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美味しいんだけど、1杯1000円くらいするので中々に高級ですw こちらは大人気でほぼ満席でした。美術館を利用しない人も入ってるみたい。




続いてはワタリウム美術館の常設展

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【展覧名】
 I LOVE ART 17 プレイプレイアート展

【公式サイト】
 http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202303/

【会場】ワタリウム美術館
【最寄】外苑前駅

【会期】2023年3月19日(日)~8月3日(木)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。

こちらは近くに用があったので、ついでに寄りました。常設ということで観たことがある品も結構ありましたが、流石に趣味が良くて面白い作品ばかりです。

特にロトチェンコの写真がたくさんあったのが良かった。
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私がインスタにあげてる写真はこの人のオマージュ度が高いですw 
他にもアンディー・ウォーホルや小谷元彦 氏などの著名なアーティストの作品がてんこ盛りで、これは改めて観ておいて良かったです。



続いては話題になったガウディ展

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【展覧名】
 ガウディとサグラダ・ファミリア展

【公式サイト】
 https://www.momat.go.jp/exhibitions/552

【会場】東京国立近代美術館
【最寄】竹橋駅

【会期】2023年6月13日(火)~ 9月10日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
物凄い混雑でしたが、だいたい自分のペースで観ることができました。

この展示はバルセロナのサグラダファミリアで有名な建築家アントニ・ガウディをテーマにした展示で、模型や建築物の一部分などが展示されていました。いくつかの作品は撮影可能だったので、サグラダファミリアの模型はこんな感じ。
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新技術で工期が短縮されて、2026年に完成すると言われてます。完成したら行ってみたいですねえ

他にも資料や実験の様子なども展示されていて、観れば観るほど100年前の人とは思えないほどの発想で素晴らしい内容でした。資料としても素晴らしいので図録も買いました。
この日の常設には大辻清司のコーナーもあって、そちらも満足でした。しかしアンティチュセフランセ東京を見学してから歩いてきたのでめちゃくちゃハードな日だった…w




続いては個性派の久々の日本での個展。

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【展覧名】
 ケニー・シャーフ個展「I’m Baaack」

【公式サイト】
 https://www.sogetsu.or.jp/events/others/487340/

【会場】草月プラザ
【最寄】青山一丁目駅

【会期】2023年6月10日(土)~6月30日(金)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 0時間30分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
空いていて快適に鑑賞することができました。

こちらは日本では約30年ぶりとなる新作個展で、2つの会場(草月会館とNANZUKA UNDERGROUND)で開催されました。バスキアやキース・ヘリングといったアーティストと同年代で、アンディー・ウォーホルに師事したアーティストとなっています。昔、この人の作品を使ったCMがあった(日立だったかな?)のですが、それが子供心に無茶苦茶怖かった記憶がありますw
展示は丹下健三が設計した草月会館のあちこちに人の形の作品が置かれ、建物前にはペイントされたキャデラックが置かれていました

これがキャデラック
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ポップでサイケな感じが時代を感じさせます。点数は少なかったものの予想以上に濃い気合いの入った内容でした。




続いては待ちに待ったマティス展

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【展覧名】
 マティス展

【公式サイト】
 https://matisse2023.exhibit.jp/
 https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_matisse.html

【会場】東京都美術館
【最寄】上野駅

【会期】2023年4月27日(木)~8月20日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間30分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
かなり混雑していて観るのに時間がかかりました。

この展示はマティスを大々的に取り上げたもので、意外なことに約20年ぶりの回顧展となっていました。私は以前にポンピドゥー・センターでマティス展を観たことがあるのですが、そのポンピドゥー・センターから150点も名品がやってくるということで、だいぶ前から楽しみにしていました。

しかも1階は撮影可能でした。オダリスクはマティスの得意な画題ですね。
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私は洋画家で一番好きなのがマティスで、足跡を追いにニースにも行ったくらいなので本当に嬉しい内容でした。勿論、図録も買いました。





ということで、どこが最近やねん!?と思われそうですが、6月のまとめでした。 最近はインスタのストーリーで観たときに感想を呟いておりますので、そちらもよろしくお願いします。
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