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最近観た展示 (202310)

年末の振り返りに向けて ようやく10月分までやってきましたw 10月に見たのは以下の展示です。

・さいたま国際芸術祭2023(旧市民会館おおみや)
・体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春(角川武蔵野ミュージアム)
・イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル(国立新美術館)
・パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ(国立西洋美術館)
・モネ 連作の情景(上野の森美術館)
・インド細密画(府中市美術館)




まずは驚きの多かったこちら

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【展覧名】
 さいたま国際芸術祭2023

【公式サイト】
 https://artsaitama.jp/

【会場】旧市民会館おおみや(メイン会場)
【最寄】大宮駅

【会期】2023年10月7日(土)~12月10日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
2日目に行ったのでお客さんは多かったものの、会場自体が広いので混雑感はありませんでした。
こちらは3年に一度行われるトリエンナーレで、前回は2020年のコロナ禍でオンラインと実際の会場という形だったのですが、今回は大々的に開催されていました。

作品充実度を⑤にしたのには理由があって、なんと会場そのものが作品と一体化した感じです。
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この旧市民会館おおみや はこの展示が終わり次第 壊されることが決まっているので、最後の輝きとしてこうした大胆な見せ方となっています。この時ここでしか体験できない貴重さは類を観ない

ルートが2つあって、ガラス張りであちこち区切られていました。
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現実と作品の間が曖昧で、やけにずっと掃除している人(パフォーマンス?)がいたり、割れたガラスが散らばる部屋(入れない)があったりしました。この不可思議さが面白かった。

他にも大ホールではブラスバンドの演奏を横や後ろから観るようなルートがあったり(写真UP不可)するなど、非常に大胆な試みがありました。建物は無くなってしまいますが、記憶に残る展示でした。

ちなみにメイン会場以外にもいくつか会場がありました。これは浦和の埼玉会館
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傘を使ったパフォーマンスを行ったり、小規模ながらもこちらも楽しめました。




続いても埼玉の展示。

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【展覧名】
 体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春

【公式サイト】
 https://kadcul.com/event/124

【会場】角川武蔵野ミュージアム
【最寄】東所沢駅

【会期】2023年07月01日(土)~11月20日(月)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
お客さんは多かったですがこちらも会場が広めだったので混雑感はありませんでした。

こちらはツタンカーメンをテーマにエジプトの様々な遺物を紹介する内容です。残念ながらレプリカしかないので充実度は③にしましたが、会場自体はこんな感じで雰囲気を盛り上げてくれます。
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まるで玄室みたい。

こちらはツタンカーメンのマスクとプロジェクションマッピング
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単に映える感じの展示ではなく、ヒエログリフの読み方があったりツタンカーメンの父のアクエンアテンが行った宗教改革を説明するなどしっかりと博物的な内容もあって満足しました。

勿論、ここの美術館で有名な図書館も寄りました。
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ここで紅白の中継やったりしてましたね。人気の撮影スポット。




続いてはファッションの展示

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【展覧名】
 イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル

【公式サイト】
 https://ysl2023.jp/
 https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/ysl/

【会場】国立新美術館
【最寄】乃木坂駅/六本木駅

【会期】2023年9月20日(水) ~ 2023年12月11日(月)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
入場10分待ちになるなどかなり混んでいて、中も場所によっては人だかりができていました。

この展示は「モードの帝王」とよばれたイブ・サンローランの回顧展で、実際の衣装に加えてデザイン画や源泉となった品なども展示されていました。何故イブ・サンローランが革新的だったのか?ということで、異国の文化やアートなど様々なものを取り入れている様子が紹介されていたり、時代が求める新たな女性らしさを追求して紳士服を女性向けに改良したことなどが伺えました。

終盤のこの部屋は撮影可能でした。
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「流行は移り変わるが、スタイルは永遠である」という言葉に説得力を感じました。




続いてはキュビスムに関する展示

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【展覧名】
 パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ

【公式サイト】
 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023cubisme.html

【会場】国立西洋美術館
【最寄】上野駅

【会期】2023年10月3日(火)~ 2024年1月28日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
上野の森美術館のモネ展が混みすぎていて急遽こちらに切り替えましたw こちらも混んでいましたが、少し待てばじっくり観られる程度でした。

こちらはキュビスムの歴史を網羅的に振り返るという趣旨なんですが、ポンピドゥー・センターの所蔵品だけあって素晴らしい作品がてんこ盛り! 大型作品も惜しげなくボリュームも半端なかった。ロシア・アヴァンギャルドなどにも踏み込んだりして幅広く、終盤にはル・コルビュジエで〆て西洋美術館との関係性に繋げる趣向でした。

こちらはル・コルビュジエの作品。
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普段は撮影できないことが多いですが、この展示ではほとんどが撮影可能でした。コルビュジエは特に貴重な機会で嬉しい。

ついでに常設展も観てきました。
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版画室で版画以外の展示をやってました。

まあ中身は普段の常設でしたw
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とは言え、ちゃんと体系立てて説明してくれるのは嬉しい。




続いては空いている時間を見極めて出直したこちら。

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【展覧名】
 モネ 連作の情景

【公式サイト】
 https://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=1155263

【会場】上野の森美術館
【最寄】上野駅

【会期】2023年10月20日 (金) ~2024年1月28日 (日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_①_2_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
先述の通り、アホほど並んでいたので別日に出直しましたw 中もぎゅうぎゅうに混んでてヤバかった。何処に行っても人だかりで観るのに時間がかかります。それでも幾分マシなのは午前中です。お昼になる頃には一層混みます。

こちらの展示はモネの連作を中心に紹介するもので、モネの有名な連作なども展示されています。海外から来ている作品も多いので充実度⑤にしたんですが、作品自体が超一流の揃えかと言うと今まで観たモネ展ほどではないかも。毎年のようにモネ展は開かれるし、もっと充実した展示も過去にあったので それより高い入場料と人だかりってのは何だか腑に落ちないかなw

中は撮影可能なものもありました。こちらは睡蓮。
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この色彩の移ろいを表した作品はやはり見事ですね。もうちょっとゆっくり堪能できれば良かったw

ということで、とにかく混んでてキツかったのでちょっと満足度下げました。この美術館はいつも商業主義的です…。




続いては未知の世界の展示

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【展覧名】
 インド細密画

【公式サイト】
 https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuitiran/exhibition_2023_3_india.html

【会場】府中市美術館
【最寄】京王府中駅

【会期】2023年9月16日(土)~11月26日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
意外と多くの人で賑わっていて、場所によっては渋滞してました。とにかく細かいので作品に張り付く時間が長いんですw

この展示はインドの細密画の歴史を紹介するもので、合わせてモチーフとなるヒンドゥーの神話なども知ることが出来ました。インドの細密画も色々あるようで地域や宗教を超えて交流して発展する様子なども分かりやすく、情報量が多めです。中にはインディアンイエローと呼ばれる黄色の原料は牛の尿だったという衝撃の豆知識までw 絵はやや緩い感じのものが多いけど、神話のシーンを伝えたり 細かいところまで熱心に描き込んでいて西洋画とは違った味わいがありました。これは今までに観たことがないだけに かなり満足して図録も購入。未知足りましたw

この展示は天皇賞秋に行くついでに観に行ったので思いがけない大当たりでラッキーでしたw
無題a
天皇皇后両陛下が観覧される天覧競馬となった天皇賞。大本命イクイノックスがとんでもないレコードタイムで圧勝する様子は鳥肌ものでした。この先長く語られる伝説のレースとなるでしょう。
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