HOME   »  写真  »  東京国立博物館の案内 【2010年02月】

東京国立博物館の案内 【2010年02月】

昨日に続き、東京国立博物館の常設展示のご紹介です。
 ※ここの常設はルールさえ守れば写真が撮れます。(撮影禁止の作品もあります)もし掲載に問題がある場合はすぐに下げますのでお申し付けください。
今回は1時間くらいしか観る時間が無く、結構早足に観てきました。


 参考記事:
   東京国立博物館の案内 【建物編】
   東京国立博物館の案内 【常設・仏教編】
   東京国立博物館の案内 【常設・美術編】
   東京国立博物館の案内 【2009年08月】
   東京国立博物館の案内 【2009年10月】
   東京国立博物館の案内 【2009年11月】
   東京国立博物館の案内 【秋の庭園解放】
   東京国立博物館の案内 【2009年12月】
   東京国立博物館の案内 【2009年12月】 その2

今回は時間が無かったので特に好みのだけご紹介。
特別1室では<画梅の世界と明末清初の書>が開催されていました。
(既に終了 2010年2月2日~2月28日) 気に入った作品は撮影禁止のが多かったw
DSC_0618.jpg

公式サイト http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B06&processId=01&event_id=7362&event_idx=1&dispdate=2010/02/23

書が多く並んでいました。
DSC_0623.jpg

季節に合った梅の絵も並んでいました。
左:沈襄 「紅梅図」
右:金農 「紅梅図」
DSC_0629.jpg DSC_0626.jpg


---------------------------------------------------------------
続いて国宝室
「千手観音像」
光が映りこんでご尊顔が観られない(><)
DSC_0757.jpg

---------------------------------------------------------------
「浜松図屏風」
今回は豪華な屏風が多く観られました。右から左へ四季が移ろう様子が描かれています。近くで観るとその優美さがよくわかります。
DSC_0653.jpg

伝 雪舟等楊「墨梅図」
本当に雪舟かはわかりませんが…。
DSC_0666.jpg

狩野山楽「黄石公張良虎渓三笑図屏風」
題材は中国の故事のようで、右は秦時代の黄石公が張良に兵書を与えるところだそうです。左は山から俗世間に下りないと決めていた人が、2人を見送る際にうっかり虎渓を渡ってしまい、3人で大笑いしたという話。
DSC_0674.jpg

「四季草花小禽図屏風」
筆者は不詳ですが狩野派の絵師と考えられているそうです。
DSC_0680.jpg

狩野永徳 「許由巣父図」
天下を譲るといわれた許由が、耳が穢れたといって耳を洗って、牛を連れて帰る図らしいです。やはり狩野派も凄い…。
DSC_0689.jpg

住吉如慶「東照宮縁起絵巻」
煌びやかな絵巻物です。
DSC_0715.jpg

好みの美人画です(><)
左:「雪中美人と下男」
中:「江戸百人美女名所・御船蔵前」
右:鈴木春信「臥龍梅」
DSC_0586.jpg DSC_0596.jpg DSC_0609.jpg

宮川長春 「風俗図巻」
この鮮やかで艶やかな色彩が素晴らしくて好きです。
DSC_0607.jpg

と、これで常設全体の30分の1くらいじゃないかなw 一体何点の常設展示物があるのか見当もつかないところです。観にいくたびに内容が違うので常設といえども気が抜けません。
余談ですが、この日、東京国立博物館の年間パスポート(一般4000円)を買いました。平常展は何度でも + 6つの特別展を1回ずつ見ることの出来るパスポートです。特別展1回で1300円と安く見積もっても3回くらいで元が取れます。正門の左側の販売所の奥あたりで買えます。詳しくはホームページに記載されていますので参考までに。
 http://www.tnm.go.jp/jp/guide/tomonokai/index.html
関連記事


記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

 

更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
更新通知用twitter



Comment
No title
はじめまして。
σ(^○^)ちの近くの博物館、ご案内ありがとうございます。
楽しく見させていただきました。
ここの表慶館は、自分の家のような気がします。(謎)
Re: No title
はじめまして^^
東博の近くにお住まいとはうらやましいかぎりです。
最近、表慶館に行ってないですがいつの間にか東洋館の代わりみたいになってるのかな。
常設に何度でもいける券を買ったので、また足繁く通おうと思っております。
上野付近の美術館はよく記事にしますので、また遊びにきていただけると嬉しいです。
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

21世紀のxxx者

Author:21世紀のxxx者
 
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。

画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。

↓ブログランキングです。ぽちっと押して頂けると嬉しいです。





【トラックバック・リンク】
基本的にどちらも大歓迎です。アダルトサイト・商材紹介のみのサイトの方はご遠慮ください。
※TB・コメントは公序良俗を判断した上で断り無く削除することがあります。
※相互リンクに関しては一定以上のお付き合いの上で判断させて頂いております。

【記事・画像について】
当ブログコンテンツからの転載は一切お断り致します。(RSSは問題ありません)

更新情報や美術関連の小ネタをtwitterで呟いています。
更新通知用twitter

展覧スケジュール
現時点で分かる限り、大きな展示のスケジュールを一覧にしました。

展展会年間スケジュール (1都3県)
検索フォーム
ブログ内検索です。
【○○美術館】 というように館名には【】をつけて検索するとみつかりやすいです。
全記事リスト
カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
メディア掲載
■2012/1/27
NHK BSプレミアム 熱中スタジアム「博物館ナイト」の収録に参加してきました
  → 詳細

■2011/11/21
海の見える杜美術館の公式紹介サイトに掲載されました
  → 詳細

■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
  → 詳細

■2009/10/28
Yahoo!カテゴリーに登録されました
  → 絵画
  → 関東 > 絵画

記事の共有
この記事をツイートする
広告
美術鑑賞のお供
細かい美術品を見るのに非常に重宝しています。
愛機紹介
このブログの写真を撮ってます。上は気合入れてる時のカメラ、下は普段使いのカメラです。
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
デザイン・アート
3位
アクセスランキングを見る>>
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

※できるだけコメント欄にお願い致します。(管理人だけに表示機能を活用ください) メールは法人の方で、会社・部署・ドメインなどを確認できる場合のみ返信致します。