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最近観た展示 (202312)

ここ数日 年末に向けて振り返りを続けてようやく追いついた感がありますが12月にも少数ながら展覧会を観てきましたのでご紹介しておこうと思います。12月に観たのは下記となります。

・皇室のみやび―受け継ぐ美―(皇居三の丸尚蔵館)
・棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ(東京国立近代美術館)
・激動の時代 幕末明治の絵師たち(サントリー美術館)
・ゴッホと静物画ー伝統から革新へ(SOMPO美術館)



まずはリニューアルされて生まれ変わった三の丸尚蔵館

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【展覧名】
 皇居三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび―受け継ぐ美―
 第1期 三の丸尚蔵館の国宝
 
【公式サイト】
 https://pr-shozokan.nich.go.jp/miyabi/

【会場】皇居三の丸尚蔵館
【最寄】大手町駅/東京駅

【会期】
 2023年11月03日(金・祝)~2024年06月23日(日)
 ●第1期:「三の丸尚蔵館の国宝」  2023年11月03日(金)~12月24日(日)
 ●第2期:「近代皇室を彩る技と美」 2024年01月04日(木)~03月03日(日)
 ●第3期:「近世の御所を飾った品々」2024年03月12日(火)~05月12日(日)
 ●第4期:「三の丸尚蔵館の名品」  2024年05月21日(火)~06月23日(日)

 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
事前予約制でしたが展示ケースの前はぎっしりで列を作るような混み具合でした。
この展示は4期まであって、私が観たのは第1期の「三の丸尚蔵館の国宝」となります(既に終了) この展示ではリニューアルを記念して三の丸尚蔵館が持つコレクションの中から国宝の選りすぐりの作品が展示されていました。

例えば伊藤若冲の「動植綵絵」
DSC09137_202312311355298c2.jpg DSC09130.jpg
4点のみですが、これがあるだけで華やかな雰囲気になります。

せっかくなので残り2つも。
DSC09146.jpg DSC09143.jpg
ここのコレクションではあるのですが、ここで観るのは初めてでした。前は小さな展示室だったし。
点数は少ないものの他にも「蒙古襲来絵詞」など有名な作品があり見応えがありました。

隣の部屋では特別展示 御即位5年・御成婚30年記念 令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年(これも既に終了)も観ました。こちらは天皇皇后両陛下やご家族に関する品々が展示されていて、皇族好きの方には面白いのではないかと思います。

リニューアルされた三の丸尚蔵館
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何よりも倍以上に大きくなりましたw 非常に立派な施設です。




続いては三の丸尚蔵館と合わせて訪れた東京国立近代美術館の展示

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【展覧名】
 生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ

【公式サイト】
 https://www.momat.go.jp/exhibitions/553

【会場】東京国立近代美術館
【最寄】竹橋駅

【会期】2023年10月6日~12月3日
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
こちらは版画家で名高い棟方志功の大回顧展で、初期から晩年まで網羅する決定版とも言える内容となっていました。

ほぼ全ての作品が撮影可能だったのでいくつかご紹介。こちらは初期の洋画
DSC09213_202312311355229a0.jpg
棟方志功は本人自体も強烈な個性があるんですが、ゴッホに憧れただけあって若い頃から生命力を感じるような画風に思えます。

こちらは掛け軸になった作品。
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線の太さと素朴な感じが特徴です。サイズ超過の作品を拒否されそうになった時、偶然通った濱田庄司と柳宗悦に見出されて民藝運動のメンバーと交流を持つようになったというエピソードが面白い。その影響も感じさせますね。

こちらは代表作の十大弟子
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惜しげなく重要な作品が並ぶ様子は圧巻です。

こちらは壁画のように展示されていた大型作品。
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世界のムナカタとして知られるようになり、国際的な評価を得ると共に地元の青森に関する仕事などもしていました。

ということで、これ以上無いくらいの充実ぶりで非常に満足しました。図録も購入して長く記憶に残りそうです。




続いては幕末の絵画の展示。

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【展覧名】
 激動の時代 幕末明治の絵師たち

【公式サイト】
 https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_4/index.html

【会場】サントリー美術館
【最寄】六本木駅

【会期】2023年10月11日(水)~12月3日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
最終日に観たので結構お客さんがいましたが大体自分のペースで観ることができました。
こちらは幕末の絵師たちをテーマにした内容で、まさに個性派揃いとなっていました。ダイナミックな動きや強烈な迫力を出すための表現を観ることができたり、洋画を如何に取り込んできたのかが分かる章があったりと多彩で、幕末の動乱の様子も伺えるような感じでした。幅広い内容なので画風はバラバラでしたが、幕末の文化の凄さがよく分かる展示だったと思います。




続いては人気のゴッホ展

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【展覧名】
 ゴッホと静物画ー伝統から革新へ

【公式サイト】
 https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/gogh2023/

【会場】SOMPO美術館
【最寄】新宿駅

【会期】2023年10月17日(火)~2024年01月21日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。

【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度

【混み具合・混雑状況】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_④_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
こちらは時間指定したのですが結構ゆるくて指定しなくても空いていれば入れるようです。しかし中は人でギッシリw 写真撮影も可能なので中々進まないので観るのに時間がかかりました。

「ゴッホと静物画」のタイトル通りゴッホの静物が中心ですが、ゴッホに影響を与えた画家や同時代の作品など、他の画家の作品もあります。キャプションも豊富なのでその辺は分かりやすかったと思います。

こちらは今回の目玉作品。
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黄色に緑や青が映えて非常に力強く感じられます。

こちらはトルソー。
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ゴッホにこうした作品があるのは意外でした。

こちらは晩年の作品
DSC00911.jpg
明るい色に明るい色を重ねる実験だったようです。瑞々しい印象を受けました。
静物だけではありましたが、海外コレクションも多くて充実の内容でした。こちらは混み合うのでご注意ください。


ということで12月は少ないながらも素晴らしい展覧会を観つことができました。

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